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『文春e-Books』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全1333件

  • 「小説家になろう」で73000ポイントを獲得している人気作『俺、勇者じゃないですから。~VR世界の頂点に君臨せし男。転生し、レベル1の無職からリスタートする~』がコミカライズ。 VR(ヴァーチャルリアリティ)MMOゲーム「テンペスト」のトッププレイヤーの主人公(ハンドル名:SR)が世界で始めてソロでのラストダンジョンクリアを達成、と同時に転生したのはさっきまでプレイしていたゲームの中!?
    このゲームを熟知した「俺」は、レベル1から無双する!

    ※こちらは無料試し読み版です。続きは製品版をご購入の上、お楽しみください。
  • シリーズ18冊
    2001,701(税込)
    著:
    阿部智里
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    ※こちらの電子書籍は2020年9月2日発売の文庫『烏百花 蛍の章』に収録している6篇のうち、1番目の短篇を電子化したものです。
    ※2020年9月2日より、カバーが変更となりました。内容については変更ございませんので、ご注意くださいませ。

    新世代和風ファンタジー「八咫烏シリーズ」外伝を電子書籍で配信!

    端午の節句で「角落とし」と呼ばれる神事の花形射手を務めた雪哉。その成長ぶりに驚いた桜花宮の筆頭女房・真赭の薄のもとに、思いがけない縁談の話が……。

    第四巻『空棺の烏』の舞台・勁草院での二年目にあたる草牙時代のエピソード。
  • シリーズ4冊
    791950(税込)
    著:
    おちR
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    【ヒロイン達のお色気増し増しの描き下ろし漫画12p付き電子限定版!!】

    「また俺、ヤっちゃいました…」系勇者様は今日も旅立てない!!

    異世界に転生した主人公は勇者となり、魔王討伐の任を受ける。
    転生者として受け入れてくれたこの世界に報いるため、旅立とうとするのだが…。
    ある時は女賢者、また別の日は幼なじみ魔法使い、そして今日は女遊び人…などなど
    魅力的なヒロインたちに誘惑されまくりで最初の村から一向に旅立てない主人公!!
    「また俺、ヤっちゃいました…」系勇者誕生!
    ※電子限定特典:描き下ろし漫画12ページ収録
    ※本編の内容は通常版と同じです
  • シリーズ3冊
    01,901(税込)
    著:
    池井戸潤
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    注目の池井戸潤最新長編を最速・無料で試し読み!
    【電子版、紙書籍版とも4月24日(水)発売】

    逆境を、越えてゆけ

    池井戸潤の最新長編の舞台は、
    「東京箱根間往復大学駅伝競走」――通称・箱根駅伝。
    若人たちの熱き戦いが、いま始まる!

    古豪・明誠学院大学陸上競技部。
    箱根駅伝で連覇したこともある名門の名も、今は昔。
    本選出場を2年連続で逃したチーム、そして卒業を控えた主将・青葉隼斗にとって、10月の予選会が箱根へのラストチャンスだ。故障を克服し、渾身の走りを見せる隼斗に襲い掛かるのは、「箱根の魔物」……。
    隼斗は、明誠学院大学は、箱根路を走ることが出来るのか?

    一方、「箱根駅伝」中継を担う大日テレビ・スポーツ局。
    プロデューサーの徳重は、編成局長の黒石から降ってきた難題に頭を抱えていた。
    「不可能」と言われた箱根中継を成功させた伝説の男から、現代にまで伝わるテレビマンたちの苦悩と奮闘を描く。
  • ※2020年8月8日より、カバーが変更となりました。内容については変更ございませんので、ご注意くださいませ。

    100万部突破! 大ヒットファンタジー「八咫烏シリーズ」
    第一部全6巻が一冊の合本に

    「八咫烏シリーズ」は、人間の姿に変身することが出来る八咫烏の一族が、異世界・山内を縦横無尽に飛びまわる、和風ファンタジー。2012年に史上最年少20歳で松本清張賞を受賞してデビューした阿部智里が毎年一冊刊行、2017年『弥栄の烏』で第一部が完結しました。平安王朝風のみやびな風俗と、日嗣の皇子・若宮と側仕えの少年・雪哉を中心とした魅力的なキャラクターたち、周到に仕掛けられた謎と、日本神話に通じる壮大な世界観をお楽しみ下さい。

    【収録作品】
    『烏に単は似合わない』(2014年6月刊、文春文庫)
    『烏は主を選ばない』(2015年6月刊、文春文庫)
    『黄金の烏』(2016年6月刊、文春文庫)
    『空棺の烏』(2017年6月刊、文春文庫)
    『玉依姫』(2018年5月刊、文春文庫)
    『弥栄の烏』(2019年5月刊、文春文庫)
  • noteでも大人気! 米マイクロソフトのエンジニアが放つ最前線の仕事術

    頭が先、手は後。一流の仕事のカギは順序にある。
    ――楠木建(経営学者)

    知的生産へのリスペクトがイノベーションの源泉だ。
    ――落合陽一(メディアアーティスト)

    「怠惰であれ!」「早く失敗せよ」――
    米マイクロソフトの現役ソフトウェアエンジニアの著者が、超巨大クラウドの開発の最前線で学んだ思考法とは?
    “三流プログラマ”でもできた〈生産性爆上がり〉の技術!

    ・試行錯誤は「悪」。“基礎の理解”に時間をかける
    ・より少ない時間で価値を最大化する考え方とは?
    ・「準備」と「持ち帰り」をやめて、その場で解決する
    ・マルチタスクは生産性が最低なのでやらない
    ・“脳の負荷を減らす”コミュニケーションの極意
    ・コントリビュート文化で「感謝」の好循環を生む……etc.

    仕事と人生を「自分の手でコントロールする」最高のスキルがここに!
  • 臨死体験をしたせいで幽霊が見えるし会話もできる!? 俺どうなっちゃうの!?

    異世界の「王国」に転生した日本の大学生、「俺」ことヒロ。臨死体験をしたせいで、「幽霊が見える、会話ができる」体質に。
    幽霊と契約しては仲間にし、「死霊術師(ネクロマンサー)」と呼ばれることに!!
    一体これからこの異世界で、ネクロマンサーの俺はどうなっちゃうの!?
  • 東京、ひとり暮らし。生きるって楽しい!!! 「新しいことに挑戦したい」アラサーつづ井さんが決めたのは、ワクワクの上京生活! 健康のためトレーニングしていたら女武闘家になってしまったり、東京の犬と触れ合いたくて悶絶したり、ひとり暮らしで衰えた表情筋を鍛えるため工夫したり……大都会で新しい自分をどんどん発見していきます! シリーズ累計90万部、「腐女子のつづ井さん」「裸一貫! つづ井さん」に続く、自由に生きる女子の日常コメディ最新作が、ついに刊行!! 描きおろし50ページ以上を収録。
  • 放送作家・鈴木おさむが引退と同時に贈る、覚悟の一冊!
    これは「小説SMAP」である。

    メンバーの脱退、トップアイドルのまさかの結婚、
    誰にも言えなかった苦悩、戦い。
    国民的スターとして沢山の夢を与えてきた彼らの全てが、
    たった一夜の「放送」で壊れていった。そして日本中が悲しんだ解散。
    彼らと20年間走ってきた放送作家にしか書けなかった奇跡の物語。
    新たなテレビ文学、ここに誕生。 その先に明日はきっと、ある……。

    目次より
    第1章 素敵な夢をかなえておくれ
    第2章 あれからぼくたちは
    第3章 世界で二番目にスキだと話そう
    第4章 1・2・3・4 FIVE RESPECT
    第5章 WELCOME ようこそ日本へ
    第6章 とってもとっても僕のBEST FRIEND
    第7章 くじけずにがんばりましょう
    第8章 20160118
    第9章 もう明日が待っている
  • シリーズ3冊
    01,100(税込)
    原作:
    半藤一利
    漫画:
    星野之宣・漫画
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    降伏か、本土決戦か。8・15をめぐる攻防が始まる! 半藤一利の傑作ノンフィクションを、SF伝奇漫画の巨匠・星野之宣が鮮烈コミカライズ。

    敗色が濃い昭和20年夏。連合国によるポツダム宣言をめぐり、受諾派と徹底抗戦派との間で鈴木貫太郎内閣の意見は真っ二つに分かれていた。無条件降伏を主張する米内海軍大臣と東郷外務大臣に対し、阿南陸軍大臣と梅津参謀総長は「国体護持」の堅持を訴え、一歩も譲らない。

    広島への原爆投下、ソ連の参戦と徐々に追い詰められるなか、いよいよ昭和天皇の“聖断”を仰ぐことに。一方、降伏を認めない陸軍将校らによるクーデター計画が、水面下で進んでいた。

