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KADOKAWA作品コイン50%還元キャンペーン

『ダイレクト出版、0円(マンガ(漫画)、文芸・小説)』の電子書籍一覧

421 ~480件目/全860件

  • シリーズ4冊
    0(税込)
    著者:
    原寛貴
    レーベル: 王道帝国
    出版社: 王道帝国

    500歳まで生きた人間は
    最強最悪の魔王と化す
  • 0(税込)
    著者:
    奇都音屋 我楽
    レーベル: 奇都音屋
    出版社: 奇都音屋

    禁煙を試みる青年と、長年青年を側で見守ってきた煙草のお話。これから禁煙を考えている方にはこういった方法もある事を。既に禁煙された方には懐かしさを。煙草に無縁だった方には禁煙の大変さを。等々感じていただければ、と。ハートフルコメディタッチで書いた作品です。
  • シリーズ7冊
    0413(税込)

    アパートまんぷく荘で繰り広げられる、賑やかな晩ごはんの物語。

    アパート「まんぷく荘」で繰り広げられる賑やかな夕餉の物語。
    始まりの0話は主人公結麻のソロご飯と、大家さんの突撃。
    作って食べて幸せになる。 そんな他愛なく、お腹の空くお話です。
    少しでもお楽しみいただけましたら幸いです。
  • シリーズ2冊
    0(税込)
    著者:
    原寛貴
    原作:
    ベイチキ
    レーベル: 王道帝国
    出版社: 王道帝国

    邪神カオスに憑りつかれた
    幼馴染マママは…⁉
  • シリーズ2冊
    0(税込)
    著者:
    原寛貴
    レーベル: 王道帝国
    出版社: 王道帝国

    コマンドさせろ‼
    力を‼
  • どこから読んでも金太郎飴だから、安心です。

    永遠のカンパネルラ再再編集版の一です。金太郎飴だから、どこから。読んででもOKです。
  • シリーズ2冊
    0440(税込)
    著者:
    野浦湘
    イラスト:
    南風麗魔
    レーベル: 野浦書院
    出版社: 野浦書院

    中学時代の忘れがたい出来事、さらに高校入学後に身の回りで起こるようになった不可解な〈現象〉のせいで、他人から距離を置かれる毎日を甘んじて受け入れている淀川唯行。そんな彼のクラスにひとりの少女が転入してくる。廣浪清香というその少女は可憐な容姿と人当たりの良い性格でクラスの中でも人気を確立していくが、ある日彼女の過去が明らかになる。一〇年前、『奇跡の超能力少女』として特番が組まれるほどの有名人だったが、検証番組でその超能力がすべてイカサマと断じられてテレビ業界から追放されたというのだ。唯行はフリーライターの叔父がこの件を独自に調査していたがどこからか掛かった圧力で断念したことを聞かされる。そこから唯行は清香への関心を抱くが、それと同時に彼女もまた唯行に興味を示し……。──出会いと別れ、救済のボーイ・ミーツ・ガール。
  • シリーズ5冊
    0(税込)
    著者:
    原寛貴
    レーベル: 王道帝国
    出版社: 王道帝国

    ここまで来た
    日々を称えよう
  • 毛利元就が中国地方の覇者への道をひた走る時代に、元就の本拠地吉田郡山城下の農民与兵は、戦に彼も家族も巻き込まれて過酷な運命に翻弄されながら生きてゆく。作者は元就自筆の「毛利元就郡山籠城日記」(山口県防府市の毛利博物館蔵)の存在を知り、史実や軍記物を参考にして実在の合戦や武将を登場させながら、陽を当てられない名も無い百姓兵士とその家族の人生をフィクションとして描いた。

    あらすじ
     与兵は30半ばの百姓の男。大工の弟次平には嫁の百と4才の男児源がいる。母親を亡くした与兵は父太平と二人暮らしだったが、次平の仲立ちで嫁峰をもらった。峰がちょうど身籠ったところに尼子の郡山城攻めの噂が流れ、じきにふれが出たため、全領民の大群衆が郡山城へ入った。尼子方兵力30000に対して毛利方は2500、呼びかけに応じて与兵も次平も志願兵になった。籠城生活は長く領民達は日常とかけ離れた困難な暮らしの中に置かれ非業の死を遂げる者もあり、峰は流産の後が悪くて死んでしまった。
     籠城というのは今なら大災害時の長期の避難生活に似ている。発生する問題は想定外だ。それが非常にリアルに描かれている。志願兵達が戦いの現場や後方での仕事を初めて経験する場面も詳しく描かれていて死との遭遇の場面は恐怖だ。戦闘というものは死と向き合うという点では昔も今も変らないであろう。
     大内氏の援軍10000の到着と加勢で尼子軍は撤退した。尼子追撃隊に加わった弟次平が行方知れずになった。戦いは終わったが嫁の峰はもういない。その後も佐東銀山城の戦い、第1次月山富田城の戦い、厳島の戦いがあった。また毛利領内では井上一族の誅殺というおぞましい事件も起こった。
     物語は様々に展開しながらまだまだ続く。与兵達の運命は?


