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『文芸・小説、エンタメ/カルチャー、イースト・プレス』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全73件

  • 「苦しい恋」にはわけがある。キーワードは「心の穴」と「自己受容」。上野千鶴子氏、白河桃子氏ほか、《女性の生き方》問題の第一人者も絶賛したベストセラー『恋とセックスで幸せになる秘密』が、大幅増補・改題!「恋愛」と「生きづらさ」を考えるための決定版。

    國分功一郎氏(哲学者)推薦!

    「マニュアル本の体をした、真に倫理学的な書物」特別対談:信田さよ子(臨床心理士)

    解説:湯山玲子(著述家)

    【目次】
    まえがき
    男性読者のためのまえがき
    この中に「あなた」か「あなたの友だち」はいますか?
    [1章] なぜ、あなたの恋は「うまくいかない」のか?
    [2章] 「恋する女は美しい」は、嘘。
    [3章] 恋しても「心の穴」は埋まらない。
    [4章] ヤリチンとオタクだらけの男たち。
    [5章] 「女は、しんどい」社会のしくみ。
    [6章] すべての「親」は子どもの心に穴をあける。
    [7章] 「いいセックス」をするために。
    [8章] 自分を受容できるようになるための7つの方法。
    [9章] 運命の相手は、どこにいるのか?
    あとがき
    男性読者のためのあとがき
    [10章] 女性読者の恋のお悩みに答える
    [特別対談] 信田さよ子×二村ヒトシ
    文庫版のためのあとがき
    [解説] 湯山玲子
  • あなたは、なぜモテないのか。それは、あなたがキモチワルいからです──。
    数ある「モテ本」のなかで異彩を放ち、各方面で話題を呼んだ名著(1998年刊)が大幅加筆修正のうえ再登場!「なぜモテたいのか」「どんなふうにモテたいのか」モテを極めるには、こうした問いからスタートし、自分を知ることである。テクニックを超えた「モテ」の本質に迫る!

    巻末に気鋭の哲学者・國分功一郎氏との対談を収録。モテすぎ注意!<解説・上野千鶴子>

    【目次】
    なぜモテないかというと、それは、あなたがキモチワルいからでしょう。
    第1章 どんなふうにモテたいのか? どんなふうにモテないのか?
    第2章 恋愛する前になんとかしておいたほうがよいこと。
    第3章 どこで出会うのか。誰と出会うのか。
    第4章 どうやって「恋愛」するのか。
    第5章 モテてみた後で考えたこと。
    [特別対談] 國分功一郎×二村ヒトシ
  • シリーズ2冊
    660(税込)

    「リカちゃん電話」というものをご存知だろうか。かかってくるたびに居場所が変わり、最後には《今あなたの後ろよ》……。60年代の日本でまことしやかに伝えられた都市伝説である。いつ、誰からともなく広まった怖い話、奇妙な噂の数々。本書では「タクシーの幽霊」「自殺写真」「ベッドの下」「赤いクレヨン」「テケテケ」など、あなたも耳にしてしまったかもれない最凶の66話を紹介。
    ※本書は2003年12月に小社より発行された『3本足のリカちゃん人形』を再構成、改題した文庫を電子書籍化したものです。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することなど文字についての機能が使用できません。

    J-HOPE、HOSHI、LEO、チョンハ、イ・チェヨン などK-POP界で今まさに大活躍をしているアイドルたちの努力と苦悩をオールカラーの写真とともに綴った豪華インタビュー集!



    「あの時、僕は/私は──」



    つらかった練習生時代からデビューまでの苦悩や、グループのメンバーとの関係性、力を与えてくれたファンたちへの想いなど、テレビでは見せない素の彼らの表情をインタビューを通して紐解いていきます。

    【目次】
    INTERVIEW1 IZ*ONE出身 イ・チェヨン

    再び、チェヨンの挑戦



    INTERVIEW2 I.O.I出身 チョンハ

    もう、チョンハの時間



    INTERVIEW3 SF9 チャニ

    今日、チャニの始まり



    INTERVIEW4 ASTRO ムンビン

    ここに、ムンビンの情熱



    INTERVIEW5 SEVENTEEN ホシ

    今日、ホシの成長



    INTERVIEW6 OH MY GIRL ユア

    本当の、ユアの声



    INTERVIEW7 VIXX レオ

    ただ、レオの運命



    INTERVIEW8 BTS J-HOPE

    今ここに、J-HOPEの希望
  • 決定的評伝、ついに翻訳。これが本当のマルコムだ。

    彼が生みだしたものは、セックス・ピストルズだけではなかった――



    アナーキスト、シチュアシオニスト、ポストモダニスト、ファッションデザイナー、アートディレクター 、パンク・ロッカー、ヒップホップ・アーティスト、映像作家、スピルバーグのグル、市長候補、ユダヤ人、トラブルメーカー、オペラ愛好家、捨てられた息子、不在の父親……はたしてマルコムとは何者だったのか?



    藤原ヒロシさん推薦!

    「色褪せない時代、その謎を解き明かす。あの時、どんな魔法がかけられてたのか?」



    ポップカルチャー史における最重要事件=「パンク」。このムーブメントをつくりだした、マルコム・マクラーレン(1946-2010)の決定版評伝の翻訳書『評伝 マルコム・マクラーレン』がついに刊行。

    あらゆるジャンルで奇抜なアイデアを実行した、その〈多才すぎる〉マルコムの全体像を、友人・関係者の証言と家族の手記から明らかにする。すべてのストリートカルチャー・ファン必読の超重量級の一冊。



    マルコムの意外な?表情をおさめた貴重な写真を含む16ページの口絵も。





    【各メディアで絶賛!】

    「本書はロック伝記の『市民ケーン』だ。忘れられない芸術・文化・英国のエキセントリックさをめぐる旅で、すばらしい物語だ。読み物としてもすばらしい。もし、誰かの家を訪れ本棚にこの本が無ければ、一緒に寝るなというのが私のアドバイスだ」アンドリュー・オへイガン(作家)



    「読むのが止められなかった。マルコムはオレたちに、退屈と怒りからアートを創りだすインスピレーションを与えてくれた。オレたちを解放してくれた」ボビー・ギレスピー(プライマル・スクリーム)



    「この卓越した渾身の伝記は、輝かしい幻想と常軌を逸する可能性への扉を開く」アラン・ムーア(作家)



    「ずば抜けている……この本で、ゴーマンは、マクラーレンを「偉大なるロックンロールの詐欺者」「モラル的に破綻したパンクのメフィストフェレス」といった凝り固まったイメージから剥離させ、彼の芸術学校のルーツ、アイデアへの愛へと説得力をもって迫っている。本書では、やっかいで、不快で、残酷でさえあった彼が、決して退屈な存在でなかったことを明確に示す」 『サンデー・タイムズ』紙



    「この挑発的な人物の、驚くべき新しい伝記は、マクラーレンの浮上してくるトレンドを見極め、まさに絶好のタイミングで、まんまと自分を位置づける才能を完璧なまでに捉えている」 『ファイナンシャル・タイムズ』紙



    「完全に……心をつかまれる」 『オブザーバー』紙



    「決定版……叙事詩である」 『タイムズ』紙



    「心を奪われる」 『デイリー・メイル』紙



    「若き理想主義者から、変幻自在、行き当たりばったりの成人期までの魅了される旅路」 『i』 紙



    「美化しているわけでも、中傷しているわけでもなく、この書は、好奇心旺盛で、厳正であり……まず退屈することはない」『ガーディアン』紙



    「マクラーレンはついに、彼にふさわしい、こまやかでバランスのとれた伝記を手に入れた……ゴーマンは、ときに唖然とするほど法医学的弁舌さ、大変満足なものに仕上げている」『クラッシック・ロック』誌

    【目次】
    ※ 本文中に計16頁の口絵あり

    アラン・ムーアによる序文

    ルー・ストッパードによるエッセイ

    著者による覚書

    プロローグ

    PART1:男の子はどこまでも男の子 Boys Will Be Boys

    PART2:レット・イット・ロック Let It Rock

    PART3:セックスとスタイルと破壊工作 Sex, Style & Subversion

    PART4:僕はセックス・ピストルだ I’m a Sex Pistol Baby Oh Yeah

    PART5:ワールズ・エンド World’s End

    PART6:ワイルド・ウエスト Wild West

    PART7:「僕の父さんだ」 ‘That’s My Dad’

    PART8:ザ・カジノ・オブ・オウセンティシティ・アンド・カラオケ The Casino of Authenticity and Karaoke

    PART9:ワイルド・ストロベリーズ Wild Strawberries

    PART10:歴史は小便をかけるためにある History Is for Pissing On

    エピローグ

    謝辞

    備考
  • こうして彼ら(メディア)は屈服した!



    マスコミはスターを抱える芸能事務所に支配され、恫喝と忖度で口を閉ざし、

    結果、権力者による所属タレントへの性加害を長期にわたり放置した。

    過去の報道を徹底調査、その罪深き共謀の構図を解き明かす!

    【目次】
    序章 彼らは知っていた

    第一章 1965年の性加害裁判

    第二章 フォーリーブス解散と北公次の失墜

    第三章 郷ひろみと豊川誕の辛酸

    第四章 たのきん全盛期の暴政

    第五章 「光GENJIへ」と暴露本ブーム

    第六章 SMAPと不祥事の連鎖

    第七章 「週刊文春」裁判のすべて

    第八章 「ジャニーズ」礼賛への疑問

    終章 日本人が「ジャニーズ」を愛した理由
  • 私は枯れて朽ちていく花ではなく、美しいまま散る花でいたい。



    父と出会うことのなかった幼少期、スカウトからの芸能界デビュー、

    プロレスとの出会い、プロレスラーとしての愛と誇り、そして、これからの未来。

    今まで詳細に語られることのなかったその真意が初めて綴られる。



    本書における撮り下ろしカットや赤井沙希自身が印象に残った名試合のカットを掲載!

    本書のみでしか振り返ることのできない「プロレスラー赤井沙希ヒストリー」を収録!





    【本文より】

    「枯れて朽ちていく花ではなく、美しいまま散る花でいたい」

    これこそが赤井沙希のプロレス道の最終地点です。

    ファンの皆さんの思い出の中に赤井沙希が美しく存在し続けられることが自分にとって一番の理想です。

    寂しさや悲しさがないと言えばウソになりますが、

    これも私にとってのファンの皆さんに対する一つの愛の形です。

     

    本当に私は未熟で、すごく弱いです。

    でも、プロレス界に入って、ビックリしました。ファンの皆さんは、

    リングに立っている私たちと同じように闘ってくれて、

    一緒に喜んでくれて、泣いてくれて、一緒に悔しがってくれました。

    それが東京であろうと、地方であろうと、世界であろうと変わりません。

    【目次】
    CHAPTER01 幼少期 大切な家族と父とのこと

    CHAPTER02 モデル、芸能界デビュー

    CHAPTER03 「プロレスラー赤井沙希」の誕生

    CHAPTER04 DDTプロレスリング所属 赤井沙希です

    CHAPTER05 引退 そして、これからの未来
  • 再生回数1000万回超のAbemaTVの伝説の番組が待望の書籍化!
    わたしたちは「秒」で生まれ変われる。
    エンリケ、愛沢えみり、一条響が送る珠玉のメッセージ。

    【本書・はじめに】
    ・自分のことが好きじゃない
    ・変わりたいと思うけれど、どこからどう変わればいいのかわからない
    ・無難な自分に飽き飽きしている
    ・いじめられていた過去がある、もしくは今いじめられている
    ・今、仕事をしていない
    ・他人と自分を比べて落ち込む
    ・過去に傷つけられた相手に仕返しをしたい
    ・続けることが苦手
    ・真剣に叶えたい夢がある
    ・どうせ努力するならコスパよく努力したい
    ・自分の人生、こんなもんじゃないと思っている
    ・ナンバーワンになりたい

    1つでも心当たりがあるなら、ぜひこの本を読み進めてほしい。
    あなたの未来につながることが必ず見つかるはず。

    新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」で記録的なヒット番組が誕生しました。2021年6月24日より、全10回にわたって放送されました。自信が持てない女性たちが目標に向かって生まれ変わっていく様を追いかけるドキュメンタリー番組。それが、『GX─伝説のキャバ嬢が女の子を大改革─』。「GX」とは「Girls Transformation」の略で、カリスマキャバ嬢の実績を持ち、現在は実業家としても活躍している3人の女性(ミューズ)が、悩める女子の内面と外見をそれぞれプロデュースするという、全10回のドキュメンタリー。番組放送開始直後から予想をはるかに超える女子の支持を集め、なんと再生回数1000万回超えという驚異の数字を叩き出したのです。なぜ女子たちが『GX』にこれほど夢中になったのでしょう?それはカリスマキャバ嬢たちの実体験に基づく、厳しくて熱いメッセージが、見ている女子たちの心に刺さりまくったから。

    この本で取り上げた珠玉の言葉は、すべてABEMA の『GX』の中で3人のミューズが語ったもの。ぜひ何度も読んで、ミューズたちの言葉に気づいてください。落ち込んでください。励まされてください。そしてあなたの心に火を灯してください。今読んでピンとこなかった言葉も、時間がたてば「こういうことだったのか!」と腑に落ちる瞬間があるはずです。

    私たちは一秒で生まれ変われる。ミューズたちの言葉を糧にして、あなたの人生は今、この瞬間から動き出すのです。

    【目次】
    【もくじ】
    CHAPTER01 人は変わろうと思えば「秒」で変われる
    CHAPTER02 「見た目」は一番初めにチェンジできる
    CHAPTER03 自分を知ることで相手を知ることができる
    CHAPTER04 「お豆腐メンタル」の鍛え直し
    CHAPTER05 トップを目指すために
    CHAPTER06 エンリケ、えみり、響の「愛の鞭」
  • ■佐藤健氏推薦!■

    「『電王』は、ほぼゼロから全てを教えていただいた、僕の原点です」──佐藤健



    ■書籍紹介■

    「ヒーローショー」「スーパー戦隊」「仮面ライダー」

    スーツアクターを33年間続けた男、激闘の伝説〈レジェンド〉を紐解く!!

