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『俳句・短歌、詩』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全80件

  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    美しい言葉、洒落た言葉、面白い言葉を見つけると人生が楽しくなる。頭を鍛え感性を磨く言葉さがし。
    (※本書は2013/11/10に発売し、2022/4/26に電子化をいたしました)
  • 幼い頃から古典に親しみ、奔放かつ情熱的、官能的作風で明治浪漫主義の新時代を開いた与謝野晶子。代表作『みだれ髪・晶子詩篇全集』を収録。
  • 四季折々の、わたしのカケラ

    詩、短歌、小説、エッセイからなる著者初めての作品集。嬉しい時、楽しい時、苦しい時、悲しい時。人生のいろいろな場面を著者は鋭い感性で切り取ります。好きなときに好きなページを開いて一読すれば、おいしいチョコレートのカケラのように読む人を元気にします。

    目次

    プロローグ

    四季折々、わたしのカケラ
    地球の恵みを味わって
    あの頃の憧憬
    僕と彼女と世界のきらきら
    心の刻印、色とりどりの記憶
    夜の淵にたたずんで
    未来を見据える時
    人生の景色
    祈り、敬愛

    短歌
    愛の歌
    彩の歌
    生の歌
    影の歌
    時の歌
    心の歌
    夢の歌
    幸の歌

    小説
    雫くんの旅
    未来への扉

    エッセイ
    モノローグ
    絵画
    コーヒーカップと小旅行
    ピアノ
    翼がほしい
    終わらない白昼夢
    受け取るだけの時間
    クラシック音楽
    階段を上るように
    書きたい熱

    エピローグ ~人生のマリアージュ~
  • シリーズ9冊
    660880(税込)
    著:
    長谷川櫂
    レーベル: 中公文庫

    自分がこの世界に人間として誕生していることを知らない赤ん坊も、歌声に合わせて全身が動き出す。リズムをとる赤ん坊を中心にして宇宙全体が微笑んでいる。やはり、こうでなくっちゃいけないのだ。詩歌も、言葉も、人間も――。読売新聞に連載されたコラム「四季」の二〇一三年四月から一年分を収録。
  • シリーズ3冊
    1,430(税込)
    編:
    北海道新聞社
    レーベル: ――

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    2021年の北海道新聞文学賞などの受賞作をまとめた1冊。創作・評論部門の佳作小説「白鹿」(原雪絵さん)、詩部門の佳作「亡骸のクロニクル」(二条千河さん)と「芭露の森」(本田初美さん)、短歌賞の受賞歌集「崖にて」(北山あさひさん))、佳作作品集「父の言伝」(高取剛さん)、俳句賞の佳作句集「露浄土」(生出紅南さん)「佳作作品集「黙契」(齊藤まさしさん)を収録。選評や受賞者のインタビューも掲載しています。今回から電子書籍とオンデマンド印刷本のみとしました。
  • 日本各地には,おしら遊び,つるし雛,うりずん,蝦夷梅雨,青味返り,いぶりがっこ,小夏日和など,その土地の貌を映し出す季節のことばがある.これらのことばを「地貌季語」と称して,その発掘に努めてきた著者が,例句を挙げながら,ゆるやかな「いくつもの日本」を描きだす.従来の季語体系の見直しを迫る一冊.

    ※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.
  • 夢なくてなんでこの世が面白い、夢あらば知恵も力も湧いてくる、羽布団しまうことなく夏兼用……。幾つになっても新しいことに挑戦し続けるアグレッシブな八十八歳が、日々の出来事や気付きを面白可笑しく詠んだ一冊。スマホやネット通販を使いこなす姿には、驚きとともに誰もが尊敬の眼差しを向けるでしょう。同世代の共感を呼び、若い世代には夢と笑いを与える……!?人生自由で楽しく、小さな変化や喜びを感じながら生きることの幸せに気づかされる、ほのぼの自由律俳句集。
  • シリーズ11冊
    501(税込)
    著:
    堀江敏幸
    著:
    小池光
    著:
    酒井順子
    著:
    特集編集班
    著:
    三角みづ紀
    著:
    藤沢周
    他10名
    レーベル: ――

    <特集>『新・日常考―きのうまでと違うこと』
    「非日常」が私たちの「日常」を覆いつくしてから、二年余りが過ぎました。いままた恐ろしい「非日常」を告げるニュースが途切れず、不安な日々が重ねられていきます。それでも、きのうより今日を、明日こそはと願う気持ちは万国共通のはず。新・日常考―きのうまでと違うこと。「日常」を問い直し、新たな日々を編むための試みです。

    【目次】噓でもいいから/堀江敏幸、斎藤茂吉の危機と再生/小池光、離れて働く、みんなと働く/酒井順子、特集とりとめな記/   特集編集班、週末のアルペジオ/三角みづ紀、藤沢周・連作小説館⑥/藤沢周、猛獣ども/井上荒野、町田康の読み解き山頭火/町田康、しおり物語/岡もみじ、アマネク ハイク/神野紗希、兼好のつれづれ絵草紙/三遊亭兼好、漱石クロニクル―絵で読む夏目漱石の生涯―/大高郁子、楸邨山脈の巨人たち/北大路翼、Dr.よねやまの芸脳生活芸術家の生き様を医学で考える/米山公啓、江戸の愛猫/宮川匡司、気まぐれ編集後記/万年editor
  • シリーズ12冊
    7591,240(税込)

