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『冒険小説・ハードボイルド、徳間書店』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全149件

  • シリーズ4冊
    792990(税込)
    著者:
    田中啓文
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    売れない絵師の家に
    厄病神が同居!?

    貧乏で災難続き、
    おまけに事件まで……

    大名家のお抱え絵師だった葛幸助は、
    今、大坂の福島羅漢まえにある
    「日暮らし長屋」に逼塞中だ。
    貧乏神と呼ばれ、筆作りの内職で糊口を凌ぐ日々。
    この暮らしは、部屋に掛かる絵に封じられた
    瘟鬼(厄病神)のせいらしいのだが、
    幸助は追い出そうともせずに呑気に同居している。
    厄病神が次々呼び寄せる事件に、
    福の神と呼ばれる謎の若旦那や丁稚の亀吉とともに、
    幸助が朗らかに立ち向かう。
    (書下し痛快時代小説)

    第一話 貧乏神参上
    素丁稚捕物帳 妖怪大豆男
    第二話 天狗の鼻を折ってやれ
  • シリーズ4冊
    9131,210(税込)
    著者:
    香納諒一
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    新署長赴任の朝。署の正面玄関前で、容疑者を連行中の刑事が雑居ビルから狙撃された。目の前で事件に遭遇したK・S・P(警視庁歌舞伎町特別分署)の沖幹次郎刑事は射殺犯を追う。銃撃戦の末、犯人のひとりを仕留めるが、残るひとりは逃亡した。金を生む街、新宿歌舞伎町で暴力組織が抗争を開始したのだ。息も吐かせぬ展開と哀切のラストシーン。最高の長篇警察小説。
  • 次々と話題の新人を輩出する大藪春彦新人賞、第3回受賞作!

    ●今野敏 選評(抜粋)
    小説として価値があると感じた作品だ。すべての結論が保留になっていながら、それが持ち味となっている。
    ●馳星周 選評(抜粋)
    この作品には奥行きがある。物語の向こうに読者を誘おうとする意志が見え隠れしているのだ。
    ●徳間書店文芸編集部編集長 選評
    独特の余韻がありました。書かないことで書く以上に豊かな世界を創出する手腕は見事です。

    ●あらすじ
    深夜零時。家出を決行した中学生のセナは札幌駅の南口広場を当てもなく彷徨っていた。そこに髭面の男があらわれる。
    「どしたの?」
    怪しげな男だったが、車で函館のフェリー乗り場まで送ってくれるという甘言に、セナは同乗することを決意した。
    芳香剤のきつい車内。何が入っているかわからないボストンバッグ。流れるニュースと知らない音楽。
    セナの旅が始まる。
    ※受賞作のほか、選評および受賞の言葉を収録
  • シリーズ4冊
    649759(税込)
    著者:
    今野敏
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    深夜、渋谷センター街。争うチーム同士の若者たち。そこへ突如、目出し帽をかぶった男が現れ、彼らを一撃のもとに次々と倒し、無言で立ち去った。現場の様子を見た渋谷署強行犯係の刑事・辰巳吾郎は、相棒である整体師・竜門の診療所に怪我人を連れて行く。たった一カ所の打撲傷だが、その破壊力は頸椎にまでダメージを与えるほどだった。男の正体は? (『拳鬼伝』改題)
  • 550(税込)
    著者:
    新堂冬樹
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    極悪高校として名高い明王工業。拳に物を言わせたら、規格外の強さを誇る四人が君臨していた。トップの座である「ギャングスタ」をもぎ取ろうと、新入生が動き始める。一人はナンパに明け暮れるイケ面の白石。もう一人は冷静さを失わないクリスチャンの赤星。対照的な二人は一対一の闘いで上級生を潰し、駒を進めていく。最後に勝つのは誰か!? 熱くて笑える青春ケンカ小説の傑作!
  • シリーズ5冊
    692891(税込)
    著者:
    今野敏
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    神奈川県警みなとみらい署。暴力犯係係長の諸橋は「ハマの用心棒」と呼ばれ、暴力団には脅威の存在だ。地元の組織に潜入捜査中の警官が殺された。警察に対する挑戦か!? ラテン系の陽気な相棒・城島をはじめ、諸橋班が港ヨコハマを駆け抜ける!
  • 2,200(税込)
    著者:
    大沢在昌
    レーベル: ――
    出版社: 徳間書店