    すでに二度も映画化されている終戦を巡るドラマを、コミカライズ版では幕末の「尊皇攘夷」思想から説き起こす。天皇を切り札に討幕を進めた薩長は、明治維新後も陸海軍を掌握。統帥権の名のもとに、軍を議会や内閣から独立した存在であり続けさせた。いわば“玉”を抱え込んだのだ。

    皇太子時代に第一次大戦の戦跡を訪れた昭和天皇は、戦争の悲惨さを痛感する。だが、大陸進出を押し進める軍部の膨張は歯止めがきかない。満洲事変、二・ニ六事件、日米開戦……連綿と続く軍部と天皇との緊張関係を軸に、終戦の日のドラマが幕を開ける──。

    作画を担当するのは、漫画家の星野之宣。『ヤマタイカ』『星を継ぐもの』で星雲賞コミック部門を、『宗像教授異考録』で文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。日本人として初めて、大英博物館で原画展を開催した。

    ※こちらは「無料試し読み版」となります。続きは製品版をご購入のうえ、お楽しみください。
  • 著者・阿部智里さんが監修を務めた「八咫烏シリーズ」をより楽しむための副読本!
    シリーズ公式Twitterアカウント「八咫烏の壺@yatagarasu_abc」で実施した、阿部智里さんと読者による一問一答企画を、電子書籍にまとめました。

    「八咫烏の平均寿命は?」
    「山内に温泉はありますか?」
    「雪哉たちの好きな食べ物を教えて!」
    「みんなの身長差は?」

    など、八咫烏シリーズの世界やキャラクター設定、阿部さんご自身に関する【全149問】に阿部さんが回答。
    さらに今回のために補足やまえがき&あとがきも追記した、充実の内容になっています。

    巻末には付録として、『烏に単は似合わない』『烏は主を選ばない』の人物相関図も収録。
    『烏に単は~』コミカライズを担当した松崎夏未さんのイラストを使用しています。

    ■目次
    ・まえがき
    ・阿部智里さんと読者による一問一答(全149問)
    ・『烏に単は似合わない』人物相関図
    ・『烏は主を選ばない』人物相関図
    ・おわりに
  • シリーズ2冊
    0770(税込)
    著:
    東野圭吾
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    累計290万部突破。直木賞を受賞した大ベストセラー!

    天才数学者でありながら不遇な日々を送っていた高校教師の石神は、一人娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せていた。彼女たちが前夫を殺害したことを知った彼は、2人を救うため完全犯罪を企てる。だが皮肉にも、石神のかつての親友である物理学者の湯川学が、その謎に挑むことになる。ガリレオシリーズ初の長篇、直木賞受賞作。
    福山雅治主演で2008年に映画化され、堤真一、松雪泰子の熱演も話題になった。

    ※この電子書籍は2008年8月に文藝春秋より刊行された文庫を底本としています
  • ベストセラー『東大合格生のノートはかならず美しい』の発売から六年、「東大ノート」シリーズ第三弾『東大合格生の秘密の「勝負ノート」』がいよいよ登場。今回はノートの美しさを紹介するだけでなく、東大合格生が実践していた「勝負ノート」を使った効率的な勉強法にも迫っている。年齢を問わず活用できる「学力向上の奥義」が満載だ。発売に際して、過去二作のダイジェスト版、解説記事を加えて一冊にまとめたのが、本書『東大合格生の秘密の「勝負ノート」 入門編』である。
  • 京都が生んだ、やさしい奇跡。

    ホルモー・シリーズ以来16年ぶり
    京都×青春感動作

    女子全国高校駅伝――都大路にピンチランナーとして挑む、絶望的に方向音痴な女子高校生。
    謎の草野球大会――借金のカタに、早朝の御所G(グラウンド)でたまひで杯に参加する羽目になった大学生。

    京都で起きる、幻のような出会いが生んだドラマとは――。

    今度のマキメは、じんわり優しく、少し切ない
    人生の、愛しく、ほろ苦い味わいを綴る傑作2篇。

     大学時代を京都で過ごした万城目学さんが『鴨川ホルモー』でデビューしたのは2006年。その後も『鹿男あをによし』『プリンセス・トヨトミ』など、独自の世界観と鮮烈な感性で私たちを驚かせ続けてきましたが、意外にも京都を舞台にしたのは『ホルモー六景』(2007年)が最後でした。

     その万城目さんが16年ぶりに京都に帰って来ます。収められた2篇はそれぞれ、女子高校生と男子大学生を主人公としたド直球の青春小説。まさに「ホルモー」シリーズの万城目学、再来!とも言えますが、「ホルモー」が途轍もない勢いを感じさせる作品だとしたら、本書は瑞々しい感性はそのままに、しかしどこか成熟の匂いがします。

     京都で起こる奇跡のようなフシギな出来事が、私たちの心の中にじんわりと優しく、同時になんとも切ない感情を呼び起こすのです。青春とは、人生とは、こうしたものかもしれない、そういう名状しがたい感動が心に拡がります。もしかすると、これまでのどの万城目作品にもなかった読後感かもしれません。

     鮮烈なデビューから17年。いまふたたび、万城目学に「再」入門してみてはいかがでしょうか。
  • 1,400(税込)
    著:
    市川沙央
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    私の身体は、生き抜いた時間の証として破壊されていく
    「本を読むたび背骨は曲がり肺を潰し喉に孔を穿ち歩いては頭をぶつけ、私の身体は生きるために壊れてきた。」

    圧倒的迫力&ユーモアで選考会に衝撃を与えた、第128回文學界新人賞受賞作。

    打たれ、刻まれ、いつまでも自分の中から消えない言葉たちでした。この小説が本になって存在する世界に行きたい、と強く望みました。
    ――村田沙耶香

    小説に込められた強大な熱量にねじ伏せられたかのようで、
    読後しばらく生きた心地がしなかった。
    ――金原ひとみ

    文字に刻まれた肉体を通して、
    書くという行為への怨嗟と快楽、
    その特権性と欺瞞が鮮明に浮かび上がる。
    ――青山七恵

    井沢釈華の背骨は、右肺を押し潰すかたちで極度に湾曲している。
    両親が遺したグループホームの十畳の自室から釈華は、あらゆる言葉を送りだす――。
  • シリーズ4冊
    0950(税込)
    著:
    ふせでぃ
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    貯金残高8万円、フリーター彼氏と同棲中の派遣社員・リコ(29)。
    突然のクビ宣告で崖っぷちに立たされた彼女は、帰り道にハイスぺイケメン・ツトムとぶつかってしまう。ツトムに押し切られる形で一緒に食事をとり、流されるままホテルへ。でも、彼の本性は不倫常習&盗撮マニアの最低男だった――。落ちたら最後、怒涛の勢いで「不倫沼」にハマりこんでいく超破滅的恋愛譚。

    電子版には限定でおまけ漫画が収録されています。
  • 元詐欺師による異世界ビジネスコメディ開幕!?

    日本で詐欺師だった主人公・ツカサは、追われて刺され、海に落とされてしまうのだが…
    気がついた先は、なんと異世界だった?
    お人好しでちょっと不思議なルーシアに助けられ、
    日本に似てるけどちょっと不思議な世界で、ツカサは詐欺師の技術を使って成り上がる?
    儲けるためならマルチ商法だって使っちゃう、
    目指すはこの世界一の大商人、真面目に働く詐欺師は異世界の大商人に太刀打ちできるのか!?
  • 【大容量試し読み+読みどころ紹介対談の無料ガイドブック!】

    2024年に作家デビュー50周年を迎えたスティーヴン・キング。4月8日発売予定の最新長編小説は、ハードボイルドやノワールなどの小説好きにも刺さる一作『ビリー・サマーズ』です。凄腕の殺し屋ビリーが受けた「最後の仕事」。なんと標的を待つために小説家を装うことに!? キングの世界をしっかり味わえる2章分のたっぷりした試し読みとともに、巨匠の企みに満ちたクライム・ノベルの読みどころを、長年の翻訳者・白石朗さんと担当編集者で徹底解剖します!

