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『中公文庫、501円~800円、1年以内(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧

1 ~45件目/全45件

  • 日本を代表する傑作妖怪マンガ「ゲゲゲの鬼太郎」をはじめて一挙掲載する文庫の決定版、刊行開始!あらゆる妖異に立ち向かう鬼太郎の旅がここから始まる! 

    1巻には、南の島で西洋の妖怪と日本の妖怪が決死の戦いに挑む「妖怪大戦争」、天才少年によって大海獣に変身させられた鬼太郎の死闘を描く「大海獣」など、長編を含む全13話を収録。

    〈収録作品〉手/夜叉/地獄流し/猫仙人/おばけナイター/水虎/吸血木/ゆうれい電車/妖怪大戦争/大海獣/だるま/妖怪城/鏡爺

    巻頭カラー口絵を掲載。
  • 2021年本屋大賞第1位。待望の文庫化。

    【文庫化特典 スペシャルストーリー】
    町田そのこさんの書き下ろし小説付き

    52ヘルツのクジラとは、他のクジラが聞き取れない高い周波数で鳴く世界で一匹だけのクジラ。何も届かない、何も届けられない。そ
    のためこの世で一番孤独だと言われている。
    自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれる少年。孤独ゆえ愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会い、新たな魂の物語が生まれる――。
    〈解説〉内田剛
  • 「辻堂ミステリの最高傑作であり真骨頂。
    本書で秘密を解くのは探偵ではない。読者である」


    先生、聞いて。私は人殺しになります。お願いだから、じゃましないでね?(「教師と児童」)
    わたしだって本当の気持ちを書くからね。ずっと前から、ムカついてた。(「姉と妹」)

    嘘、殺人予告、そしてとある告白……。
    大切な人のために綴られた七冊の交換日記。そこに秘められた、驚きの真実と感動とは?
    ――この緻密な仕掛けを、是非読み解いてください。
  • シリーズ9冊
    704880(税込)
    著:
    渡辺裕之
    レーベル: 中公文庫

    捜査一課の刑事・朝倉は、陸自の空挺団出身の変わり種。都内で自衛官の首が切断される猟奇殺人事件が起こり、自衛隊の警務官が捜査本部に乗り込んできた。互いの矜恃をかけて捜査を進める男達だが、朝倉は警務官が抱える機密――基地で首を切られて死んだ別の自衛官の存在を知る。さらに米国海軍犯罪捜査局も絡み、事件はより複雑な様相に……「傭兵代理店」の渡辺裕之が描く、新時代の警察小説。シリーズ開幕。
  • シリーズ4冊
    7261,980(税込)

    江戸の町、竹林に囲まれたしもた屋で、産んではいけない子どもを孕んだ女たちを受け入れ、子堕ろしを行ってきた「闇医者」のおゑん。彼女の元には、奉公先の若旦那と恋仲になった女中、あやかしの子を孕んだと訴える武家の奥方など、複雑な事情を持つ者たちがやってくる――。
    時代小説の名手が、悩める女たちが自分の人生を切り開いてゆく様を彫り深く描いた、祈りと再生の物語。

    【収録作品】
    「春の夢」
    「空蝉の人」
    「冬木立ち」
  • 『雁の寺』『寺泊』など作品の背景をエピソードを交えて、書くことの方法と身を削る「業」の厳しさを明かす。文学作法を自ら語るファン必携の一冊。〈解説〉掛野剛史

    「雁の寺」四部作
    「五番町夕霧楼」
    「越前竹人形」
    「越後つついし親不知」「霰」「静原物語」
    「しがらき物語」「波影」「鴉の穴」
    「飢餓海峡」8
    「湖の琴」「銀の庭」「霙」
    「城」「佐渡の埋れ火」「名塩川」「京の川」「畳職人谷捨蔵の憂鬱」
    「弥陀の舞」「はなれ瞽女おりん」「馬よ花野に眠るべし」79
    「凍てる庭」
    「冥府の月」「桜守」
    「好色」「男色」
    「蓑笠の人」「越前一乗谷」
    「焚火」「有明物語」「猿籠の牡丹」
    「兵卒の鬃」「冬日の道」「道の花」「草民記一章」「『ぼろんか騒動』の多吉」
    「宇野浩二伝」
    「古河力作の生涯」「鶴の来る町」
    「一休」
    「近松物語の女たち」「あひるの子」「わが草木記」
    「わが山河巡礼」「失われゆくものの記」「日本海の人と自然」「金閣と水俣」
    「若狭幻想」
    「霧と影」「死の流域」
    「海の牙」「火の笛」
    「寺泊」「壺坂幻想」他
    「決潰」「棺の花」「ちりめん物語」
    戯曲「雁の寺」他
  • シリーズ2冊
    836902(税込)

