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『徳間文庫、1年以内(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全143件

  • 605(税込)
    著者:
    田中光二
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    謎の大型爬虫類捜査のため中央アフリカの奥地へ向ったアメリカの生物学調査隊が突然、消息を絶った。当地で、内乱が起ったのだ。救出隊が組織され、私も現地へ飛ぶが、そこで自称フリー・ジャーナリストのジョン・エナリーに出会う。中肉中背で人種はあいまい。黒い髪と瞳、彫りの深い顔立ち。人間のすべての属性を見抜く鋭い観察眼を持つエナリーに、私は興味を持ち始めるが……。叙情あふれるSF連作。
  • 858(税込)
    著者:
    今野敏
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    三十過ぎのフリージャーナリスト・柴田邦久は、伝説の日本人傭兵を追ってメキシコに足を踏み入れた。そこで兵士に「生きるための戦い」を教え込む『シンゲン』と出会う。彼はなぜ平和な日本を出て、危険を顧みずに戦うのか。それを知りたいと思った柴田は、他の兵士と同じように厳しい戦闘の指導を受けて『シンゲン』と二人でアフリカの紛争地帯に飛び込んだ!
  • 元ロシア情報機関長官ゴロフコは、非合法な手段で独裁体制を築くヴォローディン露大統領の批判者に転向。冷戦時代の仇敵にして親友、米大統領ジャック・ライアンとの歓談後、謎の死を遂げる。背景には、隣国支配による大ロシア復活を目論む国家的陰謀が進行していた……。国際軍事情報小説の巨匠クランシーと後継者グリーニーのタッグで、ロシア政治の闇と狂気を暴く問題作。
  • 元ロシア情報機関長官ゴロフコは、非合法な手段で独裁体制を築くヴォローディン露大統領の批判者に転向。冷戦時代の仇敵にして親友、米大統領ジャック・ライアンとの歓談後、謎の死を遂げる。背景には、隣国支配による大ロシア復活を目論む国家的陰謀が進行していた……。国際軍事情報小説の巨匠クランシーと後継者グリーニーのタッグで、ロシア政治の闇と狂気を暴く問題作。
  • 605(税込)
    著者:
    田中光二
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    師・竜造寺悟とともにネパールで超常能力の啓発に励む千夏響は、凶兆を得て竜造寺ら五人の超越者(スーパー・エリート)と南へ向かった。そのころ、遥か南の海上では、石油王国ダハールの依頼で南氷洋の大氷山をペルシャ湾まで曳航し、砂漠での淡水供給源にする巨大プロジェクトが進められていたが、調査の結果、その氷山の氷核(コア)に異常があることが判明した。氷山から解き放たれた災厄の翼をひろげる邪悪の正体は? 傑作長篇。
  • 605(税込)
    著者:
    田中光二
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    肩高八十センチ、体重五十キロ、今や犢ほどの巨犬に成長したアローは、みほと呼ばれる人間の少女との絆を断ち切った。信州の別荘地へ連れて来られた夜、野犬の遠吠えに、体の中を流れる”狼の血”が呼び醒まされたのだ。彼は野生に戻った。野犬の首領となり、妻を得、仔を成した。しかし、それはまた生存をめぐる、人間との仮借なき闘いの始まりでもあった……。少女と犬の愛の交流を描く長篇冒険小説。
  • 605(税込)
    著者:
    田中光二
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    あたしは千夏響、自分でいうのも何だが、ピュリツァー賞でも狙おうかという、新進気鋭のカメラマンだ。ある日、東洋TVがハイチから招いた魔教ブーズー教の女司祭の記者会見場で、竜造寺悟と名乗る黒衣の男から声をかけられた。数日後、竜造寺に指定された場所へ出かけると、何と蹌踉と現われたのは、航空機疑惑がらみで自殺した男の“生ける屍(ゾンビー)”だった。エクソシスト探偵いよいよ登場!