    著者紹介 ー1939年~2021年ー
    著者プロフィール(2020年5月)より
     「名古屋生れ、広島大学卒。小学校の教員暦七年、その後一般のサラリーマンを三十数年。いまはリタイアして悠々自適の生活を享受中。大学時代に始めた弦楽器(初めはヴィオラ、その後チェロ)を今も続けている一方、小説や随筆の執筆にも力を入れたいと思っています。
     書くものとしては文学的なものから推理もの、歴史もの、恋愛もの、ファンタジー、社会派的なものなどジャンルを選びませんが、常にベースには何らかの形で音楽が絡んだものにしたいと考えています。
     ライフワークとしたい目標は、音楽を前面に出したもので読者の方々に小説としての読み応えと、そこに登場する音楽を是非聴きたいと思ってもらえるような、しかも私の著述によってその物語にも音楽にも感動してもらえるような作品を完成させたいと思っています。」
  • 0(税込)
    著者:
    斉藤
    レーベル: 放課後探偵団

    黒板が見えるようになったら?

    黒板がよく見えるようにメガネを買ったら、他にもいろいろ見えるようになって……。
  • シリーズ5冊
    0120(税込)
    著者:
    青波エコー
    レーベル: 青波エコー

    いびつな人生アドベンチャー

    第一話無料。33ページ。全15話前後で完結予定。
    咲久子は地方で働く事務員32歳。幼なじみの多香枝の娘・浪漫が、他の兄弟よりも多香枝から冷遇されていて心配している。花火大会の日、浪漫を連れ出した咲久子は、謎の営業マン・別所と、三人で大変な事態に巻き込まれていくことに…。咲久子は、浪漫と別所との関係性で自信を持ち、宿命と戦っていく。
  • 西中国山地に生まれた子熊の物語。冬ごもり中に非情にも猟師に母熊が殺され、子熊はその猟師に育てられ、羅漢と名付けられた。

    あらすじ

     大卒だが就職に失敗し、運送屋のアルバイトをしている時に若者が経験した不思議な話。
     子熊は猟師のもとで育ち「羅漢」と名付けられる。そしてやがてやってくる育ての親との悲しい別れが淡々と語られる。
     しかし驚いたことに「羅漢」はある初老の男の前世だというのだ。読み初めは有り得ないと思っていても、読み進むに従いゾクゾク感がエスカレートしていく。「羅漢」はどうなるの?

     ※著者は、西中国山地がツキノワグマの一大生息地であることに強い関心をもち、現地取材を行った資料を残している。そしてこの作品を書いた。残念ながら未完に終わっているが、充分読み応えはあると思う。つづきは読者の想像に任せよう。
     ※人間に生活の場を狭められ、その黒い眼の中に滅びの運命を秘めたツキノワグマは一体どうやって生きていけば良いのか。読み終えて、西中国山地が抱える自然保護の大きな問題がこの物語の底流にあることに気付かされた。(編者記)


    著者紹介 ー1939年~2021年ー
    著者プロフィール(2020年5月)より
     「名古屋生れ、広島大学卒。小学校の教員暦七年、その後一般のサラリーマンを三十数年。いまはリタイアして悠々自適の生活を享受中。大学時代に始めた弦楽器(初めはヴィオラ、その後チェロ)を今も続けている一方、小説や随筆の執筆にも力を入れたいと思っています。
     書くものとしては文学的なものから推理もの、歴史もの、恋愛もの、ファンタジー、社会派的なものなどジャンルを選びませんが、常にベースには何らかの形で音楽が絡んだものにしたいと考えています。
     ライフワークとしたい目標は、音楽を前面に出したもので読者の方々に小説としての読み応えと、そこに登場する音楽を是非聴きたいと思ってもらえるような、しかも私の著述によってその物語にも音楽にも感動してもらえるような作品を完成させたいと思っています。」
  • シリーズ3冊
    0(税込)
    著者:
    原寛貴
    レーベル: 王道帝国
    出版社: 王道帝国

    ルシフオーナーとなった
    昴のさらなる冒険
  • そばにいて?

    藤原組のお嬢様の時子。時子を守るためにそばにいる真一。高校生になった二人の関係は……。
  • シリーズ12冊
    0(税込)
    著者:
    山中與隆
    編集:
    山中伶子
    レーベル: Duo-Yamanka文庫

    どこの世界も不倫はつきもの

    これは、アマチュアとしてはかなりの実力をもっていて、数年間安定して活動を続けている弦楽四重奏団の話である。
     趣味の世界とはいえ、真剣に取組む4人の四重奏メンバー。厳しいアンサンブルの練習の場面は、同好の諸氏の共感を呼ぶであろう。例え小さくとも練習の成果の発表の場の存在は、困難な弦楽器練習への意欲を湧かせるものだ。そして努力の結果与えられる聞き手による喝采はメンバーの大きな喜びなのだ。
     この作品では2つの弦楽四重奏曲、ドヴォルザークの「アメリカ」とベートーヴェンの「ラズモフスキー第2番」に取組む練習の場面が取り上げられている。
     そんな華やいだ場面とは裏腹に、人間社会につきものの男女間のロマンスが、弦楽の趣味の世界のこのフィクションシリーズでは普通に起こるのだ。
     出来た不倫事件の結果、平気で四重奏に必要不可欠なメンバーが失われる。そこであらためて、カルテットは1人でもメンバーが欠けると成立しないことを思い知らされる。
     事件の最終的な結果は様々である。「弦楽四重奏団a」ではどうなるのだろうか?

