セーフサーチ設定を変更しました
ページの先頭です
KADOKAWA作品コイン50%還元キャンペーン

『歴史、ミステリー・推理・サスペンス』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全315件

  • 真説・明智光秀伝。我々が習った歴史は、“嘘”だった!!? 明智光秀が主君・織田信長を討った日本史上最大のミステリー“本能寺の変”! 現代でもなお多くの謎が遺される大事件を400余年の時を経て解き明かす!!
  • 19世紀末ロンドン。路地裏で浮浪児として暮らす少年・リューイは、とある殺人事件をきっかけにひとりの探偵と出会う。探偵の名は、シャーロック・ホームズ。リューイは下層階級を顧みないホームズを憎みながらも、犯罪と陰謀が渦巻く魔都ロンドンの浮浪児たちを救うため、彼のもとで“猟犬”として働くことを決意する。少年たちの地下街(アンダーグラウンド)ミステリー叙事詩、開幕!
  • シリーズ2冊
    693748(税込)
    漫画:
    花園あずき
    原作:
    96助
    出版社: KADOKAWA

    マリー・アントワネットと現代の女子高生。二人の出会いが歴史を変える。

    悲劇の王妃マリー・アントワネットは処刑の瞬間。
    「誰も自分を知らない世界でやり直したい」と願った。
    その結果、若かりし少女の姿で現代日本に“転生”してしまったようで…?

    マリーが“転生”した先にいたのは、
    育ってきた環境から自己肯定感が低く、
    ロリータファッションを堂々と着こなせない自分を好きになれずにいる女子高生。

    時代も生まれ育ちも何もかも違う二人が現代日本で出会った時、
    ロリータファッションを通じて少女と歴史が変わっていく――

    魔法のiらんど大賞2020 コミックシナリオ大賞
    ファンタジー・歴史部門特別賞受賞作 コミカライズ!
  • シリーズ41冊
    495(税込)
    原作:
    とらふぐ
    作画:
    黒沢明世
    著:
    本田優貴
    著:
    浅井 おくた
    著:
    志峨丘トウキ
    著:
    たまいずみ
    他7名
    レーベル: 黒蜜
    出版社: 白泉社

    白泉社が贈る新電子レーベル――「黒蜜」創刊。まっ黒でおどろおどろしいのに、蜜のようにあまい。あなたにもそんな感情があるでしょう。不倫。ハラスメント。背徳エロス。一筋縄ではいかない人生をあなたに。表紙&巻頭は芸能界成り上がりストーリー「戦略結婚 ~華麗なるクズな人々~」とらふぐ×黒沢明世!不妊治療をあきらめた二人の新たな夫婦ドラマ「あたらしい結婚生活」本田優貴!高校教師(♂)をエロくいじめる官能的な青春「村田先生と田村ちゃん」浅井おくた!陰キャな姉と人気者の妹の人生逆転入れ替わりサスペンス「同じ顔で私は嘘をつく」志峨丘トウキ!結婚を機に崩壊する友情、裏の顔サスペンス「嘘をついた私たち」たまいずみ!ありふれた日常から一挙に転落する惨劇サスペンス「こんな人生は絶対嫌だ」丸山ゴンザレス×船木涼介!戦後日本で落ちぶれた未亡人が生きるために恋愛契約を結ぶ「性悪駒子の偽恋」志風きよ!モラハラ夫に苦しむ妻と若き青年の禁断ラブストーリー「ギルト ~君の未来を奪う罪と罰~」カルビ佐藤!謎の存在「鉄人」による衝撃的パニックホラーサスペンス「鉄人 ~ヒトより上のヒエラルキー~」雪腐!葬儀社勤務の作者がえがくリアルお葬式フルカラーコミック「お葬式にJ-POP」Kimura!そして人気作のお得な【再録】、不倫された妻の仕返しSEXライフ「撮られ妻」てりてりお!(第1話を再録)計11タイトル収録、オール新連載第1話で450ページ超! この雑誌でのご購読は[ばら売り]合計よりも70%プライスダウンでかなりお得です!(全作品の「第1話」を収録しています。重複購入にご注意ください)
  • 肺病となり自暴自棄になっていた平松麻素子。喫茶店で煙草をくゆらせる中、偶然相席になった男の名は芥川龍之介。もちろん今も昔も誰もが知る小説家である。しかし、明晰な頭脳を持つ彼の周りには事件の匂いが…。
  • シリーズ730冊
    99858(税込)
    著者:
    真生麻稀哉
    著者:
    MBビジネス研究班
    レーベル: ――

    20分で読めるミニ書籍です(文章量20,000文字程度=紙の書籍の40ページ程度)
    「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。

    書籍説明文
    発達障害診断を受けるにあたって、当事者が、どうすればいいかを事例を挙げて徹底指導!発達障害は、当事者にも雇用者にも社会にとってもデリケートな問題。トラブル対策完全マニュアルを味方にしよう!

    まえがき
    まず、この本を手に取っている架空の「あなた」の話をしましょう。
    「空気、読めないね」
    「こんなこともできないの?」
    「どうして、そういう考え方をするのか、わからない」
    他人から、こういうことを言われた経験と―
    「頭の中が色んな思考でいっぱい」
    「集中力がない」
    「一度集中すると、寝食何もかも忘れてしまう」
    「努力しても、努力してもうまくできないことがある」
    こんな自分の実感とが、ちかちかちかと点滅して―
    あなたは、「もしかして、俺(私)発達障害かもしれない」という疑いを抱くようになる。

    著者紹介
    真生 麻稀哉(シンノウ マキヤ)
    愛知大学国文学専修卒業。2013年、某マスコミ関係の会社で働いている時に、広汎性発達障害の診断を受ける。障害者手帳3級取得歴1年半。5月に会社を退職。現在は、小説の賞に応募を続ける傍ら、某広告代理店でライターとして勤務中。… 以上まえがきより抜粋
  • 揺らぎ、移ろう私の運命──。

    舞台は二十五の年を重ねた大正時代――。弟の自殺未遂がきっかけで、本に宿る光“アウラ”が視えるようになった少女・ツグミ。困惑する彼女の前に現れたのは、帝国図書情報資産管理局…通称「フクロウ」と呼ばれる組織に所属する尾崎隼人と鴻上滉だった…。TVアニメ化も果たしたオトメイト原作の恋愛アドベンチャーゲーム本編を元にしたコミカライズ、ここに開幕!
  • シリーズ8冊
    528(税込)

    異様に過保護な母親に反発しながら暮らす、高校1年の相馬光也。そんな彼の心の拠り所は、バイオリンと、入院中の祖父だけだった。しかし、その祖父の容態が急変し、病院へ駆けつけた光也は突然の地震に襲われて…!? 大正タイムスリップ浪漫!
  • シリーズ2冊
    9351,144(税込)
    著:
    宮部みゆき
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    事件の予兆と、恋の予感。これが宮部みゆきの世界---。死んだはずの人間が生き返る「死人憑き」が本所深川で起きた。甦った人物が以前より若返っていると感じた「姉妹屋」のお初は、老奉行の御前さまから紹介された与力見習の右京之介と探索を始めた。だがその時、油樽から女の子の遺体が発見される。人は過去にも家族にも縛られる。霊験お初シリーズ第一弾。


    事件の予兆と、恋の予感。
    人は狡いし、汚い。だけど優しくて、美しい。
    これが宮部みゆきの世界。
    「霊験お初」シリーズ第一弾!