    本名・年齢不詳の凄腕ボディガード・キリは、以前の案件で知り合った大物フィクサー・睦月から警護の依頼を受けた。対象は岡崎紅火、女子大学院生。病死した香港シンクタンク『白果』の主宰者・白中峰の娘だ。白は『ホワイトペーパー』と呼ばれる会員向けの文書を発行しており、近未来の国際情勢や世界経済を驚くほどの的中率で予測していた。『白果』には『ホワイトペーパー』の資料となった多くの機密書類と未発表の『ホワイトペーパー』が保管されており、中国公安部に渡るのを危惧した紅火の母・静代はそれを娘に託し、香港から日本に持ち出したらしい。母親の静代とは連絡が取れず、何者かに拉致された可能性が高い。睦月は新宿の民泊施設に紅火を移動させ、部下の女性・弥生を警護につける。だがその施設から紅火が拉致された! キリは弥生とともに紅火を追う。彼女は無事なのか? 『ホワイトペーパー』の行方は? 人気ハードボイルドシリーズ第三弾!
  • 沙代子は夫の暴言に耐えきれず、衝動的に家を出て、車を走らせていた。そこにとびだしてきたのはキャバクラ嬢の紫苑。彼女は沙代子の車に乗り込んで、スポーツ公園の体育館の植栽にあるボストンバッグの回収を命じる。ホストの俊からの依頼だ。しかし、中には、なんと現金3000万円が!
    紫苑は金の持ち逃げを提案。この金で、沙代子の実家・印刷所の倒産はまぬがれる。しかし、その金は実は誘拐事件の身代金と判明。暴力団に闇の犯罪集団など、紫苑と沙代子はやばい組織から追いかけられる。
    人質の女子高生・船場陽向(ひなた)は、より、したたかだった。隙を見て、ホストの俊の部屋に逃げ込んできた。俊を巡る紫苑と陽向の争いに、陽向のいとこ・夏凜(かりん)という娘もからんできて、追われるなかで、船場陽向の父親の会社の権力抗争も背後に見え、事件は四つ巴、5つ巴の様相を呈してきた。
    巻き込まれ流されてゆくうちに、沙代子は変化してゆく。
  • 858(税込)
    著者:
    今野敏
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    三十過ぎのフリージャーナリスト・柴田邦久は、伝説の日本人傭兵を追ってメキシコに足を踏み入れた。そこで兵士に「生きるための戦い」を教え込む『シンゲン』と出会う。彼はなぜ平和な日本を出て、危険を顧みずに戦うのか。それを知りたいと思った柴田は、他の兵士と同じように厳しい戦闘の指導を受けて『シンゲン』と二人でアフリカの紛争地帯に飛び込んだ!
  • シリーズ8冊
    737924(税込)
    著者:
    樋口明雄
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    人気〈山ガール〉アイドルを狙う影! 山岳救助隊員と救助犬、最強バディが北岳を駆ける! 好評山岳小説〈K-9〉最新刊!
    人気〈山ガール〉アイドルを狙う影!
    南アルプス署山岳救助隊のメンバーは彼女を魔の手から救えるか!?
    北岳を愛する人が、一丸となって、人の命を救うために尽力している。だから「南アルプス山岳救助隊K-9」シリーズの読後感は、いつだって清涼なのだ。――細谷正充氏(解説より)
    富士山登頂を機に山ガールとなった人気アイドルグループのヴォーカル・安西友梨香が番組の収録で北岳に登ることになった。
    南アルプス山岳救助隊員・星野夏実は、友梨香を取り巻いていた登山客のひとりに不審を抱く。
    一方、以前救助した少年・悠人が父親のDVから逃げてきた。
    夏実たちは両俣小屋の名物管理人・加賀美淑子に彼を預けたが、そこにも危険が迫り……。
    山岳救助隊員と相棒(バディ)の救助犬が活躍する人気山岳小説、シリーズ最新刊!!
  • シリーズ3冊
    7851,980(税込)
    著者:
    今野敏
    レーベル: ――
    出版社: 徳間書店

    横浜・元町で大学生がヘロイン中毒死した。暴力団・田家川組が事件に関与していると睨んだ神奈川県警みなとみらい署暴対係警部・諸橋は、ラテン系の陽気な相棒・城島と事務所を訪れる。ハマの用心棒――両親を抗争の巻き添えで失い、暴力団に対して深い憎悪を抱く諸橋のあだ名だ。事件を追っていた新聞記者、さらには田家川組の構成員まで本牧埠頭で殺害され、事件は急展開を見せる。
  • 1,089(税込)
    著者:
    大沢在昌
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    穏やかな研究者の夫と素直に育った息子。幸せな家庭に恵まれた神村奈々。だがその真の姿は対象人物の「国外処理」を行う秘密機関の工作員だった。ある日、夫が身元不明の女と怪死を遂げた。運命の歯車は軋みを立て廻り始める。次々と立ちはだかる謎。牙を剥く襲撃者たち。硝煙と血飛沫を浴び、美しき暗殺者はひとり煉獄を歩む。愛とは何か━━真実は何処に? アクション・ハードボイルドの最高傑作。
  • 北朝鮮からのミサイル試射が日常茶飯事になった昨今、誰しもの胸をよぎるのは「もしあの国と戦う事になったら…」という事であろう。
    本作は、2005年に気鋭の作家であった黒崎視音がそのifを圧倒的な知識と筆力で描いた長篇傑作である。
    20年近く前に描かれたというのに、この臨場感はなんだろう!

    新潟市内に三十数名の北朝鮮精鋭特殊部隊が潜入! 拉致情報機関員の奪還を端緒として“戦争”が偶発したのだ。
    初めての実戦を経験する陸上自衛隊の激闘。
    防衛庁対遊撃検討専任班の桂川は対策に追われるが、彼の狙いは他にもあった。それは…。
    息をもつかせぬ急転また急転。そして、衝撃の結末!
  • 924(税込)
    著者:
    笹本稜平
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    唐沢龍二は、恋人の吉村久美子に誘われて大学の奇妙な会に入る。会の名は「グループ・アノニマス」。一見映画論を語っているようでいて、唐沢の理系の知識を利用して爆弾テロを目論む活動組織のようだった。1年後の1998年。東京都西神田のビルで自爆テロが発生した。死亡者でもある実行犯は久美子だという。真実を暴くため、公安捜査官となった唐沢だったが、アノニマスのスパイという風評や、危うい捜査はいくつもの敵をつくってしまい……。
  • シリーズ5冊
    880968(税込)
    著者:
    神野オキナ
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    ネット犯罪、新興宗教、人身売買、無差別テロ。
    日々増加し、進化する犯罪。
    その凶悪化、複雑化に対応するべく、
    ある警察幹部から元公安の橋本に密命が下った。
    超法規的措置も辞さない特殊部隊を組織せよと。
    正義漢ゆえに暴走し、窓際になっていた
    彼の元に集まったのは、元ハッカー、元死刑囚、
    元国税庁職員とそれぞれの分野に秀でているが、
    ひと癖もふた癖もあるヤツらばかり。

