『ミリタリー、戦記、青年マンガ、101円~400円(マンガ(漫画))』の電子書籍一覧
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ドラゴンフライ皇国は、世界に覇を唱える『皇帝同盟』と結ぶべきだという主張の『艦隊派』、世界の現状維持を望む『協商』との友好関係を続けるべきだ、とする『条約派』の2つに分かれ内部対立を深めていた。『皇帝同盟』へ属するべき、バスに乗り遅れるな。という風向きが強くなる中、ユトランド上空の戦争で大きく戦況が変わる。結果、新品中尉・アメリアは関係が悪くなりつつある『協商』国家ブレタニケに『条約派』の正論モンスター海軍中将・ハラルドと共に駐在武官として乗り込むことに! 一歩間違えば、世界大戦。国、大使館、貴族、マスコミ……あらゆるものを利用する、『英雄を必要としないため』の闘いが始まる。これは、国家の趨勢を懸けた駐在武官たちの本格外交業務戦記である!
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『ディエンビエンフー』巻末の人気エッセイ・コミック「アオザイ通信」をテーマ別に再編集。第1集のテーマは「食と文化」。広くアジア好き、食好き、カルチャー好きにオススメな一冊になりました。
全話に著者のコメンタリーを追加し、『ディエンビエンフー』に至るロングインタビューを収録。写真家かくたみほのベトナム写真もフルカラーで再現。
これを読めば、ベトナムがもっと近くなる!? -
「僕は再び軍隊に戻ってきた。内部告発者として」
韓国GOP(一般前哨)部隊で起こった銃器事故の唯一の生き残り、ハン・チャンヒ。事故の裏側にあったイジメを告発したハンを待っていたのは、裏切り者への壮絶な仕返しだった。兵役義務のある韓国の軍服務期間は637日。ハンは日本人カノジョ さおりが待っているソウルへ無事戻ることができるのか!?
韓国人作家 莉ジャンヒュンが実体験を交えて描く韓国軍のリアル。(この作品は「フォーナイン~僕とカノジョの637日~」の続編です) -
もし超弩級戦艦「大和」が航空母艦として建造されていたら…!?そんな歴史の「if」を壮大に描く本格派仮想戦記、いよいよ開幕!
第1巻「激闘!ハワイ沖 帝国最後の艦隊決戦!!」
近代でも通用するアングルドデッキを備えた超弩級空母大和が進水した。
そして、ハワイ沖では、戦艦6隻、空母3隻の日本海軍主力艦隊が戦艦7隻、空母2隻の米太平洋艦隊と激闘を繰り広げる。
日米主力艦同士の艦隊戦の結果は…!?
目次
プロローグ:1972年・一つの最善
第1章:日出る処の果てに・戦いの序曲
第2章:ウォー・プラン
第3章:過去と未来の戦い
第4章:開戦準備
第5章:ア・ビッグ・ガン・エピック
エピローグ:レッド・スカイ・モーニング
(原書:1998年刊行) -
昭和19年、夏。太平洋戦争末期のペリリュー島に漫画家志望の兵士、田丸はいた。そこはサンゴ礁の海に囲まれ、美しい森に覆われた楽園。そして日米合わせて5万人の兵士が殺し合う狂気の戦場。当時、東洋一と謳われた飛行場奪取を目的に襲い掛かる米軍の精鋭4万。迎え撃つは『徹底持久』を命じられた日本軍守備隊1万。祖国から遠く離れた小さな島で、彼らは何のために戦い、何を思い生きたのか――!?『戦争』の時代に生きた若者の長く忘れ去られた真実の記録!
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昭和三十年、横浜――。複雑な家庭環境に育った中学生・美影義人(みかげよしと)は一日のうちに、喫煙を注意する担任教師を便所に叩き込み、告げ口した女生徒の下半身をさらし尻に怪我をさせ、さらに伊勢佐木町でケーキを万引きしたところを追ってきた米兵をドブ川にぶち込み、とやりたい放題の暴れっぷり。ついには補導され、取り調べする警部補に頭突きをかましてのけ、少年鑑別所へ送られる。しかしそこでも凶暴な非行を重ねて傷害事件を起こし、特等少年院に収監されることになるが……? 金と権力、暴力で人生を歩む野望を持った美影義人。少年院を出た後、空手の師匠・大元烈山と出会うも、その師匠をも何度となく裏切って犯罪を重ね、世界的に警察や烈山から追われる身となる。それでも「人間兇器」として、悪の成り上がりを目指す美影義人。彼の往く路に待つものは―― !? 格闘技、プロレス、犯罪、裏切り、恐喝、裏社会、政治、恋愛、強姦、絆――。梶原一騎の要素総ての総決算たる幻のピカレスク空手ロマン、ファンの期待に応え、ついに復活を遂げる!
