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『文芸・小説、冒険小説・ハードボイルド、1001円~』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全80件

  • 2,057(税込)
    2024/10/31 (木) 配信予定

    累計50万部突破! 国際謀略小説の巨匠 不朽の名作

    黒幕は秘密軍事組織、プロの殺し屋が狙う〈大統領暗計画〉。フランス、秘密軍事組織が企てたドゴール大統領暗殺――。依頼を受けたのは、一流の腕を持つ外国人殺し屋、暗号名“ジャッカル”。国内全土で頻発する強盗事件を捜査するなか浮かび上がってきた暗殺計画に、政府には激震が走った。殺し屋の正体を突き止め、計画を阻止すべく、極秘捜査が始まる。国家最大の難題に挑むのは、国内一の刑事、クロード・ルベル。国際謀略小説の巨匠フォーサイスのデビュー作にして最高傑作。

    ※本作品は『ジャッカルの日』シリーズ全2巻を収録しています。
    ※本商品は1冊に全巻を収録した合本形式での配信となります。あらかじめご了承ください。
  • シリーズ4冊
    9131,210(税込)
    著者:
    香納諒一
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    新署長赴任の朝。署の正面玄関前で、容疑者を連行中の刑事が雑居ビルから狙撃された。目の前で事件に遭遇したK・S・P(警視庁歌舞伎町特別分署)の沖幹次郎刑事は射殺犯を追う。銃撃戦の末、犯人のひとりを仕留めるが、残るひとりは逃亡した。金を生む街、新宿歌舞伎町で暴力組織が抗争を開始したのだ。息も吐かせぬ展開と哀切のラストシーン。最高の長篇警察小説。
  • 飛び散る骨、舞い上がる車、迫りくる刺客

    「もう、たくさんだ」

    美しき男たちが血で描く”愛の神話”

    伝説の殺し屋・和尚に拾われ、自らも殺し屋となった青年・雨乞。
    和尚への服従を誓う雨乞だが、唯一誰にも打ち明けていない隠し事があった。
    それは、小説を書くこと。

    初夏のある日、駐在警官・藪池清を始末する命を受け、瀬戸内海の小島へと向かった雨乞は、小さな違和感を抱く。
    依頼人の正体は?この男を殺す目的は?なぜこの場所で?

    雨乞は真相を探るため、24時間の猶予を貰った。
    人生を変える1日が始まるーー。
  • 1,980(税込)
    著者:
    荻堂顕
    レーベル: ――
    出版社: 祥伝社

    作家 貴志祐介氏、絶賛。
    『ループ・オブ・ザ・コード」の著者が紡ぐ、未体験ゾーン突入の歴史ハードボイルド超大作。

    「ほんの一瞬だけなら何でも手に入れられる、俺の唯一の特技だ」
    一攫千金の夢が渦巻く欲望の“街”その男は、ただ魂(マブイ)を求めた――

    第二次世界大戦終結後、米軍占領下の琉球。その最西端の与那国島では、一本の煙草から最新鋭の義肢まで、ありとあらゆるものが売買される密貿易が行なわれていた!
    腕利きのサイボーグ密貿易人・武庭純は、ある日顔馴染みの警官からとんでもない話を耳にする。終戦とともに殺人鬼と化した元憲兵が島に上陸したというのだ。
    元憲兵探しに乗り出した武だったが、時を同じくして、謎のアメリカ人女性から 「姿も形も知れない “含光” なる代物を手に入れろ」という奇妙な依頼が舞い込んでくる。
    相棒の島人とともに奔走する武は、やがて、世界を巻き込む壮絶な陰謀に巻き込まれていく……。
    琉球と台湾の史実をもとに描き出す、 サイバーパンク巨編!
  • 1,980(税込)
    著者:
    川井俊夫
    レーベル: ――
    出版社: 素粒社

    「俺はこの町で一番頭が悪く、なんのコネやツテもなく、やる気も金もないクソみたいな道具屋だ」

    関西某所のとある古道具店。その店主は、かつてブログが登場する以前のインターネットで多くの読者を魅了した伝説のテキストサイトの著者だった――中卒、アングラ商売、アルコール依存症、ホームレスなど破格の経歴をもつ道具屋店主による、金と汗と汚物と愛にまみれた“冒険”の数々を、唯一無二の文体でつづった痛快私小説。

    「俺だけのルールがある。俺専用のやつがな。誰だってそうだろ? 俺たちは世界のすべてを全員で共有してるわけじゃない。たまに交錯したり、部分的に共有してるだけだ。だから自分の世界を生きるのには、自分だけのやり方がいる。他のやつのやり方じゃダメなんだ」

    【推薦】
    古物のみならず人間の本質を見抜く確かな目。群れない。他人の評価に無関心。
    クソをクソのまま描く作者の口の悪さと無類の筆力に圧倒された。
    ――こだまさん(作家)
  • 1,155(税込)
    著:
    大沢在昌
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    麻薬密売組織に潜入していた麻薬捜査官(マトリ)の加納良と連絡がつかなくなった。
    アメリカ陸軍の歩兵としてアフガニスタンに派兵されたあと除隊して、
    約20年ぶりに日本に帰国した
    双子の弟の将は、良の上司である、菅下から捜査協力を求められる。
    容姿がそっくりな双子のため、兄の良に将がなりすまして潜入捜査を続けることに。
    警視庁組対五課長の女性刑事・大仏とともに、あやしき関係先を探るが……。
    行方不明の良の安否は? ベトナムの怪しき密売組織《クィー》の中枢に食い込めるのか。
    震撼驚愕のクライムエンターテインメント!
  • 2,200(税込)
    著者:
    大沢在昌
    レーベル: ――
    出版社: 徳間書店

    本名・年齢不詳の凄腕ボディガード・キリは、以前の案件で知り合った大物フィクサー・睦月から警護の依頼を受けた。対象は岡崎紅火、女子大学院生。病死した香港シンクタンク『白果』の主宰者・白中峰の娘だ。白は『ホワイトペーパー』と呼ばれる会員向けの文書を発行しており、近未来の国際情勢や世界経済を驚くほどの的中率で予測していた。『白果』には『ホワイトペーパー』の資料となった多くの機密書類と未発表の『ホワイトペーパー』が保管されており、中国公安部に渡るのを危惧した紅火の母・静代はそれを娘に託し、香港から日本に持ち出したらしい。母親の静代とは連絡が取れず、何者かに拉致された可能性が高い。睦月は新宿の民泊施設に紅火を移動させ、部下の女性・弥生を警護につける。だがその施設から紅火が拉致された! キリは弥生とともに紅火を追う。彼女は無事なのか? 『ホワイトペーパー』の行方は? 人気ハードボイルドシリーズ第三弾!
  • 「帰ってきたあぶない刑事」2024年5月24日公開
    新作書き下ろし
    定年を間近に控えた近藤課長に迫る危機! タカ&ユージ、そしておなじみの港署メンバーが、90年代の横浜を駆け抜ける。