    「ミスター平成仮面ライダー」高岩成二が

    アクション、演技にかけた人生と今後の展望を語る──。



    [完全保存版!]高岩成二が演じた全29人のヒーローポーズを実演解説!!

    【目次】
    ■目次■

    ◆序 章 先人から継承し、共に創造すること

    「レジェンドじゃねえよ。生きてるよ(笑)」/特撮の始まり、ヒーローの始まり



    ◆第1章 スーツアクター・高岩成二という生き方

    子どもの頃から仮面ライダーが好き/「何を始めても3年は続けろ」/真田広之さんに憧れる/「すみません、JACに入りたいんですけど!」/高校とJACの養成所を掛け持つ2年間/ヒーローショーの魅力にハマる/ヒーローショーからテレビの世界へ/「レッド」だけど現場ではいちばんの下っ端/スーツアクターとしての演技に目覚める/スーパー戦隊から仮面ライダーへ/アドリブだらけだった『仮面ライダー電王』/俳優の癖を活かす/仮面ライダーからの卒業/JAEから独立してフリーに



    ◆第2章 特撮ヒーローとスーツアクターの歴史

    特撮ヒーローが認知されるまで/顔を出せない葛藤の時期/「スーツアクター」という名称が定着/「俺、俺、父ちゃんだよ!」/広がるスーツアクターの世界/スーツは痛い、暑い、寒いが当たり前/アップ用とアクション用のスーツ/時代とアクションの変化/あくまでもアクター=俳優/進化する撮影技法/爆破シーンは火薬かCGか/キャストクレジット/新人のスケジュールは前日に決まる/過酷すぎる撮影スケジュール/スーツアクターだけで食っていけるか?



    ◆第3章 スーツアクターになるには

    アクションチームの養成部に入る/トレーニングはとにかく厳しい/スタートは早いに越したことはない/卒業公演が最終オーディション/新人はまず現場を覚える/役をつかむには/コミュニケーション下手では役はもらえない/教える立場も大変な時代/怪我との闘い/暑さとの闘い/アクションは絶対に安全第一/不足するスタントマン/こっそり現場裏話



    ◆第4章 基本ポージング&アクション解説

    ワークショップでアクション体験/アクションの基本レッスン/アクションのお芝居レッスン/カッコよく見えるキャメラアングル/歴代ヒーローポージング実演解説/素手アクション実演解説/武器アクション実演解説



    ◆第5章 これからのスーツアクターと展望

    最近の若者事情/それぞれの若者が目指すもの/WIDENから未来へ



    ◆終 章 後世に向けて

    アクションを演じること/家族へ/制作スタッフ、JAEのメンバーへ/特撮ファンのみなさんへ
  • 1,650(税込)
    著者:
    本橋信宏
    レーベル: ――

    闇は深い。戦後最大のタブーを暴く。
    1970年代、スーパースターだった北公次の著書『光GENJIへ』(1988年刊)は、たちまち35万部のベストセラーとなった。ジャニー喜多川の性加害糾弾の原点であるこの本を書いたのは、本橋信宏(『全裸監督』の原作者)だった。いまこそ、これまで明らかにしてこなかった怪物(ルビ:プレデター)、ジャニー喜多川と彼をとりまく人間のドラマを描こう。筆者渾身の書き下ろし。

    北公次の自伝『光GENJIへ元フォーリーブス北公次の禁断の半生記』は1988年暮れに世に出ると短期間で35万部に達し、世間の深い関心を証明した。(中略)『光GENJIへ』自体が虚構の書で、北公次、平本淳也の存在を無視する動きもあった。あの書が世に出てから35年。すべての発端となった『光GENJIへ』は、長いあいだ封印され、様々な噂が流れていた。35年がたち、あの書がいかに書かれ、北公次がいかに戦い、傷つき、そして終わりを迎えたのか。本業が物書きの私は、仕事の過程で知り合ったある人物からの勧めで、北公次と交流をもつことになり、彼が半生を綴った自叙伝のゴーストライターを務めることになった。その間、毎日のように会い、話を聞き出し、テープ起こしをして、不明点があれば再度尋ね、また北公次のほうから話し足りないと感じることがあると、また対面してテープを回した。本が世に出てからも付き合いは終わらず、彼がミュージシャンとして復活をくわだてる際も、応援した。最終的にはビデオを回し、私が監督まで務めることになった。長年にわたりタブー扱いされてきたジャニー喜多川性加害問題の舞台裏を明かすことは、『光GENJIへ』の覆面作家だった私に負わされた責務だろう。果たしてそこには何が書いてあったのか、またいったい何が書かれないまま残されたのか。降ろしたはずの幕をもう一度あける思いで、私はそれらを明らかにしていこうと思う。(序章「覆面作家の告白」より)

    【目次】
    目次
    序章 覆面作家の告白
    第1章 発火点
    第2章 ジャニーズ事務所マル秘情報探偵局
    第3章 北公次を探して
    第4章 告白
    第5章 ある行為
    第6章 合宿所、夜ごとの出来事
    第7章 急げ! 若者
    第8章 懲役10か月・執行猶予3年
    第9章 41歳のバク転
    終章 35年目の決着
    最後に
  • 日本でRPGはなぜ人気をえたか。物語はゲームでどう表現されるようになったのか。
    国民的RPG、ドラクエとFFの功績をあらためて徹底検証!
    「国民的ゲーム」として、日本のカルチャーに大きな影響を与えているドラゴンクエストとファイナルファンタジー。日本ではRPGがなぜこれほど人気なのか。ゲームで物語はどう表現されるようになったのか。TBSラジオ『アフター6ジャンクション』でもおなじみ、元スクウェア・エニックスのプロデューサーで、新進気鋭のゲームデザイナーである著者が、ゲームシステム・世界観・制作体制に注目し、ドラクエとFFの功績をあらためて検証する。

    ●鳥嶋和彦さんが「ドラクエ・FF誕生の時代をかたる」ロングインタビュー収録!
    ●TBSラジオ「アフター6ジャンクション」人気特集シリーズ「国産RPGクロニクル」書籍化!

    ライムスター宇多丸さん(ラッパー/ラジオパーソナリティ)
    「ドラクエ・FF弱者の私でも(笑)しっかり超絶、面白いッ!」
    佐久間宣行さん(テレビプロデューサー)
    「夢中になったゲームの歴史は僕らの人生の歴史でもある。ずっと読み続けたい本だ!」

    【目次】
    はじめに
    ゲームって何なんだろう?
    本書について
    なぜ、いまドラクエ・FFを語るのか
    オタク的想像力の中心
    異世界≒ゲームの世界
    和製西洋ファンタジーを作ったRPG

    第1回 ファミリーコンピュータ時代編
    1 RPGの誕生と黎明期

    2 ドラゴンクエストの誕生

    3 ファイナルファンタジーの誕生

    4 ゲームシステムから読み解く両シリーズの思想

    5 ドラクエ、FFは何を物語ったか

    6 イラストと音楽で比較するドラクエとFF

    7 世界観をあらわす数字のケタ

    8 ドラクエ、FF両シリーズの個性とは


    第2回 スーパーファミコン時代編
    1 国産RPGブームはなぜおきたのか

    2 国産RPGの「カンブリア爆発」

    3 多様な物語形式を実験するドラクエ

    4 スーファミとFFの幸福な出会い

    5 青春群像劇としてのFF

    6 ドット絵がいいと感じるのはノスタルジーなのか


    第3回 プレイステーション時代編
    1 販売本数の推移で見るドラクエとFF

    2 躍進するFF

    3 混迷するドラクエ


    第4回 プレイステーション2時代編
    1 エニックスとスクウェア、まさかの合併

    2 より「映像メディア的」になっていくFFシリーズ

    3 新しいドラクエ像


    第5回 プレイステーション3とニンテンドーDS時代編
    1 困惑の『FF13』

    2 新しい時代の準備をした『ドラクエ9』


    第6回 プレイステーション4時代編
    1 旅の経験をきわめるFF

    2 王道をきわめるドラクエ


    インタビュー 鳥嶋和彦さん
    「あのとき、RPGならマンガとは異なる、
    まったく新しい物語体験を生み出せるという感覚があったんだよね。」

    ゲームとの出会い
    『ドラクエ』プロジェクトのたちあげ
    メディアミックスへの考え方
    マーチャンダイズを学ぶ
    遊びながら作った『ドラクエ』 
    FF坂口博信との出会い
    『FF5』制作時のアドバイス
    『クロノ・トリガー』を作ったわけ
    『クロノ・トリガー』の続編がでなかった理由
    「Vジャンプ」でやりたかったこと
    ゲーム業界に関り続けたらやりたかったこと
    これからゲームはどうなっていくか

    おわりに
    これからのドラクエとFF
    いまRPGが存在する意義
    「誰でも遊べるゲーム」の夢

    主要参考文献
  • スーパーヒーロー映画は、商業主義の子供だましと言われ、たしかにそういう映画もありますが、
    ライアン・レイノルズやジェームズ・ガンやデスティン・ダニエル・クレットンやパティ・ジェンキンスのような映画作家たちが、
    自分個人の問題に引きつけて、そこから世界の現実をえぐります。
    そして、その映画を観た人々は人生のなかで選択に迷った時にこう思うでしょう。
    ヒーローだったら、どっちを選ぶ?
    (本書より)


    なぜヒーローが世界を救うのか?
    なぜヒーローはマスクをするのか?

    アメリカスーパーヒーロー映画における「正義」や「悪」の価値観とは?
    「平和」とは誰のためのものなのか?


    2万字に及ぶ『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』ジェームズ・ガン監督論も収録。
    アメリカスーパーヒーロー映画がどのように社会を反映させながら変容してきたのか。
    町山智浩が徹底的に考察する!

    【目次】
    【もくじ】
    はじめに

    アンチ・スーパーヒーローのスーパーヒーロー映画
    ジェームズ・ガン監督論 vol.1

    ピーター・パーカーは十字架を背負う
    『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』

    ”笑いなよ”という呪縛
    『キャプテン・マーベル』

    スーパーヒーロー映画を観る意味とは?
    『シャザム!』

    家父長制というスーパーヴィラン
    『シャン・チー/テン・リングスの伝説』

    任務よりも大事なこと
    『ブラック・ウィドウ』

    誰が監視者を監視するのか?
    『ウォッチメン』(ドラマ版)

    銀河を翔る父への愛と憎しみ
    ジェームズ・ガン監督論 vol.2

    おわりに
  • 日本における韓流・K―POPブームを間近で見守ってきた、人気MC古家正亨の初エッセイ。人気K-POPスター達から「ふるやさ~ん!」と親しまれ、来日プロモーション時やイベントMCを数多く務めていることからファンにもお馴染みの存在である著者だが、そのバックグラウンドには、ラジオDJとしての活動にこだわり、韓国のポピュラー音楽である「K―POP」の魅力を日本に伝えようと、四半世紀にわたって努力を続けてきた姿があった。音楽を通じて、日韓の架け橋として活躍してきた著者の、20数年にわたるその活動を振り返り、次の世代を担う若者たちに贈るメッセージと共に、その未来を託していく。また、スターからも、ファンからも愛されるその“MC術”の秘密も。

    【目次】
    CHAPTER 1 夢はラジオDJ
    CHAPTER 2 韓国との出会い
    CHAPTER 3 日本にカムバック
    CHAPTER 4 第一次韓流ブーム前夜
    CHAPTER 5 冬のソナタがやってきた
    CHAPTER 6 韓流ブームの波に乗って
    CHAPTER 7 大阪から再出発
    CHAPTER 8 K-POPとK-POPに携わる人たちのこれから
  • 3,850(税込)
    著者:
    久保田和靖
    レーベル: ――

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することなど文字についての機能が使用できません。

    鬼才誕生。

    個展で全作品完売。

    とろサーモン久保田、初作品集。


    「ストレスで描きはじめました」

    常識を崩せ。M-1王者とろサーモン久保田かずのぶ、才気ほと走る型破りな画風でアート業界になぐりこみ。
    未発表作品含む全60点、本人による解説付き。


    初の個展で即買い手がついた100万円の作品「解放の終戦」について。

    「今起こっている揉めごととか争いを風刺して描いた作品で、
    (ロシアとウクライナの)国旗の色を使用しています。
    絵は短冊になっていて、日本からメッセージを送るという意味合いも込めています」
  • あの頃、「テレビじゃなければ見られないプロレス」があった

