『角川ソフィア文庫、コインUP(実用、文芸・小説)』の電子書籍一覧
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優雅なイメージに隠された王朝貴族の素顔に迫る――。素行の悪い光源氏!
宮中での取っ組み合いの喧嘩、従者の殴殺、果ては邸宅建設のために平安京を破壊――。優雅な王朝時代のはずが、貴族たちはやりたい放題。当時の日記をもとに、貴族たちの意外な素顔を探り出した意欲作。 -
トマトは、なんと媚薬だった! 料理と食材からわかる「おもしろ世界史」
私たちの食卓は、世界各国からもたらされたさまざまな食材と料理にあふれている。日常的に食べているものの意外な来歴、世界各地の食文化とのかかわりなど、身近な「食」にまつわる歴史と文化をさまざまな切り口で展開。大航海時代に地球規模で劇的に変化した食材の世界交流、コールドチェーンがもたらした食文化の単一化など、食卓の上を世界各地からの食材や料理文化が踊る「小さな大劇場」にみなした、おもしろ世界史。 -
「紅」「朱」「茜」どう違う? 日本語の微妙なニュアンスに分け入る!
豊かな日本語の語彙を自由に使いこなすために。辞書の中でしか見ない言葉、頭の片隅にはあるが使いこなせない言葉を棚卸しし、いつでも取り出せるように簡単整理! 言葉の上手な利用法のいろはを学ぶ辞典。 -
生誕130年記念/折口信夫の代表作、全論文を収録する完全版、刊行開始!
「本論を読み解く上で、これ以上に優れたシリーズは他に存在しない」(安藤礼二)
折口にとって「古代」とは単に歴史の時代区分を示すものではなかった。熊野への旅で光輝く大王崎を眼前にし、その波路の果てに「わが魂のふるさと」を感じたことを「かつては祖々の胸を煽り立てた懐郷心(のすたるじい)の、間歇遺伝(あたいずむ)として、現れたものではなかろうか」と記す。「古代研究」はまさに彼が実感を通して捉えた、古代的要素の探求なのである。全論文を完全収録する決定版!
解説・池田弥三郎/安藤礼二 -
伝説や昔話などの「語り」の文化を探る
朝の蜘蛛は殺さず、夜の蜘蛛は殺せ。箒はまたぐな…。地域社会の繋がりが薄れていく現在、昔話のような「語り」の文化が衰退している。失われゆく伝説・俗信の世界を丹念に掘り起こして、民俗学的視点で考察。 -
史実と伝承から、謎に包まれた実像に迫る!
平安時代、怨霊・妖怪・疫病神を封じ、日本最大級の陰陽師として活躍した安倍晴明。式神をあやつり、闇の世界を支配するだけでなく、表の世界をも支えていたその実像を描く、晴明伝の決定版。 -
誰もが「決して起きない」と予想した戦争は、なぜ勃発したのか?
日本人はこの戦争の重要性を知らなさすぎる――。欧米では”The Great War” と称される第一次世界大戦。その実態を紐解くと、覇権国と新興国の鍔迫り合い、急速な技術革新とグローバリゼーションの進展など
、WW1開戦前夜と現代との共通点が驚くほどに見えてくる。旧来の研究の枠を超え、政治・経済・軍事・金融・メディア・テクノロジーなど幅広い観点から、戦争の背景・内実・影響を読み解く、日本人のための入門書。 -
読み下し文・現代語訳・原文と索引(歌謡・主要語句)完備の古事記の決定版
天地創成から推古天皇につながる天皇家の系譜と王権の由来書。厳密な史料研究成果に拠る読み下し文、平易な現代語訳、漢字本文(原文)、便利な全歌謡各句索引と主要語句索引を完備した決定版! -
NHK「100分de名著」でも話題!アラジンと魔神、アリ・ババの饗宴。
世紀を超えて語りつがれ、人々の胸を躍らせてきた、夢とロマンスと冒険の絢爛豪華なファンタジー。最も親しまれてきた「アラジン」「アリ・ババ」の物語を含む拾遺集。長大な本篇への入門書としても最適! -
「とたん」「せつな」「つかのま」の違い、説明できますか?
日本語の微妙なニュアンスを、図を交えながら解説する『基礎日本語辞典』から、「さっそく」「ひとまず」など、時に関する語を集める。外国語を学ぶとき、誰もが迷う時制の問題をわかりやすく解説!