  • 西鎌倉の高台に建つ篠田家。二階にある十二歳の少女・真由の部屋では、家鳴りや不気味な唸り声が続いていた。天井に近い空間からは、輝く水しぶきが滝のように降りかかる。巨大な心霊(サイキック)エネルギーが惹き起こすポルターガイスト現象が、少女を襲っているのだ。やがて少女の口から母親の忌まわしい情事の光景が語られた。除霊師(エクソシスト)・千夏響と竜造寺悟は平手打ちで少女を覚醒させたが……。長篇異次元アドベンチャー。
  • 605(税込)
    著者:
    田中光二
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    若い頃、透視能力をもっていた千代木梢は、成人するとともにその能力が消失し安堵していた。が、微生物工学研究所に勤める兄弓彦が山奥のダムに車ごと転落する悪夢を一万キロ離れたニュージランドでみたとき、その能力が甦っているのを知った。急遽、帰国した梢は、弓彦が企業秘密を極秘裡に持ち出していたことを知らされた。弓彦は何を持ち出していたのか? 梢の質問に答える研究所長の話はあまりにも………。
  • 雑誌編集者の雨宮才知子は、取材で精神力学(サイコ・ダイナミクス)研究の第一人者、生頼百平明和医大教授を訪ねた。小さい頃から自分に異様な能力があることを自覚していた才知子は、教授の研究を手伝うことになった。だが、新宿で拉致された彼女は、大日本神霊会を名乗る右翼の漆原列山に生頼グループから手を引けと脅迫され、生頼教授も何者かによって轢殺されてしまった。長篇異次元アドベンチャー。
  • 605(税込)
    著者:
    鳴海章
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    昼間は男子中学生の好奇の目に晒され、夜はデート嬢として大人の男のあらゆる欲望を満たす。国語教師麻生里久、三十歳。心の裡にぽっかり空いた隙間を埋めるように、男たちの慰みものに。心の闇、癒し、愛、そして容赦ない暴力を描いた衝撃作
  • 605(税込)
    著者:
    岩井志麻子
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    「歌舞伎町に住んでいる理由? 消えた同級生を探したいので」人気エッセイストとなった林あや美には、痛い思い出がある。もう十二年も前、一緒に夜遊びしていた歌舞伎町で、女子高生の友達が突然消え失せたのだった。そんなあや美の前に、一人また一人現れる奇怪な男女。血塗れの首の女、連続殺人鬼に酷似したストーカー……それが恐怖の始まり、地獄の一丁目だった。
  • 昭和十六年十二月八日。若き飛行兵たちを通して描く、長く短い真珠湾攻撃の一日。海軍鹿児島基地での猛特訓。ハワイ空襲部隊旗艦『赤城』より出撃する九七式艦上攻撃機他。目を眩むような昂ぶりとたとえようのない恐怖……。渾身の長篇大作!
  • 1,265(税込)
    著者:
    深谷忠記
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    "死刑執行から6年後に届いた“真犯人""からの手紙!?執行後も事件の再審請求を続ける弁護団。東京高検検事長が殺害され、捜査に当たる刑事たち。無関係のはずの両者が交錯するとき、驚愕の事実が明らかになる! 堀田市で起きた幼女誘拐殺人事件「堀田事件」の犯人として死刑判決を受けた赤江修一。彼は無実を主張したが、控訴、上告とも棄却され、判決確定後、わずか二年で刑を執行された。それから六年後――亡き赤江に代わり再審請求中の堀田事件弁護団宛に、真犯人を名乗る「山川夏夫」から手紙が届く。さらに一年後に届いた二通目の手紙の中には、犯人のものだという毛髪が入っていた。弁護団の須永英典弁護士は手紙の差出人を突き止めるべく、新聞記者の荒木らと調査を開始する……。"
  • 891(税込)
    著者:
    矢野隆
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    次郎長一家に突然やって来た旅の博徒、皐月雨の晋八。敵に囲まれた森の石松に加勢したことがきっかけで、一家に草鞋を脱ぐことになった。大政に素性を問われても笑顔でかわすばかりで謎は残る。しかし、武闘派で鳴らした石松が「強ぇ」と感嘆するほど、とにかく腕が立つという。折しも、次郎長一家は甲州の卯吉一家と抗争の真っただ中。即戦力として一家の客分となるが――。無慈悲に血の雨を降らすこの男、いったい何者なのか!?
  • シリーズ、ついに完結!
    〈鬼の舌〉で、愛する者と天下を守れ!

    父・多聞の死、許嫁である水嶋波留の失踪――悲しみに沈みつつ、それでも隼之助は気持ちは前を向いていた。父の薫陶、波留の慈しみを支えに鬼役としての責務を果たさんとする隼之助であった。
    新たな潜入先は、茶問屋〈山菱屋〉。店の主が点てた茶からは、妻への深い愛の味がした。山菱屋は幕府に仇なす薩摩藩に与する存在なのか……?