    ■目次より
    ◎訳者×担当編集者対談 変化球と思わせて、最後はどストライクな感動作!
    ◎新作長編試し読み『ビリー・サマーズ』(第一章、第二章)
    ◎文藝春秋のスティーヴン・キングの本

    *本書は、電子書籍オリジナル編集です。
    *新作『ビリー・サマーズ(上・下)』は文藝春秋より2024年4月8日発売予定です。
  • 1,400(税込)
    著:
    つづ井
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    「愛犬というのは、愛が犬のかたちをしているという意味です。」 いつも家族の中心にいて、ほほえみをくれた大きな犬・A。その先が短いと、ある日知らされて――…。にぎやかでやさしい、ふたりの最後の日々がはじまる。愛犬とのあたたかい記憶と介護生活、お別れの日までを描くコミックエッセイ。描きおろし60ページ以上を収録。
  • 1,599(税込)
    著:
    九段理江
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    第45回野間文芸新人賞受賞作

    「東京都同情塔」が芥川賞を受賞して更なる注目を集める著者が、
    ほとばしる想像力で描く、馬と人類の壮大な歴史をめぐる物語。

    太古の時代。「乗れ!」という声に導かれて人が初めて馬に乗った日から、
    驚異の物語は始まる。この出逢いによって人は限りなく遠くまで
    移動できるようになった――人間を“今のような人間”にしたのは馬なのだ。
    そこから人馬一体の歴史は現代まで脈々と続き、
    しかしいつしか人は己だけが賢い動物であるとの妄想に囚われてしまった。
    現代で競馬実況を生業とする、馬を愛する「わたし」は、人類と馬との関係を
    取り戻すため、そして愛する牝馬<しをかくうま>号に近づくため、
    両者に起こったあらゆる歴史を学ぼうと
    「これまで存在したすべての牡馬」たる男を訪ねるのだった――。
  • 1,801(税込)
    著:
    坂木司
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    とある高校の喫茶部。それぞれ好みのおやつを持ち寄る四人は、
    不思議な噂を耳にする。
    「うまい棒一本で、世界の秘密がわかるらしい」
    それはただの都市伝説か、それとも――!?
    ゆる部活のメンバーがたどりついた「答え」とは。

    「おやつ部」のメンバーが、世界の謎にゆるく挑む。
    スナックをつまむ指先が光るのは、油のせいだけじゃない、かも。
    おいしく楽しく、ときどき切ない5つの物語。

    うまい棒一本で、世界の秘密がわかるらしい――
    学内で囁かれる噂の真相とは?(「うまいダッツ」)

    おばあちゃんが失くしたブローチを探すことになったおやつ部の面々。
    探し物の過程で見えてきたものとは。(「チロル・ア・リトル」)

    お菓子当てクイズに参加することになった四人。
    果たして、その勝敗はいかに。(「バカみたいにウケない」)

    SNS上の友達と気まずくなってしまったメンバー。
    会いたくない彼女と会いたい彼女、それぞれの理由とは。(「それは王朝の」)

    学年が上がり、初めてできた後輩。
    しかし彼らは全員、妙にまじめで――。(「百年の愛」)
  • シリーズ8冊
    0691(税込)
    原作:
    司馬遼太郎
    漫画:
    鈴ノ木ユウ
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    12歳、「坂本の寝小便ったれ」とからかわれ泣かされる。字を満足に覚えられず寺子屋の師匠に見捨てられる。そんな竜馬だが母の死を受け入れることをきっかけに強い男へと変わっていく。
    17歳、強くなった竜馬と武市半平太、岡田以蔵との出会い――そして江戸へ。

    司馬遼太郎の傑作歴史小説を初の漫画化。坂本竜馬の奇跡の生涯を『コウノドリ』の作者・鈴ノ木ユウが描く、幕末大河コミック第1巻!
  • 〈どくいり きけん よんだら 死ぬで〉

    グリコ・森永、阿部定、三億円、よど号、口裂け女……。昭和の御世を彩った有名すぎる怪事件の「局所」に切り込む、前代未聞のコミック事件簿!?

    舞台は週刊誌編集部。新人男性記者と先輩女性記者がコンビを組み、昭和の時代に起きた怪事件の、セピア色に染まった“真相”に迫ります。

    昭和元年(大正15年)12月25日に起きた「新元号誤報事件」から始まり、「阿部定」「津山30人殺し」など戦前の猟奇事件、「帝銀」「下山」など占領期の難事件、「三億円」「グリコ・森永」など未解決事件、「口裂け女」「エリマキトカゲ」など珍事件まで、64年にわたる昭和の御世に起きた怪事件を総ざらい。珍事件、怪事件、未解決事件でたどる昭和グラフィティ!

    『有名すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。』シリーズの著者ドリヤス工場の最新刊。本作は、文豪たちの仰天エピソードを盛り込んだ文壇事件簿『文豪春秋』の続編という体裁でもあります。

    【本書で取り上げる昭和の怪事件30】
    光文/煙突男/大森銀行ギャング/白木屋火災/忠犬ハチ公/阿部定/恋の樺太逃避行 /津山三十人殺し/ひかりごけ/接吻映画/帝銀/下山/金閣寺放火/アナタハンの女王 /太陽族/南極犬タロとジロ/永仁の壺/名張毒ぶどう酒/金嬉老/三億円/よど号/目玉男/グアム島の横井さん/あさま山荘/金大中/ロッキード/口裂け女/グリコ・森永 /エリマキトカゲ/机「9」文字
  • アラフォー女ひとり、京阪神を食べ歩き♪ いつもの日常をそっと抜け出す、おひとり旅コミックエッセイ! 20代の頃はインドア派で満足していて、ほぼ旅行に行っていなかったおづさん。でも30代を過ぎてだんだん旅に興味が湧いてきて…? そんな旅ビギナーの著者が京都、大阪、兵庫でのひとり旅に挑戦!
    「京都で6店19個!! パン買い歩き」「大阪・15年越しのあこがれカップケーキ」「兵庫で夏のリフレッシュ温泉」「神戸ときめきアンティーク探し」など、京阪神の6ヶ所を訪れます。楽しい旅コラムもたっぷり収録で、オールカラー&50ページ以上を描きおろし!!  『ゆるりより道ひとり暮らし』『おひとりさまのゆたかな年収200万生活』など、ひとり暮らしエッセイで大人気・著者累計30万部のおづまりこ最新作!
  • 2017年は、どんな電子書籍が読まれたのでしょうか?
    文藝春秋の電子書籍約3500点のダウンロード数を元に集計した、電子書籍ベスト100です。

    巻末には、文藝春秋が積極的に取り組んでいる、電子オリジナルのコンテンツ「文春e-Books」レーベルのベスト20も収録しました。

    世代を超えて読まれている作品、新しい試みなど、バラエティに富んだランキングになっているのが今年の特徴です。
    是非、1冊でも多くの作品に「電子書籍」で触れてみて下さい。

    又吉直樹/村田沙耶香/村上世彰/堀栄三/中野信子/星野源/池上彰/高田かや/横田増生/小松左京/ピーター・ナヴァロ/半藤 一利/千葉雅也/堂場瞬一/村上春樹/小松 左京/雫井脩介/池井戸潤/宮下奈都/阿部智里/エドワード・ルトワック/井上智洋/乾くるみ/桜玉吉/橘玲/冨山和彦/ちきりん/セキュリティ集団スプラウト/角田光代/三好徹/湊かなえ/内田樹/山本七平/米原万里/山中伸弥/羽生善治/是枝裕和/山極壽一/永田和宏/山口かこ/柳澤健/濱嘉之/岩瀬大輔/西原理恵子/伊藤祐靖/中山七里/ルトガー・ブレグマン/立花隆/岩波明/英『エコノミスト』編集部/池波正太郎/五味洋治/清水潔/植村直己/誉田哲也/石田衣良/ピエール・ルメートル/横山秀夫/西川美和/伊坂幸太郎/重松清/沼田真佑/司馬遼太郎/小林カツ代/歌野晶午/みうらじゅん/勝間和代/ぱぷりこ/堀江貴文/西アズナブル/近藤誠/伊藤詩織/奥田英朗/エマニュエル・トッド/黒川博行/磯田道史
  • 母・樹木希林と 父・内田裕也を たてつづけに喪った。
    虚しさ、混乱、放心状態、ブラックホール……。

    「人生の核心的登場人物を失い空っぽになった私は 人と出会いたい、と切望した」

    谷川俊太郎 小泉今日子 中野信子 養老孟司 鏡リュウジ 坂本龍一 桐島かれん 石内 都 ヤマザキマリ 是枝裕和 窪島誠一郎 伊藤比呂美 横尾忠則 マツコ・デラックス シャルロット・ゲンズブール

    独りで歩き出す背中をそっと押す、15人との〈一対一の対話〉
  • 1,901(税込)
    著:
    今村昌弘
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    『屍人荘の殺人』の著者が仕掛ける
    ジュブナイル×オカルト×本格ミステリ

    小学校最後の夏休みが終わった。小学校卒業まであと半年。
    ユースケは、自分のオカルト趣味を壁新聞作りに注ぎ込むため、“掲示係”に立候補する。この地味で面倒だと思われている掲示係の人気は低い。これで思う存分怖い話を壁新聞に書ける!……はずだったが、なぜか学級委員長をやると思われたサツキも立候補する。

    優等生のサツキが掲示係を選んだ理由は、去年亡くなった従姉のマリ姉にあった。
    マリ姉は一年前の奥神祭りの前日、グラウンドの真ん中で死んでいた。現場に凶器はなく、うっすらと積もった雪には第一発見者以外の足跡は残されていなかった。犯人はまだ捕まっていない。

    捜査が進展しない中、サツキはマリ姉の遺品のパソコンの中に『奥郷町の七不思議』のファイルを見つける。それは一見地元に伝わる怪談話を集めたもののようだったが、どれも微妙に変更が加えられている。しかも、『七不思議』のはずなのに六つしかない。