    力道山の姿を一目見ようと街頭テレビに群集が押し寄せた黎明期、日本プロレスの熱狂、全日本プロレス旗揚げの真実、プロレス実況の飛躍、バラエティとプロレス、あの頃の「裏方」たちの狂騒。
    名プロデューサー原章を筆頭に、徳光和夫や福澤朗ら時代を彩った名実況者に取材。

    【目次】
    まえがき
    第1章 テレビがまさしくプロレスだ
    第2章 鉄の爪を逃さない
    第3章 テレビはプロレスを「作れない」
    第4章 ブラウン管ごしの抗争
    第5章 「プロレスは正力の遺産だ」
    第6章 厳しい船出
    第7章 リングのスター、テレビのスター
    第8章 お茶の間の人気をとる
    第9章 土曜8時の終焉
    第10章 夕方5時半時代
    第11章 「放送はどこまで行っても大衆への奉仕である」
    第12章 「一人の人間の生きざまを見せる」
    第13章 プロレス中継、斜陽の時代
    第14章 プロレスニュース
    第15章 終幕へ
    第16章 別れ
    あとがき
  • 日本のヒップホップの流れがつかめるディスクガイド
    気鋭の批評家がこれから日本語ラップを知りたい・聴きたい人に向けて、日本語ラップの名盤100枚(+関連盤200)の聴きどころをレビュー。

    「結論から言おう。掲載されている名盤達は“見たら買え!”だ。コレは。」サイプレス上野(ラッパー)
    「敷居は低く、奥は深く、そして世界へ開かれている。画期的な“入門書”!」磯部 涼(ライター)

    「アメリカのヒップホップについての歴史書はすでに多くの優れた本が出版されている。しかしながら、日本のヒップホップ、すなわち「日本語ラップ」についての言葉はいまだにまったく足りていないというのが現状である。そこで、日本語ラップとは何かなにかを知りたい新しいリスナーたちのために、入門書として書かれたのが本書である。」(本書「はじめに」より。)

    ※ 本書で紹介するもの(一部)
    【I 1987-1999】
     スチャダラパー『5th Wheel 2 the Coach』:ハードコアを気どる者を黙らせたドープな一枚
     キングギドラ『空からの力』:日本語ラップの教科書
     THA BLUE HERB『STILLING, STILL DREAMING』:北の大地からの声が日本語ラップのパラダイムを変えた
     Shing02『緑黄色人種』:ポエトリー・ラップの先駆者
    【II 2000-2004】
     BUDDHA BRAND『病める無限のブッダの世界』:史上最も偉大なグループの、最も偉大な作品
     OZROSAURUS『ROLLIN’045』:「レペゼン」とはなにか?
     RIP SLYME『FIVE』:日本語ラップ随一のパーティーラップ・グループ
     ECD『失点インザパーク』:孤高のラッパーが残した日本語ラップの最前衛
     姫『姫始』:「日本人・女性・ラッパー」はいかにして可能か?
    【III 2005-2009】
     SEEDA『花と雨』:日本語ラップを決定的に変えた名盤
     サイプレス上野とロベルト吉野『ドリーム』:高いヒップホップIQで日本語ラップ史を伝道する
     SHINGO★西成『SPROUT』:日本語ラップのワーキング・クラス・ヒーロー
     COMA-CHI『RED NAKED』:ヒップホップ・フェミニズムのはじまり
     METEOR『DIAMOND』:独特なストーリーテリングが光る小説的ラッパー
    【IV 2010- 】
     SIMI LAB『PAGE 1』:日本語ラップが目指したふたつの方向の合流点
     LBとOtowa『インターネットラブ』:ヒップホップの「現場」は、ネット空間にも
     tofubeats『lost decade』:ヒップホップに強い影響を受けたJポップのイノベーター
     KOHH『DIRT』:日本語ラップの夢、「世界で勝負」を無邪気にはたす
     Awich『Queendom』:「まさか女が来るとは」現在のシーンの頂点に君臨


    ※この作品は単行本(紙書籍)『日本語ラップ名盤100』の電子書籍版です。電子書籍の特性上「索引」は収録しておりません。あらかじめご了承ください。
  • ラフ・トレード ブック・オブ・ザ・イヤー!
    NME ブック・オブ・ザ・イヤー!

    「俺たちは自由に、やりたいことをやりたい。
    ラリって(ローデッド)、楽しんで、パーティをするんだよ」

    『スクリーマデリカ』で90年代が始まる。
    サッチャーに奪われ、アシッド・ハウスに救われた、狂騒と祝祭の物語。

    グラスゴーのロック少年はいかに真のロックスターになったのか?

    パンクへの目覚め、ジーザス&メリー・チェイン加入、プライマル・スクリーム結成、アンドリュー・ウェザオールとの出会い、歴史的名盤『スクリーマデリカ』誕生――プライマル・スクリームのフロントマンがセックス、ドラッグ、ロックンロールのすべてを語り尽くす。

    「ギレスピーはロックンロールのオリバー・ツイスト。パンク・ロックのお伽話は剃刀のように鋭く、階級闘争と音楽とスタイルに切り込む。そしてここには世界最高のバンドのひとつが導きだした、他にはない世界観がある。読むのをやめられなかった」――コートニー・ラヴ

    「ロックンロールのスピリットをひとりの人間に閉じ込めたら、ボビー・ギレスピーになるだろう。この本はロックする人生だけでなく、それを形成した労働者階級文化の美しさを肯定している。私は読みながら喜びの涙がこみあげ、同時に我々が失ってしまったものに大きな怒りを感じた」――アーヴィン・ウェルシュ(小説家、『トレインスポッティング』原作者)


    1961年の夏、ボビー・ギレスピーはグラスゴー・スプリングバーンの労働者階級の一家に生まれる。16歳で退学し、印刷工の見習いとして働きだした彼は、フィル・ライノットから稲妻のようにロックンロールの啓示を受ける。運命は、セックス・ピストルズとパンク・ロックの登場で決定された。それは階級制度に反抗する、聖像破壊のヴィジョンだった。
    そしてボビーはついにアーティストとなり、ジーザス&メリー・チェイン、さらにはプライマル・スクリームを始動する。

    90年代へ移ると、ボビーの旅はさらに加速する。サマー・オブ・ラブ、ボーイズ・オウンのパーティ、アンドリュー・ウェザオールとの運命的な出会い。新たなエレクトロニック・ソウル・ミュージックがイギリスの意識を動かし、「90年代を始めた」と言われるアルバム『スクリーマデリカ』をリリースする。それは世紀末ブリティッシュ・ポップの未来を過激に作り変えた、ロックンロールの使徒の喜びと驚きに溢れた一枚だった。

    【目次】
    Part One (1961-1977)
    1 スプリングバーン育ち、それが俺だ
    2 服はアーサー・ブラック、パンツはハイウエスト(ザ・マウントでのスクール・デイズ)
    3 サイキック脱獄(ジョニーを見た少年)

    Part Two (1977-1981)
    4 見習いパンク
    5 新たな宗教
    6 文化革命
    7 変容するイメージ、変容する意識
    8 ファクトリーの連中(刈り上げとカフカ)

    Part Three (1982-1985)
    9 グラスゴー労働者階級のインダストリアル・ブルーズ
    10 スカイブルーのヴォックス・ファントムの叫び
    11 祖母がアシッド・ファクトリーで着けたサッシュ
    12 ジーザスが歩く
    13 十字軍
    14 アンフェタミンをキメた革服の男たち
    15 サイコキャンディ
    16 スプラッシュ・ワン・ハプニング
    17 エレクトリック・ボールルームの電撃(脳天を割られ、鎖を外される)

    Part Four (1986-1991)
    18 ソニックの花、ストロベリーの飛びだしナイフ
    19 ブライトン・ロック
    20 アシッド・ハウスを祝福せよ
    21 オードリー・ウィザスプーンによる福音
    22 ウォルサムストーでローデッド(リミクス/リモデル)
    23 ボーイズ・オウン・ギャング
    24 ハックニーのパラダイス
    25 マルクスとマクラーレンの子どもたち
    26 アンダーグラウンドがオーバーグラウンドに
    27 レット・イット・スクリーマデリカ
  • MCUが起こしたサウンドトラック革命!

    MCU作品はヒーローたちの個性が光る“アクション”や“人間ドラマ”が魅力的だが、同時にヒーローたちの活躍に彩りを与える“音楽”もまた魅力の一つと言える。オリジナルの劇伴や歌だけでなく、往年の名曲を取り入れるなど、それぞれの作品の個性をより色濃く際立たせている。本作ではフェーズ1~3の23作品で使用された140曲以上に及ぶポップミュージックの背景や選曲意図を徹底考察!その選曲の意図や効果について、作品ごとに様々な角度から徹底的に分析・考察する!


    「ポップミュージックと映画を結びつけ、両者に橋を架けること。映画の歴史全体に照らしても、50年分の華々しい達成のあとでさえ、マーベル・スタジオが今行っていることは、特別で大きなものだと私たちは考えています。のちに「マーベル・シネマティック・ユニバース」と呼ばれることになる映画シリーズが2008年に始まったとき、つまり『アイアンマン』が公開されたとき、開巻いきなり響きわたるハードロックがすべての変化の始まりでした。そこにはすべての予兆が含まれていたと、今ならはっきりとわかります」(本書まえがきより)


    【目次】
    はじめに/PROLOGUE(添野知生)

    PHASE01
    アイアンマン
    インクレディブル・ハルク
    アイアンマン2
    マイティ・ソー
    キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー
    アベンジャーズ

    COLUMN My Best Songs in MCU MCU「あの曲、あの場面」ベスト3(1)
     PUNPEE
     北村紗衣

    PHASE02
    アイアンマン3
    マイティ・ソー/ダーク・ワールド
    キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー
    ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー

    PLAYLIST メレディス・クイル選曲『Awesome Mix 完全版』(C)Spotify

    アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
    アントマン

    COLUMN My Best Songs in MCU MCU「あの曲、あの場面」ベスト3(2)
     宇多丸(RHYMESTER)
     荻上チキ

    PHASE03
    シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
    ドクター・ストレンジ
    ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス
    スパイダーマン:ホームカミング
    マイティ・ソー バトルロイヤル
    ブラックパンサー

    COLUMN 映画全体を外側から見つめ直す立体的なアルバム「Black Panther: The Album」解説(小林雅明)

    アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
    アントマン&ワスプ
    キャプテン・マーベル
    アベンジャーズ/エンドゲーム
    スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム

    おわりに/EPILOGUE(高橋芳朗)
  • 怪談サイト「逢魔が時物語」に寄せられた信じ難き怪奇選第10弾!!

    どこからともなく、チリンチリンというベルが聞こえる。しかし、音のする方を振り返っても、そこには誰もいない。言い知れぬ恐怖にかられ、自転車を全力でこぎはじめる(「自転車のベル」)。八十五歳になる祖母が自宅で突然亡くなった。通夜の準備が済んで自宅に戻ると、背後から聞き覚えのある声がした(「死んだんか?」)。―恐怖サイト「逢魔が時物語」に届けられた信じ難い怪異体験の数々。怪談界の語り部たちによる特別寄稿も収録。


    【目次】
    まえがき

    【視】
    交差点の影/ファストフードの子/生者と死者/末裔/スリッパの音/赤い車/怪談会場/フリーズ/事故物件/自転車のベル

    【聴】
    打ち上げ花火/電話連絡/ヘンな家/死んだんか?/謎の出来事/連日連夜/祖母のメッセージ/シザーマン/山の神社

    【縛】
    たむろ部屋/膨張/第二段階/座る老婆/弟の受難/弟の受難(二)/邸の増築

    【感】
    八甲田山の訓練/足首固定/祖父の人徳/言い訳/喫茶店に来る/売れ残った家/仲介役/心霊スポット巡り

    【異】
    凶兆マンション/凶兆マンション後日談/夜の訪問者/木魂/ことのはじまり/液体/割れた鏡/オービス/落ちたピアス/古傷の痛み

    【特別寄稿】
    終電/べとべとさん/ラブホテルの怪/叔父との通話/リゾートマンション
  • 新宿歌舞伎町ゴールデン街のとあるバー。その2階に居住する怪談師インディ。東洋一の歓楽街[新宿歌舞伎町]で、彼が見聞きし体験した、生々しくも恐ろしい話の数々。想像を超える現実。これがリアル人怖の極致だ。

    【目次】
    プロローグ

    1章 新宿ゴールデン街
    見つけた何か
    怖いお店
    死体の感触
    後ろの人
    酔っぱらいの辿り着く場所
    捩れる鏡台
    鑑定士
    キャビンアテンダント
    サーファー
    探偵
    御札
    集合住宅
    パパ活
    水に潜る
    壁の中
    ホテルの事件
    メッセージ
    湖の家族
    うろつく人影
    家の記憶
    死に水

    2章 新宿歌舞伎町
    空を飛ぶ
    スペシャルドリンク
    用心棒
    怖かった事
    宇宙人はいる
    ビデオボックス
    歌舞伎町のサウナ
    沢山の人がいる
    フードデリバリー

    3章 歌舞伎町を去った人たち
    狼男
    人生の選択
    ダルダルさん

    エピローグ
  • 1,980(税込)
    著者:
    高木完
    レーベル: ――

    ずっとパンクでニューウェーブ

    「直の先輩の頭の中を覗いてみよう」藤原ヒロシ

    「完ちゃんが持ってるPOPな感覚、
    それは私の大好物なのであります」小泉今日子

    祝KAN暦! 東京ブラボー、ピテカン、ツバキハウス、タイニー・パンクス、MAJOR FORCE――
    79年のデビューから現在まで、独自のセンスで日本のカルチャーを牽引する高木完による初単行本。

    著者だから実現した豪華ゲストとの「in the Flesh(=生の、実際の、生きた)」なトークは、
    東京ポップカルチャー黎明期の貴重な証言が満載。


    【収録ゲスト】
    ヤン富田、近田春夫、高橋盾 (UNDERCOVER)、大貫憲章、NIGO(R)、小泉今日子、宇川直宏(DOMMUNE)、細野晴臣、小西康陽、戸川純、レック (Friction)、K.U.D.O (MAJOR FORCE)、EYE、YoshimiO

    J-WAVE(81.3FM)「TOKYO M.A.A.D SPIN」放送中!


