『夏目漱石、0~10冊』の電子書籍一覧
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『風立ちぬ』は小説家・堀辰雄(1904~1953年)の代表的作品。
売れない小説家である主人公と、結核を患っている婚約者・節子が
八ヶ岳の麓にあるサナトリウムで過ごした日々を描いた中編小説です。
当時、結核は不治の病とされていましたが、四季折々の美しい風景描写や
穏やかな時の流れが、“生と死”という、ともすると重苦しくなりがちな作品に、
独特の透明感を与えています。
「風立ちぬ、いざいきやめも」という言葉の意味とともに、その世界観を味わいましょう。 -
[初出]「大阪朝日新聞」1914(大正3)年3月22日[文字遣い種別]新字新仮名
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[作品について]明治38(1905)年1月、「ホトトギス」に発表。8月まで、同誌に連載。 「吾輩は猫である」[初出]「ホトトギス」1905(明治38)年1月~8月[文字遣い種別]新字新仮名
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マンガと文で読む、夏目漱石の名作7品。●1話10分、マンガと文でスラスラ読める!●大人になってもくり返し読みたい、名作に出会える!●巻末に「読書感想文の書き方アドバイス」付き!近代日本を代表する作家・夏目漱石の名作を7品収録。子ども向けの定番「坊ちゃん」や「吾輩は猫である」、「こころ」「夢十夜」など、1話10分で読めるよう、マンガと文章で再編しました。大人になってからもくり返し読みたい、名作との出会いをとびきりおもしろく!各作品のコラムでは、もっと深く読みたくなるその魅力を伝えます。
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不朽の名作『坊っちゃん』が新装版で登場!
≪マスキングテープブランド「mt」との特別コラボカバー版を配信! 通常表紙版と内容が同じ商品です。ご注意ください。≫
負けん気が強く、いたずらが過ぎたために両親から可愛がられなかった"坊っちゃん"。学校を卒業し、唯一、面倒を見てくれた清と離れ、一人で四国の中学校に赴任する。しかし、田舎での生活は江戸っ子気質の坊っちゃんには我慢できないことばかり。教え子からの嫌がらせや事なかれ主義の教頭たち。さらには、意気投合した同僚の"山嵐"が辞職に追い込まれたことを知り……。波乱万丈の日々をユーモアたっぷりに描く、不朽の名作。 -
夏目漱石の名作が、新装版で登場! 痛快で爽快なユーモア小説!!
純情な江戸っ子の坊っちゃんが東京から中学の先生として、はるばる四国へ。坊っちゃんの新人教師生活は? 夏目漱石のユーモア小説の傑作! 現代仮名づかいに改め、表現に説明を加えたり、文章を省略したりするなどして、小・中学生に読みやすいよう変更を加えています。 -
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
不朽の名作をスマホで読みやすく! 写真と一緒に楽しむ近代文学! 1900年10月31日。留学先のロンドンで街を歩く中、「余」は不思議な力に惹かれるようにして倫敦塔を訪れる。展示物を眺めながらロンドンの歴史に思いを馳せていると、「余」は塔内でとある親子に遭遇して……。筆者の留学経験を元に描かれた、幻想的な短編小説。 -
圭さんと碌さんの軽妙な会話を軸に,夏目漱石(1917―66)の阿蘇山旅行に基づき書かれた「二百十日」.若き二人の文学士と文筆に生きる男が,流動する社会に三人三様に向き合う姿を多面的に切り取った「野分」.先鋭な社会批評を中軸に据えた,長篇作家漱石誕生への橋渡しとなる二篇.改版(解説=小宮豊隆・出原隆俊)
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親ゆずりの無鉄砲で子どものときから損ばかりしている――。そんな冒頭から始まる、文豪・夏目漱石初期の代表作。自ら英語教師として松山の中学に赴任した経験を背景にした一冊です。--物理学校を卒業後、ただちに四国・松山の中学に数学教師として赴任した青年“坊っちゃん”が、少々不器用でかなり無鉄砲ながらも正義感を貫き通してまさに暴れまわる痛快作です! 電子書籍特典:『ようこそ!たんぽぽ書店へ』冒頭試し読み収録