    近代日本文学を代表する文豪・夏目漱石の代表作を年代順に一挙収録。
    ●収録作品
    吾輩は猫である(1905年)
    坊っちゃん(1906年)
    草枕(1906年)
    二百十日(1906年)
    野分(1907年)
    虞美人草(1907年)
    坑夫(1908年)
    三四郎(1908年)
    それから(1909年)
    門(1910年)
    彼岸過迄(1912年)
    行人(1912年)
    こころ(1914年)
    道草(1915年)
    明暗(1916年)
  • 1,584(税込)
    著:
    穂村弘
    レーベル: ――
    出版社: 小学館

    穂村弘が選ぶ何でもありの短歌ガチャ100。

    現代短歌のフロントランナー穂村弘が腕によりをかけて選んだ、明治から現在までの短歌100首。うつくしい短歌、不思議な短歌、へんな短歌、おかしな短歌、不気味な短歌、かなしい短歌……。好きなところからひとつずつ取り出して、なんでもありのマジカルな短歌ワールドをとことん楽しもう。最初は意味のわからない短歌も、穂村弘の切れ味のいい鑑賞文を読めば納得できるはず。穂村弘は言う。「ガチャポンのハンドルをガチャガチャ回すと、カプセルに入った何かがポンと出てきます。ジャンルだけは決まってて、でも、その中の何が出るかはわからない。だから、わくわくして夢中になりました。」短歌の楽しさと多様性を、ミステリアスでファンタスティックなメリンダ・パイノのカラーイラスト25点と共に詰め込んだ、ホムラ印のガチャポン・マシーンがここに。

    ※この作品はカラーが含まれます。
  • こんな時代だからこそ心に沁みる名句がある。

    「孤独」や「孤立」を感じる時代だからこそ、深く心に沁みる名句がある。
    漂泊・独居しながら句作を続けた“放浪の俳人”種田山頭火と尾崎放哉の自由律俳句が今、再び脚光を浴びているという。その厖大な作品の中から、現代俳句の泰斗・金子兜太が生前選んだ山頭火55句と、お笑い芸人で芥川賞作家の又吉直樹が選んだ放哉55句を合わせて110句を厳選・解説した“奇跡の共著”。

    労れて戻る夜の角のいつものポストよ 山頭火
    ……東京暮らしには多少の余裕が出てきたものの、妻と別れて一人身になった孤独感は、やはり深かったのだろう。そんな折だから、町角のポストに友だちのような親しみを感じるのである。(金子)

    こんなよい月を一人で見て寝る 放哉
    一人で月を眺めていて、「よい月だな」と感慨にふけることがある。……だが、どこかでこの喜びを誰とも分かち合うことができない淋しさも感じてしまう。……一人だからこそ感じることのできた喜びと淋しさが句の内部で循環している。(又吉)

    うしろ姿のしぐれてゆくか 山頭火
    ……感傷も牧歌も消え、生々しい自省と自己嫌悪も遠のいて、宿命をただ噛みしめているだけの男のように、くたびれた身体をゆっくりと運んでいる姿が見えてくる。(金子)

    咳をしても一人 放哉
    ……誰もいない孤独が満ちた部屋で咳をする。その咳は誰にも届かず、部屋の壁に淋しく響く。一つの咳によって部屋に充満していた孤独や寂寥が浮き彫りになる。(又吉)

    「孤独」を磨き続けた2人の自由律の名句を“再発見”する一冊。
  • 人気歌人・穂村弘 唯一の自選ベスト版歌集。

    1990年に歌集『シンジケート』でデビューして以来、
    短歌、エッセイ、評論、絵本、翻訳と、
    日本のカルチャー・シーンのただ中を疾走してきた歌人、穂村弘。

    2003年の刊行からロングセラーを続けてきた
    自選ベスト版歌集が、
    歌集未収録連作「ピリン系」
    「手紙魔まみ、教育テレビジョン」を加えて
    文庫化された。

    日本の短歌シーンを一変させただけではなく、
    後続する世代の小説・演劇・詩・俳句・川柳・歌詞などに
    決定的な影響を与えた穂村ワールド全開の
    「ラインマーカーまみれの聖書」を、
    今すぐポケットに入れて、旅に出よう。

    解説は歌人、瀬戸夏子氏。
  • シリーズ9冊
    924(税込)
    著:
    大岡信
    レーベル: 岩波新書
    出版社: 岩波書店

    日本の詩が短さの中にこそとらえる人生の大切な一瞬――その多様な表現が的確に読み解かれ,〈言葉の織物〉はあでやかさを増す.『地球歳時記』や『台湾万葉集』からの佳作をも収め,短詩型文学の魅力が世界へ広がる時代に,装いを新たにして送る,好評シリーズの新刊.朝日新聞一九九三年五月一日から九四年四月三○日掲載分を収録.
  • 【ご注意】※この電子書籍は紙の本のイメージで作成されており、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。

    類まれな想像力と繊細な洞察力。

    朝日新聞内の短歌投稿欄「朝日歌壇」にて、2012年ごろより常連として掲載され「とても沁みる」と話題の母子3人による初短歌集。
    聡介さんが小学一年生の時に詠んだ短歌は、2022年「折々のことば」にても選出され、注目が集まりました。

    圧倒的な鮮やかさで世界を表現し、朝日歌壇に累計250回以上選ばれている親子の短歌から、約430首を厳選して掲載。


    【母・聖子の歌】
    新しい教祖のように迎えられ麩をちぎる子に鯉のざわめく

    【姉・葵の歌】
    弟の「ん」はいったんもめんだよ夜になったらとんでいきそう

    【弟・聡介の歌】
    ふうせんが九つとんでいきましたひきざんはいつもちょっとかなしい


    学校生活での驚き、発見、家庭内で感じた喜び、寂しさ――「短歌」の形になることで、詠み手の一瞬の感情が、時間を越えて読者の手元で解凍されます。

    3人の歌は2012年から2022年までの年ごとに並んでおり、
    姉弟が短歌とともに成長している様子にも心を揺さぶられます。

    巻末には、自宅で創作に励む子供たちの日常を取材したインタビュー記事も収録。

    (底本 2022年9月発売作品)
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    あるひとつの俳句から生まれる新しい物語――。