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【合本版…『ゼロ戦夏子』1巻~3巻までの3冊分を収録した《プチ大人買い》シリーズ】《作品内容》昭和20年、敗戦の色濃い鹿児島基地で若い男女の悲しい別れがあった。特攻隊員の妻・夏子は、結婚してわずか1週間後に夫の特攻隊の出撃が決まった。涙で夫を見送った直後、基地内で鬼畜・中須賀少佐に捕まり、部屋に連れ込まれ犯されてしまう。夫が特攻で散ったまさにその時に、こんな辱めを受けるなんて…!! 夏子は自殺を謀ろうとするが死にきれず、倒れていたところを老百姓の長谷に発見され、助けられた。長谷家で老人とその娘に世話になることになった夏子は、夫の最後の言葉「執拗に生きろ!」を思い出し、深い悲しみと憎しみを背負いながら、生きていく決意をする。戦中と戦後の混乱期を生き抜いたひとりの女の復讐と義侠心の壮絶な物語、合本版:第1巻(全2巻)! ※単巻、他合本シリーズとの重複購入にご注意ください※
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戦争劇画の第一人者・小林源文が歴史のif「ソ連軍の北海道侵攻」を描く。
ソ連のクーデーターを契機に第三次世界大戦が勃発!
日本駐在の米軍が欧州戦線に移動するのを阻止するため、
ソ連極東軍が北海道上陸作戦を決行。
そして、自衛隊は米軍の助けを借りずに、ソ連機甲師団との戦闘に突入した!! -
戦争劇画の第一人者・小林源文が架空の第三次世界大戦を描く。
冷戦終結がなかったifの世界。
1995年7月、突如ワルシャワ条約機構軍が西ドイツに侵攻し、
突如 第三次世界大戦が始まった。
不意を突かれたNATO軍は防戦一方の展開になる。
果たして、NATO軍に勝ち目はあるのか?
そして、この戦争を起こした影の黒幕は誰なのか? -
第2次世界大戦時、欧州を戦場に連合軍と枢軸軍は激しい砲撃戦を続けていた。そんな戦争最前線に、水着で戦車を操る女子兵士たちがいた! ロシアの戦車小隊・ボロディン小隊を率いるのは、スーパーボディで豪快な戦車長エレーナ・ボロディン。巨乳メガネっ娘アリステア伍長、冷静沈着な貧乳シスカ軍曹など同志とともに今日も前線を突き進む。ある日、敵の残した地下の塹壕でサーシャという同国の兵士を見つけるが…。女子戦車兵たちの萌えるWWIIタンクバトル!!
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1941年。日本軍が真珠湾を攻撃。それによってハワイに住む日系人達はいわれなき差別を受けるようになる。日系二世であるジョーもその一人。理不尽な警官によって少年院に入れられてしまう。戦況が厳しくなるにつれ、アメリカ軍は兵士不足に頭を悩ませ、少年院にいる日系人の少年達を兵士として最前線へ送りこもうと計画を立てた!かくしてアメリカ人大尉がジョー達のもとへやって来て、地獄の軍事特訓が始まった!!
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戦争劇画の第一人者・小林源文が架空のソ連による日本侵攻作戦を描く。
199X年7月、ソ連軍太平洋艦隊が突如新潟沖に進軍。
揚陸艦により戦車を新潟の海岸に揚げ、東京を目指す。
直線距離でわずか300km。首都を落とされれば負けが濃厚になるため、
なんとしても東京だけは守らなければならない。
実戦経験がほとんどない自衛隊の試練が始まる! -
戦争劇画の第一人者・小林源文が架空の第二次朝鮮戦争を描く。
20XX年、北朝鮮の金主席は、祖国統一実現のために、韓国に対し奇襲を行った。
突如、北朝鮮軍が38度線を突破し、韓国領内になだれ込み、
首都・ソウルを目指したのだ。
その距離およそ50km。韓国軍の必死の反撃が始まる。 -
戦争劇画の第一人者・小林源文が第二次大戦で活躍するドイツ戦車部隊の活躍を描く。
世界最大の戦車戦「クルスクの戦い」(別名・ツィタデル作戦)は
ドイツの負けで終わった。
この戦い以降、ドイツは勢いを失い、ソ連軍に追われることになる。
そんな1943年秋、黒騎士=エルンスト・バウアー中尉が率いる
第8戦車中隊はロシア南部にいた。
そこに補充兵・クルツ・ウェーバーが配属される。
補給もままならない状態の黒騎士中隊は生き残ることができるのか?