    死んだはずの人間が生き返る「死人憑き」が本所深川で起きた。甦った人物が以前より若返っていると感じた「姉妹屋」のお初は、老奉行の御前さまから紹介された与力見習の右京之介と探索を始めた。だがその時、油樽から女の子の遺体が発見される。人は過去にも家族にも縛られる。霊験お初シリーズ第一弾。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    わたし、山城瑠奈、中1。学校の遠足で、水族館にやってきたんだ。まわりは友達同士でさわいでるけど、わたしは群れるのがキライ。別の階に行こうと、エレベーターに乗ったんだ。でも、着いたのはまさかの裏水族館。わたし、人気アイドルグループ「るーとB」の男の子4人と、閉じこめられちゃった!? 脱出するには「素直な気持ちを告白しろ」って、そんなのムリ! 推しとの結末が選べる、大人気のラブ×サバイバルストーリー!
  • 858(税込)
    著者:
    柳広司
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    『ジョーカー・ゲーム』の著者が戦中を舞台に描くもう一つのスパイミステリ

    1925年に成立した治安維持法。歴史の闇の中であっても輝きを放つ、「敗れざる者たち」の矜恃とは――?
     
    『蟹工船』の取材と執筆に熱中するプロレタリア文学の旗手・小林多喜二。
    反社会的、非国民的思想犯として特高に監視される反戦川柳作家・鶴彬(つる・あきら)。
    同業他社の知人たちに不可思議な失踪が続き、怯える編集者・和田喜太郎。
    不遇にありながら、天才的な論考を発表し続ける、稀代の哲学者・三木清。

    己の信念を貫く男たちを、クロサキと名乗る内務省の男が追い詰めてゆく。
    彼らはなぜ罪なく裁かれたのか?
    累計130万部突破「ジョーカー・ゲーム」シリーズの著者が令和の世に問う、もう一つの傑作スパイ・ミステリ!
  • 792(税込)
    著者:
    飴石
    レーベル: HARTA COMIX
    出版社: KADOKAWA

    此処に暮らす者は、全員「訳あり」。

    大正末期、翻訳家・藤が引っ越した先は
    雅趣あふれる「開花アパートメント」。
    そこでは住人全員が秘密を抱えていた。

    亭主を手にかけた「毒殺婦人」に歳の離れた探偵コンビ、
    不自然なほどに仲睦まじい二組の夫婦……。
    妖しき人間模様が絡み合う集合住宅奇縁譚。
    新鋭・飴石のデビュー作、第1巻!
  • 花房あきら君は近所友だちの、のぼる君、さとし君、佳代ちゃん、と共に裏山の頂にある日の丸岩を目指します。
    思いがけず、そこで銅板を発見するのです。
    銅板に書かれた英文を先生に読んで頂き、世界の不思議を調査します。
    ペトラ遺跡、ピラミッド、モナリザの瞳、の謎が明らかになってゆくのです・・・・・。
    はたして、その謎とは・・・・・?
  • シリーズ74冊
    495616(税込)
    著者:
    桑原水菜
    イラスト:
    東城和実
    出版社: 集英社

    武田信玄の霊を封印した《魔縁塚》が、何者かによって破壊された夜――高耶(たかや)の親友・譲(ゆずる)は、火だるまになる夢を見た。「ようやく見つけましたぞ、お屋形様…」譲に忍び寄ってくる武者たちの亡霊…。強力な霊によって憑依されようとしている譲を救おうとする高耶は、不思議な《力》を使う直江と出会った。自ら何百年も生きた換生者(かんしょうしゃ)と名のる直江は、高耶に前世からの宿命を告げるのだが…!?
  • 「ジャンルの垣根を超えた傑作。
    ページをめくる手が止まらない」
    スティーヴン・キング 絶賛!

    ニューヨーク・タイムズ
    ベストセラー 1位

    1970 -80年代に米国・カリフォルニア州を震撼させた連続殺人・強姦事件。30年以上も未解決だった一連の事件の犯人「黄金州の殺人鬼」(ゴールデン・ステート・キラー)を追い、独自に調査を行った女性作家による渾身の捜査録。

    アメリカでベストセラーとなり、現在HBOがTVドキュメンタリー・シリーズを製作中の話題作。強盗、強姦、殺人を十年以上にわたって繰り返し、DNA鑑定の網をくぐって闇に消えていた犯人を、作家である著者が独自の捜査で追いつめていく手に汗握るノンフィクション。

    序文寄稿:ギリアン・フリン(『ゴーン・ガール』著者)

    ワシントンポスト、「エスクァイア」誌、Amazon.com、ニューヨーク公立図書館、 シカゴ公立図書館他で “2018年 ベストブック・オブ・ザ・イヤー”受賞!!

    本当に手に汗握る作品だ――「ピープル」誌
    息を呑む野心的で見事な筆致――「ニューヨークマガジン」誌

    読者が知るべきは、なぜこの本が特別なのかという理由だ。それは、この本が向き合っている二種類の強迫観念である。一つは光に溢れ、もう一つは闇の中にある。
    「黄金州の殺人鬼」は闇であり、ミシェル・マクナマラは光だ。
    気が滅入るほど邪悪。聡明かつ、断固とした決意。本書はこの二つの心理への旅路である。
    私は本書を愛してやまない。 ――スティーヴン・キング
  • 【作者により絵が大幅に修正された電子書籍の新装版です!】
    時は幕末。厳重警備を誇る江戸城の御金蔵が破られた!
    冤罪で入牢中の不運な男・平次郎は犯人の行方を追う事に。身代わりの妹の命のタイムリミットはわずか52時間!
    勘と運に振り回されながら、江戸に潜む都市伝説の数々に挑む。
  • シリーズ5冊
    693737(税込)
    著:
    松本清張
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    身体が不自由で孤独な一青年が、小倉在住期の鴎外を追究する芥川賞受賞作『或る「小倉日記」伝』。旧石器時代の人骨を発見し、その研究に生涯をかけた中学教師が、業績を横取りされる『石の骨』。功なり名とげた大学教授が悪女にひっかかり学界から顛落する『笛壺』。他に9篇を収める。
  • シリーズ12冊
    704781(税込)
    著:
    輪渡颯介
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    跡取りとされた弟の急死で、浅草の道具屋に呼び戻された太一郎。道具屋をやり直すには年を食いすぎている太一郎は、深川の古道具屋皆塵堂で修行することに。太一郎には、幽霊が見えるという人に言えない秘密があった。だが皆塵堂にあるのは、首吊りや夜逃げのあった家から持ち込んだ、いわくつきの品ばかり。見たくもない幽霊と向き合う日々が始まった。そして向島の猫屋敷で、太一郎は封印していた幼い日の記憶をよみがえらせる。
  • 一一八三年、源氏の木曾義仲軍が平家を破って都入りした。しかし、平清盛の異母弟・平頼盛は都落ちした一門と決別し、都に留まっていた。そんな頼盛は、彼を知恵者と聞いた義仲に「首がない五つの屍から恩人の屍を特定してほしい」と依頼され……。第15回ミステリーズ!新人賞受賞作「屍実盛」ほか全5編。清盛が都に放った童子は、なぜ惨殺されたのか? 遠く離れた場所にいたはずの大姫が、父・源頼朝の話の内容を言い当てられた秘密とは? 平清盛や源頼朝などの権力者たちと対峙しながら、推理力を武器に生き抜いた頼盛の生涯を描く連作集。/【目次】禿髪(かぶろ)殺し/葵前(あおいのまえ)哀れ/屍実盛(かばねさねもり)/弔千手(とむらいせんじゅ)/六代(ろくだい)秘話/あとがき/参考文献/解説=細谷正充
  • 元式部丞・藤原為時の娘で二十歳の小姫(のちの紫式部)は、創作の腕を評価され、左大臣源雅信の娘・倫子に「物語の女房」として仕えていた。小姫の書いた「光る君」を主人公とする短編は、貴族社会の一部で評判を取り、回し読みされている。倫子の要望に従い次々と執筆しているうちに創作の「種」に詰まってしまった小姫は、ある日、隣家の中流貴族の娘で幼馴染みの月乃に「取材」へ誘われる。女房たちの間で噂になっている七の宮の恋の真相を知るため、宮が女と逢瀬を重ねているという廃院に行ってみようというのだ。月乃の父の荘園を治める荘官の子・鶴丸を供に、廃院に向かった三人だったが……。
    若き日の紫式部が、相棒とともに都大路の「謎」に迫る!


