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『パンローリング(実用、文芸・小説)』の電子書籍一覧

361 ~420件目/全554件

  • いかなるときでも、株式市場の方向性を予測するのは、不可能とは言えなくとも大変難しいものだ。しかし、市場に明確で予測できる周期的なパターンがあることもまた事実である。例えば歴史的に見ると、株を保有する最高の半年は11月から4月までであり、10月か11月に買って4月か5月に手仕舞えば、利益を増やしつつ、リスクを大幅に減らすことができる。市場について、ほかにどういう重要な教訓が歴史から得られるだろうか?投資戦略を最適なものにするために、知っておくべき重要なサイクルやパターンは何だろうか?本書でそれを見つけてほしい。

    著者は相場のサイクルや季節性に関する卓越した権威であるジェフリー・ハーシュである。ハーシュ・オーガニゼーションが50年にわたって行ってきた綿密な歴史調査と市場分析に基づいているので、読者は相場のサイクルや、それが生じる理由が分かるだろう。さらに重要なことだが、本書はサイクルに基づくトレード戦略や投資戦略でも、時の試練に耐えてきたものを公開している。これによって、強気相場でも弱気相場でも、またそのほかのあらゆる時期でも毎年、市場平均を上回るリターンを得る力を劇的に高めることができる。

    伝統的な株のバイ・アンド・ホールド戦略に代わる、安全で証明された戦略を探しているのなら、この本はあなた向きだ。簡潔で良識ある指針を示す本書の内容は次のとおりだ。

    過去50年にわたって開発と洗練を重ねて、時の試練に耐えてきた最高の指標やパターン、季節性をまとめている。
    経済の長期的な好況と不況のサイクルを説明するだけでなく、1年のうちでトレードに最適な時間や日、週、月を含めて、短期的な傾向も取り上げている。
    85%以上の期間で市場に勝つと証明された、実行しやすい戦略の使い方を示している。
    大統領選挙の周期性、「サンタクロースラリー」、最高の半年戦略など、イベントに触発されたサイクルやパターンのなかでも信頼度が極めて高いものを数多く説明している。
    戦争、平和、インフレ、政治変動などを含めて、重要な外的要素が市場に及ぼす長期・短期の影響を徹底的に調べ上げている。

    時の試練に耐えた、単純で使いやすい投資戦略を提供した本書は、歴史から学んで、手にした教訓から利益を上げる絶好の機会を提供している。


    ジェフリー・A・ハーシュ
    マグネット・AE・ファンドのチーフ・マーケット・ストラテジストであり、ハーシュ・オーガニゼーションの社長である。また、ストック・トレーダーズ・アルマナックの編集長であり、コモディティ・トレーダーズ・アルマナックの共同執筆者でもある。彼は20年以上、創業者のイェール・ハーシュと共に働き、2001年にその仕事を引き継いだ。CNBC、CNN、ブルームバーグ、FOXビジネスなど、多くの内外のテレビにたびたび出演して、市場の周期性、季節性、トレードのパターンや予測、歴史の推移について解説をしている。
  • テクニカル分析に革命をもたらした最新かつ高度な画期的テクニックを網羅!

    テクニカル分析の世界的な権威であり、マックディーの開発者であるジェラルド・アペル氏がサイクルやトレンド、モメンタム、出来高シグナルなどを用いて将来の相場動向を予測する手法を明らかにした。本書は、既存の多くのテクニカル分析本とは異なり、ステップ・バイ・ステップの構成によって、初心者からプロの投資家まで今日の高いボラティリティのマーケットで大きな成功を収めることが可能になっている!

    アペル氏は広範な戦略やタイミングモデルを詳細に分かりやすく解説する。また多くの独自の高度なテクニカル分析も本書で初めて公開している。短期、中期、長期投資家向けにテクニカル分析ソリューションも提示、それはミューチュアルファンドを対象とする投資家にも有効である。テクニカル分析に革命を起こし、人気の高いオシレーターであるMACDに基づく戦略やモデルの紹介は、アペル氏自身が開発したこともあって、その洞察は深く、示唆に富み、他の追随を許さない冴えわたったものになっている。読者がリアルトレードですぐにでも利益を上げようと思っているならば、本書は必携の書であろう。
  • ビジネス作家のなかでも傑出した一人であるジョン・ブルックスが、史上最もよく知られた金融市場のドラマである1929年の世界大恐慌とその後遺症の雰囲気を完璧に伝えているのが本書である。遠い昔々のことと思っている現代の読者にとっても身近で興味深い話題が満載されている。
    本書は戦争をはさんだ時代に起きたウォール街の盛衰と痛みを伴う再生を描いた劇的な年代記だ。この時代に生きた最も印象的なトレーダー、銀行家、推進者、詐欺師の人生と運命に焦点を当て、好景気にわいた1920年代の貪欲、残忍さ、見境のない高揚感、1929年の株式市場の大暴落による絶望、そしてそのあとの苦悩を生き生きと描き出している。

    具体的には、大相場師のジェシー・リバモア、JFKの父親で仕手筋と有名だったジョセフ・P・ケネディ・シニア、ベンジャミン・ストロング・ニューヨーク連銀総裁、フランクリン・D・ルーズベルト大統領など当時のウォール街を彩ったそうそうたるメンバーや、のちに有罪判決を受けて刑務所に収監されるリチャード・ホイットニー・ニューヨーク証券取引所社長らの活躍や暗躍や暗闘を、映像が浮かぶように活写している。

    本書の原題にも使われている「ゴルコンダ(GOLCONDA)」とは、「今ではすっかり廃墟となったが、昔はそこを通過するだけで、だれでもが金持ちになれたというインド南東部の町」のことである。富者は勢いを失い、美しい建物は廃れ果て、その輝ける栄光は失せ、二度と元には戻ることはなかった。株式に関心ある人には知識や常識として知っておきべき史実がいっぱい詰まっている! 再び、ゴルコンダが起こらないように(あるいは、ゴルコンダが起こったときに備えて)!
  • 本書の初版である『トレーディングシステムの開発と検証と最適化』が出版された1991年からはや16年の歳月が流れた。この間、世界は劇的に変化した。通信、テクノロジー、そしてトレーディングスタイルの大きな変化に伴い市場での競争が激化した今ほど、トレーディング戦略を正しく設計・検証するための実用的で包括的な知識が必要とされているときはないだろう。トレーディング戦略を正しく評価し、トレーディングを成功へと導くには、利益とリスクの正確な測定が不可欠だ。そして、これを可能にするのはコンピューターによる検証以外にない。今や古典ともなった初版の改訂版である本書は、プロのマネーマネジャーであり、トレーディング戦略の設計・検証とコンピュータートレーディングのエキスパートであるロバート・パルドが、トレーディング戦略開発の明快なロードマップとしてトレーダーたちに贈る書だ。トレーディングアイデアを、検証、適正な資金配分を経て、利益の出る自動化トレーディング戦略に育て上げるまでの設計図と言ってもよいだろう。

    トレーディング戦略を正しく検証・最適化することは、正しく応用することよりもはるかに重要だ。トレーディングアイデアを使える戦略に変換するには、設計・検証・評価という正しいステップを踏むことが何よりも重要だ。本書では、正しい最適化、アウトオブサンプルデータによるウォークフォワード分析、トレーディング特性の作成、評価特性との比較によるリアルタイムパフォーマンスの評価だけでなく、間違った最適化によって発生し、間違った結論を生み出す元凶とも言えるオーバーフィッティングの見分け方とその防ぎ方についても解説する。

    トレーディングゲームがかつてないほど激化し、市場の効率性がかつてないほどに高まった今の時代にあっても、稼ぎ続ける人はいる。それはなぜなのか。それは彼らがエッジを見つけたからである。トレーディングから大きな実りを得るためにはエッジが必要なのである。これからアルゴリズム戦略、つまりメカニカル戦略を開発しようとしている人は、まさにそのエッジに手を伸ばそうとしている人々だ。そのノウハウを本書で身につけてもらいたい。
  • 24時間、リアルタイムでニュースが流れるハイテク時代にあって、世界のさまざまな出来事は私たちの日常を支配し、金融市場にも大きな影響を与えている。今の地球は、強毒性のインフルエンザをはじめとする感染症、大型ハリケーンなどの自然災害、イラク戦争などをはじめとする地域紛争や9.11に象徴されるテロに至るまで、イベントの連鎖社会である。しかし用意周到な投資家はこうしたイベントを利益につなげて、大きく儲けているのである。そのためにはイベントの共通点を理解し、有事に備えた市場戦略やポートフォリオを準備しておく必要がある。

    FXストラテジストとして20年あまりのキャリアを誇るアンドリュー・ブッシュは、大きな事件・事故・政変などのイベントが起こったあとのマーケットで勝つためのノウハウを熟知している。それをいかんなく本書で公開してくれている!

    専門家ならではの知恵とアドバイスが満載された本書では、ワールドイベント(世界規模での出来事)を3つのカテゴリー(感染症、自然災害、政治)に分けて検証し、それぞれのテーマに適した実践的戦略を紹介している。湾岸戦争、ハリケーンカトリーナといった最近の重大ニュースを引き合いにしながら、マーケットのムードを読みとり、利益になりそうな銘柄を見極める方法を伝授していく。またイベントトレーディングの過去の成功例を取り上げ、どんな局面でも応用できるように、その知られざる一部始終を明らかにしている。

    今日の相場で儲けるのは容易ではない。しかし、本書で紹介するアプローチはイベントの発生時には強力な武器となることは間違いないだろう。本書の主なテーマは以下のとおりである。

    ●感染症(インフルエンザ、狂牛病など)の流行の型は変わっても、社会や金融市場に与える影響は変わらないこと
    ●地震、津波、地球温暖化といった天変地異が産業と経済に大きな影響を及ぼすこと
    ●政権交代や政界スキャンダルは抜け目ないトレーダーにとって素晴らしいチャンスになること

    感染症、自然災害、戦争といったイベントはいまや金融市場を揺さぶる大きな出来事になった。通信手段が飛躍的に進歩したおかげでイベントの効果は短時間で全世界に波及し、世界中の相場を大きく動かすのだ。本書を読めば、今日からでもイベントトレーディングの実践的な知識と能力が身につくだろう。イベントの展開を読み、勝負どころをうかがい、大きな利益につなげるノウハウをものにしよう――いざ本番に備えて。


    著者紹介
    アンドリュー・ブッシュ(Andrew Busch)
    BMOキャピタルマーケッツで外国為替ストラテジストと取締役を兼任。オハイオウエスリアン大学経済学部を優秀な成績で卒業後、シカゴ大学でMBAを修得。国際金融市場と政治の連動性に精通する専門家としてホワイトハウスや米財務省のアドバイザーも務める。カナダの有力経済紙グローブ・アンド・メールで連載を抱える一方、ウォール・ストリート・ジャーナルやロイター通信などで活躍している。配信中のメールマガジン「ブッシュアップデート(Bush Update)」は5000人を超える投資家と金融の専門家が日々愛読している。米CNBC放送のマーケット情報番組「クロージングベル」に出演中。
  • ウイニングエッジ――それはマーケットに勝つための条件
    その条件は、オプション取引では3つに集約される。

    ●優位性の高い戦略を知る
    ●サイクルを重視する
    ●取引技法を習得する

    「オプション」というと小難しいイメージがあるかもしれない。たしかにその仕組みは複雑に見える。

    しかし、それは株式や先物相場の“延長線上”でオプションを理解しようとしているからにすぎない。そして、そのとらえ方をするかぎり、株式投資で成功をつかめなかった投資家が、オプションで成功することは不可能である。

    オプション取引の第一人者を自負する著者は「理解のカギはボラティリティにある」と主張する。

    ボラティリティとは「市場参加者の感情」である。つまり、株式や先物の価格変動の方向性ではなく、価格変動の「規模」に対する「市場参加者の期待」が将来大きくなるか、小さくなるかに注目するわけだ。人間の感情の起伏を利用するのである。

    ボラティリティを自分のものにできれば、他の投資家よりもはるかに優位に立てる。例えば「サヤ取り」を利用することで、価格変動の方向性に関係なく、純粋にボラティリティから利益を得ることができる。

    そして相場のサイクルを知る。株式市場のサイクルから類推できる「ボラティリティのサイクル」を知っていれば、2008年のリーマンショックでさえチャンスに変えられるのだ。

    あとは、取引技法を極めることだ。

    ストラングルスワップや異常水準のボラティリティを売る戦略(コール売り)、先物オプションの歪みを取る戦略、株式オプションやLEAPSのレシオヘッジ、S&P500オプションのボラティリティを売る戦略など、本書では、豊富な取引例を挙げて、それらの技法を解説している。

    大切なのはそれらを頭で理解するだけではなく、実践を積み重ねて自分のモノにすることだ。本書ではそのために欠かせない「ポイント」と「哲学」に関しても詳しく言及されている。

