『ファンタジー、電本フェス 後編(文芸・小説)』の電子書籍一覧
1 ~8件目/全8件
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狸の名門・下鴨家の矢三郎は、親譲りの無鉄砲で子狸の頃から顰蹙ばかり買っている。皆が恐れる天狗や人間にもちょっかいばかり。そんなある日、老いぼれ天狗・赤玉先生の跡継ぎ“二代目”が英国より帰朝し、狸界は大困惑。人間の悪食集団「金曜倶楽部」は、恒例の狸鍋の具を探しているし、平和な日々はどこへやら……。矢三郎の「阿呆の血」が騒ぐ!
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憧れのファッション誌からオカルト誌へと異
動させられた雛子の初仕事は、宇宙オタクの
高校生・二宮竜胆への取材だった。彼は並外
れた頭脳と洞察力、さらには見目麗しい容姿
を持ちながら極度の人間嫌い。超高層マンシ
ョンの最上階に引きこもりながら、十年前に
たった一度声を聞いただけの、“あの人”と
の再会を待ち望んでいた。青春ミステリー。 -
高校二年生の真緒と暮らす祖母・千絵の仕事
は、割れた器を修復する「金継ぎ」。進路に
悩みながらもその手伝いを始めた真緒はある
日、引き出しから漆のかんざしを見つける。
それを目にした千絵の困惑と故郷・飛驒高山
への思い。夏休み、二人は千絵の記憶をたど
る旅に出る――。選べなかった道、モノにこめ
られた命。癒えない傷をつなぐ感動の物語。 -
日本史の常識を根底から覆す、歴史エンターテインメント、開幕!
信長に愛されし男、
「不思議の国」の戦国時代を目撃す。
1563年7月、31歳のポルトガル人宣教師フロイスは、夢にまでみたジャパゥンの地を踏んだ。熱病や火事、迫害など絶体絶命の危機に晒されながらも、徐々に協力者を得て布教を進めていく。
しかしあるとき、最大の理解者であったキリシタン大名・大村純忠が、改宗に反発する家臣たちに殺されたとの知らせを受ける。布教の拠点であった町は焼け、略奪や殺人が横行する混乱のなか、ついにフロイスも囚われの身となるが――。
行く手を阻む幾多の苦難は、神が与えた試練か、悪魔の妨害か!?
戦国時代の日本に約30年滞在し、信長とも親交があったポルトガル人宣教師ルイス・フロイスが残した詳細な記録『HISTORIA DE JAPAM(日本史)』を下敷きに描く、圧倒的スケールの歴史長篇! -
高校三年の冬、自殺した青年が遺した日記には女教師との愛欲、妹の同級生との交歓、喫茶店店員との恋愛遊戯が綴られていた。半信半疑の妹がその登場人物に会いにいくと、彼女らは殺人、事故など次々、酸鼻な事件に遭遇していた。市内で毎年大晦日の夜に起こる女性殺害事件と関連は?そして、つねに現場に出現し語りかける謎の男〈計測器〉とは誰か。
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その昔、神と人が共に暮らす世界があった。ある日、雨の神に選ばれたばかりのシムが降らせた恵みの雨が、止まなくなってしまう。姉を心配し、彼女のもとへ向かった弟のリュイは、その原因がシムの恋にあることを知る。彼女は人間の若き細工師に一目惚れをしていた……。恋愛や友情が人間だけのものでなかった頃の、優しく切ない六つの連なる物語。
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