    【目次】
    第一話 六条の廃院
    第二話 尋ねゆく幻術士
    第三話 あこがれの草子
    第四話 車争い
    第五話 鳴滝参り
  • シリーズ3冊
    704792(税込)
    著:
    和久井清水
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社


    あの鳥が、綺麗な声で鳴いてくれたら。

    飼鳥屋で夢をもって働くお遥、十六歳。
    江戸の「鳥」たちが謎をよぶ、書下ろし時代ミステリー!

    講談社時代小説文庫

    赤ん坊の幽霊が出る噂の真相、盗まれた八百屋の売り上げの行方、婚約者の父が犯した重罪の理由――、
    小さな飼鳥屋「かなりあ堂」の周囲で起きる「謎」の数々を、兄想いのお遥が解き明かしていく。

    メジロ、ホトトギス、カナリア…小鳥たちが鳥籠で羽ばたきをしている。
    近頃江戸では小鳥を飼うのが大人気。
    兄と二人で飼鳥屋「かなりあ堂」を営む十六歳のお遥は、お転婆などと言われても気にしない。
    噂の幽霊の正体を知ろうと駆けだしていく。
    江戸の「鳥」たちが謎をよぶ時代ミステリー。

    〈文庫書下ろし〉
  • シリーズ2冊
    902(税込)
    著:
    麻宮好
    レーベル: 小学館文庫
    出版社: 小学館

    消えた岡っ引きの父と、溺れ骸を結ぶ謎の器。

    おまきは岡っ引きの父・利助を探していた。
    火付けの下手人を追ったまま、行方知れずになっていたのだ。
    手がかりは父が遺した、漆が塗られた謎の容れ物の蓋だけ――。
    いったいどんな容れ物なのか? そして身はどこにあるのか?
    おまきは材木問屋の息子・亀吉、目の見えない少年・要の力を借りるが、なかなかもつれた糸は解けない。
    そんなある日、大川に揚がった亡骸の袂から漆塗りの容れ物が見つかったと臨時廻り同心の飯倉から報せが入る。
    しかし、なぜか蓋と身が取り違えられているという。
    後に、父の遺した蓋と亡骸が遺した容れ物は一対だったと判るが……。
    父は生きているのか、亡骸との繋がりは? 容れ物は誰のものなのか?
    おまきたちは、新しい手がかりをもとに下手人を探すべく、江戸の町を奔走する!
    虚を突く真相に落涙する、第一回警察小説新人賞受賞作。

    ※この作品は単行本版『恩送り 泥濘の十手』として配信されていた作品の文庫本版です。
  • 1,683(税込)
    著:
    伊吹亜門
    レーベル: ――
    出版社: 小学館

    犯人は誰? 探偵こそ誰?

    時は明治、那珂川二坊は文学で名をなさんとす。尾崎紅葉に師事すれど執筆がかなうのは小説どころか三文記事ばかり。この日も簡易食堂に足を運び、ネタを探して与太話に耳を傾けた。

    どうやら昨晩、かの徳川公爵邸に盗人が入ったらしい。蓋を開ければ徳川公にも家人にもこれと云った被害はなく、盗人は逃走途中に塀から落ちて死んだという不思議な顛末。酔客らは推論を重ねるが、「そりゃ違いますやろ」という声の主、福田房次郎が語り始めたのは、あっと驚く“真相”だった(「長くなだらかな坂」)。

    京都・奈良をつなぐ法螺吹峠、ナチス勃興前夜のポツダム、魔都・上海ほか、那珂川の赴く地に事件あり、妖人あり! “歴史・時代ミステリの星”伊吹亜門が放つ全5話の連作短編集――


    絢爛たる謎解き秘話を通して、
    〈あの人〉たちの妖人ぶりにあらためて瞠目した
    ――有栖川有栖(作家)

    著者の本領発揮作と呼ぶに相応しい完成度
    ――千街晶之(ミステリ評論家)
  • 時はフランス革命——。ルイ16世、マリー・アントワネットを斬首台に送り、「死の天使長」の異名を持つ革命家がいた。彼の名はサン=ジュスト。悪事を働く貴族たちを残虐かつ凄惨に処刑していく彼の行動は、やがて「革命」という大きな時代の転換点へと繋がっていく。これは愛のためにフランス王国を殺した男の物語。
  • 『このミス』大賞シリーズ
    平安転生×ミステリー

    若紫は名探偵!?

    源氏物語の世界に転生したので
    優雅な平安貴族ぐらし…と思ったら
    奇妙な事件が次々と…!

    物の怪に取り憑かれたとされる葵上の死の謎など
    王朝絵巻の事件に令和の就活女子が挑む

    (あらすじ)
    皇居のお濠に転落した就活生の紫乃。目を覚ますと、彼女はなぜか平安時代の幼い姫君に転生してしまっていた。しかもただの平安時代ではなく、そこは「源氏物語」の世界で――!? 紫乃は光源氏にすべてを打ち明け、若紫として生活を続けることに。そんななか、源氏の妻・葵上が急死し、六条御息所の生霊に取り殺されたという噂が立つ。これは殺人事件ではないかと考えた紫乃は真相を探り始める。

    【著者について】
    日部星花
    2001年、神奈川県厚木市生まれ。2019年に「DEATH★ガール!」で第2回青い鳥文庫小説賞金賞を受賞。同年、第17回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉として『偽りの私達』(宝島社)を刊行し、小説家デビュー。現在お茶の水女子大学に在学中。
  • シリーズ20冊
    329989(税込)
    著者:
    潮美瑶
    著者:
    MBビジネス研究班
    レーベル: ――

    さっと読めるミニ書籍です(文章量24000文字以上 32,000文字未満(30分で読めるシリーズ)=紙の書籍の50ページ程度)

    【書籍説明】
    文久三年(1863)春、洛西壬生村に十三人の剣客集団が誕生した。「新選組」である。

    京都守護職会津中将松平容保の御預りとなり、上洛する将軍の警護と王城の治安維持の役目に就いた。

    新選組副長土方歳三は、生来不合理なことが大嫌いである。
    謎があれば、寝食を忘れて真相を突き止めずにはいられない。
    副長という激務の傍ら、市井の事件にも首を突っ込むことになる。

    文久三年春、京洛を荒し廻る尊攘浪士の一団があった。
    「神命党」と名乗り、「軍資金調達」と称して裕福な商家を襲う。新選組は天道組全滅に躍起になった。

    夜の市中巡察中、歳三と沖田総司は血塗れの少女に出会った。
    豪商鴻池に押し込んだ神命党に斬られたという。歳三と総司が鴻池に駆けつけると、もう一人少女が殺されていた。

    「神命党の正体は?」「神命党は、なぜ少女達を殺したのか?」

    歳三は神命党の謎を追う。

    (最初にお断りしておきますが、「土方歳三事件簿」はフィクションです。登場人物の出自や年齢が史実と違うところもありますが、御了承ください)


    【目次】

    神命党

    少女殺し

    壬生浪

    預かった娘

    引き込み役

    記憶喪失

    鍼医

    大舞台

    鴻池善右衛門

    新選組出動

    真犯人

    功名手柄

    浅葱の隊服


    … 以上まえがきより抜粋
  • ヒマラヤで氷河湖が決壊した。下流のダム湖に浮かび上がったのは、なんと古代の「方舟」だった。こんな高地になぜ文明の跡が? いぶかる調査隊をさらに驚愕させたのは内部から発見された大量の木簡。それらにはみな、不思議な蓮華模様が刻まれており、文字とも絵とも判然としなかったが、なんらかのメッセージを伝えているのは確かだった――。一体、何者が、何を伝えようというのか? 第3回小松左京賞受賞作『神様のパズル』に続く、傑作長編SF、待望の文庫化。
  • 偽物?ご禁制?値段が高すぎる!