    マリ姉がわざわざ『七不思議』を残したからには、そこに意味があるはず。
    そう思ったサツキは掲示係になり『七不思議』の謎を解こうとする。ユースケはオカルト好きの観点から謎を推理するが、サツキはあくまで現実的にマリ姉の意図を察しようとする。その二人の推理を聞いて、三人目の掲示係であるミナが冷静にジャッジを下す……。

    死の謎は『奥郷町の七不思議』に隠されているのか? 三人の“掲示係”が挑む小学校生活最後の謎。
    こんな小学6年生でありたかった、という思いを掻き立てる傑作推理長編の誕生です。
  • 衝撃の告発と自身の半生を辿る

    ジャニー喜多川氏の性加害を実名・顔出しで告発して「山」を動かした元ジャニーズJr.、カウアン・オカモト氏。オカモト氏が赤裸々に明かす、ジャニーズ性加害の実態と、波乱の人生。

    目次
    第一章 Baby
    ジャニーさんからの電話/五千人の前でアカペラ/いきなりジャニーさんのマンションへ
    第二章 ブラジル団地
    日系ブラジル人の両親/日本人との違い/ドロップアウト/音楽が支えだった
    第三章 Junior
    名古屋ジュニア/ユーは黒色だよ/「おいっ!テメェ!こっち来い!」/上京しないとキツいね/バイトジュニア
    第四章 YOU
    「マンション」と「プール」/カウアン、早く寝なよ/全部で十五~二十回/それでもジャニーさんに……
    第五章 退所
    グループに人生を預けられない/YouTubeもダメだって/ユー、ヤバいよ/元ジャニーズの仲間と/ジャニーさんの死
    第六章 告発
    パニック障害/もう自分に嘘はつきたくない/きっかけはキンプリ/ガーシーとのコラボ/文春での告発/母への告白
    第七章 記者会見
    ものすごいスピード感/真実を伝える/もし、入所前に報じられていたら/山が動いた
    第八章 カウアン、国会へ行く
    ジュリーさんとの対面/第一歩のはじまり/再発したパニック障害/被害者四人の署名活動
    第九章 これから
    目標は、ラテン・グラミー賞/日本国籍
  • 1,801(税込)
    著:
    米澤穂信
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    米澤穂信、初の警察ミステリ!

    二度のミステリーランキング3冠(『満願』『王とサーカス』)と、『黒牢城』では史上初のミステリーランキング4冠を達成した米澤穂信さんが、ついに警察を舞台にした本格ミステリに乗り出しました。

    余計なことは喋らない。上司から疎まれる。部下にもよい上司とは思われていない。しかし、捜査能力は卓越している。葛警部だけに見えている世界がある。
    群馬県警を舞台にした新たなミステリーシリーズ始動。

    群馬県警利根警察署に入った遭難の一報。現場となったスキー場に捜査員が赴くと、そこには頸動脈を刺され失血死した男性の遺体があった。犯人は一緒に遭難していた男とほぼ特定できるが、凶器が見つからない。その場所は崖の下で、しかも二人の回りの雪は踏み荒らされていず、凶器を処分することは不可能だった。犯人は何を使って“刺殺”したのか?(「崖の下」)

    榛名山麓の〈きすげ回廊〉で右上腕が発見されたことを皮切りに明らかになったばらばら遺体遺棄事件。単に遺体を隠すためなら、遊歩道から見える位置に右上腕を捨てるはずはない。なぜ、犯人は死体を切り刻んだのか? (「命の恩」)

    太田市の住宅街で連続放火事件が発生した。県警葛班が捜査に当てられるが、容疑者を絞り込めないうちに、犯行がぴたりと止まってしまう。犯行の動機は何か? なぜ放火は止まったのか? 犯人の姿が像を結ばず捜査は行き詰まるかに見えたが……(「可燃物」)

    連続放火事件の“見えざる共通項”を探り出す表題作を始め、葛警部の鮮やかな推理が光る5編。
  • 『そして、バトンは渡された』『夜明けのすべて』の著者による書下ろし長編

    いまを生きる私たちの道標となる物語の誕生!

    「明日が怖いものではなく楽しみになったのは、あの日からだよ」
    今でもふと思う。あの数年はなんだったのだろうかと。
    不自由で息苦しかった毎日。
    家で過ごすことが最善だとされていたあの期間。
    多くの人から当たり前にあるはずのものを奪っていったであろう時代。
    それでも、あの日々が連れてきてくれたもの、
    与えてくれたものが確かにあった――。

    【著者より】
    何かと制限され思いどおりに過ごせない毎日を、大人も子どもも、
    誰しもが困難を抱えながら進んできたと思います。
    そして、これから、また違う日々に向かわないといけない中で、
    ほんの少しでも明るいものを差し出せる物語になれれば。
    そう思っています。
    明日が怖いものではなく楽しみになったのは、あの日から――
    『そして、バトンは渡された』『夜明けのすべて』の著者による書下ろし長編。
  • ファイターズが総工費600億円を投じて完成したES CON FIELD HOKKAIDO。
    資金調達、建設地探し……無数のタスクに立ち向かい、
    大志を形にした男たちの物語。
    ――あなたの心にフロンティアはありますか?
    『嫌われた監督』『虚空の人』著者による感涙ノンフィクション!

    【著者略歴】
    ノンフィクション作家。1977年千葉県生まれ。名古屋外国語大学卒業後、
    日刊スポーツ新聞社でプロ野球担当記者を16年経験。
    2016年に退社し、Number編集部を経て現在フリー。
    『嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか』でミズノスポーツライター賞、
    大宅壮一ノンフィクション賞、講談社 本田靖春ノンフィクション賞、
    新潮ドキュメント賞を受賞。最新刊に『虚空の人』(ともに文藝春秋刊)。
  • シリーズ6冊
    01,100(税込)
    著:
    つづ井
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    ※こちらは無料試し読み版です。続きは製品版を購入の上、お楽しみください。※

    アラサー×おひとりさま×オタク=毎日生きるのがたのしい~!!!
    どすこい!!! 「魂がオタク」なアラサー女子の、押しも押されもせぬ日常!!! 著者累計35万部・大ヒット『腐女子のつづ井さん』の著者が描く、コミックエッセイ新シリーズがついに開幕!!

    あまりに身辺情報の少ない俳優にハマってしまったつづ井さん。彼にまつわるネット上の情報はすべて把握し、観劇に月々の出費の大半を捧げ、彼について他の人と話したくて自分の中に架空の人格を作り出すも、報われない日々――。
    情緒が大変なこともあるけれど、自分のお尻を育てたり、友達のオカザキさんやMちゃんと夜の公園で全力で遊んだり、異性と話すリハビリとして街コンに参加したり……不思議なくらい、生きるのが楽しい~!!!
    つづ井さんと仲間たちが工夫して日常を楽しむ姿に、笑って癒されて元気がもらえる、全く新しいアラサー女子のエッセイ漫画!

    「CREAweb」第1位の大人気連載に加え、「推している俳優さんから○○が来た話」「常軌を逸したプレゼントをもらう、つづ井さんの誕生日」ほか、感動の描きおろしエピソードを50ページ以上収録!! (※本書は完全な新シリーズです。オタクの方も、オタクでない方も、『腐女子のつづ井さん』を読んでいなくても200%楽しめます!)
  • シリーズ2冊
    0801(税込)

    映画2023年2月17日公開。池井戸潤による原点にして最高峰とも言えるベストセラーミステリー小説、コミカライズ。
    「現金が足りないんです」。銀行の支店で起こった現金紛失事件。捜索の結果、当日の日付の入った札束の帯封が女子行員のバッグの中から発見され、疑いがかかる。女子行員は盗ったことを否定し、ミスを隠したい銀行は支店長らが金を出し合って補填をすることに。そのうち、別の男性行員が失踪――。東京第一銀行長原支店――中小企業や町工場がひしめき合う場所に立地し、それらの顧客を主な取引先とする銀行を舞台に、“たたき上げ”の誇り、格差のある社内恋愛、家族への思い、上がらない成績……事件の裏に透ける行員たちの人間的葛藤を描く。
    銀行という組織を通して、普通に働き、普通に暮すことの幸福と困難さに迫った傑作ミステリー。

    ※こちらは「無料試し読み版」になります。続きは製品版をご購入のうえ、お楽しみください。
  • “家族のかたち”を守るため、あの日わたしは自分を殺した。
    親との関係に悩むすべての人へ。
    ――失われた感情を取り戻す、ヤングケアラーの実録コミック!

