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『同人誌・個人出版、藤崎慎吾』の電子書籍一覧

1 ~3件目/全3件

  • 遠い未来の七夕伝説

    海洋惑星ネオマルスでは、女(フェム)と男(メルー)が、交わっても子供をつくれない「別種」となっていた。わずかな陸地である島々はフェムが支配し、メルーは船で貧しい漂白生活をおくっている。それぞれに独自の世界を築き、生命工学に助けられて世代をつないでいた。両種族が顔を合わせるのは、1年に1度の3日間だけ——その間、メルーはフェムの家々を巡って「霊鎮め」の儀式を行い、港で市(フェア)を開く。年若いフェムのオリイは、毎年、霊鎮めやフェアを心待ちにしていた。なぜなら、やってくるメルーたちの中に、どうにも気になって仕方のない若者がいたからだ。やがて彼女は同じフェムである恋人の制止も振り切って、野蛮な種族とされるメルーの世界へ踏みこんでいく……。科学的な設定とお伽話が交錯する幻想SF短編。
  • 王道のファーストコンタクトSF

    勉強にも部活にも身が入らないまま、中学3年生になった春――。仁科遥馬は受験を意識し始めた同級生たちを横目に、ぼんやりと過ごしていた。ある日、理科の授業中に顕微鏡サイズの地球外知的生命体(ET)と出会う。「クマッシー」と名付けたそのETは、クマムシを馬のように操り、生物の遺伝情報や脳の活動を「音」として「聞く」ことができた。1500年前、宇宙船の操作ミスで地球に落下したのだが、太陽風のような宇宙の「風」に吹かれて漂う船のため、自力で地球から脱出できないのだという。「トランペットをうまく吹けるようにしてもらう」ことを条件に、遥馬はクマッシーが宇宙へ還るのを手助けすることになった。タンポポの綿毛みたいな宇宙船を、どうやって成層圏より高く飛ばせばいいのか? 科学部の副部長、河合琉奈の協力を得ながら、ヤル気のない遥馬の挑戦が始まった……。大人も楽しめる青少年向けSF短編。
  • 101(税込)
    著者:
    藤崎慎吾
    レーベル: Shingo Fujisaki

    近未来の妖怪退治奇譚

    顎に大きなイボのある醜い男が、黒光りする犬を連れて、稲生瑛子の家にやってきた。遺伝子のアップデートを受けられない〈ジャンクバージョン〉にちがいない。しかし男は警察の関係者で、行方不明になった一人の企業経営者を探しているのだという。それは瑛子の元不倫相手であり現在の恋人だった。警備システムの異常で家の中に閉じこめられていた瑛子は、男から不気味な話を聞かされる。どうやら彼女の家は、違法な身体改造をした外法者(げほうしゃ)の一人に取り憑かれているらしいのだ……。さほど遠くない未来の暗闇を切り取ったバイオホラー短編。

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