    〝猪母真羅〟持ちで美丈夫の麗門愛之助。女が群がるこの男、実は放念無慚流の達人にして、大身旗本の次男坊という恵まれた境遇。しかし宮仕えを嫌い、気ままな用心棒暮らしを送っていた。ところが、江戸中を恐怖に陥れていた残虐な盗賊団〝煬帝〟を、「ある事情」から斬ることになった愛之助だが――!? 時代小説界のネオ・ヒーロー、ここに誕生!
  • 武田泰淳没後まもなく行われた深沢七郎との長い対談。互いの若いころの思い出を語りあう吉行淳之介との対談、独り暮らしの日常を語る金井久美子・美恵子との対談、岸田今日子による『富士日記』についてのインタビューなど、生前行われた武田百合子のすべての対談を収める。金井姉妹の語りおろし対談「百合子さんのこと」を増補する。
  • 「私の生理ってきれいだったんだ」
    『おばちゃんたちのいるところ』が世界中で大反響の松田青子が贈る、はりつめた毎日に魔法をかける最新短編集。

    コロナ禍で子どもを連れて逃げた母親、つねに真っ赤なアイシャドウをつけて働く中年女性、いつまでも“身を固めない” 娘の隠れた才能……あなたを救う“非常口”はここ。

    〈収録作〉
    天使と電子
    ゼリーのエース(feat.「細雪」&「台所太平記」)
    クレペリン検査はクレペリン検査の夢を見る
    桑原さんの赤色
    この世で一番退屈な赤
    許さない日
    向かい合わせの二つの部屋
    誰のものでもない帽子
    「物語」
    斧語り
    男の子になりたかった女の子になりたかった女の子

    〈解説〉小林エリカ
  • 襲いくる加齢現象を嘆き、世の不条理に物申し、女友達と笑って泣いて、時には深ーく自己反省。アガワの真実は女の本音。笑いジワ必至の痛快エッセイ。
  • シリーズ9冊
    660880(税込)
    著:
    長谷川櫂
    レーベル: 中公文庫

    自分がこの世界に人間として誕生していることを知らない赤ん坊も、歌声に合わせて全身が動き出す。リズムをとる赤ん坊を中心にして宇宙全体が微笑んでいる。やはり、こうでなくっちゃいけないのだ。詩歌も、言葉も、人間も――。読売新聞に連載されたコラム「四季」の二〇一三年四月から一年分を収録。
  • 文政六年、いじめに耐えかねた西丸書院番二番組の新参・松平外記が三名の古参を城中で斬り殺す大事件、いわゆる「千代田の刃傷」が起きた。幕閣が混乱する中、二百二十五石の小旗本で無役の小普請組・北条志真佑は、番士を一新し再編成された二番組に抜擢され、妹の幸や叔父の相模八左衛門とともに喜んでいた。上泉新陰流を使い、十一代将軍徳川家斉の世子・家慶の力にならんと腕を撫す志真佑だったが……。待望の新シリーズ始動!

