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『文芸・小説、冒険小説・ハードボイルド、アドレナライズ』の電子書籍一覧

1 ~29件目/全29件

  •  俺の名は宇津木研次。ちょいとくすぶってはいるが、これでもベガス根城のれっきとしたギャンブラー。そんな俺に「東京カジノ構想の抵抗勢力をあぶり出せ」という依頼が舞い込んだ。金は使い放題、あっちこっちのカジノで派手に遊びまわって来いってんだから嬉しいねえ。韓国のカンウォンドウや東京のアングラ・カジノでギャンブル&酒池肉林。賭け事は二流でも女に関しては超一流の俺、行く先々で美女をたらし込んでは情報収集。ところが……。見えざる敵が俺の命を狙い始めた。おいおい、そんな話聞いてねえよ。どうやら日本だけじゃなく、韓国、北朝鮮、アメリカ入り乱れてのとんでもない陰謀に巻き込まれちまったらしい……。痛快長篇セクシー・ギャンブル・アクション。

    ●広山義慶(ひろやま・よしのり)
    1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
  • 495(税込)
    著者:
    広山義慶
    レーベル: ――

    「無頼の遊び人」と呼ばれる男・北島夏樹は、情婦でありパートナーでもある五人の美女とともに、日夜、裏ビジネスに励んでいる。世はまさに平成不況の真っ只中。今夜も世界的な商社・大昭物産をクビになった、真面目しか取り柄のない中間管理職が、女占い師にすがってきた。高額の報酬で引き受けた北島夏樹は、五人の美女を操り、ターゲットである大昭物産の専務を陥落させるべく、あらゆる色仕掛けのテクニックを駆使して専務に迫っていく。異色の長篇ピカレスクロマン。

    ●広山義慶(ひろやま・よしのり)
    1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
  • シリーズ6冊
    495(税込)
    著者:
    広山義慶
    レーベル: ――

     清水谷圭次、自称“さすらいのギャンブラー”。麻雀、パチンコ、ルーレット、ポーカー、競馬……、あらゆるギャンブルにめっぽう強く、女には弱い。ひとたび女に惚れると、どんなことでも平気でやってしまう危険な男だ。仕事を持たない、家族を持たない、財産を持たないの三無主義を日々実践し、いつも一匹オオカミで博打に励む。俗世間からドロップアウトした“負の世界”で、ひたすら女色とギャンブルに酔う男の愚かしくも通快な毎日!
     痛快ギャンブル・サスペンス&官能ロマン、「好色ギャンブラー」シリーズ第1弾。連作短篇集。

    ●広山義慶(ひろやま・よしのり)
    1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
  •  アメリカで3件の毒ガス・サリン事件を起こした謎の国際テロ組織が、カルト教団「救済の家」を隠れ蓑に日本国内で不穏な動きを始めた。インターポールは少数精鋭の特殊部隊を編成し、日本に潜伏したテロリストらを徹底的にマークしようとする。その矢先、新宿の映画館でサリン事件が発生し、300余人の死者を出す大惨事となった。さらに、防衛庁長官と国家公安委員長が銃撃を受けて絶命し、国を挙げて事件解明とテロ防止に躍起になるが……。
     少数精鋭の特殊部隊WOO(ウー)とカルト教団の死闘を描いたバイオレンス・アクション小説、第1弾。

    ●志茂田景樹(しもだ・かげき)
    静岡県生まれ。おひつじ座のA型。中央大学法学部卒。塾講師、新聞記者などを経て、1976年秋に『やっとこ探偵』で第27回小説現代新人賞を、1980年には『黄色い牙』で第83回直木賞を受賞。
  • その場から離れかけたとき、ドライバーの体がグラッと揺らいだ。征司は素早く運転席側に駆けよった。間に合わなかった。ドライバーは肩からドサリと路面に落ちた。同時に金属音が響いた。征司はドライバーといっしょに転がり落ちたものを見て、立ちすくんだ。拳銃だった。スマートな形のオートマチックだ。水銀灯を反射して、ブルーフィニッシュの鉄の肌がぬめっと輝いている。(「ブルースの聞こえる夜」より)
     オートバイを軸に、ハードボイルドな作風の物語を集めた短篇小説集。電子オリジナル作品。