    ■著者紹介/増田丞美(ますだ・すけみ)
    現在、“ヘッジファンド”運用の傍ら、「“プロをめざす個人投資家のための”オプション倶楽部」(http://www.optionclub.net)や「“知識ゼロから株式・通貨・コモディティオプションから利益を得る方法を学ぶ”オプション塾」(http://masuda.enjyuku.tv)を主宰している。投資銀行(在ロンドン)、CTA(Commodity Trading Advisor、在ニューヨーク)等を経て、WBP,LLC(ウィッシュ&ブレインパートナーズ)代表執行役社長。
  • モメンタムは持続する!
    効率的市場仮説は経済理論の歴史のなかで最も重大な誤ちの1つである
    市場状態の変化をとらえ、低リスクで高リターンを上げ続ける戦略

    200年以上にわたるさまざまな市場や資産クラスを調べた結果、1つの事実が明らかになった。それは、「モメンタムは常にアウトパフォームする」ということである。しかし、ほとんどの投資家はモメンタム投資のメリットを見いだし、十分に活用する方法を分かっていない。今まではそうだったが、これからは違う!個人投資家だろうが、プロの投資家だろうが、あるいはマネーマネジャーだろうが、デュアルモメンタム投資は、レラティブストレングスと市場トレンドの大きな変化のなかで常に利益を上げ続けることを可能にしてくれるものだ。

    近代ポートフォリオ理論と最適化の専門家であるゲイリー・アントナッチは、素晴らしい研究に基づいて、モメンタムという概念をグローバル・エクイティー・モメンタム(GEM)という投資戦略に結実させた。レラティブストレングス・モメンタムと絶対モメンタムを組み合わせたGEMは、大きなドローダウンを避けながら、市場間のトレンドをつかんで利用するという画期的なモデルである。この戦略を規律に従って導入することで、各トレーダーには次のことが可能になるだろう。

    米国株、非米国株、債券の切り替え回数を最低限に抑えながら、リスクを低減し、大きな利益を得る
    資産価値が減少し始めたときに、投資リスクをコントロールする
    意思決定プロセスから感情と行動バイアスを取り除くと同時に、他人のバイアスを利用して、大きなリターンを上げる

    本書ではGEMを、裏づけとなる理論、これまでの分析、理解しやすいデータを使って、簡単かつ明確に解説する。この実用的なテクニックは現実世界とも一致する。デュアルモメンタムトレードがなぜうまくいくのかについての理解を深め、あなたの投資にぜひ活用してもらいたい。コストの安いブローカーの選び方から、資産の選択、定年退職に向けてあなたの戦略をカスタマイズする方法まで、あらゆることを網羅している本書を読めば、投資に対する自信が向上ことだろう。

    これまで富を稼ぐのに多大な努力をしてきたあなた。今こそ、次のステップに進むときだ。築いてきた富を守りながら、さらにそれを増やすように本書を活用してもらいたい。
  • シリーズ2冊
    990(税込)
    著:
    岡本匡房
    レーベル: ――

    卑弥呼、聖徳太子、義満、信長、秀吉……
    英雄・偉人は金をどう使いこなしたか!

    大仏、金色堂、金閣寺、安土城、大坂城……
    金の仏閣、城塞はどう造られたか!

    その詳細をエピソードで綴った。

    「黄金の国ジパング」……。だが、古代日本は金の乏しい国だった。それが、どうして「黄金の国」に変貌したのだろうか。
    金を輸入した古代、金に彩られた奈良・平安時代、金が消えた鎌倉時代、金が復活した室町時代、そして、野山から金が沸き出た安土・桃山時代。
    各種の小話を交えつつ、その変化の足取りをたどってみた。
  • 本書の初版本は1978年に出版されたが、そのときのダウ工業株平均は790ドルだった。初版本が出版されると、書評家たちはこぞって波動原理に関する決定的な参考書だと称賛したが、残念なことにベストセラーとなるには数十万部も及ばなかった。しかし、本書の興味あるテーマと長期の株価を正確に予想したことに対する関心が大きく高まったことから、毎年増刷を続け、ついにウォール街では古典の地位を獲得するまでになった。波動原理そのものはもとより、本書も長い時の試練に耐えている。

    しかも本書は版を重ねるごとに、ますますその内容を充実させている。ロバート・プレクターが年数をかけてその内容を綿密に洗練・向上・拡充させたことから、新版が出版されるたびに、ますます多くの大学が本書をテキストとして使用するという目標も現実になっている。こうした努力はすでに実を結んでいる。A・J・フロストは1970年代に、「ダウ理論を知っている100人の人たちのうち、エリオットのことも知っているのはたったひとりだよ」というハミルトン・ボルトンの1960年代の嘆きをよく口にしていたものだ。そして1986年の夏にフロストはプレクターに電話をかけて、「ようやくこの2人の立場が逆になってきたよ」と叫んだ
  • 『投資苑』のエルダー博士が得意とするダイバージェンスによる売買。そのダイバージェンストレードに特化した電子ブック。

     強気のダイバージェンス、弱気のダイバージェンス、ダイバージェンストレードによる仕掛け・損切り・目標値、ダイバージェンストレードでの誤解、練習問題など、1冊丸ごと、ダイバージェンス。

     「ダイバージェンス」というシステム化できにくい強力な手法――「システム化できにくい」からこそ、ホームトレーダーに優位性がある――をあなたの得意な戦略の1つとしてモノにしてください。
  • 簡易コンパクト版の『投資苑』

     世界的なロングセラーの『投資苑』の著者エルダー博士が、初心者のために、またトレードを一から勉強し直したい人のために、『投資苑』を最重要なエッセンスだけを抜き出してまとめた電子版の『投資苑』です。

     トレードでの心構え、心理、売買手法、資金管理、情報、参考文献など、いつも心にとどめておきたいこと、心にとどめておくべきものがコンパクトにまとまっています。

    *本書は、『投資苑』を読んで完全にマスターされている方や紙の本をすでにお持ちの方には必要ないものです。
  • エンデュアランス(不屈の精神)号、真冬の南極の海で座礁――
    絶体絶命の漂流生活を切り抜けろ

    絶望的な状況で、彼らは極地の暗黒の冬を越す。
    その日記の中に、ある晩オーロラが現れ、全天を舞うシーンがある。
    おそらく生きては戻れない運命の中、彼らはどんな思いでその光を見つめていたのだろう。
    ――写真家星野道夫


    不可能を可能にした28人の男たち
    アイルランド生まれの探検家サー・アーネスト・ヘンリー・シャクルトンは、1914年、南極大陸横断を目指し、27人のメンバーと「エンデュアランス号」で旅立った。だが南極へ向かう航海の途上で氷塊に阻まれ座礁、氷の圧迫で崩壊し始めた船を棄てる。およそ17カ月にもおよぶ漂流生活の幕開けだった。

    シャクルトンは並外れた勇気と大胆さをもつ男であったが、平凡な日常生活でその力を発揮することは難しく、ときに場違いであり、的外れですらあった。だが、彼には天才と言っていいほどのある才能があった。歴史に名を残したほんのひと握りの人物たちに共通するその才能とは、「真のリーダーシップ」だ。

    彼の部下の一人の言葉を借りれば、シャクルトンは「この世に生を受けた最も偉大な指導者」だった。彼には盲目的なところをはじめいくつかの欠点があったが、そんなことを打ち消すだけの指導力があった。

    「科学的な指導力ならスコット、素早く能率的に旅することにかけてはアムンゼンが抜きん出ている。だがもしあなたが絶望的な状況にあって、なんら解決策が見いだせないときには、ひざまずいてシャクルトンに祈るがいい」

    寒さ、食料不足、疲労、病気――。およそ生還は不可能という極限の状況下、たぐいまれなリーダーシップもと、28人の男たちはいかにして全員生き延びたのか。奇跡のノンフィクション。

    ※本書は『エンデュアランス号漂流』(新潮社)の新装改訂版です。
  • ベストセラー『マーケットの魔術師』(パンローリング)で紹介されたアメリカ屈指の投資家であるウィリアム・J・オニールがやさしく解説した大化け銘柄発掘法!

     株式投資では、ファンダメンタルズ情報を基礎に投資する銘柄を決定する場合、大きく分けて2種類のタイプがある。世界一の投資家であり、資産家であるウォーレン・バフェットが実践する「バリュー投資」と、このオニールの「成長株投資」だ。 オニールの投資法とは、比較的小さな会社のうちから、成長の速そうな株を探し出し、短期間うちに利益を上げていく方法である。市況が良い(強気相場)、悪い(弱気相場)に関係なく、オニールが独自に開発したエレガントで芸術的な銘柄選択法である「CAN-SLIM」法を学べば、大化けしそうな成長銘柄を簡単に見分けることができる。

     第4版の本書では大化け銘柄の発掘法とともに、2000年と2008年のような暴落から身を守る方法も明らかにされている。また、1880~2009年に大化けした銘柄の詳しい解説付きのチャートを100枚掲載し、初心者にもひと目で分かるような工夫が施されている。

    第1部 勝つシステム――CAN-SLIM
     まえがき
     第1章 銘柄選択の極意
     第2章 プロのチャート読解術を身につけ、銘柄選択と売買タイミングを改善する
     第3章 C(CurrentQuarterlyEarnings=当期四半期EPSと売り上げ)
     第4章 A(AnnualEarningsIncreases=年間の収益増加)――大きく成長している銘柄を探す
     第5章 N(NewerCompanies,NewProducts,NewManagement,NewHighsOffProperlyFormedBases=
    新興企業、新製品、新経営陣、正しいベースを抜けて新高値)
     第6章 S(SupplyandDemand=株式の需要と供給)――重要ポイントで株式需要が高いこと
     第7章 L(LeaderorLaggard=主導銘柄か、停滞銘柄か)――あなたの株は?
     第8章 I(InstitutionalSponsorship=機関投資家による保有)
     第9章 M(MarketDirection=株式市場の方向)――見極め方



    第2部――最初から賢くあれ
     第10章 絶対に売って損切りをしなければならないとき
     第11章 いつ売って利益を確定するか
     第12章 資金管理――分散投資、長期投資、信用取引、空売り、オプション取引、新規株式公開、
    節税目的の投資、ナスダック銘柄、外国銘柄、債券、そのほかの資産について
     第13章 投資家に共通する二一の誤り



    第3部――投資のプロになる
     第14章 素晴らしい成功銘柄の事例
     第15章 最高の業界、業種、川下業種を選ぶ
     第16章 マーケットを観察してニュースに素早く反応する
     第17章 投資信託で百万長者になる方法
     第18章 年金と機関投資家のポートフォリオ管理を改善する
     第19章 覚えるべきルールと指針

    著者ウィリアム・J・オニール(WilliamJ.O'Neil)
    オニールはベストセラー『マーケットの魔術師』(パンローリング)で紹介されたアメリカの投資業界で最も成功した人物。証券投資で得た利益によって30歳でニューヨーク証券取引所の会員権を取得し、投資調査会社ウィリアム・オニール・アンド・カンパニー(本社ロサンゼルス)を設立。同社の現在の顧客には世界の大手機関投資家で資金運用を担当する600人が名を連ねる。氏は、保有資産が2億ドルを超えるニュー・USA・ミューチュアルファンドを創設したほか、『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙を全米で急速に追い上げるライバル紙『インベスターズ・ビジネス・デイリー』の創立者でもある。
  • キャンスリム(CAN-SLIM)は一番優れた運用法だ[米国個人投資家協会(AAII)独自実証検査より]
    今日の株式市場でお金を儲けて、そしてお金を守るためのきわめて常識的な戦略

     最近のベア相場では、8000万人のアメリカ人が資産の50~80%を失った。いったいだれのアドバイスなら信頼できるのか、人々は疑心暗鬼に陥りがちだ。だがこんな時代でも、全世界の賢明な投資家たちが、毎日、インベスターズ・ビジネス・デイリー紙の発行者であり100万部を超えるベストセラー『オニールの成長株発掘法』の著者でもあるウィリアム・J・オニールをアドバイザーとして選んでいる。なぜか?