    「誰でもできる」ってのが音楽の進化だったりする。
    それまで無価値とされていたものに価値を見出したり、
    パンクだったらパンクで難しいコードは知らないけど、とか、
    ニューウェーブなら「そのほうが面白いのができるんじゃ?」みたいな。
    僕にとって「このアイディアを曲にしよう」というはじまりはヒップホップからだった。
    発想の転換、大きな文化運動。
    (本文より)


    メインビジュアル スケシン
    ブックデザイン 河村康輔
    企画・構成 平井有太

    【目次】
    はじめに

    いくつかの場面
     かんちゃん→KAN→完
     見る前に飛べ
     スタインウェイのピアノ
     ドラムセット
     ジョン・バリー『007の世界』
     「勝ち負けとか嫌だわ」
     「ハイウェイ・スター」
     フィンランド人の血
     ジョニー・ロットンの衝撃
     バンド名は「KEEP」
     PYG「花・太陽・雨」
     内田裕也と近田春夫
     FLESHでデビュー
     ジャングル・ブラザーズ
     8 1/2
     プラスチックス
     大貫憲章
     ヒップホップもニューウェーブ
     東京ブラボー
     ピース・オブ・マウンテン
     RUN-DMC「ロック・ボックス」
     ピテカン
     ヤン富田
     ヒップホップ
     価値観を変える発想
     MAJOR FORCEと『MESS/AGE』
     『スチャダラ大作戦』
     『フルーツ・オブ・ザ・リズム』
     チープ・シック
     モチベーション
     レック
     センスの話
     異形
     ラジオ
     ECD

    東京 IN THE FLESH
     01_ヤン富田
     02_近田春夫
     03_高橋盾(UNDERCOVER)
     04_大貫憲章
     05_NIGO(R)
     06_小泉今日子
     07_宇川直宏(DOMMUNE)
     08_細野晴臣
     09_小西康陽
     10_戸川純
     11_レック(Friction)
     12_K.U.D.O(MAJOR FORCE)
     13_EYE
     14_YoshimiO
  • 「ジョニー、そろそろ黙ってもらおうか。ここからはオレが話す番だ」

    「パンクの定義」を根底から覆す禁断の書。


    盗め! 盗め! 盗め!
    ボウイの機材一式、ストーンズのコート、メンバー全員の彼女──。

    窃盗、セックス、酒、ドラッグ──すべてに溺れ、生き返った男。
    セックス・ピストルズのオリジナルメンバーによる超絶アナーキーな生き様。


    2022年、テレビドラマ「Pistol」原作本。
    監督:ダニー・ボイル(「トレインスポッティング」など)


    オレはミッキー・マウスのような子どもだましのインディー・レーベルではなく、
    大きなレコード会社が好きなんだよ。これもパンクに対する誤解のひとつだ。
    「自分で雑誌を作って、自分のレーベルを立ち上げるんだ」てなさ。
    そんなのクソ喰らえだ。趣味でやるわけじゃねえんだよ。
    (本文より)

    後に続くパンクやポストパンクのバンドが「演奏できないこと」を強調していたが、
    どれだけオレたちが訓練していたのか理解していない。
    あの「誰でもできる」というパンクの要素。
    オレたちはそれとは正反対、スタジオではガチで全力投球していた。
    (本文より)

    【目次】
    序文 クリッシー・ハインド
    PART I  BEFORE ─ピストルズ前─
    PART II DURING ─ピストルズ中─
    PART III AFTER ─ピストルズ後─
    付録──ロックンロールじゃないもの
  • タモリをもっと知りたくて。
    デビュー時から現在までの、タモリの様々な発言やエピソードを丹念に読み解き、
    その特異性と唯一無二の魅力に迫る。
    親しみ深くて謎の多い、孤高の男の実態とは。

    タモリは過去や未来にこだわることの不毛さに対し、若い時から(あるいは幼少時から)問題意識を持ち、考えぬいた末に「現状を肯定する」という生き方を選択した。いかに執着を捨て、刹那的に生きることを選べるか。その実践として、「タモリ」がある。(本文より)

    【目次】
    序 タモリにとって『いいとも』終了とは何か
    1 タモリにとって「偽善」とは何か
    2 タモリにとって「アドリブ」とは何か
    3 タモリにとって「意味」とは何か
    4 タモリにとって「言葉」とは何か
    5 タモリにとって「家族」とは何か
    6 タモリにとって「他者」とは何か
    7 タモリにとって「エロス」とは何か
    8 タモリにとって「仕事」とは何か
    9 タモリにとって「希望」とは何か
    10 タモリにとって「タモリ」とは何か
    巻末 大タモリ年表
  • なぜ、スピッツはこれほどまでに愛されるのか?

    ポップでマニアック、優しく恐ろしく、爽やかにエロティック。
    稀代のバンドの魅力を「分裂」というキーワードで読み解く画期的論考。

    【目次】
    第1章 密やかさについて ─ “個人”と“社会”
    第2章 コミュニケーションについて ─ “有名”と“無名”
    第3章 サウンドについて ─ “とげ”と“まる”
    第4章 メロディについて ─ “反復”と“変化”
    第5章 国について ─ “日本”と“アメリカ”
    第6章 居場所について ─ “中心”と“周縁”
    第7章 性について ─ “エロス”と“ノスタルジア”
    第8章 憧れについて ─ “人間”と“野生”
    第9章 揺動(グルーヴ)について ─ “生”と“死”
  • 何よりも千葉を愛し、誰よりも千葉に愛された男の一生。なんでも自分で作ってみる。やってみればできないことなどなにもない。大丈夫だよ、といつも歌っていた。「洋服直し村上」のおばちゃんたちを従えて、衣装もスタジオも住居も自ら作り、音楽も録音もライブもCD制作もPVもTV番組も、すべてDIYでやっていた男の人生は、千葉の戦後史そのものであった。

    【電子限定カラー版】一部の写真をカラーにて収録。
    【電子限定特典付】ジャガースタジオ未公開写真を収録。

    【目次】
    前口上
    第一章 東京大空襲
    第二章 長浦
    第三章 木更津
    第四章 田端
    第五章 下総中山
    第六章 本八幡
    第七章 JAGUAR FIRST
    第八章 千葉テレビ
    第九章 HELLO JAGUAR
    第一〇章 宝島
    第一一章 同級生
    第一二章 悲しい手紙
    第一三章 アクアライン
    第一四章 ファイト! ファイト! ちば!
    第一五章 ピーナッツのカラの中
    第一六章 お母さん!
    第一七章 LIKE A ROLLING STONE
    初公開! ジャガービルの中はこうなっている!
    ジャガー 千葉県関連地図
    【電子書籍限定特典】
  • それでも俺には、プロレスラー以外の人生なんて、なかった。

    飛龍50年の旅路。
    少年時代の原風景からアントニオ猪木への憧憬、そして、次世代へ語り継ぐプロレス論。デビュー50周年を迎える藤波辰爾、自伝決定版。


    【目次】
    プロローグ・オブ・ドラゴン
    1章 少年時代
    2章 日本プロレス入門
    3章 デビュー戦
    4章 新日本プロレス旗揚げ
    5章 夢の海外、プロレスの礎
    6章 ドラゴンブーム
    7章 ジュニア時代
    8章 「名勝負数え唄」――好敵手・長州力
    9章 「UWF」との対峙
    10章 「飛竜革命」
    11章 欠場、そして闇の中に見た光
    12章 「ドラゴン・ボンバーズ」
    13章 葛藤、そして無我へ
    14章 苦難の社長時代
    15章 WWE殿堂入り
    エピローグ・オブ・ドラゴン
    藤波辰爾年表
  • 今の時代では書いてはいけないことかもしれない。それでも私は今だから書き記しておかねばと思った。

    コンプライアンスがそれほど問題とされなかった時代でも、何度も何度も出入り禁止ばかりを食らっていた男がいた。しかし、男はそれを乗り越え、天才と称されて、多くのフォロワーを生み出し、TVの世界を劇的に変えていった。その男のことを語ろうと思う。

    【目次】
    プロローグ
    第1章 斜視
    第2章 運不運
    第3章 スタートは制作会社のAD
    第4章 ディレクターデビューは雨傘番組
    第5章 正月特番で最低視聴率、日テレ出禁
    第6章 東大生の血をたこ八郎に輸血する実験で出禁
    第7章 「おれ、テレビ界に革命起こしてみせますから」
    第8章 『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』
    第9章 やしろ食堂のX JAPAN
    第10章 土屋敏男とガンジーオセロ
    第11章 プロデューサーとの乱闘で出禁寸前
    第12章 不肖の弟子と再会
    第13章 ねるとん紅鯨団
    第14章 浅草橋ヤング洋品店
    第15章 江頭2:50のグランブルー
    第16章 日本共産党から出禁
    エピローグ 斜視との別れ
    あとがき
    参考資料
  • 「チャンピオンになってからが、本当の向かい風でした」

    新日本プロレスのエース棚橋弘至、初の自伝。

    チャラい、軽い、新日本らしくない、とブーイングされ続けた男が、
    IWGPヘビーという「険しい山」の頂点に登りつめるまで。

    幼少期からデビュー前の貴重な写真も掲載。

    【目次】
    PHOTO HISTORY 1976-2009
    はじめに
    第1章 野球少年から学生プロレスへ
    第2章 新日本プロレス入門
    第3章 ヤングライオン時代
    第4章 U-30は俺の青春
    第5章 IWGPへビーという山
    第6章 新闘魂三銃士
    第7章 冬の時代
    第8章 メキシコ遠征
    第9章 「俺が新日本を引っ張ります」
    第10章 「愛してます!」
    第11章 『G1』初制覇
    第12章 「ブーイングもっとください」
    第13章 武藤敬司を超えた日
  • 「バンドは、つづければ、つづけるほど、よくなるんだよ」
    ──佐藤伸治

    デビュー30周年記念出版。

    フロントマン佐藤伸治をデビュー前から
    間近で取材し続けた著者が鮮やかに蘇らせる、
    90年代を駆け抜けた伝説のバンドの軌跡。

    今でも新たなファンが生まれ、国内外で高い評価を受ける
    フィッシュマンズの決定版評伝。

    増補新版、未公開写真+プロモ用ミニブック
    「after GO GO ROUND THIS WORLD」「Stop-Action Fishmans」収録で復刊。


    「独自の分析と深い愛情が、
    今も圧倒的なエネルギーで迫ってくる。
    フィッシュマンズを鳴らし続ける僕らの気持ちは、
    この本を読めばわかる」
    ──茂木欣一

    あなたが、自らのなかに「欠落がある」と感じるのだったら、
    佐藤伸治が、フィッシュマンズが身を賭して作り上げた作品の数々は、
    きっと役に立つはずだ。(「はじめに」より)