【とりあげた言葉】
とき、あくる、あたらしい、あらかじめ、いきなり、いずれ、いぜん、いそぐ、いちおう、いつか、いま、いまさら、いまだに、いよいよ、おそい、おもむろに、かれこれ、~ごろ、さしあたり、さっき、さっそく、しばらく、~すぎ、すぐる、すごす、すむ、そろそろ、~た、~だす、たまたま、~ちゅう、ついに、とたん、とりあえず、なかなか、にわか、のばす、はじまる、はやく、ひ、ひごろ、ぴったり、ひとまず、ふるい、まい~、まもなく、もう、やがて、わかい -
俵万智が教える短歌の極意を、一青窈と共に学ぶ!
俵万智のマンツーマン短歌教室に、一青窈が入門! 臨場感あふれるふたりの実作レッスンのやりとりを辿る、画期的な短歌入門書。添削指導のほか、穂村弘や斉藤斎藤を迎えた特別レッスンのようすも収録。 -
食べるカビやスマホのカビなど、実は個性豊かな面々を楽しく紹介!
暗い、汚い、かび臭い――陰気なイメージのカビが、美食界では大ブーム!
レストランで著者が見たものとは…。
ほかスマホや文化財に生えるカビなど、意外な一面に驚きつつ、かしこい付き合い方がわかる!
本書は2020年に弊社より刊行された書籍の文庫化です。
文庫化にあたり、カビをどう防ぐのかについての章を設け、実用的にも充実した内容となりました。
(章立て)第一章 食べるカビが大ブーム
第二章 カビの正体
第三章 思わぬところに生えるカビ
第四章 冷蔵庫・エアコン・洗濯機──家電のカビの今昔
第五章 カビ対策 一に乾燥、二に乾燥
第六章 石灰岩帯と山火事の後
第七章 カビは体にどのくらい悪いのか
第八章 ヒトとカビの闘い -
日本で親しまれる漢詩350首を厳選。読み味わうための本格辞典
中国詩は古来、日本文化に深い影響を与えてきた。「国破れて山河在り」の成句で知られる「春望」。源氏物語に底流する哀切の長編叙事詩「長恨歌」――。上代の「詩経」から唐代の李白や杜甫、そして明清代まで名詩350首を厳選。読む・書く・味わうために必要な訓読、現代語訳、語釈、押韻などの項目を網羅した必携の本格辞典。押韻と平仄のルール、詩形分類、表現の変遷を概観できる「中国詩を読むための序章」と成句索引を収録する。 -
仏教・インド思想の叡智、60の至言
「自己を灯火とし、自己をよりどころとせよ」(大ニッバーナ経)、「もろひとの病はわが病である」(維摩経)。仏教・東洋思想の碩学が、自身が感銘をうけた東洋における宗教の至言を解説。厳選された60の簡潔なフレーズが、宗派や既成宗教の制約をこえ、私たちの心を揺さぶる。宗教への真実の道は、生活のことばをもって理解し表現することにあるという確信から著された、現代人が生きるための指針の書。「附 カナガキ仏教書」を収録。 -
笑いあり、スリルあり、冒険あり。アイヌ世界の豊かさに触れる16の童話。
自然や神(カムイ)と自由闊達に交流してきたアイヌの人々。彼らの間に伝わる様々な童話・説話には、アイヌ世界の豊穣が存分に描かれている。はじめてアイヌ文学に触れる人でも親しみやすいお話16編を集めた、珠玉の童話集。
まえがき
よもやま昔話
口のきけない子と熊の話
流れてきた子どもの話
鬼が島せいばつの話
雲の船と男の子の話
チャランケの話
砂でつくった鯨の話
おばけ鳥の話
センタカイヌの話
鬼鹿毛どのの話
パナンペ・ペナンペ昔話
鬼のわなの話
金と銀の子犬の話
腹のなかの小鳥の話
オキクルミの昔話
日の女神を救いだす話
ききん魔を救い出す話
神々がざんげ話をする話
生いたちと晩年の話
解説
著者略歴 -
人間、我慢、馬鹿、出世、利益──。身近な言葉の意外な由来とは?