     それはウィリアム・オニールが、何を買えばいいか、いつ売ればいいか、ウォール街ではどうすれば勝てるかを知っているからだ。本書は、自立した投資家たちがどうすれば市場に逆らわず、市場に沿って行動し、感情・恐怖・強欲心に従うのではなく、地に足の着いた経験に裏付けられたルールに従って利益を増やすことができるかを説明する。本書では以下の方法を明らかにする。

    ・最高の銘柄だけを最適なタイミングでだけ購入する
    ・上下への大きな値動きを示唆するチャートパターンを見きわめる
    ・売り時を心得る
    ・リターンを最大化するようにポートフォリオを管理する

     相場が明日どう動くか見通しているわけではない――などと認めるのはオニールぐらいだろう。だがオニールは、相場が上げたらどうやって儲けるか、相場が下げたらその儲けをどうやって守るかを知っている。オニールは本書で、半世紀近くにわたって市場から学んできたノウハウを明らかにし、株式投資の厳しさにうろたえ、当惑している投資家たちを守るために編み出された、理性的で安定性のある投資法について説明している。

    ウィリアム・J・オニールは、世界有数の投資家向け新聞『インベスターズ・ビジネス・デイリー』紙の創立者兼会長であり、ベストセラー『オニールの成長株発掘法』をはじめとする投資関係書の著者でもある
  • 株式市場以外であれば、物事には常に2つの側面がある。しかし、株式市場では1つの側面しかない。つまり、正しい側にいなければ、儲けることはできないのである。マーケットの状況次第では、空売りが正しい側である場合がある。しかし、空売りのポジションをとるには本当の知識、市場でのノウハウ、そして大きな勇気が必要である。空売りの仕組みは比較的簡単なものだが、多くのプロも含めほとんどだれも空売りの正しい方法を知らない。ウィリアム・オニールは本書で、効果的な空売り戦略を採用するために必要な情報を提供し、詳細な注釈付きのチャートで、最終的に正しい方向に向かうトレード方法を示している。
  • 世界トップクラスのプロトレーダーが
    “一生儲かる(食える)”オプション売買の真髄をおしげもなく公開

    オプションのプロトレーダー・増田丞美による「オプション売買」の最新版。 今までオプション倶楽部の会員だけに公開していた実際の取引に基づき、オプション売買のノウハウやオプション成功するための秘訣をわかりやすく解説。 『最新版 オプション売買入門』『最新版 オプション売買の実践』の読者が次に手に取りたい、オプション売買の“真髄”的な内容が満載されています。

    はじめに
    オプション倶楽部は、オプション取引に興味のある投資家の方々と、共に世界のオプション市場を研究しながら取引を実践し、成果を上げていくことを目的としております。会員の方々には当倶楽部が提供する情報やコンサルティングを積極的に利用していただいて、ご自分に適したオプション取引の投資(トレード)手法を身につけていただき、資産形成に役立ててもらえたらと願っております。オプション取引は技法を習得しさえすればどなたでも利益を上げることが可能です。会員の皆様が成功できるように助言し指導してまいりますが、それらはあくまで指南でしかなく、最終的に成功できるか否かはそれぞれの努力と実行力にかかっています。

    当倶楽部では取引戦略や売買法などを積極的に質問し努力されている方々には特に真剣に対応させていただいております。また海外口座の開設法などの細かな手続き等の質問にもマニュアル通りの説明ではなく、分かりやすく個々にご案内しております。 ぜひともご自分の利益のために当倶楽部を利用していただければと思います。そして最終的にオプション取引の売買技法を修得し、自らの力で利益を出すことができるようになることを願っています。
  • 「オプション(投資全般)のことを勉強しよう」と本を読んだとします。さて、本を読んだだけで本当に血肉となるような知識を習得できますか?

    ■頭を使って覚えましょう。
    学生のころ、「試験」に頭を悩まされた方、多いと思います。日頃からコツコツ勉強されていた方、試験前日になって一夜漬けで試験に臨んだ方……。人それぞれ方法は違っても一生懸命“頭”を使って必要な知識や公式を覚えたことだと思います。 勉強の基本はあくまでも“頭を使うこと”にあります。これは、投資の勉強においても言えます。本をサラッと読んだだけで、実践に生かすことができれば言うことありませんが、現実は厳しいものです。投資の実践で役立つ知識を自分の血肉になるまで自分の脳に染みこませるには、自分の頭を思う存分駆使する必要があるのです。

    ■知識を習得しやすいように参考書&問題集の形式に
    オプションに限らず、投資本を買う人のほとんどは「勉強しよう」と思って購入しているのだと思います。もちろん、本を読んだだけでも十分勉強はできます。でも、「どうせ勉強するなら、より勉強しやすいカタチのほうがいいのではないか」と思うのです、学生時代、教科書だけでなく、参考書や問題集を買って勉強したように……。 本書『オプション売買学習ノート』は、ここまでにお話しした「より勉強しやすいカタチ」を求めて生まれた、オプション初の参考書&問題集です。各単元ごとに、参考書部分とその単元を理解できたかどうかをチェックする小テスト部分があります。そして、最後には本書の内容を理解できたかどうかを再確認する問題集が載せてあります。ぜひ、あなたの実力を試してみてください。そして、自分の弱いところを早く発見してください。

    ■オプション取引の実践家がまとめた参考書&問題集
    本書『オプション売買学習ノート』の著者はオプション取引の実践家として名高い増田丞美氏です。氏はこれまでにも『最新版 オプション売買入門』や『最新版 オプション売買の実践』『オプション倶楽部の投資法』など、数々のオプション本を出しています。そうした増田丞美氏の今までの著書がもとになって本書『オプション売買学習ノート』はできています。実践家の教えを学びやすいカタチに作り替えています。 本書は、オプションをこれから勉強する人にとってはまさに羅針盤に、これまで氏の本で勉強されてきた方にとっては知識を再確認できる“ドリル”的な位置づけになるものです。本書で学んだ知識を携えて、オプションの世界への扉を、自信を持って開いてください。
  • 仕事も、勉強も、スポーツも、選挙も、健康も!?

    前向き(オプティミスト)=成功を科学的に証明したポジティブ心理学の原点
  • 優れたトレーダーは相場の空気を読む!

    先物やオプションをトレードするのはポーカーをプレーするのと同じである

    「あなたが苦労して稼いだお金を、銀行や証券会社はギャンブルに使っている」――。
    そう聞いて、気持ちの良い人はいないだろう。

    しかし、本書を読み進めていくうちに、小難しい理論でお高くとまった現代ファイナンスの中核が、実は「ギャンブル」であること、そしてギャンブルへの洞察が金融や相場の理解に大いに役立つことを、確信するはずだ。金融市場に最もよく似たゲームである「ポーカー」がプロの金融マンやトレーダーの間で非常に人気の高いのは、偶然ではないのだ。

    ファイナンスの実践的教育者にして、生涯現役のポーカープレーヤーであるアーロン・ブラウンは、米国の金融システム発展の底流には常にポーカーとギャンブルの文化があったことを明らかにしたうえで、その視点から人がリスクを取る確固たる理由について明快に説明している。
  • クオンツトレーディング戦略はまたの名を「ブラックボックス」ともいい、説明が難しく、理解しづらいというのが世間一般の見方だ。確かにこのアプローチにはある程度の複雑さはある。しかし、正しいガイダンスに従えば、障害を乗り越え、この分野で秀でることも不可能ではない。
     プロのファンドマネジャーであるリシ・ナランが本書を書いたのはまさにそのためだ。難しい数式などは一切使わず、実例や役立つエピソードをふんだんに織り込んだ本書は、普通の人にも理解しやすい。読み終えるころには、ブラックボックスの中身が細部まで理解できていることだろう。「クオンツ」が何をしているのかを明確にすることで、クオンツトレーディングを取り囲む謎のベールをはがし、クオンツトレーディングに興味を持つ人々のクオンツとクオンツ戦略に対する理解を深めた本書の意義は大きい。
     本書は3部からなる。まず第1部ではクオンツトレーディングとは何かを説明することで全体像をつかんでもらう。そして第2部では、ブラックボックスの中身を詳しく説明することで、ブラックボックスと呼ばれているものは実は理解しやすいクリアボックスであることを示す。そして第3部を読み終えるころには、クオンツ戦略がなぜそれほど重要なのか、それをあなたのポートフォリオに組み込むにはどうすればよいのかが分かってくるはずだ。
     機関投資家か富裕な個人投資家かとは関係なく、本書から学んだ教訓は移り変わりの激しい今日の市場で自分のエッジ(優位性)を見つけるのに役立つはずだ。本書では、次に示すような、知りたいと思いながらもなかなか解を得られない難しい質問にも答えている。
    ●クオンツはどのようにしてアルファを獲得するのか
    ●理論駆動型システムとデータマイニング戦略の違い
    ●クオンツはリスクをどのようにモデル化するのか
    ●クオンツトレーディングから投資全般について何を学ぶことができるのか
     この数年における厳しい市場環境と、ヘッジファンドやクオンツファンドを取り巻く否定的な見方を考えると、クオンツトレーディングの実態を理解することが今ほど必要とされているときはない。本書で提供した枠組みは、クオンツ戦略への理解を高め、成功するクオンツ戦略を見分け、自分のポートフォリオにクオンツ戦略をどのように組み込むべきかを理解する一助となり、投資プロセスのパフォーマンスを向上させるための良き水先案内人となるだろう。


    リシ・K・ナラン(RishiKNarang)
    短期クオンツアルファ戦略を専門とする代替投資運用会社であるテレシス・キャピタルLLCの創設者兼社長。サンタ・バーバラ・アルファ・ストラテジーズ社では役員および共同ポートフォリオマネジャーを務め、1999年から2002年まではクオンツヘッジファンド、トレードワークス社の共同創設者兼社長を務めた。カリフォルニア大学バークレー校・経済学部卒。ギター、エッセーや詩、鉛筆デッサン、人との議論、テニス、ハイキングと多趣味でもある。現在、妻のキャロリン・ウォンとロサンゼルスに在住。
  • 「投資のエリート」を出し抜くグリーンブラット流「相場の天才になる方法」とは?
    今までだれも明かさなかった目からウロコの投資法
    個人でできる「イベントドリブン」投資法の決定版!

    企業分割(スピンオフ)、企業再編成(リストラ)、マージャー・セキュリティーズ、合併、引受権の売り出し、資本再編成、倒産、リスク・アービトラージなどの「特殊状況」には、今までだれも語ることのなかった宝物の山が隠されている!

    これさえ見つければ、相場のプロや大学教授たち、そして市場平均を打ち負かすことができる。テクニカル手法やファンダメンタルズをいくら勉強しても儲けることができなかったのが、本書を読めばいとも簡単にできるようになるだろう。

    それには特別なツールも、学歴も無用。必要なのはただ少しばかりの時間と努力であり、これさえ惜しみなくつぎ込めば、あなたもまた「相場の天才」になることができるのだ。

    専門家たちが専門家として受けた教育ゆえに見逃してしまう「特殊状況」の投資チャンスをどうしたら発見できるかを、本書は教えている。個人投資家がウォール街のプロたちに対して、圧倒的な優位に立てる場所、地図さえないその場所に待つ隠された宝や信じられないほどの利益を、読者は学んでいくだろう。この本は理論的に可能だということを詰め込んだ本ではない――「相場の天才に変身する方法」は、大きな利益が実際に可能となる「特殊状況」を発見するための実践的なガイドだ。その「特殊状況」の具体的なケーススタディや投資家が必要とする基本的な情報や、また投資家が使う投資手段などがすべてここに書かれている。読者が市場の指標に打ち勝とうとしている投資家なら、どうやら正しい場所をたどり着いたようだ。読者が相場の天才になりたいのなら、この本を、株式市場に隠れている宝物の秘密の隠れ家へ導く地図と考えるべきである。
  • 「安く買って、高く売る」――シンプル・イズ・ベスト!

     成功する投資の原理はとてもシンプルだ――「安く買って、高く売る。良い情報に基づく良い意思決定。ノイズを排除し、感情的な混乱を避ける。そして、リスクを減らす」。
     しかし、投資家は往々にして、最適ではない結果につながるワナに陥ることが多い――「群れの行動、感情的な投資、データではなくトレンドに従う、不必要なリスクをとる」。
     こういった間違った行動には共通の原因がある。それは、投資機会を見極めるための規律あるシステムが欠如していることである。
     本書ではCFP(公認ファイナンシャルプランナー)のルーク・L・ワイリーが、人々に見落とされている優れた会社と素晴らしい投資機会を見つけるためのフィルターを紹介する。これらのフィルターを使えば、リスクを低減しながら大きな利益が得られるうえ、景気低迷後の素早い回復が可能だ。
     豊富な経験と、幅広いリサーチ、そして健全な懐疑主義を基に、ワイリーは、会社の何を見ればよいのか、どういった条件を満たせばよいのか、そしてなぜそうした判断基準を使うのかを解説する。また本書では、株価が52週の安値近くにある会社が障害を乗り越えて素晴らしいリターンを提供してくれたいくつかのケーススタディーも紹介する。5つの、シンプルではあるが重要なフィルターを使えば、ダウンサイドリスクを低減しながら、市場を上回る素晴らしいパフォーマンスを達成することができることを本書は教えてくれる。
     これら5つのフィルターをパスし、挫折の真っただ中にいる会社こそが投資に向く会社だ。しかし、こうした会社はウォール街では見落とされることが多く、彼らには愛されない。
     本書は、従来の戦略の殻を打ち破り、よくある過ちを避けたいと思っている中長期の投資家、マネーマネジャー、金融アドバイザーにとっての必読書だ。本書が提供する時代を超えた新しい戦略と考え方に従うことで、リスクを低減し、市場をアウトパフォームすることが可能になるのである。
  • 20年間、ずっと数十万円(数千ドル)以上には増やせなかった“並み以下の男”が突然、儲かるようになったその秘訣とは!

    巨額な資金を動かすヘッジファンドマネジャーや機関投資家の立場からではなく、少額の資金しかない個人投資家が生計を立て、食べていくための戦略が満載!