    *ブルースの聞こえる夜
    *甘い引金
    *ミッドナイト・ライダー
    *傷ついた魂
    *鏡と塩とオートバイと
    *あの日の海

    ●斎藤純(さいとう・じゅん)
    小説家。1957年、盛岡市生まれ。FM岩手在職中の1988年『テニス、そして殺人者のタンゴ』でデビュー。1994年『ル・ジタン』で第47回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。2005年『銀輪の覇者』(早川ミステリ文庫)が「このミステリーがすごい!」のベスト5に選出される。岩手町立石神の丘美術館芸術監督、岩手県立図書館運営協議委員などをつとめている。
  • シリーズ12冊
    495(税込)
    著者:
    広山義慶
    レーベル: ――

     私立探偵・桂木二郎。彼のもとにとんでもない依頼が持ち込まれた。二年前、新宿の路上で殺されたエリート研究者が実は生きているという。しかも、この情報をいち早く掴んだ知り合いの刑事の足どりが消えた。さっそく事件を洗い出す桂木は、関連の弁護士が殺されたことを知る。一方、研究者の残された妻の熟れた肉体が執拗に桂木を追いかけ始めた。裏の奥底で蠢めく悪の恐るべき陰謀の渦に、相棒と共に立ち向かう!
     警察手帳も手錠もないが、殺人許可証を持って過激な捜査を展開する、裏刑事(デカ)・宮島達男。彼の誕生前夜を描いた“エピソード・ゼロ”とも言うべき物語。ハードボイルド・バイオレンス小説の名作「裏刑事捜査帳」シリーズ第1弾。

    ●広山義慶(ひろやま・よしのり)
    1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
  • 495(税込)
    著者:
    広山義慶
    レーベル: ――

     殺人を含む前科三犯の元極道・村井法源は、いまや家業を継いで禅寺住職の座に収まっている。彼は特養老人ホームの完成を心待ちにしていた。憧れの女性・神代彩果が病身の母親と共にやってくるからだ。しかし、甘い夢は泡と消えた。施工業者が倒産してしまい、建設費融資を当てにした素封家・浜本も三億円を持ったまま失踪中だった。浜本の行方捜しを始めた法源は、彼が公共事業の口利屋・飯沢の借金保証人だったことを知る。だが、その飯沢は大物政治家の元秘書を惨殺し、自らの命を絶っていた。事件の背後には、公共事業に巣くう魍魎たちの影が。法源はカネの匂いを嗅ぎつけた……。痛快無比の娯楽アクション。

    ●広山義慶(ひろやま・よしのり)
    1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
  • 495(税込)
    著者:
    広山義慶
    レーベル: ――

     フリーターの小宮良助は兄貴と慕うギャンブラーの桜庭茂と行った府中競馬場で、黒革の財布を拾った。少しばかりの現金と名刺が入っているだけの変哲もない財布だったが、それが二人の運命を大きく狂わせた。数日後、良助は何者かに襲われる。病院のベッドの上で目が覚めた良助は復讐を誓い、桜庭の助力を得て相手を正体を探り出す。さらに財布に隠されていた割り符を発見して……。長篇ハードボイルド・サスペンス。

    ●広山義慶(ひろやま・よしのり)
    1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
  • 495(税込)
    著者:
    広山義慶
    レーベル: ――

     三十五年間勤めた会社を突如リストラ。家庭にも居場所がなく、岩島作蔵は死をも覚悟して街をさまよっていた。しかし、捨てる神あれば拾う神あり。岩島の丹念に奉仕する性戯にメロメロになったソープ嬢・夕りんの提案で、家族を捨て、金持ち女をころがして金を掠め取る“女ころがし”の道へと足を踏み入れる。巨根でも抜群のスタミナを誇るわけでもなく、ひたすら相手をイかせることのみに没頭する岩島のセックスは、癒しを求める上流階級の女たちに引っ張りだこ。年収二千万円のシステムエンジニア、資産数十億のカリスマ美容師など、いずれ劣らぬ才色“金”備な女たち……。脚を開けばチンジャラジャと金の音! 長篇官能ロマン。

    ●広山義慶(ひろやま・よしのり)
    1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
  • 495(税込)
    著者:
    広山義慶
    レーベル: ――

