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『祥伝社新書、1円~(新書)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全232件

  • 春画沼にハマったOLによる本格的考察!
    著者は、運命的に出会った葛飾北斎の『蛸と海女』に
    魅せられ春画の世界へと足を踏み入れた。
    以来、私財を投じて春画を集め、しばしば身体を
    張った独自の研究を続けている。
    そのアカデミックな考えに縛られない現代的な
    視点を交えた解説は、近年ますます注目され、
    活躍の場を広げている。
    今回は、江戸の性風俗を語るうえで欠かせない27の用語を
    それぞれにちなんだ春画とともに紹介。
    「おおらか」という言葉で括られがちな江戸の性の善悪の機微や、
    当時普及していた迷信、習慣、流行グッズなどの実態を、
    時に実験を交えながら解き明かしていく。
  • 小説家が教える、小説の書き方
    どうすれば小説を書けるのか、しかも新人賞を受賞するような小説を。
    「本書があればもっと早くデビューできた」と語る著者は理系出身で(工学部卒)、
    まったく準備のない状態で小説を書き始めたため、試行錯誤を繰り返した。そのなかで、
    うまくいったことだけ、役に立ったことだけをまとめたのが本書である。
    最初にすることは「ペルソナ」を作ること。あとは、目次通りに実践してみよう。
    小説の終わらせ方まで、丁寧に指導してくれる。
    著者が主宰した小説講座からは新人賞の受賞者が相次ぎ、
    今も第一線で活躍している作家がいる。次はあなたの番です。

    (以下、目次より)
    はじめに――小説の書き方って学べるの?
    序 章 そもそも小説って何だろう
    第一章 アイデアの出し方
    第二章 こうすれば、おもしろくなる
    第三章 物語の構造を活かそう
    第四章 小説の設計――タイトル、プロット、キャラクター、ストーリー
    第五章 ここだけは押さえる文章術
    第六章 小説の書き出し
    第七章 小説の書き進め方
    第八章 小説の終わらせ方
    おわりに――創造におけるミラクル
  • 第一人者による警鐘
    マンション価格の高騰が止まらない。
    かつて「億ション」、すなわち1戸=1億円以上のマンションが
    騒がれたことが?のように、今や「2億ション」「3億ション」でないと、
    不動産業界では超高額マンションと呼ばない。
    東京だけではない、大阪でも25億円の物件が登場した。
    いったい誰が買っているのか? 驚愕の価格の背景には何があるのか?
    日本社会はどう変わっていくのか? 業界に精通した著者が読み解いていく。
    見えてきたのは、ごく少数の富裕層と大多数の貧困層、
    その中間で踏みとどまろうとする層に分断された日本人の姿である。

    (以下、目次より)
    ●億ションはもはや普通の物件
    ●激増する日本人富裕層
    ●パワーカップルが陥る落とし穴
    ●さらなるインフレが到来する
    ●一般国民は、中古物件を買うしかない
    ●バブル時代から変わったこと、変わっていないこと
    ●タワマンは永住のための住居ではない!?
    ●新たなトレンド、ブランデッドレジデンス
    ●ヴィンテージマンション
    ●都心なら、どこを選ぶべきか
    ●注目は地方4市
    ●マンションの「買い時」とは?
    ●三極化する日本社会と、今後の住宅
  • 日本社会に跋扈する二匹の“怪物”

    近年の政治報道で連日のように見聞きする「そのご批判は当たらない」
    「○○の意図はなかった」「コメントを差し控えさせていただく」といった政治家の言葉。
    これらは「詭弁」と言われ、相手をあざむくことを目的に使われる議論の詐術である。
    詭弁は、「ウソ」と同じく人間社会の理性や良識を食い散らかして壊してしまう怪物であり、
    政治の世界のみならず、言論界や我々一般社会をも静かに蝕んでいる。
    本書は、近年の政治における詭弁をさまざまな角度から分析・検証し、
    “感染”しないための免疫をつけるもの。
    大手メディアが権力との戦いを放棄し、大量のウソと詭弁が溢れる時代にあって、必読の1冊である。
  • 1,100(税込)
    著者:
    林望
    レーベル: 祥伝社新書
    出版社: 祥伝社

    「死」の場面は、なぜ女ばかりなのか
    源氏物語の魅力を味わう絶好の入門書

    『源氏物語』全五十四帖の現代語訳『謹訳 源氏物語』(全十巻)の著者林望が、
    『源氏物語』の味わい方を徹底解説。現代語訳を進める際に残したメモをもとに、
    名文、名場面、登場人物など、面白く読むためのヒントを十三の視点でまとめる。
    千年の時を超えて堂々生き延びてきた日本文学の金字塔、
    その魅力を存分に味わうための絶好の入門書。

    本書は、単行本『謹訳 源氏物語 私抄』を新たに「はじめに」を入れるなど加筆修正したものです。
  • 中学受験に映し出されるのは「親の姿」

    過熱する中学受験の受験者(首都圏)が、2023年には
    5万2600人(私立+国立)に上った。
    少子高齢化が進む日本において、異常な盛り上がりを見せており、
    “受験沼”にハマる家庭が増えている。
    本書は、指導歴30年を数えるベテラン塾講師が、「最強」と「最凶」の
    中学受験のあり方を、塾・学校関係者の証言を交えて解説するもの。
    「なぜ今受験にハマる親が増えているのか?」
    「最凶となる塾選びとは」
    「第一志望に合格すれば成功なのか?」など――。
    コロナ禍を経て様変わりする中学受験の最前線を解説するとともに、
    初期段階から入試本番までを詳解することで、「理想の中学受験」の在り方を提唱する。

    【本書冒頭より】
    親がこれまで勉強を忌避してきたのに、
    わが子の中学受験でその「苦役」を
    どうして押し付けようとするのでしょうか。
    わが子の中学受験に映し出されるのは、「親の姿」。
    あなたはわが子の中学受験を通じて、
    「最強」の親になれますか? 
    あるいは、「最凶」の親に堕するのですか?
  • 言葉を紡ぐと、道は開ける 

