『C★NOVELS、801円~1000円(文芸・小説、マンガ(漫画))』の電子書籍一覧
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金銀黒天使にライジャが「顔も名前もわからない人捜し」を依頼した。早速行動を開始すると、眼前に「絶対にありえない」光景が!?
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〝芝居〟というキーワード取り付かれたお騒がせな一行リィ、シェラ、ルウ、ヴァンツァー、レティシアたち。
ヴァンツァーのクラス演劇は大成功に終わり、次はレティの番だった。しかし、レティは『かわいそうな子ども』という心情を理解しがたい役作りに珍しく困惑していた。
一方、医学生でもあるレティは実習先の聖グロリアス病院で『自分たちとそっくりな雰囲気』を持つ教授に声を掛けられる。危険な臭いを嗅ぎつけ、いつものメンバーに招集をかけるが。 -
プライツィヒ高校では学園祭において、二年生は演劇をおこなうこととされている。二年A組に在席するヴァンツァーは裏方を志望するも、クラス全員の反対にあい主役を務めることに。
ライジャもある人物から課外活動の一環で、舞台に出演を、と熱心に誘われ困惑する。
レティシアに至っては大学のセミナーの仲間たちがノリノリで芝居を企画、なんと『かわいそうな孤児』の役を演じる羽目に。だが、独特すぎる過去を持つレティシアには「自殺しようとする少年(レティシア視点による)」がなぜかわいそうなのか皆目理解できない。
一方、ジンジャーも少々悩むことがおき、インストラクターとしてジャスミンとケリーを引っ張り出した。かつて、映画撮影と偽り、黒玉(ジャスミン視点による)を吹っ飛ばした際の映画監督が関わる案件だった。
ジャスミンはルウもリィもシェラも誘い出し、プロの演技者に用事のできたヴァンツァーとレティシア、ライジャも同行するというフルメンバーがつどうことになる。 -
口外無用の誓約書を出させても噂はひっそりと広がっていった。超絶においしい料理を提供するのに、その存在を声高に語ることのできない不思議なレストランのことだ。
オープンから一カ月、二カ月と過ぎれば、いくら口止めしても「テオドール・ダナー」の名声は静かに広がっていく。そしてその評判は、料理長テオの誘拐(未遂か?)や、エレメンタル美術館への強奪事件へと発展していく。
おいしいご飯とそれを食するに最もふさわしい空間を飾る名画を守るため、敢然と(余裕で?)立ち向かうルウ・リィ・シェラの三天使。連邦主席直属特殊部隊をも巻き込んで大がかりな課外活動が始まった。
読売新聞オンライン連載作品を大幅加筆し、上下巻として連続刊行。 -
いよいよ期間限定「テオドール・ダナー」がシティの隠れ家ホテルに開店した。しかし『当店で食事したこと及び当店の住所は公にはしないこと』を誓約しないと入店できないというおかしな要求にもかかわらず、各界の有名人が続々と駆けつけるレストランとは一体……?
読売新聞オンライン連載作品を大幅加筆し、上下巻として連続刊行。リィ・シェラ・ルウの三天使の活躍、我が道を行きまくるテオの傍若無人(でも料理は絶品)、実に多彩な登場人物や既刊のあちこちにまぎれているエピソードのその後をお見逃しなく! -
『テオドール・ダナー』はリィやシェラのバイト先で、ルウも働いて(?)いる絶品料理を出す隠れた名店。店主のテオが作り出す料理はどんなジャンルであっても極上品なのだ。テオは料理以外にはまったく興味を示さない変人だが、料理を彩る飾りつけ(皿とか室内装飾品とか)の目利きもまた天才である。その『テオドール・ダナー』が突然、掲示板で休業のお知らせを発表した! 驚いたのは店に務めている者たちである(これには店主のテオも含まれるが、彼が驚いたかどうかは少々不明)。なぜならば――誰一人として、この休業を知らなかったからだ。リィたちのバイト先はどうなってしまうのか?