    【著者】:柏原寛司
    1949年、東京都生まれ。脚本家、映画監督。一般社団法人シナリオ作家協会会長、日本シナリオ作家協会副理事長を歴任。日本大学芸術学部在学中に『クレクレタコラ』の脚本でデビュー、97年には映画『猫の息子』で監督デビューを果たす。「あぶない刑事」「探偵物語」「西部警察」「太陽にほえろ」など多数の脚本を担当。また、アニメ「ルパン三世」「キャッツアイ」「名探偵コナン」なども手掛けている。
  • 沙代子は夫の暴言に耐えきれず、衝動的に家を出て、車を走らせていた。そこにとびだしてきたのはキャバクラ嬢の紫苑。彼女は沙代子の車に乗り込んで、スポーツ公園の体育館の植栽にあるボストンバッグの回収を命じる。ホストの俊からの依頼だ。しかし、中には、なんと現金3000万円が!
    紫苑は金の持ち逃げを提案。この金で、沙代子の実家・印刷所の倒産はまぬがれる。しかし、その金は実は誘拐事件の身代金と判明。暴力団に闇の犯罪集団など、紫苑と沙代子はやばい組織から追いかけられる。
    人質の女子高生・船場陽向(ひなた)は、より、したたかだった。隙を見て、ホストの俊の部屋に逃げ込んできた。俊を巡る紫苑と陽向の争いに、陽向のいとこ・夏凜(かりん)という娘もからんできて、追われるなかで、船場陽向の父親の会社の権力抗争も背後に見え、事件は四つ巴、5つ巴の様相を呈してきた。
    巻き込まれ流されてゆくうちに、沙代子は変化してゆく。
  • シリーズ6冊
    6821,430(税込)
    著者:
    夏見正隆
    レーベル: 祥伝社文庫
    出版社: 祥伝社

    闇夜の尖閣諸島上空。舞島茜のF15Jは、星空を塗りつぶすほどの巨大な影に対し、“対領空侵犯措置”に当たっていた。中国による凄まじい頻度の領空接近に対抗して、小松基地から移動訓練で那覇基地に着いた矢先であった。影は高翼の四発機で輸送機のようだ。国籍は不明。警告を無視し飛行していたが、突如、巨大な機体を茜の機にぶつけてきた――迫真の航空アクション!
  • 傑作パニック小説『炎の塔』『波濤の城』『命の砦』につながるシリーズ前日譚
    精鋭揃いの消防軍団を目指せ!
    三カ月間続く地獄の研修に挫折寸前の女消防士が挑む!

    近年予想される首都圏直下地震に備えて設立された銀座第一(ギンイチ)消防署。
    日本中の精鋭を揃える最強の消防軍団だ。今回、新隊員を選抜するため、全国からエース級の若手30名が3カ月間の研修に招集された。
    メンバーのうち女性はふたり。
    そのひとりが神谷夏美だった。体力も技能も劣る夏美がなぜ選ばれたのか?
    脱落率は91%。一歩間違えれば、自分の命だけでなく仲間の命も奪いかねない極限状態の中、鬼教官の容赦ない訓練についていけない夏美は、研修生たちに一刻も早く辞めろと迫られる。
    そんな中、大規模なマンション火災が起こり夏美たちにも出動命令が!
  • 1,925(税込)
    著:
    西村健
    レーベル: ――
    出版社: 講談社

    超絶アクション×街ブラ謎解き、痛快エンタメ長編!

    文豪の街歩き随筆で犯行予告!?
    現場の特性をたくみに利用した連続放火事件に、
    ヘンクツ科学捜査官が「円仮説」で立ち向かう。

    新宿ゴールデン街「オダケン」と博多とんこつ屋台「ゆげ福」、夢のコラボレーション!!
    新宿・ゴールデン街のバー「オダケン」のマスターが請け負ったのは連続放火事件の現場に赴いての動画撮影。ところが雇い主の福岡県警の科学捜査官とは初対面から反りが合わない。文豪・永井荷風の街歩き随筆『日和下駄』の一節を犯行予告に使う犯人相手に捜査は迷走するばかり。一方、福岡・中洲のとんこつラーメン屋台「ゆげ福」の店主は知人の依頼で家出娘を追って東京へ。スピリチュアルの合宿所に籠もる娘に占い師が実家に帰るように告げたとき、事態は思わぬ方向に動き出す……。
    天才プロファイラーとゴールデン街のバーの店主は犬猿の仲!
  • 1,760(税込)
    著者:
    井上荒野
    レーベル: ――
    出版社: 祥伝社

    「身勝手な女」と呼ばれたって一ミリも後悔なんかしないわ。
    照子と瑠衣はともに七十歳。ふたりにはずっと我慢していたことがあった。照子は妻を使用人のように扱う夫に。瑠衣は老人マンションでの、陰湿な嫌がらせやつまらぬ派閥争いに。我慢の限界に達したある日、瑠衣は照子に助けを求める。親友からのSOSに、照子は車で瑠衣のもとに駆けつける。その足で照子が向かった先は彼女の自宅ではなく、長野の山奥だった。
    新天地に来て、お金の心配を除き、ストレスのない暮らしを手に入れたふたり。照子と瑠衣は少しずつ自分の人生を取り戻していく。照子がこの地に来たのは、夫との暮らしを見限り、解放されるため。そしてもう一つ、照子には瑠衣に内緒の目的があった――。
  • 3,135(税込)
    著:
    古川日出男
    レーベル: ――
    出版社: 講談社

    その怪物が日本を変える。「スサノオ」と呼ばれたカリスマ政治家がテロに遭った。その伝記を制作する芸術家(アーティスト)は、一つの「恋愛」の行方を追って、黄泉の世界へ潜っていく――。〈異形の伝記〉が完成するとき、現代日本の運命が変わる!ポピュリズムの時代に新たな神話を降臨させる、怪物的長篇1001枚。

    エックスデーからの30年、この国は何を失ったのか?バブル崩壊後に政界入りし、美貌と弁舌で支持を集めた二世政治家・大沢光延は、将来の首相と目されながらテロリストの兇刃にかかる。彼の生涯を伝説化しようとする芸術家・河原真古登が、出発点に見出したのは、一人の巫女との「運命の恋」だった--。

    昭和の終焉からコロナ下の令和、幕末日本へ。芸術家からテロリスト、野生の巫女へ。スイングする「語り」が生み出す、予測不能の展開! アニメ版「平家物語」の原作者が、この時代〈の、すべて〉に挑む長篇絵巻。
  • 2,090(税込)
    著者:
    安東能明
    レーベル: ――
    出版社: 祥伝社

    朝鮮戦争での原爆投下を阻止せよ!トルーマン、マッカーサー、李承晩らの謀略とは?その狂気を粉砕すべく飛び立った日本人パイロットの決死行!朝鮮半島を第三の被爆地にしてはならない――昭和二十年、日本は連合国に敗戦を喫し、飛行機の操縦、航行、製造など、航空機に関するあらゆることを禁止されていた。五年後、旧日本軍でも卓越したパイロットだった堀江功は米軍関係者と思しき人物に声をかけられ、高給を条件に、GHQにも極秘の飛行訓練を開始する。その頃、朝鮮半島では新しい戦争が勃発し、北朝鮮の背後に中国人民解放軍やソ連軍の影がちらつき始めた。一方、マッカーサーの独断に怒り狂うアメリカ大統領のトルーマンは、彼の解任を考え、さらに共産主義の拡大を防ぐため、原爆による決着をつけようと動き出す。やがて、計画を知った堀江たちは、原爆の投下を阻止しようと決死の作戦に挑むが……。
  • シリーズ3冊
    7851,980(税込)
    著者:
    今野敏
    レーベル: ――
    出版社: 徳間書店