    統合失調症の母、家庭に無関心な父、特別扱いされる弟、 認知症の祖父――
    ゆいは幼稚園のころから、買い物・料理・ そうじ・洗濯
    など家族の世話を一手に担っている。
    母親の暴力に耐えながら「子どもらしさ」を押し殺して
    生きるのに精一杯だった彼女の子ども時代と、
    成人してからの「ヤングケアラー」としての自覚。
    仕事、結婚、子育てを通じて、悩みにぶつかりながらも
    失われていた感情を取り戻すまでの再生の物語です。

    『精神科ナースになったわけ』
    『まんが やってみたくなるオープンダイアローグ』( 共著:斎藤環)ほか
    医療系コミックで累計25万部の著者が、2年以上の当事者取材から描きおろす最新作です。
    「ヤングケアラー」について理解を深めるコラムや、ヤングケアラー支援団体の紹介ページも収録。
    (※10代の当事者も読めるよう、総ルビとなっています)
  • シリーズ5冊
    0950(税込)
    作画:
    山崎紗也夏
    原作:
    鈴木大介
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    『最貧困女子』『ギャングース(漫画原作)』などの著者、鈴木大介の未成年援デリ部隊のリーダー・里奈の生き様を書いた初小説『里奈の物語』を、『シマシマ』『サイレーン』『レンアイ漫画家』などを描いた山崎紗也夏がコミカライズ。

    ファミレスを拠点に売春をする援デリ軍団。
    客とのトラブルは日常茶飯事。時にヤクザと揉め、時に裏家業人と渡り合い、自分達の居場所を精一杯確保する少女達。
    リーダーの里奈はこんな場所だが少しでも良い環境にと奔走するが、それは彼女達が嫌う「組織」を作ることになっていく――

    強くなければ生きていけない世界で生きる少女達の物語。
  • 「人工知能の巨人」が放つ「なぜ?の科学」の革命的な入門書!

    「私自身、この本の解説を書くことが憚られるくらいの凄い内容」
    ――松尾豊氏(人工知能学者・東大大学院教授)絶賛!

    米Amazonでは1256レビュー、4.5★。ポピュラーサイエンスの世界的ベストセラー!

    ・今までの統計学では答えられなかった「なぜ?の科学」とは?
    ・それは3段の「因果のはしご」を使って説明できる
    ・著者は人工知能界のノーベル賞にあたるチューリング賞受賞!
    ・現在のデータ主義には限界がある。それを乗り越える「因果推論」とは?
    ・その商品が売れた理由をどう分析し、新たな儲けにつなげるか?
    ・公衆衛生におけるベストな選択肢の考え方とは?
    ・人間のように考えられる人工知能=強いAIはつくれるか?
    ・そもそも私たち人間はどのように「因果関係」を考えているのか?

    統計学とデータ分析を超えた新たな学問の誕生!

    人工知能と人類の未来を知るために、なくてはならない一冊。

    データ分析、マーケティング、意思決定に携わるビジネスパーソンも必読!
  • 50歳目前で双子を授かった元・鬼畜漫画家の、超大変&ドラマティックな出産・育児コミック。電子版はカラー&モノクロ構成。

    元・鬼畜漫画家の“やすお”が50歳を目前にようやく授かった双子は、胎内でTTTS(双胎間輸血症候群)という一卵性双生児特有の病気にかかっていた。妻の“クチ子”は「特殊漫画家のお前がせっせと描いた鬼畜漫画のカルマ返りだ」と憤慨し、やすおは「二人の血液型は適合してるんでしょうか」とトンチンカンな疑問を呈する……。

    病院をたらい回しされた末、ついに最先端医療設備と名医たちに出会う。クチ子は双子の命を救うべく、レーザー手術に臨む。胎児の心音を耳にしたやすおは、窓の外にみじんこが浮遊する光景を幻視する……。

    手術は無事成功するが、クチ子は身体にチューブや介助器具が取り付けられた「スパゲティー状態」に。身動きも寝返りも許されず、一つ間違えば流産の危険が迫る「暗黒の4日間」が始まる。その枕元へ、死去したはずの伯父さんが神主姿で現われ、「なーんもすんぱいね。もーすぐ夜が明けっから」とのたまうのだった……。

    いよいよ出産間近。再入院したクチ子は、予定日前に破水する。すぐにやすおに電話するが、泥酔していたやすおは起きる気配がない。翌朝、緊急の帝王切開手術が開始される。果たしてお腹の双子の運命やいかに……!

    1998年に元妻のねこぢるが死去した後、再婚した山野一が、双子生誕までの超“こっぴどい”日々を克明に、かつ自虐と諧謔を交えて描く。

    ※こちらは「無料試し読み版」となります。続きは製品版をご購入のうえ、お楽しみください。
  • シリーズ3冊
    0850(税込)
    作:
    櫛木理宇
    漫画:
    河野那歩也
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    2022年夏、連続ドラマ化。原作・櫛木理宇(『死刑にいたる病』)、作画・河野那歩也(『監禁嬢』)のパニックサスペンス。
    一九七九年・六月。亡き妻・節子の田舎である鵜頭川村へ、三年ぶりに墓参りにやってきた岩森明と娘の愛子。
    突如、山間の村は豪雨に見舞われ、一人の若者の死体が発見される。村の有力者・矢萩吉朗の息子で問題児の大助が犯人だと若者たちは息巻くが、矢萩家に誰も反抗できず、事件はうやむやとなる。
    抱えていた家同士の対立が顕在化し出し、若者たちは自警団を結成する――。
    孤絶した村で巻き起こる狂気の惨劇。
  • 戦争で引きさかれた父と子。不朽の傑作をコミカライズ
    1966年、中国では文化大革命の嵐が吹き荒れる。日本人であるが故に内モンゴルの労働改造所へ送られた陸一心の運命は?
     
    ※こちらは「無料試し読み版」となります。続きは製品版をご購入のうえ、お楽しみください。
  • 2016年から東京大学で開講されている人気講義「ボーカロイド音楽論」。
    毎年初回の授業は数百人が受講、オンラインでは千人を超える視聴者が聴講することも。
    初音ミクでスタートした講義はフロイトやラカン、ソシュール、いったいどこまで広がっていくのか……。
    2020年代の「教養」のすべてがこの一冊にある。

    プロローグ
    第1部 アンチ・セクシュアルの時代
    1章 ハチ=米津玄師論 
    2章 近代的主体と「裏表ラバーズ」 ~wowaka論~
    3章 厨二病はなぜ中2で発症するのか? ~初音ミク小論~ 
    4章 人のセックスを笑うな ~DECO*27小論~ 
    5章 成熟と喪失 ~みきとP小論~ 
    6章 融ける世界とフロイト ~kemu小論& はるまきごはん小論~

    第2部 2020年代のジェンダー/セクシュアリティ論
    7章 2020年代のジェンダー/セクシュアリティ論入門 ~flower小論~ 
    8章 (言語という)かなしみのなみにおぼれる~あるいは「Neruによるラカン」~ 
    9章 「東京テディベア」論 ~あなたの身体は誰のものか~ 
    10章 サブカルチャーと書いてフェミニズムと読む 

    第3部 あらかじめ思い出だったすべての声のために
    11章 身体のディスコミュニケーション ~表象文化論入門~ 
    12章 声の肌理という神話(を引き剥がす) ~現代押韻論~ 
    13章 残響論 ~Orangestar小論~
    14章 音楽と涙の区別がつかない ~録音音楽と時間~
    15章 ポケットが虹でいっぱい ~ぽわぽわP論・前編~
    最終章 Human ~ぽわぽわP論・後編&ボーカロイド音楽論~ 
    エピローグ
  • 二宮和也主演で映画化!奇跡の実話をコミカライズ

    シベリア抑留中に死んだ仲間の遺書を、厳しい監視網をかい潜り、驚嘆すべき方法で日本へ持ち帰った男たちがいた。勇気と知性の物語。

    「ダモイ(帰国)の日は必ず来ます」元一等兵、山本幡男はシベリアの強制収容所(ラーゲリ)で死と隣り合わせの日々を送りながらも希望を捨てず、仲間を励まし続けました。

    しかし、過酷な捕虜生活が山本の体を蝕みます。死期を悟った山本は4通の遺書を記し、日本の家族に届けるようにと遺言し、息を引き取ります。

    ラーゲリでは、文字を書き残すことはスパイ行為として厳禁され、帰国する時も紙一枚持ち出すことは許されませんでした。しかし、仲間たちは驚くべき方法で山本の遺書を日本へと持ち帰り、終戦から12年後に遺族のもとへと届けたのです。一体、どうやって……!?

    1990年に大宅賞を受賞した原作は、現在も版を重ねる傑作ノンフィクション。極寒、飢餓、重労働に屈しなかった男たちの勇気と知性の物語は、戦争を知らない世代にも感動を与え続けています。

    今冬には「ラーゲリより愛を込めて」として映画公開も決定。主演は「硫黄島からの手紙」の二宮和也。映画とのメディアミックスにより、より幅広い読者に届けられればと考えています。

    ※こちらは「無料試し読み版」となります。続きは製品版をご購入のうえ、お楽しみください。
  • シリーズ2冊
    01,001(税込)
    原作:
    馳星周
    漫画:
    村上たかし
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    馳星周の直木賞ベストセラーを、『星守る犬』の村上たかしが感涙コミカライズ!