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古操兵大軍団がデュマシオン率いるイシュカーク政府軍を敵として待ち受ける。《龍の王》の復活をかけた、千年に亘る混乱と戦闘の連鎖は、ここに終着の時を迎えた。
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リィ・シェラ・ルウの三人組「よろず困りごと解決」課外活動に新たな依頼が入った。隠し子騒動にパトロン疑惑という学内ではショッキングな内容である。しかも持ちこんだのは彼らにとってある意味「仲間」ともいえる二人――ヴァンツァーとレティシア。
違和感ありまくりの状況に、かの三人組も固まった。
さらに両親の就任式に感銘を受けた様子のライジャが「女体に慣れる修練」とかの誤解されまくりな爆弾発言を次々と言い出し、追い打ちをかけた(もちろん、ライジャ自身は至極真面目に発言しているのだが)。どうやら学内はどこもかしこも異常事態の大賑わいが大盤振る舞いで……?
学校生活を満喫する(?)充実の第5巻。 -
巡察使として赴いたアーシェラの行方も不明なままに、デュマシオンは故国へ進軍を開始する。常勝不敗の《龍馬帝》立つ、の報にあわてふためく維新派の貴族たち。ついに、アルバスの地で国王軍と維新政府軍は決戦に挑む!
誰もが国王軍の勝利を疑わない。だがデュマシオンには勝利してもなお「もうひとつの闘い」が……。 -
遂にデュマシオンの足下で、連邦議長更迭の策謀が動き出した!王都アマルーナでは、女王サクヤーへの不満をあらわにする民衆を狩猟機で鎮圧するという暴挙に。議長派の者たちも次々と軍部に拘束、あるいは襲撃されていく。この混乱の都にアーシェラは巡察使の任を受けて降り立った。女王との全面対決の時が近づく――。
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テオドール・ダナーは料理はうまいが店主が偏屈。ある日、その店主が行方不明に。さらに、彼を怪獣夫婦が護衛することに! 珍しくものんびりと陸路の旅を楽しむ夫婦を待ち受けるものとは。
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皇帝戴冠一〇周年が近づくにつれ《正統ロタール=エリダーヌ帝国》の皇都ヘロースは賑わいを深めていく。
レクミラーは記念式典最大の催しである《操兵闘技大会》に、臣下たちが誰も予想し得ない「ありえない国」の参加を密かに企図していた!
『群狼伝』から始まった、西方大陸の歴史についに終幕が訪れる。
最終章、龍睛の刻、始動―― -
「楽土」は神々によって開かれた。そこには飢えも痛みもなく、怒りや悲しみもない。争いの存在しない地には、「音導師」と呼ばれる言葉で問題を解きほぐす者たちがおり――新シリーズ開幕!
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辺境宙域で海賊の被害が続出! 調査に赴いたマクスウェル船長の前に現れたのは《パラス・アテナ》!? お待ちかねの最新刊!
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ひょんなことから、リィとシェラのもとに潰れかけた料理店『テオドール・ダナー』の立て直しという話が舞い込んだ。シェラ特製の制服で宣伝に努める二人の姿に人だかりは絶えることなく店は大繁盛! だが、艶やかすぎる容姿はヤバいものまで引きつけた……?
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感応頭脳のダイアナが変調をきたし、船の進路を恒星に向けて加速を始めた! 辺境のクレアド星系に何が起きているのか? 期待の新シリーズ、一巻読切連作――いよいよ開幕!
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ケリーの偽物が出現? しかも産業スパイ容疑で警察に追われている? だがこの騒ぎも大事件の始まりにすぎなかった! 好評シリーズ第4弾
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体験学習のために、リィとシェラたち総勢12人は惑星ヴェロニカに降り立った――はずだった。しかし実際に放り出されたのは無人惑星だったのである! サバイバル・キャンプが始まった。
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リィとシェラは、ルウに一緒に課外活動を始めようと誘われた。しかし――存在だけでも目立つのに、「一般市民」を装う金銀黒天使がかかわって平穏にすむはずもなく……。新シーズン開幕。
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パルーマ島での日韓軍と中国正規軍の戦いは、最終決戦を目前に停戦命令が下された。「パラオで問題発生、至急解決せよ」すぐさまパラオに向かった彼らを待っていたのは、最悪の展開で!?