    横浜・元町で大学生がヘロイン中毒死した。暴力団・田家川組が事件に関与していると睨んだ神奈川県警みなとみらい署暴対係警部・諸橋は、ラテン系の陽気な相棒・城島と事務所を訪れる。ハマの用心棒――両親を抗争の巻き添えで失い、暴力団に対して深い憎悪を抱く諸橋のあだ名だ。事件を追っていた新聞記者、さらには田家川組の構成員まで本牧埠頭で殺害され、事件は急展開を見せる。
  • この世に生かしておけねえやつなら、地獄の閻魔に頼め――

    深川は要橋端にぽつんとある一膳めし屋「極楽屋」。主の島蔵は裏の長屋に無宿人や入墨者など世間では受け入れられない者たちをただ同然で住まわせ、仕事を世話していた。
    そのため、土地の者からは「地獄屋」、裏の長屋は「地獄宿」と呼ばれ、恐れられている。
    さらに、島蔵のもう一つの顔は、金ずくで殺しを請け負う殺し屋の元締めだった。

    安田平兵衛はそんな闇の世界で「人斬り平兵衛」の二つ名を持つ凄腕の殺し人だったが、ここ十年は老齢を理由に本所相生町の長屋で刀の研ぎ師をしながら娘のまゆみと静かな生活を送っていた。
    しかし、夜鷹殺しを皮切りに地獄屋でも手練れの者が斃され、島蔵は平兵衛を闇の世界へと呼び戻す……。

    全身に走る震えを抑え、再び剣を取る凄腕の老剣士を描く、冷酷にして情感溢れる異色の剣豪小説!
    シリーズ全14巻をまとめた合冊版。

    【収録作品】
    『闇の用心棒』
    『地獄宿』
    『剣鬼無情』
    『剣狼』
    『巨魁』
    『鬼、群れる』
    『狼の掟』
    『地獄の沙汰』
    『血闘ヶ辻』
    『酔剣』
    『右京烈剣』
    『悪鬼襲来』
    『風雷』
    『殺鬼狩り』
  • 抜きつけの一閃を逆袈裟に斬りあげ、首筋を絶つ。
    そこから血の噴出する音が荒野で啾々と霊鬼の哭くように響く――小宮山流居合の必殺剣「鬼哭の剣」。
    狩谷唐十郎はその奥義を会得するも、道場主であった父が素性も知れぬ剣客に惨殺されたことで流儀の名は地に落ちた。
    それから十年。藩邸や旗本からの依頼で行き倒れや処刑された罪人の屍をもって銘刀の切れ味を試す「御試御用」を生業としながら、唐十郎は切腹の介錯人としても名を馳せるようになっていた。
    しかし、時に介錯した者の縁者から恨みを買い、さらには一門の争いや藩内の騒動に巻き込まれることに……。

    孤高の介錯人の戦いを描いた圧巻の剣豪小説、全16巻を収録した合冊版。

    【収録作品】
    鬼哭の剣 介錯人・野晒唐十郎〈一〉
    妖し陽炎の剣 介錯人・野晒唐十郎〈二〉
    妖鬼 飛蝶の剣 介錯人・野晒唐十郎〈三〉
    雷神の剣 介錯人・野晒唐十郎〈五〉
    双蛇の剣 介錯人・野晒唐十郎〈四〉
    悲恋斬り 介錯人・野晒唐十郎〈六〉
    飛龍の剣 介錯人・野晒唐十郎〈七〉
    妖剣 おぼろ返し 介錯人・野晒唐十郎〈八〉
    鬼哭 霞飛燕 介錯人・野晒唐十郎〈九〉
    怨刀 鬼切丸 介錯人・野晒唐十郎〈十〉
    悲の剣 介錯人・野晒唐十郎〈十一〉
    死化粧 介錯人・野晒唐十郎〈十二〉
    必殺剣虎伏 介錯人・野晒唐十郎〈十三〉
    眠り首 介錯人・野晒唐十郎〈十四〉
    双鬼 介錯人・野晒唐十郎〈十五〉
    京洛斬鬼 介錯人・野晒唐十郎〈番外編〉
  • 2,200(税込)
    著者:
    香納諒一
    レーベル: ――
    出版社: 徳間書店

    1970年代の川崎。地元漁師たちには、漁業権や船舶の買い上げと補償金を巡り、分断と対立が生じていた。また朝鮮や沖縄からの流入者が多く住民感情は複雑化していた。そんななか、多摩川河口に矢代太一の溺死体があがった。彼は漁業権問題で漁民をまとめる交渉役だったが、それゆえに一部の漁師から恨みも買っていた。遺体には複数の打撲痕が認められた。また遺品にはキーホルダーがふたつあり、自宅以外にも家があるようだった。川崎署のデカ長、車谷は捜査に乗り出す。矢代は補償金で食堂を始めたが、妻の死で店を畳み、いまは次男と暮らしていた。被害者の足取りを追ううちに、矢代は居酒屋で飲んでいるところに若い女性からの電話で、慌てて店を出て行ったことがわかった。事件が報道されると、矢代と義理の娘に部屋を貸したという夫婦から連絡が入る。矢代に義理の娘などいない。車谷たちは不審死の背後に横たわる深い泥沼に足を踏み入れることに…
  • 「傭兵代理店」の著者が描く国際諜報戦!

    “日本のCIA”と呼ばれる公安調査庁を退職して、カフェを営む影山夏樹。彼はかつて中国や北朝鮮から“冷たい狂犬”と畏怖されていた。だが突如、以前の上司から依頼があり、夏樹はふたたび国際諜報戦の最前線へ。中国、北朝鮮、イタリア……立ちはだかる強敵との息詰まる闘いの行方は? 「傭兵代理店」の著者が放つ、渾身の国際スパイアクション!

    ※本作品は「冷たい狂犬」シリーズ全4巻を収録しています。
    ※本商品は1冊に全巻を収録した合本形式での配信となります。あらかじめご了承ください。
  • 生の悲哀、人の優しさが沁みわたる、人情ミステリーの傑作。娘を失った二美男と母親に捨てられた汐子は、貧乏アパートでその日暮らしの生活を送る。このアパートの住人は、訳アリ人間ばかりだ。二美男はある人物から、公園の池に沈む死体を探してほしいと頼まれる。大金に目がくらみ無謀な企てを実行するが、実際、池からとんでもないものが見つかった! その結果、二美男たちは、不可解な事件に巻き込まれていくことになる……。
  • シリーズ2冊
    3,1683,300(税込)
    著者:
    バリー・ランセット
    著者:
    白石朗
    レーベル: ホーム社
    出版社: 集英社

    ある夜、サンフランシスコの活気あふれるジャパンタウン近くで、一家全員が射殺される事件が起きた。サンフランシスコ市警は、現場に残された唯一の手がかりの解読をジム・ブローディに依頼する。それは血にまみれた紙片に記された一文字の漢字であった。全米大絶賛のハード・ボイルドシリーズ第一弾!
  • 累計50万部突破! 国際謀略小説の巨匠 不朽の名作が蘇る

    黒幕は秘密軍事組織、プロの殺し屋が狙う〈大統領暗計画〉。

    フランス、秘密軍事組織が企てたドゴール大統領暗殺――。依頼を受けたのは、一流の腕を持つ外国人殺し屋、暗号名“ジャッカル”。国内全土で頻発する強盗事件を捜査するなか浮かび上がってきた暗殺計画に、政府には激震が走った。殺し屋の正体を突き止め、計画を阻止すべく、極秘捜査が始まる。国家最大の難題に挑むのは、国内一の刑事、クロード・ルベル。国際謀略小説の巨匠フォーサイスのデビュー作にして最高傑作の新組版!