    手数料の大幅割引と通信技術の発達によって可能になったホームトレードでマーケットを征服した男の物語!
  • 勝率が80%に迫るオシレーター!
    高勝率が精神的安定をもたらすトレード戦略
    経済状態に左右されない個別株とETFの驚異のトレード法
    “無敵のコナーズRSI”のマスターしよう!

    日本のトレーダーたちに圧倒的な支持を得続けている『魔術師リンダ・ラリーの短期売買入門』(パンローリング)の共著者であるローレンス・コナーズは、今なお新しい戦略やシステムやオシレーターを編み出すのに余念がない。また、それらをすぐに公開するトレーダーにとっての「救世主」である。 本書は前著に続き、PDFで発売している以下の7戦略を1冊にまとめたものである。

    ・コナーズRSIを利用したS&P500のトレード
    ・連続上昇・連続下落を利用した高勝率トレード
    ・コナーズRSIを利用した株式の空売り
    ・コナーズRSIを利用したETFの上級トレード戦略
    ・ボリンジャーバンドを利用したETFのトレード
    ・移動平均に基づく株式とオプションのトレード――定量化手法
    ・コナーズRSIに基づくオプションのトレード

    このなかに読者の方の性格に合ったものは必ず見つかるだろう。 もっともウィザードブックらしく、高勝率の戦略が7つも掲載された本書は、もっともローレンス・コナーズらしい著書でもある。
  • シリーズ3冊
    5,2808,580(税込)

    1990年代後半からトレーディング業界にとっては好ましい大きな変化があった。トレード手法に関する情報が激増したことと、トレード戦略を数値で示す技術が発達したことだ。今ではエクセルなどを使えば、検証作業は数分で終わってしまう。逆に好ましくない変化は、数多くあったエッジ(優位性)が消え、市場が効率化してしまったことだ。
     本書では、世の中が大きく変化するなかで、昔も儲って、今も変わらず儲かっている手法を伝授する。

     本書は、市場哲学や市場心理や市場戦略を交えて展開していく。さまざまな市場・銘柄を例に見ながら、アメリカだけではなく世界で通用する内容となっている。著者のトレード哲学は「平均値への回帰」である。その意味は単純に、行きすぎたものは必ず元に戻る――ということだ。それを数値で客観的に示していく。
     市場の短期的な動きを数値化したうえで、銘柄を買うなら、3日連続で上昇したあとよりも、3日連続で下落したあとのほうが良い結果になることを示している。短期トレードの場合、高値で買ってより高値で売るブレイクアウトの戦略よりも、安値で買って高値で売る押し目買い戦略のほうが有利であることを、統計的に示していくのだ。
     本書は次のように構成されている。まずは、市場特有の動きを探る。そして市場での押しや戻りを見極め、どうしてそれが儲け時なのかを見ていく。また、日足と日中足を見ながら、2期間RSI(相対力指数)だけで、下落時のトレード方法とタイミングを学ぶ。そして「ストップを置く」「オーバーナイトはリスクが高い」などのトレードでは常識と思われていたことが非常識になっていることも統計的に示していく。

     その後は、戦略の話へと移っていく。本書で学ぶ戦略は、すべて10年以上の研究によって裏付けされている。それぞれの戦略のルールとその戦略の検証結果を読者の皆さんに紹介する。株式売買の戦略と指数先物のタイミング戦略も、すべて数値でその根拠を示す。日足を使った戦略を探している読者の皆さんにとって、本書は最高の手引書となるだろう。 その次に、手仕舞いについて細かく見ていく。トレードは仕掛けて終わりではない。適切に仕切れば、仕掛け時のエッジを最大限に引き出すことができる。そこで、いくつかの出口戦略とその戦略の有効性を証明する統計を見ていく。

     最後に、トレードで成功するために最も重要であると言っても過言ではないのがトレード心理だ。そのトレード心理について、アメリカ海軍特殊部隊“シールズ”の元隊員から、決断を下す方法と自分が下した決断を完璧に実行する方法を具体的に学ぶ。
     読者の皆さんが、本書からトレーディングについて多くのことを学び得ることを期待している。
  • 初心者と再挑戦組のバイブル!

     かつては大銀行とヘッジファンドと多国籍企業に支配されていた外国為替市場だが、現在では世界中のトレーダーや投資家が簡単に参加できるようになった。ただ、この市場から多くの利益を生むためには、その仕組みをしっかりと理解していなければならない。

     FXの専門家である著者は、今日、世界最大のマーケットである通貨市場で効率的にトレーディングと投資をする方法を初心者にも分かりやすく説明している。本書には、短期の価格スイングから長期トレンド、またFX市場で成功の助けになる実践的な金融商品など、FXトレーディングには欠かせない重要で多くの手法・事柄についても紹介されている。 また、通貨を動かす原動力とそれを利用して利益を上げる戦略や、通貨を使い分けてリスクを減らす方法、世界的なトレンドを利用する方法、毎日マーケットを監視しながらストレスなしに利益を上げるための方法なども非常に分かりやすく説明してある。また、次のような内容も含まれている。

    ●FXトレーディングの始め方と自分に合ったやり方を見つける方法
    ●FXでよくある間違い
    ●ゆっくりと着実に利益を目指す投資方法と素早く利益を上げるトレード方法
    ●よくあるFX詐欺を引っかからない方法

     通貨市場というダイナミックな舞台に興味がある人ならば、深い洞察と実践的なアドバイスが満載の本書を読むことで、通貨トレーディングと投資の世界が広がるだろう。また、FXトレーディングで思いどおりに利益を上げられないという人が本書を読めば、初心のころの新鮮な気持ちがよみがえり、新たに一からやろうとする気を起こさせてくれるだろう。
  • 「売買システムをゼロから自分で作る」となると、何から手をつければいいのか途 方にくれてしまう人もいるかもしれない。実際、著者自身も、納得のいくようなシス テムを手に入れるまで、大変な遠回りをしてきたという。

    しかし、著者はこうも指摘する。現在の知識と経験を積み重ねた状態で、その「遠 回り」を整理してみると、必要ないくつかの「ポイント」さえ押さえておけば、それ ほどの時間をかけずに実運用に耐えられるものができるのではないか――。そうした 発想から誕生したのが、本書『システムトレード発見のポイント』である。

    本書では「実際に著者自身がゼロから売買システムを作る」という形をとりなが ら、そのいくつかのキーポイントについて、系統的かつ具体的に解説をする。

    「日本株でシステムを作った経験が米国株にも生かせるのか?」という点にも注目 してほしい。

    システム開発のポイントを大きくまとめてみると、次のとおり。

    ●アイデアの発想と公式化
    ●売買ルールの評価と改良方法
    ●資金管理
    ●売買ルールの組み合わせ方(売買ポートフォリオ)

    本書では、これらについて第2章から第5章に分けて詳しく解説する。また、シス テムトレードが初めてという人向けに、第1章では著者が10年におよぶ実体験から学 んだ「7つの心得」について著した。一般に“常識”とされていることに疑問を持つ と、新しい発見があることに気づくかもしれない。

    さらに最後の第6章では、実際に読者が売買ルールを作るときの参考となるように、実例を6つ紹介した。合理的な工夫を施した「目からうろこ」の“シンプルルー ル”が大きな効力を発揮することに注目してほしい。
  • チャート・パターンの見方、テクニカル指数の計算法から読み方、自分だけのトレーデング・システムの構築方法、ソフトウェアの購入基準、さらに投資家の心理まで、投資に必要なすべてを網羅した1冊

    チャート分析は、市場の行動原理を理解し、投資で儲ける為の値動きを解読することが、可能である。しかし、このテクニカル分析は、職人芸であり科学でもあり、初心者はさまざまな部分で悩まされてしまう。本書は、この分析をやさしくひもを解き、基本となるものを簡潔に説明している。また、後講釈的な成功例のオンパレードばかりでなく、予測が外れたときの対処法、損切りの置き方についても多くの事例をあげ、明解でわかりやすい、素直な解説が加えられている。

    本書を読み終えれば―相場のテクニカル分析とはどういうものなのか。さまざまな分析手法について何を基準に、何を信じて、どう立ち向かうべきなのか。テクニカル分析をどのように実践に当てはめれば、より良い投資ができ、利益を上げられるのか―理解できているはずだ。
  • 市場の働きに関する投資モデルや理論では、たいてい現実に合っているかどうかよりも便利さが最優先される。だが、多くの定評ある投資理論や市場モデルが現実世界でも機能すると主張するなら、それはとんでもない間違いだ。証拠に基づかない仮定や誤った理論、非現実的なモデル、認知的バイアス、感情的な弱みや無根拠な信念が相まって、投資家たちは初心者もプロも方向性を見失いがちだ。

    この魅力的な新著で、『マーケットの魔術師』(パンローリング)シリーズというベストセラーの著者ジャック・シュワッガーは、最も広く信じられている市場の格言や資金管理の誤解、投資家の不合理な行動に照準を合わせている。効率的市場仮説から、上げ相場で買って下げ相場で売れという説まで、シュワッガーは見当外れの考えをひとつずつ覆していく。彼は過去のデータや健全な常識で十分に裏付けをしながら、定評ある投資理論やモデルの中核を成す仮定や誤った考えの真実を暴き、一般投資家が犯す間違いの多くを探究している。本書で、あなたは以下の主張の根拠を見つけるだろう。

    ●専門家の意見はダーツを投げる有名なチンパンジー以上に信頼できるものではない。
    ●市場は効率的ではない。
    ●ボラティリティが低いからといって、リスクが低いことにはならないし、それが高いからといって、リスクが高いことにもならない。
    ●市場価格は正規分布をしていない。
    ●市場が好調なときに株式投資をしても、市場平均を上回るリターンを得る助けにはならない。
    ●リターンが最も良いファンドへの集中投資は、健全な戦略ではない。
    ●過去のリターンは将来のパフォーマンスの信頼できる指標にはならない。
    ●ヘッジファンドのポートフォリオ戦略が、伝統的なポートフォリオの手法よりもリスクが高いということはない。

    シュワッガーは単に幻想を打ち砕くだけでなく、非常に多くの仕事をしている。伝統的投資から代替投資まで、現実の投資における洞察や手引きについて、彼は再考を迫る。また、投資顧問やトレーダーとしての長年の経験を生かして、ポートフォリオ管理、リスク評価、投資対象の選択、ヘッジファンドへの投資、投資タイミングなどを含めて、基本から上級レベルに至る多くの話題について、極めて貴重な教訓を提供してくれている。本書はあらゆるレベルの投資家やトレーダーにとって、現実の市場で欠かせない知恵や投資手法の貴重な情報源となるであろう。

    ジャック・D・シュワッガー
    先物とヘッジファンド業界でよく知られた専門家であり、トレーディング関係の本を書いて大いに称賛を浴びた。現在は、先物とFXのポートフォリオを一任勘定で運用するADMインベスター・サービシズ・ダイバーシファイド・ストラテジーズ・ファンドの共同ポートフォリオマネジャーである。以前は、ロンドンに拠点を置くヘッジファンド顧問会社で、後にクロース・ブラザーズ・グループに買収されたフォーチュン・グループのパートナーであった。また、ウォール街の大手企業で先物のリサーチ担当部長として22年勤めたほか、10年間CTAの共同経営者でもあった。
  • シリーズ2冊
    6,3808,580(税込)

    ベストセラーとなったアラン・ファーレイの『スイングトレード入門』(パンローリング)は、いまや短期的な値動きから利益を最大化するための決定的なガイドとして幅広い支持を得た。その『スイングトレード入門』の待望の続編とも言える本書は、実証されたファーレイの戦略とテクニックを現在のマーケットに合わせ、さらに発展させたもので、一貫して市場に打ち勝つための新たなヒントが満載されている。

    『スイングトレード入門』が理論中心であったのに対し、本書では応用と実践に重点を置いている。市場の大暴落から生みだされる絶好の機会を見つけ、資金を増大させるにはどうすればよいのか。暴落後の環境を生き抜き、利益を出し続けるにはどうすればよいのか。そして将来的に発生すると思われるどんなシナリオにも対応できる低リスクの投資対象の見つけ方など、本書では現実に即したさまざまな戦略が紹介されている。 著者のトレーディングスタイルは『スイングトレード入門』の刊行当時からさらに進化している。それは市場が変化したからだ。この現代の電子化された市場で利益を得るためには、市場の変化に対する適応能力と自分だけのエッジ(優位性)を持つことが不可欠である。本書でファーレイが特に強調しているのが「ディフェンシブトレーディング」である。現実世界を生き抜くためのサバイバルガイドである本書では、彼の言うディフェンシブトレーディング戦略の威力を示す数多くの実例が紹介されているだけでなく、特定の市場で機能するさまざまなパターンや観察結果も紹介されている。

    本書では洞察に富んだ最新のテーマが数多く取り上げられているが、特に重要なものは以下のとおりで、これらはすべて現在の、そして未来の市場で成功者となるために必要なものばかりである。

    ●クロスマーケット分析
    ●コンバージェンス-ダイバージェンス関係
    ●レラティブストレングス
    ●複数ポジションの管理
    ●リモートトレーディング
    ●リスク管理