    闇に蠢く犯罪を殲滅すべく
    法律ギリギリの最強(凶)部隊が活躍する
    危険でスリリングな
    痛快アクション・エンタテインメント!
    大藪春彦賞の候補になった『カミカゼの邦』の著者・
    神野オキナ氏の書下し新作は、
    違法すれすれに正義を守るヤツらが活躍する
    痛快アクション・エンタテインメント!
  • 902(税込)
    著者:
    赤松利市
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    大阪でニューハーフ店「さくら」を営む桜は63歳のトランスジェンダーだ。23歳で同じくトランスジェンダーの沙希を店員として雇い、慎ましくも豊かな日々を送っていた。そんなある日、桜の昔の男・安藤勝が現れる。今さらと思いながらも、女の幸せを忘れられない桜は、安藤の儲け話に乗ることを決意。老後のためにコツコツと貯めた、なけなしの1千万円を用意するが……。鬼才が放つ、狂乱の疾走劇。第22回大藪春彦賞を受賞作。
  • 昭和十五年、元士官候補生・湊春雄は大連港に到着した。憲兵を殴って海軍を追われ、満鉄調査部に飛ばされてきたのだ。
    彼に与えられた秘密任務は、あの甘粕正彦を内偵することだった。
    大連の町中で春雄を煙に巻いた謎の男・西風。新京に向かい疾走する〈あじあ号〉の車内に再び姿を現した大陸浪人は、春雄の運命を翻弄してゆく――。
    幻の理想郷・満洲国を舞台に、鉄道、映画、阿片、諜報、革命運動など、華やかな夢と権謀術数が渦巻くノンストップ冒険特務活劇!
  • 2,200(税込)
    著者:
    香納諒一
    レーベル: ――
    出版社: 徳間書店