    そして隼之助は〈鬼の舌〉で、大切なものを守れるのか?
  • 902(税込)
    著者:
    村山由佳
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    「夢の田舎暮らし」を求めて父が突然会社を辞めた。いじめにあい登校できなくなった小学五年生の雪乃は、父とともに曾祖父母が住む長野で暮らしを始める。仕事を諦めたくない母は東京に残ることになった。胸いっぱいに苦しさを抱えていても、雪乃は思いを吐き出すことができない。そんな雪乃の凍った心を溶かしてくれたのは、長野の大自然、地元の人々、同級生大輝との出会いだった――。
  • 605(税込)
    著者:
    安達瑶
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    「あふっ!」男の突入に、女の歓びの声が上がる。男はその年では考えられない強烈な出入を繰り返した。たわわな乳房が揺らぎ、見事にくびれた腰がしなう。それが男の、この世で最後の法悦だった…。政財界の大物が連続怪死。謎めいたセミナーの美貌の女講師との関係が噂され出したころ、サラリーマン秋葉は奇妙な同窓会で、初恋の少女と再会する。淫臭に満ちた秋葉の凶夢は、その日から始まった…。
  • 605(税込)
    著者:
    安達瑶
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    湯煙の中で彼は女の尻を突き出させ、あわいにゆっくりと挿し入れた……。「名門温泉ホテルを再建せよ」社命で乗り込んだ相原修也。が、美人女将姉妹に、謎の中国服女客に、股間は千々に乱れ……。女で失敗数知れずの中年男、今回もまた!?
  • 605(税込)
    著者:
    安達瑶
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    怨みを思い知れ!やつが絶望のうなり声を上げるなか、一郎はやつの彼女の両脚を押し広げ、花園に顔を埋め込んだ。「あ、はあっ」女は甘く切ない声を奏でた。…高校時代におれをいじめ抜いた連中にいま鉄槌を。恋人を寝取り、裏フーゾクに沈め、にっくき教師の妻も破壊する。田中一郎青年、股間フル出動のエロい復讐が始まった。エロス炸裂長篇。
  • 605(税込)
    著者:
    安達瑶
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    真っ赤なブラとTバック姿で彼女は男の背中を洗った。「ここも頼むよ」突然、男は向き直ると剥き出しの部分を…。大手流通会社の窓際社員柏木の仕事はセクハラ処理。自らのモチモノまで酷使して被害OLを癒す柏木に、恐るべき大問題が。
  • 605(税込)
    著者:
    安達瑶
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    「あの社のものを食うとビンビンだ」突如、ネットに溢れ出した怪情報。「さあ、尻を出せ」無人の会議室で上司に犯される美人OL。社を覆うエッチ疑惑に窓際の男たちがついに立った。死んでも社にしがみつき、給料を守り抜く肉弾戦の開始であった。
  • 2,684(税込) 2024/4/30(火)23:59まで
    著者:
    夢枕獏
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    そなた、もしかして、あれが見ゆるのか……女院は不思議そうに言った。
    あれ!? あの影のようなものたちのことか。そうだ。見えるのだ。あのお方にも、見えるのだ――。
    のちの西行こと佐藤義清、今は平清盛を友とし、北面の者として院の御所の警衛にあたる若き武士。ある日、美しき箏の音に誘われ、鳥羽上皇の中宮、待賢門院璋子と運命の出会いを果たす。たちまち心を奪われた義清であったが……。
    著者渾身の大河伝奇絵巻、開幕!
    ※セットに購入済みの作品がある場合でも購入可能ですが、その分金額が安くなることはございません。
    ※購入後「購入した書籍の一覧」をご確認ください。セットに含まれる作品(すでに購入済み除く)が1冊ずつアプリに表示され、ダウンロードできます。なお、反映には最長で10分程度かかる場合があります。
    ※iOSアプリ内[ストア]では販売しておりません。iOSアプリをご利用の場合は、SafariなどのWebストアよりお買い求めいただきアプリにダウンロードしてください。
    ※セットの対象作品に特典が付いている場合は、本商品購入後に自動で付与されます。特典によって確認・取得方法が異なりますので、特典付き作品の詳細ページをご確認ください。
    ※特典の付与には最大24時間かかる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
  • ネット犯罪、新興宗教、人身売買、無差別テロ。
    日々増加し、進化する犯罪。
    その凶悪化、複雑化に対応するべく、
    ある警察幹部から元公安の橋本に密命が下った。
    超法規的措置も辞さない特殊部隊を組織せよと。
    正義漢ゆえに暴走し、窓際になっていた
    彼の元に集まったのは、元ハッカー、元死刑囚、
    元国税庁職員とそれぞれの分野に秀でているが、
    ひと癖もふた癖もあるヤツらばかり。

    闇に蠢く犯罪を殲滅すべく
    法律ギリギリの最強(凶)部隊が活躍する
    危険でスリリングな
    痛快アクション・エンタテインメント!