     
    著者紹介 ー1939年~2021年ー
    著者プロフィール(2020年5月)より
     「名古屋生れ、広島大学卒。小学校の教員暦七年、その後一般のサラリーマンを三十数年。いまはリタイアして悠々自適の生活を享受中。大学時代に始めた弦楽器(初めはヴィオラ、その後チェロ)を今も続けている一方、小説や随筆の執筆にも力を入れたいと思っています。
     書くものとしては文学的なものから推理もの、歴史もの、恋愛もの、ファンタジー、社会派的なものなどジャンルを選びませんが、常にベースには何らかの形で音楽が絡んだものにしたいと考えています。
     ライフワークとしたい目標は、音楽を前面に出したもので読者の方々に小説としての読み応えと、そこに登場する音楽を是非聴きたいと思ってもらえるような、しかも私の著述によってその物語にも音楽にも感動してもらえるような作品を完成させたいと思っています。」
  • シリーズ3冊
    0(税込)
    著者:
    原寛貴
    レーベル: 王道帝国
    出版社: 王道帝国

    パスからメッセージが
    伝わらないの?
  • 著者が紀行文として残した2つ目の作品です。


     著者は、定年後の悠々自適な暮らしをダイナミックに変貌させようと考えて決行した徒歩旅行の記録を「ひとり、山を歩く」と名付けた紀行文として残しています。
     その中で、「《第一回徒歩旅行》顛末記」は、中国山地を山陽側から山陰側へ徒歩で越えるハードな旅行の記録です。一度は失敗しながらも再挑戦した。そんな超地味な、そして超高コスパな徒歩旅行を実現し、その記録を基に著者が残した紀行文です。再挑戦して成功した本命の徒歩旅行については、断片的な散文が残されています。そして、それらは作品「ミスターフェイト他」の中に描かれています。
     《初夏のひとり歩き二〇〇一》の方は、表紙に列挙した、旧湯来町の周辺地域に座する山々やその界隈の里を歩き回った記録です。出会った風物や想い出を織り交ぜながらも旅の詳しい記録が次々と小気味よく表されています。折に触れて、あれこれの作品を書くきっかけについても述べられており、著者が旅した地域に興味をそそられます。
     若者であれば、「身近で小さくてもこれは冒険」と言えるひとり旅にトライしてみたいと思うかも知れません。

    著者紹介 ー1939年~2021年ー

    著者プロフィール(2020年5月)より
     「名古屋生れ、広島大学卒。小学校の教員暦七年、その後一般のサラリーマンを三十数年。いまはリタイアして悠々自適の生活を享受中。大学時代に始めた弦楽器(初めはヴィオラ、その後チェロ)を今も続けている一方、小説や随筆の執筆にも力を入れたいと思っています。
     書くものとしては文学的なものから推理もの、歴史もの、恋愛もの、ファンタジー、社会派的なものなどジャンルを選びませんが、常にベースには何らかの形で音楽が絡んだものにしたいと考えています。
     ライフワークとしたい目標は、音楽を前面に出したもので読者の方々に小説としての読み応えと、そこに登場する音楽を是非聴きたいと思ってもらえるような、しかも私の著述によってその物語にも音楽にも感動してもらえるような作品を完成させたいと思っています。」
  • 初めてご紹介する紀行文です。著者と友人の二組の中高年夫婦4人が広島県の山々をのんびり登山した時の記録。


     「広島百山」は、登ろうと決めた100座のうち、初めの7回分の記録です。その後8年くらいで40座以上登っていますが、特段に山の名前を冠した紀行文としては「吉和冠山登山」のみが残されています。
     天候や熊などを気にしながらも、登山歴の長い頼もしい相棒夫婦に導かれながら、豊かな山野の空気を存分に楽しんでいる様子が伝わってくる作品です。

    著者紹介 ー1939年~2021年ー

    著者プロフィール(2020年5月)より
     「名古屋生れ、広島大学卒。小学校の教員暦七年、その後一般のサラリーマンを三十数年。いまはリタイアして悠々自適の生活を享受中。大学時代に始めた弦楽器(初めはヴィオラ、その後チェロ)を今も続けている一方、小説や随筆の執筆にも力を入れたいと思っています。
     書くものとしては文学的なものから推理もの、歴史もの、恋愛もの、ファンタジー、社会派的なものなどジャンルを選びませんが、常にベースには何らかの形で音楽が絡んだものにしたいと考えています。
     ライフワークとしたい目標は、音楽を前面に出したもので読者の方々に小説としての読み応えと、そこに登場する音楽を是非聴きたいと思ってもらえるような、しかも私の著述によってその物語にも音楽にも感動してもらえるような作品を完成させたいと思っています。」
  • YouTube漫画動画の世界をあなたの元に届けます!