    ドキュメンタリー映画「映画:フィッシュマンズ」
    2021年7月9日全国公開。

    【目次】
    二〇二一年のまえがき
    はじめに
    第1章 90年12月 「きょうは、シンジは、いません」
    第2章 91年 らしくない大器、デビュー
    第3章 92年 涙ぐむような音楽
    第4章 92年 ラジオ・デイズ
    第5章 93年 新しいヤンキーたちの夜明け
    第6章 94年1月~6月 渋谷は燃えているか?
    第7章 94年6月~12月 「夕焼けの色だよ」
    第8章 95年 「まだ夏休みは終わってない」
    第9章 96年 空中のシーズン
    第10章 97年~98年 残響の彼方へ
    第11章 1999年3月15日、3月20日
    それから
    さらに、それから
    [付録]after GO GO ROUND THIS WORLD/Stop-Action Fishmans
  • 「読んだら最後 もう恐怖の金縛り──稲川淳二」教室の天井に浮かび上がった少女の顔、深夜の住宅街に佇む老婆、夥しい数の古い人形が打ち捨てられた神社……「逢魔が時」とは黄昏とも呼ばれる薄暗い時間帯、あの世とこの世の境界がゆらゆらと交わる場所──。読者3万人を超える日本最大の怪談メルマガを配信する恐怖サイト「逢魔が時物語」の文庫化第2弾。今作では類型的なもの、都市伝説的なものなどを排除し、ここでしか読めない「5つ星」の恐怖話54編を収録。怪異が、ふたたびあなたを襲う!!
  • 「『陰毛はどこから来たのか、陰毛とは何か、陰毛はどこに行くのか』とはゴーギャンの名高い絵のタイトル、というのは嘘で、『陰毛』ではなく『人間』だ。だが、この本の読者は、大河ドラマのような陰毛の歴史を見て、そう呟くに違いない。ちなみに、ゴーギャンも陰毛はばっちり描いてます」と、高橋源一郎(作家・明治学院大学教授)さんも大推薦!! ヘアヌード30周年特別書き下ろし。

    ヘアー、それはたかが陰毛であり体毛に過ぎない。しかし、女性のそれが見えたか、見えないか。見せようとする側と決して見せまいとする側は、泣き笑いかつ死に物狂いの戦いを繰り広げてきた。その攻防の歴史を追うことは、日本人にとっての猥褻観とは何かを突き詰めることであり、否定しようのない日本文化史なのである。(「はじめに」より)

    【目次】
    はじめに 日本人にとって陰毛とはなんだったのか
    第一章 陰毛をめぐる世界史
    第二章 奪われた日本の陰毛
    第三章 陰毛闘争
    第四章 ヘアヌードの誕生
    第五章 ヘアヌードの終焉
    終章 そして誰も陰毛を語らなくなった
    おわりに 結局、陰毛は猥褻なのだろうか
  • アーティストと名曲で読む、K-POP

    彼/彼女たちは、いかに乗りこえ、聴くものを魅了してきたか。
    ソテジ・ワ・アイドゥルやH.O.T.の黎明期、BoAやKARAの躍進、BLACKPINKやBTSの世界進出、さらにはYUKIKA、LOONAなどのK-POPの未来を描くアーティストまで。
    今では、世界中が熱狂する音楽になったK-POP、その軌跡を名曲とアーティストで追う。

    【目次】
    はじめに “ビビンバ的発想”が世界を魅了する

    chapter1 反抗と10代 ~時代を切り開いたアイドルたち~
    chapter2 斬新なアイデアとコンセプト ~K-POP大航海時代をサバイブするアーティストたち~
    chapter3 ガールクラッシュ ~ジェンダーと社会通念への挑戦~
    chapter4 オーディション ~K-POP人気を支える多彩な番組~
    chapter5 K-POPのその先へ ~未来を描くアーティストたち~
    chapter6 花咲くインディーズカルチャー ~多彩な魅力で聴かせるアーティストたち~

    おわりに K-POPの勢いに魅せられて
  • 樋口真嗣監督、田口清隆監督、斉藤麻衣氏、推薦!
    ガチの科学者によるエキサイティングな特撮考察!!

    ゴジラは高温高圧の地下マントルに潜り込める!!
    ウルトラマンの目は古生物学的には進化した?
    悪の秘密組織が日本ばかり狙うのには、太古の地球の大陸移動に理由あり!?
    よく戦っているあの岩場の地学的意味とは?

    画面に映る全てを「事実」と捉え、科学で解き明かす。
    特撮偏愛古生物学者の考察本!!

    「この本は怪獣やスーパーヒーローなどの特撮作品を『地球科学』の視点で見てみようというものです。地球科学とは、化石や地層、あるいは火山や地震など、地球の中身や歴史について考える学問です。」──『はじめに』より

    あるときは古生物学者、またあるときは特撮ファンな著者が、特撮をガチの科学で考察する、エキサイティングなサイエンスエンターテイメント本です。

    特撮界、大推薦!?

    「いいなあいいなあ。
    めっちゃ勉強できる友達とめっちゃモテる軽音部の友達と、クソの役にも立たない(褒め言葉です)くだらないバカ話(褒め言葉です)で盛り上がってた高校時代の放課後みたいでめっちゃ楽しくてめっちゃ懐かしいんだけど、友達のレベルがハンパなく高いからめっちゃ羨ましい!
    自分が好きなものって、こう云う事ができるから好きだったんだ!(ついでに栃木県!)
    オレもまぜて~ッ!」樋口真嗣(映画監督など)

    「これが特撮映画の究極の楽しみ方!科学ってこういう時のためにあったんでしょ?」 田口清隆(映画監督)

    「ああ!先生、困った時に並行宇宙論に逃げるのはやめてください!!」斉藤麻衣(俳優)

    【目次】
    はじめに――または、私は如何にして特撮を愛し、古生物学者になったか
    第一部 ゴジラの移動ルートを分析!謎を解くカギは地形にあり
    第二部 ウルトラマンの目は、おそらく少しずつ進化している
    第三部 あえて考察しよう!なぜ、スーパー戦隊はいつも岩場で闘うのかを
    第四部 ライダーで「悪墜ち」しがちな古生物学者、および研究と特撮の話
    おわりに――小さなアパートの一室で特撮を撮影していた20年前
  • 人生を彩る性愛の記録。
    サンスポ・性ノンフィクション大賞入選作より12編を収録

    「捕まえていて。ずっと……」半泣きの顔を私の胸にうずめ、彼女は全身でその思いをぶつけてくる。幼い交わりだったと思う。感情と欲情ばかりが先走り、暴走する体を制御することができなかった。私の性技は下手で、早紀子はそれ以上に未熟だった。股間はおびただしく濡れているのに膣孔は狭く硬い。ヴァージンだったのかもしれない。それでも早紀子は、私のすべてを受け入れて優しく包みこむ。(「雪の降る町」より)
  • K-POPの中心どころか、手でそっと押すと消えてしまいそうな片隅で第一歩を踏み出したBTS。そんな彼らとともに乗り越え、歩んできた、ARMY。
    最高のファンダムを、社会学の視点から分析する。
    日本語版には、古家正亨氏特別インタビュー「彼らは世界を一つにする象徴だから」を掲載。

    【目次】
    01 K-POPの片隅で
    02 投票で大きなうねりをつくる
    03 最高のプロモーター「ARMY」
    04 多様性のファンダム
    05 言葉の壁を飛び越えて
    06 ファンダムはそして、社会へ
    07 これからの道
  • 日本アニメを創出したのは一人の力ではない!
    未開の映像表現を追いかけた職人たち、その貴重な記録。
    中日新聞連載の「アニメ大国の肖像」待望の書籍化!

    ■「アニメ大国の肖像」とは?
    2005年11月から2008年3月まで毎週1回、「中日新聞」朝刊文化面、および「東京新聞」夕刊にて掲載されていた、アニメ関係者へのインタビュー連載。番外編も含め全120回、40人近くの人物が登場する。テレビアニメ黎明期から活躍する脚本家・辻真先を筆頭に、制作当時のエピソードをまじえながら、「アニメ大国」の歴史に名を刻んだ名作たちの舞台裏を聞き出す。

    ■「まえがき」より
    いったい、誰がアニメを作ったのか―。〈略〉突っ込んだ取材をしてみたいと思って取り組んだのが、本書の基となった「アニメ大国の肖像」の連載である。〈……〉アニメを実際に作ったのは、紛れもなく本書に登場するみなさんであった。そして、日本をアニメ大国にした業績は、有名なアニメ監督だけではなく、むしろ現場で限られた予算、人材、時間の中で、工夫を凝らして最高の表現を私たちに届けようと努力した方々にこそ、帰せられるべきだと確信した。〈……〉もう鬼籍に入られた方もおり、その声を再び聞くことはできないので、本書に収められた貴重な証言を、ぜひ味わってほしい。

    【目次】
    まえがき 三沢典丈

    豊田有恒×辻真先 ―― 茶の間でアトムが飛んだ 
    月岡貞夫 ―― “オリジナル”のテレビアニメ「狼少年ケン」 
    白川大作 ―― 初の少女向け「魔法使いサリー」を企画 
    須藤将三 ―― 虫プロ営業担当が見た、手塚治虫のアニメへの情熱 
    鈴木良武 ―― アニメ脚本家の地位向上を 
    杉井ギサブロー ―― 映像表現としてのアニメの可能性探り 
    鷺巣政安 ―― 利益と制作費の間で模索して 
    雪室俊一 ―― 「サザエさん」を書き続けられた秘訣 
    おおすみ正秋 ―― 舞台で培った演出術をアニメでも
    大塚康生 ―― アニメ職人がこだわる“リアリティー” 
    小田部羊一 ―― 描かれた世界の中でキャラクターを生き生きと 
    黒田昌郎 ―― 「世界名作劇場」の傑作群を演出
    鈴木伸一 ―― トキワ荘のメンバーと「スタジオ・ゼロ」設立
    熊倉一雄 ―― 「ゲゲゲの鬼太郎」主題歌も大ヒットした名優
    山崎敬之 ―― 「巨人の星」から「アンパンマン」まで担当
    出崎統 ―― 「止め画」という革新的演出術
    九里一平 ―― 「タツノコプロ」を兄弟と設立
    笹川ひろし ―― タツノコアニメはSFもギャグも
    鳥海尽三 ―― タツノコのストーリーとアイデアを支える
    藤川桂介 ―― 「マジンガーZ」「宇宙戦艦ヤマト」の脚本家
    中村光毅 ―― 美術監督として数多の名作を
    大河原邦男 ―― メカニックデザイナーの草分け
    富野由悠季 ―― 「機動戦士ガンダム」の挑戦
    山浦栄二 ―― リアルロボットもので熱狂を生む「サンライズ」を創業 
    安彦良和×辻真先 ―― ロボットアニメとは何か 
    松崎健一 ―― SFマニア視点で、設定に奥行きを 
    高橋良輔 ―― 演出経験が「装甲騎兵ボトムズ」に結実 
    石黒昇 ―― 「アートランド」を設立し、若い才能を輩出 
    田代敦巳 ―― 音響監督として名作を彩る 
    芝山努 ―― 「ど根性ガエル」「ドラえもん」の美しい絵コンテ 
    岡崎稔 ―― 鳥山明原作アニメが世界的な大ヒット 
    香西隆男 ―― 苦労しながら歩んだアニメーター人生 
    湯山邦彦 ―― 「ポケットモンスター」はゲームから世界的アニメに
    原恵一 ―― 「クレヨンしんちゃん」の演出からオリジナルアニメ監督へ 
    辻真先 ―― 脚本家よ、未知の領域へ踏み出せ

    解説 中川右介

    コラム1 リミテッドアニメは議論の的
    コラム2 分業体制の光と影
    コラム3 過酷なアニメ制作環境
    コラム4 マーチャンダイジングの功罪
  • 恋バナ×ジェンダー。

    隣にいるのに遠くに感じるのはなぜ?

    ホモソ問題、セックスのサイン、別れない理由、クソLINE、恋人の裏アカ、生理、
    これまで語られてこなかった恋愛にまつわるアレコレを語り尽くすNEO恋バナ。

    社会学者・富永京子さん、臨床心理学者・東畑開人さんとの対談も収録。


    宇垣美里さん(フリーアナウンサー)推薦!
    「昔傷つけられたあれやこれや、
    その背景にあったものが少し、わかりました。
    許してなんて、やらねえけどな」


    【目次】
    1 恋愛のサイン
    2 秘密と嘘
    3 恋人の友達
    4 恋愛と軽率
    5 男らしさクライシス――ダサいをめぐって
    6 男が知らない生理のハナシ
    7 恋愛とわがまま with 富永京子
    8 恋愛と貸し借り
    9 隣にいるのに遠くに感じる
    10 別れない理由
    11 恋愛とコスパ with 東畑開人
    12 #stayhomeの恋愛事変
  • 官能小説では味わえない性の“リアル” ──両方の膝を持ち大きく足を開かせ、ゆっくりと出し入れします。中はかなりの熱さで、その快感たるや、半端じゃありません。しばらく抜き差しを繰り返したあと、彼女の手を取って起き上がらせ、今度は騎上位に移りました。大きく広げた股の間にオレのモノが出入りする様子がバッチリ見えて、とてもイヤらしく感じます。(「赤いラジコンカーの女」より) 夕刊フジの人気コーナー「投稿・私の性告白」から厳選17篇を収録。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することなど文字についての機能が使用できません。

    韓国ドラマには、おいしそうな料理がい~っぱい!
    おいしそうだけど、何を食べているんだろう? どうやってつくるんだろう?
    そんな韓ドラファン待望のレシピ本が登場!
    韓国料理家の本田朋美さんが本場の味を再現しながらも、ご自宅でも簡単に作れるレシピを考案。
    さらに、韓国フードコラムニストの八田靖史さんの、ドラマと韓国の食文化にまつわる「そうなんだ!」なコラムも必見!!
    韓国料理が食べたくなる! 韓国ドラマがも~っと好きになる! そんな1冊です。