    大藪春彦賞の候補になった『カミカゼの邦』の著者・
    神野オキナ氏の書下し新作は、
    違法すれすれに正義を守るヤツらが活躍する
    痛快アクション・エンタテインメント!
    ※セットに購入済みの作品がある場合でも購入可能ですが、その分金額が安くなることはございません。
    ※購入後「購入した書籍の一覧」をご確認ください。セットに含まれる作品(すでに購入済み除く)が1冊ずつアプリに表示され、ダウンロードできます。なお、反映には最長で10分程度かかる場合があります。
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    ※特典の付与には最大24時間かかる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
  • 605(税込)
    著者:
    夏樹静子
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    高知県の鉱山で起こった爆発事故で家族を亡くした北村恵は、東京・赤坂にある高級サウナで働くことになった。そこで知り合った巨額の資産をもつ相庭宇吉郎に気に入られ、養女にという話が浮上したのだ!その本当の狙いは何か…?〈シンデレラの夢〉の背後にうごめく黒い影。得体の知れない恐怖をスリリングに描いた会心の長編サスペンス!
  • ゴルフ場経営者が殺された。出入りの造園会社社長・大北耕介が容疑者として浮上するが、失踪。やがて留守宅に、死後切断したと思われる大北の小指が届けられたのだ!?二転三転の展開と鮮やかなトリックで魅了し、日本推理史に輝く名作。
  • 605(税込)
    著者:
    夏樹静子
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    ゴルフ場で倒れ、そのまま植物状態となった会社社長の病室に何者かが忍び込み殺害を図るが、発見されて逃亡。警察の執拗な捜査にもかかわらず、“死なれては困る”者はいても、“死んでもらいたい”者は皆無なのだ!意表をつく結末の傑作集。
  • 605(税込)
    著者:
    斎藤栄
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    由利桂介が約束のホテルの部屋に入ると、待ち受けていたのは青井美保子の全裸死体だった。座卓が部屋の隅に押しやられ、煌煌たる明りの下に美保子は太腿を開いたまま横たわっている。はたして、由利は罠に陥ちたのか? 傷害の前科をもつ由利が、奈良県警の捜査線上に有力な容疑者として浮かび上がっていたのだ。由利と美人スリ桐子のコンビの推理が冴える周遊シリーズ3部作完結!
  • 605(税込)
    著者:
    斎藤栄
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    凍てつくような寒夜、全身麻痺を訴える患者が救急病院に運び込まれ、当直医は精神的ストレスと断定したが、翌日、なぜか患者はある決意を告げて退院してしまった。数カ月後、横浜埠頭に荷揚げされた燻蒸中のバナナの山から死体が発見された。警察は傷害の前科をもつ由利桂介に疑いをかけたが、彼は自らの再生を賭けて荷役会社社長の娘との四国周遊の婚前旅行から帰ったばかりだった。そして意外にも……。
  • 江戸川探偵長のもとに横浜、総得寺の貫首の長女・花女から、行方不明になった寺宝を探して欲しいと依頼がくる。事の真相を解明した江戸川は花女の信頼を得、彼女の妹・乙女―通称卍の息子で高校生の弓夫の教育係を頼まれる。弓夫の父は民自党党首・河山善助の長男、善太郎。将来を嘱望されていた弓夫に、東大寺放火事件の嫌疑がかかる中、善助の妻・よね子の他殺体も発見されるが…!?会心の長篇推理。
  • 605(税込)
    著者:
    斎藤栄
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    横浜に銀行強盗事件発生!一味と思われる男の死体が新幹線の中で発見された。由利桂介は一匹狼の私立探偵だが、奇妙な依頼を受け、指定された新幹線に乗るが、依頼者はあらわれず、殺人の被疑者にされてしまった。一方美人スリの桐子は遠山産業の社長に接近、新婚気取りで九州周遊に旅立つが、その遠山がやがて怪死をとげる。桐子と旧知の桂介は、真犯人を求め、長崎―熊本―大分へと、逃亡と追跡の活劇推理。
  • 父・多聞の跡を継ぎ、御膳奉行の頭として鬼役となった木藤隼之助。愛しい波瑠との婚約も認められて喜びを味わったのも束の間、次々と試練が襲いかかる。
    潜入先の造醤油屋で鋭い味覚が捉えた刹那の恐怖は、悲運の予兆だったのか。将軍家に謀反を企てる薩摩藩の刺客が、そして新たな謀略の刃が、隼之助の愛する者に迫り来る……!