    傷つき、悩む人々に寄り添う、一匹の犬がいた──。『少年と犬』は、東日本大震災で飼い主と別離した一匹の犬「多聞」が、さまざまな人々との出会いと別れを繰り返しながら、東から西へと旅する物語です。

    家族のために犯罪に手を染めた男、外国人窃盗団のリーダー、男に貢ぐ風俗嬢、死期を悟った老猟師、震災で心を閉ざした少年……旅の途中で多聞が遭遇するのは、傷つき、悩み、惑う人々です。彼ら彼女らは、多聞によって心を洗われ、勇気と愛をもらいます。東北から本州を縦断、ひたすら南西へと向かう多聞が目指す“目的地”とは──。

    人間という愚かな存在を、犬の視線を通して描いた珠玉の連作集。原作は2020年に第163回直木賞を受賞、25万部を超えるロングセラーとなっています。

    コミカライズを担当したのは、ベテラン漫画家の村上たかし。すべてを失った中年男と愛犬との最後の旅を描いた『星守る犬』シリーズが100万部の大ヒットとなり、映画化もされました。

    抑制の効いた語り口でドラマを紡いだ原作を踏襲しつつ、きめ細やかな作画力で、感動的にコミカライズしました。犬好き、マンガ好き、文芸ファンだけでなく、幅広い読者を引きつける魅力にあふれた作品です。

    ※こちらは「無料試し読み版」となります。続きは製品版をご購入のうえ、お楽しみください。
  • \\2019年「本屋大賞」 大賞受賞//

    2019年本屋大賞、TBS「王様のブランチ」ブランチBOOK大賞2018、紀伊國屋書店・キノベス!2019の3冠受賞作!
    世代を超えて支持される感動作の、冒頭部分を試し読み!


    ■あらすじ
    私には父親が三人、母親が二人いる。家族の形態は、十七年間で七回も変わった。これだけ状況が変化していれば、しんどい思いをしたこともある。新しい父親や母親に緊張したり、その家のルールに順応するのに混乱したり、せっかくなじんだ人と別れるのに切なくなったり。(本文より)

    幼くして実の母親を亡くし、様々な事情で血の繋がらない〈親〉たちの間をリレーされ、四回も苗字が変わった優子だが、決して不幸だったわけではない。
    〈親〉たちの愛を一身にうけて、〈親〉たちのことも愛して、いま十七歳の優子は幸せなのだ。

    たくさんの〈親〉たちにリレーされて育った優子。数奇な運命をたどったけど全然不幸じゃなかった少女の物語。

    身近な人が愛おしくなる、著者会心の感動作!
  • 「生きることって結局は楽しいんだよ」
    音楽と娘と自分の人生を真摯に愛する規格外な母リョウコの
    まるで朝ドラのような人生!
    ******
    「リョウコ」とは、漫画家・ヤマザキマリの今年で86歳になる「規格外」な母親のこと。
    昭和35年、リョウコが27歳の時、勝手に仕事を辞め、新設された札幌交響楽団で
    音楽をやるため、半ば勘当状態で家を飛び出した。
    新天地・北海道で理解者となる男性と出会い結婚するものの早逝され、
    シングルマザーとしてふたりの幼い娘を抱えることとなる。

    戦後、まだまだ女性が仕事を持つのが難しかった時代。
    ヴィオラの演奏家という職業を選び、家族を守るために、大好きな音楽を演奏するために、
    リョウコが選んだ道は平坦ではなかった。鼻息粗く自分の選んだ道を邁進し、
    ボーダレスな家庭の中で子供を育てあげた破天荒・母リョウコの人生を、娘マリが語る。

    見本となるような「いい母親」ではなかったけれど、
    音楽と家族を愛し、自分の人生を全うする、ぶれないリョウコから
    娘マリが学んだ、人生において大切なこととは?
    昭和を駆け抜けたリョウコの波瀾万丈な人生!
  • 950(税込)
    2024/4/30 (火) 配信予定
    著:
    川瀬はる
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    佐々木ムギ33歳、しっぽ有。
    休日は高校からの付き合いである後輩兼親友のれんげと喫茶店を巡り、平日は山吹さん(前向きな朗らかさん)、小石さん(「ふつう」を愛する世話焼き)、土屋さん(何かありそう)という愛すべき3人の先輩おばあちゃんズと、図書館の修復室で働きながら比較的穏やかに暮らしている、はずだった。
    電車の中でしっぽをディスられたり漠然と異物扱いされたりするうち、自虐癖が身についてしまったムギ。しっぽを取るか否か悶々としながら過ごす中、悪意なき小石さんとの衝突をきっかけにムギの中に変化が起こり……
    「いくつになっても、文字通り生まれ変われる気がしてきた(30代女性)」「娘と一緒に読んでます(40代男性)」等々、文春オンラインのコミックサイトBUNCOMI上で反響を呼んだ「脱・自虐」コミック連載が、ついに一冊に!

    「他人や自分と向き合うというのは勇気がいることだけど、案外悪くない。そう気付かせてくれる、じんわり温かな優しいお話でした。」――帯コメントは、朗らかさとデリケートさが同居する演技が心をとらえて離さない俳優・伊藤沙莉さん。

    「なんとなく気分が上がらないな~」という日にこそ、ぜひページをめくってみてください。
    <電子版には、ムギ達の暮らす野川市周辺マップがカラーで収録されています!>
  • シリーズ55冊
    200801(税込)
    編:
    文藝春秋
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    ◆新連載
    ・寺地はるな「リボンちゃん」
    幼い頃から美しいものが大好きで、頭のリボンがトレードマークの百花。数年ぶりに伯母の加代子に呼ばれ、彼女が営むテーラー城崎を訪れると、ある女性が若い頃に愛用していたビスチェのリフォームを頼まれて……

    [はじまりのことば]
    「下着」と聞いて思い出したのは、“ミジンコの刺繍”をしたキャミソール! 女性の下着はキュートでセクシー? そんな固定観念を解きほぐす新連載の始まりです

    ◆PICK UP
    ・宮島未奈「婚活マエストロ」
    祝・2024年本屋大賞受賞!! 『成瀬は天下を取りにいく』が爆走中の宮島未奈が贈る、最強の〈婚活エンタメ〉

    ・小田雅久仁「夢魔と少女〈中篇〉」
    大男に監禁された美少女を前に、夢魔たる私に何ができるのか? イチかバチかで夢に入り込むことにした私は……

    ◆最終回
    ・朝倉かすみ「よむよむかたる」
    ついに公開読書会当日。亡きマンマへの想いを胸に、読む会の面々は晴れ舞台で言葉を紡ぐ。感涙のフィナーレ!

    ・矢月秀作「桜虎の道」
    託された遺言書の中身、そして狂気を帯びた元ギャング・平尾の行く末は? 桜田の闘い、堂々完結

    ◆有栖川有栖デビュー35周年記念トリビュート
    ・白井智之「ブラックミラー」
    あなたが二日前に会った友人に、おかしなところはなかったですか? 警察に問われた僕は、あの日会った彼に対して抱いた違和感を思い出し……

    ・夕木春央「有栖川有栖嫌いの謎」
    有栖川有栖だけはおすすめしない――ずらりと並んだコレクションの前でそう強弁する男、彼は一体何を隠しているのか

    ◆読みきり
    ・コウイチ「金曜日のミッドナイト」
    テレビの取材でとある町にやってきたディレクター。住民たちに話を聞いて回るが――ここは、何かがおかしい

    ◆ロングインタビュー
    作家の書き出し Vol.30 取材・構成 瀧井朝世
    ・千葉ともこ
    闘う者たちは誓った。命を賭して、この大乱を終わらせる――胸熱の歴史エンターテインメント『火輪の翼』が生まれた背景に迫る!