    【目次】
    日本語版に寄せて フレデリック・フォーサイス
    第一部 陰謀の解剖学
    第二部 追跡の解剖学

    ※下巻目次
    第二部 追跡の解剖学
    第三部 暗殺の解剖学
    あとがき 訳者
    解説 手嶋龍一
  • 「命をかけて守りたいものが、ある。」

    忍者+戦士=鴉(クロウ)

    絶望から這い上がった彼らに
    日本は守れるのか――!?

    映画化&舞台化!
    メディアミクスで展開する人気作「COLOR CROW(カラークロウ)」。
    そのすべての物語の根幹をなす原作小説、ここに登場!!

    男たちの戦いと絆を描く、最高に熱いエンタメ冒険活劇!!


    防衛省・国家特別防衛課(トクボウ)内に、ひそかに生まれた「COLOR CROW(カラークロウ)」。
    それは過酷な試練を乗り越えて戦闘に特化した能力を身につけ、国を守る戦いに身を投じると決めた男たちの総称だった。
    妹を殺された「阿佐美煉」、祖母と母を失った「乃木杏莉」、悲運の父母と死に別れた「羅生聖護」、家族を惨殺された「蒼田三月」。
    そして、彼ら若き「鴉(クロウ)」を束ねる指揮官「椿泰親」。
    それぞれの抱える過去の悲運と昏い闇の向こうに、果たして希望の光は輝くのか。

    役者・内田裕也 = 作家・中原裕也 衝撃のデビュー作!!
  • 海上保安庁情報調査室は、海上ルートで密輸される麻薬の摘発や対テロ関連の捜査、北朝鮮に関連する事件や調査を主な任務とする。
    謎に包まれた組織の長である室長の山下正明(二等海上保安監)は、アメリカのCIAや韓国の国家情報院と太いパイプを持ち、海外から日本のスパイと評される人物だった。
    ある日、再編に伴い、谷りさ子(二等海上保安正)が情報調査室に着任した。山下と行動を共にするうち、谷は知られざる国際謀略と犯罪、駆け引きの世界を目の当たりにすることになり……。
    某大手テレビ局の記者による長年の取材で培った知識と人脈、新たなる証言をもとに構成した暴露型情報小説。
  • 1,815(税込)
    著者:
    今野敏
    レーベル: ――

    史上最強の歌姫(ディーヴァ)とまさかの潜入捜査!? 
    弱気な甘糟刑事の活躍に笑って泣ける〈マル暴〉シリーズ!

    マル暴なのに弱腰な刑事・甘糟達男は、コワモテの上司・郡原虎蔵と、麻薬売買の場と噂されるジャズクラブに潜入する。ステージで美しい歌声を披露する歌手・星野アイに魅了される二人だが、彼女の正体を知って――。〈任侠〉シリーズの阿岐本組の面々や警視総監も登場、予測不能の展開に。『マル暴甘糟』『マル暴総監』に続く〈マル暴〉シリーズ第3作、いっときも目が離せない!
  • 直木賞作家、最長最凶のノワール・サスペンス!

    “カリスマ教祖”十文字源皇率いる〈真マントラ言の法〉。弁護士の幸田敏一は十文字と共謀し、教団ナンバー2の侍従長として勢力拡大を推し進める。組織に切り捨てられ左遷された公安刑事の児玉弘樹は、金の匂いを嗅ぎつけ、この新興宗教に接近する。教団に不利な行動をとる弁護士の殺害計画が持ち上がったとき、男たちの欲望は業火の火種となり、音を立てて燃えはじめた――。著者畢竟の大作にして圧巻のノワール・サスペンス。

    ※本電子書籍は『煉獄の使徒 上』と『煉獄の使徒 下』の全2冊を1冊にまとめた合本版です。
  • 1,815(税込)
    著者:
    福田和代
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    彼らの武器は知恵とトリック。世界の平和を賭けて、覇権国家をダマしきれ!

    コロナ禍で欧米の影響力が低下した近未来。強力な新指導者を得た中国が、遂に長年計画していた台湾への武力侵攻に乗り出そうとする。アジア発の世界大戦を防ぐため、旧日本軍最後の特務機関“Ω(オメガ)”が作戦を開始。各地に潜入していた“Ω”のエージェントたちがミッションに挑む。彼らは台湾、そして世界の危機を救うことができるのか? 仕掛けられた切り札「W」とは? スパイたちの一度限りの宴が始まった!
  • シリーズ2冊
    1,144(税込)
    著者:
    馳星周
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    警察×政治家×カルト教団! 上下約1600ページ、著者畢竟の大作!

    〈真言の法〉のカリスマ教祖と侍従長。組織に罪を背負わされ失脚した警部補。暗躍する権力者――。欲望と狂気に憑かれた男たちの思惑が業火の中で絡み合う。著者畢竟の大作にして圧巻の群像サスペンス。
  • 1,980(税込)
    著者:
    馳星周
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    「月」を背負う男・大神明の大活劇、直木賞作家のハードアクション大作!

    大戦の暗雲が迫る、魔都・上海。帝国陸軍特務機関所属の伊那雄一郎は、田辺少佐から緊急招集を受ける。伝えられたのは、駆け落ちした華族令嬢・一条綾子の身柄を、各国の特務機関や蒋介石隷下の藍衣社に先んじて確保せよという密命だった。しかも、皇室から直接派遣された謎の男・大神明と共に遂行せよという。渋りながらも拝命した伊那であったが、藍衣社の異能戦闘集団を率いる杜龍と四天王に急襲される。死地を救ったのは、身に「月」を背負って人間を遥かに凌駕した膂力で戦う、大神その人であった。やがて、各国の特務機関やマフィアの青幇をも巻き込み、上海租界を血の暴風が吹き荒れる――。最後に勝つのは……誰だ!?
  • 1,782(税込)
    著者:
    笹本稜平
    レーベル: ――
    出版社: 徳間書店

    氷点下40度×放射能
    極限サバイバルが今始まる!
    核実験に巻き込まれた7人の調査員。
    北極海で孤立した彼らの運命は――

    資源探査会社に勤める郷田裕斗は、海底油田の探査のために北極の基地にいた。
    仲間は同僚や、アメリカ人の準石油メジャーのオブザーバー、海洋学者、そしてカナダ系イヌイットたち。
    ある日、北極海の水中で核実験が行われる。だが、郷田たちはまだそのことを知らず、いつの間にか孤立していたのだった。
    通信機器の故障により外部との連絡は取れず、リード(氷の割れ目)は増え続け、燃料と食料も刻一刻と減る中、ついに精神を追い詰められる者まで現れて……。
    大国の思惑と駆け引きに巻き込まれた郷田たちは、氷の世界で生き残ることができるのか。
  • 1,980(税込)
    著者:
    馳星周
    出版社: 集英社