    尾崎放哉の自由律俳句五〇句から
    発想し生まれた
    孤独を救う五〇編の散文と、
    六五句の自由律俳句を収録。

    帯文:金原瑞人[翻訳家]
    絶妙のゆるさ、あるようなないような緊張感。そのふたつを繋ぎ止めるリアリティ。これは、エッセイ、写真、俳句による三位一体の新ジャンルだ。
  • 芥川龍之介は万太郎の俳句を「「嘆かひ」の発句」と喝破した.万太郎は「俳句は余技」とした.その無防備を装って詠み上げられた余技は,日本語での詠嘆の美しさ,表現の自在さにおいて,他の俳句の追随を許さない.国民に広く愛唱されてきた.明治末年より亡くなる昭和38年までの半世紀間の全句8000句から900句を精選した.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.
  • 2,200(税込)
    著:
    大森静佳
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    待望されてきた第三歌集がいよいよ
    短歌界で最も輝かしい存在である大森静佳の歌はあらゆる人を魅了してやまない。「カミーユ」に続く第三歌集がいよいよ届く。
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    『萬葉集』に使用されている単語・語句を五十音順に並べ、その萬葉仮名を列挙し、各々に、その出典歌の番号を記した。単語・語句は歌のみとし、前詞、左右の注は省略。
  • 1,980(税込)
    著者:
    林望
    レーベル: ――

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    万葉集、源氏物語、新古今和歌集などなど、古典文学の中の男女の恋のさや当て、駆け引きなど、原文と現代語訳を織り交ぜてリンボウ先生が「恋」を解説。楽しく読める大人の古典。
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    俳句を作るためには季語と言葉がなければならない。この組み合せを考えることがボケの防止になるのである。ただ単に五・七・五と言葉を並べただけでは俳句ではない。俳句には字数と季語という約束ごとがある。このルールを守って言葉をあれこれと探すことで頭の活性になるのである。
    (※本書は2015/6/1に発売し、2022/4/26に電子化をいたしました)
  • 『ゴンドラの唄』『午後三時』などで知られる吉井勇による歌集。
    (※本書は1998/3/1に発売し、2022/2/10に電子化をいたしました)
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    「雪の夜にねざめて聞けば雁がねも天つみ空をなづみつつゆく」良寛の歌は、人間即歌である。その人その心即ち歌である―。歌人・吉野秀雄が、敬愛する良寛の歌境を鮮やかに説き明かしつつ、細心かつ懇切な校註を加えて編んだ「良寛歌集」決定版の復刊。1267首を収める。(「BOOK」データベースより)

    目次
    解説
    良寛調について
    良寛の歌の発足・個性・推敲について
    発足
    個性
    推敲
    良寛と万葉集との関係について
    本集の成立ちについて
    諸本の校合
    古歌との対比
    配列の順序
    語句歌意の解釈
    内容の多化と鈍化
    余言
    参考文献
    凡例
    本文
    短歌





    旋頭歌
    雑体歌
    長歌

    (※本書は1992/10/1に発売し、2021/12/30に電子化をいたしました)
  • シリーズ10冊
    814924(税込)
    著:
    大岡信
    レーベル: 岩波新書
    出版社: 岩波書店

    過ぎてゆく四季の折々に自然の輝きをとらえ、愛する人を想いながら、人びとはその心を凝縮された表現にこめてうたい続けてきた。「日本詩歌の常識づくり」を目ざす著者は、俳句・短歌から漢詩・現代詩に至るまで、日本人の心のふるさとともいうべき言葉の宝庫から秀作を選び、その豊かな光沢と香りを鑑賞する。朝日新聞連載一年分に加筆。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    川柳のさわやかな風をお届けいたします。
    川柳の笑いが四コマ万画になりました。さらに「川柳」を「遊書体」で揮毫し「切り絵万画」もプラス。世界初のコラボです。笑ってスッキリ。楽しく読んで、作句のヒントに役立つ味わい深い1冊。著者26年目の意欲作。
  • 短詩型文芸初の快挙! 川柳界のホープである著者が30代最後に挑んだ、いまだかつてない独創的、飛躍的、大胆不敵な初の川柳句集。
    本書は異なるテーマで創られた2冊の句集が1冊に合体し、表側と裏側のどちらからでも読み始めることができるリバーシブル仕様で編まれている。例えば、著者の日常や人生観が色濃く反映された「ポジティブ!」を表側とみれば、著者の恋愛・結婚観が反映された「Love & Match Making」は裏側にあたりページが逆順になる。句の並び方も「ポジティブ!」は縦組み、「Love & Match Making」は横組みと両者で異なる。「奥付」と「著者略歴」(柳歴書)は2冊で共有する一方、「あとがき」は2つ存在するところもユニーク。斬新な体裁に引けを取らないその作品群は、多くの若者がいだく高揚感と焦燥感、また一人の人間が包含する矛盾が、著者が自己分析する「ハチャメチャな世界観」を通じて十七音に昇華され、読む人すべての心を掴んで離さない。

