『徳間文庫、冥府の刺客(徳間文庫)(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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江戸市中で二人の男が射殺された。が、奇妙なことに銃声を聞いた者はひとりとしていない。
町方役人が奔走する中、幻十郎は、この事件を内密に片付ける頼みを受けた。
どうやら、松代藩真田家の鉄砲鍛冶が造った新式銃が関わっているらしい...。 -
“百化けの歌次”“四つ目屋の鬼八”とともに、左手首に白い数珠をはめていたという、居酒屋あるじ殺しの下手人を探す“闇の刺客人”幻十郎は、思いがけなく、銭と色に染まり、悪行狼藉の限りをつくす巨悪に突き当たる…。
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江戸市中で続く凶悪な事件に、奉行所必死の探索にもかかわらず、杳として知れぬ賊の行方。
悪党の逃亡を手助けする闇稼業を疑った幻十郎は、松平楽翁の影御用を引き受けた。
その最中、宵闇に襲われていた出石藩士の早川数馬を救うが…。 -
お世継ぎ争いをめぐる備中岩津藩のお家騒動の陰に、若年寄・田沼意正の不穏な動きを察知した楽翁(松平定信)は、元八丁堀同心・死神幻十郎にその探索を命じた。
そして、時を同じくして起こる連続殺人。金と色欲にまみれ、腐りきった巨悪の正体と驚愕の真相が、事件を追う幻十郎の前に次第に明らかになってくる…。
“闇の刺客人”の必殺剣が闇を斬り裂く!
書下し長篇時代小説。シリーズ第四弾。 -
日本橋小網町の東、稲荷堀と呼ばれる入堀がある。堀端の雑木林の中で無反りの直刀を無心に振る死神幻十郎の姿があった。
四つ目屋の鬼八からドンド橋の下で女の土左衛門が上がった旨の知らせが届く。
半月ほど前も、上流で若い女の土左衛門が上がったことも噂で聞いた。
いずれもが、緋襦袢をまとっただけのあられもない姿で、女陰のすぐ脇に蟹と蛇の刺青が…。 -
江戸は三年に一度は大火が起こるという火災の多発都市である。
文政七年も異常乾燥が続く中で、連続大火が起こり、火事で焼き出された避難民が西堀留川の橋から転落し多数の死傷者を出すまでにいたった。
しかも正月明けの十日くらいから「赤馬が飛ぶ」という噂が駆けめぐり、付け火が噂された。
一度死んで蘇った男、死神幻十郎は楽翁こと松平定信に呼び出され、事件の渦中へと。 -
南町奉行同心神山源十郎は三河の代からの直参で、源十郎の代で九代目を数えた。
阿片密売組織の罠にはまり、妻を凌辱されたばかりか、自身小伝馬町の揚屋に収監された。
奉行の沙汰が下り、斬罪の裁決が決まった。
しかし、男は死罪所で死ななかった。身代わりの罪人が死に、地獄の底から舞い戻ったのだ。
一度死んだ男、死神幻十郎は楽翁と呼ばれる老人に迎えられ、闇の剣を疾らせるのだった。
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