    1970年代の川崎。地元漁師たちには、漁業権や船舶の買い上げと補償金を巡り、分断と対立が生じていた。また朝鮮や沖縄からの流入者が多く住民感情は複雑化していた。そんななか、多摩川河口に矢代太一の溺死体があがった。彼は漁業権問題で漁民をまとめる交渉役だったが、それゆえに一部の漁師から恨みも買っていた。遺体には複数の打撲痕が認められた。また遺品にはキーホルダーがふたつあり、自宅以外にも家があるようだった。川崎署のデカ長、車谷は捜査に乗り出す。矢代は補償金で食堂を始めたが、妻の死で店を畳み、いまは次男と暮らしていた。被害者の足取りを追ううちに、矢代は居酒屋で飲んでいるところに若い女性からの電話で、慌てて店を出て行ったことがわかった。事件が報道されると、矢代と義理の娘に部屋を貸したという夫婦から連絡が入る。矢代に義理の娘などいない。車谷たちは不審死の背後に横たわる深い泥沼に足を踏み入れることに…
  • 21世紀後半、世界は相変らず血と硝煙に満ちていた。レッド・アメリカと呼ばれるキューバ、ニカラグア地帯で起きたテロリストたちによる殺戮事件は、敵味方の区別なく死体の山が築かれた。その頃〈ミュウ・ハンター〉としての戦いを終えたシド・アキヤマはイラン・テヘランにいた。そこに内閣官房情報室の黒崎と名乗る男が現れ、〈サイバー・アーミー〉と呼ばれる四人組テロリストの殺害を依頼される。四人の名を聞いたアキヤマは驚愕した。すでにこの世にはいないはずの人物だ。しかもそのうちのひとり、ジョナはかつてアキヤマが愛した女性だった……。アキヤマの戦いが再び始まろうとしていた。
  • 814(税込)
    著者:
    矢月秀作
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    工藤は殺し屋組織の頭首となったものの、目立った活動はせずに平穏な日々を送っていた。ある日、工藤を認めない反乱分子が組織にいることが判明する。このままでは妻とお腹の子供が危うい。頭首として認めさせるべく工藤は組織が用意した巨大な塔へと向かった。方法はひとつ。塔の各フロアにいる反乱分子たちを軒並み殺すことだ――。暴力に暴力で抗う凄惨な死闘が始まる。
  • レトロウイルスの進化形、HIV-4に感染した母親から生まれた子供〈ミュウ〉。
    額の瘤が特徴で、生まれながらに「第三の目」と呼ばれる持つ特殊能力を備えている。それゆえ社会への適応力を欠き、悪魔が人間の腹を借りて生まれたと言われていた。
    〈ミュウ〉を抹殺しようとする勢力と保護する勢力に二分する世界。かつて優秀な傭兵だった日系人シド・アキヤマは、ミュウ・ハンターとして、保護陣営の厚生省特別防疫部隊と戦闘を繰り広げていた。
    そこに同じミュウ・ハンターのアメリカ人、ジャック・バリーが現れ、アキヤマに加勢する。ジャックはアキヤマの傭兵仲間だった。
    戦いの最中、ふたりはミュウを守ろうとする研究者・飛田靖子と出会う。彼らは人間だという靖子に、アキヤマは困惑し……。
  • 770(税込)
    著者:
    ヒキタクニオ
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    石渡宗介、45歳。妻・由美子と小学生の一人娘・佳奈と三人暮らし。
    平凡ながら幸せだった家庭は一夜で崩壊した。留守番中の佳奈が行方不明になったのだ。
    4日後、娘は無残な死体で見つかった。全身に無数の噛み傷が残る異常な殺害状況だった……。
    平凡なサラリーマンが遭遇する悲劇。凄絶な復讐ロードノベル。
  • シリーズ2冊
    803913(税込)
    著者:
    黒崎視音
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    相手は銃器で武装。現場には多数の人質がいる模様。これより特殊治安出動装備にて臨場する! 警視庁警備部第六機動隊、通称六機。対テロ対策を主とする特殊部隊だが、出動要請は様々だ。厚いベールに包まれた特殊部隊を描く傑作アクション。
    警視庁対テロ部隊SATの土岐悟警視は、キャリアでありながらあえて最前線で命を賭けて戦う特殊部隊の小隊長。人並みはずれたストイックさで常に正しい職務のあり方に心を砕く28歳。部下は一癖も二癖もある百戦錬磨の隊士たち。彼らと共に、ドイツのGSG-9中佐に実践さながらの過酷な訓練を課され日々鍛錬の毎日だが、ある日、銀行の立て篭もり事件に出動を要請される。刑事部の特殊部隊SITとの確執、その有用性が警察組織内でも疑問視される中、彼らの真の実力が試される時が来た……。
    リアルなアクションシーンとタクティクスを存分にお楽しみあれ!
  • 海上保安庁情報調査室は、海上ルートで密輸される麻薬の摘発や対テロ関連の捜査、北朝鮮に関連する事件や調査を主な任務とする。
    謎に包まれた組織の長である室長の山下正明(二等海上保安監)は、アメリカのCIAや韓国の国家情報院と太いパイプを持ち、海外から日本のスパイと評される人物だった。
    ある日、再編に伴い、谷りさ子(二等海上保安正)が情報調査室に着任した。山下と行動を共にするうち、谷は知られざる国際謀略と犯罪、駆け引きの世界を目の当たりにすることになり……。
    某大手テレビ局の記者による長年の取材で培った知識と人脈、新たなる証言をもとに構成した暴露型情報小説。
  • シリーズ5冊
    814924(税込)
    著者:
    笹本稜平
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    女性の絞殺死体が公園で発見された。特別捜査本部が設置され、所轄の城東署・強行犯係長の葛木邦彦の上役にあたる管理官として着任したのは、なんと息子でキャリア警官の俊史だった。本庁捜査一課から出張ってきたベテランの山岡は、葛木父子をあからさまに見下し、捜査陣は本庁組と所轄組の二つに割れる。そんな中、第二の絞殺死体が発見された。今度も被害者は若い女性だった。
  • 660(税込)
    著者:
    大倉崇裕
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    福島県北部に位置する単独峰、嶺雲岳。
    この山を十二年ぶりに訪れた深江信二郎は、亡き親友である植村の妻真弓と、遺児佳子の母娘の姿を見た。
    一方、無頼の男たちを束ねる遠藤達也も入山し、謎の中国人組織と銃撃戦を開始した。
    深江と母娘は、その争いに巻き込まれてしまう。山が血で染まっていく……。
    彼らの正体は? そして、深江と母娘の過去の因縁とは?
    気鋭が山岳アクション小説に新境地を拓いた!
  • シリーズ7冊
    737902(税込)
    著者:
    鈴峯紅也
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    幼少時に海外でテロに巻き込まれ傭兵部隊に拾われたことで、非常時における冷静さ残酷さ、常人離れした危機回避能力を得た小日向純也。現在、彼は警察庁のキャリアとしての道を歩んでいた。ある日、純也との逢瀬の直後、木内夕佳が車ごと爆殺されてしまう。背後にちらつくのは新興宗教〈天敬会〉と女性斡旋業〈カフェ〉。真相を探ろうと奔走する純也だったが、事態は思わぬ方向へ……。
  • 990(税込)
    著者:
    藤田宜永
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    三年半ぶりに本土の地を踏んだ復員兵の貝塚透馬は、衝撃の事実を知らされる。
    空襲を逃れ軽井沢の山荘に疎開していた両親が、ピストルを持った強盗に撃ち殺されたというのだ。
    犯人は未だ捕まっておらず、遺体の第一発見者であるメイドの八重は事件後、姿を消した。
    両親を殺したのは誰なのか。東京で八重の捜索を開始した透馬だったが、フランス留学時代の旧友、恵理子に再会したことで思わぬ事態に巻き込まれていく――。
    著者渾身の国際謀略サスペンス!
  • シリーズ6冊
    693792(税込)
    著者:
    黒崎視音
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    斬りおとされた首は膝の上に乗せられていた。警察手帳を咥えさせられて―。
    都内高級住宅地の公園で発見された警察官の惨殺死体。
    捜査主任は捜査一課第二特殊犯捜査第五係の柳原明日香。公安時代は女狐と恐れられた警部だ。
    犠牲者が身内ということもあり、上層部からのプレッシャーは凄まじい。
    手詰まりとなった明日香は多摩中央署に左遷された心理捜査官吉村爽子の特別招集を決断する。
    正確かつ大胆なプロファイリングで事件の真相に迫る明日香と爽子。
  • シリーズ2冊
    832990(税込)
    著者:
    大沢在昌
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    少女を護る。それが俺の使命――孤高のボディガード・キリの死闘!