    メール、LINE、企画書、会議、プレゼン……、
    私たちは日々、言葉を紡いで生きている。
    しかし、自分の思いをうまく言語化できずに、
    もどかしさを感じている人も多いのではないだろうか。
    本書は、コピーライターとして数々の賞を受賞し、
    現在はオランダを拠点にクリエイティブ活動を行なっている著者が、
    言葉を紡ぐ楽しさを解説するもの。
    「言葉を紡ぐことは思考を紡ぎ、行動を紡ぎ、習慣を紡ぎ、
    人格を紡ぎ、運命を紡ぐ」と著者は言う。
    著者の経験や古今東西の名コピーとともに解説する31の理論を読めば、
    運命を切り開くあなただけの言葉が見つかるだろう。
  • 谷崎潤一郎は戦争を賛美せず、ひたすら男女の愛を描いた――第3次世界大戦を予感する今、彼らの心構えに倣う  【文学者は、いかに「日本の戦争」と向き合ったのか】 昭和初期、日本が戦時体制に入ると、徳富蘇峰のように戦争を礼賛する作家たちが大量に出現した。その一方で、反戦を唱える者は厳しく弾圧された。谷崎潤一郎も『細雪』の雑誌連載を「戦時下に不適切な内容である」と、軍部に掲載を止められた(昭和18年)。それでもこの弾圧に抵抗することなく、黙々と書き続け、戦後、大ベストセラーになったのだ。著者が谷崎をはじめとする「戦争を賛美せず、抗議もせず、嫌がって関わらなかった作家たち」に今、着目するのは、世界が第3次世界大戦に向かう空気に覆われているからだ。戦争に背を向けた文学者たちの態度に、私たちは何を学ぶべきか。
  • 「ホンマでっか!?TV」出演の生物学者による痛快批評!! 家畜化の先に待つ阿鼻叫喚の未来、日本を蝕む病の正体と脱却の道を探る――一部のオオカミが、進んで人間とともに暮らすことで食性や形質、性格を変化させ、温和で従順なイヌへと進化してきた過程を自己家畜化という。そして、この自己家畜化という進化の道を、動物だけでなく人間も歩んでいる。本書は自己家畜化をキーワードに、現代日本で進む危機的な状況に警鐘を鳴らす。生物学や人類学、心理学の知見を駆使して社会を見ることで、世界でも
    例を見ない速度で凋落する日本人の精神状態が明らかになる。南海トラフ大地震といった自然災害の脅威が迫り、生成AI、ゲノム編集技術といった新しいテクノロジーが急速に普及する今、日本人に待ち受ける未来とは――。
  • 成人男性の5人に1人が罹る前立腺がんの新しい治療基準。なぜ、人間の手よりも優れているのか? 尿失禁・性機能障害・術後の痛みを最小限に抑える!――アメリカ製の手術支援ロボットを日本で普及させた東京医科大学。そこでロボット手術の最先端に立ち、わが国にロボット手術を広めてきた第一人者が「ロボット手術のここが知りたい」に答える。
  • ロボット手術は、ここまで進化した!泌尿器科の悪性疾患で最も多いのが前立腺がん、第2位は膀胱がんである。命を脅かす可能性が少ない前立腺がんに対し、膀胱がんの治療は急を要することが多い。近年、膀胱全摘手術などでロボットが活躍するようになり、治療は格段の進歩を遂げた。増加傾向にある尿管がんも同様である。ロボットは従来のアメリカ製「ダビンチ」に、待望の日本製「hinotori」も加わり、さらなる普及が期待されている。なぜ、人の手による手術より優れているのか? 患者さんのメリットは? ロボット手術の導入に道を開いた第一人者が最新情報を満載して送る医療レポート!
  • 1,045(税込)
    著者:
    本郷和人
    レーベル: 祥伝社新書
    出版社: 祥伝社

    戦国時代を終わらせた軍事革新とは?群雄割拠の戦国時代、並み居る武将たちを従え、天下統一を成し遂げた織田信長、豊臣秀吉、徳川家康。彼ら天下人は、いかにして軍事的・政治的勝利を収めるに至ったのか。本書は、3人が成し遂げた軍事革新を明らかにして、戦争と統治の本質に迫るものである。具体的には、織田軍の革新性、長篠の戦いで鉄砲よりも注目すべきこと、秀吉の奇策や大軍移動を可能にしたシステム、なぜ秀吉はデスクワークを重んじたのか、家康の性欲を減退させるほど苦しめた武将とは、家康の幕府防衛構想……など。戦国時代はどのように推移し、終焉したのか。その答えがここにある。
  • 祟るほどパワーが強い!参拝する前に知っておきたい「最強神社」の真の姿、そして謎――『古事記』『日本書紀』に登場する神々を祀る神社。これを、著者は「最強神社」と定義する。最強神社には謎が多い。たとえば伊勢神宮は皇祖神アマテラスを祀りながら、なぜ天皇は明治時代まで参詣しなかったのか。出雲大社の巨大な本殿は実在したのか。大神神社の御神体・三輪山には何があるのか。宗像大社が鎮座する沖ノ島で行われていた謎の祭祀とは。これらを含め、この国の成り立ちにまつわる謎を読み解いていく。また現在、ご利益をもたらすと考えられている神々のなかには、かつては荒々しく祟った神も存在する。最強神社と太古の神々を知れば、参詣・参拝など神社との向き合い方が大きく変わるだろう。
  • 968(税込)
    著者:
    佐藤優
    著者:
    山口二郎
    レーベル: 祥伝社新書
    出版社: 祥伝社

    歴史が示す、長期政権のあと――憲政史上、最長となった安倍政権(首相在職日数は二〇二〇年七月三十一日時点で三一四一日)。なぜ、安倍政権は長期政権となったのか。そして、長期政権のあとにはどのような事態が出来するのか――。権力の生理を知悉する佐藤優元外務省主任分析官と現代日本政治論を専門とする山口二郎法政大学教授が、歴史から読み解いていく。見えてきたのは、グローバル資本主義の限界と民主主義の行き詰まり、日本社会の変質と衰弱である。日本はどう変わっていくのか。われわれが迫られる選択とはいかなるものか。近未来への提言・処方箋を擁した警世の書。
  • 1,034(税込)
    著者:
    井上章一
    著者:
    磯田道史
    レーベル: 祥伝社新書
    出版社: 祥伝社

