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『文化、原武史(実用、新書)』の電子書籍一覧

1 ~5件目/全5件

  • シリーズ140冊
    5831,485(税込)
    著:
    塩田清二
    レーベル: NHK出版新書
    出版社: NHK出版

    認知症もガンも、いい〈香り〉で治療する
    時代がやってきた!

    視覚、味覚、聴覚などと並び、非常に身近な感覚でありながら、科学的にまだ謎が多く残る分野――それが「嗅覚」である。重度の認知症患者の症状を改善したり、がんの終末期の疼痛を和らげる〈香り〉。これまでの西洋医学では太刀打ちできなかった病状の治療方法として、いま注目されているメディカルアロマセラピーを、嗅覚のメカニズムや最先端の臨床例からわかりやすく解き明かす。

    ■目次
    第一章 嗅覚のメカニズム~ヒトはどのようにして<香り>を感じるのか
    第二章 <香り>が人体におよぼす作用~アロマセラピーのサイエンス
    第三章 治りにくい・予防しにくい疾患に効く<香り>~メディカルアロマセラピーの最新研究
    第四章 <香り>の効能を楽しむ~精油の使い方
  • なぜ小田急江ノ島線沿線にはカトリック教会や女学校が多いのか。JR阪和線沿線にはなぜ古代から現代までの歴代天皇の足跡が豊かに残るのか。JR山陽本線沿線の内陸部に多くの新宗教が発生したのはなぜなのか――。鉄路という「線」に沿い、地を這うように移動し、考えることで、歴史の死角に隠された地下水脈が発掘される。旅情をそそり、知的興奮のとまらない歴史紀行ミステリー・ツアー。(解説・山本理顕)
  • 1,881(税込)
    著:
    原武史
    レーベル: ――
    出版社: 講談社

    いま、新型コロナウィルスが猖獗をきわめていますが、これもいつかは終息することでしょう。しかし、コロナは日本人の生活の形式(エートスといっていいかもしれません)を確実に変えました。
     コロナ禍が終息し、国内外の観光客が戻ってきても、日本の鉄道はかつての姿を取り戻すことはないでしょう。通勤客が以前と同じ程度にまで戻ることはなく、出張のための移動も減るに違いありません。ある調査では、3割程度の会社員が感染終息後もリモートワークを続けるという見通しが出されています。
     正確にいえば、すでにコロナ禍の前から、少子高齢化による通勤客の減少や、それにともなうラッシュ時の混雑率の低下が都市部の多くの鉄道で少しずつ起こっていました。これは「小林一三モデル」の崩壊といえるでしょう。
     阪急の創業者、小林一三は、1910(明治43)年に箕面有馬電気軌道(現・阪急宝塚線および箕面線)を開業させたのと同時に、沿線の池田に分譲住宅地を開発し、梅田までの通勤客をつくり出すことで、私鉄会社の経営を軌道に乗せました。この手法は後に、東急など多くの私鉄が模倣するようになり、世界でも珍しい私鉄経営のビジネスモデルとして称揚されました。ところがコロナ禍によって、一世紀以上にわたって続いてきたこのモデルが通用しなくなる時代が本格的に到来したのです。
     戦争も自然災害も鉄道に甚大な被害をもたらしたが、復旧すれば客が戻ってきました。一方、コロナ禍は利用客の完全な回復を困難にした点で、戦争や自然災害を上回る危機を鉄道業界にもたらしたことになります。
     では、コロナ禍という未曽有の危機から脱却し、鉄道業がふたたび脚光を浴びる可能性はあるのでしょうか。ポストコロナの時代にふさわしい新たな価値を、鉄道は創り出すことができるのでしょうか。
     著者の原氏は2019年まで講談社のPR誌『本』(2020年休刊)「鉄道ひとつばなし」を長期連載し、多くの読者を楽しませてくれました。本書は同連載のうち単行本化されていないものを収録し、あらたに「ポストコロナ時代の鉄道」についての考察を加えたものです。鉄学者原氏にとって本書は、文字どおり「最終列車」であると同時に、氏の思索の「ダイヤ改正」と「始発列車」の予告となるものです。
  • 阪急創業者・小林一三は、「政治中心」の東京に対して、大阪を「民衆の大都会」と呼んだ。

    ターミナル・デパート、高級住宅地……国鉄に対抗し「官」からの独立を志向する関西私鉄は、沿線に市民文化を花開かせ、「民衆の都」大阪は東京を凌駕する発展を見せた。
    だが、大正から昭和への転換、昭和天皇行幸を機に、街は次第に「帝都」へと変質してゆく―。

    権力の装置=「国鉄」と関西私鉄との葛藤を通し、「都市の自由」の可能性とその挫折を描く、原武史の代表作。
    第20回(1998年) サントリー学芸賞(社会・風俗部門)受賞。

    [解説(鹿島茂)より]
    「横軸としての鉄道に、縦軸としての天皇が交差することによって、思考の座標軸が形成され、二つのパラメーターが思考の軌跡をさまざまに描き出す」


    [本書の内容]
    はじめに―昭和大礼の光景
    第一章 私鉄という文化装置
     「帝国」と「王国」
     『細雪』から
     関東私鉄と関西私鉄
    第二章 「私鉄王国」の黎明
     第五回内国勧業博覧会
     法の抜け穴
     二つの風土
    第三章 「阪急文化圏」の成立
     往来ふ汽車を下に見て―小林一三という人物
     民衆の都
     沿線文化の確立
     反官思想の結実―阪急デパート

    第四章 昭和天皇の登場
     「大大阪」の誕生
     昭和大礼と都市空間の変容
     官民協力奮励セヨ―一九二九年の行幸
    第五章 阪急クロス問題
     「官」の巻き返し
     逆風
     小林一三、社長を辞任す
    第六章 「帝都」としての大阪
     大阪市民たるもの
     天皇のまなざし
     一生一代の御奉公
    おわりに―「紀元二千六百年」の光景

    解説=鹿島茂

    ※本書の原本は1998年に講談社選書メチエより刊行されました。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    (目次より)
    <座談会>
    これからの象徴天皇制を考える
    原武史×君塚直隆×河西秀哉×佐藤 信

    <研究者が決定者になって見えたもの>
    有識者会議への批判に応える 御厨貴

    〈元宮内庁長官が語る〉
    象徴の姿を誠実に追い求めた陛下
    国民の苦しみ悲しみとともに 羽毛田信吾

    <バジョット・昭和天皇・福沢『帝室論』>
    岐路に立つ象徴天皇制 筒井清忠

    <秘匿された江戸時代、姿を現す明治の世>
    御簾の奥から出た天皇イメージ 井上章一

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