『徳間文庫、将軍家見聞役 元八郎、501円~800円(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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京都所司代が二代続けて頓死した。不審に思った九代将軍家重は大岡出雲守忠光を通じ、三田村元八郎に背後関係を探るよう命じる。一方、田沼主殿頭意次は新たな京都所司代・酒井讃岐守忠用から“包み”を受け取るべく京に伊賀者を放った。包みの謎を巡り、伊賀者、修験者、そして黄泉の醜女と名乗る幻術遣いが入り乱れる。終わりなき死闘。元八郎に勝機は。やがて驚愕の真相が明らかに――。
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尾張藩主徳川宗春は八代将軍吉宗に隠居慎みを命じられる。ともに藩を追われた柳生主膳は宗春の無念をはらすべく、執拗に世継ぎ家重の命を狙う。一方、京では桜町天皇を扇動して幕府を混乱させる策謀がうごめく。さらに公家内の主導権争いが熾烈を極め、幕閣、朝廷の混乱は風雲急を告げる事態に。その収拾に暗躍するは元八丁堀定町廻り同心・三田村元八郎。神速の太刀で巨大な闇に斬り込む!
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父にして剣術の達人である順斎が謎の甲冑武者に斬殺された。仇討ちを誓う三田村元八郎は大岡出雲守忠光に、薩摩藩とその付庸国、琉球王国の動向を探るよう命じられる。琉球の王位継承に際し、将軍家重の周辺で不穏な動きが見られるという。はるか琉球を目指す元八郎。薩摩の忍・捨てかまりと死闘を繰り広げるなか、順斎殺害の真相が浮かび上がる。甲冑武者の正体とは。悲しみの秘剣が閃く!
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八代将軍吉宗の治下、老中松平乗邑は将軍継嗣・家重を廃嫡すべく朝廷に画策。吉宗の懐刀である南町奉行大岡越前守を寺社奉行に転出させた。大岡配下の同心・三田村元八郎は密命を帯びて京に潜伏することに。やがて桜町天皇の身辺にも危害が及び、真相を知った天皇の勅使一行は東海道を下向する。立ちはだかるは甲賀者、そして示現流の遣い手。陰謀の網に元八郎の太刀が振るわれる!
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抜け荷で巨財を築く加賀藩前田家と、幕府の大立者・田沼主殿頭意次の対立が激化。憂慮した九代将軍家重の側用人・大岡出雲守忠光は、三田村元八郎に火消しを命じる。その矢先、福井藩の領地で異国船の焼き討ち事件が発生。探索の命を受けた元八郎は能登忍の襲撃をかわし北国街道をひた走る。やがて判明する田沼の野心と加賀藩の秘事とは。壮大なスケールで織りなす人気シリーズ最終巻!
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江戸城中で熊本城主細川越中守宗孝に寄合旗本板倉修理勝該が刃傷に及んだ。大目付の吟味により、勝該は切腹して果てたが、納得しかねた九代将軍家重は吹上庭番支配頭・三田村元八郎に刃傷事件の真相究明を命じる。やがて事件の背景に徳川家最大の秘事が潜むことを突き止めた元八郎。しかし露見を恐れた大御所徳川吉宗の非情な決断により、刺客が忍び寄る。壮絶きわまる暗闘のゆくえは!
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