    「はちの漫画どうでしょう」自慢の絵師さんによる、魅力的な原画イラストとセリフを1冊にまとめた原画集です!当チャンネル内でも大好評の動画イラストを存分にお楽しみください。ここに掲載しているキャラ達が「喋って動いて恋をする動画を見たい!」という方は、巻末記載のYouTubeチャンネル「はちの漫画どうでしょう」で好評配信中です!「もう見たよ!」「この絵師さんのファンです!」という方は、寝る前に見ると夢に出てきます!ハチャメチャ・ドタバタ・ハートフルラブコメディをお楽しみください!はち漫管理人が試行錯誤で、皆さんに少しでも自慢のクリエーターさん達をご紹介したい一心でお届けします!ツッコミどころがあっても、温かい目で見守ってください!※当チャンネル配信動画・電子書籍は、シナリオ、イラスト、ナレーション、編集など、クリエーターの皆さんと一緒に製作しています。著作権法上保護されてますので、許可の無い二次利用や無断転載などはおやめください
  • きっかけは『アフィニス夏の音楽祭』 リタイアした二組の夫婦でカルテットが出来ればこんな便利なことは無い。チェロとバイオリン、ビオラとバイオリンという2組の夫婦が音楽祭で出会い、弦楽四重奏を始めることになった。

    内容紹介
     リタイア組とは毎日が日曜日のご身分。両夫婦とも下関に住んでいる。
     練習会の場所は下関の日和山公園の中腹にある須藤章の屋敷で、彼はここで生まれ育った。練習室からは関門海峡が眺められる。その景色は本当に素晴らしい。
     出会った意欲満々の時期から時を経るにつれ、メンバーは年齢なりに病を得、克服しを繰り返してきた。そして結成7年を過ぎた今も音楽用語の「ペルデンドーシ」(だんだん遅くしながらだんだん弱く、消えるように)のように、音楽する喜びの中で日々時を過ごしている。
     この作品でも、老境の四人が好むあの曲、前出作品「カルテットのある風景」の冠曲『ベートーヴェン弦楽四重奏曲第16番第3楽章』が登場して、彼らの心境を物語る。
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    著者紹介 ー1939年~2021年ー
    著者プロフィール(2020年5月)より
     「名古屋生れ、広島大学卒。小学校の教員暦七年、その後一般のサラリーマンを三十数年。いまはリタイアして悠々自適の生活を享受中。大学時代に始めた弦楽器(初めはヴィオラ、その後チェロ)を今も続けている一方、小説や随筆の執筆にも力を入れたいと思っています。
     書くものとしては文学的なものから推理もの、歴史もの、恋愛もの、ファンタジー、社会派的なものなどジャンルを選びませんが、常にベースには何らかの形で音楽が絡んだものにしたいと考えています。
     ライフワークとしたい目標は、音楽を前面に出したもので読者の方々に小説としての読み応えと、そこに登場する音楽を是非聴きたいと思ってもらえるような、しかも私の著述によってその物語にも音楽にも感動してもらえるような作品を完成させたいと思っています。」
  • シリーズ3冊
    0(税込)
    著者:
    原寛貴
    レーベル: 王道帝国
    出版社: 王道帝国

    原始時代には
    猿人がいた
  • シリーズ3冊
    0(税込)
    著者:
    原寛貴
    レーベル: 王道帝国
    出版社: 王道帝国

    ナイチンゲール・インフィガールが
    堂々復活‼
    新たな魔を討て‼
  • =遠隔恋愛の末に= 全編手紙の往復。広島と北海道の雨竜沼という遠隔地に別れ別れになった恋人の行方は?

    あらすじ
     本作品は『オセロ~手紙版』である。最初から、遠く離ればなれになった恋人同士の手紙のやり取りが始まる。若い恋人達の熱い想いが伝わってくる。
     話題の中に、ドヴォルザークの演奏会用序曲《オセロ》が登場する。この曲は7月に発表したタイトル『オセロー』に登場したあの曲である。
     シェイクスピアのオセロの悲劇性を、本タイトルでも重ね合わせるように描いている。明るく若々しい文面の手紙から始まり、徐々に暗転してゆく二人の心の動きが、読者の心をゆり動かす。
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    著者紹介 ー1939年~2021年ー
    著者プロフィール(2020年5月)より
     「名古屋生れ、広島大学卒。小学校の教員暦七年、その後一般のサラリーマンを三十数年。いまはリタイアして悠々自適の生活を享受中。大学時代に始めた弦楽器(初めはヴィオラ、その後チェロ)を今も続けている一方、小説や随筆の執筆にも力を入れたいと思っています。
     書くものとしては文学的なものから推理もの、歴史もの、恋愛もの、ファンタジー、社会派的なものなどジャンルを選びませんが、常にベースには何らかの形で音楽が絡んだものにしたいと考えています。
     ライフワークとしたい目標は、音楽を前面に出したもので読者の方々に小説としての読み応えと、そこに登場する音楽を是非聴きたいと思ってもらえるような、しかも私の著述によってその物語にも音楽にも感動してもらえるような作品を完成させたいと思っています。」
  • 個性的な面々に振り回されながら仕事や一人暮らし、はたまた恋にも励んじゃう、公務員獣医さんのお仕事エンターテイメント小説!

    首都圏の獣医大学を出た東京出身の田中一平。ふとしたきっかけで親元を離れ、とある田舎の自治体、里崎県の公務員獣医師の道を選択する。
    里崎県の郷浜食肉衛生検査所に勤務することになった一平が、個性的な面々に振り回されながら仕事や一人暮らし、はたまた恋にも励んじゃう、獣医さんのお仕事エンターテイメント小説!全6巻。
  • 食肉衛生検査所と保健所に勤務する公務員獣医さんのお仕事エンターテイメント小説!