    ◆book trek
    ・外山薫『君の背中に見た夢は』

    ・金子玲介『死んだ山田と教室』

    ・逢崎遊『正しき地図の裏側より』

    ◆グラビア&エッセイ
    ・岩井圭也「知の野人 南方熊楠を訪ねて」
    「我は、この世界を知り尽くしたい」――博物学の巨星・南方熊楠が採集し遺した膨大な記録と対峙したとき、見えてくるものとは? 岩井圭也の和歌山紀行

    ◆レビュー
    ・安島隆「ところで、好きな本はなんですか?」

    ・白石直人「世界を見渡すためのブックガイド」
    [第12回]科学とは何なのか ~科学哲学の世界

    ◆連載小説
    ・門井慶喜「天下の値段 享保のデリバティブ」
    米価低迷、その原因は堂島米市場にあり? 苛立ちを募らせた大岡忠相はついに江戸商人を大坂へと差し向ける

    ・一穂ミチ「アフター・ユー」
    闇雲に車を走らせる青吾の目に飛び込んできた電話ボックス。思わず中に入った青吾の指はつい多実の番号を押し……

    ・大木亜希子 料理監修:今井真実「マイ・ディア・キッチン」
    ついにレストランの営業が再開! 料理を任された葉は熱心に仕事に励むが、母親が突然福岡からやってきて――

    ・伊岡瞬「追跡」
    人に尻拭いをさせておきながら、その恩も忘れて増長し、挙句の果てに裏切った。あいつだけは絶対に許さない

    ・夢枕獏「ダライ・ラマの密使」
    シャンバラへの道は、はかなく遠い。それでも、そこへゆかねばならぬ者たちがいた

    ◆対談
    ・高瀬隼子×大前粟生「怖くてあたたかい小説の世界」
    互いの新刊『め生える』『チワワ・シンドローム』を「怖い!」と評し合うお二人の創作の秘密に迫る初対談

    ◆エッセイ
    ・藤田真央「指先から旅をする」

    ・稲田俊輔「食いしん坊のルーペ」
    [第21回]とんこつ遺伝子
    [第22回]羊肉期の終り

    ・今井真実「ひとりでまんぷく」
    [第6回]帰りの空港で味わった、つるつる博多うどん
  • シリーズ39冊
    6122,400(税込)

    南アフリカ戦での奇跡の勝利で盛り上がるラグビー日本代表。日本ラグビーの歴史を変えた、指揮官エディー・ジョーンズのW杯直前インタビュー、主将、リーチ・マイケルと魂のキッカー、五郎丸歩の対談、日本代表全31選手名鑑、トンガ、アメリカなど対戦国の徹底分析、それぞれの試合の見所など、この一冊でラグビーW杯イングランド大会と日本代表の全てが分かる、完全読本です。(※電子版からは応募できないプレゼントなどがあります)
  • 現代社会でかき消されがちな小さな声に耳を澄ませる――
    なにかを美しいと感じると呼吸が深くなる――

    深い感動を呼んだデビュー作『ここじゃない世界に行きたかった』から3年。
    総フォロワー数15万人超のSNSで、ライフスタイルから社会に対する問題提起まで、独自の視点が人気を博す著者が贈る新世代エッセイ集!

    不妊治療の日々、ポカリスエットの少女たち……大反響noteからよりすぐった珠玉のエッセイ――
    ・秋の夕暮れ、桔梗の花
    ・古く美しい暮らしは、なぜ消えた?
    ・弱った心にてきめんに効く、欲しかった言葉
    ・スープストックで休ませて
    ・“意識高い系”おんなともだち
    ・“Farsickness”それは遠い場所への憧れ
    ・誰もが静寂の奏者となるこの場所で……etc.

    現代社会でかき消されがちな小さな声に耳を澄ませると、新しい景色が見えてくる。
    日常が静かに輝き出す“読むセラピー”本がここに。
  • 貨物鉄道ファンの皆さん、お待たせしました!

    全国に200万人いるとされる鉄道ファン――「鉄」。
    「鉄」は乗って楽しむ「乗り鉄」、撮って楽しむ「撮り鉄」、など、
    細かく分類されますが、その中で少数派ではあるものの、
    岩盤とも呼べる強固なファン層を築いているのが「貨物」ファンでしょう。
    しかし、お金を払えば月にでも行けるご時世に、
    貨物列車だけは、鉄道会社の社員にならなくては、乗りたくても乗れない。
    ぐやじー……わかります、その気持ち。
    この世界には、貨物列車に乗らなくては見えない風景があり、
    それはきっとこの世でもっとも素晴らしいものであるだろうに……。
    そんな貨物ファンの皆さんの夢を、本書はかなえました! しかも、4度も!

    少年時代から貨物鉄道に魅せられた筆者は、
    50歳を超えてから、ついに貨物列車に添乗することが出来ました。
    また、普通なら訪ねることが出来ない貨物駅を
    すみずみまで探訪することも出来ました。

    乗った路線は、
    1、常磐線~常磐貨物線(土浦駅~隅田川駅)
    2、南武線~東海道貨物線(新鶴見信号場~東京貨物ターミナル駅)
    3、山陽線(広島貨物ターミナル駅~瀬野八~西条駅)
    4、津軽線~海峡線~道南いさりび鉄道線~函館線(青森信号場~函館貨物駅)の4つ。

    訪ねた施設は、
    1、土浦駅 2、隅田川駅 3、新鶴見信号場 4、東京貨物ターミナル駅 
    5、広島車両所 6、広島貨物ターミナル駅 7、青森信号場
    8、函館貨物駅 9、札幌貨物ターミナル駅の9つ。

    路線図や構内図に加え、貨物列車に乗らなくては見えない場面の
    激レア写真を105点も掲載。さあ、夢の国へどうぞ!
  • 作家デビュー50周年に放つ、至高のクライム・ノヴェル

    狙いは決して外さない凄腕の殺し屋、ビリー・サマーズ。依頼人たちには、銃撃しか能がないちょっと抜けた男を装っているが、真の顔はエミール・ゾラを愛読する思慮深い人間であり、標的が悪人である殺ししか請け負わない。
    そんなビリーが、引退を決意して「最後の仕事」を受けた。収監されているターゲットを狙撃するには、やつが裁判所へ移送される一瞬を待つしかない。狙撃地点となる街に潜伏するための偽装身分は、なんと小説家。街に溶け込むべくご近所づきあいをし、事務所に通って執筆用パソコンに向かううち、ビリーは本当に小説を書き始めてしまう。
    だが、この仕事は何かがおかしい……。ビリーは安全策として、依頼人にも知られぬようさらに別の身分を用意し、奇妙な三重生活をはじめた。そしてついに、運命の実行日が訪れる――。
  • 1,901(税込)
    著:
    犬飼六岐
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    愛と裏切りと、衝撃の真実!

    ときは戦国。陰流の祖・愛洲久忠(移香斎)は、神々の国・出雲で「この世にないはず」の刀剣と出会います。
    「とうに滅びた備中青江鍛冶の新作に見えた……」
    この刀こそ、若き剣豪の理想を体現していました。

    久忠は又四郎という陽気な若侍と、山奥をさまよいます。ようやくたどり着いたのは、年寄から赤子まで、女だけで暮らしている隠れ里。そこで出会うのは、女たちの驚くべき風習、いのちを脅かすものたち、雪舟という奇妙な老人……。

    なんとしても生きのびようとする誇り高き女たちは、久忠の求める刀をつくることを条件に、「私たちを守ってほしい」と、次から次へと難題を持ち込みます。

    久忠たちの運命や、いかに?
  • 〈世界一の教養〉とは? 英国エリートに伝授される奥義を全公開!

    ビジネスパーソン必読「究極の学び本」
    英国の名門パブリックスクール(中高一貫校)が伝授する
    「本物の教養」が学べる一冊!

    〈世界の大学ランキング8年連続1位〉のオックスフォード大学やケンブリッジ大学へ、
    卒業生の多くが進学。歴代首相を40人近く輩出、
    全寮制で『ハリー・ポッター』の舞台にもなった。
    秘密主義のヴェールに包まれエリートのみに伝授されてきた
    〈教育の奥義〉を、あますことなく公開する。

    ◆「本物の教養」を支える〈読み〉〈書き〉〈ストーリーづくり〉とは?
    ・アリストテレス、ヘーゲルに学ぶ、知的で魅力的な文章を書く秘訣
    ・ 相手を説得するには「エトス」「ロゴス」「パトス」を駆使せよ
    ・「エトス=倫理」「ロゴス=論理」「パトス=感情」の本質とは
    ・「何を議論するか」「相手は誰か」「あなたは誰か」に応じ比率を変えよ
    ・「科学」と「文学」とが対立した場合はどうするか
    ・ 思考と教養のベースとして数百冊の選び抜かれた本を読め(動画はNG)
    ・「伝統的な貴族」ではなく「知の貴族」たれ

    ◆英国エリート名門校生徒の必読書114冊を解説つきで紹介!
    ・『わたしを離さないで』『グレート・ギャツビー』『自負と偏見』『不思議の国のアリス』『銀河ヒッチハイクガイド』『動物農場』『サピエンス全史』『ホーキング、宇宙を語る』『妻を帽子と間違えた男』『フェルマーの最終定理』『緋色の研究』ほか登場
    ・『源氏物語』は、恋愛、栄光と没落、権力闘争を描いた名作だ
    ・『武士道』は、日本以上に世界で有名
  • 映画監督の毎日は、平凡で、ドラマチック(ときどき爆笑)
    血の味がしたランニング、幻のオリンピック・チケット、宣伝地獄からの東京脱出、替え玉受験疑惑……。
    数々の賞に輝く映画監督が初めて明かす等身大の素顔