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埼玉と神奈川で、連続無差別通り魔事件が発生。それぞれの犯人は逮捕直後に急死したが、身に着けていたデバイスにより遠隔操作を受けていた痕跡が見つかった。
その頃、米中ソでは、政府高官や軍のトップに対し核攻撃を匂わせる脅迫状が届いていた。受信経路とその内容からAIの暴走が疑われ、デフコン3が発令。世界に緊張が走った。
そして21世紀末の火星――。ロゼッタ渓谷の底で発見されたのは、溶岩チューブを利用した正体不明の遺跡だった。入念な準備の末、内部調査で見つかったのは……。
謎が謎を呼ぶ怒濤のSF開幕! -
正体不明の人工知能コロッサスは、核兵器を搭載した最新鋭ステルス戦闘機NGADを極東へと向かわせていた。標的は北朝鮮か中国か、あるいは日本か。撃墜はおろか追跡すら困難なNGADの脅威に対し、米ペンタゴンのM・Aは、サイレント・コア部隊に協力を要請。折りしも、司馬光一佐を乗せた海上自衛隊の護衛艦もがみが日本海を航行していた。
23世紀初頭。火星のロゼッタ渓谷遺跡では、第4室と呼ばれる部屋の調査が始まろうとしていた……。
世界を滅ぼす「パラドックス」の真相やいかに! -
「『大和』より上だ。間違いない」
英本土奪還へ王手をかけた日英連合軍。だが、ヒトラー総統の死守命令を受けたドイツ軍は、ロンドン周辺地域を固め徹底抗戦の構えを崩さない。
都市の破壊を引き起こす市街戦は避けたい英国政府としては、敵を兵糧攻めにして降伏に追い込むしかないと決断。英本土周辺海域にて、互いの援軍と補給を断たんとする激しい海空戦が繰り返されることとなった。
次々と新兵器を繰り出すドイツ軍は英仏海峡の制海権を一気に握ろうとし、これまで温存されてきたドイツ大海艦隊をも出撃させた。必勝を期し、日英連合軍艦隊に最後の決戦を挑んだのである! -
「キング・ジョージ五世級同士の撃ち合いですか。骨肉相食むとは、まさにこのことですな」
日本海軍遣欧艦隊はドイツ・イタリア連合艦隊との決戦に勝利し、地中海の制海権を手にする。この事態に、イタリアでは政変が勃発した。新政権は連合軍との休戦交渉を目論み、ムッソリーニ派はこれまでと同じ親ドイツを標榜する政府を樹立するという混乱状態に陥った。
日英連合軍は中立国アメリカより購入した最新鋭兵器を装備し、ついに悲願の英本土奪還を開始する。
だがドイツも英国から接収した兵器を活用し戦況を進めていた。英国製重爆撃機による空爆でソ連を追い詰めていたのだ。そして、日英連合艦隊を阻止するため、ドイツ海軍に編入した英国製戦艦の艦隊が出撃する。
かくして、英国艦艇同士が争う前代未聞の英本土奪還作戦が開始された――。 -
中国人民解放軍の東沙島奇襲上陸に端を発した台湾侵攻は、尖閣諸島を巡る攻防で日本を巻き込み、全滅した第1梯団、一度は台湾南部の占領に成功した第2梯団、そしてこの第3梯団の上陸作戦へと進んでいた。戦争はすでに三週間を過ぎ、解放軍は数百機の軍用機と搭乗員、そして陸兵三万以上を失っていたが、台湾の首都台北に着実に近づいていた。その間、大陸では、COVID‐19を越える致死性の感染症が蔓延していたが、中国は、この戦争を止める気配は無かった。(本文より)
大いなる犠牲の果てに、台湾は平和を取り戻せるのか……痛哭のシリーズ最終巻!