    素性不明の腕利きボディガード・キリのもとに仕事の依頼が舞い込んだ。対象は森野さやかという十七歳の少女。ミッションは、昼夜を問わず一週間、彼女を完全警護すること。さやかには人の過去を見抜き、未来を予知する特別な能力が開花する可能性があるという。「神眼」と呼ばれるその驚異的な能力の継承者は、何者かに命を狙われていた。そしてさやかの父・河田俊也が銃殺された――。
  • 1,782(税込)
    著者:
    笹本稜平
    レーベル: ――
    出版社: 徳間書店

    氷点下40度×放射能
    極限サバイバルが今始まる!
    核実験に巻き込まれた7人の調査員。
    北極海で孤立した彼らの運命は――

    資源探査会社に勤める郷田裕斗は、海底油田の探査のために北極の基地にいた。
    仲間は同僚や、アメリカ人の準石油メジャーのオブザーバー、海洋学者、そしてカナダ系イヌイットたち。
    ある日、北極海の水中で核実験が行われる。だが、郷田たちはまだそのことを知らず、いつの間にか孤立していたのだった。
    通信機器の故障により外部との連絡は取れず、リード(氷の割れ目)は増え続け、燃料と食料も刻一刻と減る中、ついに精神を追い詰められる者まで現れて……。
    大国の思惑と駆け引きに巻き込まれた郷田たちは、氷の世界で生き残ることができるのか。
  • シリーズ14冊
    5501,265(税込)
    著者:
    夏見正隆
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    平和憲法の制約により〈軍隊〉ではないわが自衛隊。その現場指揮官には、外敵から攻撃された場合に自分の判断で反撃をする権限は与えられていない。航空自衛隊スクランブル機も同じだ。空自F15は、領空侵犯機に対して警告射撃は出来ても、撃墜することは許されていないのだ。F15(イーグル)を駆る空自の青春群像ドラマ!(『僕はイーグル[1]』改題)
  • 1,683(税込)
    著者:
    月村了衛
    レーベル: ――
    出版社: 徳間書店

    白熱のリーガルサスペンス!

    元特捜検事・宗光彬。高度な法律関連事案の解決を請け負う彼は、裏社会で「非弁護人」と呼ばれる。
    六年前の冤罪により、表向き弁護士活動はできなくなった身の上だ。
    ふとした経緯で、ひとりのパキスタン人少年から「いなくなったクラスメイトを捜して欲しい」という依頼を受けた。失踪した少女とその家族の行方を追ううちに、底辺の元ヤクザ達とその家族を食い物にする男の存在を知る。
    おびただしい数の失踪した者達はことごとく惨殺され、子ども達は人身売買組織に売り払われた。
    ヤクザを文字通り骨まで食い物にする〈ヤクザ喰い〉。奇跡的にその男の手を脱した女性の手掛かりから男の指紋を検出することに成功した。
    その名は蜷川功一。宗光は因縁の元同僚弁護士・篠田と共に反撃を開始する。
    悪魔のような連続大量殺人犯に、いまなお確執を抱え、恩讐を越えたふたりが挑む!
  • 登場人物、全員が欲まみれ!
    狂気・変態モードのノンストップ暗黒小説!

    かつて、カリスマと呼ばれたカルト宗教の教祖がいた。
    カネと女に目がないイケメンだ。
    そして、溝鼠の異名を持つ復讐代行屋がいた。
    誰もが振り向く絶世の美女だ。
    二人は住む世界は違ったが、ともにドス黒い欲望にとらわれた悪の化身だった。

    あれから十七年。二人を継ぐ者が現れた。
    一人は男、もう一人は女。
    教祖の超悪オトコを極悪オンナの復讐代行屋が追い詰める。
    闘いの中で次々と増殖してゆく悪意と悪行。

    悪党小説の代表者・新堂冬樹が描く『カリスマ』『溝鼠』の続篇となるノンストップ暗黒エンターテイメント!
  • 話題の新人を続々輩出する大藪春彦新人賞、第4回受賞作!

    ●今野敏 選評(抜粋)
    日常生活の描写と、殺人・死体遺棄とのミスマッチが、なんともいえないおかしさを醸し出している。話の先が気になって、ついページをめくってしまった。

    ●馳星周 選評(抜粋)
    物語の進め方も、クライマックスの盛り上げ方も文句ない。

    ●徳間書店文芸編集部編集長 選評(抜粋)
    主人公、母、祖母。三人の女性が死体隠蔽をめぐって右往左往する様は、時に笑えて時にゾッとする、極上のサスペンスになっていました。

    ●あらすじ
    母から、祖母が徘徊でいなくなってしまったという連絡を受け、ひかりは約半年ぶりに実家に帰ってきた。
    仏間に横たわっている父の姿。そして母の言葉。
    「おばあちゃんが、殺してしもてん」
    台風が通り過ぎ、昨日までの悪天候が嘘のように日射しが明るい。
    ひかりは、警察で取り調べを受けるなか思い返していた。実家で起きた、あの出来事を……。