    装蹄師の平野敬は北海道の浦河で養老牧場を営んでいる。牧場は幼馴染の和泉亮介の両親が所有していたものだったが、騎手だった亮介が覚せい剤所持で刑務所に入ったこともあり譲り受けた。敬が注目するのは栗木牧場生産の尾花栗毛馬・エゴンウレア。以前装蹄したことがあり、その筋肉に触れた瞬間、超一流の資質を秘めた馬だと確信していた。だが気性が荒く、プライドも高い馬で調教に手を焼いていて、今まで勝ち鞍がない。その馬主と競馬場で会った際、レースで突然馬が興奮するという不自然な現象に遭遇する。また、敬は出所して無職だった亮介に、本来の力を取り戻すべくエゴンの乗り役になるよう勧める。その後、レースでの不自然な現象は厩務員の一人が犬笛を使って八百長に加担していたためだと分かり…。馳星周、直木賞受賞第一作。
  • シリーズ14冊
    5501,265(税込)
    著者:
    夏見正隆
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    平和憲法の制約により〈軍隊〉ではないわが自衛隊。その現場指揮官には、外敵から攻撃された場合に自分の判断で反撃をする権限は与えられていない。航空自衛隊スクランブル機も同じだ。空自F15は、領空侵犯機に対して警告射撃は出来ても、撃墜することは許されていないのだ。F15(イーグル)を駆る空自の青春群像ドラマ!(『僕はイーグル[1]』改題)
  • 小説家、逢坂剛、77歳。直木賞をはじめ数々の受賞歴を持ち、小説家として第一線で活躍し続ける一方、フラメンコギター、スペイン語、古書収集、野球、将棋、西部劇などの映画に精通し、多芸・多趣味でも知られる。ユーモラスで温厚な人柄から、敬意と親しみを込めて「剛爺(ごうじい)」と呼ばれる小説家の<上機嫌生活>指南書。人生100年時代。仕事も趣味も楽しみ尽くして、日々を機嫌よく過ごすためのヒント満載。
    下記、目次一部。

    第一章 画家の父、母の早世、二人の兄
    ~探求心は職人気質の父から、勉強は秀才の長兄から、遊びは多趣味の次兄から学ぶ
    「小説家」の原点は画家の父/母の思い出/六畳一間の男四人暮らし/兄二人から教わったこと/お金にこだわらないセンス/ふるさとは神保町

    第二章 ハメットと出会った十代、開成での六年間、ギターまみれの大学時代
    ~自主性を学生生活から、創作姿勢をハメットから、修練の達成感をギターから得る
    自主性を学んだ開成時代/「文才あるね」背中を押した教師のひとこと/ハメットという衝撃/英語が上達した理由/第三志望の男/法曹界を目指しかけるも……/ギター三昧の大学生活/探求の楽しみを知る

    第三章 PRマン時代、スペイン
    ~第三志望の就職先、知恵と工夫で仕事を面白がる
    再び、第三志望の男/楽しみを見出す、創る/娯楽こそが本業なのだ/初めてのスペイン、一生の出会い/どんな仕事も面白がる

    第四章 二足のわらじ、直木賞受賞、サラリーマンと執筆と
    ~会社員と小説家の兼業をこなす中、生涯書き続ける決心をする
    会社員生活の傍ら、小説執筆を再開/プロの感想を聞きたくて/〈兼業作家〉としてデビュー/無理なく続いた「二足のわらじ」/自分にとって最適なリズムで/オリジナルをとことん楽しむ

    第五章 多彩、多芸、鍛錬と開花、幅広い交友
    ~好きな街に身を置き、リズムとリフレッシュを交え、仕事と長年の趣味に没頭する
    日常に、文化の薫りを/永遠のマイブーム/リズムとリフレッシュ/趣味はいつでも見つけられる/愛しの古本コレクション/オーダーメイドの楽しみ/逢坂流・語学上達のコツ/五十を過ぎて、野球チームを結成/いつでも動ける体を維持する/趣味仲間とディープに交流する

    第六章 「終活」より「修活」だ!
    ~断捨離するより愛着品を楽しみ尽くし、争いごとは遠ざけて、上機嫌で過ごす
    好き嫌いに忠実に/一番の刺激は、頑張る同世代/終活? まっぴらごめん!/話術はメモから/不便から学ぼう/DIYの楽しみ/デニムを着こなすには/夫婦共通の趣味は食べ歩き/まだまだ捨てたもんじゃないぞ、街中の人情/若き編集者に出した“宿題”/調べずにはいられない!/機嫌よくいる。それが一番/争いごとを引き寄せない/歳をとったら兄弟仲良く/一生勉強!(いや、娯楽気分)/一度きりの人生、好きなことを
  • 1,683(税込)
    著者:
    月村了衛
    レーベル: ――
    出版社: 徳間書店

    白熱のリーガルサスペンス!

    元特捜検事・宗光彬。高度な法律関連事案の解決を請け負う彼は、裏社会で「非弁護人」と呼ばれる。
    六年前の冤罪により、表向き弁護士活動はできなくなった身の上だ。
    ふとした経緯で、ひとりのパキスタン人少年から「いなくなったクラスメイトを捜して欲しい」という依頼を受けた。失踪した少女とその家族の行方を追ううちに、底辺の元ヤクザ達とその家族を食い物にする男の存在を知る。
    おびただしい数の失踪した者達はことごとく惨殺され、子ども達は人身売買組織に売り払われた。
    ヤクザを文字通り骨まで食い物にする〈ヤクザ喰い〉。奇跡的にその男の手を脱した女性の手掛かりから男の指紋を検出することに成功した。
    その名は蜷川功一。宗光は因縁の元同僚弁護士・篠田と共に反撃を開始する。
    悪魔のような連続大量殺人犯に、いまなお確執を抱え、恩讐を越えたふたりが挑む!
  • 雪と氷に閉ざされた北方領土の離島・春勇留(はるゆり)島、ロシア名はオロボ島。日中露合弁のレアアース生産会社の日本人技術者が、両目を抉り取られた死体となって発見された。国際問題に発展しかねない重要事件として、捜査権が及ばないこの島に送られたのは、ロシア系クォーターで語学が堪能な警視庁の石上だった。極限状態で信じられるのは誰なのか。三ヵ国の思惑が交錯し、果てしなき欲望が渦巻く! 一気読み必至の超弩級冒険小説。上下巻を1冊にまとめた合本版。
  • 映画は人が創る。――だから、トラブルもドラマも盛りだくさん!
    読むと元気が湧いて、映画をもっと好きになる、
    ユーモア×お仕事×ミステリー!


    映画を愛する若手スクリプター・東風亜矢子(こちあやこ)。スクリプターとは、撮影現場で役者の動きや衣装など、映像に写るすべてを記録・管理する仕事だ。しかし、彼女の仕事はそれだけではない! 監督のあらゆる我が儘に翻弄されながら、スタントマンやヒロインの代役をこなし、さらに、殺人事件の謎解きまで――!? それでも亜矢子が頑張るのは、やっぱり映画が大好きだから! 舞い込む事件を解決し、クランクアップのその日を迎えられるのか!?
  • 2,310(税込)
    著者:
    佐藤究
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    鬼才・佐藤究が放つ、クライムノベルの新究極、世界文学の新次元!