     多杯真次、40歳。法の眼をかいくぐり、ゼネコン業界の裏側を巧妙に生き抜く“闇紳士”だ。その多杯には密かなる野望があった。それは首都遷都……“Z計画”である。大手ゼネコンのドン・黒木田を味方に、さらに推進派の大物議員をも取り込み、計画は極秘裏に動き出したかに見えた。だがある日、黒木田が狙撃され、多杯自身も何者かに襲われる。どこからか計画が漏れ、反対勢力が暗躍を始めたらしい……。じわじわと包囲網を狭めてくる強大な裏権力に牙を剥き、多杯の熾烈な闘いが始まった! 長篇ハードボイルド・サスペンス。

    ●広山義慶(ひろやま・よしのり)
    1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
  • 495(税込)
    著者:
    広山義慶
    レーベル: ――

     21年前、華山流宗家・華山石斎一族の男たちに犯され、一人の女が狂死した。母親の遺言によって出生の秘密を知った室川剛夫は、呪われた血を受け継いだ“獣”として成長、一族への復讐を誓う。惨劇を再現するかのように、一族の女たちを次々と凌辱・殺害する室川。名門華道家の娘たちを狙った連続猟奇殺人に、警察の捜査も厳しさを増す。だがそんな室川の前に突如、謎の女・美幸が現れた。自らの手を血で汚す美幸の目的は? そして、室川の殺人計画を待ち受ける陥穽とは。長篇官能バイオレンス。

    ●広山義慶(ひろやま・よしのり)
    1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
  •  数年前に妻を亡くした元極道・五木修平は、ひとり娘のかおるを大切に育ててきた。ところが突然、高校2年になる娘が水死体で発見されたと警察から知らされる。五木は娘の部屋で日記を見つけ、さらに衝撃を受ける。日記には娘が売春をしていた事実がメモされていたのだ。娘を罠に陥れたのは誰か。五木は名前の判明している10人の男たちを調べ上げ、彼らが大切にしている愛娘を同じように凌辱すると決意。凄まじい復讐へと駆り立てた執念は、ついに最後の正体不明の男にたどりつくが……。長篇官能バイオレンス。

    ●広山義慶(ひろやま・よしのり)
    1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
  • 495(税込)
    著者:
    広山義慶
    レーベル: ――

     元刑事・坂崎竜夫の妻と娘が、路上に轟音を撤き散らし疾走してきた十二台のハーレイの集団に巻き込まれ、ずたずたにされて即死した。警察の捜査はハーレイを乗りまわす女だけの暴走族とわかっただけで暗礁に乗り上げた。「オレが復讐する」と憎悪と憤怒に燃える坂崎の処刑が始まった! 女優やキャリアウーマンや有閑夫人連中で構成されており、そのメンバーも実体も、誰も知らないという。彼女たちの居所を調べ上げ、襲いかかる坂崎。陰門をぶち抜き菊門を抉り、凶姦の怒張に倒錯し悶絶する爛熱の女体。凌辱の愉悦に酔う坂崎の淫惨な処刑は続く……。長篇バイオレンス小説。

    ●広山義慶(ひろやま・よしのり)
    1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
  • 495(税込)
    著者:
    広山義慶
    レーベル: ――

     広域暴力団・至誠会の最高幹部として勇名を馳せてきた大里昇次が、突然引退を表明した。武闘派としての己の時代の終焉を悟ったためだった。郷里・沖縄でリゾートホテルを経営し、同時に知能障害の愛娘・真樹のために施設を建てるという目標もあった。だが三十年ぶりに沖縄に足を踏み入れた大里を、刺客の影が襲う。いったい誰が、何のために……。それが凄惨な殺戮劇の幕開けだった。長篇ハートバイオレンス。

    ●広山義慶(ひろやま・よしのり)
    1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
  • 495(税込)
    著者:
    広山義慶
    レーベル: ――

     武蔵野署の蔵崎鉄平は、捜査のためなら暴力はもちろん恐喝、強姦も朝飯前。警視庁の鼻つまみ者だ。人呼んで“糞刑事”。元は警視庁捜査一課の優秀な刑事だったが、四年前の事件が彼を豹変させた。何者かが45口径のマグナムで彼の妻子を殺害したのだ。未だ犯人があがらず、腐りきった日々を過ごしていた蔵崎だが、田園調布で発生した殺人事件で同じ型の銃弾が使われたと知り、独自に捜査を開始する……。長篇バイオレンス。