●目次
エピソード0:プロローグ
エピソード1:“ファイア! 零距離射撃だ”
エピソード2:“パンツァーフォー” 鉄の棺桶になろうとも
エピソード3:そして800号はワナに はまった
エピソード4:運命の女神は力を与えてくれた
エピソード5:死神は突然やってくる
エピソード6:黙示録の騎士
エピソード7:我ら戦車猟兵黒騎士中隊
エピソード8:デッドエンド
エピソード9:新生黒騎士中隊
エピソード10:火と鉄の試練
エピソード11:必殺砲撃戦バックフロント
エピソード12:悪夢の日
エピソード13:黒騎士の黒い木曜日
エピソード14:夜に向かって
エピソード15:ハルマゲドン
最後の章
補遺・黒騎士中隊の概要
特別寄稿・押井守
あとがき・小林源文 -
永らく国境を閉ざしていた謎の独裁国家「サバキスタン」はある日、国境を開放した。偉大なるサバキスタンの栄華を世界に伝えるため、世界各国のジャーナリストたちが招かれた。その日、同国では全国民から敬愛を受ける国父、リーダーである「同志相棒」の葬儀のリハーサルイベントが行われようとしていた。サバキスタンの工場に努める女性・ハーモニーもその名誉あるイベントへの参加を許されたひとり。彼女は喜びと誇らしい気持ちを胸に会場となるスタジアムへと向かった。
同志相棒に招かれた世界的ジャーナリストのアンリ・パスカルもまた、宮殿内で同志相棒から歓待を受けていた。すべてが豪華絢爛で見事に設えられた奇妙な空間の中、アンリ・パスカルはふと戯れに、庭にある一本の木の枝を折ってしまう。その木は若き同志相棒が植樹した神聖なものであり、それを傷つけることは大罪であった…。
架空の独裁国家における不自由や弾圧、陰謀、歴史の改ざん。そして人々の真実を求める心、抵抗、愛する国への願い――。迷える大国・ロシアから届いた、自由の意義を問いかけるアンチ独裁グラフィック・ノベル! -
空軍中尉のパイロット「ヘンリー飛鳥」はある日、古くからの友人でありライバルである海軍の「ローガン」と共に次期戦闘機の能力をテストする模擬空戦をやる事になった。しかし開始早々、あくまで標的機であるはずの現用戦闘機F-15が空対空ミサイルを発射、ローガンの戦闘機が撃墜されてしまう。戸惑う飛鳥の元へ司令部からの連絡が。何とこれは模擬でなく実弾を用いた実戦で、飛鳥自身が今日の標的だという。無数のミサイルに狙われ、99パーセント逃亡不可能という地獄の罠に嵌められた飛鳥は……!? 戦闘機と共に日々命を賭ける男たちを描いた、新谷かおるの名作品集!
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『八代目将軍・徳川吉宗の治世』。江戸城は甲賀忍群・伊賀忍群によって警護されていた。その中から【総番】と呼ばれる特に優秀な忍び一人が将軍の側近で警護をおこなっていた。総番の決め方は血筋や推薦ではなく、深夜に精鋭の忍びを集め城内にて果し合いをおこない、生き残った一人が総番として認められるという過酷なものであった。そして、[享保六年]のある日。次期総番を決めるべく八人の精鋭が集められ果し合いが開始される。この中に異彩を放つ忍びが…男の名は『恐竜(おそれりゅう)』。次々と強者を倒し最後の生き残りとなったが、すぐに任務が与えられる。「前代総番を殺せ!」と言い放たれたと同時に前代が恐竜に襲い掛かり…!!
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ネーデルランド…広く親しまれているオランダという国名ではなく州の名称。そのネーデルランドに飛騨白羽衆(忍者)の生き残りである「南郷兵衛」、またの名をコードネーム『J』という名で傭兵をする日本人の男がいた。忍者として身についた戦闘術を生かし数々の成果を上げてきた『J』だったが、ある任務を遂行中に外国の地であるにも関わらず宿敵の黒羽衆の襲撃にあい…!!国家の思惑とそこに絡む白羽衆・黒羽衆・赤羽衆の問題を描いたアクション作品!
