『角川文庫、銭形平次捕物控(角川文庫)(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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町方を悩ますものは武家がらみの事件…。第7集
怪しい浪人兄妹を探るため、兄妹がやっている塾に送り込まれたガラッ八。そのガラッ八が、「土に気をつけろ」という文を残して行方知れずに。しかも、浪人の妹が殺された。お家騒動もからむ難事件に平次が挑む「捕物仁義」。ほかに「禁制の賦」「忍術指南」「二人浜路」「雪の夜」「雛の別れ」「娘の役目」「子守唄」「権三は泣く」の8編。 -
推理の冴えと投げ銭の妙技で悪を懲らしめる。第9集
質屋の旦那が入浴中に吹き矢で打たれた。残された吹き矢筒の口元には、べったりと紅のあと。矢には毒が塗られ、片腕を落とすことになった質屋の旦那。下手人は薬屋から嫁いできた若い嫁に見えるが。意外な真犯人を導き出す平次の推理は?「南蛮秘法箋」ほか「結納の行方」「十手の道」「遺書の罪」「六軒長屋」「第廿七吉」「詭計の豆」「尼が紅」「凧の糸目」の8編。 -
花見に芝居…事件は江戸を偲ぶ名所案内。第8集
花見に沸く飛鳥山。茶番のつもりの仇討ち芝居を逆手にとった殺人事件。被害者には敵が多かった。犯人に同情する平次の裁定は?「花見の仇討」ほか「蜘蛛の巣」「妹の扱帯」「歎きの幽沢」「腰抜け弥八」「恋をせぬ女」「弱い浪人」「苫三七の娘」の7編。 -
平次親分の評判は、度胸と情と男っぷり。第6集
評判はよくないが滅法男の気を引く踊りの師匠が絞殺される。犯人の姿を火の見櫓から目撃していた老人がいた。大柄な色の黒い男。容疑者は師匠に入れあげ、店をつぶしたあげく、女房を死なせてしまった伊勢屋だが…。犯人がわかっていながら目をつむる、平次の粋な計らい「仏喜三郎」。ほかに「桐の極印」「浮世絵師」「お舟お丹」「針妙の手柄」「痣の魅力」「雪の精」「くるい咲き」「買った遺書」の8編。 -
全10巻、自選の80篇を収める〈決定版〉の第1集
ご存じ、江戸開府以来の捕物名人・銭形平次と、こぶんガラッ八こと八五郎の名コンビが、情緒ゆたかな大江戸八百八町を背景に起る怪事件のかずかずをみごとに解決してゆく捕物控。――1931年の第1作より1957年、筆をおくまでの27年間に書きつづけられた長篇、読切合せて400篇のなかから、自選で作者快心の読切ばかり80篇を集めた「銭形平次捕物控」の決定版である。
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ご存知、神田明神下の親分の胸のすく活躍。第2集
評判の悪い高利貸しが花見帰りに殺された。夜とはいえ、衆人環視の中での殺人事件。平次の鋭い読みが犯人を割り出す「花見の果て」と、「生き葬い」「小便組貞女」「遠眼鏡の殿様」「妾の貞操」「猿蟹合戦」「艶妻伝」「夕立の女」の7編。 -
今日も事件、急を知らせるのは八五郎…。第3集
評判のいい米屋のご隠居が殺された。怪しいのは養子に入った主人夫婦。ところが、その主人が殺されてしまう。飼い猫の首輪が真相を明かす「猫の首環」のほか、「月待ち」「八五郎の恋人」「百草園の娘」「飛ぶ若衆」「井戸端の逢引」「雪丸の母」「八五郎子守唄」「濡れた千両箱」の8編。 -
いつの世も犯罪にお金と権力はつきもの。第5集
5年前、一万両を隠して材木商の主人が殺された。犯人と目されたのは二人の甥。一人は遠島になり、島で死亡する。5年後、今度は残った甥が殺される。一万両を巡る奇怪な事件に平次が挑む「幽霊の手紙」。ほかに、「名馬罪あり」「庚申横町」「迷子札」「平次屠蘇機嫌」「敵討果てて」「紅筆願文」「白紙の恐怖」の7編。 -
人情話もあれば、凶悪犯と決死の立ち回りも。第4集
正月明けの15日、資産家の松の木に大きな沢庵石がつり下げられた。その夜、今度は資産家を狙って大石が寝間を襲う。裏に隠された真実とは。平次が解き明かす人情話「正月の香り」にはじまり「麝香の匂い」「十七の娘」「笑い茸」「刑場の花嫁」「火遁の術」「青い帯」「酒屋忠僕」「隠し念仏」の9編。 -
愛されて26年、書き続けられた平次の物語。最終巻
鉄砲を使った殺人事件。被害者は女狂いの米屋の主人、寝ているところを殺された。大金持ちだが吝嗇家、吉原遊びも汚く、主人のせいで自殺する娘も多かった。動機は怨恨。平次の人情裁きが冴える「鉄砲の音」と「厩の火」「宿場の女」「敵討設計書」「地中の富」「美男番付」「五月人形」「美しき鎌いたち」「屠蘇の杯」9編を収めた最終巻。
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