    ●広山義慶(ひろやま・よしのり)
    1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
  • シリーズ3冊
    495(税込)
    著者:
    広山義慶
    レーベル: ――

     湯佐内甚九郎、45歳。1年半前、ヤクザの情婦に惚れて刑事を懲戒免職になり、知人のつてを頼って探偵の真似ごとなどして稼いでいる。新宿でしたたかに飲んだ翌日、湯佐内は見知らめ女の部屋で目覚めた。自宅に帰った彼を迎えたのは「明日中にナオミが帰らないとこちらにも考えがある」という電話。そのナオミは新宿のラブホテルで殺されており、湯佐内に容疑がかかる。記憶をたどる湯佐内を次なる殺人事件が襲う……。
     泥臭い男の生き様を描いた長篇ハードボイルド小説、第1弾。

    ●広山義慶(ひろやま・よしのり)
    1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
  • 495(税込)
    著者:
    斎藤純
    レーベル: ――

     満員電車の痴漢を、夜の公園の暴漢を、次々と「女の敵」を倒す抜群の美女たち。そして不動産会社社長の中年男を色仕掛けで拉致、ジャガー・XJ6をフルスピードで飛ばす行き先は……。エロスとバイオレンスに彩られた異色のハードボイルド・アクション長篇小説。

    ●斎藤純(さいとう・じゅん)
    小説家。1957年、盛岡市生まれ。FM岩手在職中の1988年『テニス、そして殺人者のタンゴ』でデビュー。1994年『ル・ジタン』で第47回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。2005年『銀輪の覇者』(早川ミステリ文庫)が「このミステリーがすごい!」のベスト5に選出される。岩手町立石神の丘美術館芸術監督、岩手県立図書館運営協議委員などをつとめている。
  • 495(税込)
    著者:
    斎藤純
    レーベル: ――

     俺は葉山恋太郎(はやま・れんたろう)、26歳。オートバイと女をこよなく愛する男だ。自慢のルックス目当てに近寄ってくる金持ち中年女の相手をしてやるのが俺のビジネス。ある日、警察に追いつめられたレース中の俺を助けてくれた謎の老人の話を聞いて驚いた。この俺が10億の遺産の相続人だって!? 俺はその爺さんと愛車V-MAXにまたがり、ご先祖様の出身地・岩手へと向かう。だが、道中に待ち構えていたのは、美女揃いの刺客たちだった……。スラップスティック&ハードボイルド活劇。

    ●斎藤純(さいとう・じゅん)
    小説家。1957年、盛岡市生まれ。FM岩手在職中の1988年『テニス、そして殺人者のタンゴ』でデビュー。1994年『ル・ジタン』で第47回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。2005年『銀輪の覇者』(早川ミステリ文庫)が「このミステリーがすごい!」のベスト5に選出される。岩手町立石神の丘美術館芸術監督、岩手県立図書館運営協議委員などをつとめている。
  • 770(税込)
    著者:
    榊一郎
    イラストレータ:
    小河原亮
    レーベル: ――

     長野県の人里離れた山中に建つ『私立氷羅坂病院』が燃え落ち、辛うじて保たれていた一つの『均衡』が崩れ去った……それから数年後、一種の精神安定剤ともいえる不認可薬物“セイント”を常用している人間が異常犯罪に走る事件が頻繁に勃発。犯人はみな、聖人のような微笑を浮かべていることを特徴としていた。しかし、この小さな白い錠剤には麻薬成分が認められないという。奇怪なこれらの事件を“亀裂”に関係すると判断した特殊犯罪調査局は、ついに『専門家』二人を解き放った。すでにはじまってしまった世界の終焉に抗うべく、“猟犬”またの呼び名“クラック・ハウンド”が大暴れする!
     バイオレンス・アクション長篇小説。電子版あとがきを追加収録。