    物の値上がりを取り締まる
    商い同心・澤本神人が
    算盤と人情の謎解きで
    江戸の暮らしを守り抜く!

    名手の傑作時代小説!

    浅草に現れた評判の女易者を「いんちき」と断ずる男の言い分は?(「女易者」)。
    高価なはずの薬用人参が安値で売られている。本物か、重罪となる偽薬なのか…(「御種人参」)。
    北町奉行所で市中の物の値が適正かどうかを調べ、
    無許可の出版物等の差し止めを行う諸色調掛同心(しょしきしらべがかりどうしん)・
    澤本神人(さわもとじんにん)が子分の庄太と江戸の商売の不正と謎を暴く。
    次々起こる事件には、なぜか元南町奉行・跡部良弼(あとべよしすけ)の影が…。

    【目次】
    「女易者」
    「母子像」
    「御種人参」
    「口入れ屋」
    「落とし穴」
    「五方大損」
  • 小烏神社の若き宮司である竜晴は、人付き合いが悪くて無愛想。唯一の友人は、神社の一画で薬草を育てている医者で本草学者の泰山。ある日、薬種問屋の息子が毒に倒れる。懸命な治療によって一命を取り留めるが、何も語らない。さらに、彼の兄も行方知れずとわかり……。竜晴と泰山は、兄弟の秘密に迫り、彼らの因縁を断ち切ることができるのか。
  • 直木賞作家の珠玉にして衝撃のデビュー作!

     旗本の息子だが、ゆえあって家を出て町に暮らし、歌舞伎・森田座の笛方見習いをしている遠山金四郎は、朝帰りの日本堤田んぼで、女の骸を見つけた。
     花魁の雛菊が斬り殺されていたのだ。
     昨夜、狂歌師にして、戯作者でもある大田南畝の御伴で吉原遊廓で戯れた折、金四郎の隣に座っていた稲本屋の女だ。
     胸の靄が晴れぬ中、興行の手伝いに戻る金四郎だったが、急に遠国に派遣されていたはずの父・景晋に呼び出され、素行を糺される。
     景晋と旧知の間柄で、金四郎を心配して顔を見せた南畝の咄嗟の機転で難を逃れるも、なぜか雛菊の下手人探しをする羽目に――。
     雛菊に妙な縁がある、森田座の役者絵を手掛ける浮世絵師・歌川国貞とともに、事の真相を探り始める金四郎。
     調べるうちに、雛菊は座敷に出るたびに相手の男へ心中を持ちかけていたことが知れる。
     一体何が雛菊を死へ向かわせたのか?
     心中を望む事情を解き明かしたはいいが、重荷を背負った金四郎は……。
     直木賞作家の珠玉にして、衝撃のデビュー作。
  • ひたむきに生きる市井の人々や武士を丹念に描いた時代小説を数多く著すも、自身の信念から直木賞はじめ全ての文学賞を辞退した山本周五郎。人間の内面や人生の本質に深く迫る傑作短編『「こいそ」と「竹四郎」』を収録。
  • 伝説の古書『サラエボ・ハガダー』が発見された――深夜のその電話が、数世紀を遡る謎解きの始まりだった。容赦ない焚書と戦火の時代にありながら、この本は誰に読まれ、守られ、現代まで生き延びてきたのか? 調査を依頼された古書鑑定家のハンナは、ページに挟まった蝶の羽や、羊皮紙に染み込んだワインの一滴を手がかりとして、美しい古書の歩んできた歴史をひも解いてゆく。その旅路には、激動の世を懸命に生きる人々の姿があった――科学調査に基づく謎解きの妙と、哀惜に満ちた人間ドラマが絡み合う、第2回翻訳ミステリー大賞受賞作!/解説=千街晶之
  • 時は明治。ノスタルジックでほのかな恋の物語――。生まれつき身体の弱い青年・千弘は病院通いが欠かせなかった。千弘は、父親が頼もうとする往診を断って自分の足で病院へ出向く。その理由は、病院の先生の妹・お結さんに会いたかったから。尊大な父と違って、先生は優しく気高く、お結さんもまた優しく朗らかで。ずっとこの時間が続けばいいと思っていた千弘だったが、心の奥底で静かに燃える、お結さんへの恋心は千弘の身体を、病より熱く焦がす。そんなある日、先生が遊女の毒殺の疑いで取り調べを受けていると聞いて…!?(48P)
  • 敗戦で失ったものを武力・財力で奪還せよ…!!死地で抗い窮地で猛る、戦後スペクタクルロマン!!
    時は昭和21(1946)年ーー大戦時に「狂犬」と呼ばれた傷痍軍人・高村伊知は、新興組織・長門商会を束ねる岡本宇ノ介に見出され、
    ヤミ資金を護る「番犬」として再び戦いに身を投ずることに…
    敗戦で失ったものを取り戻すことが組織の責務。海軍上がりの猛者どもが集う長門商会の一員として、陸軍上がりの高村は信を得て、任務を遂行することができるのか!?戦友そして亡妻への想いを胸に、孤高の軍人は奮い立つ!!
  • 十津川警部、北の大地へ飛ぶ!

    東京の下町で居酒屋「北国」を営む合田勝郎。彼がどこで生まれ、どこで育ったのか、どんな経歴かを、周囲の誰も知らなかった。その彼のもとに、訳ありげな若い女・水沼江美が転がり込む。だが食事に誘おうとした日に、突如失踪してしまう。女も自分と同じ小樽出身であることを男が知った翌日、新小樽新聞の東京支社長・池永実が四谷の支社内で何者かに殺される。池永は小樽出身の作家・小野寺圭に新聞連載「小樽ストーリー」を依頼し、資料集めに奔走していた。この作品で、小野寺は、明治時代の政治家で北海道開拓長官を務めた黒田清隆はじめ、小樽の問題点を正面から書くと勢い込んでいた。ふたつの事件につながりはあるのか? 男はなぜ故郷を追われたのか? 捜査を開始した十津川警部は、事件の真相を探るため小樽に飛ぶが、新聞社の周辺ではさらに不審な動きが……。
  • 極限下を生きる少女たちの友情を描いたシスターフッド×パニックホラー。

    セミの鳴かない奇妙な夏――。それは突然発生した。
    進路に悩む高校生の優七と愛莉。両親を事故で失った優七と、両親との関係がいびつな愛莉は仲の良い親友同士だった。しかしその夏、その町ではセックスワーカーが消えていくという奇妙な現象が相次いでいた。やがてその原因は体から目のような湿疹が飛び出し、「何か」に蝕まれていく感染症が原因だという噂が広がっていく。人に言えない秘密を抱えていた愛莉は未知の噂に怯えるが、それはさらなる脅威の幕開けに過ぎなかった――。極限下を生きる少女たちを描いたシスターフッド×パニックホラー。
  • シリーズ3冊
    748(税込)
    漫画:
    ユウダイ
    原作:
    今村翔吾
    出版社: KADOKAWA

    七つの掟を守るなら、いまの生活からくらまし候――。

    時は江戸中期。堤 平九郎はしがない飴屋――しかし実は、金さえ払えばどこへでも連れ去ってくれる凄腕の仕事人「くらまし屋」だった! 人生をやり直したいと願う依頼人のため、今日もくらまし屋は命を懸ける!!
  • さすらいの辻音楽師に恋をしてしまった裕福な家の令嬢・和子。だが、富める者と卑しい者、身分違いの恋は当然実るはずもなかった。そんなある日、父が事業に失敗。借金返済のため和子は吉原に女郎奉公することに。その前日、偶然にも辻音楽師と再会した和子は、男と一夜の契りを結ぶ。「吉原一の花魁になったら会いに行くよ」そう約束をして別れた二人だったが――。娼婦に落ちながらも愛する人を待ち続ける女の悲恋「夢十夜」、親のため金持ちと結婚させられた少女の恋愛奇譚「生まれつきの運」など、たとえ他の男に抱かれても恋人への想いを一途に貫く女たちの、儚くも美しい5つの物語。
  • シリーズ23冊
    6491,056(税込)
    著:
    高田崇史
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    百人一首カルタのコレクターとして有名な、会社社長・真榊大陸が自宅で惨殺された。一枚の札を握りしめて……。関係者は皆アリバイがあり、事件は一見、不可能犯罪かと思われた。だが、博覧強記の薬剤師・桑原崇が百人一首に仕掛けられた謎を解いたとき、戦慄の真相が明らかに!?
  • 仕事女子×大妖怪のおもてなし奮闘記!