    歴史の本質に正面から迫る――歴史はどのような時に動くのか、歴史は繰り返されるか、日本史の特徴は何か…など、歴史の本質に正面から迫る本格対談。職場で上司・部下の関係にある二人は、膨大な知識と教養を持ちながらも、それに拘泥することなく、また狭いタコツボに逃げ込むことなく縦横無尽にユーモアを交えて語り合う。今に活かす「教訓としての歴史」も、堅苦しさを除外した「楽しめる歴史」も本書にはある。付録として、二人がすすめる書籍を掲載。歴史のおもしろさを味わいながら、豊かなミカタが身につく。
  • 「全裸監督」が会得した、おカネの結論とは? AVの帝王・村西とおる。1988年に設立したダイヤモンド映像の最盛期の年商は100億円。豪邸に有名女優を侍らせ、贅沢の限りを尽くした。しかし投資の失敗により、負債総額50億円で倒産する。
    その後、命すら危うい過酷な取り立て等を経て、借金を完済した。利息のための体を張った“ご奉仕”、立ち食いソバ屋経営で知ったカラクリ、借金を踏み倒した男との偶然の再会、大企業の役員が頭を下げて依頼した裏ビデオ制作、カリスマ経営者たちの知られざる過去、ヤクザの愛人となった女優のカネまみれの人生などなど、波瀾万丈な人生で経験したエピソードと共に、たどりついたおカネの結論を記す。おカネに振り回されずに、人生をおもしろく生き生きと過ごすにはどうすればいいのか――。本書には、その答えがあります。※本書は、2017年に双葉社より刊行された『裸の資本論――借金返済50億円から学んだおカネの法則41』に1法則を加え、全体を修正して新書化したものです。
  • 進む高齢化と歩調を合わせるかのように、AI(人工知能)の技術革新と社会への浸透も進化を続けている。では老人は、AIとどのように向き合えばよいのか。眼科医として多くの高齢者の診察・治療に関わり、その悩みや不安をじかに聞いてきた著者は、日本ディープラーニング協会の資格を取得してAI技術も学んでいる。病気や介護、認知症、お金、人間関係など、さまざまな不安を抱える老人たちにとって、AIとAIが産み出す社会は福音なのか脅威なのか。著者は言う。「AIの進化で老後の不安はなくなります」。ただし、「AIとの付き合い方を間違わなければ」である。老人が正しくAIと付き合うための完全ガイド。
  • 1,045(税込)
    著者:
    山崎雅弘
    レーベル: 祥伝社新書
    出版社: 祥伝社

    「まじめ」を隠れ蓑にした「思考停止」の罪―――

    1942年1月20日、「ユダヤ人問題の最終的解決」を話し合う政府合同会議が、
    ベルリン郊外のヴァン湖畔で開かれた。いわゆる「ヴァンゼー会議」である。
    国家保安本部長官ハイドリヒ親衛隊大将など錚々たる幹部が出席した同会議に、
    事務方として参加していたのが、アドルフ・アイヒマンである。
    アイヒマンは、支配地域で増え続けるユダヤ人を負担とみなし、
    効率よく殺害する計画策定で大きな役割を果たした。
    そして、戦後は南米に逃亡するも捕えられ、イスラエルでの裁判の結果、
    死刑に処せられた。
    本書は、法廷で「命令に従うしかなかった」と述べ、自らを正当化した
    アイヒマンの生涯を追い、従順さが内包する危険性について警鐘を鳴らす。
    上位者の命令に対して従順な国民性を持つ日本人こそ必読。
  • 9者9様のドラマ。
    不倫、少女売春、風俗、高齢者の性など光の当たっていない世界を取材してきた著者は、
    池袋の淫靡な雰囲気が漂うバーで、男性経験のない清楚な女性従業員・梓さん(仮名、28歳)に出逢う。
    5年後、19歳年上のイラン人男性と結婚した彼女と再会し話を聞くと、
    結婚前も結婚後も夫と肉体関係はないと言う(夫以外ともない)。
    30歳を過ぎて性経験がない女性、大人処女。彼女たちは、なぜそれを選択したのか。
    著者は、梓さんを含む9人に寄り添うように取材、すこしずつ聞き出していく。
    そこには、9者9様のドラマがあった。
    さまざまな価値観と生き方を伝えるノンフィクション。

    どうしても入らないので、高級愛人紹介所に/結婚前も結婚後も、性交渉のない夫婦生活/できない。それでも跡継ぎを産むために人工授精で……/35歳までは絶対にしないと決めていた/男性よりも、恋よりも、研究が大事/18歳年上の夫が最初でよかった!/何度フラれても彼がいい/30人と「試し」てもだめだった……/恋愛も性も、私には必要ない
  • 1,012(税込)
    著者:
    適菜収
    レーベル: 祥伝社新書
    出版社: 祥伝社

    「日本を破壊した男の軌跡」

    2022年7月8日、安倍晋三元首相が銃撃され、
    駆けつけた昭恵夫人に見守られる中で息を引き取った。
    生前の安倍氏は、「日本を、取り戻す。」「アベノミクス」
    「地球儀を俯瞰する外交」「改憲」などを掲げて支持を集め、
    安倍政権は憲政史上最長(3188日)の長期政権となった。
    一方で、モリカケサクラ問題をはじめとする、様々な疑惑が
    曖昧なまま決定された国葬の賛否をめぐる議論に、安倍氏の遺した分断の
    深さが見てとれる。
    本書では、大衆社会の病理を観察し続ける著者が、検証可能な事実を基に
    安倍晋三という政治家、ひいては人間の本質を明らかにしていく。
    そこから見えてくるのは、安倍氏を支持し続けた私たちの社会の病だった――。
  • 「闇バイト」がなくならないワケとは?――

    2023年1月19日、東京都狛江市に住む90歳の女性が
    自宅で殺害されているのが見つかった。
    女性の遺体には激しい暴行の跡が見られ、これまでとは次元の違う強盗殺人事件として世間を震撼させた。
    本件をきっかけに注目を集めたのが、「闇バイト」といわれる犯罪だ。
    指示役に集められた素性のバラバラな集団によって行なわれる犯罪で、同種の事件は後を絶たない。
    中でも詐欺よりも手っ取り早く稼げる「タタキ(強盗)」の増加が危険視されている。
    本書では、非行経験のある犯罪学者が当事者たちを取材。
    闇バイトを取り仕切る半グレや犯人の更生に従事した保護観察官の声から見えてくる、その真実とは。
    最終章では、闇バイトを生み出す日本社会の闇を分析。
    失うもののない「無敵の人」を生み続ける構造に警鐘を鳴らす。
  • 946(税込)
    著者:
    伊藤裕
    レーベル: 祥伝社新書
    出版社: 祥伝社