    【目次】
    第一章 騒動の後始末
    第二章 役付の誉れ
    第三章 城中規律
    第四章 恨の根
    第五章 盾の意味
  • 喜喜怒楽楽、ときどき哀。オンナの現実胸に秘め、懲りないアガワが今日も行く! 読めば吹き出す痛快無比の「ごめんあそばせ」エッセイ。
  • シリーズ4冊
    770836(税込)
    著:
    誉田哲也
    レーベル: 中公文庫

    都内の住宅地で人質籠城事件が発生。所轄署や捜査一課をはじめ、門倉美咲、伊崎基子両巡査が所属する警視庁捜査一課特殊犯捜査係も出動した。人質解放への進展がない中、美咲は差し入れ役として、犯人と人質のもとへ向かうが……!? 籠城事件と未解決児童誘拐事件を結ぶ謎の少年、その背後に蠢く巨大な闇とは? 〈ジウ〉サーガ、ここに開幕!!
  • ムカゴにシメジに……カックイまで!
    どうりで山のいい香りっこがすっと思ってました。

    青森県南に座す葵岳。その登山口にあるレストランでは春夏秋冬、様々な事情を抱えるお客様が訪れる。彼らを迎えるのは都会で修業したイケメンオーナー・登磨と、おっちょこちょいで、すっとこどっこいな店員の美玖。彼女の接客は時に奇跡を起こすのだが、美玖自身にもこの山と店の料理にこだわる理由があって……。

    青森のご当地食材がじゅわっと染み入る、絶品&感動お料理小説。
    『山の上のランチタイム』改題
  • 臨時廻り同心の長尾勘兵衛は、還暦の今も江戸市中を歩きまわっていた。同年配の同心たちはほとんど隠居したが“うぽっぽ”は変わらない。勘兵衛は、十数年前に島送りとなった男の帰りを娘に伝えるか逡巡していた。そのとき偶さか居合わせた若い侍から身の潔白を訴えられて……。傑作捕物帳シリーズ新章、待望の書き下ろし。〈解説〉細谷正充
  • 「冥途の土産に遺しておくか。俺たちの歴史を。なあ、竜司」楢山は、紗由美と節子、そして警察学校に通う安里真昌を前に、自身の過去を語り始めた。高校時代のある事件をきっかけに、警察学校に入学した楢山は、入学初日に二人の男と出会う。彼らの名は、影野竜司と宇田桐善康――。

    影野竜司はいかにして「もぐら」になったか。戦友の楢山や宿敵・宇田桐と出会う警察学校時代を描く、大人気シリーズのエピソード0!
  • シリーズ7冊
    770(税込)
    著:
    坂岡真
    レーベル: 中公文庫

    眉間の黒子に、福々しい頬。暢気に歩きまわる姿から“うぽっぽ”とよばれる、臨時廻り同心の長尾勘兵衛。目こぼし料を受けとらず、野心の欠片もないが、人知れぬところで今日も江戸の無理難題を小粋に裁く。「人が悪に染まるにゃ、それなりの理由がある。おれはよ、その理由ってのが知りてえんだ」情けが身に沁みる、傑作捕物帳シリーズ第1弾!
  • 南米コロンビアで凄絶な幼少期を過ごしながらも、マフィアのボスにまで上りつめた日系二世のリキ・コバヤシ・ガルシア。その彼が、幼い娘を伴い来日した。目的はライバル組織に裏切られ、警視庁に勾留されている部下の奪還と復讐、日本での勢力拡大。だが、もうひとつ目的が……。人の心の在処を追い続ける著者の、揺るぎなき原点にして、傑作巨篇。
  • 人間は誰だって、「分からない」に直面している。「分からない」とどう付き合って、これをどう味方にするか。受験数学を超えて人生を指南する一書。
  • 眠る前に読る一編で、毎日、幸せな夢を――。

    ちゃんと仕事をして、好きなことにお金を使う。こんな日常に満足だけど、ふとした時、誰かと一緒にいる時間を想像したり……。
    「そういえば、恋ってどんなものだっけ?」
    無意識に呟いてしまった時、読んでほしい九編を集めました。
    なくても困らないけど、あったらより楽しくなるときめき。
    『5分でとろける恋物語 ときめきスイート編』改題
  • 母が事故死した夜から、葵の日々は一変する。遺されたワインバーを継ぐのか。同棲しているのに会話がない恋人との関係をどうするのか。仕事、恋愛、家族――。人生を見つめ直し、傷ついた過去と対峙することになったとき、32歳の葵が選んだもの、そして選ばなかったものは……。第1回本屋が選ぶ大人の恋愛小説大賞受賞作。
  • お江戸日本橋に、ちょっとワケありな旅籠が誕生!?