  • 上海のホテルで殺された大学教授。新宿のマンションで殺された中国人女性。二つの殺人事件に関わってしまった美人法廷通訳・曾亦依は、父の冤罪をはらし、友人の死の真相を知るため、浅見光彦に事件の捜査を依頼する。亦依とともに上海に飛んだ浅見だが、何者かに命を狙われ、その行く手には、見えない壁が立ちはだかる―。外交問題、汚職、黒社会…急激に発展を遂げた煌びやかな国際都市の陰に渦巻く渾沌を掻き分けて、浅見がついにたどりついた、驚くべき真実とは…!?著者渾身の長篇ミステリー。
  • 902(税込)
    著者:
    青本雪平
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    ある日、祖父がフンボルトペンギンになった。この事態をすんなりと受け入れた柊也は、ペンギンになった祖父の世話をすることに。身寄りはなく、その上引きこもりの柊也。誰にも相談できないまま、一人と一羽の閉じられた世界は平穏に続いて行く。しかし、ある女性との出会いをきっかけに、日々に亀裂が入り始めて……。庭に埋めたスーツケース、いなくなった人。柊也の周りで事件は起きる。第三回大藪春彦新人賞受賞者長篇デビュー作。
  • 女子大生・小野ミユキが誘拐された。身代金は二億円。犯人の指示で、父親の敬介一人が身代金を携えて上野から寝台特急カシオペアに乗り込んだ。十津川警部と亀井刑事は東北新幹線で先回りし、郡山から乗車するが、敬介も金も消えていたのだ! さらに、ラウンジカーでは中年男女の射殺体が発見される。誘拐事件と関連はあるのか? 十津川を嘲笑するかのように次々と引き起こされる事件……。会心の長篇トラベル・ミステリー!
  • 数々の時代小説シリーズを手がけてきた喜安幸夫が新たな主人公で江戸の町の正義を描く!仙左は、穴の開いた鍋釜を塞ぐための道具を長い天秤棒に掛けて、町々を流す出職の鋳掛屋だ。しかしその出自はゆえあって町場に出されて育てられた武家の若君なのだった。主君に諫言して死罪を受けた筆頭家老の血をうけているとはつゆ知らず腕のいい職人として暮らす仙左は、あるとき家移り先の四ツ谷伊賀町の長屋で品のいい三十路女と出会う。お勢というその芸者と仙左は、互いに浅からぬ縁を感じつつ、ある旗本屋敷での騒動に巻き込まれてゆく。武芸の腕を見込まれて徒目付・野間風太郎の御小人目付のようなお役目を受けた仙左は、その松波家の非道な事件のあらましに憤りを強くしていくのだった……。
  • 「マイナス思考な奴には用がねえ。人間、どん底こそ強みだ!」
    家臣たちを鼓舞する松越藩伊丹家当主鶴松は窮地にあった。
    折角つかんだ十万両の手形を火事で失い、燃えた下屋敷の返却を幕府から迫られる。手元にあるのは百両と僅か。窮地を乗り切るには新事業しかない。
    あの手この手を駆使して考えついた激熱商売とは!?
    破天荒な男の生き様が勇気と感動を与えてくれる波乱万丈の物語。任侠大名一代記第二弾!