    ●榊一郎(さかき・いちろう)
    1997年、第九回富士見ファンタジア長編小説大賞で準入選、翌年デビュー作『ドラゴンズ・ウィル』を刊行。自称・小説屋/軽小説屋であるが、ゲームシナリオ、アニメシナリオ等も手掛ける。速筆で著作多数。代表作に『スクラップド・プリンセス』『棺姫のチャイカ』『アウトブレイク・カンパニー』『まじしゃんず・あかでみぃ』『神曲奏界ポリフォニカ』『ストレイトジャケット』等がある。ガンマニアで観賞魚マニア。
  • 495(税込)
    著者:
    河野典生
    レーベル: ――

     狂った夏の夜、他人の情事をタネにしたカツアゲの帰りに一郎と英坊は、パトカーに追われる隆と知り合った。隆は、ムショ入り中に自分を裏切った女とその情夫を、派手な射ちあいの後に射殺して逃げていた。意気投合した三人は、新宿のジャズ喫茶を溜まり場にして、悪事の計画を練る。あるときは箱根に暴力団の開帳する賭場を襲い、またあるときは運搬中の麻薬を巧妙に奪取したり、基地から流れるカービン銃を横取りして暴力団同士を闘わせるなどして、次第に暗黒街でのし上がっていく。だが所詮、野良犬は野良犬でしかないことを思い知らされる。
     ハードボイルド連作短篇小説。1965年には同名で映画化(監督:牛原陽一、出演:小林旭/宍戸錠/和田浩治、配給:日活)された。

    ●河野典生(こうの・てんせい)
    1935年1月高知県生まれ。詩作、劇作のかたわら1960年『陽光の下、若者は死ぬ』でデビュー。1964年『殺意という名の家畜』で推理作家協会賞を受賞。日本のハードボイルド小説の先駆者となる。幻想派SF小説、ジャズ小説など、多彩な執筆分野とジャズのフィーリングを持つ作家として特異な存在。
  • 495(税込)
    著者:
    倉阪鬼一郎
    イラストレータ:
    小島文美
    レーベル: ――

    「未曾有の大凶事が迫っている」宮内庁に極秘に属し、日本の霊的国防を司る陰陽師・中橋空斎の掛(け)に、戦慄の事態が! 凶事とは何か、いつどこで起こるのか? 奈良時代の陰陽道天貴流の秘録が解読できれば、防衛策が取れるのだが……。
     一方、空斎の親友である作家の神山は、丹後で出土した亀の甲羅の謎を追っていた。瑞祥亀(ずいしょうき)、改元、浦島伝説……神聖視されてきた亀に隠された古代のメッセージ。それこそ国家の危機を示すものだった。果たして空斎は凶事を防ぐことができるのか!? 現代の陰陽師が活躍する伝奇小説。

    ●倉阪鬼一郎(くらさか・きいちろう)
    1960年、三重県伊賀市生まれ。早稲田大学第一文学部文芸専修卒。同大学院文学研究科日本文学専攻博士課程前期中退。在学中に幻想文学会に参加、1987年に短篇集『地底の鰐、天上の蛇』でデビュー。印刷会社、校閲プロダクション勤務を経て、1998年より専業作家。第3回世界バカミス☆アワード(2010年)、第4回攝津幸彦記念賞優秀賞(2018年)。ホラー、ミステリー、幻想小説、近年は時代小説を多数発表、オリジナル著書数は170冊を超える。
  •  ルマンの街は、かつてない興奮に包まれていた。伝説を生んだ名ドライバーたちが、最新のマシーンを引っさげて戻ってきたのだ。フェラーリ、ルノー、童夢、メルセデス、アルファロメオ、ニッサン、ポルシェ……。24時間後の栄光を目指して世界中から集まった12チームのマシーン。観客注視の中、史上最高のレースが轟音とともにスタートする。
     レース小説の名作が加筆修正されてついに電子で復刊! 電子版あとがきを収録。
     ※本書は著者の意向により本文横書きで制作されています。

    ●高斎 正(こうさい・ただし)
    1938年、群馬県生まれ。作家、自動車評論家。日本SF作家クラブ第3代事務局長を務め、名誉会員に。『ホンダがレースに復帰する時』『ミレミリアが復活する時』(いずれも徳間書店)、『パリ~ウィーン1902』(インターメディア出版)など、自動車レース小説を多く書く一方、ノンフィクションとして、ミドシップの歴史を追った『レーシングカー・技術の実験室』(講談社)や『モータースポーツ・ミセラニー』(朝日ソノラマ)などの著作もある。
  • シリーズ2冊
    495(税込)
    著者:
    神野オキナ
    イラストレータ:
    隅田かずあさ
    レーベル: ――