    健康長寿のために巷では各種ダイエットが花盛りである。恰も、やせることはすばらしく、太っていることが悪であるかのように。しかし、世界ではじめて「メタボリックドミノ」を提唱した、抗加齢医学の第一人者である著者は、その風潮に警鐘を鳴らす。そして肥満には「いい肥満」と「悪い肥満」があり、「いい肥満」は健康長寿をもたらすと言う。体重やBMIだけで判断することは危険なのだ。生物が生き延びるための大発明である肥満。そのメカニズムと人体への影響を脂肪細胞、ホルモン、ミトコンドリア、時間栄養学などから、最新知見を交えて解説。
    「いい肥満」になる具体的方法を提示する。やせるのではなく“正しく”太る。これが、健康の新常識である。
  • これからの時代にふさわしい供養とは?
    供養の形は時代によって変わりますが、故人を偲ぶ思いは変わりません。
    著者は、人々と寺院を結ぶポータルサイト「まいてら」を主宰し、
    現代にふさわしい供養を模索してきました。
    すなわち、どのような供養なら家族は納得し、関係者は満足するのか。
    血縁、地縁、社縁が廃れていくなか、新しい供養の形とはどのようなものか。
    本書は、「供養の英知を持つ多くの僧侶に力を借り、現代における死者とのつながり、
    供養という営みについて考察」し、一人ひとりに合った理想の供養を実現しようとするものです。
    そのための具体的なノウハウも開陳しています。供養について、改めて考えてみませんか。
  • 1,034(税込)
    著者:
    大塚ひかり
    レーベル: 祥伝社新書
    出版社: 祥伝社

    BL(ボーイズラブ)、すなわち男同士の恋愛や性愛が描かれた作品は、
    近年のエンタメ業界で存在感を高めている。
    こうしたBL作品を理解するうえで欠かせないのが、
    「妄想力」を土台とする「腐の精神」だ。
    そして、これは突然変異で生まれたものではなく、
    日本の歴史に脈々と受け継がれてきた精神であると著者は言う。
    本書は、『古事記』から『万葉集』『源氏物語』『雨月物語』といった古典文学や史料を題材に、
    「腐」を軸とした鮮やかな解釈で、新しい歴史観を提供するもの。
    院政期に男色ネットワークが築かれた本当の理由や、男色の闇にあった差別と虐待の精神史など、
    これまで語られてこなかった日本史の本質を描き出す。
  • あらゆる経済政策には、財源の裏づけが必要である。政府は往々、財源として増税を実行する。
    では、私たち国民は、増税の根拠となる「財源」についてどれほど知っているだろうか。
    本書では、貨幣とは何かという根本論から説き起こし、財源をどのように確保すべきか、
    豊富な具体例と「現代貨幣理論(MMT)」など最新の研究成果を踏まえて、わかりやすく説明する。
    さらに、日本経済の現在と将来、正しい経済政策はどうあるべきか、なども語る。
    著者の先見性・教養・学識の総合知が生んだ21世紀の経済原論であり、
    何より「政治参加のための武器となるようにと願って」書かれた、渾身の衝撃作である。
  • 1,023(税込)
    著者:
    片田珠美
    レーベル: 祥伝社新書
    出版社: 祥伝社

    社会にはびこる病、その原因と処方箋
    うまくいかないことがあるたびに「私は悪くない」と主張し、他人や環境のせいにする。
    やがて、周囲から白い目で見られるようになり、自分を取り巻く状況が次第に悪化していく……。
    このような「自己正当化という病」が蔓延している。
    精神科医として長年臨床に携わってきた著者が「自分が悪いとは思わない人」の思考回路と精神構造を分析。
    豊富な具体例を紹介しながら、根底に潜む強い自己愛、彼らを生み出してしまった社会的な背景を解剖する。
    この「病」の深刻さに読者の方が一刻も早く気づき、わが身を守れるように――。
  • 1,078(税込)
    著者:
    古野まほろ
    レーベル: 祥伝社新書
    出版社: 祥伝社

    <日本国家の治安維持を担う、密やかで特殊な警察>
    「非公然のスパイ組織」「国家の諜報機関」「陰謀結社」「特高の末裔」……
    一般社会が「公安警察」に求めているリアルは、エンターテインメントとして割り切っている方も多いが、事実とはなはだ乖離した現代の神話、あるいは怪談話である――。
    かつて中の人として、約20年警察官僚を勤め上げた著者はこう述べる。
    盗聴、潜入、証拠のでっちあげ、ハニートラップなど、国家的治安維持のためなら何でもアリ!
    このようにとらえられる彼らの素顔は、明解な法令と厳重な秘密の内側にあった。
    生態、内情、真の目的とは?
    元警察官僚の本格ミステリ作家がその実像を浮き彫りにする。
    世の暴露本には記されてこなかったファクトのすべて。
  • 源氏物語・枕草子・平家物語・徒然草・方丈記…古典を読んで京都に行こう!古の思想でたどる新感覚の京都旅――【変わらぬ人間の本質を見つける旅】古典には二つの側面がある。一つは人間のメンタリティはたかだか千年ぐらいでは変わらないということ。もう一つは、現代よりもはるかに高度な精神文化が存在していたということである。十年前の思想はすぐに古くなるが、千年前の思想は古びない――。つまり、古典とは時間に磨かれ、多くの人々の要求に応え、今に残ってきた人類の叡智なのだ。
  • 「性」と「金」の地殻変動に迫るルポ___
    2022年6月に成立したAV新法は、AV業界に大きな混乱を巻き起こした。
    厳しい規制と1社独占の異常な搾取構造で、「仕事がない、稼げない、制限が多い」
    の三重苦に見舞われるAV業界は、いまや地獄の様相を呈している。
    そうした中、デジタルネイティブのZ世代の女性を中心に参入が相次ぐのが、「同人AV」というジャンルだ。
    本書では、同人AV女優となったZ世代の元地下アイドル、コンサル出身のポルノハブ・プロデューサー、SNSを駆使して下着や動画を売る主婦――当事者の証言をもとに同人AV業界、性のデジタル化の実態に迫る。
    取材で見えてきた「裸の格差」とは――。
  • 「平和」を誤解している日本人のために―――ウクライナで続く戦争は、ロシア対西側(NATO諸国)という第三次世界大戦を招くのか――。
    戦後78年、世界各地で戦火が絶えることはなかった。なぜ人間は戦争をするのか。
    平和主義者は「戦争について考えるから戦争が起きるのだ」と言う。
    だが著者は、太平洋戦争をはじめとする史実を検証し、むしろ
    「平和な時こそ戦争の危機が訪れる」と、逆説的な歴史の教訓を説く。
    そして戦争は政治の延長であり、外交の一手段なのだから、
    国家はそのための戦略と戦術を「設計」しなければならないと訴える。
    他の追随を許さない「現実主義」に基づく、先駆的戦争論にして不朽の名著、堂々の復刊!

