セーフサーチ設定を変更しました
ページの先頭です
期間限定!初めての予約購入で最大コイン+20%還元!

『幻冬舎メディアコンサルティング、その他(レーベルなし)、801円~1000円、0~10冊、雑誌を除く(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全759件

  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    聴いて歌って楽しく学べる。

    ポスト・コロナに対応。自宅で習得できる英語術。

    品詞の区別 ならこの曲!/The Galaxy Express 999
    時制の使い分け ならこの曲!/One For All
    現在完了時制 ならこの曲!/Try Your Wings
    –ing形 ならこの曲!/When You're Smiling
    前置詞と接続詞の区別 ならこの曲!/Pick Yourself Up
    冠詞の使い分け と 単数・複数 ならこの曲!/So Many Stars
    疑問文 ならこの曲!/Are You Havin' Any Fun?
    SV ならこの曲!/Smile
    SVC ならこの曲!/On A Clear Day
    SVOとSVOO ならこの曲!/Pennies From Heaven
    SVOC と 比較表現 ならこの曲!/Hard Hearted Hannah
  • 足のむくみは体からのSOS!?

    心不全、深部静脈血栓症、下肢静脈瘤……
    放置すると危険な足のむくみについて
    「足の専門医」が徹底解説
    ------------------------------------------------------
    足が重だるく感じる、夕方になると靴がきつい——これらは多くの人が経験する足のむくみの典型的な症状です。
    特に筋肉量が少ない女性に多く見られる症状で、そのうち治るだろうと放置してしまう人が多くいます。
    しかし、これらの症状は単なる一過性のものとは言い切れません。もしかしたら健康上の重大なリスクを示しているかもしれないと著者は言います。

    著者は福岡市内で足の治療に特化したクリニックを営む「足の専門医」です。これまで数千件にも及ぶ診療を行ってきたなかで、下肢静脈瘤や深部静脈血栓症などの重篤な疾患を抱える患者の大半が、初診の時点でむくみの症状を抱えていたといいます。
    足のむくみに潜むリスクはさまざまです。心不全や腎不全、肝硬変といった、放置すれば重症化し、命を脅かすような疾患が潜んでいる場合もあります。また、むくみの原因が下肢静脈瘤の場合、痛みによって歩行困難に陥るケースもあるのです。
    著者は足のむくみを感じたら、放置せずに重大な病気の可能性を考え、早期に医療機関を受診して検査を受けることが重要だと考えています。
    本書では足のむくみの原因や考えられる疾患、治療法、そして日頃のセルフケアや生活改善について、専門医の視点から詳しく解説しています。足のむくみに悩む人が正しい知識をもち、早期の改善につなげるための一冊です。
  • 「もし明日死ぬとしたら……」
    自分が死ぬことを想像して、今をどう生きるかを考える。

    今を生きる若者たちに、悔いのない生き方をしてほしい——
    介護福祉施設を経営し、多くの人々の死を見届けてきた著者が送る、自分らしい人生を実現するためのメッセージ。
    ------------------------------------------------------
    新型コロナの感染拡大、頻発する天災、政治家の不正……
    景気も回復せず、周りを見渡せば大人たちはみな疲弊しています。
    そんななか、将来への希望が抱けず、生きる意味を見いだせない若者たちが少なくありません。
    インターネットやAIを使えばなんでも分かる時代になりました。しかしPCやスマホ画面のなかには「どのように生きるのか」という問いの答えは存在しません。
    著者は「どのように死ぬか」を考えることでその答えを見いだすことができるといいます。若いうちから「死」に思いをめぐらせることは生き方を見つめ直すきっかけになるというのが著者の考えです。

    介護福祉施設を経営している著者は、これまで多くの施設利用者の最期を看取ってきました。たくさんの人の死に触れることで、今日を生きることの大切さを知ると同時に周囲の人々への感謝を覚え、やがて今の自分が周囲や社会のために何ができるかも考えるようになりました。
    大切なあの人に何をしてあげられるだろうか——
    社会の役に立つために働くには——
    「死」について考えることは、自分自身の「今」をより良いものに変え、成長していくためにとても大切なことであると気づいたのです。
    もし、明日死ぬかもしれないとしたら……そう考えてみることで、自分の大切なもの、絶対に譲れないこと、かけがえのない宝物、捨ててもいい過剰な荷物などがクリアになり、自分にとっての価値ある生き方が見えてきます。

    本書は、介護福祉の現場で利用者の死を通じて著者が学んだ33の人生訓をまとめたものです。「まごころを大切にする心から幸せが生まれる」「やってくれることを当たり前だと思わない」など、悔いのない人生を送るためのヒントとなる33の言葉を収録しています。

    人生に目標を見いだせず無気力な日々を過ごしている若者に、「死」を思い、生き方を見つめ直し、明日死んでも悔いのない人生を送ってほしい——。
    著者の温かく熱い思いのこもった一冊です。
  • 小児から高齢者、障がい者まで
    地域住民すべての口の健康を守る!

    地域の歯科医院と総合病院や大学病院をつなぎ、高度な治療ニーズにも対応
    「地域支援型多機能歯科診療所」の意義と役割を徹底解説!

    食べる、話す、呼吸するなど、生きるうえで欠かせない役割をもつ口の健康を保つことは、 健康寿命の延伸が叫ばれている現代において、最重要課題の一つだといえます。そのため、口腔機能の維持を担う歯科医の役割もこれまで以上に重要視されています。単にむし歯などの治療を行うだけではなく、生涯自分の歯で食べられるようサポートし、乳幼児から高齢者、全身疾患や障がいをもつ人まで、さまざまな患者の状態を考慮して適切な治療を提供することが求められているのです。 
    しかし、実際にそのような対応ができる歯科医院の数はまだまだ足りていないのが現状です。
    この問題を解決するために、各医療機関の連携(医科歯科連携、病院―診療所間の病診連携、診療所同士の診診連携、多職種連携)により機能を相互補完し、患者の多様な治療ニーズに対応しようという取り組みが進められています。そして、こうした動きのなかで期待されているのが、地域の歯科医院と総合病院や大学病院をつなぐ役割を担う「地域支援型多機能歯科診療所(医療機関)」です。
    地域支援型多機能歯科診療所とは、歯科専門医による専門的な歯科診療や訪問歯科診療、全身麻酔や全身管理が必要な患者の歯科診療などを行う医療機関です。地域の歯科医院では対応できない全身麻酔下による集中歯科治療などを受け持つことで、各病院の負担を軽減する役割を担っています。
    地域支援型多機能歯科診療所では、歯科医師や歯科衛生士だけでなく多職種が連携しながら診療することができるため、専門性の高い治療を提供することができます。

    著者は広島県安芸郡で約130人のスタッフを擁する歯科医院の院長を務めており、日本歯科医学会が提唱する地域支援型多機能歯科診療所のモデルケースにも選定されています。
    そこで本書では、著者の医院での具体的な取り組みを例示しながら、地域支援型多機能歯科診療所の意義と果たすべき役割について解説しています。今後ますます重要性が増す歯科医療の未来について考えるきっかけとなる一冊です。
  • クリニック淘汰の時代、地域医療を担う開業医の使命とは

    開業から17年で7つのクリニックを展開
    香川県高松市の巨大医療グループに見る
    地域の患者に選ばれるクリニックをつくるための経営戦略
    ------------------------------------------------------
    都市部と地方の医療格差は深刻の度合いを増しています。
    地方において地域の医療を支えるクリニックにとって、高齢化や人口減少などの影響で年々経営環境が厳しくなるなか、医療と経営を両立していくことは容易ではありません。

    著者がクリニックを営む香川県の高松市も、そうした地方都市のひとつです。著者は大学を卒業後、脳外科医として香川医科大学(現・香川大学)附属病院で勤務していましたが、2007年、43歳のときにこの高松市で小さなクリニックを開業しました。
    気軽に足を運んでもらえるクリニックで、地域の人の健康を守りたい——その思いで開業を決意しましたが、高松市は当時からすでに人口減少が始まっており、既存の医療機関と同じようなクリニックを開業しても、患者を取り合う競争に追われることになるのは目に見えていたといいます。
    そこで、ほかのクリニックとの差別化を図るため、地域の医療ニーズや既存の医療資源などを徹底的にリサーチすることにしました。すると高松市には脳外科手術をする大きな病院はあるものの、脳梗塞など重篤な脳疾患の兆候をつかむことができる脳の検査に特化したクリニックがないということが分かったのです。
    脳血管疾患は日本人の死因の4位となっており、重大な脳疾患を発症してからでは大掛かりな手術や治療が必要となります。高齢化が進み多くの人が健康寿命への関心を高めるなか、無症状でも軽度の脳疾患を検査で見つけだし、早期治療に導くクリニックに必ずニーズがある——そう考え、MRIなど最先端の設備を備え、検査を専門とした脳外科クリニックを開業したのです。すると、開業当初から予想以上の反響があり、好スタートを切ることができたといいます。ニーズがあるという見込みは間違っていなかったのです。
    また、患者が通いやすい場所に開業したこと、最新設備や専門医としての知見が信頼の獲得につながったことなど、さまざまな要因がかみ合い、クリニックは地域の人々に受け入れられ、患者は順調に増えていきました。
    その後も著者はマーケティングの視点を重視したクリニック経営を行い、地域のニーズを的確に把握して迅速に応えてきました。選ばれるクリニックとなるための施策を次々に打ち出す一方で、エリア戦略として分院展開や脳外科以外のクリニックを開業して拠点を増やし、それぞれの強みを生かす医療ネットワークを構築していきました。そのうえで介護・福祉を含めた多職種連携を進め、地域医療の中核を担う医療グループとなることを目指して成長を続けてきたのです。
    本書では、著者の17年間におよぶクリニック経営を振り返りながら、マーケティングやエリア展開、デジタル化による業務の効率化など、地方都市のクリニックが安定した経営を成り立たせるポイントについて解説しています。
    地方都市の医療従事者、病院経営者にとって、クリニックの運営の悩みから脱却し、医療と経営を両立させるためのヒントとなる一冊です。
  • 町の中華屋から一大チェーンへ
    唯一無二のポジションを築く大阪王将の「超える」経営とは

    外食と冷凍食品の両輪を活かしたビジネスモデルでヒット商品を創出し続ける「大阪王将」二代目社長が、地域や事業領域の枠にとらわれない拡大戦略を徹底解説!
    ------------------------------------------------------
    「大阪王将」の始まりは、裏通りにできたわずか5坪の店舗をもつ町の中華屋でした。それから半世紀、世界に450店舗以上を展開するまでに成長し、餃子店のほかにラーメン専門店やベーカリーカフェなど新しい業態開発にもチャレンジを続けてきました。さらには食品事業にも参入し、冷凍餃子販売など多方面に進出しています。大阪王将の二代目社長である著者は、この多事業展開をはじめとしたさまざまな改革があったからこそ、多くの外食企業が窮地に陥ったリーマンショックやコロナ禍、原材料高など幾多の困難も乗り越えることができたのだといいます。

    本書のタイトルにもある「超える」というキーワードは、大阪王将の拡大戦略の中核をなすものです。
    1店舗だけの町の中華屋からスタートし、地域を「超えて」チェーンを広げてきました。さらに外食業界を「超えて」食品業界に参入し、外食と冷凍食品という“両輪事業”に基づく「食のライフプランニングカンパニー」としての基盤を固めてきたのです。試練に直面するたびに、羽根つき餃子など数々の既成概念を「超える」ヒット商品を連発し、コロナ禍の逆境では組織改革を断行して未曽有の危機を「超え」ました。さらにブランディングを進める過程では、従来のブランド戦略に加えてインターナルブランディングを徹底し、過去の自分たち自身をも「超えた」のだといいます。
    常に「超え」続けることを追求するしなやかな戦い方こそが大阪王将の真髄であり、それがあってこそ企業は成長、拡大できるというのが著者の考えです。
     
    本書は、困難にあっても前を向いてひたすら貫いてきた大阪王将の「超える」戦略展開を詳しく紹介するものです。
    経営者や管理職、起業を目指している人たちにとって、企業を成長させるためのヒントになる一冊です。
  • 男たちの熱意が、一台のバイクを生み出した。

    「絶対に走るはずがない」実物を見た人は口々にそう言った。
    工場の隅で、廃材を集めて作り上げた試作品。改良を重ねてついに販売にまでこぎつけたV.S.Monkey。一人の男の発想と熱意が周囲の人々を巻き込み実現した、小さなバイクをめぐる物語。
    ただのエッセイ集じゃない。バイクのデザイン・構造という専門的な内容にまで踏み込んだ、工学初心者必読の一冊。
  • 「漢方は効かない」は大きな誤解!
    日本人にあった漢方を処方すれば
    難病も慢性疾患も改善する!