    食中毒事件や食品の係の仕事で駆け回る中、負傷した猫を収容した一平は、同じ郷浜保健所の乳肉衛生係に勤務する獣医師、高山の熱い想いを知る。
    またプライベートでは、ふとしたきっかけで知り合った上村美咲と少しずつ距離を縮めていく。
  • シリーズ5冊
    0(税込)
    著者:
    原寛貴
    レーベル: 王道帝国
    出版社: 王道帝国

    宝くじの当選番号を
    調べたタケミチは…⁉
  • シリーズ5冊
    0(税込)
    著者:
    原寛貴
    レーベル: 王道帝国
    出版社: 王道帝国

    10000ヤードを
    知恵と勇気で
    攻略せよ‼
  • 食肉衛生検査所と保健所に勤務する公務員獣医さんのお仕事エンターテイメント小説!

    入庁2年目の人事異動で郷浜保健所生活衛生課勤務となった一平は、熟練した様々な職種の職員にもみくちゃにされながら、保健所の食品や動物の仕事に悪戦苦闘する。
  • 食肉衛生検査所と保健所に勤務する公務員獣医さんのお仕事エンターテイメント小説!

    たった一人で暮らし始めた里崎県郷浜市の土地で、眼前に広がる自然や食べ物、そして音楽を感じながら食肉衛生検査所の仕事を覚えていく日々を送る一平。ある日、郷浜食肉衛生検査所での勤務経験のある開業獣医師、大戸と知り合う。
  • 食肉衛生検査所と保健所に勤務する公務員獣医さんのお仕事エンターテイメント小説!

    入庁2年目が終わろうとしている一平は、次年度のための人事ヒアリングで郷浜保健所生活衛生課長の長沢と向き合う。
    そんな中、飼い主が制御不能なシェパードが脱走し…。
    全6巻、完結編!
  • 食肉衛生検査所と保健所に勤務する公務員獣医さんのお仕事エンターテイメント小説!

    一平が勤務することになった里崎県。そこでは全国で初めて、保健所や食肉衛生検査所の獣医師の年功序列人事を完全廃止し、担当業務の質と量に着目した人事管理が行われていた。
    何も知らずに入庁した一平は、新たな土地で様々な人達と触れ合いつつ、戸惑いながらも食肉衛生検査所の仕事に取り組む。そんな矢先、学生時代に付き合っていた元カノ、由美からメールが届き、小動物臨床をやらないかと誘いを受け…。
  • 平成の時代に生きた公務員衛生獣医師の姿を描く、シリアス小説。

    毎日の食卓に欠かせない、食肉。と畜場は食肉が世の中に出回る出発点であり、そこでは生きた家畜が食肉になるまでの様々な過程で自治体職員による衛生検査が行われている。これをと畜検査という。
    と畜検査を行う自治体職員は、全員獣医師だ。
    木崎勇介、44才。里崎県の獣医師。
    平成16年、勇介はと畜検査員として勤務する里崎県郷浜食肉衛生検査所で、職場の仲間達と検査技術の組織的な管理や次世代への引継ぎに取り組むが、団塊世代の大量退職を契機に始まった組織のうねりに、自らも押し流されていく。
    不信、再会、別れ。すれ違う多くの獣医師達と共に食肉衛生検査所に勤務する勇介の日々を描く。
  • 『ベートーヴェン弦楽四重奏曲第16番第3楽章』:皆が最も好きな曲。長く続くカルテットはそう多くない。物語の中の石鎚カルテットは、10年も続いた希有なカルテットの一つだ。

    あらすじ

    著者は、弦楽趣味を持つ同好の氏達の難しくはあるが楽しい練習風景と共に、一緒に音楽を創り上げる喜びを、偉大なる作品への溢れる思いを胸に抱きつつ描いていく。
     あるきっかけで二組の高齢夫婦が、「カルテット石鎚」を結成した。10年間いろいろと活動を続けた。そして遂に活動休止の時が来た。
     読者は物語の最後に、「カルテットのある風景」の副題に取り上げたベートーヴェンの『弦楽四重奏曲第16番第3楽章』に書かれたシンプルであるのに何故か崇高なメロディへといざなわれて行く。実際にこの曲を聴いたなら、カルテットの素晴らしさを実感するであろう。

    著者紹介 ー1939年~2021年ー
    著者プロフィール(2020年5月)より
     「名古屋生れ、広島大学卒。小学校の教員暦七年、その後一般のサラリーマンを三十数年。いまはリタイアして悠々自適の生活を享受中。大学時代に始めた弦楽器(初めはヴィオラ、その後チェロ)を今も続けている一方、小説や随筆の執筆にも力を入れたいと思っています。
     書くものとしては文学的なものから推理もの、歴史もの、恋愛もの、ファンタジー、社会派的なものなどジャンルを選びませんが、常にベースには何らかの形で音楽が絡んだものにしたいと考えています。
     ライフワークとしたい目標は、音楽を前面に出したもので読者の方々に小説としての読み応えと、そこに登場する音楽を是非聴きたいと思ってもらえるような、しかも私の著述によってその物語にも音楽にも感動してもらえるような作品を完成させたいと思っています。」
  • サクッと読めるショートショート。
    エレベーターに閉じ込められた男の運命は?
  • その山ザルの老婆は何故か人間の私にしきりに何かをボソボソと語る。驚いたことに私には彼女のしゃべることが理解できるのだった。。