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【大合本版…『ゼロ戦夏子』1巻~6巻までの全巻を収録した大ボリュームシリーズ】《作品内容》昭和20年、敗戦の色濃い鹿児島基地で若い男女の悲しい別れがあった。特攻隊員の妻・夏子は、結婚してわずか1週間後に夫の特攻隊の出撃が決まった。涙で夫を見送った直後、基地内で鬼畜・中須賀少佐に捕まり、部屋に連れ込まれ犯されてしまう。夫が特攻で散ったまさにその時に、こんな辱めを受けるなんて…!! 夏子は自殺を謀ろうとするが死にきれず、倒れていたところを老百姓の長谷に発見され、助けられた。長谷家で老人とその娘に世話になることになった夏子は、夫の最後の言葉「執拗に生きろ!」を思い出し、深い悲しみと憎しみを背負いながら、生きていく決意をする。戦中と戦後の混乱期を生き抜いたひとりの女の復讐と義侠心の壮絶な物語、大合本版:全巻収録! ※単巻、他合本シリーズとの重複購入にご注意ください※
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戦火のなか、幼少時に両親と死別したサチコは自身の不遇や人の裏切りにも負けず、東京、新宿2丁目の売春宿で様々な男たちの娼婦として強く生き抜いてきた。来る日も来る日も、事情も性癖も様々な客を相手にするのが必然のサチコだったが、彼らに対し、時には恋人、時には姉、時には母親のように優しく接していた、彼女なりの幸せを夢見ながら……。昭和が生んだ天才漫画家にして絵師、上村一夫。氏の描く叙情的な世界観によりサチコというキャラクターが生み落とされ、当時の若者に熱狂的に迎えられた。代表作である『同棲時代』、『修羅雪姫』とともに当作品も映像化!!
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昭和二十八年八月十五日、日本がポツダム宣言を受理し無条件降伏をしたため、戦後闇市時代が幕を開ける。戦後の闇市社会を彷徨う一匹狼の元帝国軍予備士官・日輪大陸は、死に場所を求めながら生きていた。やがて新橋を中心に、闇市を取り仕切る南部坂組との抗争の中、南部坂組用心棒で元帰還兵・毛呂狂次郎と出会う。互いに死に場所を求めていた二人は死闘を繰り返し、やがて自分を取り巻く混沌とした時代への叛逆の絆で固く結ばれていく。血と暴力に彩られた闇市の螺旋社会を走る二匹の狼の行方は……?
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『昭和十九年一月・マリアナ基地より飛立ったB29は二十七日夜より三回にわたって帝都に侵入、焼夷弾を投下』政府は戦局悪化により、一般疎開を東京・名古屋など23地区を指定し疎開命令が出された。これにより学童の縁故疎開がおこなわれた。当時、小学三年生の藤本は兄と共に愛知の祖母のところへ縁故疎開する事になり、田舎での生活が始まって現地の学校へと登校するが、子供達は疎開者がなにかを理解できないまま、自分たちの輪の中に入れようとはしてくれなかった。そんな苦しい日々の中、藤本の将来に関わることとなる人物が現れる……。等々、ヒューマンドラマが描かれた短編集!