    1万3000人以上の患者を救った名医が解説する
    日本漢方の真の実力とは
    ------------------------------------------------------
    「漢方」と聞いて思い浮かぶイメージは人それぞれです。「体に優しい」と好印象をもつ人がいる一方、「すぐ効く気がしない」「どこにどう効くのか、よく分からない」そんなふうに思っている人も少なくないはずです。

    本書の著者は、約20年前に日本漢方と出合い大学病院で漢方外来を担当後、クリニックを開業してからの約10年で1万3000人以上の慢性疾患や難病に苦しむ患者を日本漢方で治癒・改善に導いてきました。そんな著者曰く、今、日本で行われている漢方治療はかつて行われていた本来の漢方治療とは大きく異なるといいます。
    漢方には大きく分けて二つの流れがあります。
    一つは中国で成立した理論体系重視の「中医学」に基づく治療、もう一つはその中医学成立以前の古代中国医学をルーツとしつつも江戸時代までの日本で独自に発展を遂げた「日本漢方」に基づく治療です。
    日本漢方の大きな特徴は実践重視の処方運用であり、その考え方の基になっているのが「六病位」です。
    病気の進行段階によって処方を適切に変えてゆく考え方で、これによりアトピー、リウマチ、認知症、がんといった慢性疾患や未知の難病を改善に導くことが容易になるというのが著者の主張です。
    しかし、日本漢方は明治時代に西洋医学が重用され医学として認められなくなるなどの弾圧を受けた経緯もあり、今の日本では日本漢方を熟知し実際の診療に用いている専門家はほとんどいないのです。

    そこで、たくさんの効果が期待できる「日本漢方」をもっと多くの人に、「日本人による日本人のための、日本人に効く漢方」があることを知ってもらうべく執筆されたのが本書です。
    日本漢方(和漢)とは何かを中医学や西洋医学との考え方の違いもふまえてひもときつつ、著者のクリニックでの例を紹介しながら診断や治療の特色を伝えています。
    漢方に少しでも興味をもっている人、漢方を自身や身近な人の病気の治療に役立てたいと考えている人に役立つ一冊です。
  • 自己の思考に水を遣り、広い世界に根を張ろう

    “学際的視野”に富んだ珠玉のエッセー集
    待望の第二作

    国際関係の諸問題、現代カルチャー批評、学校生活における進言……
    分野の垣根を越えて、地に足のついた論を展開する。
    読めば向学心が高まる論考60篇。
  • 創建から800年余りを数える仙台市の古刹、曹洞宗・大満寺の若き住職が贈る法話集。

    歴史ある曹洞宗の寺、大満寺の住職が行った法話の中から、10編を集めたもの。
    寺の子として生まれながら、将来に悩み、アルバイトや音楽活動など様々な経験を重ねた後に、
    仏の道へと進むことを決意した著者が、悩み多き現代に贈る仏の教えとは。
    分かりやすく、親しみやすい言葉が心にしみる一冊。

    私たちが幸せに生きていけるように
    私たちの心に美しい花が咲くように
    慈しみの心を真ん中において
    苦しんでいる人を放っておけないそんな寛容な心で
    これからの皆様の人生を歩んでまいりましょう(本文より)
  • 訪問看護は看護のチカラを最大限に発揮できる
    やりがいのある仕事!

    看護一筋で病院から地域に飛び出した著者が語る
    可能性に満ちた在宅看護の魅力とは——
    ------------------------------------------------------
    少子高齢化が進む日本において、医療・看護の世界では地域包括ケアのもとで病院から在宅への移行が求められています。しかし、高齢者に適切な在宅ケアを提供できる医療機関や事業所は不足しており、需要に対して供給が追い付いていないのが現状です。特に看護師についてはほとんどが病院のなかで看護に従事しており、訪問看護に携わっているのは全就業看護師のうちわずか3.9%にとどまっています。

    本書の著者も、以前は病院のなかで働く看護師の一人でした。著者はさまざまな病院で勤務するなかで、働きながら常に「病院では看護のチカラを最大限には発揮できない」と感じていたといいます。
    病院では運営方針に則ったクリニカルパス(診療計画)に従って行動することが求められ、医師を頂点とした厳然たるヒエラルキーが存在します。どんなに自分が患者に寄り添ってできる限りの看護を提供しようと思っても、大きな組織の一員として働く看護師は、何よりもまず病院のルールに則り、医師の指示に従わなくてはなりません。そこに看護師自身の意思や創意工夫は活かされにくいのです。
    在宅であれば「患者さんの心と身体に寄り添い、その人がもつ生きる力を支える」という看護師本来のチカラを思う存分発揮できると考えた著者は、2001年に病院から在宅看護の世界へ飛び出しました。現在は地域で療養する患者をケアすることを目的に、訪問看護ステーションのほか、看護師のみで運営する重症・重度介護者向け有料老人ホームを運営しています。

    本書では著者の経験をもとに、訪問看護の魅力についてまとめています。病院のなかで看護力を発揮できず悩む看護師たちに、あと一歩を踏み出す勇気と元気を与える一冊です。
  • 1995年3月20日
    地下鉄サリン事件は預言されていた

    あの「恐怖の大王」の詩の真相も解明
    ――ノストラダムスの預言詩に「人類滅亡」は、どこにも書かれていなかった

    ノストラダムスの「真意」を正しく読み解く

    世界的な国立公園のかたわらにある
    九の地名の宗教的国家
    (中略)
    地下鉄の中で人々は襲われ、
    突き刺し、浸した、
    異端者の 毒ガスを
    力ずくで吸わされるだろう
    (「3月20日 東京」より)
  • 地方の個人商店から始まり、一代で業界のトップリーダーに!
    組織を拡大し、ヒット商品を生み、上場を果たした「普遍の戦略」とその軌跡

    日本のガーデニング産業を文化型産業に転換させ、業界を牽引、
    今日のガーデニングブームをつくり上げた第一人者が語る、経営拡大の思考と戦略とは——
    ------------------------------------------------------
    本書は、地方で起業した零細企業が一代で業界を牽引するトップ企業へと成長し、東証一部上場を果たすまでの、挑戦の軌跡を記したものです。

    著者の会社は、ガーデニング関連製品の開発・製造・販売・輸入を手掛ける業界のトップ企業です。しかし1980年の創業時は、東京や大阪といった大都市とは遠く離れた和歌山県海南市で、妻を含めたたった4人の社員と、資金もないところからのスタートでした。そして創業から18年後にガーデニング業界では唯一となるジャスダック(当時)への上場を果たし、現在は海外に17の拠点を構えグローバルに事業を展開しています。

    もともと農園芸や垣根の結束などに使用される天然の棕櫚(しゅろ)縄や竹垣の販売を手掛けていた父を手伝っていた著者は、やがてそれだけでは先細りになっていくだろうという危機感を募らせ、ガーデニング事業に着目します。
    人口が急増し住むためだけの家が次々に建てられていた高度経済成長期から、ライフスタイルの充実という新しい概念が生まれつつあった転換期において、著者は単なる「箱」としての家ではなく、生活を豊かに送る「住まい」の需要がますます高まっていくことを確信し、「庭づくり」に商機を見いだしたといいます。そしてそれまでの常識とは異なる、ライフスタイル全般を提案するガーデニングの市場を切り開き、今日のガーデニングブームをつくり上げていったのです。

    こうした著者の経歴をもとに、本書では事業拡大、マーケティング、製品開発、人材育成といった項目に分けて、業種を問わず活かすことのできる拡大経営の戦略のポイントとノウハウをまとめました。
    地方企業が拡大を目指すための手掛かりとなり、飛躍へのヒントが得られる一冊です。
  • 継続的に成長し続ける組織をつくる!

    元マッキンゼーの敏腕コンサルタントが徹底解説。
    人材戦略と事業戦略を連動させ、
    組織のポテンシャルを最大限に引き出す「組織能力開発」とは
    ------------------------------------------------------
    いつの時代においても組織のポテンシャルを最大限に引き出すことが経営の要です。

    戦後、日本企業は長期雇用を通じて労働力を確保し、組織全体の力を高めることで、
    日本経済に大きな成長をもたらしました。しかし、人口減少やデジタル化といった
    時代の変化につれて、かつて良しとされていた「終身雇用」や「年功序列」などに
    代表される日本的経営は行き詰まりを見せるようになりました。

    こうした状況を受けて経済産業省は2022年5月に、
    「人的資本経営の実現に向けた検討会報告書~人材版伊藤レポート 2.0~」を公表しました。
    時代の変化に対応するためには人材を資本ととらえ、その価値を最大限に引き出す
    「人的資本経営」が重要だと述べられています。
    そして、この人的資本経営を実現するうえで、最も重要な視点として同レポートで
    指摘されたのが経営戦略と人材戦略の連動でした。

    しかし、この二つを連動させるのは簡単なことではなく、組織の価値を最大化
    させるための具体的な施策が多くの企業で不足していると著者は考えています。

    著者は米国MITスローン経営大学院で経営学を学び、
    その後マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社して、
    主に通信・ソフトウェア業界における情報システム構築のコンサルティングに従事しました。
    そして1997年には自らコンサルティング会社を設立し、企業がもつポテンシャルを
    最大限に引き出す「組織能力開発」のサービスを提供してきました。
    組織能力開発は組織のもつ能力を的確に把握し、組織全体を同じベクトルに向けて
    自走させることができる仕組みです。
    著者は実際にこのサービスを提供することで多くの大手企業を支援してきました。