    料理屋「夕凪亭」の娘ちはるは、雇われ人の裏切りで両親と店を失い、長屋でひとり借金苦に喘いでいた。そこに元火付盗賊改の工藤怜治が現れ、借金を清算してしまうと、日本橋室町に新しくできた旅籠「朝日屋」を手伝うようちはるに迫るが、ちはるには素直に頷けない事情があり……。

    お腹も心も満たされる「朝日屋」の物語、ここに開店!

    ●主要登場人物●

    ちはる――17歳。いまはなき料理屋「夕凪亭」の一人娘
    工藤怜治――28歳。朝日屋の主。元は腕利きの火付盗賊改で熱血漢

    慎介――54歳。朝日屋の料理人頭。朝日屋の前身である料理屋「福籠屋」の主で、料理の腕前はピカイチだったが……

    たまお――31歳。水茶屋の茶汲み女。外見はおっとりしているが、客あしらいがうまい。過去に悲惨な事件を経験している
    綾人――16歳。乙姫一座の女形。かつての奉公先で事件に遭い、怜治に救われた過去を持つ

    慈照――27歳。眉目秀麗な「天龍寺」の住職。幼い頃からちはるに目をかけている。甘党
    柿崎詩門――24歳。火付盗賊改で、怜治の元同僚。怜治と違い、品のいい優男だが有能
  • 77歳、元気ハツラツ!「今日ハオ爺チャン、ネッキングサセタゲマショウカ」――文豪・谷崎が〈老年の性〉を追究した晩年の最高傑作。挿絵・しりあがり寿。
  • 毎日炊いてる白いごはん、欧州由来のマッシュポテト、異国に適応したカリフォルニアロール。アメリカ西海岸の空のもと、根なし草的に集まった五人家族の食卓は、それぞれのルーツを反映してにぎやかだ。文化の壁も反抗期も、食欲の前には待ったなし! つくり、食べ、食べさせる濃密な日々を、四十代の詩人・母が綴る。〈解説〉ブレイディみかこ
  • 「自動告白機みたいなのがありさえすれば」
    『自動失恋慰め機の開発も待たれるな』
    陸上部のエースに学園祭で告白したい浩太は、AI端末と夜な夜な計画を練る。一方、さくらは幼なじみの家に自分のコピー人格AIを送り込み、恋愛シミュレーションを図るが……。計算では万全なはずだったのに、現実の壁はあくまでも高い。AIがほんのり照らす不器用な主人公たちの未来。
    『それをAIと呼ぶのは無理がある』改題
  • 清らかな自然の美しさや人を恋うる心、夫婦の情愛、別れゆくこと……。千年変わらぬ人間の真情を歌うわが国最古の歌集・万葉集。かつて戦意昂揚のために利用された不幸な歴史を塗り替え、わかりやすい口語訳で、この歌集の真の魅力をあますところなく伝えるエッセイ集。万葉集入門最適の書。〈解説〉中 周子・酒井順子
  • 今はもういない者たちの一日一日が、こんなにもいとしい。

    傷心のOLがいた。秘密を抱えた男がいた。
    病を得た伴侶が、異国の者が、単身赴任者が、
    どら息子が、居候が、苦学生が、ここにいた。
    ――そして全員が去った。それぞれの跡形を残して。

    驚きの手法で描かれる、小さな空間に流れた半世紀。
    優しく心を揺さぶる著者最高作。

    各メディアで話題を呼んだアパート小説の金字塔
    第五二回谷崎潤一郎賞受賞
  • 704(税込)
    著:
    長嶋有
    レーベル: 中公文庫

    40歳にして初心者マークの戸倉は、友人の須崎と、その彼女琴美とドライブへ。退院したらどこかいこうという約束を果たすのだ。キン肉マン、北斗の拳、奥田民生……車中の合唱、前方を走るタンク車に興奮、振られた男は高速道路で捨て身の行動に打って出る。そして、大切なことに気付く瞬間が訪れて――。愛しさと哀しみを鮮明に描いた恋愛小説。〈解説〉大塚真祐子
  • どこかで別れた大切な人を想うとき、相手もまた、あなたを想っているかもしれない。      
    ――宮島未奈(『成瀬は天下を取りにいく』)