    ゲームでは嫁が十人できました
    ぼっち飯素敵な愛を待っている
    失恋のゴミ回収は月曜日
    ババ抜きのように周りが結ばれる
    何一つうまくいかないから寝ます
    ランドルト環から愛が漏れている
    イチキュッパこれで結婚できますか
    パロディーにすれば光ってくるワタシ
    ロマンスが転がり落ちていく峠
    軍配の向きが決まらぬ酔っぱらい
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    言葉の花束
    新川和江・水崎野里子
    みなさん!おばちゃんの詩を読んでくれてありがとう!
    世界にはいろいろな子供たちと大人たちがいます。
    すべてのひとびとがしあわせで楽しい毎日を過ごしているとは限りません。
    病気や戦争に苦しんでいる人もいます。貧困や嵐や地震に苦しんでいるひともいます。
    人生には苦しいことも楽しいこともあります。でも負けないでまっすぐしあわせに生きてください。希望をいつも持ってください。
    このご本は日本のおばちゃん二人のあなた方世界の子供たちに贈る花束です。

    A Bouquet of Poems to You
    Noriko Mizusaki
    Hi! All of you! Thanks for your reading our poems to the last one!
    In the world various children and adults are living along.
    But it is not that all of us are always living happy and merry days.
    Some of us suffer from sickness or wars. Some people live in hardships from poverty and the natural disasters like storms and quakes.
    You have to live through difficulties and hardships,while you can have a right to live in happiness.
    Do not get defeated by them and live straight and in happiness. Always you do not forget hope.
    We are two aunties living in Japan. This book is our present to you,all the children in the world,for peace and hope: A Bouquet of Poems gifted to you.
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    2年前、舌がんのステージ4と診断されて、舌の6割を切除した堀ちえみさん。
    彼女のご家族から「発語のリハビリ用の絵本を」とリクエストされて
    生み出されたのが、この『10のことば』です。

    旧知の絵本作家・まえをけいこ。さんは制作の依頼を受けて、
    「ちえみさんがやっと取り戻した言葉なら、
    あたりまえの挨拶もどんなに心をこめて紡がれているだろうか」と
    想像しながら、『10のことば』を編みました。

    「おはよう」「いただきます」「ごめんね」「ありがとう」――。
    今日もまた、ありふれた一日を営めることの尊さ、
    病を経験して気づいた、この世界のかけがえのない美しさ。
    そうした一期一会を、やさしい言葉と自然の花々の絵で描きました。

    この絵本を、堀ちえみさん自身が朗読した音源も、付録として収録しています。
    一言一言、心をこめながら紡ぎだされるあたたかな声からは、
    生かされていることへの感謝の思いが伝わってきます。

    ぜひ、大切な人へのプレゼントや、愛するお子さんへの読み聞かせに。
    かけがえのない人生のひと時に、この絵本がやさしく寄り添ってくれることでしょう。
    ※堀ちえみさんの朗読は、本書内の二次元コードをスマートフォンで読み取る形で再生できます。
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    2021年度版中学3年生の教科書「現代の国語3」(三省堂)や「ハンディ版オールカラー よくわかる俳句歳時記」(ナツメ社)に自身の句が掲載され、俳句才能を開花させている注目の芸人・村上健志の俳句本です! 無理難題(⁉)なテーマが飛び出す句会の様子を、本文→解説の順で17編を収録。特別対談やコラム、書き下ろしの巻頭俳句(『つむじにチョップ』『ハムで吞む』)も! 村上は、さまざまな句会からのお題にどう応えるのか――。稲畑廣太郎、坊城俊樹、今井千鶴子、岸本尚毅、髙柳克弘、伊藤伊那男、堀本裕樹、北大路翼、阪西敦子、佐藤文香、黒岩徳将、岩田奎…ほか多数の俳人が登場。
  • 1,760(税込)
    著:
    飯島俊子
    レーベル: ――

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    「日本で初めて俳句という語を用いた、「ホトトギス」の主宰者、正岡子規は主観を省略したスケッチ、つまり写生の用法を生み出した。
    主観は読者がそれぞれに感じとって欲しいということだろう。その流れを汲む飯島俊子の句集もしかりである。
    飯島俊子の俳句は、事実を自分の目で見、耳で聴き、肌で感じ、生きていく上での中で体感し、その中で生まれたのである。
    部屋に閉じこもり、机に向かい、頭の中だけで作りあげた作品ではこうはいかない。
    日本は世界の数多くある言語の中でも、特に美しい言葉を持っていると言われている。例えば四季がはっきりしている日本の季節、「秋」を表現するにしても、露・白露・露結ぶ・釣瓶落し・白秋・花野・山粧う・小春日和など数えきれない程の表現方法がある。つまり同じ秋でもいち日ごと、また朝夕によって表現が変化するのである。それを十七文字で表現するにはなまじの語彙力では不可能である。それを見事に生かしているのがこの『秋灯』である。そこには現代人が忘れている、日本の美が、心が我々の琴線に触れて来るのである。」
    (吉田 司氏 『秋灯に寄せて』より)
  • 1,287(税込)
    著:
    笹公人
    著:
    水野しず
    レーベル: 幻冬舎単行本
    出版社: 幻冬舎

    「あの夏の石段の上僕の背を押した少女よどうしてますか」
    「ラブレターは死語か否かで華やいだ吉祥寺デニーズ跡地ながめる」
    「学旅行で眼鏡をはずした中村は美少女でした。それで、それだけ」
    ひっそり恋しく思い輝く108の星団怪しくも艶やかに微笑む40の恒星
    短歌界の異才・笹公人×アート界の鬼才・水野しずによる、短歌と創作(妄想ラブレター)とイラストの、「念力恋愛」ワールド。