  • 出雲に嫁いだ一人娘の雪路を連れ戻してほしい―一匹狼の調査員・岩波惇哉の許に、松平と名乗る男から依頼があった。浮気性の夫と別れたいが、相手が承知しないという。前金は100万円。岩波は、彼を「組長」と呼んで慕う巨木探索グループの一員・20歳の真那津と共に出雲へ飛んだ。雪路を訪ねたが彼女は留守。そしてその家で女性の絞殺死体が発見された!警察に疑われる岩波。無実を証明できるのか。
  • 605(税込)
    著者:
    梓林太郎
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    岩波淳哉は一匹狼の私立探偵。全国各地で未発見の巨木を見つけようという巨木探しグループの“組長”でもある。今回の目的地は八ヶ岳山麓の蓼科高原。別荘に着いた一行は管理人夫婦と出会うが、数日後、警察らしい人間が管理棟を張り込んでいるのに気づく。やがて二人は岩波にボストンバッグを預け、別荘地から姿を消した。訪ねてきた刑事から、男が自分の妻殺しの容疑者として追われていることを知り…。
  • 605(税込)
    著者:
    梓林太郎
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    上高地から岳沢へ登攀中、雪洞に貯蔵していた食糧を口にした三人パーティの一人が急死した。青酸毒であった。半年後、またメンバーの一人が立山で墜落死した。彼らは十五年来の岳友だという。豊科署刑事道原伝吉は、二つの事件を結ぶ糸を探ったが、徒労に終わった。そしてさらに半年、今度は冬の剣岳で、メンバーの長男が遭難するに及んで、道原の脳裏には意想外の仮説が浮かんでいた。長篇山岳サスペンス。
  • 605(税込)
    著者:
    梓林太郎
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    世界遺産に登録された白神山地の秋は美しい。調査員の岩波惇哉をリーダーとする一行は、日本一のブナを求めて原生林を歩く予定だった。出発前夜、東京に降った黒い雨。それは不吉な事件の前兆だった!赤石川と滝川の合流地点で、一行は女性の死体を発見した。軽装だったことから、岩波は同行者の存在を疑う。被害者は東京の資産家の娘。しかも父親も二年前に行方不明になっているという…。長篇山岳推理。
  • 605(税込)
    著者:
    梓林太郎
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    美しい人妻から、夫を探す依頼を受けた私立探偵・岩波は、神秘の湖と呼ばれる摩周湖へ飛んだ。地道な調査により、黒づくめの服装の女と一緒であったことをつかんだが、男は遺体となって発見された。黒を纏う女は誰か。どこへ消えたのか―。
  • 605(税込)
    著者:
    梓林太郎
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    私立探偵・岩波をリーダーとする探検グループに西表島行きの話がもちあがった。そんな折、メンバーのひとり真那津が、阪神大震災で被災し身寄りのない少女・花を連れて神戸から帰京した。花の出奔中の父親が石垣島にいることがわかり、岩波達は沖縄へ飛ぶ。しかし、父親は三年前から再び行方不明だった。グループは西表の密林で謎の死体を発見する。遺体は花の父なのか、彼の過去には何が…書下し長篇推理。
  • 605(税込)
    著者:
    梓林太郎
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    高校生の一人娘・比呂子が東京で若い女を刺した―。知らせを受けた長野県警豊科署の道原伝吉刑事は、急遽、麻布署へ飛んだ。被害者は中田邦子。邦子に連れそっていた男は姿を消すが、二週間前槍ヶ岳で出会った男に似ていると比呂子はいう。犯罪の臭いをかぎとった道原は槍ヶ岳を捜索し、若い男の遺体を発見する。娘の無実は証明されるのか。雄大なスケールで描く長篇山岳ミステリー。
  • 605(税込)
    著者:
    梓林太郎