    「このホテルを守るため、僕と結婚してくれませんか」
    結婚願望0%、仕事一筋の花籠あやね27歳。上司とのいざこざから、まさかの無職となったあやねを待っていたのは、なんと眉目秀麗な超一流ホテルの御曹司・太白からの“契約結婚”申し込みだった!
    しかも彼の正体は、仙台の地を治める大妖怪!? 次々に訪れる妖怪客たちを、あやねは太白と力を合わせて無事おもてなしできるのか――!?
  • シリーズ7冊
    572781(税込)
    著者:
    神永学
    レーベル: 集英社文庫
    出版社: 集英社

    時は江戸末期。絵師を目指す青年・八十八は、夜道で幽霊に出くわして以来、奇妙な行動を取るようになった姉を救うため、憑きもの落としの名人に会いに行く。肌が異様に白く、両眼を覆うように赤い布を巻いた男。名を、浮雲という。布の下に隠した赤い両眼で死者の魂が見えるという破天荒な浮雲と行動を共にするうち、八十八の前には新たな世界が見えてきた――。幕末ミステリー、堂々開幕!
  • 1,672(税込)
    著:
    田中啓文
    レーベル: ――
    出版社: 講談社

    奇才が語る妖しき「元禄秘話」、「忠臣蔵」の裏側!――五代将軍・徳川綱吉、生母・桂昌院、側用人・柳沢保明は、狐に取り憑かれていた! 史上最悪の法令「生類憐れみの令」は、そのために発令されたのだ。のちに国学四大人のひとりに数えられた神官・羽倉斎は、それを知り、国を救うために将軍暗殺を企てる。気づいた吉良上野介は、暗殺者を討たんとするが、それを乱心と見た浅野内匠頭が、殿中で上野介に斬りかかる。かくして赤穂藩はおとりつぶしになってしまうのだが……。
  • シリーズ3冊
    792814(税込)

    「あんた……誰だ」

    「きみの友だ」


    ひとりは過去の記憶を失い、
    ひとりは女の姿で後宮に潜む。 

    《過去の記憶》と《濃厚な友情》は、青年ふたりに奇跡を起こすのか!?
    胸熱の中華風ファンタジー!!


    悠永国(ゆうえいこく)の後宮には、こんな噂があった。
    曰く「皇后の剣、と呼ばれる謎めいた人物がいる」と。
    それは氷のように冷徹な皇后の側近で、名は静羽(せいは)。炎のごとき美貌の女性だという。
    幼い頃の記憶がない翔啓(しょうけい)は、ある日後宮に迷い込み、女の姿をした青年・嵐静(らんせい)と出会った。
    彼こそが、静羽なのか……。
    初めて会った相手のはずなのに、なぜか翔啓は嵐静に強く惹かれる。
    それは彼自身の失われた過去にも関係しているようで……!?

    失った《過去》に、大切なものを、置いてきた――。

    ふたりの「再会」がきっかけで、幼い皇太子や皇后をも巻き込んだ大事件が動きだす。
    過去と友情が織りなす――血湧き肉躍る中華後宮ファンタジー開幕!
  • 『信長公記』に門外不出の「完本正篇」が!

    統治者と宣教師が語り合った、驍将の<剣>と<政事>、そして『君主論』――。

    令和四(二〇二二)年、イタリアのフィレンツェで“信長の遺書”なる古い紙束が見つかる。それは信長の近習の書記・太田牛一によって密かに編まれた『信長公記』の完本正篇だった――。
    時を遡ること今から四四〇年以上前の天正七(一五七九)年、イタリア人宣教師のアレシャンドロ・ヴァリニャーノが島原半島に上陸する。彼はその後、信長に謁し、ルネサンス期にイタリア半島を駈け巡った驍将チェーザレ・ボルジアのことや、マキアヴェリによって書かれた『君主論』について侍講した。信長は以降、ヴァリニャーノに数度引見し、その問答を漏れなく記すよう牛一に命じたのだった。

    天下を統べるはずだった男の果てなき好奇の思いを極大なスケールで描く、斬新吃驚の歴史長編!!

    (底本 2023年8月発売作品)
  • 江戸時代の大坂は淀屋橋のたもとで、ぼろぼろの屋形船に住む白鷺烏近。「ご無理ごもっとも始末処」の看板を掲げ、客が持ち込む無理難題を愉快な仲間とともに知恵で解決する男だ。わがまま殿様を懲らしめるため川の流れを逆にしたり、金持ちを長生きさせるためにいる筈のない人魚の肉を探し出したりと、なんぎな依頼も白い鷺を黒い烏と言いくるめる烏近にかかれば、パッと解決。愉快、痛快な頓知の曲芸があっといわせる人情事件帖。
  • 若手絵師・良介が旅路で出会ったのは、望まぬ結婚をさせられる花嫁の秋本華江。
    とある旧家に嫁ぐことで、一族にかけられた「呪い」が解けるという。
    結婚を嫌がる華江は謎の手紙を良介に託すのだったが、そこには一族のある秘密が隠されていて…。
    果たして呪いの真相とは? さすらいの絵師が妖の世界を暴き描いていく「絵師奇譚記」シリーズをはじめ、
    忌まわしい血のつながりが呼んだ悲恋「累が淵恋慕」、身分違いの許されざる愛「花いちもんめ」など、
    呪われた因縁の中でつむぐ恋人たちの純愛を描いた6つの物語。
  • 昭和初期、自由に恋愛が出来なかった時代。名家の令嬢・麗子は労働運動家の教師・高岡と出会い恋に落ちる。
    しかし、身分の違う二人の仲が認められるはずもなく、麗子の父の密告で高岡は特高警察に追われる身に。
    それでも諦めない麗子は、ついに高岡を探し出し、家族を捨てて愛に生きることを決断するのだったが…。
    許されざる身分違いの愛を描いた「天国に結ぶ恋」、関東大震災の中で芸者と良家の家族が紡ぐ絆「命たゆらん」、坂本龍馬の妻・おりょうなど、
    時代に翻弄されながらもひたむきに愛に生きた女たちの物語。
  • 「夫のモノを切ってきました」突如警察に出頭した女が持っていたのは、切り取られた男性器だった…!
    妻子ある平山の愛人として尽くしてきた美代。ある日、別に若い愛人がいることを知り責め立てるが、平山は所詮お前は妾だと相手にしなかった。
    「許せない!あなたはあたしだけのもの」そして女は狂気に駆られるまま包丁で男の性器を――。
    昭和初期、日本を震撼させた阿部定事件を下敷きに描く愛憎劇「愛欲の果て」、男同士の恋愛関係のもつれが首切り殺人に至る「心の迷宮」、
    愛する夫にチフス菌入りの毒饅頭を食べさせた妻「プライド」など、純粋過ぎた愛が引き起こした事件の真相とは!?
  • ロシアがソ連と呼ばれた時代。ナチスドイツとの激しい戦争を繰り広げる最中、戦闘機に乗って戦う一人の女兵士がいた。
    リリーは男にも引けを取らない腕で次々とドイツ機を撃墜。上官のローシャの窮地を救い、厚い信頼を得る。
    いつしか二人は恋に落ち、戦争が終わったら幸せな家庭を作ろうと約束するのだったが…。
    戦場で明日をも知れない命を懸けて愛に生きようとする恋人たちの物語「スターリングラードの白薔薇」をはじめ、
    引き裂かれた東西ドイツに生きる恋人たちの悲劇「国境の街」、独裁者とその愛人の最期を描いた「ヒトラーの妻」など全6編を収録。
    「戦争さえなければ――」ロシアによるウクライナ侵攻、トルコ紛争、シリア内戦……未だ戦火が絶えない現代に贈る愛と平和のメッセージ。
  • シリーズ2冊
    7701,760(税込)

