『BL、椎崎夕、801円~1000円(ライトノベル)』の電子書籍一覧
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四年前、母親の再婚によって中学生だった悠斗には義理の兄ができた。整った容貌に冷淡に思えるほど冷静な俊也だ。誰にも平等に接する俊也だが、悠斗だけは特別扱いされていた。だから……勘違いから告白してふられて以来、悠斗は家を出て、俊也を避けて暮らしてきた。それなのに、事故に遭った悠斗が目覚めたとき、一番最初に視界に入ってきたのは心配そうな俊也の顔だった。満足に動けず、事故のショックでうまく喋れなくなった悠斗は俊也といっしょに暮らすことになって!? 過保護な義兄×素直になれない義弟の想いの結末は── 【限定配布されたショートストーリーを電子限定で巻末に収録配信!!】
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十五歳の秋、晴は父親を亡くし、子供のころ別れたきりの母親の再婚先・柚木家で暮らすことになる。誰からも必要とされてこなかった晴は、誰かに甘えることなど知らずに育った。自分を捨てて家を出た母親には反発しか感じない。そんな晴に、柚木家のひとり息子で、大人でもある慶司は保護者のように振る舞う。オレのことなんかほっとけよ! 意地になる晴だったが、慶司から冷淡にされると悲しくなる自分に気づいていた…コドモとオトナの甘くて切ない恋物語!!
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逃げなかったじゃないですか──大澤敬と館上の出逢いは最悪だった。通勤電車で敬は館上から痴漢と間違えられたのだ。その数十分後、ふたりは上司と部下として再会する。おまけに、どんな偶然かふたりは同じアパートの隣人でもあった! 気の強い敬に、人の好い、そのくせ複数の男女とつきあう館上。対照的なふたりだったが、いつしか親しくなる。ところが、酔った勢いで寝てしまったことからふたりの関係は激変してしまい!?
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身代わりでもいい、なんて、どうして思ったのだろう?
医療機器会社に勤める藤崎航は、営業先の病院で、高校時代の後輩で弟・孝史の親友でもあった伏見尚宏に再会する。かつて伏見が孝史にふられたところに、航は居合わせたことがあった。弟と伏見の関係がそれきりになったことも知っていた… 再会した伏見の逆燐に触れ、無理やり抱かれるようになって二週間。なし崩しに続く関係。埋め込まれていく快楽の種。どうしてこんなことに?
自問しながらも関係を続ける航だったが… -
「中司さん、好きな人がいるんだって」 お人好しな佑一と無愛想だけど女にもてる中司。学部も違えば、外見も性格もことなるふたりだが、周囲からは親友同士と認められていたし、お互い隣にいるのが当たり前になっていた。けれど、佑一が中司への気持ちを意識したときから、ふたりの間には見えないズレが生じた。あいつのことなんでも知っているつもりだったのに…なにも知らなかった…!? 意識した瞬間、すべてが変わる────親友同士のすれ違いラブ・ストーリー!
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新しく配属された営業部で融の指導担当者になったのは、部内でも仕事はできるが、他人に興味がなくドライと噂の前原だった。配属初日に前原とその恋人の別れ話をたまたま目にしたことから、前原に苦手意識を持った融は、なにをやってもうまくいかなかった。一方、前原も融を警戒し、冷淡な態度で接していた。けれど、一緒に働くうちに誤解がとけ、いつしか融は前原のお気に入りとして知られるようになる。融もまた自分のなかで苦しくなるような想いが生まれたのを知るのだが……【限定配布されたSSを電子限定で巻末に収録&大洋図書HP・b's gardenのみで公開しているSSも収録配信!!】
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高校を卒業した春、中道明生は姉夫婦が経営する民宿で住み込みのアルバイトをしていた。普段から感情を表現するのが苦手で、冷たいと誤解されることも少なくなかった。そんなある日、客としてやってきた笙野という男は、初対面だというのに、全てを見透かすような態度で明生に接してくる。居心地の悪い明生だったが、その翌日、目に入ってきたのは荒削りだが整った笙野の寝顔だった! おまけに自分も相手も全裸で──!?