    メキシコのカルテルに君臨した麻薬密売人のバルミロ・カサソラは、対立組織との抗争の果てにメキシコから逃走し、潜伏先のジャカルタで日本人の臓器ブローカーと出会った。二人は新たな臓器ビジネスを実現させるため日本へと向かう。川崎に生まれ育った天涯孤独の少年・土方コシモはバルミロと出会い、その才能を見出され、知らぬ間に彼らの犯罪に巻きこまれていく――。海を越えて交錯する運命の背後に、滅亡した王国〈アステカ〉の恐るべき神の影がちらつく。人間は暴力から逃れられるのか。心臓密売人の恐怖がやってくる。誰も見たことのない、圧倒的な悪夢と祝祭が、幕を開ける。
  • 1,683(税込)
    著者:
    安生正
    レーベル: ――
    出版社: 徳間書店

    累計130万部突破!〈ゼロ〉シリーズの著者が放つ衝撃のサスペンス!
    怪物的殺人マシーン、元傭兵、公安刑事。生と死を裁く神は誰に微笑むのか!?
    難民問題が深刻化する近未来の日本。
    受け入れ派と排斥派が対立するなか、教育施設から脱走した難民テロ集団『モグラ』によるテロ行為が頻発していた。
    警視庁公安五課の東郷は、一月後に控えたG20でドイツ首相の暗殺が企てられているという情報を掴む。
    暗殺計画の首謀者・村瀬は暗殺者を雇ったというが、年齢、国籍、性別、すべて謎に包まれていた。
    その頃、資金繰りに苦しむ会社経営者・香椎のもとに一本の電話が入る。
    香椎が元自衛官で、ソマリアで傭兵として暗躍していた過去を知っていた相手は、
    ある提案を持ちかける。東郷、香椎、謎の暗殺者――
    それぞれの思惑が交錯し、死闘が始まった!!
    生と死を裁くヴァルキリーは誰に微笑むのか。
  • シリーズ6冊
    9221,362(税込)
    著者:
    菊地秀行
    レーベル: NON NOVEL
    出版社: 祥伝社

    <魔界都市>に最強の吸血鬼一族が降臨した――メフィスト復活の記念碑的作品! 草木も凍る冬の晩、<魔界都市“新宿”>に流星が墜ちた時、惨劇は始まった。「メフィスト病院」に忽然と現れた漆黒の馬車。そこから降り立った彼らこそ、魔界医師メフィストの宿敵にして朱(しゅ)の吸血鬼、ブリューベック一族だった。<区民>虐殺を繰り広げる悪魔に立ち向かう、白き医師と<新宿>の誇る魔人たち。だが、その一人<魔界刑事>屍(かばね)はたちまち敵の手に落ち、敵味方も知れぬ魔戦と化した…。 紅(くれない)に染まる都市に希望の光はあるのか?
  • シリーズ3冊
    9571,980(税込)
    著者:
    笹本稜平
    レーベル: 祥伝社文庫
    出版社: 祥伝社

    数々の難壁に初登攀の足跡を残してきた新進気鋭のアルパインクライマー奈良原和志。彼が初めて目指す八〇〇〇メートル峰は世界第四位のヒマラヤのローツェ、しかも最難関の南壁ルートだった。そこは伝説的登山家トモ・チェセンの“疑惑の登頂”の舞台、因縁の壁でもあった――名もなき日本人がいわれのない妨害にも屈せず、世界屈指の大岩壁に単独登攀(ソロ)で挑む本格山岳小説。
  • 1,760(税込)
    著者:
    木魚庵
    イラストレータ:
    YOUCHAN
    レーベル: ――

    ぼさぼさ頭に下駄ばき、うだつのあがらない風采なのに実は名探偵、金田一耕助は、横溝正史の生みだした日本で最も有名な私立探偵です。

    毎年のようにドラマや映画になる金田一をテーマに、原作小説はもとより、歴代の金田一俳優、当時の流行や時事用語まで、稀代の名探偵を徹底分析し、イラストたっぷりの辞典に仕上げました。

    巻末付録:金田一耕助着せ替えパラパラ
  • 1,760(税込)
    著者:
    奈落一騎
    著者:
    荒俣宏
    レーベル: ――

    乱歩にまつわる言葉を辞典形式で紹介する新しい乱歩解説本

    多くの作家から敬愛され、今も読者を魅了し続けている、日本の探偵小説の父・江戸川乱歩。

    この本は、そんな乱歩にまつわる言葉をイラストとともに紹介する辞典です。
    乱歩作品の登場人物や舞台、名セリフ、小道具などはもとより、映画、テレビドラマ、マンガ、アニメまで、乱歩本人とその周辺にまつわる「言葉」を500語以上、掲載しています。

    人嫌いであると同時に社交的、なげやりなのに几帳面、恐縮しながら図々しい、驚くほど世間的な常識人でありながら反社会的なロマン主義者──。

    そんな乱歩の多面性をさまざまなジャンルの「言葉」を通じて浮かび上がらせます。
    永井秀樹氏による耽美なイラストも見所のひとつ。

    綴じ込み付録には、乱歩を敬愛する著名人による「私が愛する乱歩作品ベスト3」を収録。

    ディープな乱歩ファンから、子供の頃、乱歩作品に親しんでいた人、映画やドラマ化された作品が好きな人、近年の漫画やアニメを通じて知った若い人まで、乱歩に興味があるすべての人が楽しめる一冊です。

    ----------------------------------------------------------------------------

    「乱歩が小説を書きだした時期は、日本は「モダン」の時代だった。
    モダンとは、単に新しい文明社会を指すのでなく、
    正義と邪悪、醜と美、有産階級と無産階級が共存して
    ゲームのように立場が変わる世の中をあらわす。
    どっちも楽園と地獄の両面を持つ。今の日本もまさにそうだ。
    コロナのことを考えれば、
    夢の都会が一瞬で現実の地獄に様変わりする意味も分かると思う」
    (荒俣宏「おわりに」より)

    ■「私が愛する乱歩作品ベスト3」回答協力
    荒俣宏/赤木かん子/綾辻行人/有栖川有栖/江戸川乱歩記念館/神田伯山(神田松之丞改め)/肥沼和之(月に吠える)/小林泰三/斉藤詠一/佐藤寿保/塚本晋也/友清哲/西村京太郎/松本幸四郎/村井光男(ナナロク社)/八重野充弘/和嶋慎治(人間椅子)/戸川安宣/小学5年女子/永井秀樹etc

    ■収録用語(抜粋)
    アウル団/赤い蠍/赤馬旅館/赤ん坊を食べた山猫の様に/悪魔の渦巻き/天知茂/生きるとは妥協すること/H・P・ラブクラフト/大友克洋/小山田静子/怪人二十面相/神なき人/筋肉少女帯/空気男/金田一耕助vs明智小五郎/黒蜥蜴/幻影の城/国家ごっこ/ゴム人形/佐野史郎/三角館/三人書房/少年愛/白蝙蝠団/青銅の魔人/Z曲馬団/胎内願望/駄文を売って稀覯本を集めるのだ/筒井康隆/鉄人Q/寺山修司/トリック映画論/ニコラ博士/人間椅子の実験/ネコ夫人とネコむすめ/ハートの5/花崎マユミ/バロン吉元/ビブリア古書堂の事件手帖/星新一/真崎守/増村保造/丸尾末広/三島由紀夫/水木蘭子/宮崎駿/美輪明宏/宗像隆一郎/盲獣/夢野久作/横溝正史/横山光輝/夜の楽観/類別トリック集成/恋愛不能者etc
  • 1,782(税込)
    著者:
    笹本稜平
    レーベル: ――
    出版社: 徳間書店