    本書では企業の経営層、事業部長、人事部長などへ向けて、
    事例を交えながら組織能力開発の重要性とそのノウハウを分かりやすく伝えます。
    戦略を立案し実行するもののなかなか前に進まないという状況を打破し、
    大手企業の組織変革を成し遂げるヒントとなる一冊です。
  • あえて拡大しない
    理想の介護施設経営とは——。

    設立から8年間の離職率0%!
    利用者も従業員も幸せにする
    “一点集中の介護経営”を徹底解説
    ------------------------------------------------------
    介護業界全体に、人手不足が大きな課題として横たわっています。
    この先、団塊の世代が後期高齢者になる2025年、さらには団塊ジュニアが
    高齢者となる2040年を控え、介護人材の不足はさらに深刻化すると考えられます。
    介護職員の人手不足は経営にさまざまな影響を及ぼします。人手不足の状況では
    介護職員一人ひとりに業務の負担が重くのしかかり、サービスの質は低下します。
    また、教育する人や時間がなければ経験の浅い介護職員に対して、接遇・介護の
    スキルや正しい介護の仕方などがまともに指導できず介護事故にもつながってしまいます。
    こうした人手不足による問題が噴出しているにもかかわらず、サービスの質より
    利益を優先した多拠点展開を標榜する経営者があとを断ちません。
    人々の生活を支え、意思を尊重し尊厳を守ることで利用者を幸せにすることが
    「介護の本質」であるはずなのに、それが顧みられない状況に陥っているのです。
    このような状況において、介護事業の経営者一人ひとりが介護の本質を見つめ直し、
    それを理念にも反映させて経営していかなければ、介護業界を変えることは不可能だと著者は述べています。

    著者は「関わるすべての人が幸せになる介護施設をつくる」という理念を掲げて
    デイサービスを設立し、以来その一事業一施設のみにこだわり続けてきました。
    著者の理念をすべての従業員に浸透させ、利用者一人ひとりの心に寄り添ってこそ、
    事故を防ぎ、質の高いサービスを提供できると考えているからです。
    そして、事業を広げずあえて一施設に絞ることで、
    関わるすべての人を幸せにする“本物施設”が実現できるのだといいます。
    著者の施設では、従業員主体の評価制度や各人の資質に合わせた個別研修によって
    従業員の意識を高め、離職率が高いとされる介護業界で設立後8年間離職ゼロを
    誇っています。また利用者に寄り添った質の高いサービスを提供するのはもちろん、
    地域を巻き込んだイベントを開催するなど地域住民との交流を活発に行い、
    評価が口コミでどんどん広がることで、常に利用者は定員を満たしているといいます。
    利用者とその家族、ケアマネジャー、従業員、そして経営者も含めて、
    関わるすべての人を幸せにするというのが著者の理想であり、
    それを実現させたのが、一点集中の経営による“本物施設”なのです。

    本書では、一点集中の経営に対する著者の想いや考え方を交えながら、
    真に利用者を幸せにする“本物施設”をつくるために行ってきたさまざまな施策をまとめています。
    本物の介護を目指して努力を続ける介護施設経営者にとって、
    利用者や従業員、その家族らみんなを幸せにするためのヒントとなる一冊です。
  • 江戸南町奉行・矢部駿河守定謙は、なぜ絶食死を選んだのか

    桑名藩への永預として座敷牢に幽閉される身となった、矢部定謙。
    矢部の警護に当たる番士の一人、本多捷太は、彼にまつわる様々な噂話を耳にする。
    なぜ矢部ほどの人物が刑に処せられ、悲惨な最期を遂げることになったのか。
    疑問に思う捷太に、番士仲間や弟が語るその真相とは――。
    捷太の目を通して、獄中での矢部定謙を細やかに描いた歴史小説。

    【著者紹介】
    伊達 虔(だて けん)
    1996年 第十五回潮賞小説部門受賞 受賞作「海人」(潮出版社)出版
    1998年 「G 重力の軛」(双葉社)出版
    2003年 第八回歴史群像大賞最優秀作品賞受賞
         受賞作「逃亡者市九郎」(学研社)出版
    2007年 「鳥刺同心 晩秋の稲妻」(学研社)出版
  • 何かひとつでも、あなたの心を軽くするヒントがきっとある――。

    誰かへの期待や羨望、すれ違い。孤独からの旅立ち、そして自立へ。
    季節のゆるやかな移行とともに、誰しもが経験する様々な感情をのびのびと描いた詩集。
    「あなたは」「カラー・オブ・ザ・ワールド」「そのまま」他、30作を収録。

    【著者紹介】
    rim.
    著者が最も大切にしている自身の体験や経験、冒険を常に昇華させるような作品、また、過去でも未来でもない今、拾い集めた"既存の価値観を壊し、新しい感覚を養う作品"たちを日々、創作している。
    note「Poetrim」更新中。
  • 「眼科医の処方箋をもらわないと買えない」は思い込み!?

    コンタクトレンズの通販サイトを20年以上にわたって続けてきた著者が、
    コンタクトレンズ購入に関する正しい知識と情報をわかりやすく解説!
    ------------------------------------------------------
    ネット通販が台頭し、食品やコスメなど「必要なものは何でもネット通販で買える」
    といっても過言ではない時代になりました。
    しかし、コンタクトレンズ購入に占めるネット通販の割合は4割程度にとどまっています。
    コンタクトレンズも一般大衆薬などと同じく処方箋いらずで購入できるにもかかわらず、
    多くのコンタクトレンズユーザーは便利なネット通販を利用していない現状があります。
    著者はその理由として「医療関係のものだから自分で選ぶのが不安」など、
    知識不足・情報不足による抵抗感だけでなく、
    「眼科でもらう処方箋がないとコンタクトレンズをネット通販で購入できない」といった
    誤解の影響が大きいと指摘しています。そして、その誤解はメーカーと眼科医の都合に
    よって植え付けられているものであり、消費者は正しい知識のもと自由に購入手段を
    選択できるようになるべきだと考えています。

    著者はコンタクトレンズ専門のネット通販会社を営み、ネット通販黎明期であった
    創業当時から今日まで、コンタクトレンズの販売一本で22期連続黒字を達成しています。
    そして、コンタクトレンズ業界にある不透明な部分を明らかにして、コンタクトレンズ
    ユーザーが不便を強いられている状況を改善したいという想いから筆を執りました。

    本書では、コンタクトレンズをネット通販で買うのをためらうユーザーの誤解を
    解消するため、購入に関する正しい知識を分かりやすく解説します。
    先入観や思い込みが消え、安心してネット通販でコンタクトレンズを
    購入できるようになるためのヒントとなる一冊です。
  • 少子高齢社会で急増する家庭医療のニーズ
    地域医療のミスマッチを解消する家庭医療専門医とは?

    患者の幅広いニーズに対応する家庭医療は、
    クリニックの安定経営にもつながる
    ------------------------------------------------------
    地域に根づき、住民から頼りにされる医師になることは、
    独立・開業を考える医師にとって理想像の一つです。
    しかし、何とか資金を集めて最新の医療設備を整え、自分の得意とする専門診療科の
    クリニックを開業したものの、経営がうまくいかないケースがあとを絶ちません。

    こうした開業後のクリニック経営に頭を抱える医師の多くは、地域における
    診療科選びの重要性を正しく理解していない場合がほとんどだと著者はいいます。
    医師としてのキャリアを積み重ね、自身のステップアップを目指す医師にとって、
    長年自分が専門としてきた診療科で開業したいと考えるのはある意味当然といえます。
    しかし、実際には診療科を選択する際には入念な準備が必要です。長く安定した経営を
    維持していくためには、市場需要や競合環境、地域特性などを詳細に検討したうえで
    競合が激しい診療科は避け、地域のなかで需要が高い診療科を確実に選択しなければ
    開業後の集患が厳しくなります。集患できなければ開業資金の返済が経営を圧迫する
    一因となり、廃業の危険性すら高まります。

    著者は日本プライマリ・ケア連合学会の研修を受け、家庭医療専門医(家庭医)の資格を
    取得したのち、2015年にクリニックを開院しました。家庭医とは子どもから高齢者まで
    すべての年齢を対象にした地域住民の健康のために働く総合診療医です。
    家庭医には予防医療や他疾患併存などはもちろん、
    各家庭の状況を的確につかむコミュニケーション力も必要とされます。
    家庭医としてクリニック経営を続けてきた著者は、家庭医はほかの専門診療科と比べて
    安定的なクリニック経営を実現できると断言しています。家庭医は特定の診療科ではなく、
    患者の困りごと全般に対応し、地域に寄り添いながら確実に患者ニーズに応えることが
    できるため、地域住民がいる限り集患で頭を抱えることはありません。
    また、家庭医は病歴聴取と身体所見による臨床推論に重点をおいており、
    検査に依存した診療は行わないため、莫大な資金を投資して最新鋭の機器をそろえる必要もありません。
    地域住民のために尽くし、地域に根づき、長期にわたって患者から頼りにされる先生に
    なりたいと考えている医師にとって、家庭医は最良の選択であるというのが著者の主張です。

    本書ではクリニック開業を成功に導く家庭医療専門医のメリットとその経営ノウハウを
    詳しく紹介します。開業を考える医師にとって、経営の安定に対する不安を解消し、
    自分が目指す理想の医療について考えるヒントとなる一冊です。
  • 一瞬で、摩訶不思議な世界へ。

    一つ、また一つと世界から色が消えていく『異常事象』、生返事しかしなくなっていた夫の態度がなぜか一変した『ある日突然』、「死者の使い」を自称する謎の男が驚愕の事実を告げる『死者の使い』。

    少し不思議な「日常」を、時にシニカルに、時にユーモラスに描き出す。
    お湯を入れてからの3分で読めてしまうような、22のショート・ショート。

    【目次】
    異常事象
    落とし穴
    死者の使い
    ある日突然
    雨乞い
    だるまさん
    当たる
    人生解説集
    ボクの仕事
    不動産相談所
    迷子のあの子
    コビトクリーニング
    眠る
    買い取り金額

    思い出修理屋
    さっちゃんからの手紙
    アリ
    ドリームプレイング
    幸せ
    金魚すくい
    一泊だけのホテル

    【著者紹介】
    1988年、埼玉県出身。
    日本社会事業大学社会福祉学部福祉援助学科を卒業後、5年ほど民間企業に勤め、妊娠を機に専業主婦となる。
    初めての子育てに奮闘する中、娘が1歳の頃に夫の病気が見つかり人生が激変。
    一時はすごく落ち込んだが「ピンチはチャンス!」
    1年半の夫の療養期間に気づけたことは数知れず。
    以降は「心に幸せの種をまこう」をモットーに、SNSやブログで日々を軽やかに過ごす考え方やすき間時間に読める小説などを発信している。
  • 老いてなお燃え熾(さか)る 性への執心 生へのパッション

    主人公〈じゅみ〉は78歳、世話好きの年下夫と穏やかに暮らす。過去に大きな喪失体験を抱えながら、日々懸命に生きてきた。老境に至ったいま、なぜかしきりに心を占めるのは尽きない恋への憧れ、性愛の妄想。幼女の頃からの性的生活を顧みつつ、ギリシャ神話や日本の古典、能の世界に心を遊ばせ、熾火のようなエロスの炎になおも身内を熱くする。過去と現在、現実と妄想、死と生が交錯する、白日夢さながらの一書。