目次
プロローグ
第一章 捕虜
第二章 台北101
第三章 側背攻撃
第四章 機動戦闘車
第五章 和平交渉
第六章 絶対防衛線
第七章 剣ヶ峰作戦
第八章 核の脅し
エピローグ -
「連合艦隊長官が、御自ら『大和』『武蔵』を回航されるとは驚きましたな」
欧州奪回を目指す日英連合軍はドイツ・イタリア枢軸軍を打ち破り、紅海からスエズへと攻め上った。また、エジプトに展開した陸上部隊も健闘し、アフリカ戦線は連合軍が勝利を掴む。
次の作戦目標は地中海制圧とイタリア打倒である。
まずはシチリア島を占領すべく日英上陸船団が地中海を渡り始めるが、枢軸軍がそれを座視するはずもなかった。イタリア海軍に加え、ドイツ海軍も強力な艦隊を差し向けてきたのだ。
対する連合艦隊もついに切り札を投入。戦艦大和・武蔵が地中海に進出する。
地中海の覇権を握るのは――!? -
「遺憾ながら、第一五軍では敵新型戦車への対抗策をまだ見出しておりません。二式中戦車の七五ミリ砲では、あの戦車の正面装甲を射貫くことはできず、速射砲にも新型戦車を撃破可能なものはありません」
英本土奪回を目指す日本・イギリス連合軍はスエズ運河を押さえ、地中海への航路を確保せねばならなかった。しかしドイツ海軍との激戦を経て紅海を突破した連合軍の前には、北アフリカを堅守するドイツ・イタリア枢軸軍が立ち塞がる。
新型戦車を装備し戦力を飛躍的に強化したと思われた日本陸軍。だが、欧州を席巻したドイツ機甲師団を相手にかなりの苦戦を強いられてしまう。
枢軸軍はさらなる増援を計画していた。これを阻止するためには海上輸送路を断たねばならない。それには地中海を制するイタリア艦隊との激突は必須である。
連合艦隊はついに戦艦長門・陸奥の地中海派遣を決定――。 -
日本は台湾防衛への参戦を決定した。台湾軍ならびに陸海空の自衛隊が協力して行われた“玉山作戦”によって、水陸機動団が台湾南部に上陸。水機団の指揮を執るのは土門康平陸将補、土門が率いる“サイレント・コア”部隊も台湾上陸を果たした。その頃、台湾北部の桃園国際空港エリアには、国民中学の生徒たちで編制された少年烈士団が詰めており、土嚢を積んだ防塁陣地の構築に駆り出されていた。そこに現れたのは、中国人民解放軍の輸送機の大編隊で運ばれてきた空挺兵の第一波であった……。自衛隊参戦で揺らぐ戦線を描く白熱のシリーズ第七巻!
目次
プロローグ
第一章 オブザーバー
第二章 桃園国際空港
第三章 襲撃者
第四章 若草物語
第五章 瓦割り作戦
第六章 試作兵器
第七章 歩戦共同戦術
第八章 民間軍事会社
エピローグ -
「フランス製の戦艦三、巡洋艦六、駆逐艦一〇隻以上から成る艦隊がマンデブ海峡を指して、紅海を南下している。それが現在の状況ですな?」
亡命イギリス政府を保護したことで、ドイツ第三帝国と敵対することになった日本。
第二次日英同盟のもとインド洋に進出した連合艦隊は、Uボートの襲撃により主力空母二隻喪失という大損害を出してしまった。さらなる被害を阻止するためには、紅海を封鎖しUボートの侵入路を塞ぐしかない。
攻略目標はマンデブ海峡を扼する要衝ジブチ。航空戦力を結集した日英連合軍の機動部隊の出撃――。
だが、対するドイツ海軍は強力な反撃を繰り出す。元フランス海軍最新鋭戦艦リシュリュー級とダンケルク級である。
想定外の強敵の出現に英海軍KGV級戦艦デューク・オブ・ヨークが立ち向かうが……。 -
ついに台中が陥落した。300万都市を占拠した人民解放軍に対し、次期総統選を睨む台中市市長は驚きの行動に出ようとしていた。一方、台北市とその周辺では、国土防衛少年烈士団として中高生も動員されたが、そこにはひとりの日本人少年の姿も……。その頃、日本の奄美で、重要な会議が開かれようとしていた。一堂に会したのは、特殊部隊〈サイレント・コア〉を指揮する土門康平ほか、海上自衛隊第一護衛隊群司令、航空自衛隊総隊司令部班長、陸幕長といった面々。陸海空の力を結集させるその作戦名は“玉山作戦”。決死の進軍が始まるシリーズ第六巻!
【目次】
プロローグ
第一章 無防備都市宣言
第二章 略奪者
第三章 反転攻勢
第四章 少年烈士団
第五章 ニイタカヤマノボレ
第六章 空母機動部隊
第七章 突破者
第八章 蠅の王
エピローグ -
「思いがけないことになったものだ。我が帝国海軍は長年、米英海軍を仮想敵と考えて作戦研究を進めてきた。それが今や、ドイツが最大の仮想敵になったのだから」
昭和一四年八月、ドイツがソ連との不可侵条約を締結したことにより、日本がそれまで進めていた独伊との同盟は頓挫する。かわりに日本に接近してきたのはドイツと対峙するイギリス、フランスであった。
やがて日英仏同盟が締結されるが、大陸を席捲したドイツ軍はついに英本土へ上陸。首都ロンドンを陥落させる。本国を脱出して東アジアに逃れた英艦隊は日本に亡命、これにより日本もまたヒトラー総統の怒りを買い、宣戦布告がなされた。
英仏政府の要請を受けた連合艦隊は、第一航空艦隊にセイロン島トリンコマリーへの進出を命じる。だがインド洋海面下では、牙を研いだ狼の群れがで息をひそめ獲物を待ち構えていた! -
リストラされた係長、夫の暴力に悩む主婦、駆け落ちした高校生カップル……。駅前ですれ違った他人同士の思惑が絡んで転がって、事件が起きる!