    ボラティリティの高い今日の市場を勝ち抜いて、明日の機会に備えるための信頼のおけるアドバイスが満載された本書は、トレードで暮らすための極秘ファイルと言ってもよいだろう。斬新な低リスクのマーケットプレー、実証された投資戦略に基づく利益の出る意思決定の仕方、高ボラティリティ市場で利益を保護するためのディフェンシブトレーディングなど、本物のプロのトレーダーが教えるマーケット戦略は勝者への近道を示してくれている。

    群集心理に支配された今日の市場の非効率ばかりを追いかけるのはもうやめにしよう。重要なのは、高確率のトレードセットアップをいち早く発見して、それらが消滅する前に利益をごっそり稼ぐことだ。本書でそのための最新ツールを学ぶことで、市場に不意打ちを食らうことは二度となくなるだろう。
  • 価格と出来高の分析に基づくトレード手法は、すでに実証済みのものである。20世紀前半にリチャード・ワイコフによって開発されたこの手法は、多くのトレーダーたちに一貫して利益をもたらしてきた。25年以上にわたりアメリカ証券界の第一人者であるティモシー・オードは、ワイコフの出来高分析による売買テクニックにさらに磨きをかけ、極めて勝率の高いトレーディングプログラムを開発した。本書はその貴重なトレーディングアプローチの奥義を公開し、皆さんと共有しようとして執筆されたものである。

    簡潔で読みやすい本書には、株式から商品に至るいろいろなマーケットで勝率の高いトレードができるトップダウンアプローチの神髄が盛り込まれている。本書を精読すれば、時の試練に耐えた彼のトレード手法の本質とその使い方が理解できるだろう。本書の主要なテーマは次のようなものである。

    ・マーケットのセンチメントを読むことによって、メジャートレンドが強気か弱気かや天底の時期を予測する
    ・マーケットの広がりと出来高、それにモメンタムの指標を併用して、タイムリーに売買シグナルをとらえる
    ・マーケットのメジャートレンドと同じ方向に進む最強のセクターを見つける
    ・その最強のセクターのなかで最高の銘柄を選ぶ

    このほか、個別銘柄と株価指数の出来高を分析することによって、強気・弱気のセットアップを確認するいろいろなテクニックも紹介されている。こうしたツールを駆使すれば、ひとつだけのシグナルや直感、あるいは耳寄り情報などによるランダムなトレードではなく、マーケットが語りかけていることに耳を傾け、それと同調したトレードができるようになるだろう。マーケットで勝利するためのトレーディングプランについても、その手順を追ったステップがかなり詳しく述べられている。「メジャートレンドの判断→最も強いセクターの確認→そのなかの最高の銘柄の選択」といった彼のトップダウンアプローチを実行すれば、小さなリスクで大きなリターンを手にできるだろう。本書はその実践的な手引書である。
  • 「シズル」とは、ステーキを焼くときのジュージューという音のこと。つまり、ステーキを売るためには「匂い」や「音」を売るのが重要というわけだ。

    著者のエルマー・ホイラーは、20世紀半ばに活躍した営業講師・コンサルタントである。

    ホイラーワードラボラトリーを設立し、10万5000もの売り言葉を分析、1900万人に実験した。その経験から、いわゆる「ホイラーの5つの公式」を発見して、メイシーズなどの大手百貨店、ホテルチェーン、石油会社、クリーニングチェーン、バイオリニストなどあらゆる顧客の売上向上に貢献した。

    ホイラーの5つの公式は次のとおり。

    1.ステーキを売るな、シズルを売れ!
    2.手紙を書くな、電報を打て!
    3.花を添えて言え!
    4.もしもと聞くな、どちらと聞け!
    5.吠え声に気をつけろ!
  • あなたはフクロウ、ウサギ、それともロバ……
    われわれのおなじみの友人ブルとベアに混じって、ほかにもたくさんの動物をウォール街で見かける。賢そうだが寡黙なフクロウ――これはめったにいない。いつもピョンピョンと相場に出入りするノミ。ひっきりなしにだれかを刺しているヤマアラシ。証券会社の取締役は馬車馬。オーム――秘密情報を繰り返ししゃべる。ものごとの真相を見極めるモグラ。恐怖に立ちすくみ、燃えさかる納屋から頑として出ない馬。かわいそうな魚たちをエサにするサメ。すぐにおびえるウサギ。いつまでも放さないブルドッグ。簡単に言うことを聞きすぎる山羊。あまりにしょっちゅう毛を刈られる羊。自分の利益に絶対に満足しない豚。弱いものをえじきにする狼。追証の電話がきそうなときに頭を隠すダチョウ。
    それに、例のロバとかわいそうな魚もいる。私たちのなかに、このどれにも当てはまらない人がいるだろうか。(本文より)
  • 『新マーケットの魔術師』に取り上げられたウィザードがついに日本に登場! 「ウォール街の究極のプロ」と言われ、最高の知性を持ったマネーマネジャーであるスペランデオの投資手法のすべてが明らかになる! 本書の刊行は、マーケットと格闘するすべての投資家にとって、今年最大の福音となるだろう。

    もう年間成績がマイナスになることは二度とないだろう!

    バロンズ紙に「ウォール街の究極のプロ」と呼ばれる男が、ベストセラー『トレーダー・ビック』(ザ・ストック・トレーダーズ・アルマナックによる「1992年最優秀書籍」)の素晴らしい続編を携えて帰ってきた! スペランデオ独自のトレーディングと投資哲学や、より確率の高い投資判断を行うためのウィザードと称される彼の手法を学べば、ワンランク上のステージに読者を導いてくれるだろう。 本書のなかには、経済のファンダメンタルズを理解してマーケットの行く方向の大局をつかみ、過去の出来事から将来を予測し、逆張り的思考で群衆に流されることのない知的独立性をいかに獲得するかについて、具体的に分かりやすく書かれている。 「トレードの本物のプロ」とは、どのように考え、いかに行動するのか――年平均70%を18年も続けたスペランデオのトレーディングの神髄がこの1冊に凝縮されている! 本書を読破すれば、読者のトレーディングを改善し、もっと着実に利益を上げられるようになり、年間成績がマイナスになることは二度とないだろう!
  • 本書は、これまでの投資の伝統を打ち破ることによって、考えられないようなリターンを手にした私の実話である。私のポートフォリオは28カ月の間に、15万2000ドル→26万7000ドル→58万6000ドル→123万ドル→213万ドル→446万ドル→580万ドル→680万ドルへと膨れ上がった。一方、その間のドローダウンは61%→64%→65%→100%→100%→106%だった。信じられるだろうか。本書はすべてウソ偽りのないすべて真実の話である。以下は、本書の読みどころを25にまとめたものである。

    あなたに衝撃を与える本書の25の読みどころ
    1,私のストーリー――小さな富を手に入れるまでに私が通ってきた道
    2,株式市場最大のウィナー――とらえどころのない「スーパーストック」――の見つけ方
    3,未来の「スーパーストック」の発見に役立つウェブサイト
    4,ピーター・リンチに従ってはいけない訳――あなたがよく知っているもの、あなたを「気持良く」させてくれるものを買ってはいけない
    5,あなたの投資リターンを崩壊に導く最高の薬
    6,市場の大暴落を6日前に予測する「炭鉱のカナリア」インディケーター
    7,最高の投資リターンを得るには、あなたがこれまで教わってきたこととまったく逆のことをやらなければならない
    8,市場は想像以上に操作されている
    9,株を25ドルで売らなければならない訳
    10,ETFや投資信託に投資してはいけない訳
    11,市場の大きな上昇を教えてくれる「マジックライン」
    12,集中力、創造力、エネルギーを劇的に高める方法
    13,株を調べるのに今使っているほとんどの方法を捨てなければならない訳
    14,ジョージ・クルーニー、ジャック・ニコルソン、コリン・ファーレルのようにならなければならない訳
    15,「IBD100」で1桁台にランキングされる株を人より数カ月前に見つける方法
    16,「スーパーストック」の決算発表では何を見るべきか
    17,CNBCを見てはいけない訳――たとえ1秒でも見てはならない
    18,「キャッシュで持たない」のはなぜバカ者なのか
    19,マーク・キューバンのような売り方を学ばなければならない訳
    20,スーパーストックのローリスクでハイリワードの仕掛け価格を決める方法
    21,ビッグウィナーを裏付けるチャート、ファンダメンタルズ、ストーリー
    22,インサイダー(内部関係者)による買いが均一でない訳
    23,避けられない口座のドローダウンとそれに対処する方法
    24,操作されたメディアの集団思考を見抜く方法とそれから利益を得る方法
    25,私の失敗から学ぶ教訓
  • 全米有数の女性トレーダーが奥義を伝授!
    自分に合ったトレーディング・スタイルでがっちり儲けよう!

    同じ銘柄を何年も持ち続け、ひたすら待つ。そんな投資法にあきあきしていませんか? トレーディングに精通している著者が、短期トレーディングに必要なノウハウのすべてを手解きします。保有すべき銘柄を、保有すべきタイミングで保有し、数カ月間、数週間、ときには数日間でトレードを完結できるようになります。ターナー女史による明確なアドバイス、分かりやすい説明、参考になるチャートが満載されている本書を読めば、初心者のあなたでも短期トレーディングという儲けるには最高の世界ですぐにスタートできます。 本書は、トレーディングのあらゆるプロセスでどう判断・行動すべきかを解き明かしてくれる実践的な本です。自分のポートフォリオをコントロールし、ずっと夢見ていた「お金に不自由しない生活」を手に入れることができるのです。さあ今日から、トレードのプランを立て始めましょう!

    本書で書かれている内容とは……

    ・スイングトレード(2~5日)とポジショントレード(4~6週間)で最高の利益を得る方法
    ・最高の銘柄を見つけるために各セクターをモニターする方法
    ・短期トレーダーとして成功するために必要な「成功をもたらす考え方」を身につける方法
    ・インターネット接続からオンラインブローカーの選択まで、トレーディング環境を整える方法
    ・トレードのエントリーとエグジットに最適な状況を見極める方法
    ・上昇トレンドと下降トレンドの「スイートスポット」をとらえて儲ける方法
    ・リスク・リターン・レシオを考えて、損失を最小化し、利益を最大化する方法
  • 株はインフレに強い。
    しかし、投資信託も平均株価も低迷しているのでファンドには頼りたくない……。

    自力で珠玉の株に長期投資をしたい人のための1年に1回10分でできる銘柄スクリーニング法!

    大型割安株のポートフォリオ
    達人たちに学ぶ銘柄選択術

    50万円の資金から始められる低リスクで高リターンな投資戦略を
    3つの基本パターンで紹介

    米国のトップマネジャー、マイケル・オヒギンズが本書初版を上梓したのは1991年。投資界の“常識”を覆すその内容に、多くの人々が衝撃を受け、本書は瞬く間に全米ベストセラーとなった。事実、その手法は、多くのインターネット情報サイトや投資信託に採用され、運用総額200億ドルにもおよぶ産業を生み出している。

    その投資理論は単純かつ明快だ。投資リスクの低い「世界的大企業」30銘柄で構成される「ダウ・ジョーンズ工業株価平均」、通称“ダウ”から配当利回りの高い出遅れ銘柄を定期的に選び、投資してゆく「逆張り戦略」である。この単純戦略によって、5000ドルの元手しかない個人投資家でも、95%の確率でプロの株式ファンドマネジャーを超越する成績を上げられるというのだ。

    よく株式投資の専門家は、自らの値打ちを高めるためか「投資は一般人の手に負えないほど複雑な分野である」という固定観念を植えつけようとする。しかし、本書では「投資では単純さが複雑さをしのぐ」ことを何度も実証している。

    また効率的市場仮説の信奉者は「長いものには巻かれろ」とばかり平均株価を買うことを提唱する。しかし、本書では、平均自体が低迷してしまえば「平均と同じ成績を上げても破産する可能性がある」ことを指摘している。事実、本書で紹介しているポートフォリオは、ダウが36.2%のマイナスを記録した72~73年にプラス15.8%ものリターンを上げているのだ。

    原書は初版を改訂した99年版である。しかし、その後も米国の多くの投資家に読まれ、支持されているのはなぜだろうか。まずは本書を一読していただき、後に「Dogs of the Dow(ダウの犬)」と呼ばれた基本戦略(1銘柄・5銘柄・10銘柄の3パターン)が、プロ(投資信託)や株価指数を相手に総じてどのような成績を残しているか検証してみてほしい。
  • 経済危機はチャンス! 「バリューの種は不況で芽生える」
    グジャラート語の「ダンドー」とは「最小のリスクで最大の利益を求めること」
    バフェットのバリュー戦略を一歩進めた革新的手法
    究極のバリューのバイブル登場

    ほとんどの投資家は、高い利益率を得るためには大きなリスクをとらなければならないと言われてきたのではないだろうか。もちろん、画期的なバリュー投資戦略を採用したベンジャミン・グレアムやウォーレン・バフェットやチャーリー・マンガーたちは、リスクを最小化しながら堅実に利益を積み重ねることができるということを証明してきた。本書で紹介する「ダンドー手法」とは、バフェットたちが成功した手法からさらに一歩進めて、リスクを最小化しながら、リターンを最大化するという革新的な方法である。