    【著者紹介】
    伊藤範子(いとう・のりこ)
    昭和19年9月22日生まれ。三重県出身。
    早稲田大学文学部卒、名古屋大学大学院(英文科)文学研究科修士課程中退。
    帝塚山大学名誉教授。
    定年退職後、現在は、創作(詩や小説)とアイルランド文学(現代小説)の翻訳を中心に活動しています。
    趣味:油絵、お筝、能(謡曲と仕舞)、主人(アイリッシュ)とラグビー観戦をすること。
  • 会社の売上50%アップ!
    創業50年、変化のなかったろ過布の会社が企業理念を作り直し、生まれ変わった

    企業理念を見直し、自社の存在意義を社員と共有する——
    社員を巻き込み、新規事業を進めてグローバル進出を可能にした、
    ニッチ企業2代目社長の経営哲学とは
    ------------------------------------------------------
    大手企業や競合他社との競争を避け、ニッチトップ戦略を取る中小企業は少なくありません。
    参入の少ない小さな市場を独占し、安定した利益獲得を目指す戦略ですが、
    近年は技術革新や環境変化のスピードが速まっており、ニッチ市場でトップを取れば
    長期にわたって安泰というわけではなくなっています。これまで高いシェアを誇っていた
    ニッチ市場に新たな競合が生まれたり、顧客ニーズの変化によって市場そのものが
    明日には消えてしまったりするリスクに常にさらされているのです。
    ニッチトップ戦略を取る中小企業も、他分野への進出や常に変化に柔軟に対応できる
    組織の適応力が必要とされています。しかし長年変化のなかった組織では、
    新規市場参入など柔軟な変更に対して社員から反発を受けることも少なくありません。

    創業者である父の後を継ぎ、2代目社長として著者が経営する会社は
    「ろ過布」を製造するニッチトップ企業でした。1973年の創業以来、
    大手の参入しないニッチ市場にありましたが、変化が激しい時代において、
    この先もずっと市場が存在し続けるとは限らないと、著者は危機感を抱いていました。
    そこで、自社の事業分野を広げようと考えたものの、新たな顧客開拓と製品開発に
    挑むことに、社員たちからは強い反発を受けてしまいます。
    著者は社員の理解を得るために、まず企業理念を明確にし、なぜ事業形態を変える
    必要があるかを動画で伝えるなど、さまざまな工夫をして意識改革を進めました。
    メーカーとして自社の強みを活かしてできることは何か、新たに挑戦できる分野は
    ないのかといったことを社員に投げかけるとともに、自らも必死に経営を学び、
    自分なりの経営哲学へと発展させていったのです。
    こうした努力を続けることで、組織が一つにまとまり、社員一人ひとりが自発的に
    自社について考え動けるように変わっていったといいます。結果、著者の会社は
    社員主導による新規事業の立ち上げを実現させ、海外事業を進められるほどに成長してきました。

    本書では、長年変化のなかったニッチ企業で、どのようにして社員の意識を変え、
    新たに海外事業を展開するまでに至ったかを紹介しながら、組織改革の要点をまとめています。
    変化の必要を感じながらも停滞から抜け出せずにいるニッチ企業の経営者にとって、変革のヒントとなる一冊です。
  • 心房細動と診断されても慌てない!
    根本治療になり得るカテーテルアブレーション治療とは

    5000例以上の治療実績をもつ専門医が
    心房細動との付き合い方と治療法を分かりやすく解説!
    ------------------------------------------------------
    心房細動と診断されて、不安を抱く人は多いと思います。治るのか、
    手術は安全なのか、日常生活にどんな影響があるのか、そもそもどんな病気なのか……。
    心房細動は不整脈の一種で、国内における患者数は約100万人、人口の約1%を占めて
    います。症状がない、あるいはまだはっきりと確定できていない潜在患者も含めると、
    200万人程度いるとも推計されています。

    ひとくちに心房細動といっても、その症状はさまざまです。動悸や息切れ、
    胸の痛みなど、つらい症状に悩まされる人もいれば、まったく無症状で、
    健康診断などで初めて心房細動が発覚する人もいます。発作の頻度も人それぞれで、
    時々脈が乱れる程度の人もいれば、四六時中、脈が乱れっぱなしの人もいます。
    治療法は主に薬物治療と手術の2通りがあり、患者の症状や年齢、
    さらには患者にとっての治療のゴールによって適切な治療が変わってきます。
    動悸や息切れなどのつらい症状をとにかくなくしたい人もいれば、
    好きなスポーツを続けることを治療のゴールにする人、
    手術しないことをベースに薬でできる範囲で治療を続ける人もいます。

    著者はこれまで約30年にわたって循環器の治療に携わっており、
    心房細動専門医として全国でも有数の治療実績を築いてきました。
    本書では、心房細動と診断された人が知っておくべき心房細動の基礎知識や
    病気との付き合い方、著者が専門とするカテーテルアブレーション治療のほか、
    薬物療法についてもその効果やリスク、治療の流れなどについて詳細に解説しています。
    さらに、心房細動で注意しなければならない再発についても触れ、
    再発リスクを抑えるために自身で取り組める、生活のなかでの注意点もまとめています。

    心房細動と診断された人やその家族の不安・疑問を解消し、治療方針を選択するうえでの
    判断基準を知ることができる、分かりやすくて詳しい解説書です。
  • なぜ日本のブランド牛は世界を魅了するのか?
    十牛十色、知られざるブランド牛の世界

    和牛の基礎から自分好みのブランド牛を見つけるための知識まで
    和牛の肥育ひとすじ35年、自らもブランド牛を立ち上げた著者が、
    ブランド牛の知識と魅力を語り尽くす。
    ------------------------------------------------------
    松阪牛、神戸牛、近江牛……
    全国各地の「ブランド牛」は日本人に人気の食材です。
    そして今、ブランド牛は世界の人たちを魅了しています。
    アジアや欧米でも高い評価を受けており「世界に誇るブランド牛」はまさに日本の宝です。

    しかし、そんな日本の宝であるブランド牛について、深く知っている人は多くはいません。
    一部の有名銘柄以外にはどんなものがあるのか、それぞれの特徴や等級の評価は
    どうなっているのか、あるいは和牛と国産牛の違い、ブランド牛のルーツと発展の歴史、
    肥育農家のこだわりと情熱など、興味をもって扉を開けばそこには魅力溢れるブランド牛の
    奥深い世界が広がっているのです。

    本書では、35年以上にわたって和牛の肥育を生業とし、
    自らもブランド牛を立ち上げた著者が、生産者ならではの目線も盛り込みながら、
    ブランド牛にまつわる知識と魅力を幅広く語っています。
    より深くブランド牛を味わい尽くすための、「教養としてのブランド牛」を楽しめる一冊です。
  • きらめくような恋をした。その人がいるだけで景色さえ輝いて見えた。でも失恋。諦めようと思ったら、息苦しさを覚え体が震えた。パニック障害だった。それでも著者は語る、かけがえのない素敵な恋だったと。

    生涯一度きりと思えるほどの恋をした。その恋は実らなかったが、気持ちは整理できたはずだった。ところがふいの体調不良、パニック障害。それでも「素敵な恋だった」と語る著者がつづった、切なくも心にしみる物語。

    かつて失恋をきっかけにパニック障害に。心療内科通いは今も続いている。「健康を犠牲にしてもかまわない、一人の人を好きになれたから」と語る著者が「素敵な恋」をつづった、切なくも心にしみる物語。

    プロローグ「秘密にしなくていい事は、秘密に興味がなくなった時」
    1「美しい景色の正体」
    2「神様は切ないほど嬉しい雨を降らせた」
    3「こんな時間、夢だった」
    4「諦めないことは難しい、本当は諦めることの方が何倍も難しい」
    5「枯れた心」
    6「人生で最も苦しくて、最も幸せな日」
    7「不安の予兆」
    8「訴えられない身体の不調」
    9「僕と過ごした最後の時間」
    10「母の愛情を感じた時、涙がでた」
    11「自分を守る事を、忘れていた」
    12「はじめまして、新しい私」
    エピローグ「素敵な体調の崩し方をした」

    〈著者紹介〉
    月 葉月(つき・はつき)
    諦めないのが得意な人
  • ひきこもり・過食症・閉所恐怖……
    数々の患者の悩みを解決してきた現役精神科医が語るうつ症状の改善方法

    幼少期の親子関係から身についた
    “強迫性”がうつ症状を引き起こす!?
    ------------------------------------------------------
    強迫性とは他人の顔色をうかがい「ちゃんとしないといけない」という
    思いにとらわれ、無理をするといった傾向のことです。
    幼少期の親子関係に由来する、うつ症状の要因であるというのが
    精神科医として長年多くの患者を診察してきた著者の主張です。
    不安うつやパニック症、対人恐怖症など、
    うつ症状と言ってもその症状は実にさまざまです。
    これらを改善するには強迫性を緩めることが肝心です。
    そのために最も大切なのは「自分の好きなこと」に目を向けることです。
    自分には好きなことなどないという人でも、
    自分の「こうしたい」「こうありたい」という素直な気持ちを明確にすることで、
    強迫性は緩まり、心を楽にすることができるようになります。
    本書では、著者が豊富な臨床経験から得た知見を基に、
    他人の顔色をうかがうことなく「自分の好きなこと」を大事にして、
    さまざまなうつ症状を改善する方法をまとめています。
    誰にも相談できずに苦しんでいる人にとって希望の光となる一冊です。
  • 患者の体質に合わせた漢方薬で
    がんと闘う力を高める!

    日中両国で25年にわたって
    がん治療に携わってきた中医学の専門家が
    漢方薬によるオーダーメードのがん治療を解説!
    ------------------------------------------------------
    がん治療において日本で主流となっているのは
    手術、放射線治療、薬物療法を三大柱とする標準治療です。
    これらは臨床試験を通じてその効果や安全性が科学的に認められた治療法ですが、
    決して万能ということではありません。
    なかには体力がなく治療が行えなかったり、治療を行ったとしても副作用が強く、
    治療前よりも体が衰弱してしまったりすることも少なくありません。
    また、がんが進行してしまうと、標準治療では手を尽くしても
    進行を止められないケースも多々あります。
    標準治療で効果を見いだすことができずに、希望を失っている患者は多いのです。

    著者は中国と日本で医師免許を取得し、
    四半世紀にわたり両国でがん診療を行ってきました。
    最初にがん診療に携わったのは、中日友好病院という、中国における先端医療の
    最前線にあり統合医療によるがん治療の研究機関としても名高い病院でした。
    そこで15年ほど研鑽を積んで10年前に兵庫県西宮市で開業して以降、
    1000件以上にのぼる、漢方薬を用いたがん治療の有効症例を蓄積してきました。
     
    著者は、西洋医学に基づく標準治療には、
    体質に応じてアプローチする発想がないといいます。
    抗がん剤一つとっても、がん種や進行度、がん細胞のタイプなど、
    選択の基準はあくまで「がん」であり、
    「治療を受ける患者」については目が向けられていないのです。
    それに対して中医学によるがん治療は、治療を受ける患者の体質に目を向けます。
    患者の体質に合わせて漢方薬を選択することでがんと闘う力を高められるといいます。