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四国の中学に赴任した江戸っ子の坊っちゃん.喧嘩っ早く正義感に満ちた若い教師が,赤シャツや狸たちを相手に大活躍する痛快な物語.〔解説・奥本大三郎〕
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猫との日常には、いつも新たな発見がある。
太古より人間の側で暮らしてきた猫は、時代や飼われ方によって色々な表情を見せる。
猫と犬の性質の差や猫好きと犬好きの違いについて思いを馳せる「猫と犬」(谷崎潤一郎)や、
吉行家で飼っていた〈モテる〉雄猫と彼についての思い出を語る「モテる系統のネコ」(吉行淳之介)など、
猫の生態と猫が繋ぐ人々の機微を味わうエッセイ集。
【収録作品】
谷崎潤一郎『猫と犬』『猫──マイペット』
奥野信太郎『養猫記』
木村荘八『我猫記』『私の猫達』
寺田寅彦『舞踊』
大佛次郎『お通夜の猫』『山寺の猫』『ここに人あり』
豊島与志雄『猫性』
白石冬美『桃代の空』
吉行淳之介『モテる系統のネコ』
長部日出雄『家なき猫たち』
熊井明子『私の猫がいない日々』
夏目漱石『猫の墓』
中村眞一郎『私の動物記・猫』『猫の災難』
柳田國男『猫の島』
山崎朋子『わが家のライオン』『猫の引っ越し』
黒田亮『猫にマタタビの誘惑』
島津久基『銀の猫』 -
英文学者・夏目漱石の仕事がもっと読まれてよいのではないか。本書はもと「十八世紀英文学」のテーマで行われた講義であって、漱石は日本人としての主体を鋭く自覚し、また堂々と貫きながら十八世紀イギリスの作家と作品に、その社会に切りこんでいった。外国文学に関心をもつあらゆる人の必読書。 (解説 平井正穂)
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長篇の合い間をぬうようにして書かれた小品とよばれる一群の短篇がある。小品とはいうが、しかしその存在は大きく、戦後の新しい漱石論は『夢十夜』の読み直しからはじまったと言っても過言ではあるまい。ここには荒涼たる孤独に生きた作家漱石の最暗部が濃密に形象化されている。『文鳥』『永日小品』を併収。 (解説 阿部 昭)
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明治四十三年の盛夏、漱石は保養さきの修善寺温泉で胃潰瘍の悪化から「大きな動物の肝の如き」血塊を吐いて人事不省におちいった。辛くも生還しえた悦びをかみしめつつこの大患前後の体験と思索を記録したのが表題作である。他に二葉亭四迷・正岡子規との交友記など七篇。どの一篇も読む者の胸に切々と迫って来る。 (解説 竹盛天雄)
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留学体験に取材した『倫敦塔』、日露戦争にまつわる怪談『趣味の遺伝』、アーサー王時代の物語『幻影の盾』など七つの短篇。同時期の『猫』と全く異質なこれらの作品の世界はユーモアや諷刺の裏側にひそむ漱石の「低音部」であり、やがてそれは『それから』以後の彼の全作品に拡大されてゆく。 (解説 江藤淳・注 石井和夫)
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猫を語り手として苦沙弥・迷亭ら太平の逸民たちに滑稽と諷刺を存分に演じさせ語らせたこの小説は『坊っちゃん』とあい通ずる特徴をもっている。それは溢れるような言語の湧出と歯切れのいい文体である。この豊かな小説言語の水脈を発見することで英文学者・漱石は小説家漱石となった。(解説 高橋英夫・注 斎藤恵子)
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1903年苦しいロンドン留学から帰国した漱石は帝大でいよいよ文学を講じる。後の文豪は世界文学といかに出会い自らの文学を築いたか。Fやfの用語など一見難解な外観と厖大な原文は人を圧倒するが、独特の苦渋とユーモア漲る痛快な口調で語られる文学修行の精華。西洋と日本の近代をつなぐ迫力満点の講義録。【亀井俊介注解】
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