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はじめに…
この作品は実際にあった事実をベースに作られたものである。
この恐ろしい話と出会ったのはかれこれ30年以上昔の話。
その頃はまだデビュー前の私は、本屋や図書館に通っては様々なネタを探していた。
そんな中、ふと何かの本で目にしたエピソードがこの話の根底にある。
それは第二次世界大戦中、旧ソ連で起こった実際の悲劇。ドイツ軍によってソ連兵7名が捕虜となり、国境近くの小さな教会の地下室で丸裸の状態で閉じ込められた。そして、約2カ月がたった頃、ようやく戦争は終結に向かい、捕虜となった7名の内、2名が仲間のソ連軍によって救出され【奇跡的】に生還した―、という物語である。
【奇跡的】にという言葉はある種、とても便利な言葉だ。しかし、そこに想像が介入することで物語は途端に現実性をおび、醜怪さや悍ましさ、狂気や悲憤、そして絶望などが一気に表面化する。彼らは60日にも及ぶ監禁生活の中、いったいどのようにして生き伸びてきたのか。このテーマは若かった私にはあまりにも重いテーマだった。いったんはネーム(漫画を作る上での設計図のようなもの)を起こしてみたがそれはただ単に事実をトレースしただけのもので、命の尊厳も何もないただのコマの羅列でしかなく、とても作品と呼べるような代物ではなかった。
それから10年ほどした頃だろうか。私はその頃細々とやっていた連載も打ち切りになり、生活のために、知り合いの漫画家のところでアシスタントをしたり、短編漫画を描いたり、小さなカットを描いたりして、なんとか糊口をしのいでいた。この先の漫画家人生に不安を思いつつ、持ち込み用作品を描くためネタ帳を漁っていた時、この漫画のプロットが目にとまった。
その頃、デビューして10年も過ぎた私には、カニバリズムを含む作品が如何に掲載が難しいか、商業ベースで使えないジャンルであるなど、十分にわかってもいたが、気が付いたときには夢中でこの作品を描いていた。
今振り返ると、キャラクターの絵柄をアニメ風にしてみたり、グロい表現をベタ(黒)で潰してみたりと、それなりに配慮をしているのがわかる。こうしてようやく完成した作品だったが、予想通り、どこの出版社に持ち込んでも、口をそろえたかのようにすべて拒絶された。
当たり前といえば当たり前の結果だった。
そしてこの作品は封印され、押し入れの奥で眠ることとなった。
その後、友人の漫画家からあのエピソードを基にした戯曲があると聞き、バリーコリンズの「審判」を探し出し夢中になって読んだ。
またその戯曲が一人芝居にもなっていると聞いて、それも見に行った。
バリーコリンズの戯曲は一人芝居という切り口で、生き残った最後の一人が主人公として法廷で告白し、その事件を淡々と語っていくという手法で、それは私にとって大変衝撃的だった。
一人芝居という発想は漫画には無い。(もちろん別格的に優れた一人キャラの作品もあるが)基本的に物語をキャラクターと絵で見せていく手法と、言葉による力で想像を喚起させる手法とではまったく真逆のものであるからだ。
そして、同じテーマを扱っても、戯曲や芝居では世に出せる物語も漫画の世界ではタブー視されることもまた真逆だと感じたし、それに対する憤りも感じた。
ともかく、私の「エデンの星」はその後も眠り続け、気が付けば描き上げてから四半世紀が過ぎようとしていた。
今現在、漫画家たちは、出版社の型から飛び出しはじめ、自ら作品を直接読者へ発表できる時代になった。
今回長い、監禁生活を強いられてきた、拙作「エデンの星」がようやく押し入れの暗闇から光のある世界へ踏み出し、読者の皆様に読んでいただけることを本当にうれしく、感謝の思いしかない。
主人公の「ヒロ」は作中でも閉じ込められ、そして現実世界でも閉じ込められ続けた私の漫画の中ではもっとも可哀そうな主人公であり、私が最も思い入れのある主人公かもしれません。
最後に、最後まで読んでくださった皆様に心からの御礼を申し上げます。
佐佐木あつし -
昭和17年…南太平洋では毎日のように激しい空海戦が行われていた。大空は血で染められ0戦は華々しい戦果をあげていた。生と死の境目の戦場で平和を願う少年パイロット東隼人(あずまはやと)は愛機・黒ワシ号で手柄をあげていた。そしてある日戦闘を終え基地に帰ると、軍の作戦司令で日本の厚木基地に帰れとの命令が下る…「敵機たくさん撃墜してるのになぜ!?」と、疑問を抱きながら日本に向かい厚木基地に着くと…各地の0戦隊の優秀なパイロット35名が集結していた!そしてこの35名を精鋭部隊にするべく鬼大尉こと宮本隊長により地獄のような特訓が始まるのであった…。隼人の0戦での活躍仲間との絆を描いた戦争ヒューマンドラマ作品!
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元陸上自衛隊員・四方田朴人(よもだ ほくと)は、ある日海岸近くにいた。すると宇宙服を着た謎の少女・流渚(るな)が海から出てくる所に遭遇する! そんな状況を把握する間もなくヘリコプターが上空に現れ、朴人と流渚を狙い銃撃が開始される!! 訳も分からず流渚を庇いながら難を逃れた朴人であったが、謎の多い流渚に関わったことで命を狙われてしまう事となる…。次々と襲いかかる国家の力に対して戦って行くSFアクション作品!!