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    黒部・餓鬼山で、二年前に行方不明となった平塚晃一のザックと破れた羽毛服が発見された。平塚はチョモランマ登頂に成功した世界的なクライマーだった。しかも現場近くで、のこぎりで切断されたらしい女性の頭部と腰骨が見つかり、事件は奇怪な様相を見せ始めた。長野県警諏訪署の道原伝吉が捜査を開始。女性の身元をつきとめるが、その矢先、平塚の山仲間の遺体が八ヶ岳で発見される…。長篇山岳推理。
  • 605(税込)
    著者:
    梓林太郎
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    八ヶ岳の岩場から、絞殺された若い女が投げ込まれた。被害者は東京のOL西岡万沙子。事件を追う諏訪署の道原刑事は、同じころ万沙子の親友の塩谷涼子が、木曽川で水死体で発見されたことを突き止めた。しかもその前年、涼子の弟勝史までが木曽御岳で遭難死していたのだ。3つの事件に関連はないのか。だが3人につながる人物には、鉄壁のアリバイがあった。長篇山岳ミステリー。
  • 605(税込)
    著者:
    梓林太郎
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    道原伝吉四十六歳―長野県警諏訪署のベテラン刑事が、妻子と共に遅い夏休みをすごした三日後、事件は起った。一家が泊った八ヶ岳高原のホテルに同宿していた一人旅の美貌の女性が、下諏訪町の鷲ヶ峰で絞殺死体となって発見されたのだ。さらに同日未明、東京の彼女の自宅では、夫が放火による焼死体となって発見されていた。殺された夫婦の身辺を洗うため、若い貞松刑事をつれて上京した道原だったが―。
  • 中央アルプス山麓・菅ノ平駐車場に車を放置したまま、東京の加古川奈未が失踪した。同じ頃、空木岳では小竹達三の他殺死体が発見される。駒ヶ根署から派遣された刑事・道原伝吉は、小竹のアパートで奈未の写真と2千万円の預金のある通帳を見つけ、2つの事件が結びついたかに見えた。が、半年前に起きた槍ヶ岳落石事故との関りが浮上し、事件は予想外の展開をみせ始めた…。会心の長篇山岳ミステリー。
  • 605(税込)
    著者:
    梓林太郎
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    長野県諏訪市で轢き逃げ事件が起った。目の不自由な母親の杖代りになっていた五歳の少女がはねられ、重態だという。諏訪署の刑事・道原伝吉が捜査にあたるが、単身東京で暮らす父親は休暇中で連絡がとれず、道原は不吉な予感を覚える。が、三日後に父親が現れ、北アルプス・白馬から唐松を縦走していたという。一方八ヶ岳・硫黄岳で男の遺体が発見され、事件は意外な方向へ……。長篇山岳ミステリー。
  • 新宿高層ビル街の一角に沖幹次郎、村井貴里子らK・S・P特捜部が駆けつける。植え込みから白骨体が見つかったのだ。
    身元は警視庁捜査二課の溝端悠衣警部補。死亡前の動向を探ると、未解決の轢き逃げ事件を単独捜査していた形跡が浮上。
    被害者は暴力団組員で、溝端は保険金の受取人である婚約者とも接触していた。彼女が秘密裏に突き止めようとしていたものとは。事態はやがておぞましき全貌を――。
    警視庁歌舞伎町特別分署KSPシリーズ第3弾!
  • 990(税込)
    著者:
    鈴峯紅也
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    山本音吉は、天保三年に弁才船で出航した。しかし船は難破。漂流後、辿り着いたのは異国の地であった。帰国することも許されず、音吉は海外で生き抜くこととなり……。
    日本人として初めて英国に立ち、一流商社で才を発揮した山本音吉=ジョン・М・オトソン。日英和親条約の締結にも尽力、福沢諭吉にも影響を与えながらも、ついに故国に帰ることのなかった男の烈々たる生涯を描く。
  • 栄華を極める藤原氏政権の時代に源氏の王朝物語が生まれた不可思議な矛盾。源氏物語は反藤原の抵抗文学なのか? 才女紫式部の実体は?