    内容紹介
    山ザルの老婆は、動物ものを書く駆け出しの作家の私を前に、彼女の人生で体験したいろいろなことを話し続けた。人間の暮らし方も良く観察しているようだ。自然の中で暮らす山ザルの目には人間社会はどう映るのだろう?
    -------------------------------
    著者紹介 ー1939年~2021年ー
    著者プロフィール(2020年5月)より
     「名古屋生れ、広島大学卒。小学校の教員暦七年、その後一般のサラリーマンを三十数年。いまはリタイアして悠々自適の生活を享受中。大学時代に始めた弦楽器(初めはヴィオラ、その後チェロ)を今も続けている一方、小説や随筆の執筆にも力を入れたいと思っています。
     書くものとしては文学的なものから推理もの、歴史もの、恋愛もの、ファンタジー、社会派的なものなどジャンルを選びませんが、常にベースには何らかの形で音楽が絡んだものにしたいと考えています。
     ライフワークとしたい目標は、音楽を前面に出したもので読者の方々に小説としての読み応えと、そこに登場する音楽を是非聴きたいと思ってもらえるような、しかも私の著述によってその物語にも音楽にも感動してもらえるような作品を完成させたいと思っています。」
  • それはたった、730日の記録

    はるか昔に戦争があった
    星は生物のすめない星へとなってしまった

    …はずだったのだが
    新しい種族新しい文明を築き
    当たり前のように多くの種族が今を生きている

    衛星へと逃げていった一部の人間達の子孫らは
    死の星のはずの環境の中で当たり前のように
    生きている生物たちの調査をしていたのだが…

    これは ある衛星の博士が
    一体の竜と出会うお話

    博士と竜の約730日の記録


    第一話前半です。26P


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  • 0(税込)
    著者:
    無才能
    レーベル: 無才能
    出版社: 無才能

    人の人生という物語は鉄道にもある

    人の人生という物語は鉄道にもある。」そんなこと考えている作者は、列車内で思っていることや考えていること書き込んでいるだけの完全ノンフィクション、実体験系の短編エッセイ作品。終わりなど見えない作品だ! あなたにも人生という物語を送っている中でこんなことがあるのかも?
    <be>特急列車にある車内誌風に読んで頂けたら幸いです。
  • 父親の強い意志と希望により、バイオリニスト三瓶弦人は遂に東独ドレスデンのオーケストラのコンマスに就任した。そして遂に高校時代からの憧れのオーケストラと指揮者ザンデルのもとで大好きなブラームスの音楽を演奏した。

    この作品は、著者自身が描いた夢物語である。三瓶弦人に自分を置き換えて夢を膨らませていく。しっくりと身にも心にも馴染む大好きなブラームスの音楽をこの世で一番自分に好ましい形で演奏してくれる指揮者とオーケストラ。
     言うまでも無く、オーケストラと指揮者のモデルは、著者自身の憧れでもあったドレスデン国立管弦楽団とクルト・ザンデルリングである。
     その後、ジストニアの病魔により人生の後半はバイオリンを弾くことが出来なくなった。
     物語の最初に登場するのは、病魔に冒され荒れた精神状態に陥っている時の弦人だ。食うために何かしなければいけないのは解っているが、何もやる気が起こらない。そんな時、唯一無二の友人が、自分が翻訳出版した「フランス人が書いたブラームス伝」を持って弦人を訪ねてくる。
     弦人の人生後半はどうなるのだろう?また本著書名「インテルメッツォ」(ブラームスのピアノ曲)は何を暗示しているのだろうか?

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    著者紹介 ー1939年~2021年ー
    著者プロフィール(2020年5月)より
     「名古屋生れ、広島大学卒。小学校の教員暦七年、その後一般のサラリーマンを三十数年。いまはリタイアして悠々自適の生活を享受中。大学時代に始めた弦楽器(初めはヴィオラ、その後チェロ)を今も続けている一方、小説や随筆の執筆にも力を入れたいと思っています。
     書くものとしては文学的なものから推理もの、歴史もの、恋愛もの、ファンタジー、社会派的なものなどジャンルを選びませんが、常にベースには何らかの形で音楽が絡んだものにしたいと考えています。
     ライフワークとしたい目標は、音楽を前面に出したもので読者の方々に小説としての読み応えと、そこに登場する音楽を是非聴きたいと思ってもらえるような、しかも私の著述によってその物語にも音楽にも感動してもらえるような作品を完成させたいと思っています。」
  • 0(税込)
    著者:
    山中與隆
    編集:
    山中伶子
    レーベル: Duo-Yamanka文庫

    西に開いた窓から毎夜真っ暗な阿弥陀山を見る。いつも同じ場所に赤い光が点っている。あの暗い中で何かが私を呼んでいる。

    ある日何か別の光が動いた様な気がした。そして憑かれた様に夜の山を彷徨う自分の姿を想像して体中がぞくぞくする。
     遂に夜の阿弥陀山登山を決行した。万が一の夜の暗闇や悪天候にも備えて考え得る全ての備えをして出発したのだったが。。。