上品・下品、卍字、供養、卒都婆、舎利、荼毘などの仏教語から、
我慢、人間、馬鹿、利益、出世など、仏の教えと縁をもつ意外な日常語まで――。
語源という視点からわたしたちの生活や思考、感情の深層に分け入るとき、
日本文化を裏打ちする仏教的世界観が浮かび上がる。
名著『佛教語大辞典』を編纂した第一線の仏教学者らが集い、
インド・中国・日本の多様な仏典を参照しつつも「肩のこらぬよう」執筆された仏教への道案内。 -
文章の読解力を伸ばすにはどうすればよいか? 答えは「予測」にあった! 幅広いジャンルの秀逸な文章で「予測」の技術を学べば、誰でも「読み上手」になれる。作文にも役立つ画期的な「文章術」入門書。
文章の読解力を伸ばすにはどうすればよいか? 答えは「予測」にあった!「予測」とは文章を書いた筆者との「対話」。書き手との「対話」を楽しみながら、読解力を飛躍的に伸ばそう。小説・新聞・論文・エッセイ等、幅広いジャンルの秀逸な文章で「予測」の技術を学べば、誰でもきっと「読み上手」になれる! 人の心を動かす名文の力、分かりやすい文章の秘密を「予測」を通して解明する、作文にも役立つ画期的な「文章術」入門書。
第1章 文章理解とは?
第2章 予測とは?
第3章 問いの予測とは?
第4章 答えの予測とは?
第5章 予測の表現効果とは? -
日本の「季の詞」の豊かさを、歳時記編纂の第一人者が鑑賞し尽くす名随筆!
季節のことばとは、私たちの住むこの風土を認識することば。たとえば「春一番」「青葉潮」「やませ」――季節感だけではなく、喜怒哀楽に満ちた生活の知恵をも感じさせる。古来より世々の歌よみたちが思想や想像力をこめて育んできたそれらの「季の詞(ことば)」を、歳時記編纂の第一人者が名句や名歌とともに鑑賞。生活習慣や気候が変化する現代においてなお、感じることのできる懐かしさや美しさが隅々まで息づいている。
解説・宇多喜代子
(目次)
【春】
春 その一/春 その二/立春/春めく/水温む/春一番/フェーン/東風/霞/末黒の薄/若草/たんぽぽ/黄色い花/夜の梅/椿/桜鯛/魚鳥の季節/春暁・春昼/日永/麗か・長閑/春の蝶/蛙のめかり時/囀/雨の名風の名/花曇/花 その一/花 その二/花 その三/春の暮/三月尽
【夏】
新緑/深山霧島/山時鳥 その一/山時鳥 その二/青葉潮/筍流し/卯の花腐し/雨の文学/薫風/あいの風/やませ/南風/雲の峰/風知草/落し文/麦秋/万緑/底幽霊/泳ぎ/河童/鵜飼/涼し/花火/真夏日/赤富士/夜の秋
【秋】
踊/月/雁/秋がわき/野分/青北風/虫/虫のいろいろ/ごりと鰍/鶉/鵙の草ぐき/うらなり/蔓たぐり/物のあはれ/身に入む/馬・鹿 その他/鹿・猪/猿の親子/高西風/紅葉/秋の暮
【冬(附・新年)】
時雨/狸と貉/虎落笛/冬籠/息白し/雪/味の讃歌/討入りの日/去年今年/初春/雑煮/富士への讃歌/探梅/厄払い
歳時記について
解説『ことばの歳時記』のこと 宇多喜代子 -
桃太郎の家来はなぜイヌ、サル、キジなのか? 十三の物語を読み解く神話学
桃太郎はなぜ桃から生まれ、犬と猿と雉を味方につけたのか。
浦島太郎が玉手箱を開けて死ぬ定めにあるのはなぜか。
人間を喰らおうとする山姥の正体とは──。
誰もが知りながら、荒唐無稽で謎めいた昔ばなしの世界。
しかし多様な伝承の森に深く分け入り、古代神話や民間信仰に
その足跡をたどるとき、死と再生、性と笑い、
異界とこの世をめぐる共通の世界観が浮かび上がる。
現代人が忘れてしまった豊かな意味を取り戻すための神話学。
※本書は、山川出版社より二〇一三年に刊行された『昔ばなし あの世とこの世を結ぶ物語』に大幅に加筆修正し、改題して文庫化したものが底本です。
【目次】
はじめに
第一話 桃太郎――桃太郎はなぜ犬と猿と雉を連れていくのか
第二話 かちかち山――トリックスター、稲羽の素兎の末裔たち
第三話 花咲爺さん――お爺さんはなぜ犬の灰をまくのか
第四話 浦島太郎――分断された乙姫の玉手箱
昔ばなしの論理を読み解く(1)
第五話 鬼の子小綱――笑いと性の力が春を呼ぶ
第六話 三枚の護符――便所はあの世の出入り口
第七話 蛇婿入り――苧環はなぜ蛇を退治するのか
第八話 蛇女房――無欲と貪欲の報酬
昔ばなしの論理を読み解く(2)
第九話 産神問答――魂を掃き出す箒の力
第十話 ミソサザイは鳥の王――仁徳はいかにして聖帝になったか
第十一話 ホトトギスと兄弟――夜鳴く鳥の悲しい前世
第十二話 鉢かづき姫――顔を覆い隠す花嫁
第十三話 一寸法師――脱皮する少年たち
おわりに -
非常識で非人情――。恐るべき天才、ブッダの本性を読み解く
仏教の開祖ゴータマは「真理」として何を悟り、〈ブッダ=目覚めた人〉となりえたのか。そして最初期の仏教はいかに生まれたのか。従来の仏教学が見落としてきた、その哲学的独創性へと分け入る刺激的論考。 -
六十年来の定説を覆す! 本文・注釈・現代語訳のすべてを刷新した決定版。
無常観のなかに中世の現実を見据えた視点をもつ兼好の名随筆集。歴史、文学の双方の領域にわたる該博な知識をそなえた著者が、本文、注釈、現代語訳のすべてを再検証。これからの新たな規準となる決定版。
※本文中に「(数字)」が付されている箇所は、各章段末に該当する注釈があります。「注」ご参照ください。 -
ビッグバンだけで、宇宙のはじまりは語れない!?