    ※本書は、1996年に『人間はなぜ戦争をするのか――日本人のための戦争設計学・序説』(クレスト社)
    として刊行され、2000年に三笠書房より文庫化(知的生きかた文庫)されました。
    2004年、祥伝社にて『人間はなぜ戦争をやめられないのか――平和を誤解している日本人のために』
    と改題・改筆・再編集して刊行。今回の新書化にあたっては、
    全体を再構成・加筆・修正して、新たに「まえがき」を書下ろし、写真を変更しています。
  • 15世紀半ば、タロットカードの原型はイタリアの貴族社会で生まれた。
    当時は、貴族たちが絵柄に隠された神話や箴言などの「寓意」を読み解く、
    教養と想像力の試金石として使われていたという。
    以来、現代に至るまで世界各地で、その時々の社会情勢を反映しながら
    様々なタイプのカードが生まれてきた。
    本書は、東京タロット美術館が所蔵するカードの中から選りすぐりのものを取り上げ、
    図像に込められた意味を探るもの。
    大アルカナの0番「愚者」の成長物語として読み解く世界は、まさに人生の縮図でもある。
    神話や哲学、数秘術といった人類の叡智と出会いながら、
    自分の内面に目を向け「愚者」とともに成長してほしい。
    巻末には漫画家・魔夜峰央先生と図案作家のイズモアリタ氏による特別対談を掲載!
  • なぜ彼だけが英雄として記録されたのか? 数奇な生涯を通して古代日本の真実に迫る!――ギリシア神話などとは異なり、日本の神話には英雄時代が存在しないと言われる。だが、ヤマトタケルの物語は世界に誇るべき英雄叙事詩であり、貴重な民族遺産だ。ヤマトタケルは、『古事記』では恋愛をはじめとしてきわめて人間的に描かれている。一方『日本書紀』では景行天皇紀の三分の一ものページを割いて、各地に赴く遥かなる旅を追っている。はたして、ヤマトタケルは実在したのか。なぜギリシア神話と似ているのか。なぜ父・景行天皇は無理な要求を繰り返したのか。著者は史料を渉猟し、伝説が残る地を訪ね、可能な限り実像に迫っている。古代日本・最大の英雄の、真の姿が見えてきた!
  • 元JAXA職員だから言える〈急成長する宇宙開発のオモテとウラ〉――人類の「夢」や「ロマン」として語られがちだった宇宙開発がバブルの様相を呈している。巨大テック企業の創業者たちは新たなビジネスを求め宇宙空間を目指し、中国やインドといった新興国がアメリカやロシアを上回る勢いで探査に乗り出している。今、宇宙開発の最前線では何が起きているのか、各プレイヤーの思惑とは――。本書は、半世紀ぶりの有人月面探査を目指す「アルテミス計画」を中心に、宇宙開発についてわかりやすくまとめたもの。JAXA(宇宙航空研究開発機構)職員として月・惑星探査に携わってきた著者が、日本と世界の宇宙開発の歴史と現状、続々と参入する民間企業の動向、宇宙資源採掘への期待と問題点を解説する。
  • 特権も陰謀もありません!! 警察官僚(=キャリア)の知られざる実態と本音を、元キャリアの作家が明かす――◆キャリアの「学歴」、実は入庁してからは意味を持たない◆「キャリアは父親のような年齢の部下を持つ」というのは本当?◆「猛獣」「パワハラ―」「一を聞いて億を読む天才」…多彩なキャリアたち◆世紀末の中央省庁再編で行われた、仁義なき「縄張り」侵略戦争◆カネ、権力、女…著者も「リアルに危なかった」警察不祥事――あまりに少ないため「珍獣」と呼ばれる警察官僚たちのリアル!
  • 火山灰に埋もれた都市の記憶を辿る――紀元79年8月、暑い夏の朝方に起こったヴェスヴィオ火山の大噴火により、灰に埋もれた古代ローマの地方都市ポンペイ。街角の壁面には一万数千点もの多種多様な落書きが残されていた。家族の無事を願う声、愛する二人の逢瀬の印、剣闘士に魅了された女性たちの切ない声援、皮肉を伴った罵詈雑言……まるで手に取るように人々の肉声が聞こえてくる。本書では当時のまま残された「落書き」を素材に、古代ローマ人の日常や素顔を再現する。巻末には、マンガ家のヤマザキマリさんと著者による特別対談を収録!※本書は2010年に講談社より刊行された『古代ポンペイの日常生活』を加筆・修正のうえ新書化したものです。
  • 歴史の新たな一面を知る――あの偉業も、あの事件も、裏には「お金」があった!日本史にまつわるお金事情を繙く番組「この歴史、おいくら?」の調査データをもとに、新規情報をふんだんに盛り込んで書かれたのが本書である。具体的には、北条政子が買った夢の価格、武田信玄が払った山本勘助のスカウト料、浅野内匠頭と吉良上野介の経済力比較、激安だった徳川吉宗の朝食、勝海舟の曽祖父が購入した旗本株の価格、西南戦争の経済的意義など。現在のお金に換算することで、当時の状況が生々しく迫ってくる。楽しみながら、歴史の新たな一面を知ることができる意欲作。
  • ノスタルジックな写真に見る、鉄道文化の栄枯盛衰――明治5(1872)年10月14日、日本初の鉄道が新橋‐横浜間で開業して今年で150年。鉄道は日本の近代化を支え、地方ごとに独特の鉄道文化が形成された。しかし、戦後にモータリゼーション時代が到来すると、その在り方は大きな曲がり角を迎える。大都市では路面電車が姿を消し、過疎化が進む地方では厳しい生存競争に負けた路線が次々と姿を消していった。そして、現在も生活様式の変化により、存続が危ぶまれる路線が激増している。本書では、昭和・平成の社会を支え、消えていった50の路線の記憶をたどるものである。※テレビ映像からのキャプチャーのため、一部不鮮明な画像があります。
  • 宗教の本質に迫る
    ――安倍元首相銃撃事件でクローズアップされた、宗教と金の問題。
    宗教にはなぜ金が集まるのか。歴史を辿り、キリスト教、イスラム教、ユダヤ教、仏教を比較しながら、
    明らかにしていく。たとえば、キリスト教では清貧を掲げ、
    それを実践する場である修道院や教会に金や土地が集まり、堕落した。
    そのことに反発して新たに生まれた修道院も、やがて同じ道を歩む。こうしたことが繰り返されてきた。
    いっぽうで、キリスト教における利子禁止の戒律は神学を鍛え、経済学の誕生を促したと著者は言う。
    宗教と金の問題を考察するなかで宗教、そして人間の本質に迫る!
  • 単なる不況ではない!――2022年に入り、多くの商品で値上げが続いておりインフレの様相を呈している。専門家の多くが「デフレ」を大合唱していた数年前から、現今の情勢を予測・発表してきた著者は、円安という特殊要因が加わる日本ではさらに厳しくなり、不況下のインフレ、すなわちスタグフレーションに陥る可能性がきわめて高いと言う。賃金が上がらず、物価だけが上昇する状況では、もはや単純な節約では乗り切れない。これまでとは異なる対処法が求められる。スタグフレーション時代にいかにして生活を守るか。国際経済の動きとも絡めて、説明する。
  • 三十代こそ『論語』を読むべき理由――三十代は、これからの人生を実り多きものにすべく基礎を固める、非常に重要な年代だ。
    ビジネスにおいては、リーダーとしてチームを牽引する時期であり、
    私生活では結婚や育児などの大きな変化が起こる時でもある。
    そこで著者が提案するのは『論語』を「精神の柱」とし、揺るぎない人生の根幹をつくること。
    『論語』には仕事をはじめとした人生のあらゆる場面での行動指針となる言葉が記されている。
    本書では三十代に効く言葉を選定し、読み方と実践へのヒントを解説する。
    行動の柱となる「攻めの論語」として是非活用してほしい。