    あの男に、極刑を含む可能な限りの刑罰を与えてやる――。
    唐沢龍二は、恋人の吉村久美子に誘われて大学の奇妙な会に入る。会の名は「グループ・アノニマス」。
    一見映画論を語っているようでいて、唐沢の理系の知識を利用して爆弾テロを目論む活動組織のようだった。
    怪しげなアノニマスから距離を取る唐沢はやがて久美子と破局し疎遠となる。
    1年後の1998年。東京都西神田のビルで自爆テロが発生した。
    死亡者でもある実行犯は久美子だという。
    アノニマスのリーダー・ハンクスこそ真の実行犯で、久美子は利用されただけだと唐沢は気付くが、
    いち大学生に地下に潜ったハンクスを捕まえることは容易ではなかった。
    やがて、警視庁公安部の捜査官から唐沢に声がかかる。
    地下に潜った組織壊滅のための切り札として、公安捜査官にならないかというのだ。
    公安捜査官となった唐沢だったが、アノニマスのスパイという風評や、
    危うい捜査はいくつもの敵をつくってしまい……。
    警察小説の旗手が放つ公安物語!
  • 暗鬱な地名のコレクション

    いざ、人類の闇へ――。

    「死」「無し」「世界の終わり」──。悲しい地名には何があるのか? 世界じゅうの<虚無な場所>をのぞき込む、旅行ぎらいのためのガイドブック。

    「絶望山(Mount Hopeless)」「虐殺島(Massacre Island)」など、知られざる虚無スポット24か所をガイドブック形式で紹介。それぞれの場所の歴史や興味深いエピソードをユーモアとペーソスをまじえて綴り、大の旅行ぎらいである著者による旅エッセイも掲載。さらに詳細な地図や、日本からのアクセス・総費用など、役に立つ旅情報もてんこ盛り。巻末には、全144か所掲載の「世界の「虚無な土地」リスト」を収録。

    世界で話題の旅Instagram(@sadtopographies、フォロワー10万人超え)の著者による、虚無な時代のための旅行書です。#虚無場所
  • シリーズ2冊
    7,1508,250(税込)
    著者:
    渡辺裕之
    レーベル: 祥伝社文庫
    出版社: 祥伝社

    マレーシアで、ミャンマーで、ソマリア沖で…国際的犯罪組織との非合法な闘いに命を賭ける戦士たち。孤高の戦士・藤堂浩志率いる傭兵部隊が、日本人の誇りを胸に巨悪に挑む!
    大人気のハードアクション巨編、全11作を収録した合冊版!

    【収録作品】
    『傭兵代理店』
    『傭兵代理店 悪魔の旅団』
    『傭兵代理店 復讐者たち』
    『傭兵代理店 継承者の印』
    『傭兵代理店 謀略の海域』
    『傭兵代理店 死線の魔物』
    『傭兵代理店 万死の追跡』
    『傭兵代理店 聖域の亡者』
    『傭兵代理店 殺戮の残香』
    『傭兵代理店 滅びの終曲』
    『傭兵代理店外伝 傭兵の岐路』
  • 株式会社秋田書店と株式会社誠文堂新光社による新たな文芸エンタテインメントを生み出す新レーベル【APeS Novels】がいよいよ始動!!
    そのスタートラインナップは、本年7月に創刊50周年を迎える大人気コミック誌『週刊少年チャンピオン』の、輝かしい歴史を彩った名作コミック『ブラック・ジャック』のノベライズです!!

    「マンガの神様」としていまなお絶大な支持を集める手塚治虫氏。
    折しも生誕90周年を迎えている氏の数ある名作の中でも、ひときわ光り輝き、後の医療マンガはもちろん、実際の医療従事者にも大きな影響を与え続けている名作『ブラック・ジャック』が、同作品の熱烈なファンでもある瀬名秀明氏の筆により、小説として現代に蘇ります!!
    「現代にもしブラック・ジャックがいたら……」誰もが思い描いたことのあるそんなファンタジーを、小説家としての想像力、研究者としての分析力、ファンとしての圧倒的な知識と情熱で瀬名氏が現実のものとします。

    「医療ロボット」「iPS細胞」「終末期医療」などの現代医療、さらにはそれを飛び越え近未来をも予感させるテーマで描かれる、ブラック・ジャックの活躍。
    そして、それぞれの事情を抱えた患者たち・医師たちと、無免許の天才外科医の邂逅が紡ぎ出すヒューマンドラマ。
    もちろんピノコやドクター・キリコといった作品キャラクターは言うに及ばず、思わぬ手塚キャラたちとも再会できる1冊となっています。
    誰もが読みたかった、誰もがもう読めないと思っていた、懐かしく新しい『ブラック・ジャック』がここにあります!
  • 第三の“竹内ノート"を求めて、男はルソン島へ――
    戦没詩人、山下財宝、山岳民族、イスラム独立闘争……空っぽな日本人はそこで何を見たのか
    注目の才能ミヤウチによる、展開予測不能の冒険小説!
    第70回芸術選奨文部科学大臣賞新人賞受賞作・単行本バージョン

    ぼくは、ぼくの手で、戰爭を、ぼくの戰爭がかきたい――そう書き残し、激戦地ルソン島で戦死した詩人・竹内浩三。彼は何を見、何を描いたのか? 
    テレビディレクターの職を捨て単身フィリピンに渡った須藤は、その足跡を辿りはじめた。だがその矢先、謎の西洋人男女に襲われ、山岳民族イフガオの娘ナイマに救われる。
    かつて蹂躙された記憶を引き継ぎ日本人への反感を隠さないナイマだが、昔の恋人ハサンの実家を訪ねる道行きに、付添いとして須藤を伴うことに。
    ミンダナオ島独立のために闘ったイスラム一族の家で一時の休息を得た須藤だったが、ハサンの家は秘密を抱えていた……。
  • 1,540(税込)
    著者:
    妹尾一郎
    レーベル: ――

    ドローンと出会い、人生をリセットする旅に出た。

    「笑いと涙が満載の胸躍る冒険譚かつ、真摯に自己と向きあったひとの再生の物語。
    世界を新しい眼差しで見つめ直すことは、何度だってできるんだと心を揺さぶられた」
    ──三浦しをん(作家)


    NHK『グレートネイチャー』で日本のドローン撮影の第一人者となった著者がはじめて描く、冒険と再生の物語。


    ドローン(DRONE)=「無線で操縦する小型無人航空機」「蜜を集めてこない雄のミツバチ」「働いているふりをしている怠け者」の意

    (あらすじ)
    ある時ドローンを手にしたカメラマン妹尾(せのお)は、老テレビマン興(おき)と出会い、世界の大自然の神秘に迫る人気旅番組のドローンカメラマンとして抜擢される。女性ファッション誌の世界でそこそこうまく生きてきたつもりだった妹尾は、旅先での興の慈悲深い行動を目の当たりにし、次第に自身の軽薄さに目覚めていく。NHK『グレートネイチャー』で日本のドローン撮影の第一人者となった著者がはじめて描く、冒険と再生の物語。


    (著者紹介)
    妹尾一郎(せのおいちろう)
    フリーカメラマン。1961年山口県宇部市生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業後、マガジンハウスの女性誌「アンアン」でスチールカメラマンとしてデビュー。長年にわたりファッション誌を中心に幅広く活躍する。現在は、ドローン撮影のエキスパートとして、テレビ番組やCMの撮影も手がける。