    神田の医者の娘として自由な家風で育ったお路(みち)が嫁いだのは、稀代の人気戯作者・曲亭(滝沢)馬琴の一人息子。横暴な舅の馬琴に、病持ち・癇癪持ちの夫と姑。過酷な環境の中、大きな苦労を背負ったお路だが、3人の子どもにも恵まれ、時には心折れることもありながらも夫亡き後には馬琴の執筆を助け力強く己の人生を切りひらいていく。“人間”と“人生”を優しく深く見つめ、作家の業と、人の心の機微を鮮やかに描く傑作長篇。
  • シリーズ2冊
    7921,870(税込)

    浅草の油屋・利根屋の娘お玉に、本所髄一の大店の主人との縁談が持ち上がった。しかし見合いの前日、お玉は置手紙を残して姿を消した。利根屋の体面と命運のかかった縁談である。身代わりとなったおまいは、当日、〈えにし屋〉を名乗る謎めいた女の元で、美しく着飾らせてもらい見合いの席に臨む。しかしその後もお玉の行方は一向に掴めないままで……。浮世には結びたい縁もあれば切りたい縁もある。縁を商いとする者と頼る者の光と影に、心揺さぶられる長篇時代ミステリー、シリーズ第一作。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    あなたが生まれるはるか昔に――
    凶悪犯罪でふりかえる近代日本の裏面史
    明治、大正、昭和期前半に国内を震撼させた大事件を写真と資料で完全再現

    ●「昔はよかった」と言える昔はなかった

    今から80年以上前、日本は無謀な戦争に突入した。
    欧米列強の支配からアジアの国を守り独立・繁栄を目指すという
    「大東亜共栄圏」を大義名分に近隣諸国を侵略した。
    その結果として、軍人に砲弾・病・飢餓が襲い、国中が空襲に遭い、
    広島・長崎に原爆投下の惨劇をもたらした。

    太平洋戦争の死者は軍人軍属、民間人を合わせて約310万人。
    天皇陛下を神と奉り、悲劇への道を疾走した国の指導者の責任は極めて重い。

    戦後、日本は民主国家に生まれ変わった。
    勤勉な国民性は急速に経済を発展させ世界でも有数の先進国に上り詰めた、
    右傾化が懸念される昨今でも、多くの人々は平和を享受し自由を謳歌している。
    戦争は二度と起こしてはならない。あの時代に戻ることは決して許されない。

    では、戦争前の日本はどんな社会だったのだろう。
    果たして、人々の暮らしは幸福だったのか。
    昔はよかった、と言える昔があったのだろうか。
    答えはノー。

    戦前の日本は極めて貧しく残酷だった。
    人権意識は低く、農村は生活に窮し、女性を卑しめられ、忌まわしき風習に縛られ、
    国家に逆らう主義主張を唱える者は弾圧され、要人テロが横行した。
    明治から大正、太平洋戦争が始まる昭和前半までの73年間、
    誤解を恐れずにいえば、日本は想像以上に野蛮で愚かな国だった。

    本書はそんな時代に起きた、
    戦慄・驚愕の35の事件を取り上げた1冊である。
    閉鎖的な村社会で孤立し住民の殺戮を図った者、
    惚れた芸妓の裏切りに狂気を爆発させた者、エリートによる金と女絡みの凶行、
    拷問に近い取り調べで犯人に仕立て上げられた冤罪事件、身勝手な復讐劇。

    それらは現代でも起きうる犯罪でも、
    やはり根底には時代の空気が色濃く反映され今の世とはまた違う独特の狂い方が確実である。
    記事本文には、現代では使わない差別用語や蔑称が頻繁する。残酷な記述もふんだんにある。
    が、その言葉をもちいなければ、事件の本質、時代のニュアンスが伝わらないと判断し、
    あえて当時の表現をそのまま使用している。あしからずご了承いただきたい。
    また巻末には、取り上げた事件当時の社会情勢がわかるよう年表を付記した。
    犯人、犯行の動機を知るうえでの参考にしてほしい。

    鉄人ノンフィクション編集部
  • 1,716(税込)
    著:
    高田崇史
    レーベル: ――
    出版社: 講談社

    「顔がないんだ、ぬっぺっぽうみたいにさ」
    藤沢宿で働くお初は、自分の色男である勝道にそう言った。
    「目も鼻も口も耳もない、ぺろりとした顔のそいつが、いつも出てくるんだ」
    怖いものなどない破戒僧の勝道だが、なぜか「ぬっぺっぽう」だけは恐ろしかった。
    「この悪夢を祓ってくれる、良い神社仏閣はないものかねえ」
    勝道は、お初を江島明神の弁財天詣でに誘う。
    その地に伝わる哀しい身投げ話など知りもせずに。
  • シリーズ3冊
    737770(税込)
    著:
    輪渡颯介
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    怖い話が上手にできたら。美味しいごはんを無代(ただ)にします!

    看板娘のお悌が満足する怖い話を聞かせられたら飯が無代になる、という不思議な一膳飯屋「古狸」。
    職人修行中の奉公先を追い出された虎太は、鈴の音のような声に惹かれて、金も無いのに「古狸」に入り浸る。
    お悌と兄弟三人と母親とで切り盛りする一膳飯屋、菓子屋、蕎麦屋が並ぶ「古狸」。
    怪談も幽霊も苦手な虎太は、死神が棲むという長屋を探ることになり……!?
    そこで虎太が見たものとは! そして、貧乏でそそっかしい虎太の恋は叶うのか?

    怪談+美味+謎+笑い+猫……輪渡颯介の楽しさ満載のシリーズ、第一弾!
  • シリーズ6冊
    550(税込)