    ※本書は2013年に海竜社より刊行された『30代の論語』を加筆・修正のうえ新書化したものです
  • 不安を乗り越える『論語』の言葉――

    六十歳の坂を過ぎるころ、これまで登ってきた人生の道が途絶えてしまったようで戸惑う人も多いだろう。
    六十代は、長年勤めた会社をリタイアしたり、健康や老後の生活に対する不安が芽生える時期である。
    しかし新しい骨太な人生を再構築するうえで、この時に『論語』を読み返すことは重要だと著者は言う。
    「人生百年時代」といわれる今、『論語』を自分の人生に重ね合わせながら読むことで、
    向上心をもって教養を高めていく楽しみや、社会に貢献しながら自分と次世代をつなぐ生き方が見えてくる。
    不安を乗り越え、より豊かな人生をつくる『論語』の教えを紹介しよう。

    ※本書は2013年に海竜社より刊行された『60代の論語』を加筆・修正のうえ新書化したものです
  • 「異形の政権」がもたらす危機――
    2020年9月、菅義偉自由民主党総裁が首相に就任した。
    菅首相はこれまでの首相にない「異形の権力者」であり、
    その政体は「異形の政権」であると、著者2人は言う。
    具体的には無派閥・非世襲の政治家であり、
    総裁選直前まで下馬評に上ることはなかったが、
    安倍晋三前首相が辞意を表明するや一気に上り詰め、
    政権発足後は権力を極度に自分へと集中させている。
    他方、菅首相がどのように権力を行使しているかはほとんど報道されない。
    なぜこのような政権が誕生したのか、その実態とはいかなるものか。
    前著『長期政権のあと』で安倍政権の本質を見抜いた著者2人が読み解く。
    見えてきたのは、不気味な“危機の足音”だった。
  • コロナ禍、ウクライナ危機……先の見えない時代に知っておきたい、老後のお金の話――2019年に起きた「老後2000万円問題」によって、老後の生活に対する国民の不安が顕在化した。4000人を対象にした生命保険文化センターの「生活保障に関する調査(令和元年)」では、なんと84%もの人が老後の生活に不安を抱いていると回答しており、老後資金の確保は急務である。本書は、映画でも話題となった「老後の資金がありません! 」に陥らないための戦略と思考を、経済ジャーナリストの著者が徹底解説するもの。人生100年時代をサバイブする最強のお金戦略を年金、投資、マイホーム、節約、働き方の観点から取り上げる。ますます不確実な時代になってきた今、老後不安を解消する50の戦略を紹介 ■50代の年金額を考える■40代がやっておくべき「3つの原則」■3大節約ポイント■生活費以外に必要なお金を知っておく■「iDeCo」のメリット・デメリット■「NISA」のメリット・デメリット■親がいなくなっても、生きていける子供にする■「働ける妻」に、夫の苦労を理解してもらう■70歳まで会社で働く■会社に「クビ」にしてもらう! ほか50!!
  • ストレスの9割が「期待」から生まれる――生きにくい時代に、心と体がラクになる超シンプルな習慣!自律神経の第一人者による“整える極意"とは? □五感を癒やして呼吸を深める□不調なときほど深く呼吸する□まずは就寝前に「1対2の呼吸」□ゆっくり呼吸で腸内環境が良好に□散歩はゆっくり、リズミカルに□貧乏ゆすりでストレスを逃す□不安の95パーセントは起きないと知っておく…ほか
  • 「人生は短い。熟慮と正義を備え、今を無駄にしてはならない」「お前の内を掘れ。掘り続ければ、そこには常に迸り出ることができる善の泉がある」「お前が何か自分の外にあるもののために苦しんでいるのであれば、お前を悩ますのは、その外なるものそれ自体ではなく、それについてのお前の判断なのだ」――古代ローマ帝国の哲人皇帝による不朽の名著『自省録』をベストセラー『嫌われる勇気』の著者が訳・解説。不確実な時代の道標となる珠玉の言葉の数々がここに。
  • 政府が掲げる「Society 5.0」では、人とAIが共存する社会が謳われています。
    そんな数理資本主義ともいわれる時代に、人とAIの共通言語となるのが「数学」。
    本書は、個別指導塾で数学の面白さを伝えてきた著者が、
    AI時代に必要な数学の真髄を具体的かつ易しく解説したもの。