    ※受賞作のほか、選評および受賞の言葉を収録
  • シリーズ2冊
    770913(税込)
    著者:
    藤田宜永
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    美貌の女探偵・唐渡知子は原宿の自宅マンションで消音器付きの拳銃に狙われた。命拾いした美知子は、過去に関わりのあった、影乃という謎めいた過去を持つ探偵と、事件の真相を追い始める。ほどなく、彼女の事務所を訪れていた女子大生・光成真と父親の会社社長が立て続けに殺される……。30年の時を経て執筆された続篇『罠に落ちろ』のシリーズ第1作、藤田ハードボイルドの原点!
  • 748(税込)
    著者:
    西村健
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    高度成長期を迎えて廃れゆく炭鉱町。ヤクザ抗争は激化の一途。だが極貧育ちの若者がすべてを覆す。恐れを知らぬ底抜けの男たち。苛烈きわまる人生讃歌。
    昭和四十四年、高度経済成長の只中。華やかな世相を横目に筑豊の主要産業である炭鉱は衰退の一途。しかし荒くれ者たちの意気は盛んだった。全域に威を振るうのは海衆商会。その賭場で現金強奪事件が起きる。主犯はチンピラの菱谷松次だ。面目を潰された若頭・中場杜夫は怒りに震える。二人の激しい衝突はやがて筑豊ヤクザ抗争の根底を揺さぶることに―。感動の第十六回大藪春彦賞受賞作。
  • 隅田川沿いの高層マンションでルポライターが殺された。
    容疑者は防犯カメラに映っていた身元不明の若い女。
    警備員の武井は、死体発見者の作家・高森夏子に雇われ、事件の渦中に飛び込む羽目に。
    深い魅力をたたえたアーバン・リサーチシリーズ。
  • 姫子が恋したのは破滅へと疾走する美しい男の子・翼。
    アーバン・リサーチの探偵・佐竹が翼を追う。
    浮上する連続猟奇殺人事件。耳を削がれた死体は何を物語るのか。
    残酷な恋とインモラルな性を清冽に描く。
    大薮春彦賞受賞作家が放つ衝撃作。
  • 姫子は十三歳。登校拒否の中学二年生。
    首吊り自殺のために入った山奥で偶然出会った男・阪本が殺人容疑者と知ったことから、事件に巻き込まれる。
    というより、彼に惚れてしまったのだ。
    ライバルは多い。公園に全裸死体で放置された女デザイナー、六十歳で元結婚詐欺師の探偵・ウネ子、とくにお婆は好敵手。恋も事件もねじれ、もつれ、姫子にも魔手が…。
    絶品の語り口調。ミステリーの枠を超えた傑作。
  • シリーズ2冊
    770792(税込)
    著者:
    六道慧
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    警察小説、新シリーズ始動!

    嘘を騙らせるな、真実を語らせろ」
    を合言葉に新設された警視庁捜査2課特殊詐欺追跡班。
    通称・特サには行動力の片桐冴子、
    特殊メイクの小野千紘、
    武術の喜多川春奈とAIロボットがいる。
    この度、上司として本郷伊都美がやって来た。
    だが伊都美は警視とは名ばかりの頼りない人物だった。
    原野商法、手話詐欺、銀詐欺……。
    新手の詐欺が多くの被害者を生む中、特サの女たちは――。
  • シリーズ2冊
    550(税込)
    著者:
    西村寿行
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    人類とウィルスの闘いを描いた、壮大なスケールのヒューマン大作。
    新型コロナの時代を予見した先駆的小説!

    世界保健機構WHOの付属機関リチャード・スコット記念財団は、
    故人の遺志により超巨大船舶・北斗号を建造した。

    人呼んで「癌病船」。財団の資金を惜しげもなく投入したこの医療船には、
    最新鋭の医療機器が搭載され、三百名を超える医師が治療に従事していた。

    船長はスコットの友人で誇り高き海の男、白鳥鉄善。
    病院長には故人の構想に共鳴したゲーリー・ハリソンが就任。

    八百人の患者を収容し、人類の叡智を集めた医療技術を駆使し、
    ウィルスとの闘いの船出に就くが……。

    世界中の難病患者の希望を乗せた巨大船は、
    紛争の絶えない寄港地で、さまざまなトラブルに巻き込まれる。
    はたして人類は病魔に打ち勝つことができるのか。

    壮大なスケールで描く長篇アドヴェンチャーロマン。
  • 1,683(税込)
    著者:
    安生正
    レーベル: ――
    出版社: 徳間書店

    累計130万部突破!〈ゼロ〉シリーズの著者が放つ衝撃のサスペンス!
    怪物的殺人マシーン、元傭兵、公安刑事。生と死を裁く神は誰に微笑むのか!?
    難民問題が深刻化する近未来の日本。
    受け入れ派と排斥派が対立するなか、教育施設から脱走した難民テロ集団『モグラ』によるテロ行為が頻発していた。
    警視庁公安五課の東郷は、一月後に控えたG20でドイツ首相の暗殺が企てられているという情報を掴む。
    暗殺計画の首謀者・村瀬は暗殺者を雇ったというが、年齢、国籍、性別、すべて謎に包まれていた。
    その頃、資金繰りに苦しむ会社経営者・香椎のもとに一本の電話が入る。
    香椎が元自衛官で、ソマリアで傭兵として暗躍していた過去を知っていた相手は、
    ある提案を持ちかける。東郷、香椎、謎の暗殺者――
    それぞれの思惑が交錯し、死闘が始まった!!
    生と死を裁くヴァルキリーは誰に微笑むのか。
  • 刻が止まって見える、超絶新ヒーロー誕生! 知られざる公安資料課の活躍譚。

    モノが止まって見える超人的な動体視力を持ち、武に秀でた天野傑が所属する公安資料課。
    現場に立つことはなく、捜査資料の保存や捜査の補完的な役割をこなす地味な部署だ。
    ある日、新宿で遺体が発見される。天野は違和感を覚え、無断で単独捜査を開始。
    中国マフィアの李のもとへ乗り込むが、李は天野の動体視力を圧倒するほどの武の才能を誇っていた。
    天野の忙しない暴力的な一週間が始まる。
    アクション満載の新警察小説誕生!
  • シリーズ2冊
    3,8504,400(税込)
    著者:
    わらいなく
    レーベル: RYU COMICS
    出版社: 徳間書店

    【『KEYMAN』1~7巻を収録した合本版! ※内容はコミックス発売当時と同様です】ロックヴィルシティの平和を守る超人・キーマンが殺された! 死体に刻まれた謎の文字。アレックス警部はこの不可思議な事件の調査へと向かう――。そんな警部の前にDr.ネクロを名乗る少女が現れた! ヒーロー殺しの鍵を握る存在か!? 期待の新人・わらいなくが描く、新しきコミック世界を堪能せよ!!
  • シリーズ7冊
    550781(税込)
    著者:
    黒崎視音
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    このホトケはまるで陳列されているようだ……抉られた性器をことさら晒すポーズ、粘着テープ、頭部からの夥しい流血。臨場した捜査一課に所属する心理捜査官・吉村爽子は犯人像推定作業(プロファイリング)を進める。警察小説に新風を吹き込むと絶賛された傑作。
  • 1,782(税込)
    著者:
    笹本稜平
    レーベル: ――
    出版社: 徳間書店