    ダンドー(Dhandho)を本来のまま訳すと、「富を創造する努力と挑戦」となる。本書では、著者のモニシュ・パブライがインドの辣腕ビジネス集団であるパテルによる資産配分の枠組みを個人のバリュー投資家が模倣して、株式市場に適用する方法を明らかにしていく。インドのグジャラート州出身のマイノリティであるパテルは、1970年代にわずかな資金を手にアメリカに移住し始めた。彼らは現在、全米で400億ドルのモーテル資産を保有し、年間7億ドル以上の税金を納め、約100万人の雇用を創出している。

    このどこからともなく現れた貧しいマイノリティグループが、一体どのようにして巨大な資産を築くようになったのだろうか。その答えは、ビジネスに対する彼らの低リスク・高リターンのアプローチに隠されている。本書では、偶然にもグレアムやバフェットのやり方と酷似している彼らの手法を使って、個人投資家でもできる株式市場で高リターンを上げる方法を紹介する。

    パブライが運営するヘッジファンドであるパブライ・インベストメント・ファンドは、すべての総合株価指数を上回るだけでなく、全ファンドの上位1%に入る成績を常に収めている。1999年にこのファンドに投資した10万ドルは、2006年には65.9万ドル超の価値になり、これはすべての手数料と経費を引いて、年リターンが28%を超えていることを意味している。パブライは本書で、バフェット、グレアム、そしてマンガーの手法のなかから個人投資家でも応用でき、すぐにでも利用できるアプローチ方法を紹介している。投資の天才たちの伝説的な投資戦略とパテルの経営ノウハウを合わせれば、個人投資家が自身の投資成績を大きく向上させ、なおかつ市場平均やプロの投資家にも打ち勝つことができるようになるだろう。

    また「堀を持ったビジネスに投資する」「裁定取引にこだわる」「成功者をマネたビジネスに投資する」などの章では、低リスク・高リターンのダンドー投資に必須のコンセプトが楽しみながら学べるように紹介されている。
  • 「これは何のチャンスだろう?」
    この魔法の言葉を口にすると、
    チャンスの神様は誰の前にも現れる!

    落ちこぼれだった岡山の青年が、地元で会社を創業、
    たった十数年で、
    年商33億円、社員200名の
    リサイクルショップチェーンで大成功!

    著者が成功できたのは
    チャンスをつかんできたからです。
    本書では、著者が試行錯誤しながら体系化した
    「チャンスをつかむ思考法」を大公開!

    本書で紹介する30の方法は
    手間もお金もかからず、
    誰でも今日から始められることばかり。

    「チャンスの神様に出会う」行動を続ければ、
    次々といいことが起こります。

    ビジネスをすればするほど成功していきます。
    素敵な人たちとどんどん出会えます。
    ワクワクするアイデアが面白いように生まれます。
    チャンスがチャンスを呼ぶよい循環が生まれます。
    よりスピーディに、より大きく成功できます。
    ・起業したい人、
    ・新しいビジネスを始めたい人、
    ・事業に伸び悩んでいる人、
    ・何か成し遂げたい人、
    ・人生に変化を起こしたい人……
    ――もし、ひとつでも当てはまるなら、ぜひ本書を読んでください。
    きっと、あなたの人生に大きな変化が生まれます。


    ◆解説◆
    ◎西田文郎氏(能力開発の魔術師)
    ◆推薦◆
    ◎竹田恒泰氏(作家・明治天皇の玄孫)
    ◎クリス岡崎氏(日本No.1ライフチェンジコーチ)
  • ★ビジネスでトップを目指す人の必読書★
    人の心にレベルがあるように、
    稼ぎや成功にもレベルがあります。
    本書では「成功と人間の器の関係」を著者が独自の視点で5段階の成功レベルに分類しています。1.なかなか稼げない人2.ぼちぼち稼ぐ人3.大きく稼ぐ人4.もの凄く稼ぐ人
    5.稼ぐのは十分で分かち合う人

    今、自分はどの段階の成功者なのか?
    次の成功レベルに行くにはどうしたらいいのか?

    成功している人がさらに上のレベルを目指すには、
    目の前に立ちはだかる「壁」を打ち破り、
    自分の「成功力」を大きくすることがポイントなのです。
    世の中には「なかなか稼げない人」がいる一方で
    「ぼちぼち稼ぐ人」「稼いで稼いで仕方ない人」
    「もの凄く稼ぐ人」から「もう稼ぐのは十分な人」までいます。
    その差を生むのが、その人の「成功力」なのです。



    本書を読んであなたの「成功力」を
    大きくしてください。
    あなたが“今よりもっと稼げてもっと大きくなる”
    究極のナビゲーターとなるはずです。
  • 全米ナンバー1の株式市場予測者が明らかにした
    いち早くマーケット・トレンドを見極め、最高の銘柄選択をし、最小リスクで最大利益を得る方法

    ツバイクは、「ツバイク・ファンド」と「ツバイク・トータル・リターン・ファンド」の会長であり、大変な影響力を持ったトレンド判定に優れた『ツバイク・フォーカスト』の発行者であり、70億ドルの資金を運用する金融ストラテジストであり、「全米で新進気鋭の、かつ最も尊敬を集めている銘柄発掘者」と称賛されているマーケット・アナリストである。

    この改訂版において、ツバイクは彼の古典的な投資入門書に最新の数字を追加し、1990年代の不安定かつ挑戦的な市場の影響を評価している。また、いつものとおり、ツバイクによって実践し、その優位性が証明された戦略の利用方法を明確で平易な言葉で明らかにしている。

    ・ツバイクの単純な「スーパー・モデル」を利用して、売買決定をする方法
    ・ツバイクの“ライフル”および“ショットガン”アプローチによる銘柄選択をする方法
    ・インサイダー(内部者)による取引に注意し、彼らを打ち負かす方法
    ・主要なブル・トレンドとベア・トレンドをだれよりも早く察知する方法
    ・主要な金融機関によって用いられているものと同様なシステムを使って、リスクを最小にして、利益を最大にする方法とは
  • 元祖!場帳トレーダー
    “マーケットの魔術師”リンダ・ラシュキ激賞!
    ウィザードたちが競って読み漁った短期売買手法の奥義書
    3日サイクルの全貌がついに明らかになる!
    3日サイクルの短期売買手法!
    伝説の「テイラーの手法」が半世紀以上の時空を超えて日本初上陸!

    私のトレーディング手法やトレーディング哲学はジョージ・ダグラス・テイラーが考案した短期売買技術を基礎にしたものが多い。そのため私は短期売買の参考書として彼の著書『ザ・テイラー・トレーディング・テクニック』を読むことを多くの人に勧めてきた。まず、第15章の「アドバイス」を2~3回じっくりと読むこと。そうすれば、テイラーの言おうとしている主題を理解するうえで役立つと思う。――“マーケットの魔術師”のリンダ・ブラッドフォード・ラシュキ(『魔術師リンダ・ラリーの短期売買入門』の著者)

    1950年代、シカゴ商品取引所の穀物トレーダーが「場帳による手法(ブックメソッド)」という手引書を出版した。そのトレーダーこそが、本書の著者であり、今や伝説となっているジョージ・ダグラス・テイラー、その人である。テイラーは、穀物市場が3日サイクル(「買いの日」「売りの日」「空売りの日)で動き、そのサイクルは価格の上昇と下落を測定することで追跡可能だという確信を基に、穀物価格の個々の上下動を克明に記録し、その場帳(ブック)を常に持っていた。彼の手法のネーミングはこのブック(場帳)に由来する。穀物価格の上下動を場帳に記入するだけというこの単純な手法が現代の市場でも十分通用することは驚くべきことである。――ジョージ・エンジェル(『ウィニング・イン・ザ・フューチャーズ・マーケット』の著者)

    ジョージ・D・テイラー(GeorgeD.Taylor)
    1950年代に活躍した穀物を中心とした伝説のフロアトレーダー。リチャード・ワイコフ、ジェシー・リバモアとほぼ同時代に活躍し、場帳によるブックメソッドで当時としては珍しい短期売買を行っていた。「買いの日」「売りの日」「空売りの日」の3日をひとつのサイクルとする「3デイトレーディング手法」を開発した。この手法は、「マーケットの魔術師」のひとりであるリンダ・ブラッドフォード・ラシュキやジョージ・エンジェルなどをはじめ、多くのウィザードやトレーダーに大きな影響を及ぼし、彼らの戦略や戦術の開発に貢献した。
  • 科学的なテクニカル分析こそが未来を保証する
    ひとつのリサーチ手法として、テクニカル分析には重大な欠陥がある。それは、規律のない手法であることに原因がある。テクニカル分析をトレーディングに使える有用な知識体系として確立させるためには、厳密な観察科学に進化させる必要がある。この20年にわたって、学術雑誌などに科学的厳密さと客観的率直さを兼ね備えたテクニカル分析手法に関する数々の論文が発表されてきた。本書はこれらの論文の流れをくむものである。本書は2部からなる。第1部では、科学的なテクニカル分析を学ぶうえでの基礎となる方法論、心理学、哲学、統計学について解説し、第2部では、このアプローチを実際に使って、S&P500に対する6402個の買い・売りバイナリールールを25年にわたるヒストリカルデータで検証する。

    本書では、科学的手法と近年になって開発された統計的検定を、テクニカルトレーディングシグナルの真の有効性を調べることに適用する方法についても紹介する。伝統的なテクニカル分析とは違って、過去の収益性を定量化・検証できる客観的ルールにのみ限定するこの新しいタイプのテクニカル分析を、その道のプロであるデビッ ド・アロンソンが詳しく解説する。

    この新しい手法は特にデータマイニングによって発見されたルールやシグナルのパフォーマンス評価に焦点を当てたものである。優れた洞察力と実践上のアドバイス満載の本書を通じて、読者はこの新しい手法の全貌を理解することができるはずだ。本書の実験結果は、データマイニング(多くのルールをバックテストしてそのなかからパフォーマンスが最高のルールを選び出すプロセス)が価値のあるルールやシグナルの発見に役立つ効果的な手順であることを示しているが、データマイニングによって発見されたルールやシグナルの過去のパフォーマンスは上方にかたよるという特徴を 持つため、将来の収益性について妥当な推論を導き出すためには新しい統計的検定が必要になる。本書ではそういった統計的検定のなかから2つを紹介する。そのうちのひとつは本書ではじめて公表されるものである。

    テクニカル分析を使って今日の市場をしっかり見極めたいと思うのならば、まずは これまでテクニカル分析の世界を支配してきた主観的で自己解釈的な伝統的手法を捨て、科学的および統計学的に有効なアプローチを受け入れることである。客観的観察 と統計的推論に基づく科学的なテクニカル分析はあなたのトレーディングを成功へと導く新しいテクニカル分析手法である。
  • 安きを買って高きを売れ! これこそが、一財産を築くための近道である。そうだろうか?
  • “黄金率”0.382、0.618が売買のカギ!押し・戻り売買の極意!

     本書は、投資市場における「押しや戻り」を正確に当てるフィボナッチを基本したトレーディング手法を紹介したものである。この不思議な数値である0.382や0.618は、投資家として、またトレーダーとしてワンランク上を目指す者、どうしても現状の沈滞ムードを打破できない者にとっては絶大な力と啓示を与えてくれるだろう!

     第1部では、強力な先行指標であるフィボナッチを利用した「ディナポリレベル」を活用するための基本原則となる「トレンド」や「方向」「値動き」についてジョー・ディナポリ流の定義をし、基礎をしっかりと固めることができる。

    第2部ではトレードのチャンスが間近に迫っているのかどうかを判断する基準となる「トレンド分析(DMAやMACD・ストキャスティックスのコンビネーション)」や「方向性指標」「買われ過ぎ・売られ過ぎ」について検討し、その時点でトレーディングチャンスがあるかどうか、そのトレードのリスク・リワード比が分かる。

    第3部では、「ディナポリレベル」による実践的なトレーディング手法や戦術、ミスを防ぐ方法などが解説されており、敢然とマーケットに立ち向かうだれにも頼らない独立したトレーダーになる具体的方策が詳述されている。

     本書は、仕掛けや手仕舞い、リスクとリワードといったトレーダーが一番関心のあることを、多くのチャートによって初心者でも視覚的に分かりやすく解説されている。0.382や0.618という12世紀のイタリアの数学者、レオナルド・フィボナッチが発見した秘数があなたに莫大な財産を作らせる第一歩になるかもしれない!
  • ジェロラモ・カルダーノの時代から数学者たちは偶然というゲーム理論にのめりこんできた。しかし、これまで実践で驚くような成果を上げたのは、カリフォルニア大学アーバイン校のエドワード・O・ソープ教授だけである。ソープ教授はギャンブル攻略法を考案しただけでなく、自身が実際にカジノに出かけていってその正しさを証明した。また、賢明なるプレーヤーたちはソープ教授の必勝法をマスターすることに必死になった。カジノ側は賢明なるギャンブラーたちを追い出すことによって、ソープ教授の必勝法が正しいことを認めた。本書では、必勝法の要点を簡単な図表にまとめており、平均的なプレーヤーでも理解しやすいように配慮されている。

    1962年にソープ教授が初めてこの必勝法を発表して以来、ラスベガスをはじめとするカジノはルールを変更せざるを得ない状況へと追い込まれた。そこで本書では、ラスベガス、アトランティックシティー、プエルトリコなどのカジノで、ルールが変更されてもプレーヤーが勝てる戦略や、イカサマディーラーに遭っても負けない方法を伝授している。

    ソープ教授はその後、株式市場に主戦場を移し、そこでも数学的知識である確率、優位性を大いに活用し、大成功を収めた。本書で優位性とは何か、確率とは何かを正しく理解すれば、ツキに頼る投資法から脱却する第一歩になるだろう。
  • いつ仕掛け、いつ手仕舞うのか。
    トレンドの転換点が分かれば、勝機が見える!