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戦争が終わって四年。おとやんの遺骨が帰って来た――漁港のある街で暮らす広海(ひろおみ)とその母・サキは漁師である父の戦死を受け入れられないでいた。父が帰ってこないからと言って漁船・明日香丸をずっと陸に上げておくわけにはいかない。二人は父の帰還を信じて船の手入れをするのだった。サキはその夜、漁業組合の寄り合いに初めて呼ばれる。夫の遺骨が戻ったことを受け、組合ではあとを継いでサキが正式に漁師になるかどうかの話し合いが行われたが、女を漁に連れて行くのを反対する声は多く、悔し涙を流すサキであった…戦後を逞しく生きる母と子を描いた傑作物語。
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ベトナム帰りの元軍人スターム・神代は、警察、軍から極秘の依頼を受け24時間で任務を遂行する、通称『ワンディ・アーミー』。今日の標的は元軍人リチャード・スピーゲル。ラオスからコカインを密輸し、その代金代わりに軍の武器倉庫から大量の武器を横流しして私腹を肥やしていたスピーゲル。だがスピーゲルは娘の目の前で車を爆破されて死亡。警察は依頼のキャンセルを告げるが、神代は自分の目で死亡を確認するまでは仕事は終わりではないと言う。実はスピーゲルはベトナム時代の神代の元上官で――。ベトナム戦争後にアメリカの社会問題となった、戦場で心に深い傷を負ったベトナム帰還兵たち…そんなアメリカ社会を背景に凄腕の仕事人が不可能なミッションに挑むアクション・コミック!
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白昼の渋谷で自爆テロが発生!!人々がいつもと変わらぬ日常を過ごす昼下がり、一人の美しい女子高生が自爆したのだ!この自爆テロにより25人が死亡し120人が重軽傷を負った。いまだかつてないテロの未曽有の被害に危機を感じた日本政府が頼ったのは、元アメリカ特殊部隊(デルタフォース)の隊員、コードネーム「シグマ」という男だった。日本がテロ攻撃の標的にされる世界を原作・工藤かずや、作画・廿里祥一郎でリアルに描いたミリタリーアクション漫画の決定版!
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1993年に、福井県丸岡町の町おこしとして始まった、手紙のコンクール『一筆啓上賞』。本書は、このコンクールの第一回目となった『一筆啓上 日本一短い「母」への手紙』(大巧社/角川文庫)に収録されている、わずか数行の手紙文をもとに、西ゆうじ氏が、新たな物語を創作し、それを最高の漫画家たちによって、コミック化したものです。シンプルな手紙を越えた、様々な人生の物語を、お楽しみください(本文まえがきより)。日本全国を感動させたベストセラーコミックを電子書籍化!
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名著中の名著として名高い歴史書「史記」を元に、乱世のドラマをダイナミックに描く、血湧き肉躍る歴史マンガ!――史上初めて中国統一を達成した覇王・始皇帝が突如病死した。すると、それまで重税や労役に苦しめられてきた国民たちの不満が一気に爆発。反乱軍が蜂起し乱世に突入する。かつては名門とうたわれながらも秦の下で辛酸をなめていた項氏一門の項梁は、秦を討つべく甥の項羽と共に挙兵。その頃劉邦は、罪人をかくまって山中に隠れ潜んでいて…。
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のちの第三十五代アメリカ大統領、ジョン・F・ケネディが、様々な試練や葛藤を繰り返しながら少年から青年へ成長し、最終的に暗殺されるまでをドキュメンタリータッチで描く壮大なヒューマンストーリー。第二次世界大戦の勃発後、父ジョーゼフに懇願し海上の実戦部隊に配属された若きケネディ。中尉に昇進した彼がレーダー無しの魚雷艇「PT109」に乗り込み暗黒の海原へ旅立った矢先、日本軍の駆逐艦「天霧」と不意の衝突。乗組員全員が海に投げ出されてしまった…!!
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1894年に朝鮮の支配をめぐって日清戦争が起こった。そして1904年には満州・朝鮮の利権争いから日露戦争が起こった。翌年、日露講和条約によって日本は中国東北部に鉄道を敷く利権を得る。満州に「南満州鉄道株式会社」が創設された。いわゆる「満鉄」である。そして1910年になると、日本はついに朝鮮を植民地支配することに成功した。そのうえで、第一次大戦が起こり列強諸国が中国を顧みる余裕のないことにつけ込んで、対華二十一カ条の要求を突きつける…。日本がいかにアジアを侵略していったのか、歴史をわかりやすく描く。
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1990年5月。中東での動乱を中心とし、世界の緊張は限界寸前を迎えていた。日本の国防軍一個大隊は東京・新宿の古典的なバー街の一画を文字通り焦土にした……それは都市ゲリラの根拠地を予め潰すという「予防措置」と、国防軍の戦術教程の重要なテーマである根絶作戦の完全演習を兼ねていた。作戦はわずか48分で完了した。新宿の街は非常戒厳下におかれ0.7キロ平方の土地が完璧な空白となった。そして73人のゲリラと市民が死んだ……事件の渦中にいたマキは、その日から心にほのかな炎を秘めたのだった!