    神田明神下に住む岡っ引の平次(銭形平次)が子分の八五郎(ガラッ八)とともに、投げ銭と卓抜した推理力で江戸の難事件を次々と解決。『半七捕物帳』と並ぶ捕物帳小説の傑作ほぼ全作品300作品以上を合本し、電子版として読みやすく編集しました。
    ●目次
    金色の処女
    振袖源太
    大盗懺悔
    呪いの銀簪
    幽霊にされた女
    復讐鬼の姿
    お珊文身調べ
    鈴を慕う女
    人肌地蔵
    七人の花嫁
    南蛮秘法箋
    殺され半蔵
    美女を洗い出す
    たぬき囃子
    怪伝白い鼠
    人魚の死
    赤い紐
    富籤政談
    永楽銭の謎
    朱塗りの筐
    雪の精
    名馬罪あり
    血潮と糠
    平次女難
    兵糧丸秘聞
    綾吉殺し
    幻の民五郎
    歎きの菩薩
    江戸阿呆宮
    くるい咲き
    濡れた千両箱
    路地の足跡
    血潮の浴槽
    謎の鍵穴
    傀儡名臣
    八人芸の女
    人形の誘惑
    一枚の文銭
    赤い痣
    大村兵庫の眼玉
    兵庫の眼玉
    三千両異変
    庚申横町
    和蘭カルタ
    お民の死
    御落胤殺し
    双生児の呪
    どんど焼き
    お藤は解く
    招く骸骨
    碁敵
    迷子札
    二服の薬
    小唄お政
    麝香の匂い
    路地の小判
    地獄から来た男
    死の矢文
    身投げする女
    酒屋火事
    蝉丸の香炉
    雪の足跡
    城の絵図面
    城の絵図面
    花見の仇討
    九百九十両
    結納の行方
    玉の輿の呪い
    欄干の死骸
    辻斬綺談
    金の鯉
    二本の脇差
    平次屠蘇機嫌
    買った遺書
    黒い巾着
    二度死んだ男
    巾着切りの娘
    竹光の殺人
    八五郎の恋
    十手の道
    十七の娘
    捕物仁義
    受難の通人
    お局お六
    鉄砲汁
    お染の歎き
    瓢箪供養
    縁結び
    敵討果てて
    不死の霊薬
    百四十四夜
    禁制の賦
    笑い茸
    金の茶釜
    百物語
    死相の女
    南蛮仏
    忍術指南
    許嫁の死
    紅筆願文
    お篠姉妹
    ガラッ八祝言
    お秀の父
    金蔵の行方
    巨盗還る
    活き仏
    刑場の花嫁
    懐ろ鏡
    梅吉殺し
    ガラッ八手柄話
    二人浜路
    十万両の行方
    火遁の術
    狐の嫁入
    北冥の魚
    遺書の罪
    二階の娘
    女の足跡
    雪の夜
    吹矢の紅
    白紙の恐怖
    六軒長屋
    土への愛着
    お由良の罪
    矢取娘
    唖娘
    青い帯
    辻斬
    弥惣の死
    月の隈
    お吉お雪
    仏敵
    駕籠の行方
    雛の別れ
    井戸の茶碗
    仏師の娘
    火の呪い
    鐘五郎の死
    紅い扱帯
    第廿七吉
    父の遺書
    五つの命
    二枚の小判
    権八の罪
    仏喜三郎
    茶碗割り
    蜘蛛の巣
    秤座政談
    縞の財布
    彦徳の面
    遺言状
    槍の折れ
    お銀お玉
    棟梁の娘
    荒神箒
    凧の詭計
    仏像の膝
    八千両異変
    娘の役目
    風呂場の秘密
    お此お糸
    二つの刺青
    酒屋忠僕
    娘と二千両
    閉された庭
    幽霊の手紙
    桐の極印
    花見の果て
    毒酒
    詭計の豆
    櫛の文字
    百足屋殺し
    偽八五郎
    神隠し
    若様の死
    髷切り
    子守唄
    一番札
    生き葬ひ
    水垢離
    お登世の恋人

    頬の疵
    尼が紅
    盗まれた十手
    御時計師
    歩く死骸
    御宰籠
    二人娘
    お長屋碁会
    色若衆
    小便組貞女
    若党の恋
    三つの死
    罠に落ちた女
    狼の牙
    蹄の跡
    死骸の花嫁
    凉み船
    隠し念仏
    死人の手紙
    美女罪あり
    権三は泣く
    青銭と鍵
    浮世絵の女
    飛ぶ女
    遠眼鏡の殿様
    妹の扱帯
    一と目千両
    鼬小僧の正体
    妾の貞操
    邪恋の償ひ
    歎きの幽沢
    心中崩れ
    鐘の音
    猿蟹合戦
    晒し場は招く
    乗合舟
    三つの菓子
    五つの壺
    女護の島異変
    名画紛失
    蔵の中の死
    艶妻伝
    鍵の穴
    青葉の寮
    鬼の面
    夕立の女
    毒酒薬酒
    恋患い
    群盗
    人違い殺人
    腰抜け弥八
    猿回し
    凧の糸目
    春宵
    万両分限
    女御用聞き
    屠蘇の杯
    富士見の塔
    母娘巡礼
    槍と焔
    敵持ち
    猫の首環
    茶汲み四人娘
    月待ち
    恋をせぬ女
    凧糸の謎
    軍学者の妾
    女臼
    弱い浪人
    綾の鼓
    死の踊り子
    八五郎の恋人
    美しき鎌いたち
    処女神聖
    百草園の娘
    小判の瓶
    転婆娘
    飛ぶ若衆
    金の番
    贋金
    五月人形
    釣針の鯉
    和蘭の銀貨
    苫三七の娘
    持参千両
    華魁崩れ
    用心棒
    密室
    からくり屋敷
    白梅の精
    隠れん坊
    美男番附
    血塗られた祝言
    美しき人質
    影法師
    井戸端の逢引
    万両息子
    旅に病む女
    花見の留守
    匕首の行方
    系図の刺青
    寳掘りの夜
    三軒長屋
    娘の守袋
    嫁の死
    美しき獲物
    地中の富
    掏られた遺書
    秋祭の夜
    闇に飛ぶ箭
    鬼女
    美少年国
    毒矢
    正月の香り
    女辻斬
    敵の娘
    真珠太夫
    お六の役目
    橋場の人魚
    死の秘薬
    江戸の夜光石
    花嫁の幻想
    初姿銭形平次 八五郎手柄始め
    笛吹兵二郎
  • 数千の男女が蠢き、夥しい金が動く。
    幻の花が咲く街・吉原。
    遊女たちの命を次々に奪う病の正体は!?


    おゑんは、複雑な事情を抱える女たちを診ることを生業とする闇医者だ。吉原の廓・美濃屋で花魁の安芸を診察した帰り、甲三郎と名乗る謎めいた男がおゑんに声をかけてくる。美濃屋の主・久五郎と吉原の惣名主である平左衛門のもとにいざなわれたおゑんは、三日前に倒れた遊女・春駒を診て欲しいと二人に頼まれる。しかし、これまでおゑんが見たこともない症状で病み窶れている春駒は、治療も虚しく命を落としてしまう。平左衛門によると、最近、同様に亡くなった遊女は春駒で三人目だという――。
    「婦人公論」人気連載、待望の書籍化。
  • 深川で娘が惨殺された。もう四人目だ。続いて刺殺された男の死体が吾妻橋近くで見つかる。その頃、「江戸の雷神」と呼ばれ町人に人気があった前火付盗賊改役の伊香雷蔵は、わけありの剣の達人・安斎六右衛門、元盗賊の玄慈、幼馴染みで拳法使いの女医・長飛とともに、「よりよい江戸」をつくらんとしていたが……。
    個性的な仲間たちが正義のために奮闘する、痛快時代小説シリーズ!
  • 「坊っちゃん」「吾輩は猫である」「草枕」「それから」「こころ」「三四郎」などの代表作から「客観描写と印象描写」などの知られざる名作、関連作品まで一冊に収録した電子版夏目漱石全集。小説、評論・随筆など、ジャンル別目次から読みたい作品をすぐにお読みいただけます。
    【小説】※発表年代順
    吾輩は猫である
    吾輩ハ猫デアル(旧字旧仮名版)
    倫敦塔
    幻影の盾
    琴のそら音
    一夜
    薤露行(かいろこう)
    趣味の遺伝
    坊っちゃん
    草枕
    二百十日
    野分
    虞美人草
    坑夫
    文鳥
    夢十夜
    永日小品
    三四郎
    それから
    それから(旧仮名版)

    門(旧字旧仮名版)
    彼岸過迄
    行人
    こころ
    道草
    明暗
    【評論・随筆など】※五十音順
    イズムの功過
    岡本一平著並画『探訪画趣』序
    おはなし
    思い出す事など
    カーライル博物館
    学者と名誉
    家庭と文学
    硝子戸の中
    鑑賞の統一と独立
    元日
    鬼哭寺の一夜
    木下杢太郎著『唐草表紙』序
    客観描写と印象描写
    教育と文芸
    京に着ける夕
    京に着ける夕(旧字旧仮名版)
    虚子君へ
    近作小説二三について
    ケーベル先生
    ケーベル先生の告別
    現代日本の開化
    好悪と優劣
    こころ(広告文)
    こころ(自序)
    こころ(予告)
    滑稽文学の将来
    コンラッドの描きたる自然について
    作物の批評
    三山(さんざん)居士(こじ)
    三四郎(予告)
    子規の画
    子規の画(旧字旧仮名版)
    「自然を写す文章」
    自転車日記
    写生文
    従軍行
    初秋の一日
    処女作追懐談
    人工的感興
    人生
    鈴木三重吉宛書簡―明治三十九年
    西洋にはない
    戦争からきた行き違い
    創作家の態度
    草平氏の論文について
    それから(予告)
    高浜虚子著『鶏頭』序
    田山花袋君に答う
    「土』に就て
    「土」に就て(旧字旧仮名版)
    長塚節氏の小説「土」
    坪内博士とハムレット
    つり鐘の好きな人
    艇長の遺書と中佐の詩
    手紙
    『伝説の時代』序
    点頭録
    『東洋美術図譜』
    道楽と職業
    独歩氏の作に低徊趣味あり
    中味と形式