北風の冷たい夜。柴田秀直は、リストラされたことを家族に告げる勇気が出ず、居酒屋で飲んだくれていた。店を出て駅に向かうと、上司の永井絢子が常務とホテルから出てくるところを見かけて……。ふとしたきっかけで巡り会った人々の会話や行動が新たな事件を呼び、やがて事態は殺人を引き起こす! ほろ苦く、のち心温まる、赤川ミステリー。 -
連合艦隊が総力を挙げて臨んだトラック沖海戦は、米海軍の撃退に成功したものの被害は甚大であった。開戦以来、艦隊の主力を担ってきた空母「赤城」「加賀」、戦艦「長門」他多数の艦艇や航空機が失われてしまったのだ。
もはや彼我の勢力は完全に逆転し、連日の空襲に晒されるトラックの防衛は限界に達していた。
じりじりと戦力を削られ続ける状態に、連合艦隊は苦渋の決断を下す。トラックを放棄し、マリアナに集中させた全軍をもって米海軍との最終決戦の敢行。
果たしてこの戦いの先に講和への道は開けるのか――。 -
ラバウルを巡る攻防戦は、大和型とノースカロライナ級、日米新鋭戦艦同士の激突に至る。航空隊の支援も受けて海戦に勝利した連合艦隊は、根拠地トラックへの脅威を排除できたと思われた。
だが、米国はニューギニア、アドミラルティ諸島へと進出。新たな航空基地を建設し再びトラックを脅かし始める。海戦に勝利しつつも戦況は好転せず、講和への道筋もまったく見えない。
米軍の戦略目標はマリアナ諸島であることは確実。
対する連合艦隊はこのままトラックを拠点に堅守するべきか。それとも打って出て米軍根拠地を攻撃するべきか。
連合艦隊の総力を結集した第一機動艦隊が出撃する先は――。 -
欧州で始まった戦争は日本やアメリカの参戦を誘い、ついに昭和一五年七月、日米の戦争が開始されてしまう。
苦闘の末に米太平洋艦隊を撃破した連合艦隊は西太平洋を制圧、ニューギニア、ラバウルへと前進。海上戦力の激減した米軍は航空兵力を集中しこれに対抗する。
連合艦隊は新型航空機を投入、飛行場攻撃と並行して補給線を脅かす作戦を用い、戦線は膠着状態となった。だが、艦隊の再建を急いだ米艦隊は、反撃の準備をも進めていた。
最初の攻撃目標はラバウルか、ニューギニアか。山本五十六は新鋭戦艦「大和」「武蔵」を以て米戦艦部隊を迎え撃つことを決断した。 -
台湾西岸に上陸した中国人民解放軍三旅団2万人を殲滅した台湾軍。国防部本部が戦勝に沸く中、軍神・雷炎擁する姚彦少将の部隊が、島北端に位置する陽明山国立公園からの奇襲上陸作戦を仕掛けようとしていた。そこに陣を敷いていたのは、激戦地・東沙島から奇跡の脱出を果たしたばかりの海兵隊第99旅団、通称“鐵軍部隊(アイアン・フォース)”であった――。一方、邦人退避任務のために派遣された〈サイレント・コア〉原田小隊は、水陸機動団最強の教官・司馬光と合流するや、予期せぬ事態に巻き込まれる。第二巻、早くも怒濤の展開へ!