    憧れの山田先輩念写して微笑む春の妹無垢なり
    うっとりと「別れの曲」を弾いている男子生徒の背を椅子にして
    古本の少女漫画にはさまれし郵送未遂のレター哀しき
    ケイタイがつながらぬ夜はいつのまにプラス思考の本読んでいる
    あの夏の石段の上僕の背を押した少女よどうしてますか
    指切りの指のほどけるつかのまに約束蜂の針がきらめく
    ふられ男(お)の激しき無念吸い取ってますます冴えるきみの美貌は
    星占いのページに見入る少女たち思われニキビにクリームのせて
    色褪せたプリクラ纏い思い出の蛹のような「写ルンです」は
    マドンナの脇毛さやかになびきたる二十年(はたとせ)前の夏期講座あわれ
  • 1,650(税込)
    著者:
    北大路翼
    レーベル: ――

    昨年、NHKにて放映されたドキュメンタリー「ラストトーキョー“はぐれ者”たちの新宿・歌舞伎町」にもその活動が取り上げられた話題の俳人・北大路翼による三冊目の句集。
    これまでの“アウトロー”とは異なる、加藤楸邨からの“本格派”の系譜。

    【内容】
    二〇一七年以降の作品から厳選収録した第三句集。
    新宿の片隅から世の中を憂う。

    手触りが今年の髭になつてくる
    アロハシャツ貰つた瞬間から似合ふ
    ちよつとした仕草がすべて雪遊び
    釣り銭が散らばつてゐる春炬燵
    初夢の頰に残りし蹄跡
    褞袍着て人生ゲームでも未婚

    帯文:白石和彌(映画監督)
  • 858(税込)
    著:
    東直子
    レーベル: 中公文庫

    謎だから知りたい。分かりたい。人の心があたため続けている「愛」を――。近代短歌から、生まれたばかりの新鮮な現代短歌まで、五七五七七のリズムで詠まれる愛のうた。人間のいとなみのなかで生まれた古今の短歌三〇〇首が、名手の読みときで鮮やかに輝く。
    『鼓動のうた 愛と命の名歌集』を改題。
    〈巻末対談〉西加奈子
  • シリーズ5冊
    1,1441,870(税込)

    話題の古典新訳を手掛けた作家たちは作品について、どう捉え、どう訳したのか。古事記から百人一首まで、第一線の作家たちが作品の魅力や訳の工夫などを語った、大好評の古典講義。
  • 大伴家持(七一八頃~七八五)は、天平文化を代表する歌人であり、『万葉集』の編纂にも関わったとされる。橘奈良麻呂の変など、無数の政争が渦巻く時代を官人として生き、さまざまな美しい景色や多くの親しい人々との思い出を歌に込めた。その歩みを追うと、時代に翻弄されながら、名門一族を背負った素顔が浮かび上がる。本書は、残された資料と各所で詠んだ歌から、謎の多い彼の全生涯を描き出す。
  • 330(税込)
    著:
    池尾邦子
    レーベル: ――
    出版社: 東洋出版

    さまざまな思い出が蘇ってくるような、懐かしさと寂しさと温かさとが入り混じった気持ちを想起させる。
  • 330(税込)
    著:
    ツジミチコ
    レーベル: ――
    出版社: 東洋出版

    心にすがすがしい風が吹き抜ける。「花のように」「私の詩」「生きていれば」「花は なぜ」ふくめ、44作品を掲載。
  • 何度も繰り返して胸に留めておきたい、人にチカラを与える言葉の数々。「赤ちゃんのうた」「すみれの丘」ほか、17の詩を掲載。
  • 与謝蕪村は、江戸時代中期の日本の俳人、画家である。
    2015年は、与謝蕪村生誕300年。
    「伊藤若冲と与謝蕪村 生誕三百年 同い年の天才絵師」が、
    美術館で開かれていた。

    現代においても古びることのない蕪村の魅力は、
    時を越えて十分に通用するものがある。

    一人でも多くの方に蕪村の俳句を知っていただきたい。


    ■ あらすじ

    2015年は、与謝蕪村生誕300年にあたる。
    淀川のほとり都島区毛馬町に、蕪村公園があるが、
    石碑と石造りの30石舟が置かれているだけの寂しい公園だ。
    蕪村は、俳聖芭蕉と比較されることが多い。

    さみだれを集めて早し最上川(芭蕉)
    さみだれや大河を前に家二軒(蕪村)

    確かに、芭蕉は、写実的な俳諧の基礎をきづいた天才といえる。
    その芭蕉を尊崇して、奥の細道への旅をしたり、
    師巴人(はじん)を通して芭蕉の俳諧精神を勉強して、
    その精神を自分のものとした蕪村の作品は、まるで絵画のように、
    細かな情景までが眼前に浮かぶのである。
    一般の評価は、蕪村を芭蕉よりも低くみているようだが、
    それは蕪村の出生の秘密にあるのではないか。

    また、蕪村は、奥の細道への旅を中心とした多くの絵画を残しており、
    それらは、国宝や重要文化財に指定されている。
    蕪村は、自然風景や花鳥風月を詠んだだけでなく、艶っぽい句も詠んでいる。

    もも尻の光りけふとき蛍哉

    これは、祇園の芸者小糸との別れのうたといわれる。
    また、蕪村は、望郷の詩人であった。その魂のうめき声である望郷の念が結実したのは、
    「春風馬堤曲」であり、教科書にもとりあげられている。

    春風や堤長うして家遠し
    春情まなび得たり浪花風流(なにわぶり)