    取り上げるのは、AIの仕組みを理解するうえで欠かせない
    「統計」「微積分」「線形代数」「トポロジー」の4分野。
    難解な数式を解く必要はなく、数学者のエピソードや身近な例で解説された
    AI数学の概念を知るだけで、新しい時代を生きる知識が得られます。
    これまで数学を敬遠してきた文系ビジネスパーソン必読の書です!
  • 近代の大衆が生み出したイデオロギーが、「全体主義」である。
    困難と義務を放棄した“できそこないの個人”が全体主義社会を望むのだ。
    20世紀のナチスやソ連、現代では中国などが全体主義国家として挙げられるが、
    むしろ日本の症状のほうが深刻だと著者は警鐘を鳴らす。
    そもそも「自己欺瞞」によって近代を受け入れた日本は、
    全体主義に対峙すべき「保守」が根付かなかった。
    そこへ、合理性と効率性を追求するグローバリズムと社会の分断を煽る
    新しいテクノロジーが浸透し、人間性の抹殺が日々進んでいる、と。
    我々に残された対抗手段はあるのか? ニッポンを蝕む全体主義の正体を暴く。
  • ゲームチェンジャーへの道筋とは?
    「失われた20年」は、いつしか「失われた30年」といわれるようになった。
    それは、国際経営開発研究所が毎年発表する世界競争力ランキングにも如実に現れており、
    日本はシンガポールや韓国はもとより、タイやマレーシアの後塵を拝している。
    テクノロジーの進化によって、世界は加速している。
    月面旅行や空飛ぶ車、顔認証だけの決済といった“夢物語”が現実化しつつある。
    かつてインスタントラーメンや内視鏡、ハイブリッド車などの革新的な製品で
    世界を席巻した日本企業から、なぜイノベーションが生まれなくなったのか?
    本書では各産業分野におけるイノベーションの歴史をたどりながら、進化し続ける
    最先端のテクノロジーと企業を紹介する。
    そこから見えてくる日本企業の失敗の本質、そして未来とは――。

    序章 イノベーションの起源
    第1章 新しいお金
    第2章 未来の食
    第3章 ヘルスケアの進化
    第4章 移動の革命
    第5章 エネルギーの過去・未来
    第6章 スマホによる「再定義」
    終章 ゲームチェンジャーの条件
  • 変わらない大学への問題提起…。元大学教授の著者は言う。
    “一国一城の主”である教授は自由で、天国のような職場だった。
    しかし、大学の実態にはさまざまな違和感を拭えず、「大学の常識は、世間の非常識」だと感じ続けていた、と。
    どうしたら日本の大学は良くなるのだろうか。
    銀行員から大学教授に転身した著者だからこそ提起できた改革案を披露する。
    いわく――文系の大学教授を研究者と教育者に分け、大学は企業人養成に専念すべき。
    また、企業は3・4年次ではなく1年次に内定を出せばいい――。
    巻末には、騒がしい教室が静かになる魔法の言葉など講義の工夫や人気講義を収録。
    変わらなかった日本の大学が変わるきっかけとなるか。
  • 968(税込)
    著者:
    木元寛明
    レーベル: 祥伝社新書
    出版社: 祥伝社

    新型コロナウイルスによるパンデミックのなか、日本のリーダーたちの右往左往する姿が連日伝えられている。
    迷走を続けるリーダーたちの姿は、まるで日本を焦土に導いた太平洋戦争のリーダーにも重なる。
    アメリカでは軍事マネジメントと経営マネジメントは、不離一体のものとして相互に影響を及ぼしながら発展してきた。今、迷走を続ける日本のリーダーたちの姿は、軍事に目を背け続けてきたツケなのかもしれない。
    本書は、元陸将補で軍事史研究家の著者が古今東西の戦例や米軍の教範「フィールドマニュアル」を参考に、指揮官のあるべき姿を模索したもの。
    現場指揮官の目線で、豊富な事例と米軍の研究成果を交えながら「指揮の本質」を明らかにする。
    作戦術、意思決定のプログラム化、リーダーの義務(ノブリス・オブリージュ)、人材マネジメントなど、軍事のみならずビジネスシーンでも応用可能な内容になっている。
  • 1,012(税込)
    著者:
    木元寛明
    レーベル: 祥伝社新書
    出版社: 祥伝社