    何故に小説を書くか
    日英博覧会の美術品
    入社の辞
    猫の広告文
    『煤煙』の序
    博士問題
    博士問題とマードック先生と余
    博士問題の成行
    長谷川君と余
    「額の男」を読む
    批評家の立場
    文学雑話
    文芸委員は何をするか
    文芸と道徳
    文芸とヒロイツク
    文芸の哲学的基礎
    文芸は男子一生の事業とするに足らざる乎
    文士の生活
    文章一口話
    文体の一長一短
    文壇の趨勢
    変な音
    変な音(旧字旧仮名版)
    僕の昔
    マードック先生の『日本歴史』
    正岡子規
    満韓ところどころ
    水底の感
    無題
    明治座の所感を虚子君に問れて
    模倣と独立
    「夢のごとし」を読む
    余と万年筆
    予の描かんと欲する作品
    落第
    倫敦消息
    吾輩は猫である(上篇自序)
    吾輩は猫である(中篇自序)
    吾輩は猫である(下篇自序)
    私の経過した学生時代
    私の個人主義
    【関連作品】
    漱石の人物(和辻哲郎)
    夏目先生の追憶(和辻哲郎)
    夏目漱石論(森鴎外)
    小川芋銭先生と私(野口雨情)
    「漱石のオセロ」はしがき(野上豊一郎)
    胡堂百話(野村胡堂)
    世界の一環としての日本[抄](戸坂潤)
    埋もれた漱石伝記資料(寺田寅彦)
    夏目先生の俳句と漢詩(寺田寅彦)
    夏目漱石先生の追憶(寺田寅彦)
    俳諧瑣談(寺田寅彦)
    根岸庵を訪う記(寺田寅彦)
    漱石山房の冬(芥川竜之介)
    夏目先生と滝田さん(芥川竜之介)
    葬儀記(芥川竜之介)
    文芸的な、余りに文芸的な(芥川竜之介)
    漱石と自分(狩野亨吉)
    漱石氏と私(高浜虚子)
    漱石さんのロンドンにおけるエピソード(土井晩翠)
  • シリーズ12冊
    7591,240(税込)

    近代日本文学を代表する文豪・夏目漱石の代表作を年代順に一挙収録。
    ●収録作品
    吾輩は猫である(1905年)
    坊っちゃん(1906年)
    草枕(1906年)
    二百十日(1906年)
    野分(1907年)
    虞美人草(1907年)
    坑夫(1908年)
    三四郎(1908年)
    それから(1909年)
    門(1910年)
    彼岸過迄(1912年)
    行人(1912年)
    こころ(1914年)
    道草(1915年)
    明暗(1916年)
  • シリーズ42冊
    589791(税込)

    近代日本文学を代表する文豪・夏目漱石の、初期から最晩年までの傑作小説、随筆、評論、さらに同時代の作家の評伝など約160作品を収録し、読みやすく編集した夏目漱石全集の決定版です。
    ■目次
    【小説】
    坊っちゃん
    吾輩は猫である
    吾輩ハ猫デアル(旧字旧仮名)
    三四郎
    こころ
    それから
    それから(新字旧仮名)
    草枕
    二百十日
    野分
    虞美人草
    坑夫

    門(旧字旧仮名)
    彼岸過迄
    行人
    道草
    明暗
    【短編・小品・随筆】
    幻影の盾
    琴のそら音
    倫敦消息
    京に着ける夕
    京に着ける夕(旧字旧仮名)
    自転車日記
    倫敦塔
    カーライル博物館
    文鳥
    夢十夜
    永日小品
    長谷川君と余
    思い出す事など
    子規の画
    子規の畫(旧字旧仮名)
    変な音
    變な音(旧字旧仮名)
    ケーベル先生
    ケーベル先生の告別
    戦争からきた行き違い
    初秋の一日
    三山居士
    硝子戸の中
    一夜
    薤露行
    趣味の遺伝
    手紙
    【評論・その他】
    吾輩は猫である(上篇自序)
    吾輩は猫である(中篇自序)
    吾輩は猫である(下篇自序)
    三四郎(予告)
    こころ(広告文)
    こころ(自序)
    こころ(予告)
    それから(予告)
    イズムの功過
    岡本一平著並画『探訪画趣』序
    学者と名誉
    家庭と文学
    鑑賞の統一と独立
    元日
    鬼哭寺の一夜
    木下杢太郎著『唐草表紙』序
    客観描写と印象描写
    教育と文芸
    虚子君へ
    近作小説二三について
    現代日本の開化
    好悪と優劣
    滑稽文学の将来
    コンラッドの描きたる自然について
    作物の批評
    「自然を写す文章」
    写生文
    処女作追懐談
    人工的感興
    人生
    鈴木三重吉宛書簡―明治三十九年
    西洋にはない
    創作家の態度
    草平氏の論文について
    高浜虚子著『鶏頭』序
    田山花袋君に答う
    「土』に就て
    「土」に就て(旧字旧仮名版)
    長塚節氏の小説「土」
    坪内博士とハムレット
    つり鐘の好きな人
    艇長の遺書と中佐の詩
    『伝説の時代』序
    点頭録
    『東洋美術図譜』
    道楽と職業
    独歩氏の作に低徊趣味あり
    中味と形式

    何故に小説を書くか
    日英博覧会の美術品
    入社の辞
    猫の広告文
    『煤煙』の序
    博士問題
    博士問題とマードック先生と余
    博士問題の成行
    「額の男」を讀む
    批評家の立場
    文学雑話
    文芸委員は何をするか
    文芸と道徳
    文芸とヒロイツク
    文芸の哲学的基礎
    文芸は男子一生の事業とするに足らざる乎
    文士の生活
    文章一口話
    文体の一長一短
    文壇の趨勢
    僕の昔
    マードック先生の『日本歴史』
    正岡子規
    満韓ところどころ
    水底の感
    無題
    明治座の所感を虚子君に問れて
    模倣と独立
    「夢のごとし」を読む
    余と万年筆
    予の描かんと欲する作品
    落第
    私の経過した学生時代
    私の個人主義
    【関連作品】
    文芸的な、余りに文芸的な(芥川龍之介)
    漱石山房の冬(芥川龍之介)
    夏目先生と滝田さん(芥川龍之介)
    葬儀記(芥川龍之介)
    漱石と自分(狩野亨吉)
    漱石氏と私(高浜虚子)
    埋もれた漱石伝記資料(寺田寅彦)
    夏目先生の俳句と漢詩(寺田寅彦)
    夏目漱石先生の追憶(寺田寅彦)
    俳諧瑣談(寺田寅彦)
    根岸庵を訪う記(寺田寅彦)
    漱石さんのロンドンにおけるエピソード(土井晩翠)
    「漱石のオセロ」はしがき(野上豊一郎)
    小川芋銭先生と私(野口雨情)
    夏目漱石論(森鴎外)
    漱石の人物(和辻哲郎)
    夏目先生の追憶(和辻哲郎)

・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。

ページ先頭へ

本を予約しました

※予約の確認・解除はこちらから

予約済み書籍

キャンセル及び解除等

発売日前日以降のキャンセル・返品等はできません。
予約の確認・解除、お支払いモード、その他注意事項は予約済み書籍一覧をご確認ください。