    あの男に、極刑を含む可能な限りの刑罰を与えてやる――。
    唐沢龍二は、恋人の吉村久美子に誘われて大学の奇妙な会に入る。会の名は「グループ・アノニマス」。
    一見映画論を語っているようでいて、唐沢の理系の知識を利用して爆弾テロを目論む活動組織のようだった。
    怪しげなアノニマスから距離を取る唐沢はやがて久美子と破局し疎遠となる。
    1年後の1998年。東京都西神田のビルで自爆テロが発生した。
    死亡者でもある実行犯は久美子だという。
    アノニマスのリーダー・ハンクスこそ真の実行犯で、久美子は利用されただけだと唐沢は気付くが、
    いち大学生に地下に潜ったハンクスを捕まえることは容易ではなかった。
    やがて、警視庁公安部の捜査官から唐沢に声がかかる。
    地下に潜った組織壊滅のための切り札として、公安捜査官にならないかというのだ。
    公安捜査官となった唐沢だったが、アノニマスのスパイという風評や、
    危うい捜査はいくつもの敵をつくってしまい……。
    警察小説の旗手が放つ公安物語!
  • シリーズ2冊
    715(税込)
    著者:
    西村寿行
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    平家の落人部落といわれる鬼無村の全村民が、ある日、忽然と消え失せた!謎を探る逢魔麻紀子の霊夢には、雲切り峠に棲むという透明な鬼と死力を尽くして闘う父・高時の苦悶の形相が……。秘境の地に、果たして何が起こったのか!? 見えない敵に向かって、秘伝の杖術を駆使する羽麻紀子と、警察庁特別捜査員・真庭正之の執念の反撃が始った。著者渾身のハードロマン大作。
  • 550(税込)
    著者:
    勝目梓
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    東京で会社を倒産させた沖田隆明は、落魄の身で故郷の炭坑町を訪れた。二十二年前、坑内で事故死した父と共にここで働いていたのだ。その町で偶然出会った女が末原和枝だった。和枝は驚くべき事実を語った。沖田の父の死は仕組まれたもので、手を下したのは和枝の父・弘吉。労組リーダーだった沖田の父は、当時の労務課長らにはめられたのだ、と。凄惨な復讐劇の始まりだった。バイオレンス長篇。
  • 781(税込)
    著者:
    矢月秀作
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    ハードアクション界のトップランナーが描く、
    暴力の連鎖。矢月秀作の真骨頂ここにあり!

    殺し屋組織を束ねる証である血塗られた拳銃「レッドホーク」を継承した工藤雅彦。
    だが、工藤は殺し屋を生業とするつもりはなく、元殺し屋でもある亜香里と共に静かな日々を送っていた。
    ある日、組織の長老が殺されたとの連絡が入る。
    これを機に、レッドホークを組織へと返上し、殺し屋から足を洗う覚悟の工藤だったが、
    それが許されるはずもなく、いつしか抗争に巻き込まれていき……。
  • シリーズ3冊
    759781(税込)
    著者:
    鈴峯紅也
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    警察小説の俊英・鈴峯紅也が満を持して送る新シリーズが起動!
    警察・ヤクザ・政治家、三人の友人が集い悪を斬る!

    浅草東署に配属されてきた新海悟。
    小規模署ながら、やり手が集うと言われる浅草東署だったが、出会う人々は一癖も二癖もある難物ばかり。
    ある日、竹馬の友であり、テキ屋を商う瀬川藤太から人を捜してくれないかとの連絡がはいる。
    新海は浅草東署のメンバーと、同じく旧友であり政治家秘書官でもある坂崎和馬に協力を求める。
    しかし事件はやがて、新海の予想を上回る大規模なものへと発展していく。
    三人の友が集うとき、正義が執行される!
  • シリーズ3冊
    748792(税込)
    著者:
    六道慧
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    事件を科学的に解明すべく設けられた警視庁行動科学課。所属する一柳清香(ひとつやなぎさやか)は、己の知力を武器に数々の難事件を解決してきた検屍官だ。この度、新しい相棒として、犯罪心理学と3D捜査を得意とする浦島孝太郎(うらしまこうたろう)が配属されてきた。その初日、スーパー銭湯で変死体が発見されたとの一報が入る。さっそく、孝太郎がジオラマを作ると……。大注目作家による新シリーズが堂々の開幕!
  • 軍事政権下にある東南アジアの小国アンダカムでは、
    今も日本製蒸気機関車C57が現役で活躍する。
    今日も日本人ツアー客を隣国タイまで送り届けるはずが、重要国家機密を巡るトラブルに巻き込まれ…。
    旅好きの老婆、元国鉄職員、新婚カップルなど、いわゆる普通の人々が、
    最新兵器で重装備するアンダカム国軍にいかにして立ち向かうのか!?
    ノンストップ超絶エンターテインメント。
  • 警視庁六方面管区―綾瀬署にある失踪課の面々は、どうしようもないクズばかり。
    ひねくれ者や役立たず、警察のお荷物のような男達に、ついたあだ名は失踪課ならぬ「喪失課」。
    そんな彼らが偶然に出会った小さな事件の数々は、じつは大きな陰謀につながっていたのだ。

    ある夜、突然町が消滅!? 裏で暗躍する謎の男『SAKURA』の目的は、いったい何なのか。
    国中がバブルに浮かれていた1990年日本の、ほんとは起こっていたかもしれない物語。
    山田正紀が描く、洒落たスタイルのネオ・エンタテインメント。
  • あの土方歳三も一目置いた美人剣士、中沢琴!