    チャート分析における世界の第一人者として広く知られているトム・デマークは、世界中の最も成功した多くの取引に対して、テクニカルなシステムや指標を開発した。

    ベストセラーである『New Science of Technical Analysis』に続き、彼は新しい領域を開拓した。また同時に、実トレードへの応用に対する関心を糧に、最も人気があり、かつ正確な指標に改良を加えた。加えて、新しい指標であるTDコンボ(TD Combo)の詳細をどこよりも先に公開している。TDコンボは人気の高いTDシーケンシャル(TD Sequential)と併用することによって、マーケットのリズムを理解し、売り時や買い時を計算するための心強い見方になってくれる。

    デマークは生涯に渡る研究を通じた、マーケットにおけるタイミング分析者としての伝説的な経験からくる恩恵を読者に与えてくれる。本書で提供される指標には以下のようなものがある。
  • ウォール街で50年勝ち抜いたデービス三世代の投資必勝術
    デービス一族の物語は、いわば過去半世紀にわたるウォール街の物語である。ジョン・ロスチャイルドは圧倒的な筆力によって、成功を収めながら世に知られていないアメリカ屈指の投資家一族の活躍とともに、その舞台となったウォール街の変わりゆく顔をそれぞれの時代背景の中に見事に描いた。
    デービス家三代――第一世代シェルビー・カロム・デービス、息子シェルビー、孫のクリスとアンドリュー――が読者をウォール街の峡谷にいざなう。投資への情熱を持ち続ける彼らは、「妥当価格の成長株」という投資哲学を貫き、常に市場平均を上回る運用成績を残した。
    シェルビー・カロム・デービスはイリノイ州ペオリアの中流家庭に生まれ、金融より歴史に興味を持っていた。そんな彼の人生が大きく変わったのは、38歳のときだった。1947年、彼はニューヨーク州保険局の要職を辞め、妻の持参金5万ドルを元手に投資の世界に飛び込む。1940年代末はダウが180ドル辺りをうろつき、保険株にはだれも見向きもしない時期だったが、デービスは自分が一番よく知っている業界に狙いを定め、保険株のありふれたポートフォリオから王朝を築いた。
    証明された戦略と倹約精神を武器に、デービスは1950年代の戦後の上げ相場から1980年代の華々しい相場を経て莫大な富を蓄積した。彼は将来の世代に自分の経験を 伝えたが、9億ドル近い信託財産は保守的な目的のために残し、子孫には自力で王朝 を維持するよう仕向けた。
    息子のシェルビー・デービスは株高に沸いた1960年代にウォール街に挑んだ。彼は小さな投資会社を始め、誕生したばかりのニューヨーク・ベンチャー・ファンドの経権を握った。同ファンドは彼が運用を担当してから28年のうち、22回も市場平均を 上回る成績を残している。インフレが高進した1970年代の市場を航海するのは至難の業だったが、シェルビーは無傷で切り抜けた。孫のアンドリューとクリスは1990年代 を通じてデービス王朝のかじを取り、新世紀になっても最前線で活躍している。彼らはデービス家の洗練された投資戦略を駆使してウォール街に挑み、一族の名を冠した 転換社債や不動産などのファンドを運用している。
    市場は変化するかもしれないが、投資の極意は変わらない。デービス家は、「複利装置」――投資金を何倍にもしてくれる可能性がある会社――に対する信念と、長期投資は生涯続くとの考えに基づき、2回の長い上げ相場、2回の大幅な下げ相場、7回の緩やかな下げ相場、1回の大暴落、25回の調整を乗り越えてきた。
    本書でジョン・ロスチャイルドは、デービス家、彼らの投資哲学、そしてウォール街を歴史的かつ文学的な語り口で紹介している。情報量の多さもさることながら、読み物としても面白く、人物描写の妙につい引き込まれてしまう。アメリカで最も成功した投資家一族とともにウォール街を旅する一生一度のこの機会を生かし、王朝がどのようにして築かれたかじっくり見てほしい。
  • 長年の研究から得られた「悩み克服」のための集大成!!

    悩みはあなたの歩みを停滞させ、時に致命的な病の原因ともなる。取り返しのつかない結果を招くこともある。

    しかし驚くべきことに“悩みの99%は実際には起こらない”のである。にも関わらず人々は不要な悩みを抱えて生きている。

    あなたは悩みで人生を無駄にしたいと思うだろうか。悩みから開放され、活力に満ちた人生を送りたいと望むだろうか。あなたは今、人生を二分する岐路に立っている。

    悩みの克服とは、すなわち「困難な状況にあって、最も正しい判断を正確に選び取ること」に他ならない。つまり悩みは克服することによって、そのまま前進のための大いなる力へと変えることができるのである。

    仕事の悩みは、克服することが出来れば成果を生み出すチャンスへと変わる。他人からの批判は、向上のためのアドバイスに。病気が、人生に打ち勝つための驚異的な潜在能力を引き出す。悩むのをやめれば、人生にとって有意義な時間を大いにもたらすことになる。

    本書は人々から悩みを取り除くことに成功した処方箋の集大成である。長年の研究から得られた実証済みの本物の記録である。悩みは必ず克服できる。人生のあらゆる機会を捉えて、本書の方法を実行しよう。必要なのはただひとつ、「悩むのをやめ、新たな人生を始めるのだと固く決意する」ことである。
  • 失恋、結婚、転職、死別、昇進、引越しなど、人生は転機(トランジション)の連続です。その転機をどう乗り切るかが今後を左右しますが、焦って空回りしてしまったり、よくわからないまま次に進んで、同じ過ちを繰り返してしまうこともしばしばあります。一体どうすればうまく乗り越えられるのでしょうか。

    本書の著者ブリッジズはもともと英語教師でしたが、キャリアコンサルタントに転職し、成功を収めました。本書はちょうど著者自身が人生の転機にあったときに書かれたものです。著者は人生の転機「トランジション」を「終わり」→「ニュートラルゾーン」→「始まり」の3つに分けて解説しています。

    まずあらゆる状況には「終わり」があります。これまで自分が置かれていた環境や立場がなくなり、自分自身が何者であるのかも分からなくなり、将来も見えなくなります。

    「終わり」を迎え、ぬけがらのようになってしまうのは「終わり」と次の新たな「始まり」の間の期間、「ニュートラルゾーン」です。

    ニュートラルゾーンはこれまでの自分が失われ、先も見えない、とても苦しい時期です。しかし、ここで急いで抜け出そうとして焦って行動を起こしてはいけません。このニュートラルゾーンで「終わり」を受け止め、空虚感や喪失感をしっかりと味わい、真摯に自分と向き合うことこそが、転機を活かし新たな「始まり」を迎えるために必要なことなのです。

    本書は転機のしくみと心の動きを解説し、ニュートラルゾーンでの苦しみをどのように乗り切っていくべきか助言を与えてくれます。あなたが転機や困難にぶつかり別れや終わりのつらさを味わっているとき、人生の方向を見失ってしまったときには、本書を頼りに一歩ずつ前に進んでみてください。
  • ありとあらゆるものを機械的にトレードする!

     過去30年以上にわたり、ブル相場でもベア相場でも伝統的な戦略を常にアウトパフォームし、高いパフォーマンスを上げてきたヘッジファンドとプロのアセットマネジャーグループがいる。彼らは2008年のベア相場のときでも素晴らしいリターンを上げた。彼らは自分たちのトレーディングアルゴリズムはけっして人に明かさず、トップレベルの博士号修得者を雇い入れて大きなリサーチチームを組む。しかし、彼らのリターンは、比較的単純なモデルを使って複製可能だ。彼らはトレンドフォロー戦略によるクロスアセット先物マネジャー、またの名をCTAという。彼らについて書かれた本は多いが、読者が彼らの成功をまねて、自らトレンドフォロートレードによるビジネスを立ち上げることができるほど彼らの戦略を詳細に説明している本はない。

     本書は、買いと売りのルールのように間違ったことに重きを置けばなぜ失敗するのかを示すと同時に、トレンドフォローで最も重要なことは何なのかを教えてくれるものだ。ナスダックやTビルから通貨ペア、白金、畜産まで、ありとあらゆるものをトレードすることで、経済状況や株式市場の相場つきによらずに大金を儲けることができる。トレンドフォローの年ごとのパフォーマンスを分析し、パフォーマンスに寄与するものを見つけだすことで、先物を大規模にトレードするということはどういうことなのかや、本当の問題や機会がどこにあるのかを深く理解できるようになるはずだ。

     経験豊富なヘッジファンドマネジャーによって書かれた本書は、市場参加者の視点から活況を呈するトレンドフォロー先物業界の背景にある戦略を読み解こうとするものだ。成功したヘッジファンドのパフォーマンスを複製するトレードルールや方法など、この業界の成功の裏にある戦略が細かく説明されている。
  • トレードには堅実な戦略と正確なマーケット指標が欠かせない。しかし、この2つがいざというときにうまく機能するかどうかは、その時点におけるあなたの心の状態で決まる。つまり、不利な状況で最高のトレードシステムが砂上の楼閣のごとく崩壊するかどうかは、あなた次第なのである。

    本書は、このような失敗をしないためにあなたの感情起伏を理解し、その知識が最も必要なときに活用できるようにするためのツールを提供する。これこそがトレードで長期的な成功を収めるためのカギとなる。

    これまで、トレードに活用できる精神的なエッジについて実践的で詳細な手法を紹介した本はなかった。本書の内容は、今日最も利益を上げているトレーダーたちの心の中を詳しく調べたデータに基づいている。

    本書は、人間の思考と感情と行動の不変な関係を紹介し、次の点を明らかにしていく。

    ・あなたにはシステムトレードと裁量トレードのどちらに向いているのかを見極める方法
    ・リスクを恐れる原因を理解することでそれを克服する方法
    ・1日の初めにトレードに対する生来の不安を静める方法
    ・利益率を上げるための「ツール」として楽観主義を利用する方法
    ・すべてのトレードについて仕掛ける理由を毎回慎重に考えることができる方法

    本書は、あなたのトレードを改善するための総合的なツールとなるであろう。ここには自分の性格を知って、その特性を伸ばし、自分を支配する感情を知り、それに適した行動をとることでトレード成績を上げるための方法が書かれている。
  • 「キエフ博士は、8年前の『トレーディング・トゥ・ウィン』から始めたトレーディングで成功するために必須の精神的なものへの探求を継続して行っている。マネーマネジャーたちの実際の対話が満載の本書は、勇気、粘り強さ、相反する認識、精神的な葛藤など、達人になるための多くの要素について探求しており、トレーディングのレベルを上げたい人にとっての必読書と言えるだろう」――ジェイ・G・ゴールドマン(ヘッジファンドマネジャー)

    成功するトレーダーと並みのトレーダーの違いとは……

    人生でもトレーディングでも成功するためには、勝つことと負けるにかかわるプレッシャーを取り除く必要がある。実際、勝敗に直接結びつくプレッシャーを乗り越えられるかどうかは、成功するトレーダーと普通のトレーダーを分ける主な要因のひとつになっている。

    トレーディングの心理的側面の研究者で、高名な心理学者かつトレーディングのコーチでもあるアリ・キエフ博士は、高い評価を受けた3冊の著書を執筆以降、10年間にわたって金融市場が大変な困難を伴う挑戦の場であるかを直接見てきた。この間、博士がコーチングを行ってきた人たちのなかにはヘッジファンドマネジャーが数多くいた。この仕事は、高パフォーマンスを上げることに対するプレッシャーと利益が密接に絡む金融業界のなかでも、もっとも心理的負担の大きい職種のひとつと言え。

    経験豊富なプロでも、積極的な個人トレーダーでも、成功を阻む心理的障害に圧倒されることはあるが、それを克服することもできる。本書では、革新的なトレーダーの心理的な法則と戦略を検証し、そこから潜在的なトレーディング能力を引き出してトレーディングのゴールを達成する方法を紹介している。世界でもっとも成功しているヘッジファンドマネジャーたちを相手に交わした多くの対話や実際のケーススタディを通して、次のような発見をしてほしい。

    ・感情的になりすぎることも、ならなすぎることもなく、バランスを維持する
    ・エネルギーと注意を集中して、特定の目標に向かって行動する
    ・燃え尽きたり動機をなくしたりしないように、刺激と努力の適切な加減を見つける
    ・集中力を高める
    ・コントロールされるのではなく、自分の直感によって自然に機能するのに任せる

    徹底的な洞察と実践的なアドバイスが詰まった本書は、自分の潜在能力を引き出す姿勢とテクニックを伸ばし、自信をつけ、メンタルイメージや視覚化、リラックス法、忍耐力を向上させるためのスキルに磨きをかけてくれる。このなかで紹介するさまざまな心理面の練習には、動機や集中力やストレス環境下におけるパフォーマンスを維持するための助けにもなると思う。

    本書は、成功したトレーダーの心の中をのぞくことができる貴重な1冊と言える。彼らの精神構造を理解することによって、月並みとか現状維持といった自分自身に対するマイナスの概念を放棄して、マーケットがどんな難しい状況でも成功できる思考態度を伸ばしていくことができる。
  • 統計的、戦略的なエッジ(優位性)を味方につけて、「苦労しないで賢明にトレードする」秘密を学ぼう!
    トレーディングエッジを最大にする方法が明らかに!