【目次】
プロローグ
第一章 邦人退避
第二章 フェイク・ニュース
第三章 指揮統率
第四章 ネイバータッチ
第五章 せめぎ合い
第六章 ヴィーナス
第七章 キャンパス
第八章 語学教師
エピローグ -
中国軍による南シナ海東沙島奇襲作戦に端を発した東シナ海の戦いは、主戦場を尖閣諸島魚釣島へと移し、激戦が繰り広げられた。土門康平率いる〈サイレント・コア〉部隊は台湾軍と共同作戦を取りながら、米軍の協力を得て、中国軍を島から撤退させることに成功する。その頃、成田空港に降り立った人民解放軍の秘密部隊が、ベトナム人技能実習生グループを装って、「超限戦」の作戦を開始。日本をブラックアウトさせた。中国の狙いは、日本同様ブラックアウトした台湾への侵攻。人民解放軍の大艦隊がついに台湾へと迫る。
【目次】
プロローグ
第一章 コンビニ
第二章 モーメント
第三章 東京タワー
第四章 大義名分
第五章 避難行動
第六章 最後通牒
第七章 軍神
第八章 ニイタカヤマノボレ
エピローグ -
昭和一五年、英仏との戦争に突入した日本に対し、米国からも宣戦が布告される。連合艦隊はマリアナ諸島において米太平洋艦隊と激突。航空機の積極活用により勝利を得たが、それは逆に米国の戦意を高める結果となり、講和の道筋はまったく見えなくなった。
戦線の拡大を望まぬ山本五十六はトラック諸島を根拠地として守りを固めようと考えるが、米国は長距離爆撃機を繰り出しそれを妨げる。
空爆を封じるためにはビスマルク諸島ラバウルを押さえるべきとの軍令部の命令が下り、主力戦艦を欠いた連合艦隊は、空母航空戦力を結集した機動部隊を編成。
対する米太平洋艦隊も空母を中心に据えた艦隊を繰り出し、史上最大の海空戦が開始された! -
ついにシリーズ最終巻。日本列島に未曾有の大混乱が起こる!
中国と激しい戦闘を繰り広げている尖閣諸島・魚釣島への水機団上陸作戦は、人民解放軍の奇策により失敗。多数の犠牲者が出たことを受け、日本では内閣が総辞職し、あの男が10年ぶりに総理の座に返り咲いた。新総理は早速、〈サイレント・コア〉を率いる土門康平陸将補に容赦なく発破をかける。また、茨城の百里基地では臨時飛行隊が組まれ、アメリカ全土からやってくる“イーグルⅡ”を待ち受けていた。
その頃、成田空港にベトナム人技能実習生の一団が到着した。彼らの正体は、密命を帯びた人民解放軍の秘密部隊であった――。 -
昭和一四年一二月、日独伊三国同盟の約定により英仏との戦争に突入した日本は、インド洋攻略に乗り出す。連合艦隊は激戦の末に英国戦艦隊を撃破したが、突然、作戦中止命令を受けてしまう。南シナ海において、日米の軍事衝突が勃発したためだ。やがてアメリカが参戦、日本軍はフィリピンへの攻撃を開始する。
一方、ハワイを出撃した米艦隊はマーシャル諸島を足がかりにフィリピン救援を目指す。だが、日本最強の戦艦である長門、陸奥は先の海戦での損傷を修理中で、動かすことができない。40センチ砲戦艦コロラド級三隻を押し立てて決戦を迫る米太平洋艦隊に対して、主力を欠いた連合艦隊に打つ手はあるのか!?