    磯貝美佐、39歳。妊活がうまくいかず、母親離れができない優柔不断な夫・要一郎との生活に見切りを付けるべく、家を出た。東京の下町・谷中の六畳一間で、アンティーク着物のネットショップ「蔦や」を一人で切り盛りしている。友人は、恋愛対象が男性の美しき骨董屋、関くんだけだ。
    ある日美佐が実家の蔵を整理していると、箪笥に大切に仕舞われた、祖母・咲子のものにしては小さすぎる着物を見つける。そして、抽斗の二重底に隠されていた3冊のノートと、見たことのない美少女が写った古写真も……。
    この少女はどこの誰で、咲子とはどのような関係だったのか? ノートを読み始めた美佐はやがて、着物と少女の謎を突き止めた。咲子の生涯を懸けた「思い」を知った美佐は、ある決断をする――。ベストセラー『妻の終活』の著者が贈る、永遠の「愛」の物語。

    『花は散っても』改題。
  • 序章 死をそばに感じて生きる
    團十郎の辞世 
    死生観表出の時代 
    自然災害のインパクト 
    どこから来てどこへ行くのか 
    二つの立場 
    テクノロジーの進化の果てに 

    1章 「知」の人の苦しみ
    伝統的な宗教の後に 
    岸本英夫の実践 
    合理性の納得 
    頼藤和寛の世界観 
    はじまりのニヒリズム 
    「にもかかわらず」の哲学 
    自由意志の優位と揺らぎ 
    多田富雄の受苦 
    人格を破壊から守る 
    サイコオンコロジー 
    医療の現場で 
    ホスピスとデス・エデュケーション 
    遺族外来、がん哲学外来 
    禅の否定するもの 
    「わたし」を「なくす」 
    河合隼雄の遍歴 
    ユング心理学と仏教 
    切断せず包含 

    2章 スピリチュアリティの潮流
    崩れつつある二元論 
    オルタナティブな知 
    理解できないものへの態度 
    時代という背景 
    第三の項へ 
    ポストモダンの現象 
    ベクトルの交わるところ 
    島薗進の視点 
    「精神世界」の隆盛 
    個人の聖化と脱産業化 
    鈴木大拙の霊性 
    宗教的でなくスピリチュアル 
    玄侑宗久との往復書簡 
    「而今」の体験 
    「いのち」との関係 
    潮の満つるとき 
    海のメタファー 
    親鸞の絶対他力 
    生死の中で生死を超える 
    日本的発現 
    ゆりかごとしての風土 

    3章 時間を考える
    代々にわたり耕す 
    柳田国男の「先祖」 
    個体から集合体へ 
    つなぐラフカディオ・ハーン 
    田の神と山の神 
    時代からの問い 
    四つの類型 
    折口信夫の「海の他界」 
    野という中間地帯 
    身近な行き来 
    かのたそがれの国 
    うつし世、かくり世 
    帰ってゆく場所 
    先祖の時間 
    線をなす時間 
    層をなす時間 
    輪をなす時間 
    自然との親和性 
    季語のはたらき、リズム 
    津波を詠んだ句 
    山川草木悉有仏性 
    「衆生」の範囲 
    貞観地震と津波 
    暴れる国土 
    山川草木悉有神性 
    瞬間瞬間にふれる 
    不動の中心 
    技法としての行 
    色即是空 
    井筒俊彦による視覚化 
    縁起という実相 
    根源のエネルギー 
    式年遷宮 
    「木の文明」 
    生の造形 
    宣長の「悲し」と「安心」
  • シリーズ4冊
    726814(税込)

    映画化決定!
    市原隼人主演で人気の笑って泣ける学園グルメエンタメ!
    ハンサムだが無愛想な数学教師・甘利田幸男。彼の唯一の楽しみは「給食」だ。鯨の竜田揚げ、ミルメーク、冷凍ミカン、ソフトメン――。構成を見極めバランス良く味わう甘利田に対し、彼を挑発するように斬新な方法で給食を食す生徒が現れた。甘利田はその生徒・神野をライバル視し勝手に勝負を仕掛けるが……。
  • 莫迦にするんじゃあ、ないわよ――。金陵一と謳われた美妓の最期。血よりも濃い花街の絆。纏足をほどいた女の覚悟。唐から清へ、幾百年にわたる歴史の渦のなか、強く気高く自分の足で歩き続ける妓女たちの愛と矜持を描く全七篇。〈解説〉佐藤信弥