シャボン玉や潮の干満、キリンの斑模様など、身近な自然の不思議から壮大な宇宙のしくみが見えてくる。ビッグバンからエントロピーの法則まで、宇宙物理学を楽しむための案内。『宇宙は卵から生まれた』を改題。 -
豊かな日本語の世界に迫る、日本語論の決定版!
言語の差異や摩擦を和語表現の多様性へと転じた訓読みは、英語や洋数字、絵文字までも日本語の中に取り入れた。時代の波に晒されながら変容してきた訓読みのユニークな例を辿り、奥深い日本語の世界に迫る。 -
ポイントを押さえた注釈と解説で全文が読める!「皇室典範」も付した決定版
総ルビ&2色刷で読みやすい! 各条文の「大意」と解釈のポイントをコンパクトに解説、ニュースで争点となる重要条文がよく分かる。大日本帝国憲法と唯一「皇室典範」も付した決定版。注釈/大西洋一(弁護士)。
※リーディングシステムによっては、モノクロ表示になる場合がございます。あらかじめご了承ください。 -
ナルホドと思いあたる、文化としての日本のしきたり。民俗学からの新提言。
喪中とはいつまでをいうのか。時代や社会の変化につれて、もとの意味や意義が薄れたり、変容してきた日本のしきたり。「私」「家」「共」「生」「死」という観点から、しきたりを日本文化として民俗学的に読み解く。 -
王朝文化を彩る華麗な貴族と歌の魅力を伝える評論エッセイ
王朝時代を彩る百人百様の作者たち。親子・恋人・ライバル・師弟などが交差する人間模様を、史実や説話をもとに丹念に解きほぐす。歌だけでは窺い知れない作者の心に触れ、王朝文化の魅力に迫るエッセイ。 -
伝素庵筆古刊本と最古の歌仙絵で読む決定版
藤原定家が選んだ、日本人に最も親しまれている和歌集「百人一首」。最古の歌仙絵と、現代語訳・語注・鑑賞・出典・参考・作者伝・全体の詳細な解説などで構成した、伝素庵筆古刊本による最良のテキスト。 -
日本人の伝統的な立ち居振る舞いを切り口に文化を語るエッセイ。
「しぐさ」は、私たち自身の最も身近な「文化の表徴」とでもいうべきものである。今まで見逃がされがちであったしぐさ、身振りを取り上げ、そこに日本人の特質をさぐる名品というべきエッセイ集。 -
本は遊びたがっている。知はつながりたがっている。
知の巨人、松岡正剛の本の読み方がわかる。読書は交際であり、格闘技である!
第一章 世界読書の快楽
道元『正法眼蔵』
ブレーズ・パスカル『パンセ』
滝沢馬琴『南総里見八犬伝』
オノレ・ド・バルザック『セラフィタ』
エドガア・アラン・ポオ 『ポオ全集』
第二章 書架の森
リュシアン・フェーヴル&アンリ『書物の出現』
デレク・フラワー『知識の灯台』
フランセス・イエイツ『世界劇場』
メアリー・カラザース『記憶術と書物』
ジョナサン・グリーン『辞書の世界史』
ヴィンフリート・レーシュブルク『ヨーロッパの歴史的図書館』
アルベルト・マングェル『読書の歴史』
小川道明『棚の思想』
第三章 読みかた指南
ウォルター・オング『声の文化と文字の文化』
川島隆太・安達忠夫『脳と音読』
前田勉『江戸の読書会』
上田利男『夜学』
周興嗣『千字文』
前田愛『近代読者の成立』
ゴットフリート・ロスト『司書』
第四章 ビブリオゲーム
ホルヘ・ルイス・ボルヘス『伝奇集』
ウンベルト・エーコ『薔薇の名前』
アンドルー・ラング『書斎』 -
孔子から孫子まで、目で見てわかる中国思想入門。諸派の思考を図解83点!