     世界中で頻発する紛争、政府に代わって民間がその責を負い始めた現代。見荻守央(みおぎすおう)の経営する民間軍事会社「リカバイヤー」は、日本人の救出を専門としていた。小規模な依頼を着実にこなす彼のもとに、東南アジアでの救出依頼が舞い込む。内戦の最中、孤立した少女を助けるべく疾走する守央。だが、少女と無事に出会い脱出を急ぐ彼の前に、謎の人物が現れて攻撃を仕掛けてくる。人外の力を行使する敵に、守央は窮地に陥るが……。
     エロスとバイオレンスに溢れた傑作アクション小説、その上巻。電子版あとがきを追加収録。

    ●神野オキナ(かみの・おきな)
    1970年沖縄生まれ、在住。1995年別名義で作家活動を開始。1999年神野オキナに改名、同年の『かがみのうた』でファミ通えんため大賞小説部門奨励賞を受賞。2003年から刊行された『あそびにいくヨ!』シリーズ(MF文庫)は、漫画化、アニメ化されて本編全20巻、外伝4巻の代表作となる。2018年の『カミカゼの邦』(徳間書店)で大藪春彦賞候補に。ライトノベルを中心に著書多数。
  • 495(税込)
    著者:
    河野典生
    レーベル: ――

     アメリカで生まれた日系二世の高村孝之助。彼が自身のルーツである日本にやってきた時、突然、見ず知らずの美人女優に話しかけられた。どうやら作家・作曲家でありテレビ番組やCMにも出演する人気スター、ジョージ石川という男と間違えているらしい。日本のプレイボーイの代表として有名なこの男、顔かたち、声まで自分とそっくりなのだという…。
     有名人と間違えられた孝之助が巻き起こす大騒動は、やがてある殺人事件への関与に発展。彼は“サムライ”としての矜持を保とうと奮闘するが…。ユーモア・サスペンス小説。

    ●河野典生(こうの・てんせい)
    1935年1月高知県生まれ。詩作、劇作のかたわら1960年『陽光の下、若者は死ぬ』でデビュー。1964年『殺意という名の家畜』で推理作家協会賞を受賞。日本のハードボイルド小説の先駆者となる。幻想派SF小説、ジャズ小説など、多彩な執筆分野とジャズのフィーリングを持つ作家として特異な存在。
  •  おれは何か得体の知れない怒りのようものにとりつかれていた。それは多分に生理的な感情だったが、おれにとってはじめての積極的な意志だった。おれは拳銃をもう一度使いたいと思ったのだ。(「アスファルトの上」より)
     つまらぬ好奇心から女を助けてしまった男の転落劇を描いた表題作など、8篇を収録したハードボイルド・タッチのミステリ短編集。

    *八月は残酷な月
    *ヒッチハイク
    *殺人者
    *ある再会
    *橋の上の男たち
    *まぶしい季節
    *黒人リュウ
    *アスファルトの上

    ●河野典生(こうの・てんせい)
    1935年1月高知県生まれ。詩作、劇作のかたわら1960年『陽光の下、若者は死ぬ』でデビュー。1964年『殺意という名の家畜』で推理作家協会賞を受賞。日本のハードボイルド小説の先駆者となる。幻想派SF小説、ジャズ小説など、多彩な執筆分野とジャズのフィーリングを持つ作家として特異な存在。
  • 495(税込)
    著者:
    河野典生
    レーベル: ――

     定期的に毎月行われているジャズ界のイベント「蒼月ミュージック・イン」は、芸術祭に参加するため、今月は新宿のY生命ホールに進出していた。来日中の黒人ブルース歌手ジャック・レインズが特別参加することもあってか、ジャズ・リサイタルには珍しく客の出足も好調だった。その夜の曲目の半分は、27歳の若さで日本最高のアルト・サックス奏者の世評を得た武田一郎の作編曲になるもので、また彼はそれの中心的な演奏者の一人でもあった。だが肝心の武田は、開演時間が過ぎても一向に姿を見えないのだった。いや、見せることは見せたのだが…。
     麻薬に蝕まれたジャズ界の暗黒面を抉った表題作など、ハードボイルド・ミステリ中篇3本を収録。