    本書では、日本の病院ではほとんど実践されていない、
    本場の中医学に基づいた漢方薬による治療戦略やその効果を、
    著者のクリニックでの実践例も交えながら解説しています。
    がんの標準治療との効果的な併用の仕方や、
    標準治療が行えない場合の活用法など、がん治療の段階別、
    がんの進行別に最も適した漢方薬の取り入れ方を詳しく述べています。
    がん治療に不安や迷いのある方にとって希望の灯となる一冊です。
  • 日本へ渡り様々な困難を乗り越えた母へ、愛を込めて。

    単身出稼ぎへ日本に来た父を追い、三人の子供を抱えて海を渡った母。あらゆる事業への挑戦で苦労が多かったにもかかわらず、懸命に働き、また困っている人には手を差し伸べ、子どもたちには十分な教育を受けさせてくれた。そんな姿を見た著者は、産婆としてどんな生き方を見出したのか――。
    助産師時代に遭遇した「自然なお産」を自身も体験し、開業助産婦として六十一歳で第二の人生を歩み始めた。いくつになっても果敢に挑戦することを辞めなかった著者による、波乱万丈の人生の記録。

    【目次】
    第1章 朝鮮から日本へ
    第2章 父と母のこと
    第3章 私のことと助産師になるまで
    第4章 母と共に父母の実家訪問
    第5章 韓国と日本で働く
    第6章 ラマーズ法との出会い
    第7章 韓国人としての私と母
    第8章 結婚と流産と自然出産
    第9章 開業助産婦になった理由
    第10章 二回の脳出血と今

    【著者紹介】
    李順子(リ・スンジャ)
    私は母の半生を紐解きながら、母の強さ優しさを学びました。また母は哲学者であることの大切さを感じました。朝鮮が日本の植民地時代に両親は朝鮮からの出稼ぎをしてきました。極貧の中両親は一生懸命生きて八人の子供を産み七人を育て五人に大学教育を授けました。貧しい中どのようにして生きてきたのでしょうか? アイディアで企業を起こし、隙間産業を狙って新しい仕事を見つけてきました。今の日本社会で決して落胆することなく自分達で何ができるか必ず見つかるでしょう。いつも希望を持ってチャレンジすることは子供に引き継がれるでしょう。この本が多くの方々の希望の本になることを祈ります。決して諦めず、チャレンジしましょう。人生は一回です。

    著作
    『産み方は生き方: 自然なお産に願いを込めて』リーブル出版、2022年/amazon kindle版、2022年
    『79歳産婆がすすめる 脳卒中のリハビリを楽しく乗り越える方法』amazon kindle版、2022年
    『お母さんになる前に読む本―親と子の幸せのために』 潮文社、1982年
  • 研究者として、当事者として。

    高齢者福祉の現場に立ち続けていた著者が、妻の母との同居を通して見えてきた認知症の「よい」側面。
    悲惨なものとしてとらえられがちな認知症に新たな見方を提示する一冊。

    【目次】
    第一部 認知症になった母の人生
     第1章 母の人生について 認知症前まで
     第2章 認知症と共に生きる人生が始まる
     第3章 病気の発見~入院=大きな転換点
     第4章 いよいよ同居が始まった
     第5章 グループホームに入居
    第二部 認知症を考え直す
     第1章 日本社会がみている「認知症」という病
     第2章 認知症の人と歩む介護者からのメッセージ

    【著者紹介】
    西口 守(にしぐち まもる)
     1956年生まれ 明治学院東村山高校卒業。専修大学法学部法律学科、上智社会福祉専門学校を卒業後、都内の高齢者施設相談員【指導員】として勤務。働きながら日本社会事業大学大学院社会福祉学研究科修士課程修了。その後、上智社会福祉専門括学校専任教員、国際医療福祉大学講師を経て東京家政学院大学助教授、准教授、教授。
     専門は社会福祉、高齢者福祉、高齢者ソーシャルワークなど。
     現在、NPO法人ひとりとみんな【外国人介護福祉士支援】理事長、町田市の高齢者関係審議会や委員会の委員、委員長を務める。
  • 日本の敗戦からまだ日の浅い時代、誰もが死に物狂いで生きた谷間の数年間を縦糸にし、回想の形で語られる一人の若者の美しい年上の女性に対する憧れを横糸にした、人々の幻滅と再生の物語。

    一九五一年冬。日本海に面した町、鶴前市で火事が起きる。焼けたのは海運業を営む町の有力者、神林禎一郎の家で、焼け跡から家の主の焼死体が発見される。警察は息子の正次の犯人説を取り、彼は放火及び尊属殺人の罪で逮捕・起訴されるが無罪を主張。しかし彼にはアリバイがなく、一方で父親と争っており、動機があった。彼は大学時代の友人である弁護士・掛川邦彦に調査を依頼する。そして調査を進める掛川に犯人の魔の手が――。
    一九五〇年代前半、大陸からの引き揚げ港の町で駆け出しの弁護士が見た人間模様とは? 放火殺人の真犯人は誰か? 登場人物の証言と時系列を組み立てていく内に次第に明らかにされる驚愕の事実。

    【目次】
    プロローグ
    I レッドの章
    II パープルの章
    エピローグ

    【著者紹介】
    そのこ+W
    京都生まれ 東京藝術大学美術学部卒
    二〇〇一年~二〇一六年 イタリア北部・ストレーザ在住
    二〇一七年より東京在住
    神戸を中心に水彩・パステル画の個展活動
    著書:『マグリットの馬』『私の名前を水に書いて』『白い噓』(すべて幻冬舎)
  • 〈見抜く〉力が、人を救う――痛快にして温かい、小さなヒーローの物語!

    松岡太郎は27歳独身、〈彼女いない歴=年齢〉のしがないサラリーマン。
    クリスマスイブの夜、例年通りチキンとビールでひとり侘しく祝杯をあげようと帰宅を急ぐ途中、ふだん通らない神社で一人の老人の足につまずき、石段から転落する。
    漣神仙と名乗る老人は太郎を呼び止め、「人間を支配しているのは九割方、背後にいる憑き物なのだ」と語り、唐突に、太郎にその憑き物を見破る〈透視力〉を授ける。
    「力は私利私欲のためでなく他者のために使え」と命じられた太郎は、翌日から、戸惑いながらも勤務先のいじめ、専務の背任横領や取引先の偽装倒産、ご近所トラブル等、様々な問題に〈透視力〉を駆使して立ち向かっていく。
    その傍らにはいつしか秘書室の青木、新人の竹村ら2人の美女が寄り添い、サポートしつつ、太郎に熱い視線を向け始めているのであった。

    【目次】
    第一章 透視男誕生
    第二章 怒れる上司と見守るアシスタント
    第三章 専務の背任と常務の登場
    第四章 新たな透視力
    第五章 アルゴラ再生作戦
    第六章 困惑のパーティー
    第七章 多忙な一日

    【著者紹介】
    上田 晄暉(うえだ こうき)
    1958年 愛媛県今治市生まれ
    現在、東京都在住
    著書
    詩集「青い太陽」(昭和53年、私家版)
    「瀬戸内の風に舞う」(平成22年、文芸社刊)
    「瀬戸内の風に吹かれて」(平成24年、文芸社刊)
  • 科学の中で続いてきた弱点を論理の図解で打ち破る。

    「論理図解」と「文字積分」と「コンピューター科学」を武器に、数学・物理学がぶつかってきた論理の“壁”の崩壊に挑む。
    これまで曖昧な解説しかされてこなかった微積分と三角関数について解き明かす。
    更には、オイラーの公式もフェルマーの最終定理も一行で証明可能に! 数学好き必見。数十年にわたる闘いの末に辿り着いた新解法。

    【目次】
    第1章 文字積分法で拓く二階微分方程式の解法
    第2章 文字積分法で拓く連立微分方程式の解法
    第3章 論理図解を使う弧度法の新定義
    第4章 三角関数の公式
    第5章 物理学と三角関数
    第6章 論理図解の威力
    第7章 コンピューター科学

    【著者紹介】
    深井文宣(ふかい・ふみのぶ)
    1948年3月 茨城県日立市生まれ
    1963年3月 日立市立駒王中学校卒業
    1966年3月 茨城県立水戸第一高等学校卒業
    1971年3月 茨城大学理学部物理学科卒業
       4月 茨城県立高等学校教諭
    1998年3月 同 退職
    1998年6月 有限会社均整クリニックを設立し取締役となる
    2023年3月 現在に至る


    【主な著書】
    2000年   微積分学の大革命
    2009年   能力低下は打撲で起こる
    2011年   理系教科書補助教材
    2013年   抽象化物理学の勧め
    2015年   オイラーの公式は一行で証明できる
    2019年   丸で歯が立たない円の秘密
    2019年   ここまで治せる整体術 知らないあなたは損をする
    2019年   学校数学から教養数学へ
     
    【電子書籍】
    2018年   キルヒホッフの法則と実験
    2018年   三角関数
    2019年   もう困らない中学高校の連立一次方程式の解法
    2022年   ダブルスタンダード
  • あの頃、私は何を考えていたのだろう?
    いつか薄れてしまう、青春時代の記憶を紡いだ日記集。

    1971年秋~1974年夏。
    一人の少女は、成績に一喜一憂し、友や家族との関係に悩み、異性にほのかな憧れを抱き、折々に神に祈る。ときに人のまなざしやことばに傷つき、書物や映画のことばに人間の在り方を考え、ともすれば怠惰になりがちな自分を嫌悪、叱咤する。
    何気ない日常の中に、誰もが味わう若き日の喜びや鬱屈がこめられ、 “自分とは何か”と葛藤し続けた多感な少女の姿が浮かび上がる、中3三年生から高校3年生までの日々の記録。

    【目次】
    15才(中学3年秋~中学卒業)
    15才~16才(高校1年春~高校1年冬)
    16才~17才(高校1年の冬~高校3年の夏まで)

    【著者紹介】
    鶴崎昌子(つるさき まさこ)

    昭和31年9月10日 福岡県直方市生まれ
    昭和38年4月 北九州市私立明治学園小等部入学
    昭和44年3月 福岡雙葉学園小等部卒業
    昭和47年4月 福岡雙葉学園中等部卒業
    昭和50年4月 福岡雙葉学園高等部卒業
    昭和50年4月 兵庫県私立英知大学文学部仏文学科入学
    昭和53年4月 兵庫県私立英知大学文学部仏文学科中退
    昭和57年10月 西日本エステティックアカデミー学院入学
    昭和58年1月 西日本エステティックアカデミー学院卒業

    現在、1人暮らし(家族は4人だった。父・母・弟と私)
    趣味は映画鑑賞 音楽鑑賞 テニス 水泳
  • 奇跡の血、それは善か悪か!