世界のビッグ・セブン、残る三隻も登場
「コロラド」「メリーランド」「ウェストバージニア」出撃! -
テロ・グループがMERS変異ウイルスを蔓延させた豪華客船“ヘブン・オン・アース”。アメリカの作戦によりテロリストは一掃されたが、乗船していた《サイレント・コア》原田拓海一尉の血液検査で意外な結果が出る。その頃、中国軍による南シナ海東沙島奇襲作戦に端を発した東シナ海の戦いは九日目を迎えていた。解放軍はこれまで数度のミサイル攻撃を仕掛けていたが、海上自衛隊のイージス護衛艦がこれを迎撃、飽和攻撃を撃退した。台湾軍とともに防戦に徹する日本、いたずらに死者を増やす中国軍。しかし、尖閣諸島をめぐる状勢は新たな局面を迎えようとしていた。
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昭和一四年、日本陸軍は満蒙国境ノモンハンにてソ連軍に押され続けていた。このまま日ソ全面戦争に発展することを恐れた日本は、急ぎドイツ・イタリアとの同盟を締結。ソ連軍も矛を収め、相互不可侵条約が成立した。だが、北の脅威がなくなったことに安堵できた時は短い。ドイツがポーランドを攻撃、イギリス・フランス両国と戦争状態を引き起こしてしまう。三国同盟の約定により参戦することとなった日本は、西太平洋のイギリス領・フランス領を攻撃。マレー・シンガポール・ビルマなどを占領し、連合艦隊はインド洋へと進出した。だが、そこにはイギリス海軍の最強戦艦が待ち構えていたのである――。
世界に七隻しかない四〇センチ砲戦艦――世界のビッグ・セブン
その四隻がインド洋にて激突! -
中国のミサイルによる飽和攻撃をしのいだイージス艦の“まや”と“はぐろ”は、撃ち尽くしたミサイルを那覇軍港で再度搭載していた。その頃、中国の寧波海軍飛行場に極秘の研究機関から一人の青年が訪れた。彼は、空自に大きく後れをとった空警機と哨戒機にある画期的な改造を加えるためにやってきたのだった……。一方、テロ・グループにシージャックされた豪華客船“ヘブン・オン・アース”は、接岸を許されぬまま東京湾回遊を続ける。四国沖で衛生兵として乗り込んだ《サイレント・コア》原田拓海一慰は、防衛医官の永瀬豊や外務省の九条寛らと意見交換しながら、船内の様子を見つめ続けていた――。
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「最優先目標は『ヤマト』と『ムサシ』。この二隻に、雷爆撃を集中せよ」
フィリピンへ来寇した敵上陸部隊を撃滅すべく、連合艦隊の全戦力を投じる捷号作戦が開始された。開戦以来の連戦により、戦力の大半を失った機動部隊は囮となり、米海軍空母部隊を戦場から引き離す作戦を実行、甚大な損害を被りつつも成功に導く。一方、大和、武蔵ら水上砲戦部隊はレイテ湾を目指し進撃を開始。だがそれは、米海軍の新鋭戦艦が待ち構える阻止線の正面突破を意味していた――。前衛隊として突き進む防空巡洋艦「青葉」の前に、米海軍の防空巡洋艦「アトランタ」が立ち塞がる! -
土門康平陸将補率いる《サイレント・コア》二個小隊が、ついに尖閣の地を踏んだ。時を同じくして、中国解放軍雷炎大佐らも、台湾陸軍のガーディアン・ヘリによる掃射をかいくぐり、エアクッション艇による上陸を果たした。その頃、東シナ海上空を飛ぶ航空自衛隊の戸河啓子二佐が、沖縄・嘉手納基地で米空軍が避難行動を開始したのを察知する。中国が沖縄本島に向けて数十発ものミサイルを発射したのだ。尖閣諸島と沖縄本島の中間に位置していたイージス艦隊は、辛くも撃墜に成功。しかし中国は、さらに十倍規模のミサイルによる飽和攻撃を仕掛けようとしていたのであった――。
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「敵ハ全力デ我ヲ攻撃中ナリ」
自らを餌として、敵を釣り上げる作戦は、成功しつつある――
マリアナをめぐる決戦に勝利を得られなかった連合艦隊は中部太平洋最大の根拠地であるトラックを失った。環礁を占領した米軍は大航空兵力を送り込み、難攻不落の航空要塞を建設する。次の戦場はマリアナかフィリピンか。おそらく、この戦闘で日本の命運は決する。だが歴戦の空母は撃ち減らされ、艦上機搭乗員の補充もままならない連合艦隊には米艦隊と正面から戦う力はすでに失われていた。新司令長官小沢は、わずかな勝機に賭けて、機動部隊を囮として砲戦部隊を突入させるという作戦を命じた――。 -
東沙島を失ったものの、島から奇跡の脱出を成し遂げた海兵隊の帰還に沸く台湾。だがその裏では、速度が出ない台湾海軍の旧式潜水艦を護衛し、やむなく解放軍のフリゲイトを撃沈した海自潜水艦〝おうりゅう〟の働きがあった。しかし台湾側は〝おうりゅう〟を乗っ取るという暴挙に出て、台湾にいる司馬をいらつかせる。一方、《サイレント・コア》土門陸将補のもとには、ある不穏な一報が入った。尖閣に味方部隊が上陸したというのだ。探りをいれると、島に上陸したのは意外な部隊だとわかる。
日本、台湾兵士が上陸し、そして解放軍も艦隊を向けた尖閣での、三つ巴の戦いの行方は――!?
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