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フランス国王陛下の銃士隊長トレヴィルの銃士隊に入るべく、田舎からロバでパリへ向かったダルタニヤン。誇り高いダルタニヤンは旅の途中、酒場にいた剣士から挑発され得意の剣を抜くも軽くあしらわれ倒されてしまう。いつか決着をつけてやると決意しつつパリに着き父の旧友のトレヴィルにも出会うが、持ち前の性格から次々と3人もの銃士とそれぞれ決闘の約束をしてしまい――。アレクサンドル・デュマによる名作「三銃士」を、南波健二、久保田千太郎の実力派コンビで堂々コミック化!
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1930年代。ファシズムが支配したドイツとイタリアは利害の衝突を避けるため1936年10月以来ローマ・ベルリン枢軸を結んでいたが、39年になると日本もまじえて国際共産主義への対策を強化した。そして、ドイツとイタリアはヨーロッパの弱小国を次々と侵略していった。しかしロシアを含むヨーロッパ列強はその拡大を恐れ、政治的包囲網を固め始める。ドイツ・イタリアは日独伊三国同盟を日本に申し入れるが、日本は迷った…。世界大戦に突入する前夜からの国際情勢を俯瞰しつつ、日本の歩んだ道を流麗なタッチで描いた、歴史漫画の良品!
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大政奉還後、明治三年の日本、鹿児島。元官軍総大将の西郷吉之助こと隆盛は、故郷で畑仕事に精を出していた。そこへ弟の従道が訪ねてくる。従道は、隆盛が東京を離れたあとの新政府の堕落ぶりを嘆き、隆盛に東京へ戻って力を貸してくれと懇願するのだった。隆盛は日本のために、再度立ち上がる決心をする。隆盛が戻ると、まずはじめの難題は廃藩置県。さらには政府と天皇を護るための近衛隊の創設だった。なかなか日本各地のかつての大名・藩主たちの理解を得られぬ中、隆盛は理想を追って奮闘するも…。明治の大偉人、西郷隆盛の後半生を真摯に描く。
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この物語は第二次大戦前、戦中、戦後、そして現代につながる日本激動の時代を一途に大義と真理の光を血みどろの手にさぐり求めて生きた、兄弟二代、更には親子二代にわたる青春の絶唱である……。昭和十五年初夏のある日曜日の宵、神戸港を望む高台にそびえる軍需財閥の水上男爵邸にて盛大なる舞踏会が催されていた。政界、財界、軍部などの一流名士が集う中…彼らは現れた。火野直彦、正人兄弟である。そして事件は起こった…!! 巨匠・梶原一騎が描く一大叙事詩、開幕!
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昭和四十五年六月、東京。国会議事堂の前は大群衆が押し寄せ、大量の機動隊、警察官と対峙していた。安保闘争である。このとき日本は、またあの凄惨な戦争に加担するか否か、国家の命運の歴史的な岐路に立っている、とされていたのだ。そこに、一人の男が、日本刀を手にして現れ、群衆と機動隊の間に割って入ってきた! 「俺は安保のことはわからぬ、だがここで二十五年前、日本はアメリカと戦争して負けたことを思い出せ!」男の命をかけた演説は、暴力の前に儚くかき消されてしまった。だがしかし…!? 過酷な大戦末期の記憶を描いた力作!