    *残酷なブルース
    *罠をかけた奴らの血
    *女だらけのブルース

    ●河野典生(こうの・てんせい)
    1935年1月高知県生まれ。詩作、劇作のかたわら1960年『陽光の下、若者は死ぬ』でデビュー。1964年『殺意という名の家畜』で推理作家協会賞を受賞。日本のハードボイルド小説の先駆者となる。幻想派SF小説、ジャズ小説など、多彩な執筆分野とジャズのフィーリングを持つ作家として特異な存在。
  • シリーズ2冊
    495(税込)
    著者:
    龍一京
    レーベル: ――

     代議士、厚生官僚、介護用品メーカー、介護施設経営者。福祉・介護の美名のもとに利権を求めて群がるハイエナたち。その陰で暗躍するブローカー。さらに凄惨な殺人が…。警視庁捜査一課の辣腕刑事・一条寺祐介が錯綜する事件の真相に迫る。

    ●龍一京(りゅう・いっきょう)
    1941年大分県生まれ。元兵庫県警察、司法警察官として主に公安を担当する。退職後、コンサルタント業等を経て、作家に転身。著者の実体験をふんだんに織り込んだ、リアルな刑事の実態を描く警察小説を得意とする。『偽装捜査』(光文社文庫)、『狂った正義』(廣済堂文庫)、『鬼刑事(デカ)謀殺痕』(祥伝社文庫)、『重犯』『虐讐』(徳間文庫)など著書多数。
  • シリーズ2冊
    495(税込)
    著者:
    龍一京
    レーベル: ――

     強姦され惨殺された愛娘の亡骸を前に、警視庁の流川刑事は慟哭した。一時は釜ヶ崎でどん底の生活を送った彼が、やっと手に入れた家族の一員を奪われたのだ。「犯人は必ず俺の手で殺す!」許されざる復讐を決意し、破滅への道を歩む現職刑事の生きざまを描く衝撃作。

    ●龍一京(りゅう・いっきょう)
    1941年大分県生まれ。元兵庫県警察、司法警察官として主に公安を担当する。退職後、コンサルタント業等を経て、作家に転身。著者の実体験をふんだんに織り込んだ、リアルな刑事の実態を描く警察小説を得意とする。『偽装捜査』(光文社文庫)、『狂った正義』(廣済堂文庫)、『鬼刑事(デカ)謀殺痕』(祥伝社文庫)、『重犯』『虐讐』(徳間文庫)など著書多数。
  • 495(税込)
    著:
    友成純一
    レーベル: ――

    嬲り殺された女への挽歌を胸に、復讐の冷たい炎が今燃え上がる!

     一匹狼の殺し屋・神原隆二の女・涼子が誘拐された。涼子に惚れた神原が、殺し屋稼業から足を洗う決意を固めた矢先のことだった。神原は現金と引き替えに、涼子奪還に成功。だがその直後、涼子は神原の目の前で、体内に仕掛けられた時限爆弾によって惨殺されてしまった。敵は何者なのか。復讐の炎を胸に秘め、再び殺し屋稼業に手を染めた神原。だが、関東を牛耳る帝都連合会長・剛田によって依頼された〈殺し〉の裏には、涼子の死との密接な関係が…。
     スプラッター・ホラーの第一人者が新境地に挑んだ長篇ハードボイルド・バイオレンス。「電子版あとがき」を追加収録して、ついに復刊!

    ●友成純一(ともなり・じゅんいち)
    1954年福岡生まれ。1976年、早稲田大学在学中に「透明人間の定理リラダンについて」が幻影城新人評論部門に入選。映画評などでも活躍したのち、1985年「肉の儀式」で小説家デビュー。官能的でバイオレントな作風が注目を浴びる。以後、スプラッター小説のパイオニアとしてだけでなく、SF、ホラー、怪獣小説などでも鬼才ぶりを発揮し、多くの著作を発表。またロンドン関連の著書も多い。現在はバリ島在住。

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