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    著者紹介 ー1939年~2021年ー
    著者プロフィール(2020年5月)より
     「名古屋生れ、広島大学卒。小学校の教員暦七年、その後一般のサラリーマンを三十数年。いまはリタイアして悠々自適の生活を享受中。大学時代に始めた弦楽器(初めはヴィオラ、その後チェロ)を今も続けている一方、小説や随筆の執筆にも力を入れたいと思っています。
     書くものとしては文学的なものから推理もの、歴史もの、恋愛もの、ファンタジー、社会派的なものなどジャンルを選びませんが、常にベースには何らかの形で音楽が絡んだものにしたいと考えています。
     ライフワークとしたい目標は、音楽を前面に出したもので読者の方々に小説としての読み応えと、そこに登場する音楽を是非聴きたいと思ってもらえるような、しかも私の著述によってその物語にも音楽にも感動してもらえるような作品を完成させたいと思っています。」
  • お蓮・勘兵衛の墓。広島県と島根県を分ける三坂峠にひっそりと建つこの古い墓は、江戸の掟とは言え余りに惨いことがここで起きたことの証。それは安政四年1857年の出来事であった。著者は、江戸時代のこの人情話を元に二つの物語を書いた。

    第一話は、既出本の「ミスターフェイト」に記述の「中国山地越え徒歩旅行」で出会った三坂峠に残されている墓碑に秘められた悲話に強い印象を受けて書かれた物語り。
     道ならぬ恋に落ちたお蓮と勘兵衛は三坂峠を越えて芸州へ向かってぞうりの旅姿で逃げるが、追っ手は馬で迫ってくる。。。。

     第二話は、徒歩旅行中に三坂峠を歩きながら頭に浮かんだ心象風景が、峠にまつわるもう一つの物語として描かれている。これが著者の望ましい最期の形だったのだろうか?
     こちらは現代の話。男は、一週間の休暇を取って徒歩旅行に出るが、同じ職場の女性と一度だけとの約束で逢い引きを予定に入れた。三坂峠の悲恋の墓碑を見て江戸時代の出来事と自分たちの不倫を重ね合わせる。女と別れた後、何度も鳶が頭上を舞う。男は鳶にどこかへ導かれていくように感じた。一体どこへ?

     いずれもフィクションである。
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    著者紹介 ー1939年~2021年ー
    著者プロフィール(2020年5月)より
     「名古屋生れ、広島大学卒。小学校の教員暦七年、その後一般のサラリーマンを三十数年。いまはリタイアして悠々自適の生活を享受中。大学時代に始めた弦楽器(初めはヴィオラ、その後チェロ)を今も続けている一方、小説や随筆の執筆にも力を入れたいと思っています。
     書くものとしては文学的なものから推理もの、歴史もの、恋愛もの、ファンタジー、社会派的なものなどジャンルを選びませんが、常にベースには何らかの形で音楽が絡んだものにしたいと考えています。
     ライフワークとしたい目標は、音楽を前面に出したもので読者の方々に小説としての読み応えと、そこに登場する音楽を是非聴きたいと思ってもらえるような、しかも私の著述によってその物語にも音楽にも感動してもらえるような作品を完成させたいと思っています。」
  • 0(税込)
    著者:
    山中與隆
    編集:
    山中伶子
    レーベル: Duo-Yamanka文庫

    再開したバイオリンの練習は苦難の道だ。ネットで見つけた北陸の楽器店を訪ねる。高価すぎる楽器を前に私の心は揺れ動く。そして理性の反対を押切って、身分不相応の楽器を買ってしまった。前に進むしか無い。生涯の友となるオールドバイオリンとの苦難の道が始まった。そうと決めたのだから、苦難の先にある喜びを信じて進んで行こう。

    信じて進めば、必ずアンサンブルの素晴らしさを体験出来るのだ。これは山登りに似たところがある。大変な努力の後にしか得られない、音楽の感動!!
    物語の中に出てくる四重奏の練習風景は、落ちこぼれ奏者の心理を良く代弁している。


    あらすじ
    定年Uターンした主人と私は、昔の音楽仲間夫婦が近くに越してくることを知って、これからの生活の充実を彼らと弦楽四重奏を楽しむことに賭ける。そのために、貯金をはたいて楽器を新調する。若いころやっていたヴァイオリンを長く中断していた私は、先生について一からやり直し、サラリーマン時代もずっとチェロを続けていた主人も先生について、来るべき時に備えた。
    四重奏は無事始まったが、美しい音楽を美しく演奏することはたやすくない。

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    著者紹介 ー1939年~2021年ー
    著者プロフィール(2020年5月)より
     「名古屋生れ、広島大学卒。小学校の教員暦七年、その後一般のサラリーマンを三十数年。いまはリタイアして悠々自適の生活を享受中。大学時代に始めた弦楽器(初めはヴィオラ、その後チェロ)を今も続けている一方、小説や随筆の執筆にも力を入れたいと思っています。
     書くものとしては文学的なものから推理もの、歴史もの、恋愛もの、ファンタジー、社会派的なものなどジャンルを選びませんが、常にベースには何らかの形で音楽が絡んだものにしたいと考えています。
     ライフワークとしたい目標は、音楽を前面に出したもので読者の方々に小説としての読み応えと、そこに登場する音楽を是非聴きたいと思ってもらえるような、しかも私の著述によってその物語にも音楽にも感動してもらえるような作品を完成させたいと思っています。」
  • 0(税込)
    著者:
    鬼沢哲朗
    レーベル: 鬼沢哲朗
    出版社: 鬼沢哲朗