    未分化細胞の暴走によるアルゴス・ウイルスは、哺乳類に感染する。8歳になる創は、そのウイルス感染者であり、なおかつ特別な免疫を持つ子だった。その血はエイズ感染者などの免疫低下から病気を守る奇跡の血となる。その血を巡り、創は追われる身となるが……。人類の存亡をかけた物語。他7編の短編小説収録。

    【目次】
    地底都市フンハウ
    智脳教
    アルゴス
    アルゴス 2
    ジャガンの旅
    エリカの花嫁修業は険しい
    精神的には幼稚園児な絶対女王
    大神の実の功績
    本と万年筆による童話の世界
    惑星キチェケ

    【著者紹介】
    宿川花梨(やどかわ かりん)

    見た目は中年。頭は仙人。心は美少女。それが宿川花梨。
    立体ナンプレ作りました。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    生きることって、こんなにもせつなく、いとおしい。
    生きる勇気がわいてくる、大切なものを思い出させてくれる絵本。

    こぐまのドビイは、生まれた時からおおきなくりの木に見守られて、おかあさんと2人で幸せに暮らしていました。
    ある日、冬じたくをするために、おかあさんが木の実をひろいにでかけます。しかし、いつもならとっくに帰ってきてもいいころなのに、いつまでたってもおかあさんは帰ってきません。そのまま春が過ぎ、夏が過ぎ、また秋がきて......。
    おかあさんのいなくなったドビイの心は空っぽのままです。そんな時、ふと空を見上げると、自分の心を映し出した空色が広がっていて、それを見て大切なものに気付きはじめます。そして、心を支えてくれていた存在にも気が付き......。

    【著者紹介】
    はない みほこ
    横浜出身
    2021年 イメージを
         文章と絵で
         描き綴り始める
  • 生きることが難しい世の中だからこそ、生きるということは凄いことなのだ。

    生人とは、読んで字の如く生きている人のことである。
    死人に口無しとはよく聞くが、生人に口ありとは聞かない言葉である。
    しかし、皆生人から死人となるのである。
    人生は人が生きること。生人とは生きている人のことと自分は考える。
    だから、自分はまだ生人である。(本文より)

    【目次】
    まえがき
    現代社会の病
    教育
    介護
    「うつ」という名の病
    あとがき

    【著者紹介】
    碧木文(あおき・あや)
    昨日の楽しささえ懐かしく、涙する生人
  • 介護福祉系YouTuberとしても活躍する介護施設経営者が
    勝ち組施設の経営ノウハウを徹底解説
    ------------------------------------------
    介護福祉業界では長年、採用難と高い離職率が問題となっています。
    求人広告を出しても人が集まらない、せっかく育てた職員が辞めていくなど、
    人材不足に悩む介護施設は少なくありません。
    公共財団法人介護労働安定センターの「令和元年度『介護労働実態調査』」によると、
    約6割半の介護事業所が慢性的に職員の不足を感じており、
    そのうち9割が「採用が困難である」と答えています。
    しかしながらこれらの統計データはあくまでも全国平均です。
    当然、施設によって状況は異なり、人材が離れて倒産してしまう施設もあれば、
    人材が集まる勝ち組施設もあります。介護福祉業界では二極化が進んでいるため、
    生き残るためにはなんとしてでも勝ち組施設にならなくてはいけません。
    著者は現在、住宅型有料老人ホームとデイサービスセンターを運営する会社の社長を務める傍ら、
    介護福祉系YouTuberとして活躍しています。人が集まり、人が辞めない施設をつくるためには
    他の施設と同じことをしていてはいけない、勝ち組施設になるためには社長や施設がどのような思いで
    事業に取り組んでいるかを発信する力が必要だと著者は主張します。
    そのための一つの手段がYouTubeです。動画のターゲットを明確化し、
    ケアを行う際の心構えや介護施設ならではの施設マネジメント方法を週2回のペースで発信したことにより、
    以前と比べて10倍以上の応募が集まったといいます。
    また、YouTubeを見て入職してくれた社員には著者がどういった思いで仕事を行っているかや、
    事業所の理念が最初から伝わっているため、職員の定着率も向上しこの1年は離職者ゼロが続いているのです。

    本書では安定した採用を実現し、離職率ゼロを達成する「発信」に着目した勝ち組施設の経営ノウハウを
    解説します。介護事業経営者や施設長の方々にとって、経営のヒントとなる一冊です。
  • デジタルトランスフォーメーションが本格化するなか、
    データセンターが果たす役割、抱える課題、未来像とは——
    ------------------------------------------
    ITの世界には毎年のように新しい概念やテクノロジー、サービスが登場し、絶えず進化を続けています。
    その進化により社会もまた、大きく変化しています。
    それらを支えるためには〝ある施設〟が欠かせないのですが、その施設はなかなか話題に上ることがありません。
    実はその重要な施設こそ、本書のテーマである「データセンター」です。
    IT社会のインフラともいえるデータセンターですが、その知名度は電気、ガス、水道、電話、鉄道など
    ほかの社会インフラと比較すると圧倒的に低く、IT業界で働く人を除けば、
    「データセンター」の存在自体を知らない人もいると思います。
    データセンターのITインフラが使えなくなると、Twitterでつぶやくことも、LINEで連絡を取り合うことも、
    FacebookやInstagramに投稿することもできなくなります。銀行のATMもSuicaなどの交通系ICカードも使えなくなります。
    ECサイトで商品を売買することもできません。
    もちろん、企業の活動にも大きな影響が出ます。
    電子メールが使えなくなるので連絡業務を電話やFAXや郵便で行わなくてはなりません。
    銀行、製造業、医療、サービス業など、ありとあらゆる企業のシステムが停止してしまい、
    ビジネスが大混乱となるばかりか、想像もつかない損失が発生します。
    AIやIoTなどがビジネスや生活に不可欠となっていくこれからの時代は、ますますデータセンターが重要になります。
    データセンターなくしてビジネスの遂行も快適な社会生活を送ることも不可能になるといっても過言ではないのです。
    このようにますます重要になるデータセンターについて、その基礎から将来性、今後の課題などを網羅した入門書が本書です。
    著者は「データセンターコンサルタント」として日米で20年以上の実績を有し、
    データセンターの設計、構築、運用をサポートしてきた第一人者です。
    データセンターを理解することは、これからのITと社会のあり方を理解することであり、
    さらには新しいビジネスチャンスにもつながります。
    これからのビジネス、社会を考えるうえで必要な、さまざまな知識とヒントが詰まった一冊です。
  • 日本で最初にリウマチ膠原病専門クリニックを
    開業した院長が解説する
    「協働意思決定(SDM=Shared Decision Making)」
    にもとづいたオーダーメード治療とは
    ------------------------------------------
    リウマチは不治の病——そんなイメージをもち、長くつらい闘いを強いられる病気だと考える人は少なくありません。
    リウマチと診断されただけで趣味や仕事、恋愛、結婚、出産など、人生における楽しみや個人的な夢も
    諦めなければならないのではないか……と絶望してしまう人がまだまだ多くいるのです。
    しかし、日本初のリウマチ膠原病専門クリニックを開業した著者は、そんなマイナスイメージはもう過去の話であると説きます。
    現代ではさまざまなリウマチ治療薬が開発されており、適切な治療を行えば十分に完治を目指せる病気なのです。
    さらに著者は、医師が患者に治療方針を押し付けるのではなく、患者の希望や価値観にもとづいて医師が治療方針を提案する
    「協働意思決定(SDM:Shared Decision Making)」が重要だと言います。患者と医師が治療の方針や目標を話し合い共有することによって、
    進学や就職、妊娠・出産、海外旅行など、患者の夢や希望を叶えることを目指す治療が可能になるのです。
    本書では、リウマチという病気の基礎知識をはじめ、SDMを取り入れたリウマチ治療の進め方、
    日常生活を取り戻した患者たちの事例などが掲載されています。「リウマチ」という病名に打ちひしがれている人にこそ、
    夢を諦めないためにもぜひ読んでほしい一冊です。
  • チャンバラ合戦や謎解きゲームなど、
    社員の意識を劇的に変えるあそぶ研修とは?
    ------------------------------------------
    少子高齢化による人手不足が顕在化した昨今、社員が退職するばかりで新たな人材を採用できず経営の悪化に陥る企業が増加しています。
    こうした人材難に苦しむ企業の間で、その解決策として重要性が叫ばれているのが社員の「エンゲージメント」を向上させる取り組みです。
    エンゲージメントとは社員の企業に対する帰属意識を表す指標で、これが高い企業は離職率の低下や生産性の向上といった、
    プラスの作用がもたらされることが分かっています。
    本書の著者は多様なあそびを手掛けるイベント運営会社の代表として、あそびを通した社員研修プログラムを提供することで
    数多くの企業の経営課題を解決してきました。著者はあそぶことによって役職や年功序列を取り払い、全員がシンプルなルールに則って
    平等な関係で取り組むことができ、仕事上の関係だけでは分かりにくい相手の人間性が見えるため、互いの理解を深められると考えています。
    また、チーム内で話し合って戦略を練ったり役割分担をしたりすることで普段は関わりのない部署の人とも交流が生まれるため、
    仕事をする際にもその経験が活かされ社内の連携が良くなる効果もあると言います。
    本書ではチャンバラ合戦や謎解きサバイバルといった実際の著者がおこなっている事例を挙げながら、それがなぜ社員のエンゲージメント向上に
    つながったのか、そして企業があそびによってどう変化したかについて紹介します。
    社員のエンゲージメントに課題を抱えるすべての企業の人事担当者、マネジメント層は必読の一冊です。
  • 長い人生経験と豊富な知識をもつ著者が語る「生きるうえで大切なこと」。全ての現代人に読んでほしい、人間らしく生きるための指南書。

    私は、昭和18年の生まれで今年79歳になります。長年の経験を顧みますと、生きかたが下手であったと思います。「二者択一」ということばがありますが、どういう訳か、運の悪い方を選んでしまう癖がありました。損ばかりしてきたのです。ですが、長年の経験を積み重ねてみますと、これが無駄ではなかったと思うようになりました。生きていくうえでいろいろ役にたちました。そこで「生きていくうえで何が大切か?」ということをお話ししてみたいと思い筆を執りました。(本文 はじめにより)

    【目次】
    はじめに
    一 こころとこころのふれあいをたいせつに
    二 世界人権宣言
    三 「自己中ほおかむり内閣」を憂える
    四 人物を見分ける
    五 独裁者の政治は、健全な市民社会を破壊する
    六 健康と食品と品質(一)
    七 健康と食品と品質(二)
    八 健康と食品と品質(三)
    九 陰陽相対性原理 万物調和の世界
    十 学ぶということは、知識を得ただけでは不合格
    十一 行動の仕方 何を先にやるか?
    十二 艱難は生きる道、安楽は死する道
    十三 プラス思考で生きると生命に活力が生まれてきます
    十四 自然治癒力 血流と丹田呼吸法
    十五 生活は平衡調和バランスが基本
    十六 人権尊重・民主主義擁護 安全安心な生活
    十七 共存共栄と健全な市民社会
    十八 子供を健全に育てることを最優先に。そして保護者を優遇すること
    十九 歪んだ社会でどう生きるか
    二十 「生きる手引き」まとめ
    おわりに

    【著者紹介】
    近藤政之(こんどう まさゆき)
    東京都世田谷区出身。
    趣味は神社仏閣参詣、美術工芸品創作、
    草花のガーデニング。
    儒学講義12年間受講(郷学研修所)。
    合氣道5段の資格を保有。
  • 信長と利休は、正真正銘のバサラ者であった!