    ■目次

    ・まえがき
    ・毛馬のひと
    ・旅のひと
    ・京のひと
    ・これぞ蕪村の句
    ・艶のひと
    ・馬堤のひと
    ・蕪村の魂
    ・おわりに

    ■著者 みのごさく
    岐阜県出身、大蔵省(財務省)勤務ののち、大阪証券金融(日本証券金融)社長、
    日本万博記念協会理事長、日本電産役員、を経て、現在大阪信用金庫役員、
    神戸ゴマルゴ顧問、自然総研顧問、大阪電気通信大学客員教授などをつとめる。
    主な著作、「炎のバンカー」、「なにわの風雲児」、「アフリカ物語」、
    「帷(とばり)」、「日本のシンドラー 杉原千畝の半生~ナチスからユダヤ人を6000人救った男~」などがある。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    処女詩集『流れゆく雲に想いを描いて』を出版してから、いたずらに時を過ごしているうちに、早くも二年という歳月が過ぎ去りました。その当時にも思いましたが、詩集など編んで出版するほどの思想も、詩想もなく、ただ漫然と心に浮かぶ泡沫(うたかた)の思いを書き綴り、こうして上梓するのは罪つくりではないかという疑念がいまだに消えません。
    ただ、前回と違うのは、世に対する私の「憤り」の振動幅が増大し、率直にそれを表現しようとしたことで、詩というよりはエッセイ風のものが数点あります。さらに、この詩集は私の「訣れの言葉」集であるので、「死」をイメージした詩がふんだんにあります。また、悩みや痛みの詩なども数多くあるので、それと対照させるために、恋歌や童謡のような調子の詩も散りばめてみました。
    今回は、ひとつの試みを為しました。おそらく過去の詩人や俳人が誰もしていないだろうとの思いから、詩と俳句をフュージョンしてみたのです。これは、New Haiku: Fusion of Poetryと同じ発想から来たもので、一つのテーマを詩と俳句で表現したことです。
    New俳句などと銘打って季語などを無視して作ってみても、5・7・5とたったの17語で作らなければならないという約束事があるために、当時かなり悪戦苦闘したことを思い出します。
    最初、この『詩&俳句集』を作る際に、「65歳以下の者は読むべからず」という注意書きを付けていました。それは、「未成年の者は読むべからず」という青少年を悪書から守るためのようなものではなく、未成熟者からこの『詩&俳句集』を守るための策でした。これを外してしまったからには、内堀も埋められた大阪城の淀君や秀頼、さらには真田幸村の心境ですが、この『詩&俳句集』の内容や試みの成否は、あらゆる年代の読者の判断に委ねる事とし、ここに筆を置くものです。
  • 天野由良、今年二十八歳。文学研究者。壬生要、二十二歳。日本画家の卵。要が幼い頃から一緒にいたため、由良はそのままの関係で一緒にいた。ある出来事がきっかけで、お互い付き合っているのかが微妙な関係だと知る。古典文学と日本画の世界、そして短歌と共に描かれていく年の差カップルの恋物語。
  • 仙台圏の高齢者向け月刊フリーペーパーで16年。地元シニアから毎月一八〇通あまりの熱い投稿が今も集まり続ける『みやぎシルバーネット』の大人気連載「シルバー川柳」。孫、物忘れ、家族、病院通い、茶飲み友達、そして恋心…。クスっと笑って時にしみじみ。シルバーの日々の暮らしの断片を、素朴に詠んだ傑作選。
  • 飄々とした句風で、「面白くて哀しい」人間たちが織り成す社会を映し出す川柳句文集。著者は札幌川柳社編集長として活躍、またエッセイスト、リスクコンサルタント、メンタルケア・スペシャリストとして講演や執筆、コメンテーターの顔も持つ。
    《パスワード忘れて僕がいなくなる》
    《爺ちゃんも乗せておくれよ縄電車》
    《少年じゃないから大志抱かない》
    《負けん気になって持病の話する》
    《ときめきか不整脈かがわからない》
    《トンネルを出ると老人ばかりいた》
    《スケジュール何にもないという不安》
  • 日本唯一の川柳総合雑誌「川柳マガジン」の「笑いのある川柳」欄に寄せられた約5万句の中から、ユーモア川柳の大家・今川乱魚がセレクトした3352句を39のテーマ別に収録。
    コンパクトな文庫版に珠玉のユーモア川柳が詰まったマスターコレクション。
    《女偏考えたのは男だな》
    《病み上手哀れな声で妻を呼ぶ》
    《結婚記念樹別れてからもよく伸びる》
    《クラス会見栄には見栄で立ち向かう》
    ほか。
  • 川柳のバイブルとされる江戸中期に刊行された「誹風柳多留」。現代にも通じる、江戸っ子たちの生きるための知恵と常識、極上のユーモアが詰まった同書の中でも、とくに名句の宝庫と知られる初代・柄井川柳選の初篇から二十四篇より、どこかで一度は耳にしたことのある、これだけは覚えておきたいベスト五六九句を厳選収録。やさしい解説で読み物としても楽しめる一書。
    《是小判たった一晩居てくれろ》
    《本降りに成て出て行雨やどり》
    《子が出来て川の字形りに寝る夫婦》
    《役人の子はにぎにぎを能覚》
    《なきなきもよい方をとるかたみわけ》
    《孝行のしたい時分に親ハなし》
  • 現代川柳界を代表する女性作家の一人で、茨城県川柳協会副会長・つくばね番傘川柳会創立会長を務める著者が、つくばね創立十周年を記念して編んだ句文集。
    日々の暮らしが詠まれた川柳の中に自己主張、社会批判のエッセンスがキラリと光る。
    《花筏こころまかせに風と組む》
    《桃の花菜の花亡母はどのあたり》
    《ひらがなの中で男を赦してる》
    《パソコンに夢も家計も詰め込んで》
    《いい妻を演じ切るのも義理のうち》
    《夫をほめると洗濯が早くすむ》
    《来年の母の日までに母になる》
  • 1989年から2013年までの25年間に詠んだ時事川柳を、年さらに月ごとに分けて収載した平成の25年間をこの1冊で俯瞰することができる、クロニクル的川柳句集。
    《名君も一億借りて腹を切り》(1994、細川借入疑惑で辞職)
    《アメリカの心を砕くテロリスト》(2001、9月11日)
    《ティッシュから自転車になりパンクする》(2007、消費者金融)
    《大地震ぼた餅だけは落とさない》(2011、菅内閣延命)
    《兵卒は四億円もさっと貸し》(2011、総理は最低資産)
    《手拍子で送られて逝く人生も》(2013、人生いろいろ島倉千代子)
  • 空に向かって凜と咲く花のように、人生の試練を一つ一つ乗り越えながら、川柳という表現手段において、岩手の地で確かな足跡を残し、後進を育成してきた著者。花巻川柳会会長として活躍する第一句集「秋桜」から20年、待望の第二句集。
    著者にとっての「やすらぎ」は、川柳を書くことで得られる心の救い。詠まずにはいられない「吐露することのできる想い」は多くの人を感動へと導く。「今が旬」「癒しのフルコース」「下り列車」の三章構成。