    【目次】
    はじめに
    韓国料理の基礎知識
    食材はどんなもの?
    調味料はどんなもの?
    道具はこんなもの
    聖地巡礼! 韓国の地域と料理
    「タンバム名物スンドゥブチゲ」「ヒョニの泣きイカチャンポン」(梨泰院クラス)
    「ジョンヒョク特製とうもろこし麺」(愛の不時着)
    「ムニョンの好物うずらの煮卵」(サイコだけど大丈夫)
    「アボカドたっぷりふんわり卵サンド」(賢い医師生活)
    「カメリア名物汁だくトゥルチギ」「ゆっくり温まる両想いのマンドゥ」(椿の花咲く頃)
    「ウンタクのお祝いわかめスープ」「ひとりぼっちの丸かぶりキンパ」(トッケビ~君がくれた愛しい日々~)
    「恋のあつあつキムチのせラーメン」(キム秘書はいったい、なぜ?)
    「新村下宿の大盛チャプチェ」(応答せよ1994)
    「ソーセージチヂミ入りレトロおべんとう」(恋のスケッチ~応答せよ1988~)
    「海鮮たっぷり大判チヂミ」(青春の記録)
    「ウォルジュ特製カラフル卵焼き」(サンガプ屋台)
    「雪降る日のチメク!」(星から来たあなた)
    「ヘジンがおごった屋台のトッポッキ」(彼女はキレイだった)
    「恋するハートのキムチチャーハン」(サム、マイウェイ~恋の一発逆転!~)
    「どうしても食べたい!ヘムルチム」「全部のせ! よくばりプデチゲ」(ゴハン行こうよ)
    「世子の特効薬? ミニ薬果」(雲が描いた月明り)
    「がまんできない……真夜中のビビンバ」(私の名前はキム・サムスン)
    「風月主の大好物カリカリおこげ」(花郎<ファラン>)
    「ハートのグリンピースジャージャー麺」(油っこいロマンス)
    おわりに
  • いつ、どの部分を遺書として 切り取ってくれても構わない。


    あなたがあなた自身である限り、誰にも負けることはない。


    オリジナルでもフェイクでもいい。ただわたしであればそれだけでいい。


    GEZANマヒト、時代のフロントマン。眩しいだけじゃない光の記録。

    <写真 佐内正史>


    八月の盆踊り、桜の咲くアメリカ、厄が落ちたフジロック、辺野古の黒い煙、躊躇ないハギビス、溢れる渋谷、破壊の日。ギターを背負って手を振って別れた道。たくさんの好きな人たちーー。

    できるだけたくさん光を集める。絶望に追いつかれないように。


    【目次】
    眩しがりやが見た光
    晴れた日に石を見る
    おばけ
    唾ではなく翼で
    今日もわたしがわたしであり、あなたがあなたである限り
    政治の話は人々の血でできている
    今日のヒーロー
    光葬
    走馬灯とする雨宿り
    夕ひばり
    祭りの準備
    真夏のアウトライン
    プロジェクトFUKUSHIMA! 盆踊り
    糖分 of LOVE
    きみの鳥はうたえる ぼくの鳥は?
    静寂は語るだろう
    泉なるわれ混乱を主宰して
    降参
    明星
    ひらかざる蘭
    QUIET RED
    白紙が微笑む
    HOLY DAY
    この世界が何もわからなくても、うたってもいい
    三月の君はちゃんと目をこすって
    でるお監督
    純喫茶ローレンス
    銀河で一番静かな革命
    宝石のたそがれ
    捏造された肘
    フジロック
    即興
    全感覚祭2019
    言葉が飛ぶための滑走路
    爛々と灯る
    自主隔離1
    ねえ、歌舞伎町
    自主隔離2
    それぞれの怒り それぞれの祈り
    水の中、自ら
    見えなくなったものたちの
    ひかりぼっち
  • 『こち亀』は現代の「浮世絵」だ!

    庶民の金回り、地価変動と田舎ディス、テクノロジー信奉とガジェットの変遷、サブカルチャーの地位と文化系ヒエラルキー、ビジネス・アイデアとハック思考、漫画的表現とポリティカル・コレクトネス
    ……大衆社会を定点観測し続けた連載40年、全200巻の偉業から昭和~平成日本の歩みを追う。

    **********

    『こちら葛飾区亀有公園前派出所』とは?
    ◎秋本治による国民的漫画
    ◎「週刊少年ジャンプ」1976年42号から2016年42号まで連載
    ◎コミックス全200巻はギネス世界記録

    **********

     浮世絵の特徴は大きく3つ。上から目線の芸術ではなく大衆・庶民のための娯楽であったこと、「時代の今」「大衆のニーズ」を素早く取り入れていたこと、精緻な描き込みによる史料的価値があること――だ。
     『こち亀』は、この3点を完全に満たしている。世俗を非エスタブリッシュメント、すなわち生活者の目線で描き、社会や人々の生活・気分・好奇心を、濃厚なまま、希釈することなく、過剰な装飾で見栄え良く整えることなく、できるだけその時代の空気をとじこめる形で、そのまま史料保存した漫画作品。それが『こち亀』だ。
    <略>
     『こち亀』はバイオレンスポリスアクションであり、マニアックな男の子ホビーやサブカルの啓蒙書であり、ブームやトレンドや新製品をいち早く紹介する情報漫画であり、さまざまな職業を疑似体験させてくれる体験レポートであり、社会や経済やビジネスの仕組みを子供にもわかるよう噛み砕いて説明する解説本であり、あらゆる知識の教養書であり、雑学書であり、下町文化の広報メディアであり、下町人情物語であり、東京の都市論だ。そして、以上の要素のかなり多くが、その時代ごとの世相を完璧に──すべて大衆目線という完全定点観測という手法をもって──反映された形で作品に盛り込まれている。
    <「第0章 「浮世絵」としての『こち亀』」より>

    **********

     『こち亀』が何より大事にしているのは、常に、「昔」より「今」だ。描かれた時点が、『こち亀』にとっては常に最高の今。時に昔を懐かしんだり、ノスタルジーに耽ったりしても、両津は「昔と違って今は苦痛」だとは言わない。今を憂えて鬱に沈んだりもしない。
     もし、この時代に不満があるなら、両津は変えようとする。変えようとしてきた。世の中の仕組みを、古臭い慣習を。そのためにビジネスを興し、街ごと作り変え、国政に出ようとまでした。両津は時代を精いっぱい肯定する。否、肯定できる世の中に変える努力をしてきた。両津は世捨て人や孤高の隠居生活を善 しとしない。
     時代にコミットすることに苦痛を感じるどころか大きな喜びを感じる両津は、最新のものに飛びつき(初物好きであり)、今を享楽的に生きる(宵越しの銭を持たない)。それは両津が生粋の江戸っ子であると同時に、圧倒的に現在を肯定している証左でもある。
    <「第8章 『こち亀』とはなんだったのか」より>

    【目次】
    第0章 「浮世絵」としての『こち亀』
    第1章 庶民目線の生活と経済
    第2章 住宅と都市論からみる東京の昭和・平成史
    第3章 『こち亀』が添い寝した技術立国ニッポン
    第4章 逸脱者を嗤え
    第5章 文化教養リテラシー植え付け装置
    第6章 ビジネスの教科書
    第7章 ポリティカル・コレクトネス考
    第8章 『こち亀』とはなんだったのか
    あとがき
  • アニメに憧れたマンガの神様の“功”と“罪”
    宮崎駿、高畑勲らが台頭した東映動画の躍進。エイケン、東京ムービー、タツノコプロ、ピープロ、スタジオ・ゼロなどの誕生。手塚治虫による虫プロ設立から倒産まで――その10年にわたる黎明史を描く。日本テレビアニメ史の決定版!
    過酷な制作環境の中で、「動くマンガ」に執念を燃やし、テレビアニメ産業を創出した情熱家たちの物語。


    マンガ×SF×週刊誌×テレビ――メディアミックスで「アニメ」が生まれる軌跡!

     テレビアニメの歴史が、間もなく六〇年になろうとしている。
     最初の国産連続テレビアニメは、一九六三年一月一日放映開始の『鉄腕アトム』であり、この年が「テレビアニメ元年」となる。『アトム』が大ヒットすると、早くもその年の一〇月に『鉄人28号』、一一月に『エイトマン』と『狼少年ケン』が始まった。
     『鉄腕アトム』は手塚治虫のマンガを原作とし、手塚治虫が創立した虫プロダクションが制作したテレビアニメである。手塚治虫は戦後のストーリーマンガの始祖であると同時に、日本のテレビアニメの創始者でもあった。
     テレビアニメ『鉄腕アトム』放映開始四年前の一九五九年春、小学館の「週刊少年サンデー」と講談社の「週刊少年マガジン」が同時に創刊された。「サンデー」「マガジン」創刊により、「少年雑誌」は週刊誌時代を迎えた。この二誌の創刊号の発売は一九五九年三月一七日で、四月一〇日に「皇太子(平成時代の天皇)ご成婚」があり、そのパレードを見るために、多くの人がテレビを買った。
     一九五九年の「ご成婚」から六四年の東京オリンピックまでの五年で、ほとんどの家庭がテレビを持つようになった。テレビの普及は人びとの生活を、「月」単位から「週」単位へと変え、出版社はそれに合わせて週刊誌を次々と創刊した。
     そのテレビ・週刊誌時代に勃興した新しい文藝ジャンルが、週刊誌の連載マンガであり、テレビアニメだった。
     日本のテレビアニメは、創始者である手塚治虫がマンガ家だったこともあり、マンガと密接な関係を持ちながら発展していく。テレビアニメの大半はマンガを原作にしており、オリジナル作品であっても、マンガ家によるコミカライズが雑誌に連載されるケースが多く、最初期からメディアミックスがなされていた。
     この本はそのテレビアニメの黎明期を歴史として描くものである。
     約六〇年の歴史を持つテレビアニメの「黎明期」とはいつまでなのか。本書では、虫プロダクション倒産の一九七三年を黎明期の終わりと定義する。そして、直接の後日譚として、『宇宙戦艦ヤマト』までを描き、黎明期から拡大期への移行を確認して終える。
     黎明期のさらに前、敗戦直前の映画館から物語は始まる。群像劇となるので主人公はいないが、しいて挙げれば、手塚治虫が中心になる。〈「はじめに」より〉


    【目次】
    第1章  手塚治虫が見たアニメ史
    第2章  テレビ時代到来
    第3章  最初の手塚アニメ『西遊記』
    第4章  「虫プロ」への道
    第5章  『鉄腕アトム』革命前夜
    第6章  トキワ荘再結集「スタジオ・ゼロ」
    第7章  「TCJ」と若きSF作家たち
    第8章  出遅れた「東映動画」
    第9章  「ピープロ」参入、「東京ムービー」設立
    第10章 〈宇宙SFブーム〉と「タツノコプロ」
    第11章 ライバルは〈怪獣ブーム〉
    第12章 『オバQ』から『パーマン』へ
    第13章 『009』の孤独な闘い
    第14章 海外児童文学のアニメ化『ムーミン』
    第15章 〈スポ根〉の熱狂
    第16章 『ルパン三世』で始まる新時代
    第17章 『マジンガーZ』と玩具ロボットの蜜月
    第18章 〈建国の英雄〉の退場
  • すべての映画は政治的だ!ディストピア化する世の中にファック・オフ!
    ガラパゴス化する邦画市場、終わらない80'sリバイバル、不毛なポリティカル・コレクトネス論争、世界を埋め尽くすディズニー帝国の覇権、ファンダムの肥大と映画批評の行方……今、映画にある危機を語る。
    『映画秘宝』二代目編集長・田野辺尚人氏との鼎談を収録。

    〈「はじめに――てらさわホーク」より〉
    世の中どんどん悪くなる。では、すべてを諦めて日々を無心に送れるかといえば、そんなわけもなく、嫌なことを忘れたり、とりあえず明日以降をまた生きたりするためには、映画(をはじめとした、それぞれの娯楽)は絶対に必要なのだ。

    〈「おわりに――高橋ヨシキ」より〉
    今の世界で最も注意しなくてはならないのは、他者に対する信じられないほどの冷酷さをおいて他にない。他者に対する想像力というものが、はなから存在しないかのように振る舞う連中も増えた。〈略〉何かを理解し、それに共感するためには想像力が必要だ。想像力は広義の文学(そこに映画も含まれる)を通じて養われるものである。


    ◎被害者しぐさを振り回すな!/◎情緒がすべてを正当化している…/◎懐かしさではなく、ただの聖人信仰/◎エロが見たけりゃ、ネットでも見てろ!/◎ディズニーは過去の遺産を食いつぶしている/◎需要と供給がプッシャーとジャンキーの関係に/◎観客もパブロフの犬状態になっている…/◎自分の映画史をしっかり持て!


