『エッセイ、怪談』の電子書籍一覧
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あの名コンビが、知られざる伝説地を目指して西へ東へ。愛憎半ばの珍道中!
名所から穴場まで、おばけの伝説地を目指して西へ東へ!
“あの”名コンビ+αが、全国各地に点在する伝説地を訪ね歩く。
茨城の旧家に受け継がれてきた「河童の妙薬」を譲り受ける。
鬼のスーパースター・酒呑童子と茨木童子の出生地を探して新潟へ。
高い山が少ない房総半島で、あえて天狗を訪ねる。
『稲生物怪絵巻』の舞台・広島には京極夏彦氏も参加。
江戸の七不思議から「妖怪」を七つピックアップ。
国道16号沿いに分布するダイダラボッチ伝説を強行軍で巡る。
伊豆大島に伝わる民間信仰「日忌様」の謎を追う。
九尾の狐と殺生石を求めて栃木と福島へ――。
ときに手を取り合い、ときに罵り合い、一喜一憂しながら「妖怪馬鹿」が各地を廻る。
妖怪ライター・村上健司による探訪記&妖怪研究家・多田克己による解説で、ゆるく、深く楽しめる!
今日からあなたも妖怪旅おやじ!?
雑誌「怪と幽」創刊号から続く人気企画が待望の書籍化。 -
稀代の呪物コレクター
初の書き下ろし怪談集
封印した話、深夜に戸を叩く者、
一〇〇枚の短冊が起こす奇跡、
何かが這いずり回る幽霊屋敷、
絶対に転んではいけない場所……他
(『あべこべ』はじめにより)
本のタイトルにもなっている「あべこべ」は私の代表作であり、怪談デビューの話でもあります。
ちょうど怪談と都市伝説の間のようなお話で、すごく気に入っています。
「あべこべ」はひっくり返る、反対、さかさなどの意味があると同時に「彼方此方(あちらこちら)」とも言い換えることができ、いろいろな場所や方向などを意味します。
本書に収めたお話はまさにいろいろな場所で、いろんな方から聞きました。
怖い話もあれば、不思議な話もあります。
いままで聞いてきたなかでも特に気に入っているお話を選びました。
此方(こちら)の世界ではなかなか体験できない、彼方(あちら)の世界のお話。
『あべこべ』の世界を読んで体験してみてください。
【目次】
あべこべ/白い手/予感/傘がない/橋津の海岸/五島のガッパ/犬を飼ってはいけない村/芋虫/転ぶな/鮎釣り/黄昏時に歩く人/迷い家/まぼろしのうどん/マナーさん/犬の話/ガジばあ伝説/シュガーポット/深夜に戸を叩く/不意な来訪者/関東の幽霊屋敷/宿直/飛び降り/高松の幽霊屋敷/沖縄の事故/知らない男がついてくる/インド逃避行記/311/犬鳴トンネル/それに会うと/抱き人形/カミサマ
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