    《今が旬あなたの皿に乗ってみる》
    《ふところの数珠をまさぐる現在地》
    《骨密度まだしばらくは歩けそう》
    《笑顔から始まる癒しのフルコース》
    《素うどんのように連なる時は人は》
    《涅槃図の隅でひっそり臓器授受》
    《下り列車なんてやさしい音だろう》
    《ももさくら静止画像が動き出す》
    《犬かきで進んだ夏をふりかえる》
    《目の前にあれば信じてしまう癖》
  • 現役の高校教諭であり、静岡県川柳協会会長、浜松川柳社いしころ会会長などの要職にある著者。
    比喩を効果的に用いて、自分の思いを十七音の物語に昇華させる。
    《親と子が絵本に架ける虹の橋》
    《ひたむきな母がこっそり伸ばす腰》
    《褒められた記憶がボール弾ませる》
    《逆境にかざすと見える愛の色》
    《破壊して生を実感する若さ》
    《伝えたい思い机上でひからびる》
    《くたびれた皺を伸ばして描く夢》
    《地球にも必要になる解毒剤》
  • 福岡県川柳協会会長、県内屈指の伝統結社・川柳くろがね吟社主幹である九州を代表する著者。
    骨太ながらも飄々と人生を詠んだ「起」「承」「転」の3章構成。
    《鉄鍛う男我流の花を生け》
    《嫌いから好きに変わった一ページ》
    《芽が出ないそれで気の合う屋台酒》
    《退屈だなあ女房と昼寝する》
    《転変の雲と一日なにもせぬ》
    《貧しさは言うまい今日の飯を炊く》
    《見通しはどうあれ今日の石を積む》
    《しょうもない話だけれど茶は旨い》
    《よくやった自分を褒める馬の脚》
  • (一社)全日本川柳協会会長、柳都川柳社主幹として20歳から60余年にわたり川柳界をリードしてきた著者の代表句が揃った1冊。「うめぼしの種」「る・る・る」「地蔵菩薩」の3章構成。
    《蟹の目に二つの冬の海がある》
    《はくちょうのねむりのそこのそこのしろ》
    《なんとなくすこし疲れた靴が好き》
    《一列のスリッパどこから履いたらいいのかね》
    《号泣のあとの自分をどうしよう》
    《女房の財布をあけて閉めている》
    《花鋏指紋はひとつ妻だった》
  • 昭和25年に大嶋濤明が創設した川柳噴煙吟社の創立会員で、熊本柳友川柳吟社主宰、熊本県川柳協会会長、川柳噴煙吟社主幹を歴任、現在噴煙吟社会長として活躍する熊本川柳界の泰斗である著者の第2句集。
    「昭和の譜」「平成の譜」「近年の譜」の3章構成。
    《明けまして一銭もないお正月》
    《目じりからこぼれてしまう母の嘘》
    《生きるとはゴミを出す日はゴミを出す》
    《ライバルへ顔の半分笑っとく》
    《回れ右すると軍靴の音がする》
    《八十歳どこを切っても血は赤い》
  • 山口県を代表する川柳作家の一人である著者の第一句集。「直球」「変化球」「危険球」の3章構成。
    《マニュアルに土下座があってたまるかい》
    《出来ますか下り坂での回れ右》
    《がむしゃらに走りようやく並の並》
    《年金で呑む酒旨い筈がない》
    《頭ひとつ下げるたんびに腹が減る》
    《少しずつ思い通りになる恐怖》
    《遺伝子が護ってくれる体脂肪》
    《用済みの鍵が束から外れない》
    《踏ん切りがついてすらすら丁寧語》
    《雨が降る声が聞きたいEメール》
    《神様が鬼で隠れる場所がない》
  • 九州発の伝統結社、川柳噴煙吟社主幹・幹事同人兼機関誌「ふんえん」編集人、熊本県川柳協会副会長、熊本県文化協会副会長など要職に就く著者の第2句集。
    女性ならではの感性がほとばしる。「私の中のわたし」「愛……飾らねば」「人生いろいろ」の3章構成。
    《この指に止まった人だ信じよう》
    《思わせぶりな花があなたへ半開き》
    《女だけ住む玄関を擬装する》
    《ピコピコと親指だけのお友だち》
    《飾らねば時がひたひた押し寄せる》
    《水を飲む時人間の音がする》
  • 喜怒哀楽を受け止めてくれる十七音に惹かれて高校生から川柳をはじめ、制服姿で句会に参加していたという著者。その情熱は未だ衰えることを知らず、活動の幅はますます拡がっている。
    本書は昭和五十五年頃から三十年間の作品を年代別に編んだ作品群であり、真摯な姿勢で川柳に、人生に向き合う著者自身が一句一句に宿る。読み進めていくと母そして妻、社会の中の一人、書家としての顔、さまざまな著者が立体的に浮かび上がってくる。「母の小旗」「和音」「さくら道」の三章構成。