    【目次】
    はじめに――てらさわホーク
    第一章 ガラパゴス化する日本の現在地
    第二章 終わらない「80'sリバイバル」と「ノスタルジー消費」
    第三章 「アンチ・ポリティカル・コレクトネス」の不毛な議論に終止符を
    第四章 世界がディズニファイされていく
    第五章 映画批評に未来はあるか
    おわりに――高橋ヨシキ
  • シリーズ5冊
    1,7601,870(税込)

    知られざる「獣神」のすべて。
    ヤングライオン時代から90年代ジュニア黄金期までの軌跡。
    スマホ連載未発表「山田恵一時代」初公開!(上巻)
    ジュニア戦線を牽引してきた「生ける伝説」、初の自伝!
    「あすなろ戦士」が「世界の獣神」と呼ばれるまでの激動の記録。
  • マネしたくてもマネできない!

    エロをテーマに世界100か国超を旅する人気ブロガー・YouTuberが、日本人が足を踏み入れないローカル風俗に突撃! 

    世界中のエロ、口説き文句、金銭事情が学べる良本! 
    しみけん(AV男優)

    これぞ男のロマン!
    丸山ゴンザレス(ジャーナリスト)
    旅して恋した55のエロい国

    【ヨーロッパ】
    1 ドイツ
    2 スペイン
    3 ウクライナ
    4 沿ドニエストル共和国
    5 ベラルーシ
    6 フランス
    7 ハンガリー
    8 チェコ
    9 スロバキア
    10 ルーマニア
    11 モルドバ
    12 オランダ
    13 ベルギー
    14 スイス
    15 オーストリア
    16 ポーランド
    17 ブルガリア
    18 ポルトガル
    19 ロシア

    【アフリカ】 
    20 マダガスカル
    21 エチオピア
    22 モザンビーク
    23 南アフリカ
    24 スーダン
    25 ソマリランド
    26 スワジランド(現在エスワティニ)

    【北中米カリブ海】
    27 アメリカ
    28 キューバ
    29 メキシコ
    30 ドミニカ共和国

    【南米】
    31 ブラジル
    32 コロンビア
    33 エクアドル
    34 チリ
    35 アルゼンチン
    36 ペルー
    37 ボリビア
    38 ベネズエラ

    【中東】
    39 イラン
    40 トルコ

    【アジア】
    41 アゼルバイジャン
    42 タイ
    43 キルギス
    44 インドネシア
    45 フィリピン
    46 ブルネイ
    47 中国
    48 マレーシア
    49 マカオ
    50 韓国
    51 香港
    52 シンガポール
    53 カンボジア
    54 ジョージア
    55 パキスタン


    【目次】
    「海外風俗2.0」の新時代がやってきた
    【ヨーロッパ】
    【アフリカ】
    【北中米カリブ海】
    【南米】
    【中東】
    【アジア】
    おわりに
  • 「こんな旅人になっちゃいけない!」過激で怖いもの知らず。旅人界のはぐれ者集団「海外ブラックロード」。バンコク、サンパウロ、NY、ヨハネス、プノンペン、バックパッカー、日本人宿、スラム、メシ、夜遊び。ガイドブックには載せられない旅を、くせ者揃いの旅の仲間と語り尽くす!大人気ポッドキャスト「海外ブラックロード」10周年記念!

    海外ブラックロードpodcast
    2010年に放送を開始した「海外」「旅」をテーマにしたポッドキャスト。毎週配信。嵐、丸ゴン、虫象がパーソナリティーを務め、2020年で10周年、600回を迎えた。
    http://www.blackroad.net/blackroad/


    【目次】
    はじめに
    10年間の旅の軌跡
    PART1 俺たちの街
     タイ・バンコク
     ブラジル・サンパウロ
     アメリカ・ニューヨーク
     南アフリカ・ヨハネスブルグ
     カンボジア・プノンペン、シェムリアップ
    PART2 懐かしい話
     日本人宿
     地球の歩き方
     バックパッカー
     ジェネレーションギャップ
     JBL向井さんを偲ぶ
    PART3 ガイドブックには載らない旅の知恵
    PART4 失われゆく世界の1000円以下風俗を求めて
    「海外ブラックロード」ポッドキャスト傑作選
     (1)嵐よういちとは何者なのか? 伝説の第1回放送
     (2)2010年のエジプト旅
     (3)嵐よういちとの旅
     (4)世界の風俗の底辺を攻める
     (5)旅人たちに物申す
     (6)ブータンの話
     (7)ミャンマー留学の話
     (8)バンコクで待ち合わせ(バンコク収録)
     (9)ブルガリアdeヨーグルト(ソフィア収録)
     (10)ピースボートなんて誰が行くんだ?
     (11)虫象の韓国旅
     海外ブラックロード・ファミリー紹介
  • なぜ、ある時代、ある場所に、世紀の天才たちは集うのか?

    漫画の歴史を生んだトキワ荘、大泉サロン、ネットワークを築いたポプコン、PFF、
    クリエイターがオフィスを連ねたセントラルアパート、文化人のたまり場となった音楽喫茶……。
    日本のカルチャーを創り上げた「場」の磁力とは、なんだったのか?
    集住、同好の士、上京行動、ローカル・ネットワーク、セレンディピティ……。
    伝説となったサロンから、現代のコワーキングスぺースやオンラインサロンまで、
    ポップ・カルチャーを通して解き明かすクリエイティブ・コミュニティ論。

    【目次】
    第一章 「サロンの磁力」と「人的ネットワーク」
      伝説となった「トキワ荘」「大泉サロン」
      コミックマーケットを生んだサークル「迷宮」
      ヤマハが創ったローカル基盤と「ポプコン」
      「芸大」という場と映画監督の登竜門「PFF」
    第二章 「都市」が育む文化コミュニティ
       喫茶店「風月堂」「青蛾」を生み出す新宿文化
      「中央線文化」とサブカルチャー
      「セントラルアパート」と文化のたまり場
    第三章 現代の「サロン」のゆくえ
      「コワーキングスペース」で協創は生まれるか
      「オンラインサロン」は現代のサロンとなるか
  • エロからテロまで!
    バンコクに編集部を置き、「日本の恥!」と駐妻たちに目の敵にされた伝説の雑誌「Gダイアリー」。
    その編集部員が綴るウソのような舞台裏。あの熱量はなんだったのか?


    男たちの夢を偏執的に詰め込んだ夢の雑誌。
    俺も「Gダイの編集部で働きてえな」と思っていた読者でした。
    丸山ゴンザレス(ジャーナリスト)

    Gダイアリーは天使の顔をした怪物だった。誰の手にも負えなかった。
    日本に負けた男たちがつくりあげた桃源郷──その蠱惑(こわく)な空間が本書で蘇る。
    下川裕治(旅行作家)

    エロ、旅、冒険、エロ、エロ、グルメ、エロ、比較文化、エロ、戦争、クーデター、エロ、そして青春…。
    本書はアジアで最もお下劣にして純情な魂の記録である。
    高野秀行(ノンフィクション作家)


    【目次】
    はじめに | 夢と冒険の書Gダイ

    第1章 GダイのGは「ジェントルマン」のG!?
    第2章 僕のドリームはバンコクにある、はず
    第3章 Gダイはエロ本か旅雑誌か
    第4章 タイの政変に翻弄される
    第5章 Gダイに集う奇人たち 
    第6章 Gダイ絶頂! アジアの伝説となる
    第7章 バンコクのいちばん長い日
    第8章 さらばGダイ、さらばバンコク

    あとがき | Gダイアリーは死なず

    タイとGダイアリーの歴史
    Gダイアリー 特集とおもな連載
  • 1,540(税込)
    著者:
    パリッコ
    著者:
    スズキナオ
    レーベル: ――

    これは世界一役に立たない“お酒”の本です。
    でも、読むと人生が少しだけラクになる…かも。


    cakes連載『パリッコ、スズキナオののんだ?のんだ!』を書籍化

    酒にまつわるあれこれをゆるーく、ぬるーく、たまに真剣に書き綴る。
    人気酒場ライター2人による酒飲みユニット「酒の穴」による初エッセイ集!

    ナオ 最近の酒はどうですか? どんな酒ですか?
    パリ どうもこうも、なんていうか、「どうでもいい酒」って感じです。
    ナオ はは! 俺もだなー。つまり、日常的で、平凡な。<中略>
    パリ そうそう、でも「どうでもいい」って、こだわりを捨てたから自暴自棄にしか飲まないとかじゃなくて、どこで飲んでても楽しいし美味しい。
    ナオ まさに!
    (本文箸休め対談より)


    <プロフィール>
    酒の穴
    パリッコ、スズキナオの二人によって結成された、お酒の可能性追求ユニット。川面を眺めて酒を飲んだり、住宅街を散策したりするといった活動が中心。著書に『酒の穴』(シカク出版)『椅子さえあればどこでも酒場 チェアリング入門』(Pヴァイン) がある。

    パリッコ
    東京生まれ。酒場ライター、DJ/トラックメイカー、漫画家/イラストレーター。著書に『酒場っ子』(スタンド・ブックス)、『晩酌百景』(シンコーミュージック) 『ほろ酔い!物産館ツアーズ』(少年画報社)などがある。

    スズキナオ
    東京生まれ。大阪在住。フリーライター。テクノバンド「チミドロ」のメンバーで、大阪・西九条のミニコミ書店「シカク」の広報担当も務める。「デイリーポータルZ」「メシ通」等のWEBメディアで記事を執筆。著書に『深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと』(スタンド・ブックス)がある。


    人気酒場ライター、スズキナオ、パリッコによる、酒にまつわるアレコレをゆるーく、ぬるーく書いた“初”のエッセイ集。


    【“よむ”お酒 お品書き】

    はじめに

    ポイントカードのポイントを使ってまで飲む
    会社の飲み会
    酒場のおつまみシェア問題
    酒のシメ問題
    酒と親族 泥酔した自分たちを見せあう謎
    酒の席の会話
    気になるあの店員さん
    酒場で出会った不快イ話
    ずっとほどほどに酔っていたい
    酒と睡眠

    箸休め対談1
    飲んで書いてれば酒エッセイ?

    高い酒と安い酒
    終電逃し
    酒と地面 私の失敗
    平成おじさん
    終電逃し その二
    酔描 ~初夏の公園にて~
    新幹線でどう飲むか
    素面面
    新しい酒のことわざ
    老舗酒場

    箸休め対談2
    あらゆる店がスタンド割烹?

    酒場のカオス
    仕事酒
    ノンアルコール飲料という存在
    酒としらたき
    酒場のマドンナ
    都市の隙間で飲む
    酒とバイキング
    ベビーチーズはまだやれる
    居酒屋の名前
    常連考

    箸休め対談3
    ノンアル道

    注文のタイミング
    「混ざらない」問題
    酒とかくれんぼ
    必要ないのにやめられない「前飲み」の世界
    あらためて、チェアリングが楽しい
    酒と奇跡
    台所に立って鍋をしながら飲むのはどうか
    焼酎のタピオカ割り
    究極の酒のつまみは粒子系
    粋な飲み方

    箸休め対談4
    カレーは飲み物、唐揚げは粒子

    フェリーで飲む際に気をつけて欲しいこと
    にんげんこわい
    二日酔いについて
    酒と幼なじみ
    ひとり酒、みんな酒
    今すぐ飲みたい!
    酒と生きる
    酒と劣等感
    酒とエッセイ(スズキナオ)
    酒とエッセイ(パリッコ)

    おわりに
  • 1,760(税込)
    著者:
    大倉徹也
    レーベル: ――

    テレビがまだ白黒の生放送だった時代から半世紀余り、
    人生を放送台本書きに捧げた放送作家の
    “極”私的放送史

    『夢であいましょう』『8時だヨ!全員集合』『ビッグショー』『小沢昭一の小沢昭一的こころ』……
    あの人気番組、あのスターの秘話満載

    「放送番組にはいったい何ができるだろうか」
    そのことを生涯追い求め、86歳で逝った
    放送作家一期生による最後の記録

    【本書に登場する著名人たち】
    永六輔、中村八大、坂本九、伊藤素道とリリオ・リズム・エアーズ、ザ・ドリフターズ、黒柳徹子、杉村春子、高峰三枝子、高峰秀子、キャンディーズ、山口百恵、桜田淳子、森昌子、加山雄三、石原裕次郎、小林旭、鶴田浩二、勝新太郎、渡哲也、初代・林家三平、松本清張、阿久悠氏、船村徹、雪村いづみ、美空ひばり、都はるみ、小沢昭一、森光子、森繁久彌(敬称略・本書掲載順)

    【本書に登場する番組】
    『夢であいましょう』、『テレビファソラシド』、『トンコは出勤5分前』、『八大朝の歌』、『8時だヨ!全員集合』、『ステージ101』、『この人…ショー』、『歌え!ヤンヤン!!』、『ビッグショー』、『Time21』、『アフタヌーン・ショー』、『サザエさん』、『スーパースター8★逃げろ!』、『民放ラジオ30周年記念特別番組』、『NHKニューイヤーオペラコンサート』、『朝からどうもすみません』、『小沢昭一の小沢昭一的こころ』、『今晩は森繁久彌です』、『放送の休日』、『わが心の愛唱歌大全集』