    ◇目次
    ・朱唇
    ・背信
    ・牙娘
    ・玉面
    ・歩歩金蓮
    ・断腸
    ・名手
    ・新装版 あとがき
    ・解説 佐藤信弥
  • 底辺女子が人生逆転!? 不遇な家庭に育った17才のユキが、子供を持ちたい人々と貧困女性を救う〝代理母ビジネス〟の賭けに出る。
    義父の策略で、違法な代理母出産をさせられた16才のユキ。命がけで出産したにもかかわらず、報酬はすべて義父の手に。再び代理母をさせ稼ごうとする義父の手から逃げだしたユキは、自らの経験を逆手に取り、自分のような貧しい女性を救う大胆な〈代理母ビジネス〉を思いつく。ユキを支えるのは医師の静子&芽衣子のタッグと、ゲイのミチオ&一路。さまざまな事情を抱えた「子どもを持ちたい」人々が、最後の砦としてユキたちを頼ってやってくるが……日本の生殖医療の闇、貧困層の増大、妊娠・出産をめぐる負担など、現代日本が放置した社会問題を明るみにしながら、「代理母」ビジネスのタブーに切り込んだ話題作。
  • 宋代、瑞州の新任知事・包希仁は、二十代で科挙に合格した秀才ながら、どこか抜けた青年。その資質を疑問視する世話係・孫懐徳であったが、州内で起きた「生きた牛の舌が切り取られる」事件をきっかけに――(「雪冤記」)。清廉潔白、裁きは公平、晴れ渡った空の如し。中華小説の名手・井上祐美子が、中国史上屈指の人気を誇る名判官「包青天」の活躍を描く中華ミステリ短篇集。待望の文庫化!

    ◆目次
    ・雪冤記
    ・赤心
    ・紅恋記
    ・黒白
    ・青天記
    ・文庫あとがき

    ※本書収録の「黒白」は、『C★NOVELS Mini - 黒白 - 包青天事件録』に加筆修正を加えたものです。
  • シリーズ2冊
    836(税込)
    著:
    上田秀人
    レーベル: 中公文庫

    本能寺で織田信長が討たれた。わずかな供と堺にいた盟友の徳川家康は、明智光秀の追っ手から逃れるため切腹せんとするも、本多忠勝ら重臣に止められる。ここで死ねば、三河と駿河・遠江の家臣がそれぞれ幼少の息子たちを担ぎ、家が「割れる」というのだ。家康は、今は亡き長男信康の不在を嘆くが……。英傑とその後継者の相克を描いた、骨太な戦国ドラマ第一部・徳川家康篇。


    【目次】
    第一部「夢の天下」 徳川家康
     序 章
     第一章 夢の始まり
     第二章 苦難の舟出
     第三章 動くべきとき
     第四章 当主として
     第五章 危難の日々
     第六章 夢の果て
     終 章
  • シリーズ3冊
    704770(税込)
    著:
    小路幸也
    レーベル: 中公文庫

    人気シリーズ「東京バンドワゴン」の著者が贈る、どこか懐かしい警察連作短編。

    山懐に抱かれた平和な田舎町で巻き起こるのは……

    昭和五十年、春。神奈川県皆柄下郡の雉子宮駐在所に蓑島周平と花の新婚夫婦が赴任してきた。女性連れで現れた指名手配の強盗犯、嵐の夜に盗まれた秘仏、急増する蛇と化け物の噂……時折起こるワケあり事件の解決のカギは、入念な捜査と少しのお節介!? 元刑事のミノさんと元外科医の花さんのタッグで綴る、ハートフル連作短編がついに文庫化!
  • シリーズ7冊
    880(税込)
    著:
    岩室忍
    レーベル: 中公文庫

