『海外文学、NHK出版、1円~』の電子書籍一覧
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大震災後に歩む、芭蕉の「みちのく」
松尾芭蕉の『おくのほそ道』は単なる紀行文ではなく、周到に構成され、虚実が入り交じる文学作品である。東日本大震災の被災地とも重なる芭蕉の旅の道行きをたどり、「かるみ」を獲得するに至るまでの思考の痕跡を探る。ブックス特別章として、芭蕉による『おくのほそ道』全文を収載。
[内容]
はじめに―『おくのほそ道』への旅
第1章 心の世界を開く
第2章 時の無常を知る
第3章 宇宙と出会う
第4章 別れを越えて
ブックス特別章 『おくのほそ道』全文
松尾芭蕉 略年譜
あとがき -
アメリカで暮らすユダヤ人家族が、中東で発生した大地震と戦争を背景に、それぞれが新たな一歩を踏み出す姿をウイットと哀しさを交えて描く崩壊と再生の物語。『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』の著者が贈る、現代アメリカ文学の新たなる傑作。
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全米ベストセラー、人気若手作家による9・11文学の金字塔、ついに邦訳。9歳の少年オスカーは、ある鍵にぴったり合う錠前を見つけるために、ママには内緒でニューヨークじゅうを探しまわっている。その謎の鍵は、あの日に死んだパパのものだった……。全米が笑い、感動して、心の奥深くから癒された、時代の悲劇と再生の物語。ヴィジュアル・ライティングの手法で編まれる新しい読書体験も話題に。
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テルマはアラフォーのシングルマザー。
息子のルイは12歳。
テルマの生きがいは、このひとり息子と大手化粧品メーカーのマーケティング・ディレクターという仕事。
ある冬の土曜日の朝、テルマのこれまでの人生をふいにするような事件が起こった。
ルイが彼女の目の前で交通事故に遭ったのだ。
昏睡状態に陥ったルイに残された時間はわずかだった。
そんなある日、テルマがルイの部屋で見つけたあるものが、彼女の生き方を変えていく。
疎遠だった母親が、テルマの生活に再び影響を与え始める。
心を許せる友人がいなかったテルマに、看護師という新たな仲間が生まれる。
はたして、テルマはルイを取り戻すことができるのか?
刊行前に世界20か国以上で出版が決定、
デビュー作にしてベストセラーに躍り出た、世界が注目するフランス現代小説! -
1940年にドイツ占領下のポーランドに生まれたマイケルは、
ゲットーや収容所暮らしを余儀なくされたのち、
わずか4歳でアウシュヴィッツに送られた。
なぜ、子どもが次々に殺されていった収容所で、
彼は6か月も生き延びられたのか?
悪や絶望がうずまく世界の中で、ひたむきに前を向いて
生きたマイケル一族の姿が胸を打つとともに、
家族の絆や、希望を失わずに生きることの大切さを
あらためて教えてくれる良質なノンフィクション。 -
スポーツコラムニストとして活躍するミッチ・アルボムは、偶然テレビで大学時代の恩師の姿を見かける。モリー先生は、難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)に侵されていた。
16年ぶりの再会。モリーは幸せそうだった。動かなくなった体で人とふれあうことを楽しんでいる。
「憐れむより、君が抱えている問題を話してくれないか」
モリーは、ミッチに毎週火曜日をくれた。
死の床で行われる授業に教科書はない。
テーマは「人生の意味」について。
世界で1600万部を超える大ベストセラーの刊行20周年を記念して、著者・訳者の新たなあとがきを加えた「愛蔵版」。上製・函入りで文字も大きく読みやすくなりました。
成人、入学、卒業、結婚、誕生日など、人生の節目・門出の贈り物に最適です。
親から子へ、そして大切な友人へ読み継がれる大事な心のレッスンが詰まっています。 -
シンプルな生き方は簡単じゃない。シンプルですらない。格差を生み出し続ける資本主義と、搾取や地球環境への負荷を生み出す行き過ぎた消費社会から積極的に抜け出し、ローカルやコミュニティの価値を重視する、倫理的で自由な生き方は本当に可能なのか!? 『スエロは洞窟で暮らすことにした』の著者最新作。
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恋愛に遭遇したとき、人間の認知はいかに反応し歪みを露呈し、変化してゆくのか。耐える女の報酬、賢い女の野望、わがままな女の錯誤、あきらめない女の夢想など、オースティンが描いた6人のヒロインの言動分析から、普遍的な人間の心情に迫る画期的なアプローチ。
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父―皇帝―神の殺害をめぐる、原罪の物語
世界変革の夢、死刑判決、特赦、シベリア流刑とうち続く辛酸を強いられたユートピア主義者。ロシアの民に神を見つめ、世界の救済をキリストと「子」への信仰に見出す晩年。「父=皇帝=神殺し」の欲望と原罪意識との凄絶な闘いから生まれた魂の文学。その深層に迫る。 -
父―皇帝―神の殺害をめぐる、原罪の物語
世界変革の夢、死刑判決、特赦、シベリア流刑とうち続く辛酸を強いられたユートピア主義者。ロシアの民に神を見つめ、世界の救済をキリストと「子」への信仰に見出す晩年。「父=皇帝=神殺し」の欲望と原罪意識との凄絶な闘いから生まれた魂の文学。その深層に迫る。 -
大英帝国が産業革命をいち早く達成し、近代の扉を開けたヴィクトリア朝(1837~1901)は、ヨーロッパとは大きく異なる英国らしい「島国根性」的な価値観と美意識が形成された時代であった。日本人にも身近なヴィクトリア朝期の文学・美術・映画などの作品を通じて、英国文化の真髄がわかる一冊。
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