    【目次】

    プロローグ
    第一章 イラン
    第二章 カナリア諸島
    第三章 オマーン
    第四章 シリア
    エピローグ
  • 1,584(税込)
    著者:
    葉真中顕
    レーベル: ――
    出版社: 徳間書店

    警察官であるより前に、一人の人間として、常に正しくありたいんだよ――「警察官の鑑」と誰からも尊敬されていた熊倉警部。
    W県警初の女性警視へと登りつめた松永菜穂子は、彼にある極秘任務を与えていた。
    その最中の、突然死。事故かそれとも……。
    事故として処理したい菜穂子の胸中を知ってか知らずか、熊倉警部の娘が事件現場についてあることに気づく。
    『絶叫』『凍てつく太陽』の著者が贈る、ネタバレ厳禁!前代未聞の警察小説。
  • 1,782(税込)
    著者:
    新美健
    レーベル: ――
    出版社: 徳間書店

    憲兵を殴って海軍を追い出され、満洲鉄道に飛ばされた元士官候補生・湊春雄。彼に与えられたミッションは「甘粕正彦を内偵せよ!」。
    大連駅から<あじあ号>に乗り込んだ春雄に、「君、尾けられているよ」と声をかけてきた気障な男、西風。正体不明の大陸浪人・西風によって春雄の運命は翻弄されていく――。
    幻の理想郷・満洲国を舞台に、鉄道、映画、阿片、諜報、革命運動など、華やかな夢と権謀術数が渦巻くノンストップスパイ冒険活劇。
  • 上流域での豪雨で荒川の決壊が懸念される真夏の金曜日、千葉と埼玉で竜巻が発生、変電所を襲った。結果、二十三区を含む広範な地域が停電、JRや地下鉄は運休を決め、帰宅困難者が街に溢れることに。止まない雨に刻一刻と洪水の危険性が高まる中、首相と政策顧問団は党の公約に拘り、準備していた防災計画を場当たり的に変更していく。やがて荒川が決壊、墨田区などが水没。顧問団は危機管理監らに責任を被せる形で更迭し保身に走り始める。そしてその悪魔の矛先はついに、たった一人残された内閣府の防災担当企画官・文月祐美に向かう! 命懸けで持ち場を死守する人々を守る、もう一つの闘いの行方は!?
  • 1,733(税込)
    著者:
    笹本稜平
    レーベル: ――
    出版社: 徳間書店

    葛木邦彦と俊史の親子刑事は、贈収賄事件を追っていた。しかしあと一歩のところで黒幕の国会議員が射殺されてしまい、首相の犯罪は闇に葬り去られてしまう。それによって、警察に政治家から様々な圧力がかかるなか、東砂二丁目で轢き逃げ事故が起こる。目撃者の証言により犯人はすぐに捕らえられるはずだったが、容疑者が大物衆議院議員の息子と判明。捜査はまたもや警察VS政治の様相を呈してきて……。葛木たちは正義を貫くことができるのか!
  • 1,832(税込)
    著者:
    野阿梓
    レーベル: ――
    出版社: 徳間書店

    商店街からの依頼で、街で迷惑・暴力を働く奴らを懲らしめているタツヤ。ある日、奴らに襲われていた美少年ミナミを助けた。名門校に通うミナミと街の自警団として生きるタツヤでは、育ちや環境も違うが、二人は惹かれ会う。しかし、突然ミナミが失踪する。行方を捜すと、彼は新興宗教の教祖の弟だった。おまけに兄と妹が企む怪しげな計画の犠牲に……。耽美SFの鬼才の10年ぶりの新作は、奇想天外な謀略に巻き込まれた少年たちの物語。
  • 1,782(税込)
    著者:
    鳴神響一
    レーベル: ――
    出版社: 徳間書店

    今注目の鳴神響一が、満を持して放つ書下し本格歴史エンターテインメント!
    「斗星(北斗七星)の北天に在るにさも似たり」と評された出羽国(秋田県)の戦国大名 安東愛季(あんどう・ちかすえ)。出羽を東北有数の港町にした知る人ぞ知る英雄である。檜山と湊の安東氏を統一し、蝦夷を治め、信長、秀吉とも誼を通じ、民のための国造りに心血を注いだ愛季の一代記。星の如く輝く愛季の生き様に心が奮える!
  • 1,210(税込)
    企画原案・シリーズ構成:
    タカヒロ(みなとそふと)
    執筆:
    朱白あおい(ミームミーム)
    イラスト:
    なもり
    原作:
    SORASAKI.F
    レーベル: ――
    出版社: KADOKAWA

    先代のツキカゲの活躍を描くスピンオフノベル! 主人公は雪!

    TVアニメではモモの頼もしい師匠として活躍している雪だが、彼女にも弟子の時代があった。雪、メイ、初芽の3人と、その師匠たち6人の先代ツキカゲの戦いを描くスピンオフノベル、待望の単行本化!
  • 北の核・ミサイル実験が続き、米国大統領選挙が行なわれた2016年12月、首相の地元・山口長門での日露首脳会談で北方領土返還交渉は解決するはずだった。それが一転、突如暗礁に乗り上げた――今、「国防」とは? 元幹部自衛官の著者が、インテリジェンスというもう一つの“戦闘”を描く!
  • 「おまえは、ソ連機を撃ち落とせるか?」バーンズの挑発に「ゼロ」と呼ばれた男は目をそらせた。しかし、幻の撃墜マーク二個を持つその男、航空自衛隊一等空尉・那須野治朗は、次に自らがなすべきことを知っていた――。沖縄近海での米軍秘密実験の裏に隠された国際的陰謀が、いま明らかになる! 航空機小説の世界に新たな地平を開く、先駆にして最高峰、シリーズ全4巻を一冊に。
  • ロシア、中国、日本──壮大なスケールで繰り広げられる日米麻薬潜入捜査官の激烈な戦い。全原稿枚数2000枚! イッキ読み必至のノンストップアクション!

    チャイナホワイトとは中国を経由して香港からアメリカへ持ち込まれるヘロインのことだ。一九九七年、世界最大のヘロイン輸出ターミナル香港は各国の犯罪組織が盤踞する一大拠点だった。ロシアマフィア、蛇頭、日本の広域暴力団、そして、麻薬ビジネスを新たに牛耳ろうとする謎の男""ホワイトタイガー""……。激変する麻薬組織の勢力図の中で、台湾ルートを追っていた麻薬取締官三崎は何者かに襲われ拉致された!
  • 職業、保安官。41歳の元刑事が、孤島の島で遭遇した殺意と欲望。秘密の扉を開けてしまった男の孤独な戦いの行方は?柴田錬三郎賞受賞作!

    東京から七百キロ、小笠原の先にある一見平和でのどかな南の楽園・青國島。その島に、一人の男がやってきた。高州康彦、41歳、元刑事。彼の仕事は“保安官”。司法機関のないこの島での治安維持が任務だ。都会での生活に疲れ、妻とも離婚し、平穏な暮らしを求めてやってきた。そんな高州の願いは、一人の老人の死によって打ち破られた。泥酔して海に転落した草引の死に疑問を抱く高州。島特有のしきたり、排他的な島の人々……さまざまなものが捜査の行方を阻む。

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