    「またオリンピックか。困るんだ、こうしょっちゅうやられては」
    にもかかわらず、始まってしまえば猫にマタタビ。手に汗握り、自律神経が狂うほど興奮し、夜中に全ての中継が終わった頃にはぐったりして机に向かう気力も失っている。「勇気を与えられた」はずなのに、いま目の当たりにしたアスリートの万分の一も頑張らずに寝る。お前はバカか、と自分でも思う。(本文より)

    西川美和さんといえば、作品を発表する度に国内外で大きな話題と高い評価を得る人気映画監督です。また同時に、小説作品も直木賞候補に選ばれるなど、映画業界という枠を超え、文筆の世界でも名文家として知られています。
    これまでも映画にまつわるエッセイ集などを多く刊行されている西川さんですが、本書はスポーツや時事問題など、映画から離れたテーマも数多く、第一線で活躍する映画監督の日常を綴ったものとして、これまでのエッセイ作品とはひと味もふた味も違った表情を見せています。
    自身のランニング体験や青春時代の思い出をユーモラスに綴ったかと思えば、コロナ禍でのオリンピックやウクライナでの戦争、ハラスメント問題などに、日常ボケした私たちの心をひと刺しします。西川美和さんってこんなにチャーミングで、こんなに日々の問題に誠実なの!? と驚くことうけあいです。たとえば一日の終わりに一篇ずつ、名エッセイと映画監督の意外な素顔に浸ってみてはいかがでしょうか?
  • 1,701(税込)
    著:
    千葉雅也
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    あなたのセンスが良くなる本!
    哲学三部作のラストを飾る一冊がついに誕生

    服選びや食事の店選び、インテリアのレイアウトや仕事の筋まで、さまざまなジャンルについて言われる「センスがいい」「悪い」という言葉。あるいは、「あの人はアートがわかる」「音楽がわかる」という芸術的センスを捉えた発言。
    何か自分の体質について言われているようで、どうにもできない部分に関わっているようで、気になって仕方がない。このいわく言い難い、因数分解の難しい「センス」とは何か? 果たしてセンスの良さは変えられるのか? 

    音楽、絵画、小説、映画……芸術的諸ジャンルを横断しながら考える「センスの哲学」にして、芸術入門の書。
    フォーマリスト的に形を捉え、そのリズムを楽しむために。
    哲学・思想と小説・美術の両輪で活躍する著者による哲学三部作(『勉強の哲学』『現代思想入門』)の最終作、満を持していよいよ誕生!


    ――――――
     さて、実は、この本は「センスが良くなる本」です。
     と言うと、そんなバカな、「お前にセンスがわかるのか」と非難が飛んでくるんじゃないかと思うんですが……ひとまず、そう言ってみましょう。
    「センスが良くなる」というのは、まあ、ハッタリだと思ってください。この本によって、皆さんが期待されている意味で「センスが良くなる」かどうかは、わかりません。ただ、ものを見るときの「ある感覚」が伝わってほしいと希望しています(「はじめに」より)。
    ――――――
  • シリーズ19冊
    660681(税込)
    著:
    佐伯泰英
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    江戸鎌倉河岸にある酒問屋・豊島屋。看板娘しほの唯一の肉親である父が、橘の鉢をめぐって御家人と諍いをおこし、御家人に斬り殺される事件が起きる。その御家人は、狂乱高騰する橘景気を背景に新しい店を開くというが、呼び物のひとつが、しほの父の血を浴びた「血染めの橘」。父の死を商売のたねにして弄ぶ御家人は許せない――しほと、幼馴染である政次、亮吉、彦四郎の三人が立ち上がります。
    また、しほの両親をめぐって、あらたな事件が姿をあらわし……。

    江戸開闢以来の町・鎌倉河岸を舞台に、若者四人と、よき理解者である金座裏の御用聞き・宗五郎親分が難事件を解決する、“青春捕物グラフィティ”。
  • 791(税込)
    原作:
    坂上泉
    漫画:
    みもり
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    朝ドラ「ブギウギ」で大ブレイク、翼和希(OSK日本歌劇団)が絶賛!
    「商人の知恵と武士の志で新時代を生き抜く浪速の男子がマンガでも大活躍します」

    大阪で与力の跡取りとして生まれた17歳の志方錬一郎は、明治維新で家が没落し、薬問屋へ奉公に出ていた。明治10年、西南戦争が勃発。強者ぞろいの薩摩軍に立ち向かうため、明治政府は戊辰の動乱を戦った士族たちを「壮兵」として徴募することになった。

    軍務の経験がないにもかかわらず機略を巡らせ、官軍に潜り込んだ錬一郎。武勲を立てると意気込むが、配属されたのは……。博打好きの大男、京の料理人、算盤勘定専門の眼鏡、賊軍出身の中尉と、一癖も二癖もある輩が集まる落ちこぼれ部隊だった!? 17歳の西南戦争従軍記、開幕!!

    新進歴史作家・坂上泉の松本清張賞受賞作を『地獄堂霊界通信』『しゃばけ』の“みもり”が熱血コミカライズ。原作は、OSK日本歌劇団により「へぼ侍~西南戦争物語~」(翼和希主演)として舞台化された。
  • 引退を機に明かす、人気番組の舞台裏
    「これは僕の、テレビ界への遺言です」

    32年間続けた放送作家を辞める鈴木おさむ氏が辞めるまでの半年間で綴った、
    テレビの真実とヒット番組の裏側。

    「これはテレビがテーマのエッセイ本ではありません。
    32年間放送作家をやってきた僕からテレビへの遺言です。
    大きく変わるテレビ。
    変わるしかなくなったテレビ。

    今までは書けなかったことを全部書きました。
    辞めるからこそ伝えたかったこと、残すべきことを。
    さよなら、テレビ。
    ありがとう、テレビ。」

    ―― 鈴木おさむ
  • “健康寿命”を延ばすためのキモは「食」にあり!
    週刊文春が医師・専門家に取材し、積み重ねてきた成果を一冊に集約しました。

    「食べるべき野菜は年代ごとに違う」
    「70代後半からの『砂糖断ち』はNG」
    「緑茶で血管の老化を防ごう」
    「魚を食べて認知症を予防」
    「冬はキムチ鍋で高血圧対策」

    ……等々、今日から役に立つ秘訣が満載の食ガイドです。

    第1章 プロが教える「正しい」食べ方の新常識
    第2章 春・夏を快適にすごす「食」ガイド
    第3章 秋・冬を元気にすごす「食」ガイド
    第4章 カラダにやさしい 味つけテクニック
  • 会議に執筆、今年もマリコは大忙し

    去年から勤め人となったマリコは年始から大忙し。
    元気を出すためしっかりお餅を食べて、朝ドラの「舞い上がれ!」はかかさない。
    理事長になって初めての卒業式。
    エッセイよりだいぶ早い「挨拶文の締切」に面喰いつつも、
    しっかり書き上げるマリコであった。夏になるころには「週刊文春」の
    エッセイの担当者であったイイクボ青年が何と社長に就任。
    コロナが明けてからは台湾を楽しみ、ルーマニアへの弾丸出張もなんのその。
    「週刊朝日」が休刊し、山の上ホテルが休館になったり寂しいニュースもあったけど、
    いつでも前向きなマリコに今日も世間の目は釘付けである。
    「週刊文春」の人気ご長寿連載エッセイ、ついに35巻!
  • 大人気! 哲代おばあちゃんの本、第二弾

    「長う生きてきた集大成が今の自分です。しょんぼりしよったら、人生を否定したみたいになりますね。心だけは柔らこうにして、おばあさんはいつも機嫌よう過ごしていたいです。なーんちゃって」(「はじめに」より)

    「こんなかわいいおばあちゃんになりたい!」「人生の目標にしたい」という声が広島から全国に広がり、ベストセラーとなった『102歳、一人暮らし。哲代おばあちゃんの心も体もさびない生き方』の石井哲代さんのその後を追った続編。これまでの人生経験から得た「哲代さんが自分の心に言い聞かせている言葉たち」を一冊に。

    足の痛みで入院したり、できることが少なくなったりして気落ちする日もあるけれど、弱気の虫を退治して自分を励ましながら、明るく、機嫌よく、しなやかに生きている哲代さん。そのありのままの姿を「中国新聞」のふたりの記者(53歳と50歳、合わせてちょうど103歳)がじっくりと取材し、心に響く哲代さんの言葉を丹念に紡いだシリーズ第二弾。

    石井哲代(いしい・てつよ)
    1920年、広島県の府中市上下町生まれ。20歳で小学校教員になり、56歳で退職してからは畑仕事が生きがいに。近所の人からはいまも「先生」と呼ばれている。26歳で同じく教員の良英さんと結婚。子どもはおらず、2003年に夫が亡くなってからは親戚や近所の人に支えられながら一人暮らしをしている。100歳を超えても元気な姿が「中国新聞」やテレビなどで紹介されて話題になり、2023年1月に刊行した初めての著書『102歳、一人暮らし。哲代おばあちゃんの心も体もさびない生き方』がベストセラーに。

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