    エッジがなければ、トレーディングはそのコストによって長期的には損失になる。トレーディングのエッジを獲得するためには、マーケットのなかで統計的に優位な「何か」を探さなければならない。そして、最高のエッジは、トレーダー心理が引き起こすマーケットの転換期に現れる。本書では、投資のエキスパートであるボー・ヨーダーがどのマーケットでもエッジ分析を使い、現在使っているトレード戦略を磨き上げるための洞察を披露している。

    本書は、統計的確率の重要性とそれを人間の行動によって予測不可能になっている金融市場に応用する方法を教えてくれる。この本質をついた本書を読めば、特定のトレード戦略の期待利益を査定し、それが持つマーケットエッジを最大限に活用する計画を練り上げるための方法が分かる。成功したトレーダーたちがエッジ分析を通して達成して発見したことを、読者にもぜひ学んでほしい。それは――

    ・収益を増やす
    ・低リスクのレバレッジを増やしてドローダウンを減らす
    ・利益の漏れを探し出し、なくすための鋭い目
    ・仕掛けのための正確なタイミング

    ボー・ヨーダーは、株式、先物、FXなどの市場で、マーケット環境にかかわらず、利益を増やしてエッジを最大にする方法を、世界中の何千人ものトレーダーに教えてきた。統計的確率に基づいてトレード判断を下すことで、これまでよりも自信と管理力と理解力をもってトレードできるようになるからだ。本書を読めば、明快な説明と実例によって「苦労せずに、賢明にトレードする」という価値ある秘密を学ぶことができる。そして、この実績ある手法を読者のトレード戦略に適用するための必要なツールは、付録に掲載されている多様かつ実践的なワークシートにすべて含まれている。

    マーケットの動きと、その原因である非効率を理解することは、投資家として利益を上げるために欠かせないスキルと言える。本物のエッジを得るためには、どのマーケットでもトレーダーは成功確率を見極めなければならない。本書は、トレーディングのための武器庫に欠かすことのできない強力な手法とツールを提供してくれることだろう!
  • まだカンに頼って、トレードしますか?
    過去を検証しないで、あなたはトレードできますか?
    トレーディングシステムを開発しようと思っている人、必読の書!

    ロバート・パルドは長年にわたってトレーディングシステムの最適化問題に取り組んできた。汎用テストプログラム「アドバンスド・トレーダー(AdvancedTrader)」の作成者として知られ、数々のトレーディング戦略の開発者でもある彼は、1990年代初めから最適化プロセスを、開発、テスト、結果の検証というあらゆる面から考察するのに必要なすべての資質を備えた人物と言えるだろう。

    最適化手法は一見、「勝てるトレーディングシステム」を見つけるための理想的な方法であるかに思えるが、本書を読めば、それが難しい意思決定を伴うものであることが分かってくる。

    テストを行う目的は、そのルールと数式(つまり、戦略)を使って過去にトレーディングを行っていたならば、どんな成果を上げていたかを知るためである。どんなシステムでもそのほとんどが、過去を検証することで構築されることを考えれば、過去に起こったことを正しく認識しているかどうかを確認したいと思うのは当然だ。自分の戦略が、勝てるのか、どれくらいのリスクにさらされているか、そして理想的な結果を得るためにどれくらいの資金が必要なのかも知らずにトレードすることほど危険なことはない。

    しかし、テストには落とし穴もある。コンピューターの性能向上によって、パターン、ルール、公式のあらゆる組み合わせをテストすることが可能になり、成功すると思える戦略は確実に見つかるようになったと思われがちだ。しかし、経験によれば、こういった方法による戦略はリアルトレーディングでは利益を出せないことが分かっている。「オーバーフィッティング(こじつけ)」と呼ばれるこの現象は、トレーディングプログラムの開発者たちを悩ます難題である。ロバート・パルドは本書でこの問題を詳しく解説するとともに、正しい解決方法を提示している!

    最適化結果の評価もまた統計学的に健全なものでなければならない。結果を正しく解釈できなければ、最良の解決策を導き出すことはできない。最適化は正しく行わなければ意味のある結果を導き出すことはできないこと、正しく行わなければ信頼度の低い結果しか得られず、引いてはそのシステムが損失につながることをパルドはよく理解したうえで、初心者にも分かるように詳しく解説している。

    トレーディングシステムをこれから開発しようと思っている人、または、すでにあるシステムを検証したいと考えている人は、本書を読んで内容をしっかり理解することから始めることをぜひともお勧めする。
  • 相場で長年利益を積み重ねながら生き残っている「勝者」に、自分もなるためには、どうしたらよいか。それは、すでに成功している勝者の心理(勝者のメンタリティ)を「深いところから学ぶ」のが一番だと、私は考えています。

    勝者の心理を“真似ぶ”といってもいいでしょう。それも徹底的に。その道標と道筋、そしてスキルをNLP(脳神経言語プログラミング)のアプローチから提案しようというのが、本書の大きなテーマとなります。

    まず、自分の現在の状態(現状)を正確に認識します。次に、勝者の心理を「成功モデル」として目標(理想)に設定します。そして現状と理想を対比して、どのような問題点と解決策があるかを具体的に明らかにし、そのために役に立ちそうな「メンタル改善スキル」を実践し、継続的に最高のパフォーマンスを出せるようなトレード戦略と計画を立てるのです。

    本書の第3章で提案している成功モデルは、国内外のトレード勝者たちに実際に話を伺い、彼らの心理的角度からみた戦略の共通点を整理したものです。読者の皆さんには、この成功モデルを“土台”に加除修正をしていただくことで、自分なりの「理想像」を明確にしてもらえればと思います。

    第7章には、この成功モデルを作るために取材をさせていただいたトレーダーたちとのインタビューを掲載しました。世界的著名トレーダーのラリー・ウィリアムズ氏、ジャック・シュワッガー著『続マーケットの魔術師』(パンローリング)でもとり上げられたスコット・ラムジー氏、伝説的トレーダー集団「タートルズ」の流れを汲むケン・ジェイコブザック氏、100%システムトレードで500億円以上の資金を運用するクリストファー・スタントン氏、200人以上のトレーダーを育て上げたマーク・シュレイス氏――現在、最前線で活躍されている5人の海外トレーダーたちです。

    インタビューでは、単に技術面の考え方について聞くだけでなく、彼らの心理面からみた戦略について深く探るよう努力しました。それぞれが、一見まったく正反対のことをいっているようにみえることがあるかもしれません。しかし、行間を読みとってもらいたいと思います。実は同じ意味のことを違う表現で話しているにすぎないと気づくでしょう。

    また同章には、日本の個人システムトレーダーの草分けである斉藤正章氏の「回答」も掲載しています。斉藤氏には、本書の重要ポイントのひとつである自己認識作業にも回答していただきました。こちらも読者の皆さんがご自身で回答するとき、また目標を設定するときに良い参考となるはずです。
    村居孝美(むらい・たかよし)
    1966年生まれ。NLP(神経言語プログラミング)を応用したスーパートレーダーのモデリング法「NLPトレーダーコーチング」の開発者および現役システムトレーダー。
    NPO法人日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト(CMTA)
    米国NLP協会認定マスタープラクティショナー
    一般財団法人日本ライフセラピスト財団認定コーチ
  • トレーダーとして成功する条件については、バイサイドからの視点で書かれた何百冊もの本が刊行されてきた。しかし、本書は逆の立場、つまりセルサイドからの視点で書かれた世界で最初の本だ。
  • 自己変革の第一歩を踏み出し、内側に眠る真のパワーを発見!
    自己発見の旅路!
    自分自身を変えて、スーパートレーダーへの旅へ出よう!

    SF映画の傑作『マトリックス』では主人公のネオが赤と青のカプセルの選択を迫られるシーンがある。「青いカプセルを飲めばここで終わり。ベッドで目覚め、あとは好きに。赤いカプセルを飲めば真実の世界を見せてやる」と言われる。もちろん、ネオは赤いカプセルを飲み、冒険が始まる。さて、もし赤と青のカプセルのどちらを飲むかと聞かれたら、あなたはどちらを選ぶだろうか?

    本書はあまたあるトレード指南書や投資ガイドとは趣を異にする。本書はネオが飲んだ赤いカプセルの役目を果たす。自分の人生において何が得られるのか、何が可能で何が不可能なのかといったプログラム化された思考から自分を解放する勇気さえあれば、本書はあなたを新世界へと導いてくれるはずだ。心にしみついた考えや信念や認識はトレードの意思決定に影響を及ぼし、当然手にすべき成功からあなたを遠ざけるかもしれない。自分の内面を見つめ、こうした根深い考えや信念や認識に新たな光を当てる。トレード結果を劇的に改善し、あなたの富を何倍にも増やす新たな方法を探す旅に出ようではないか。
  • トレーダブルな戦略とは自分のリスク・リワード目標に一致し、リアルタイムでもバックテストと同様のパフォーマンスが得られる戦略のことを言う。しかし、カーブフィッティングから貪欲まで、さまざまな落とし穴が待ち受けているため、トレーダブルな戦略を開発するのは容易なことではない。しかし、正しい方法で行えば、トレーダブルな戦略を開発することは可能である。



    このことをだれよりも理解しているのは、トレードシステム開発の第一人者であるキース・フィッチェンだ。彼が開発した不動の人気を誇るアベレイションシステムは、『フューチャーズ・トゥルース』誌の「史上最高のトレードシステムトップ10」の常連だ。25年以上にわたり実績のあるシステムを開発し、彼自身それらのシステムを使って活発にトレードしてきたフィッチェンは、トレードの豊富な経験を読者のみなさんと共有したいという思いで本書を執筆した。



    本書は、トレード戦略によってどういったことが達成可能かという現実的な話から始まる。世界の最も優れたマネーマネジャーたちの過去5年にわたるパフォーマンスに始まり、トレード戦略のパフォーマンスを最もよく特徴づける統計量、個人的なリスク許容量に合った「トレーダブルな戦略」を構成するものは何かを定義するうえで手助けとなる一連の質問のほか、戦略開発における最大の問題の1つであるカーブフィッティングについても議論する。さらに、「Build,Rebuild,andCompare」(構築、再構築、比較)、またの名をBRACテストとも言う独特の手法も紹介する。BRACテストは戦略開発におけるカーブフィッティングの度合いを知るための方法だ。



    本書の後半では2つのトレーダブルなシステムを開発する。1つは株式用の短期スキャルピングシステム、もう1つは商品用の中期トレンドフォローシステムだ。これらのシステムを開発しながら、仕掛け、手仕舞い、トレードフィルターについても議論する。これら2つのシステムは両方とも現状のままでも「トレーダブル」だが、株式や商品の大口口座から小口口座まで、さまざまなリスク・リワード特性に合わせて調整するためにはあるテクニックが必要になる。それがマネーマネジメントテクニックだ。また、株式戦略や商品戦略を単独でトレードするよりも一緒にトレードしたほうが効果的であるため、両方の戦略を一緒にトレードするためのマネーマネジメントも開発する。本書の戦略についてもっと詳しく知りたい人は、両方のシステムのトレードをウェブサイトで閲覧できる。



    真剣なトレーダー向けに書かれた本書は、BRACテストからバースコアリングまで、ほかでは入手不可能な情報が満載だ。本書を読めば優れたリターンを達成するうえで優位な立場に立つことができるはずだ。
  • 神居島で次々に人が殺される事件が起きる。そこには国防省と建設会社の陰謀が隠されていた。
    「人などみな滅びればいい」ナギの心は憎悪と怒りの炎となり、人々の邪心を利用していく。
    妹の暴走を止めようと奔走するナミ。特別な力を持った姉妹がついに激突する。その衝撃的な結末とは…。

    人と自然のあるべき姿と命の尊厳を問うSFミステリー。

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