    「おまわりさん」の語源は、新徴組にあり。
    浪士組募集の檄文に応じ、法神流をひっさげて臨んだ伝通院での立ち合い。
    女と侮る男どもを徹底的に叩きのめして名をあげた琴。
    清河八郎らが立ち上げた新徴組に加わり、幕末の動乱期、幕府方の有力武闘集団として京、江戸、奥州で激闘を繰り広げる。
    お国のためにという少女の純粋な思いは、やがて時代の激流に飲み込まれ、正義の在り方を問う苦いものに変わってゆく。
    いつの間にか自分たちが朝敵となって追いつめられる理不尽さとも闘いながら、目の前の敵を斬り伏せていく琴。
    その姿は健気で美しい。
    赤城山の麓、利根郡穴原村に生まれ育った中沢琴。
    法神流を受け継ぐ家に生れ自身も研鑽に励み、身に着けた剣術は豪放にして苛烈。男でも敵うものは少ない。
    腕を買われ異例の抜擢をされた琴だったが、立ち上がったばかりの新徴組での勢力争いなどに翻弄される。
    そんな彼女は、ひそかに慕う土方歳三とともにあることを喜びとしながら、組士としての任務に精を出す。
    しかし、新徴組の存在自体が時代の鬼っ子となりつつあるとき、
    土方は京に新選組として残ることになり、琴の淡い恋は消える。
    江戸に戻って市中見廻りに精勤する琴たちは、いつしか江戸の庶民たちに「おまわりさん」と呼ばれ頼りにされるようになる。
    そんな琴らを悩ませていたのが、薩摩藩士たちによる狼藉だった。
    彼らは江戸を騒乱状態にするために罪もない民衆から略奪し殺戮を繰り返す。
    ある日、琴が親しくしていた町家に押し込みが入り家族が惨殺された。
    その首謀者は討幕の大義とは縁の薄いただの異常殺人鬼・弓張重兵衛と判明。
    新徴組による三田薩摩屋敷襲撃の際に弓張を取り逃がした琴は、どこまでも追い詰めることを誓う。
    しかし、錦の御旗を掲げる薩長討幕軍の勢いは物凄く、新徴組も江戸から奥州へと落ちてゆく。
    庄内藩として戊辰戦争を戦うことになった新徴組は各地で無敵を誇るが、いかんせん多勢に無勢。
    しかもいまや朝敵。明日をも見えぬ戦いの中、琴は宿敵弓張とついに剣を交えることになる。
    果たして復讐は成就するのか!?
  • シリーズ2冊
    605(税込)
    著者:
    大下英治
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    稲原龍二が任侠の世界に身を投じたのは、日本が大陸へ触手をのばし始めた昭和八年、十九歳の時であった。以来、博徒としての厳しい修行を重ね、打ち続く出入りの中で男をあげた龍二は、敗戦後、三十五歳の若さで熱海に一家を構え、持ち前の大器量で、当時京浜地区に勢力を張っていたモロッコの辰をはじめ生きのいい若衆たちを次々に糾合、東海道に睨みをきかせるまでになるのだが……。迫真の任侠群像。
  • シリーズ4冊
    737759(税込)
    著者:
    倉阪鬼一郎
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    江戸の八丁堀に開店した料理屋「なには屋」は、大坂の廻船問屋「浪花屋(なにわや)」の出見世。次男の次平と娘のおさや、料理人の新吉が切り盛りしている。しかし、江戸っ子に上方の味付けは受け入れられず、客足は鈍かった。そこで、常連になった南町奉行所の同心たちや知り合いの商人(あきんど)の助けで、新しい献立を創ったり、呼び込みをして、徐々に客を増やしていく。だが、上方嫌いの近所の奴らが……。書下し時代小説。
  • 605(税込)
    著者:
    勝目梓
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    黒瀬が伊奈と知り合ったのは、あるパチンコ屋でのことだった。黒瀬が暴力団員と知っても、伊奈の紳士的な態度は不変だった。その伊奈に、黒瀬はある犯罪計画をもちかけられ、結局計画にのったが、その犯罪現場での伊奈の阿修羅ぶりに黒瀬は驚倒した。――平穏な日常の中に抱きつづけてきた怨念を、ある日、大爆発させる男たちの群像! 「火の花壇」「沸点」「血の闇」「悲しい兵士」「白い闇」「姦計」「公開リンチ」「地獄の轍」「蹂躙」の9篇を収録。
  • 550(税込)
    著者:
    勝目梓
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    完璧な手口で奪われた一億九千五百万の現金。八王子にある信用金庫の現金輸送車から強奪されたものだ。だが、運搬役の和田洋二は、待ち合わせた新宿駅東口の改札口に金を持ってこなかった。現金を隠しておいたコインロッカーの鍵を落として横取りされた、という。仲間の杉田、後藤は信じるはずがない。だが、鍵を拾い大金を手に入れたのは、小島昇というタクシー運転手だった。凄まじい死闘が始まった。
  • 妻の圭子と新宿でスナックをやっている吉岡隆司に、八年ぶりに殺しの依頼があった。吉岡はかつて三件の殺しを請負っていた。しかし、夫の裏の稼業を知った圭子が「人殺しの子といわれたくない」と不妊手術をしたのをきっかけに足を洗った。以来八年、平凡だが幸せな日々が続いていたのだ。吉岡は仕事を断った。だが、“組織”は許さない。圭子を誘拐し、吉岡に実行を迫る。長篇ハード・バイオレンス。

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