    【目次】
    オープニング

    ■六・八・九の話
    永六輔さんと私
    中村八大さんと私
    坂本九と私

    ■グループの人たちの話
    『見上げてごらん夜の星を』と私
    『8時だヨ!全員集合』と私
    『ステージ101』と私

    ■テレビと女優の話
    黒柳徹子と私
    杉村春子と私
    二人の高峰さんと私

    ■アイドルたちの話
    『歌え!ヤンヤン!!』と私
    キャンディーズと私
    中三トリオと私

    ■歌う映画俳優の話
    加山雄三と私
    石原裕次郎と私
    小林旭・鶴田浩二と私
    勝新太郎と私

    ■ドキュメンタリーの話
    夫婦船【めおとせん】と私
    ナガサキと私
    入江侍従長と私

    ■無念残念な話
    『サザエさん』と私
    歌川広重【ひろしげ】と私
    『スーパースター8【エイト】★逃げろ!』と私

    ■視聴率・聴取率と関係ない話
    『民放ラジオ30周年記念特別番組』と私
    『NHKニューイヤーオペラコンサート』と私
    初代・林家三平と私

    ■「芸能人」ではない人たちの話
    松本清張氏と私
    阿久悠氏と私
    船村徹氏と私

    ■特に記しておきたい三人の女性歌手の話
    雪村いづみと私
    美空ひばりと私
    都はるみと私

    ■影響を受けた俳優の話
    小沢昭一と私
    森光子と私
    森繁久彌と私

    ■『放送の休日』の話
    『わが心の愛唱歌大全集』と私

    エンディング
  • 1,485(税込)
    著者:
    ナ月
    イラストレータ:
    阿部洋一
    レーベル: ――

    男子の数だけ、ドラマがある。

    投稿で集まった「精通=はじめての射精」のエピソードが驚異の書籍化。
    笑いあり、涙あり、驚きあり、友情あり、恋心あり、ノスタルジーあり。
    みんながずっと秘密にしてきた青春のひと幕を一挙公開!
    漫画『それはただの先輩のチンコ』が話題沸騰の阿部洋一によるイラストも多数収録。

    「お風呂のシャンプーボトルで遊んでいて、この吸引力ならおしっこを任意の時間に出せるのではと考え…」《吸引力》
    「これでおっぱいを拡大すれば、もっと大きいおっぱいになるのではないか…?」《虫眼鏡》
    「チンコを見ると、しごけそうなところが2ヶ所あった」《ふたつの選択肢》
    「車通りの多い歩道を歩いていると、側溝にタンポポの綿毛が咲いているのが見えました」《ど根性タンポポ》
    「小学校6年生の頃、僕は電気あんまマスターとしてみんなから恐れられていました」《電気あんまマスター》
    「お前、なんか難しく考えすぎなんじゃね? もっと楽しめよ」《フレンズ・フォーエヴァー》

    どんなに特殊なエピソードが来ても100%信じる。
    (勇気を出して初めての射精エピソードを語ったのに嘘だと言われたら悲しいので)
    これは読み手のあなたにもお願いしたい。全部信じよう。
    だから投稿する人も嘘だけはつかないでくれ。これは男同士の約束だ。
    匿名でいい。面白くなくてもいい。ありのままの精通エピソードを聞かせてほしい。
    (編者のことば)

    【目次】
    編者のことば
    突然の精通
    好奇心と試行錯誤の精通
    恋と友情と欲望の精通
  • 19年で1200人以上の女性のお悩みを聞いてきた
    「恋バナ収集ユニット」桃山商事による、
    深くて楽しいNEO恋バナ!


    ライムスター宇多丸氏、推薦!

    「(身を切るような自己開示含む)地道で豊富な事例収集。
    そして、誠実な思考と議論の積み重ね。
    爆笑させられ、身につまされているうちに、思わぬ真理が浮かび上がる。
    マジな話これは、恋愛という「人間関係問題」に関する、
    最新にして最高峰の研究成果と言えるんじゃないか?
    桃山商事の皆さんに、嫉妬すら覚えました!」


    「食事」、「お金」、「ケンカ」、「謝罪」など、誰もが経験しているはずなのに、
    誰も注目してこなかった恋愛のトピックについてとことん語り尽くします。
    細かすぎるけど深い“NEO恋バナ”を通して、あなたの恋愛がちょっと違って見えてくるはずです。

    【目次】
    01 恋愛と食事
    02 恋愛とお金
    03 恋愛と遊び
    04 フラート入門
    05 自分史上最高のエロ
    06 恋愛遺産
    07 恋愛と油断
    08 ケンカの火種
    09 カレシの知らない私
    10 恋愛と親子関係
    11 恋愛と謝罪
  • マウンティング、枕営業、副業、恋愛、妊娠、そしてSEX……脱け出せないのには、理由がある!

    中村淳彦氏との対談を掲載。

    テレビや雑誌など華々しい舞台での活躍が目立つアイドルだが、そのほとんどは「地下アイドル」か、ファンを集めた撮影会などが主戦場の「最底辺グラビアアイドル」である。テレビにレギュラー出演することも、週刊誌やコミック雑誌のグラビアを飾ることもなく30代を迎えてしまったグラビアアイドル・吉沢さりぃが、「ミスFLASH 2016」ファイナリストにのぼりつめ、後輩のマネジメントを手がけるようになるまでの“どん底生活”と、最底辺から頂点を目指す女同士の激しい“マウンティング地獄”を赤裸々に語る。

    【目次】
    Part1 最底辺グラドルの理想と現実
    Part2 夢を喰われる少女
    Part3 脱け出せない女たち
    巻末対談 中村淳彦×吉沢さりぃ 「女を売る仕事」のリアル
  • 「興行師」とは一体どういう人たちか。戦後の昭和20年代、30年代をピークに、各地でショーや舞台を大衆に提供し、やくざとも密接な関係を保って財力・影響力を誇りながらも、昭和40年代に入ると徐々に姿を消していった人たち。戦後日本人の心を癒やした「娯楽」は、彼らによってもたらされた。
    このたび、ある大物興行師のもとから多数発掘された秘蔵写真。力道山、美空ひばり、水の江滝子、高峰三枝子、藤山一郎、エンタツ・アチャコ、片岡知恵蔵、阿部定、鶴田浩二、江利チエミ、三橋美智也、水原弘、石原慎太郎……。伝説のスターの貴重なオフショットと共に、ベストセラー『やくざと芸能と』著者なべおさみが独自の切り口で当時のエピソードを紹介。その中で戦後における「興行」と「芸能」との特別な関係性が浮き彫りになっていく。

    ○目次
    序章 古池慶輔という男
    一章 戦後と興行
    二章 力道山と美空ひばり
    三章 写真で辿る戦後芸能
    終章 「ハレ」と「ケ」考
  • 3,190(税込)
    著者:
    川野将一
    レーベル: ――

    「何処を切り取っても、今、日本一の珠玉のラジオエッセーだと思います。
    これ以上のラジオ本は誰にも書けないと太鼓判を押します」と水道橋博士も絶賛。
    テレビの放送作家にしてラジオのヘビーリスナーである著者が、久保ミツロウ・能町みね子、
    神田沙也加、オードリー、アルフィー、宇多田ヒカル、aiko、小島慶子、福山雅治、ピース又吉、
    能年玲奈、とんねるず、長渕剛、大槻ケンヂ、星野源、矢口真理などがパーソナリティの
    各ラジオ番組への偏愛を綴った、水道橋博士のメルマガ連載を書籍化。
  • 政府の監視も、グーグルのアルゴリズムも、企業によるターゲティングも、
    さらには法律の手すらも及ばないインターネットの暗部=ダークウェブ。
    「ネットの向こう側」の不道徳な領域を描き出す
    ポスト・トゥルース時代のノンフィクション!!

    知られざるインターネットの暗部――ダークウェブ。
    その領域の住人たちは何よりも「自由」を追い求め、
    不道徳な文化に耽溺しながら、「もう一つの別の世界」を夢想する。

    本書ではアメリカ西海岸文化から生まれたインターネットの思想的背景を振り返りながら、
    ダークウェブという舞台に現れたサイトや人物、そこで起きたドラマの数々を追う。
    「自由」という理念が「オルタナ右翼」を筆頭とした反動的なイデオロギーと結びつき、
    遂には「近代」という枠組みすら逸脱しようとするさまを描き出す。

    【目次】
    序章 もう一つの別の世界
     分断されたインターネット
     フィルターにコントロールされた「自由」…etc.

    第1章 暗号通信というコンセプト
     ダークウェブとは何か
     「数学」という美しく純粋なシステムによる支配…etc.

    第2章 ブラックマーケットの光と闇
     「闇のAmazon」
     思慮深きマーケットの支配者…etc.

    第3章 回遊する都市伝説
     殺人請負サイトQ&A
     人身売買オークション
     スナッフ・ライブストリーミング…etc.

    第4章 ペドファイルたちのコミュニティ
     児童ポルノの爆発的な拡散
     フィリピンのサイバー・セックス・ツーリズム
     おとり捜査…etc.

    補論1 思想をもたない日本のインターネット
     アングラ・サブカルとしての消費
     アメリカのインターネットが反体制的な理由…etc.

    第5章 新反動主義の台頭
     哲学者、ニック・ランド
     暗黒啓蒙(ダーク・エンライトメント)
     恋愛ヒエラルキーの形成と闘争領域の拡大…etc.

    第6章 近代国家を超越する
     ブロックチェーン上のコミュニティ
     バーチャル国家が乱立する未来…etc.

    補論2 現実を侵食するフィクション
     冥界としてのサイバースペース
     現実認識を変容させる…etc.
  • 阿佐田哲也、アントニオ猪木、石津啓介、石原裕次郎、五木ひろし、王貞治、大川橋蔵、落合博満、加藤登紀子、樹木希林、岸惠子、北島三郎、小林幸子、里見浩太郎、ジャンボ尾崎、田中角栄、デヴィ夫人、鳥羽一郎、中島みゆき、中村勘三郎、舟木一夫、船村徹、宮川大介・花子、山川豊、輪島大士……。
    著者だけが知る「巨星」たちの秘話満載。時代をつくった傑物の「素顔」がここにある。ベストセラー『やくざと芸能と 私が愛した日本人』著者が綴った、戦後ニッポン裏芸能列伝。『週刊大衆』人気連載の未刊行分を加筆・修正のうえ書籍化。
  • 「常識を壊して新たな価値観を生み出していく
    開拓者たちの志は決して低くなんかない!……多分」(三浦大知)

    三浦大知さん大推薦! しまおまほさんも登場!

    「このコーナーだけは本にしたくなかった」――宇多丸

    TBSラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」の人気コーナーがまさかの書籍化! 誰にも迷惑はかけていない。犯罪でもなければ、マナー違反になるかもわからない。ただし、確実に、人間として、何かが“低い”……。そんな、身に覚えはあるが、いまだかつて呼び名がついていない、まったく新しい概念「低み」。ポスト平成目前、“意識高い系”の人々が幅を利かす社会を底辺から撃ち抜く攻撃的(アサルト)思考のススメ!

    まったく新しい概念「低み」を実践できる66の自己低発。

  • 「アクションせよ」とモリッシーは歌い続ける。

    いま、私たちにはモリッシーが必要だ。

    熱狂的ブロガーによる、「モリッシー哲学」で人生をタフに生きるための本。


    ブレイディみかこ氏、推薦!
    「彼の自伝が翻訳されていると聞いた時、いったい誰がそんな無謀な仕事を……と思ったが、その張本人が書いた本作を読み、納得した。ついでに笑い、涙した。モリッシーには何かと泣かされるが、いっぺん刺さると彼は抜けない。お騒がせモリッシーの真意はどこにあるのか、どうしてそう考えるに至ったかをひたむきに論じた本だ。モリッシーという茨をいまだ心に刺して生きるすべての人に読んでほしい」
    (ブレイディみかこ……保育士・コラムニスト、『いまモリッシーを聴くということ』著者、『子どもたちの階級闘争』で新潮ドキュメント賞受賞)


    カバーイラスト:長場 雄


    はじめに
    1時間目【学校】 理不尽に屈しない
    2時間目【音楽】 自分に確信をもつ
    3時間目【ザ・スミス】 今の自分で勝負する
    4時間目【性と愛】 性差のしがらみを越える
    5時間目【居場所】 自分の居場所は自分で作る
    6時間目【ファッション】 自分のスタイルを持つ
    7時間目【生と死】 後回しにせず、今すぐアクション
    8時間目【社会】 世界は、自分で変える
    9時間目【まとめ】 ユーモアを最大の武器に
    おわりに
  • 「ほめる人は敵と思え、叱る人は味方と思え」と、
    こんなに叱ってきたのに、なかなか成長してくれない弟子なんです――桂歌丸
    初の直弟子が描く師匠と歩んだ落語家人生。
    師匠としての桂歌丸の姿が、いまはじめて明かされる。

    一九八五年、東京理科大生の無口な男がなぜか落語家を志し、桂歌丸の門を叩いた。
    けっして弟子を褒めない歌丸だったが、その陰では無限の愛情を持って弟子を支えていた。
    不器用な弟子はそれに気がつかず、ついには「クビだ」と怒らせてしまうが……?
    数々のしくじりを重ね、悪戦苦闘しながらも、師匠を追い続けた日々。弟子と師匠の三十二年を赤裸々に語る。

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