    安土桃山文化の頂点ともいえる織田信長と草庵茶道を開創した千利休の功績を調べ、信長と利休の美学がどのように文化に反映されたのか――。
    若き研究者(主人公)が信長と利休の歴史をひも解いていく。

    【著者紹介】
    加藤達乃進(かとう・たつのしん)
    一級建築士、一級建築施工管理技士
    1947年生まれ。足立建設株式会社顧問。
    【所属】公益社団法人岐阜県建築士会、まちづくり委員会元委員長、地域貢献活動センター元委員長、公益社団法人岐阜県建築士会顧問
    【受賞】第4回全国材木活動コンクール 木青連連合会会長賞、平成13年岐阜県木美創出賞 岐阜県建築士会会長賞
    【講演】平成19年岐阜商工会議所設備部総会「岐阜町屋を活かしたまちづくり」、平成20年岐阜女子大学公開講座・岐阜に学ぶ「町屋の保存とまちづくり」
    【研修】1977~1983年 茶道表千家・華道正統則天門、1988~2000年 日本建築セミナー(講師:中村昌生、早川正夫、平井聖 ほか)、1998年 日本建築士会まちづくり委員会主催「横浜まちづくり塾」(講師:田村明 法政大学名誉教授、横浜市デザイン室元室長)
  • 自分で自分をぶっ壊したかった。跡形もなく、もう戻れないくらいに。

    仕事もプライベートも上手くいかず自暴自棄になった「私」は、出会った男性たちと刹那的に身体を重ねては、彼らの前から姿を消す生活を繰り返していた。
    そんな生活の中である日、彼女は一人の既婚者に恋をしていることに気付く。
    彼の胸の中に居続けることを望んだ彼女を待ち受ける結末とは。
    惰性で生きてきた一人の女性が、恋愛の意味を知るまでの物語。

    【著者紹介】
    春乃 夜永(はるの よなが)
    1996年2月28日、福岡県生まれ。趣味は読書と映画鑑賞。
    2022年『飛燕日記』で幻冬舎グループ主催「あの日の秘密コンテスト」大賞を受賞し作家デビュー。
  • 幻冬舎ルネッサンス開催「第3回自分史コンテスト」大賞受賞作品!

    昭和20年代、栃木県山奥の自然豊かな場所に生まれた筆者は、慎ましくも穏やかな日々を送っていた。
    ところが小学6年生の頃、父の事業が立ち行かず一家は莫大な借金を背負うことに。
    さらに追い打ちをかけるように父は帰らぬ人となってしまった。
    家族を養うために働きに出た母に代わって、彼女は幼いきょうだいの世話と家事を担っていた。

    大人の女性へと成長した彼女に訪れたのは、夫との出会い、幸せな結婚生活と子育て、生徒たちに教わることも多かった教員生活、そして癌闘病の末に起きた奇跡……。
    道は決して平坦ではなかったけれど、この人生に無駄な経験などひとつもなかった。
    筆者の半生を振り返った本作では、当時の貴重な思い出と記録が色鮮やかに綴られる。

    【目次】
    はじめに
    第一章 記憶の始まり
    第二章 ぜいたく三昧な小学生の頃
    第三章 貧困に耐えた中学時代
    第四章 自信を得た高校時代
    第五章 自立への大学時代
    第六章 幸せな結婚と子育て
    第七章 夢を叶えた教員生活
    第八章 最後の試練、命を賭けた癌との闘い              
    おわりに

    【著者紹介】
    伊藤フサ子(いとうふさこ)
    1945年 栃木県生まれ。
    宇都宮大学卒業。
    元小学校長。
    平成2年9月25日~10月10日 文部省教員海外派遣栃木92団にてデンマーク、イギリス、フランス訪問。
    教員退職後「栃木県子ども総合科学館」学芸嘱託員3年勤務。
    著書『下癌(げがん)、大腸癌が体外に排出された』(文芸社 2018年)にて2021年「第24回日本自費出版文化賞」個人部門入選。
  • 性差医療専門医が教える 夫婦円満の秘訣

    社会現象となった「熟年離婚」を
    数々の統計データと医師本人の経験と教訓を基に、夫/妻の攻略法を徹底解説!
    死別よりも離婚の方が健康障害に影響を与えたり、離別後の男性は女性以上に短命であったり、離婚後のデメリットはたくさんある。
    無益な離別を防ぐカギは、家事分担やコミュニケーションにあった?
    人生100年時代……残りの人生を有意義に過ごすための方法とは。

    ~ 夫に<イラっ>とあるある ~
    ・リタイアした夫の世話に追われ、自分の時間がない
    ・家事・育児・介護を押し付けて、感謝もされない
    ・外出しようとした時に「俺の食事は?」言われた
    ~ 妻に<イラっ>とあるある ~
    ・自分で稼いだお金で妻が遊び、感謝もされない
    ・手伝っているのに「全然家事をやらない」と妻に言われる
    【1つでも当てはまる人は「熟年離婚」要注意!】

    71ページの図表は、ニューズウィーク日本版ウェブサイト「日本は世界一『夫が家事をしない国』」(2016年3月1日掲載)から引用。ISSP「Family and Changing Gender Roles IV」(2012年)より筆者・舞田敏彦氏が作成。
  • 夢が現実を侵食しはじめた。

    夢という無意識に、翻弄される危うい現実。そこに生まれる混沌を描いた4つの物語。
    地元アイドルとして活動する小森みなみは、悲惨な大怪我を負わされ、その記憶を封印するもフラッシュバックに苛まれる。一人の男性に救いを見出したのだが、その男こそ……。みなみに捧げられた歪な愛のカタチを暗然と描く『特殊愛』。
    友人が惨殺される夢を見た。目覚めて思う、ああ夢でよかった。しかし「私」の腕には――。夢と現実が奇々怪々と交錯する『正の字』。
    包丁を手にした男が押し入ってきた。子供たちを守らなくては! 気が付くと「私」は殺人者になっていた。『守母』。
    人はなぜ死を選ぶのか。突然拉致された早苗は三人の男の死に関わる。死を迎えた男と、その痛々さに直面した女のストーリーを描いた『選択死』。

    【目次】
    特殊愛
    正の字
    守母
    選択死

    【著者紹介】
    1980年、東京生まれ。現在リラクゼーションセラピストとして小さいお店を経営。
    幼少時代から、映画を観るのが大好きでした。映画を観た後によく夢を見て興奮しながら親に話をしていました。あるときから私にとって、夢から感動を覚え、それから執筆するようになりました。
  • あなたにとって「保健室」はどんな場所ですか?

    とある中高一貫校に勤める養護教諭の日高由美は、生徒たちから親しみを込めて「バーバラ」と呼ばれている。
    彼女はこの仕事に「生徒の健康を司るプロ」として生きがいとプライドを感じているものの、保健室を休憩所のように利用する生徒は少なくない。
    この春の新入生、山本果音もその一人だ。ただ、バーバラは仮病を使えば心配してくれたこれまでの大人とは違ったのだ。
    クラスになじめずにいた果音だが、バーバラとの交流を経て次第に自分の居場所を見つけていき……。

    【目次】
    第1章 山本果音
    第2章 兵藤澄江
    第3章 馬場祐樹
    あとがき

    【著者紹介】
    一九六五年生まれ。東京都出身。
    下町の人情に触れながら、幼少期を過ごす。
    大学卒業後、長きにわたり児童、生徒のケアに携わる。
    心理カウンセラー。高校国語教諭・保健教諭、養護教諭の資格を持つ。
    子どもたちの心と体の健康を日々追求し、今日に至る。
  • 年間約1000件、累計1万件の白内障手術実績の医師が解説する、
    白内障手術の実態と正しい眼内レンズの選び方
    ------------------------------------------------------
    白内障手術とは、老化によって濁ってしまった水晶体を
    除去して眼内レンズを挿入する治療です。
    本来であれば、白内障患者の「日常的に車を運転する」「読書を楽しみたい」などの
    生活スタイルに合わせて、どんな距離をよく見えるようにしたいかを明確にしたうえで
    その見え方に最適な眼内レンズを医師に選んでもらいます。
    しかし、多くの眼科医院では、患者の生活スタイルに望ましい種類のレンズがあっても、
    医院で取り扱いがないためそれが使われないケースや
    高額な多焦点レンズが勧められることもあり、
    医院都合で患者にとって最適とはいえない白内障手術が行われている現実があります。
    本書では、通常の白内障手術だけでなく他院での術後の目のトラブルを抱えた患者の
    リカバリー手術も多数手掛ける医師が、白内障手術の現状と正しい眼内レンズの選び方、
    医師の見極め方を解説します。白内障手術を考える人必読の一冊です。
  • 突然に病に倒れた夫の闘病と、夫婦の愛の記録

    彼は急に〈膠芽腫〉という病気になり、あっと言う間に天国に旅立ってしまいました。
    父を亡くし、その半年後に母が亡くなり、彼も亡くなり、三年間で家族が三人も亡くなってしまった。時の流れは早く、家族と過ごした日々も次第に過去となり、思い出から遠ざかっていく。しかし心の中にある思い出だけは忘れる事はない。(本文より)

    大切な人を失っていくとき、そして失ってからの心情と闘病の様子を丁寧に書き綴った感動のエッセイ。

    【著者紹介】
    坂本りの
  • 人と出会うこと、人と接すること、人を好きになること。
    その時々で感じる気持ちは特別で、一度きりだ。
    日々過ごしていく中で感じるさまざまな感情を、著者の人生観を交えながらありのままに綴ったエッセイ。

    【著者紹介】
    秋田和代(あきた かずよ)
    私がエッセイを書き始めたきっかけは、偶然的に日常の出来事、日頃人を見て思いつく人間性や人間関係など、書き留めた物を本にしてみようと思い、時間をかけてまとめています。皆さんに読んでいただけたら幸いです。
  • 人生の機微を、ほんのり暖かい灯で照らすショートショート集

    奇妙な旅行会社、消えたコーヒー店、喧嘩する親子、真夏のツクツクボウシ、落とした小銭入れ、頑張るお父さん、空飛ぶ豚、金魚鉢のカメ、ろうそくのあるサッカー場……。
    叙情的なことばに包まれた、ほんのり光る日常の欠片たち。いつもの生活に疲れてしまったあなたの心に、「微笑み」と「癒し」と、そして少しばかり心がざわつく「余韻」をお届け。
    アナウンサーとして多くの人生にかかわった著者が送る、不思議で味わい深い、日常が愛おしくなる珠玉の39編。

    【目次】
    小さな星/記念の一枚/パン屋さんの上は/月夜の子猫/世間に揉まれて/ゴリラのご飯/7.七という数/長閑な休日/青い小銭入れ/大人げない大人/身体にムチ打って/お盆の日に/カラス/奥座敷/空席/奇妙な出来事/夏に見るもの/黄色い帽子の男の子/ツツジの花/どうぞの一言/豚に翼があったなら/ろうそくのそばには/金魚鉢/パープルフィンガー/男の友情/シェフの味/居眠りパパ/ホリデー/未来のご褒美/西暦2525年/クリスマスの願い事/年末のハプニング/雪夜の来客/おばあさんのパフォーマンス/運命の逆転/未来の世界/小さな宝物/白い犬