    天文一六年(一五四七)、出羽国楯岡城下で近習の浅野数馬が闇討ちされた。討手の追跡むなしく、下手人の坂上主膳は行方をくらましてしまう。
    六歳にして父を殺された民治丸は、仇討を武神スサノオに誓い、厳しい修行に身を投じる――

    居合の始祖・林崎甚助の生涯を描く大河シリーズ堂々始動!
  • 十九年ともに暮らした愛猫の玉が死に、深沢七郎、大岡昇平ら友人たちを送った昭和最後の三年間。映画や食べ物、小旅行、富士山荘での暮らしなど、身辺のできごとや気持の照り降りを、簡潔で心に響く文章で綴った、著者最後のエッセイ集。
    〈巻末エッセイ〉武田 花
  • 814(税込)
    著:
    佐藤青南
    レーベル: 中公文庫

    人気ロックバンドのメンバーが、何者かに殺害された。殺人事件として、警察は捜査本部を設置。捜査一課刑事の音喜多弦も、特別招集された音楽隊採用の変わり者刑事・鳴海桜子ともに捜査に加わる。北海道苫小牧へ飛び、被害者の母校吹奏楽部を訪れたふたりはそこで、事件の背後に隠されていた驚愕の事実を知る……。慟哭のミステリ。文庫書き下ろし。
  • もし何かが「一つずつ減っている」または「増えている」と感じたら、この読書を中止してください。

    作家・三津田と編集者の三間坂は、これまで家についての禍々しくも興味深い五つの話を知り、次いで〈烏合邸〉で記された四つの体験談にかかわってきた。
    そして今回、三間坂の家の蔵から新たに発見されたのが、厳重に封印が施された三つの記録――それらはすべて「家そのものが幽霊」だという奇っ怪な内容で……。
    最凶「幽霊屋敷」シリーズ最新作!
    〈解説〉芦花公園
  • シリーズ2冊
    8141,870(税込)
    著:
    誉田哲也
    レーベル: 中公文庫

    法では裁けぬ悪を始末するという、伝説の暗殺者集団・歌舞伎町セブン。死んだ親友の交際相手の男を殺して――という女性からの依頼が舞い込み、動き出した彼らだったが……。「復讐」という言葉のもとに、数々の人間模様を目の当たりする彼らの日々を描く。新メンバー登場、そして謎の組織も再び動き出す、〈ジウ〉サーガ最新作。
  • 人はなぜ「生」に執着し「色」に執着するのか。幼少時代の誦読と棚経を回想、一休和尚や正眼国師(盤珪禅師)の訳や解釈を学び直し、原点から人間の性を見つめ直す。色と欲に煩悶した日々を顧み、生き身のありがたさ、女性は弥勒菩薩など独自の境地に辿り着く。愚かさを見すえ、人間の真実に迫る水上版「色即是空」。<解説>高橋孝次
    「般若心経」全文
    序 章 「まかはんにゃはらみたしんぎょう」
    第一章 漢字「般若心経」にめぐりあう
    第二章 正眼国師の『心経抄』と私
    第三章 一切は「空」である
    第四章 私版「色即是空」の世界
    第五章 一休における「色即是空」の世界
    第六章 死して百日紅や椿の花となる
    第七章 不浄を美しいと思うときもある
    第八章 六根・六塵の本体は無である
    第九章 無明とは何か
    第十章 四苦八苦を成敗するには
    第十一章 のたうちまわって生きるしかない
  • 理化学実験用ガラス器機メーカーの「役立たず社員」瀬野梢恵・二四歳に、まさかの社命が下された! それは、単身長野に赴き、新燃料と注目されるバイオエタノール用米栽培の協力農家の獲得だった。行く先々で断れ続け、なりゆきで農業見習いを始める梢恵。だが多くの出会いが、恋も仕事も中途半端だった彼女を変えてゆく――。〈解説〉田中昌義
  • 「毎日会社に行くたびに思うんです、わあ、なんだ、このおっさん地獄は、って」。

    会社に追いつめられ、無職になった三十女が、女性アイドルに恋して日本の絶望を粉砕!? 新米ママや会社員も連帯し、「地獄」を変える賭けに挑む。世界幻想文学大賞受賞の著者がおくる、最強レジスタンス小説。

    〈解説〉松尾亜紀子

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