    先に「源氏物語は紫式部作ではない」と提唱して多くの古典ファンに衝撃的話題を投げかけた著者が、再び大胆な推論を展開、藤原氏の系譜を遡り、物語成立年代の誤りと“作者”紫式部の実体を解明し、才女伝説の虚像と実像を浮き彫りにする。好評『源氏物語99の謎』姉妹篇。
  • 将軍が食事をとる前に味見をして毒が盛られることを防ぐのが、御膳奉行――鬼役の勤め。だがその頭である木藤家の役割はそれだけにとどまらなかった。父・多聞の命を受け、鬼役を継いだ隼之助は、町人として暮らしながら幕府に敵対する一派を探る。彼の優れた舌は、潜入先の酒問屋〈笠松屋〉が扱う博多の白酒に罠の匂いを感じとった……。
  • 北岳で救助活動の帰路、南アルプス山岳救助隊員の星野夏実と相棒の救助犬メイは、岩場にたたずむ若い男性を発見する。意識ははっきりしていたが、名前も住所もわからないという。ザックの中の免許証から水越和志という名前が判明した。白根御池小屋で話を聞くうち少しずつ思いだしたようで、いまは都内に住んでいるが、実家は甲府だという。翌日、夏実は和志を甲府市内の実家まで送る。妹の真穂は、会社の同僚からの電話で、和志は登山のため休暇を取っていたが、下山予定日を過ぎても出社してこないこと、しかも北岳ではなく別の山に登る予定だったことを知る。なぜ彼は北岳にいたのか?一方、甲府では連続殺人事件が起きていた。被害者はいずれも若い女性で、両眼を鋭い凶器で刺し貫かれていた。好評書下し山岳ミステリー最新刊。
  • 1,045(税込)
    著者:
    西尾潤
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    賢い姉、愛らしい妹に比べて自分には何もない。夢を持てず、鹿水真瑠子は毎日をなんとなく過ごしていた。そんなある日、バイト先の掲示板で不思議な貼り紙を目にする。「磁力と健康セミナー・無料開催」。それは、地獄への扉だった――。認めてほしい。ただその一心で始めただけなのに、どうしてこんなことになってしまったのだろう。ここは地獄か天国か。マルチの世界にハマった女性をリアルに描く、ノンストップサスペンス! 朝日新聞、日本経済新聞、週刊文春など多数のメディアで紹介され、第四回細谷正允賞を受賞した話題の書、待望の文庫化!
  • 冴羽リョウは裏社会ナンバーワンの実力を持つ始末屋(スイーパー) “シティーハンター”。彼とパートナーの槇村香のもとに動画制作者のアンジーから依頼が舞い込んだ。なんと、逃げた猫を探してほしいのだという。高額の報酬に目が眩んだ香はそれを引き受けるが、目当ての猫は一向に見つからない。その頃、リョウはとある犯罪組織の暗躍によって「エンジェルダスト」の最新型が甦ったことを知る。それはかつてのパートナー・槇村秀幸を死に追いやった闇のテクノロジーだった――。リョウの過去に迫る、 逃れることのできない戦いが今始まる!
  • 旅に出たくても出られない。小人目付の射貫大伍は、焦燥感に駆られていた。「躬の腹心となる大名を探し出せ」との秘命を将軍家斉より下されたが、松平定信の横槍に遭い出発できずにいたのだ。しかし、ついにその時がきた。廻国剣術修行の許可を得た大伍は、旗本に扮し武蔵国岡部に向かう。藩主、安部信亨は有用な男なのか。決死の隠密調査が始まった。大人気シリーズ待望の第三弾!
  • 990(税込)
    著者:
    夢枕獏
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    片山草平は、新宿の路地裏で四人のやくざ者に土下座して女の行方を問う陣内雅美の姿を見た。陣内は一瞬のうちに男たちを倒し、消え去った。ムエタイのチャンピオン・ソータンクンに挑み、完膚なきまでに叩きのめされた過去を持つ、北辰館の空手家・片山。そして、ソータンクンの片八百長で思わぬ勝利を手にし、それに絶望、やる気を失ったキックボクサー陣内。かつて過ごした濃密な時間の中にもう一度身を投じようとする二人の格闘家。不器用すぎるほどに純粋で愚直な彼らを通し、男の藻掻き生きる姿を描く、格闘ビルドゥングスロマン。
  • 「上層部の意向で証拠の破棄が行われた」。警察庁刑事局に匿名の密書が届いた。輪島中央署に捜査本部が開設された「鴨ヶ浦女子大生殺人事件」での不正捜査疑惑。告発を受け現地に飛んだ地方特別捜査官・朝倉真冬の胸はざわつく。輪島は、警察官だった父が暴力団員の凶弾に斃れ殉職した地だった。内偵を進めるうち父の事件との奇妙な関連が見え隠れし始め……。大人気警察シリーズ、急展開!
  • 880(税込)
    著者:
    藤本泉
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    『源氏物語』の作者は紫式部ではない。
    千年ものあいだ読み継がれてきた古典文学の傑作『源氏物語』には、数多くの誤りや矛盾そしてくいちがいが存在し謎が多い。
    その謎を解く鍵を求めて、乱歩賞作家が実作者の立場から縦横に作品を分析解剖し、大胆に推理した結論とは!?
    誰もが信じて疑わない「紫式部“作”」という言い伝えを覆した画期的な源氏物語論。
    古典文学愛好家必読の書!

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