    日本人が知らない戦争の極意とは?
    戦術とは、部隊を指揮して作戦を実行し、戦闘の目的である
    戦勝を獲得する術(アート)と科学(サイエンス)のことである。
    野戦指揮官の本質は、戦場で戦術を駆使して最小限の犠牲で
    任務を達成することにある。
    開国以来、西洋列強に追いつけ追い越せという国是を背負った
    秋山真之は、「吾人一生ノ安ヲ偸メバ 帝国ノ一生危ウシ」という
    覚悟のもとで渡米し、軍事思想の大家マハンに教えを請うて
    『海軍基本戦術』を記した。
    ナポレオン戦争、二つの世界大戦、ベトナム戦争……。
    多くの軍人たちの血によって昇華されてきた近代戦術の本質とは何か?
    半世紀にわたって戦術を研究してきた著者が、名著のエッセンスを紹介する。
  • 不動産の高騰が止まらない。 銀座の地価は一九八〇年代のバブル期を上回り、三大都市圏と「札仙広福」(札幌・仙台・広島・福岡)の狂乱が著しい。国内外の投資マネーの流入、外国人富裕層の購入を背景に、超大型ビルや再開発の計画が目白押しだ。タワマンの販売も好調である。 バブル崩壊から四半世紀。ふたたび急上昇する不動産価格はこのまま暴走するのか、それとも落ち着きを取り戻すのか。値上がりは東京オリンピックまで続くのか。 業界に精通した著者は崩壊の兆しを感じ取り、あえてその後の不動産に明るい未来を託す。 「今、不動産はどうなっているのか」がわかる、スリリングな1冊!
  • 局地的な上昇を示す地域がある一方で、地方の地価は下がり続けています。 高倍率で瞬時に売れるマンションがある一方で、買い主ではなく売り主が金を出さねば売れない物件もあります。 いったい日本の不動産はは、どうなっているのでしょうか? 「不動産のプロ」であり、多くの現場に立ち会ってきた著者は、「不動産の動きを観察すれば、手に取るように経 済がわかる」と主張します。 インバウンドの恩恵は続くのか?共働き夫婦の都心移住の行方は?そして、不動産の本当の買い時はいつなのか? 景気後退が叫ばれ、先行きの不透明感が増すなか、日本経済を知るヒントがここにあります!
    不動産の動向は経済を如実に反映していると言われます。不動産の動向をどのように分析すれば、日本経済への理解が深まるのか? 著者は刻々と移り変わる不動産事情を、地に足がついた形で切り取り、提示してくれます。そこでわれわれは動向の変化にハッと気づき、目を開かれることになります。不動産は明日の日本を知る上で重要なファクターだということがわかるのです。不動産を知ることによって、日本のこと、日本経済のことが見えてきます。読み物形式の日本経済へのガイドブックです。
  • 過去の常識は通用しない!
    コロナ禍がきっかけとなり、人々の仕事や住まいに対する考え方は劇的に変化した。
    日本社会は今、変わりつつある。
    長く不動産の世界に身を置き、業界の動向に精通した第一人者である著者は、
    「人とのつきあい方、仕事の価値観が変わる時、一番先に変化が現われるのが不動産」と言う。
    テレワークで働くための好物件とは?
    都心のタワマンは「買い」か? 家はローンで買ったほうが得か?
    住むならどの街がおすすめか?……などを徹底解説。
    過去の常識はもはや通用しない。新たな家の買い方と街の選び方を伝える。
  • まもなく、不動産の姿は一変する!
    新型コロナ騒動が終了後、不動産の世界は激変し、まったく違う姿になっている!
    「不動産のプロ」であり、長く現場の動向を観察してきた著者は、そう断言する。
    いったい、何が変わるのか。
    たとえば、従来社員一人当たり三坪で計算されてきたオフィスビル需要が急減するのは、リモートワークの常態化のため。商業ビルの淘汰は、Eコマースの拡大のため。そして、都心の超高層マンションのメリットは喪失し、郊外の戸建てが取って代わる……などなど。
    社会が変われば不動産も変わる。その構図を明らかにし、業界の明日を大胆に予測する!
  • 「人の性格が顔に表れる」と言うと、半信半疑の人もいるでしょう。
    しかし、日本で唯一の相貌心理学教授である著者は、「人の『顔』は表情筋によって
    後天的に作り出されるもので、内面が映し出されている」と断言します。
    つまり、相貌心理学の分析手法を使えば、仕事の適性、チームの相性、
    相手の信頼度などを見分けられるのです。
    本書では、約20の人気職種・業種を中心に相貌心理学の観点から分析。
    採用活動でのミスマッチを防ぐだけでなく、オンライン時代に顔しかわからない場面でも、
    相手の情報を読み解くことができます。
    さらに、自己プロデュースで適性に近づく方法も伝授。
    自分と相手の適性を知り、より適正な環境に導く「顔の心理学」を紹介します。
  • 「徒然草」は過激な思想書だった!
    世をはかなんだ老人が書いた退屈な古典――。
    『徒然草』をそんな風に思っていないだろうか? それは大間違いだ。
    作者の兼好法師は「腐った世の中と戦え」と叫んでいる。
    兼好は言う。「世論に流されるな! 」「高を括るな! 」「知ったような顔をするな! 」
    「不安に支配されるな! 」「常識を疑え! 」と。
    いくら知識があっても過ちを犯すのは今も昔も同じ。
    そこで重要なのが「見識」だ。
    『徒然草』には兼好法師の見識力の高さが至るところに見られる。
    急速にデジタル化が進む現在、人間関係も言論でも本質が見えにくくなった。
    そんな時代だからこそ、改めて『徒然草』から学びたい。
  • 人類の進化か終焉か?
    念じるだけで意思を伝えることができる――。そんなSFのような技術が現実になりつつある。
    脳科学とITを融合させた「ブレインテック」への投資が、世界各地で指数関数的に高まっているのだ。
    2021年4月には、米ニューラリンクが、脳波でゲームを操るサルの実験動画を公開し世界に衝撃を与えた。
    スタンフォード大学は手足が麻痺した男性の脳にデバイスを埋め込み、1分間で90文字の入力に成功している。
    AIと競合していく時代に入った現在、この技術は人類の救いの手となるのか?
    国内外で加速する研究の最前線から、医療やマーケティングへの応用事例、法的・倫理的な問題点までを解説する。
  • 「このままでは日本だけが取り残される!」
    行き過ぎた資本主義に対する反省から、日本では「脱成長」がブームとなっている。
    しかし、GAFAMなど世界のテック企業の進化が止まることはない。
    むしろテクノロジーを加速させて、気候変動、食料不足、教育格差といった社会課題をビジネスチャンスに変えている。

    また、世界では、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の頭文字を取ったESG投資が急速に進む。
    SDGs(持続可能な開発目標)にも重なるESG投資の運用資産は、2025年には世界で53兆ドルを超えるともいわれており、取り組まない企業には人も資金も集まらない。
    ESGに根ざした経営は、もはやビジネスの“参加条件”ともいえる。

    本書では、ESG、SDGsの観点から5つの社会課題を取り上げ、最新のテクノロジーの動向とイノベーションを生み出す企業の強さを解説。
    GAFAM、テスラ、セールスフォース、その他注目のスタートアップが見据える未来とは―。
    そして、自ら環境問題と国際協力に取り組んできた著者だからこそ言える、日本のビジネスパーソンがESGを自分ごと化するために必要なこととは何か?

    第6章では、元スタンフォード大学教授で東京大学マーケットデザインセンターの小島武仁センター長との対談も収録。
    世界を知る二人が語り合う、持続可能な社会の実現に果たす経済学とテクノロジーの役割とは。

    欧米に比べてすでに出遅れている日本が、「脱成長」という幻想に浸っているひまはない。
    最先端のビジネスモデルを知り、サステナブルを武器に変えて未来を切り拓け!
  • 「どこに身を隠しても必ず探し出し、一人でも多くの日本人を殺害するつもりだ」
    ――アメリカ極東航空軍報告書より。
    NHK BS1スペシャル「果てなき殲滅戦~日本本土 上陸作戦に迫る~」では、ジョージ・マーシャルら米陸軍が強行しようとした「オリンピック作戦(九州上陸作戦)」の全貌が克明に描き出された。本書は同番組の書籍化である。
    太平洋戦争末期、一億玉砕を掲げる日本に対し、米軍は報告書に「日本に一般市民はいない」と明記し、都市はもちろん農村・漁村に至るまで徹底的に破壊しようとした。互いの憎しみの中で多くの市民が犠牲となり、75年以上経った今もその傷は癒えていない。
    取材のなかで次々と明らかになる衝撃の計画の数々――日米両国での取材で発掘された関係者の証言と極秘資料からは、どこまでも残酷になる戦争の本質が見えてくる。日本殲滅を目論んだ作戦の全貌を掘り起こす。

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