    兄が語る天草四郎。天草四郎が倣ったイエス。そして兄自身も、ひょっとしたらその妹も。――あらゆる戦いとその敗北が、入れ子細工のように重なり合いながら織りなす、甘美で物悲しい青春の寓話。

    学生時代のすべてを賭けて 文学の修行に沈潜する兄。
     そんな兄の戦いを、隣の勉強部屋から見守る妹。
     兄の構想する小説は、天草四郎にまつわる長編だった。

     時は寛永。東洋の果ての小さな島国に、突然異国の宗門が花開いた。盲いていた心の眼は開かれた――だがしかし、そればかりではないのだ。
     心の奇蹟はやがていつしか、現実の力となって発現した。人々は起ち、そして確かに破竹の勝利がもたらされたのだ。

     そしてそれは、天草四郎ばかりではない。
     四郎が倣ったイエスも。あまたの天才たちも。そしてあらゆる青春がまたそんなふうに、あるはずもない時代に狂い咲き、あまたの奇蹟をなした。
     だがだとしたら彼らは、なぜついには敗れなければならなかったのか?
     あれほどまでに甘美にかがよう彼らの夢は、どうして崩れ去ったのか? 
    そんな暗転の過程に自分はもっとも興味がある、と兄は言う。

     だがしかしもしそうだとしたら、兄自身は一体どうなのか?
     高校三年。大学二年。大学四年……
     天草四郎の生まれれ変わりを自称しながら、傲然と、才を恃んでいた兄。 青春のすべてを創作に注ぎ込む、禁欲と自虐の日々。
     文学賞の落選を繰り返すうちに、そんな兄の面にいつか不安げな、やつれたような影が差し始める。

     だとしたら兄はなぜ、敗れたのか? すべての青春の夢は、なぜ潰えなくてはならないのか?
      そこにあるのはやはり、安らかな敗北をいざなう悪魔の囁き?――
     そんなふうに問いかけながら、妹はまるで兄の遺志を継ぐかのように筆を執る。――
  • 0(税込)
    著者:
    山中與隆
    編集:
    山中伶子
    レーベル: Duo-Yamanka文庫

    みかん鍋やステーキ丼で有名な瀬戸内海に浮かぶ周防大島。夏の花火大会も有名。穴場の花火大会を見物した時の印象を書いたエッセイ。

    あらすじ
     この短編随筆の舞台は、瀬戸内海に浮かぶ周防大島。著者はある夏に、この島で開催される花火大会を見に行き、その時の経験をエッセイとして残している。
     いつ観ても心沸き立つ打ち上げ花火とそれを楽しむ人びとの風景から受けた印象を、小学校教師時代の想い出とともに綴った作品。
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    著者紹介 ー1939年~2021年ー
    著者プロフィール(2020年5月)より
     「名古屋生れ、広島大学卒。小学校の教員暦七年、その後一般のサラリーマンを三十数年。いまはリタイアして悠々自適の生活を享受中。大学時代に始めた弦楽器(初めはヴィオラ、その後チェロ)を今も続けている一方、小説や随筆の執筆にも力を入れたいと思っています。
     書くものとしては文学的なものから推理もの、歴史もの、恋愛もの、ファンタジー、社会派的なものなどジャンルを選びませんが、常にベースには何らかの形で音楽が絡んだものにしたいと考えています。
     ライフワークとしたい目標は、音楽を前面に出したもので読者の方々に小説としての読み応えと、そこに登場する音楽を是非聴きたいと思ってもらえるような、しかも私の著述によってその物語にも音楽にも感動してもらえるような作品を完成させたいと思っています。」
  • 若い小学校教師の職に疲れて旅回り一座に拾われ、チェロ弾きのゴーシュ役を目指す決心をするが、運命はそうはさせない。運命や如何に。

    内容紹介
     関連作「ある小学校教師の敗北」「花火見物」にも取り上げた著者の小学校教師時代の苦しい経験に触れつつ、フィクションの中で、教師という立場から抜け出した不道徳な自分の行為に対する心の葛藤に触れている。
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    著者紹介 ー1939年~2021年ー
    著者プロフィール(2020年5月)より
     「名古屋生れ、広島大学卒。小学校の教員暦七年、その後一般のサラリーマンを三十数年。いまはリタイアして悠々自適の生活を享受中。大学時代に始めた弦楽器(初めはヴィオラ、その後チェロ)を今も続けている一方、小説や随筆の執筆にも力を入れたいと思っています。
     書くものとしては文学的なものから推理もの、歴史もの、恋愛もの、ファンタジー、社会派的なものなどジャンルを選びませんが、常にベースには何らかの形で音楽が絡んだものにしたいと考えています。
     ライフワークとしたい目標は、音楽を前面に出したもので読者の方々に小説としての読み応えと、そこに登場する音楽を是非聴きたいと思ってもらえるような、しかも私の著述によってその物語にも音楽にも感動してもらえるような作品を完成させたいと思っています。」

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