中国思想が黄金期をむかえた春秋・戦国時代。すぐれた思想家たちが思索を重ね、学派をつくり、互いに論争して理論を磨き上げた。人はいかに生きるべきか。社会や国家はどのようにあるべきか。人間とは、世界とは、論理とはいったい何であるのか――。 儒家、墨家、道家、兵家、法家から、名家、陰陽家まで。絶え間ない戦乱と侵略の時代が生んだ百花繚乱の思想を、第一人者が明快な図解とともに読み解く。現代日本人のための中国思想入門。 -
殺戮、奴隷化、疫病による大量死――先住民の悲劇とグローバル化のはじまり
コロンブスが15世紀に持ち帰った中南米原産のトウモロコシや、その後に伝わったジャガイモは、ヨーロッパの人口増加に大きく貢献した。他方、アメリカ大陸へ持ち込まれた疫病は、先住民の急激な人口減少を引き起こす。世界の食卓を豊かにした作物の伝播は、のちに「コロンブスの交換」と呼ばれるが、先住民にとっては略奪や侵略に他ならなかった。南米アンデスをフィールドに農学と人類学を研究する著者が描く、もう一つの世界史。
(本書は、『コロンブスの不平等交換 作物・奴隷・疫病の世界史』(角川選書、2017年刊)を、再構成・加筆・改題のうえ、文庫化したものです。) -
人類に残された最後の超難問、ABC予想に挑む!
(章立て)
文庫版によせて
望月新一教授からの寄稿
第1章 IUTショック
第2章 数学者の仕事
第3章 宇宙際幾何学者
第4章 たし算とかけ算
第5章 パズルのピース
第6章 対称性通信
第7章 「行為」の計算
第8章 伝達・復元・ひずみ -
創成期から電撃戦の誕生まで、戦車の歴史に迫る
序章 ロンメルは生きている/第一章 日露戦争が終って/第二章 世界大戦/第三章 高価な実験/第四章 『戦車」の出現/第五章 戦車大攻勢/第六章 平和の風が吹いて/第七章 日本に戦車隊誕生/第八章 国産戦車第一号/第九章 停滞混迷/第十章 大陸を征く/第十一章 機甲大国ソ連/第十二章 独立混成第一旅団/第十三章 躍進する列強/第十四章 戦車隊、善戦す/第十五章 誤った結論/第十六章 ドイツの装甲旋風/第十七章 巨人の激突/第十八章 鉄塊相搏つ -
読みやすくて面白い、最高にスリリングな古典案内!
異界、エロ、グロ、ナンセンス、スキャンダル……古事記研究の第一人者が、古代の思想を読み解き伝える面白すぎる古典文学入門! 文庫版に「第5章 揺らぐ列島、疲弊する人々」を完全書き下ろし! -
「関東王国」を築き上げた、北条氏最盛期の真実とは。
両上杉家の打倒、北関東への進出、武田信玄との抗争と越相同盟……小田原北条氏三代・氏康の時代は、戦争が広域にわたって展開され、それを支える領国支配の仕組みが確立された戦国大名の形成期であった。当主のもと、領国の統轄に当たったのが一門衆・家老衆らの執行部である。「関東王国」を支えた、最強といわれた家臣団の知られざる戦争と統治の人事の実態を明らかにし、北条氏の最盛期を築いた氏康時代の真実に迫る。 -
元祖・語呂合わせで覚える難書漢字の本。覚え方革命はこの本から始まった!
「鬱」語呂合わせ=「憂鬱なリンカーンはアメリカンコーヒーを3杯飲んだ」
一発で覚えられる魔法の漢字記憶術と漢字の語源が満載。
●さらりと書けたらかっこいい漢字
●読めるけどなかなか書けない漢字
●大人の常識として書きたい漢字
●日本人の生活に根ざした漢字 挨拶、風物、自然、伝統など
●身体にまつわる漢字
●知っておきたい漢字コラム 等
・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。