    【著者紹介】
    本名 小野浩慈(おの・こうじ)
    元フジテレビ、ニッポン放送アナウンサー
    主にサッカー、野球、競馬のスポーツ実況を担当
    現在、フリーアナウンサー
    趣味で書いていたショートショートを出版
    好きな作家 内田百閒
  • 「進撃の老人ホーム」/鍛え上げられたボディビルダー達の職場は、巨大な認知症患者が集められた要介護老人施設だった。
    「思い込み茸」/「あなたはプーチンさんです」と告げられた被験者は知らないはずのロシア語で演説をし始めた。
    「天罰てきめん」/首をうなだれた亡者たちが0番線ホームに列をなしていた。人生を突然終えた「俺」もその列に並ぶ。そう、ここは地獄へと向かう列車が到着するホームなのだ。
    「音智協会の謎」/音楽業界最大のタブーとされる「音智協会」。そこに所属した歌手は大ヒットを飛ばした後、きっかり10年で引退し姿を消す。フリー記者として引退した歌手たちの里に潜入した「私」が見た驚愕の実態とは……。
    ちょっと怖くて不思議なショートショートが30本!
  • 波乱万丈な半生を綴った、悩める人たちに贈るエッセイ

    幼少期にはイジメを経験し、高校時代は暴走族、社会人になってからはスタイリストとしてパリコレに参加、そして独立してサロン経営者へ!?
    めまぐるしく変化する人生の中で見つけたのは、“人と支え合うことの大切さ”だった――。
    順風満帆よりも、紆余曲折した人生の方が面白い! そう思わせてくれる、一歩を踏み出す勇気が持てない人へのエールを込めた作品。

    【目次】
    はじめに
    俺の人生篇
    俺の価値観篇
    あとがき

    【著者紹介】
    土屋 学(つちや まなぶ)
    1961年12月24日、東京都生まれ。
    学生時代にイジメを経験し、高校生で不良仲間とすごす。
    ある歌手の生き方にあこがれ「自分の人生、自分で切り開かなければ!」と職を探し
    美容師に。
    19歳になりたての頃に手帳に書いた自分への言葉は、「自分に厳しく、自分に優し
    く、自分に勝つ!」。
    美容業界で頑張って自分の会社を設立。業界の先輩、スタッフや仲間に応援されなが
    ら自分の生き方を業界関係なく少しでも若い人たちに理解して頂きたいと初めて出版
    しました。
  • なんだか不思議で、元気をくれる短編小説集。

    5年生にもなるのにとび箱がとべないとしおは、みんなから「ドジオ」とバカにされていた。そんなある日、としおは不思議な夢を見て……。(「べとべとべー」)
    麦子が教室から窓の外を眺めていると、空から自転車が降ってきた!仲良しの久美ちゃんと山に探しに行って、2人が見つけたものは。(「空色の自転車」)

    なんだか不思議で、元気をくれる短編児童小説2作。

    【目次】
    べとべとべー
    空色の自転車

    【著者紹介】
    わたなべみゆき
    1963年5月5日 長崎県対馬市に生まれる。
    多感な少女時代を自然豊かな離島で過ごす。
    小学生のころの夢は漫画家。
    高校時代は画家を目指し、美大を受験するも失敗。
    短大時代のゼミで文章を書く喜びを知り、20代から創作童話を書き始める。
    筆者自身の経験から、執筆を通して、未来を生きる子ども達に、
    「チャレンジする勇気」
    「諦めない心」
    「自分を信じる強い気持ち」
    を大切に、というメッセージを届け続けている。
  • 健常者も障がい者も一人残らず、誰もが共生できる自由で幸福な町の物語。

    営業の仕事がうまくいかず精神科の門を叩いた晴美。ある日父から、精神障がい者を「善常者」と呼び、健常者と区別なく暮らしている「円い町」へ行くことを勧められる。だが、町に住むためには4つの条件をクリアする必要があった......。
    誰もが平等に暮らす町民を目指し、悩みながらも明るく前向きに生きる晴美を、リアルな筆致で生き生きと描いた「円い町」。

    精神障がい者への偏見と差別が存在する未熟な現代社会をえぐり、精神障がいとともに生きてきた著者の自伝的小説「青い町」。

    共生・共存社会「円い町」を求める強いメッセージを込めて、精神障がい者の心と現代社会の課題を当事者側から繊細に描いた意欲作。

    【目次】
    本編『円い町』
    付録『青い町』

    【著者紹介】
    鈴木寂静(すずきせきせい)
    1950年、愛媛県新居浜市生まれ。
    1970年、聖カタリナ女子短大初等教育専攻卒業。
    1970年、東京都の公立小学校教諭となる。
    1985年、小学校教諭を退職。
    同年、毎日郷土提言感想文部門優秀賞。
    1988年、八王子市立図書館で『自分展—絵や文を通しての自己表現』を催し、読売新聞たまタウンの欄に紹介される。
    その後、婦人センターにて「ずいひつ」講座を受講。
    1990年、新居浜市に帰郷。同時に作家、五代祐子に師事。
    同人誌『はぴねす』同人となる。
    2000年、『夏の一泊研修』(随筆)で第11回愛媛文芸誌協会県知事賞。
    『内海文学』同人となる。
    2010年、『明日へ』(小説)で第21回愛媛文学誌協会県知事賞。
    2013年、『揺れる交差点』(小説)で日本図書館協会選定図書に認定。
    2019年、『円い町』文学賞を三人で創設。
    第一回めはテーマ『絆』で募集。(全国公募)
    2021年、第一回『円い町』文学賞入選作品集を三人で刊行。
    第二回『円い町』文学賞を四人でテーマ『コミュニケーション』で募集。(締め切り2022年8月31日消印有効)
    著書に随筆『生きるということ』(彩図社)、詩集『一滴』(彩図社)、小説『屈折した翼』(電子書籍もある。東洋出版)、小説『明日へ』小説『揺れる交差点』(鶴書院)、エッセイ『自分人生を謳歌すれば人生愉しくなる』、小説『私は大人の貌(かお)を見せた子供』、エッセイ『躍動高齢者を生きる』、小説『半円い町』(鶴書院)。
  • 元ラガーマンで商社に勤務する翔は、出張先のロンドンで怪しげな男たちを発見する。いち早く異変を察知した翔が、凶弾から身を挺して助けたのは——なんとアラブの王族だった!
    邪魔されたテロリストからの報復、王女の誘拐、そして国王拉致。激しく繰り広げられる攻防の果てに、物語はクライマックスに向かっていく。
    ワールドワイドに展開していく、ノンストップアクション小説!

    【目次】
    第一章 劇場
    第二章 ピカデリーホテル
    第三章 ドバイ 王宮
    第四章 サンドラ和歌山へ
    第五章 ファイサルの復讐

    【著者紹介】
    上山 照(うえやま てる)
    定年を過ぎた小説乱読ライター。武道の経験有り。10代は、ハヤカワ・SF・シリーズ、創元推理文庫を読み漁り、その後はクリスティ、ラドラム、カッスラー、クランシー等海外作品に浸り、山岡荘八、石坂洋次郎、司馬遼太郎、石原慎太郎等へと続く。
    常に文庫本を手に、会社員として仲間と共に業務遂行の為、国内の主要都市へ昼・夜と幾度も足を運び、別府、有馬、箱根、秋保、定山渓温泉等へも顧客と訪れ、海外のニューヨーク、ロス、ホノルル、シドニー、バンコク、シンガポール、ドバイ、ロンドン、パリ、ベルリン、アムステルダム等々へ観光では無く、仕事で前記同様、昼・夜と街中をつぶさに走り回った経験が、街の情景描写を書き易くしている。
    又、沢山の素晴らしい方々とお会い出来、その方々から多くの経験談を伺い、ご教示頂けた事が小説を書く上でとても活きている。
    今回の小説も多少の仕事をする傍ら、ラグビーワールドカップを楽しんだ記憶から頭にうかぶストーリーを其のまま文字に落として本小説となった次第。
  • 「旅」のほか、家族のこと、幼き日の思い出、趣味の読書について言及し、未来に思いを馳せる。自由な形式で伸びやかに綴られた随筆書。

    奈良井千軒と言われ、今日でも老若男女から多くの熱視線が注がれる人気スポットの奈良井。中山道六十九次の江戸側から三十四番目の宿場町を二十年ぶりにまた一人で訪れてみた。(本文より)

    【目次】
    第一章 旅
    第二章 家族
    第三章 あのころ
    第四章 秘密の恋
    第五章 読書
    第六章 未来へ
    おわりに
  • 湧き出す音楽の豊かな流れ、蛇行するドラマの激しいうねり
    新たな音楽劇の地平を拓く「ミニオペラ」の世界!

    人は、運命に呑み込まれる人間に涙し、運命に踊らされる人間を笑い、
    運命とともに生きる人間に救われる

    東京ミニオペラカンパニー公演の
    vol.1『悲戀~ハムレットとオフィーリア』、vol.2『雪女の恋』上演全記録、
    プラス新作書き下ろし脚本『クローディアスなのか、ガートルードなのか』所載

    脚本(全3篇)と楽譜(上演作品より各5曲)、初演資料(指揮者・演出家・脚本家の言葉/客席からの声/舞台写真/上演記録)、作曲家の言葉、出演者の言葉、論評、プロデューサーの言葉などを収録。
  • 女は、実に過酷な宿命を神に与えられた、何とも不憫な生き物だ。

    保健師としての生き方は「私」に病苦を与え、挫折を経験させ、再出発へと導いた——。
    ショートスリーパーであることを逆手に取り、使命感から激務をこなしてきた彼女は、いつの間にか眠りたくても眠れない体質へと変化していた。
    不眠への不安と認知症の母の介護、役職が上がることで増加する業務量によりさらに悪化の一途を辿る中、なぜ彼女は保健師にこだわるのか。
    保健師としての34年間とこれからを綴った、ノンフィクション小説作品。

    〈著者紹介〉
    1963年生まれ。大学病院病棟看護師を経て行政保健師として34年間勤務。
    看護師時代の悲壮な看取りの経験から保健師に転職し、のめり込むように公衆衛生活動に明け暮れる。「統括保健師としての激務」と「認知症の母の介護」との狭間で病に倒れ、定年を待たずに離職するも「生涯一保健師」を夢見て再起中!
    幻冬舎グループ主催「わたしの生きがいコンテスト」1月度大賞受賞。
    著書に『母を想いて』(2021年、文芸社刊)がある。
  • 「医療・医術は能動的なアート」という精神で
    日々の診療を行う医師によるエッセイ集

    古田敦也氏推薦!
    「受け継がれるべきもの、切り拓く精神。医学における選択肢がわかりました」

    医学とサーフィン、医学と音楽、医学と格闘技など、さまざまな試みで医学がもつ
    アートとしてのエッセンスを抽出し、紹介。
    診療に茶道の心得を取り入れた「一期一会のセッション」、
    心肺蘇生のテンポに関する「ディスコにいるアンパンマン」など、全38編収載。

・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。

ページ先頭へ

本を予約しました

※予約の確認・解除はこちらから

予約済み書籍

キャンセル及び解除等

発売日前日以降のキャンセル・返品等はできません。
予約の確認・解除、お支払いモード、その他注意事項は予約済み書籍一覧をご確認ください。