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それは日本と日本人にとって最も暑い夏だった。そして、列島の空陸海のすべてを、暴力が支配していた――昭和二十年。千葉憲兵隊木更津分隊。大迫大尉に呼び出された男、日向軍曹。大尉の命令は、捕虜収容所から二名の捕虜を「取り調べ」のために連行する、というものだった。が、日向軍曹にはその本当の意味がわかっていた。ここでは米兵捕虜を試し斬りの的にしていたのだ…。日向は命令通り、やせ衰えた米兵捕虜を裏山へと連行していく。全てが狂ってしまった、この国の刃を携えて…。
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“其ノ本ニ記サレシハ神ノ福音ナルカ” 第二次世界大戦末期のドイツ。
人体改造を生業にする一族・フランクシュタイナー家の末娘・ニーナは、兄弟たちに見下される日々を送っていた。
しかし、“死者の書”を偶然にも手に入れてから、ニーナの研究はすべてがうまく回り出し――。
運命に抗い生命の価値を問う、大河ホラーファンタジー開幕!! -
日本ボクシング界の黎明期にボクシングの魅力に引きこまれた一人の少年がいた、その名は海渡勇次郎。捕鯨銛打ちの技術を学ぶため、アラスカ北部へ留学するカイト。やがてそこで運命的な出会いを果たす。トレーニング調整のためエスキモーととも生活するボクシングチャンプ・ジムはカイトの才能を見抜き、彼に自分の持てる技術の全てを教え込む。やがて初の鯨漁に参加するカイトとジムだったが、極寒の海に投げ出されそうになるカイトを助けるため、ジムは自分の身を犠牲にする。ボクサーになれという遺言に従い、アラスカを後にするカイトだったが……。不屈の精神力で日本のボクシングの幕を開いた男の波瀾の人生いまここにスタートする!
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タイニー・ロウはラオス解放軍第四師団第十二中隊所属の少女兵士。日本人の父親とラオス人の母親の間に生まれたタイニーは、まだ17歳ながら凄腕としてその名を知られる狙撃手(スナイパー)だ。ある日、タイニーたちの駐屯するムアンロア基地が政府軍のヘリコプター部隊に奇襲攻撃を受ける。基地は壊滅し、たった一人の肉親だった兄も無残な屍に…。解放軍を裏切り敵に情報を漏らしたのは、高岡、猪股、藤堂の、三人の日本人傭兵。戦場ではタイニーの命を救ってくれたこともある三人だが、ラオスとの麻薬ルートを開拓したい日本のヤクザからの莫大な報酬に目がくらみ仲間を売ったのだ。解放軍司令部の命令により、タイニーは帰国した三人を追って、亡き父の母国でもある日本へと向かうことに――。新宿を舞台に、凄腕スナイパーの少女と、ヤクザ、中国マフィア、そして傭兵たちが入り混じっての壮絶な戦いが幕を開ける!
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2009年に刊行された短編集「ちんまん」(日本文芸社刊)収録作をシリアス漫画サイドとコメディ漫画サイド、両極端の2冊に分けて再編集!
ぶっきらぼうな夫と見守る妻の出征前夜『恋しらに』
思いつきでウッカリ彫り師を目指してしまったオレの紆余曲折『刺青龍門』
神風特攻隊として散った照れ屋な青年の恋『君、凛々と』
リング以外で素直になれない俺とお前といい女『サニー』
新宿でバーを営む陽気なママは超武闘派の元暴走族副総長『LADY STANCH』
俺本当は建築家になりたかったのにお金がなかった『cheerio』
本作は初期のショートストーリー6篇を収録。 -
新築の下宿屋「東栄館」へ越してきた郷田三郎は、そこである楽しみを発見した。
屋根裏へのぼり他人の私生活をのぞき見する『屋根裏の散歩』だ。
ある日、郷田は虫の好かない遠藤が口を開けて鼾をかきながら寝ている姿を屋根裏から見ているうちに、自分に疑いがかからず遠藤を殺害する方法を思いつく。
日本を代表する推理小説作家江戸川乱歩の名作『屋根裏の散歩者』をコミカライズ。他に乱歩の『白昼夢』『防空壕』を収録! -
翔るゼロ戦! 乱舞する紫電改! 伝説の名機たちが現代に甦る!! 「プリンス・オブ・ウェールズ」をはじめ、当時世界最新鋭のイギリス戦艦と一式陸上攻撃機を擁する日本海軍航空隊の海の王座を賭けた対決を描いた「撃滅!イギリス東洋艦隊」。戦闘機の神様と呼ばれた源田実率いる一騎当千の強者集団第343航空隊が紫電改を操り大暴れする「精鋭343航空隊 新撰組」。ゼロ戦のエース、伝説の撃墜王・坂井三郎の獅子奮迅の活躍を描いた「帰還燃料ゼロ」。軍神との異名を持ち、映画にもなった加藤「隼」戦闘隊隊長、加藤健夫の生き様を描いた「加藤『隼』戦闘隊」。追い詰められた帝国最後の非情な体当たり戦術。対空対艦、二度の特攻を経験した男の悲劇を描いた「高々度の勇者」。全収録作5本。熾烈を極めた太平洋戦争。70年を経て、大空に青春を捧げた戦士たちの激闘を、気鋭の作家たちが描き切る!! 渾身の航空戦記アンソロジー。
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