    《塩も砂糖も心配りで煮えている》
    《ふともれた本音を聞いた耳の穴》
    《ヘナヘナとさせる塩なら持っている》
    《あと一歩押せば火がつく導火線》
    《あいまいな返事を口の中でする》
    《ひらめきを発酵させているごろ寝》
    《サイコロは振れぬ告白遅すぎる》
    《ころころと転がって来たこれが運》
    《ていねいに洗いなかったことにする》
    《心電図ほらねやましさなどはない》
  • 川柳まつやま吟社会長、愛媛県川柳文化連盟事務局長などで活躍する愛媛を代表する作家である著者が、誰にでも分かる平易な表現で自分の思いを十七音の調べに乗せて、読者の心に届ける。
    《定年後二人は蝶になりました》
    《まだ妻は信じていない地動説》
    《本物の男は暗闇で光る》
    《年金が助けた亀を待っている》
    《謝罪会見髪が薄くてすみません》
    《真実になるまでシャドーボクシング》
    《招き猫は頭掻いてただけだった》
    《ポケットの大吉少しずつ使う》
  • 日本を代表する結社のひとつ「ふあうすと川柳社」主幹、(一社)全日本川柳協会理事などの要職で活躍する著者の第一句集。
    柳歴50年を越える氏の長い創作活動の中で、作者の師である北米川柳界の重鎮・山中桂甫が目を通した1990年頃から約20年にわたる作品が収録されている。
    ふあうすとの指針とする「川柳は人間である」を底流に、抒情に富んだ唯一無二の句境に読む者すべてを誘う。

    《明け暮れの疾さ心の雨季乾季》
    《橋の名と川の名ばかり美しき》
    《諦めの数は覚えていない指》
    《幻と気付く旅路のさい果てに》
    《アヴェマリア耳朶を流れて止まぬ雨》
    《かすり傷ばかり知らない間に治る》
    《いつからかもう天の川仰がない》
    《わが胸の薄墨桜散り止まぬ》
    《肩少し触れ今生をすれ違う》
    《身一つを賭し守り抜く何を持ち》
  • 川柳文学コロキュウム代表として、女性作家を代表して、川柳界を牽引する著者の第4句集。「薔薇のアーチ」「水を足す」「波の音」の3章構成。
    《ぽつんと雨 モノクロになる水面》
    《ワンコインで凌ぐこの世の吹きだまり》
    《まだ青い果樹園のある行き止まり》
    《下り坂正気に戻る時間です》
    《磨かれてますます罪を深くする》
    《花の色盗んでくちびるを飾る》
    《にっこりと笑って海にしてしまう》
    《泣いている部分をなぞる世界地図》
    《美しい曲がり具合になってゆく》
  • 映画と音楽を愛し、青森県川柳連盟理事長、(一社)全日本川柳協会常任幹事、弘前川柳社顧問、川柳塔社理事等、ラジオパーソナリティの要職で活躍中の著者による注目の1冊。
    「イエスタディ(Yesterday)「フール・オン・ザ・ヒル(The Fool On The Hill)」「イン・マイ・ライフ(In My Life)」の3章構成。
    《たてがみあるか時々確かめる》
    《ノーカット版ではお見せできぬ過去》
    《恥ずかしい右脳なまけものの左脳
    《カギカッコ外せば恥があふれ出る》
    《とりあえず休火山だと言っておく》
  • いつだって仕事に趣味に全力投球、世界を舞台にして活躍する著者が、川柳をはじめて十年の節目に刊行した刺激的で遊び心、詩心満載の一書。「天狗はどこだ」「今日から本番」「がらくた趣味」の三章構成。《クリップで留めた二人がさようなら》
    《雑念を指に集めて爪を切る》
    《置きボトル切れますようと招き猫》
    《ポケットに経営理念忍ばせて》
    《居酒屋で教育テレビ流れてる》
    《ライバルを蹴散らす為の同じ船》
    《痛風が如何ですかとお呼びです》
    《冷蔵庫自分の物は左側》
    《春物をハンガーに掛け待っている》
  • シリーズ30冊
    880(税込)
    著:
    藤みのり
    レーベル: ――

    「葦のように儚いわたくしの句」と語る現役の数学教諭である著者が呟くように、囁くように、時に心に秘めた情念をぶつけるように己の弱さや葛藤を吐く、魂を揺さぶる一冊。
    《目の前にあるものずっと探してる》
    《吹っ切れて軌道に乗った四コマ目》
    《昨日なら空いていたよと断られ》
    《幸せの境界線が上下する》
    《もう誰も追っては来ない氷点下》
    《酒池肉林きっと長生き出来ないな》
    《懸案事項死んでもスマホ離さない》
    《拘り消えて背骨ゆるやか》
    《白い息君の答えを待っている》

・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。

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