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おれにキスとかできる? 二度目の高校二年の夏、間宮祐弘は疎外感から逃れるため、大好きな大伯母の暮らす海沿いの町を訪れた。幼い頃から夏のたびに、遊びに来ていた場所だった。だけど中二の夏、幼馴染みの晃平から突然キスされてしまう。したくなったからした、そう言う晃平に戸惑い、翌朝、晃平を避けるように実家に戻って以来、この町を訪れたことはなかった。誰にも会わず静かに過ごそう、そう思っていたのに、駅についた祐弘を迎えに来ていたのは晃平で!? なにごともなかったように過ごしていた二人だけれど、大学生の笙野が現れることによって均衡が崩れて……
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大学四年の初夏、教育実習生としてある高校に通っていた細川湊は、そこで荻原浩志と知り合った。荻原は陸上の有力選手で成績優秀、かつ容姿もすぐれ、生徒ばかりでなく、教師まで特別視しているような生徒だった。一方で、湊は地味で目立たず、口下手だった。それなのに荻原は湊に興味を持ったらしく、ふたりは一緒に過ごす時間が増えていった。そんなある日、ふたりは帰宅途中の電車で事故に巻き込まれてしまう。それがすべての始まりだった───傷つき、別れてから十年。ふたりは再会して……!?
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きみは男と、私は最低の恋人とつきあってみる──
サラリーマンの高平笙は、会社では野暮ったい髪に眼鏡をかけ、地味な服を着て目立たないように過ごしている。けれど、プライベートでは「セイ」と呼ばれ、夜遊びする人の間では、見た目はいいものの恋愛が続かない男として知られている。ある夜、ゲイの友人に連れられていったバーで、笙は他の部ではあるが社内の有名人で、人嫌いと言われている守川と知り合う。高平笙であることを隠し、守川と一緒に過ごすようになる笙だったが!? -
高校二年生の日比野尚志には自慢の兄と弟がいる。人気小説家の八歳年上の兄・俊和に、ぶっきらぼうだけど優しい一歳年下の弟・裕介だ。ふたりともかっこよくて、女の子に人気がある。一方、尚志はというと、どこからどこまでも普通だった。友人からはブラコンだとからかわれることもあったけど、裕介は大切な可愛い弟だし、兄の俊和にはなんでも話すことができた。だから尚志も俊和のことならなんでも知っているつもりだった。だけど、ある朝、尚志は俊和に男の恋人がいることを知って!?
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ニ十歳になったら、あなたは私のものになる──
母親の庇護者であった宮原が亡くなった十七歳の夏、宮原の秘書だった有木に、史哉はある取り引きを申し出た。母さんにはなにもしないでほしい、代わりに、自分を好きにしていいから、と。病いがちな母親を守るため、必死に考えた結果だった。有木と知り合ってからの時間は長いものの、史哉は彼がなにを考えているのかまったくわからなかった。そんな史哉に、有木は取り引きの意味を確認し、その証としてキスをする。そこから先は二十歳になってからだと告げて。有木がなにを考えているのかわからず苛立ちを抱えたまま、史哉は二十歳の夏を迎えることになり!? -
好きになってはいけない、恋してはいけない相手だなんて、知らなかった──家族を交通事故で失った川村真巳は、入院中の祖父と一緒に毎日をつましやかに暮らしていた。コーヒー好きの祖父のため、持ち帰りができる店を探していた真巳は、隠れ家のような喫茶店『翠雨』を知る。誰にも頼ることを知らず、甘えようとしない真巳を、店の主人である江島は優しく見守っていた。そんな江島にどうしようもなく惹かれていく真巳だが、江島の存在を知った祖父から、彼とはもう会わないでほしいと言われてしまう、彼は赦せない相手だから、と。混乱し、納得できずにいた真巳だが、そんなとき、男にキスしている江島を見てしまい!?
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私のことが、嫌いではないだろう? 叔父のギャラリーで働く乾 大和の前に、ある日、田宮と名乗る男が現れた。対人関係が苦手で、感情が顔に出ない大和は、これまで誰かに恋をしたことがなかった。そんな大和に、田宮はある提案をする。実験のつもりで恋愛してみないか、と。怖くなるほど甘やかしながら、時折意地悪く焦らしてはまた優しくする。そんな田宮に溺れていく大和だったが、あるきっかけで田宮の秘密を知り……!?
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私がきみを好きなのが、気に入らないのか? 陶芸家の三嶋 佑は、ある日、有名ホテルチェーンの社長である新見吉彰と知り合う。三嶋の作品を気に入った新見は、作品展に出品していた三嶋の作品すべてを買い取り、そのうえ新規オープンのカフェの器を依頼したいという。育ちのよさからか鷹揚な雰囲気を持ち、女性にももてる新見だったが、男である自分へのすぎるほどの好意に三嶋は警戒心を強くするのだが…… 正直な男と、素直になれない男の恋が始まる! ※この作品は「非保護者」のスピンオフです。
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