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『文化(実用、新書)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全2605件

  • 侵略オススメランキング第1位の惑星『地球』。ついに侵略が解禁されたこの惑星へ、新米宇宙プリンセスのコズミが1番乗り!さっそく隕石を落として環境を“リセット”しようとするも、現地民・ヨウタに説得されて平和的侵略を目指すことに。続々とやってくる宇宙人たちとの戦いや、彼らに負けない個性を持つ地球人たちとの交流を描く、コズミック日常コメディー。
  • 0(税込) 2024/5/31(金)23:59まで
    著:
    畑中純
    レーベル: SMART COMICS

    北九州・小倉にある温泉宿「まんだら屋」の息子・良太は高校3年生。異性に興味津々な思春期真っ只中の青年だが、ときには根性を見せる健康男児。
    幼なじみに茶屋の娘、はては宿の使用人まで忙しなく目移りさせている彼は、今日も女性をおっかけ、トラブルに巻き込まれる。周囲は呆れているけれど、最後は力を貸しちゃう心の優しい青少年。
    架空の温泉街「九鬼谷」を舞台に、良太を取り巻く性と風俗の人間模様が描かれる名作が電子書籍となって登場。

    【目次】
    第1話 温泉宿
    第2話 帰ってきた女
    第3話 4人の観光客
    第4話 春の嵐
    第5話 聖職は性色?
    第6話 姦々祭り
    第7話 白いキャンバス
    第8話 兄ちゃん
    第9話 無能松の一升
    第10話 海辺の華
  • サディズム、マゾヒズム、フェティシズム、同性愛や異性装などのセクシュアリティをもつ人々が集った雑誌「奇譚クラブ」は、「その表紙に触れるだけでも戦慄が走る一種危険な雑誌」「戦後の裏文化の帝王」などと語られ名前だけは広く知られてきたが、雑誌の特色や内容に関する本格的な研究がなされてこなかった。

    本書では、「奇譚クラブ」を含めた1950年代の戦後風俗雑誌7誌を全号通覧のうえ、類似雑誌の系譜・模倣関係を検証、「奇譚クラブ」の史料的特質とその重要性を浮き彫りにする。

    吾妻新、沼正三、土路草一、古川裕子という4人の「奇譚クラブ」作家/思想家に着目する。戦後民主主義・近代化の潮流のなかで、サディスト・マゾヒストを自認した人々は、支配と暴力をめぐる欲望について何を考え、どう語ったのか。「家畜人ヤプー」「夜光島」などのポルノ小説やエロティックな告白手記から、主体性、自立、同意、愛をめぐる論点を取り出し、近代的な人間性をめぐる規範の限界をあぶり出す。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    大河ドラマや、鬼滅などの和風アニメ、ミュージシャンなどクリエーターの影響もあり、日本のノスラルジックな景色や言い回し、ふるまいが、「エモい」(心に響く、ほっこりする)と若い世代を中心に人気が高まっています。
    SNSの中でも、古典的なものを引用したりオマージュしたりすることが、表現の1つのファクターともなっています。
    その一方で、昭和世代までは理解できていたような和の生活言葉が消えつつ、世代間で伝わらないことも増えているようです。
    現在、同志社大学をはじめ教育機関で、着物を通じて日本文化を伝える講師として活躍する著者・柾木さんによると、
    「紐をからげて」の「からげる」「裾を引く」がどういう所作なのか?、「丹田に力を入れて」はどこの位置なのか?、「上着がはだけてる」の「はだける」がどういう状態なのか? 「にじる」はどんな動きなのか?、等々
    言葉だけでは通じにくいことが多々あるのだそう。
    今回は、所作や態度や様子にまつわる「ふるまいことば編」というカテゴリーでもって、立ち振る舞いの基本動作、おしゃれ装い、生活動作、人間関係などの章テーマごとに、300語余を厳選。英訳、文豪の引用文に、マナー的に役立つ所作アドバイスを随所に添え、ことばのニュアンスが理解しやすいイラスト100点越えで紹介しています。
  • 絵画、舞踊、演劇、武術、茶、花、刀剣鍛造・鑑定……体を使って文化価値を創造する「芸」は、いかに習得し、創造していくものなのか。師匠から弟子への相伝作法から見る日本人の精神構造。家元制度というシステムの背景。千利休や芭蕉、世阿弥の芸術論や「秘伝」の哲学と社会的役割など、「芸道」という独特の文化社会を考察する!

    目次)
    第一章 芸道の成立  芸と芸道/「型」の理論/芸道成立の実例
    第二章 芸道の系譜  遊芸の系譜/武芸の系譜/大衆芸能の系譜
    第三章 秘伝の相伝  秘伝伝授の歴史/家元制度と相伝
    第四章 芸の習得   一生修行の世界/仏道の行/遊芸の行/芸の習得と想像
    第五章 至芸の境   守・破・離/名人と天才
    解説「芸」における弟子の効用    内田 樹(神戸女学院大学名誉教授・武道家)


    本書は『芸の世界 ――その秘伝伝授』(1980年刊 講談社)を改題したものです
  • 腹に水がたまって妊婦のように膨らみ、やがて動けなくなって死に至る――古来より日本各地で発生した「謎の病」。原因も治療法も分からず、その地に嫁ぐときは「棺桶を背負って行け」といわれるほどだった。この病を克服するため医師たちが立ち上がる。そして未知の寄生虫が原因ではないかと疑われ始め……。のちに「日本住血吸虫症」と呼ばれる病との闘いを記録した傑作ノンフィクション。(解説・飯島渉)
  • 日本人の情緒や思考を深める「詩歌」。歌をこよなく愛する数学者が、世界に冠たるわが国の歌謡曲や詩の「懐かしさの力」を伝える。

    切々たる恋の記憶、いつも笑っていた若い日々。父が風呂場で歌ったヒットソング、母が台所で口ずさんだメロディ。たとえ時代は変わっても、歌は生き続ける。人間の限りある命と「別れ」は不可分であり、だからこそ私たちは惜別の念と共に、豊かな情緒、文化を育むことができた。歌謡曲を愛する数学者が、日本の詩歌に込められた万感の思い、失われたものが喚起する力を読み解く。 【本書に登場する主な童謡・歌謡曲・詩】ぞうさん/たきび/ふじの山/浅草の唄/花/空の神兵/わたしが一番きれいだったとき/花の街/異国の丘/柿の木坂の家/急げ幌馬車/別れの一本杉/赤いハンカチ/白い想い出/22才の別れ/なごり雪/赤い靴のタンゴ/ふれあい/秋桜/喫茶店の片隅で/学生街の喫茶店/さくら/ダンスパーティーの夜
  • シリーズ第4弾! 「日本語はなぜ発生音が少なく語彙が豊かなのか」「氷河期、日本人はどこにいたのか」などの謎を解く。

    日本語は世界の中で異常といっていいほど特異な言語である。まず発声音数が少ない。日本語の発声音数は、母音と子音の組み合わせで、せいぜい120個前後である。それに対し、韓国語はおよそ500、英語はおよそ2000、そして中国語は強弱の変化も含めて何千あるか数えきれないという。もちろんその発声音数はほぼ子音で占めている。さらに日本語には異様に語彙が多い。普通の米国人の大人が会話するのに必要な語彙は5000語で十分足りるという。それに対して日本の小学6年生の児童が知識として必要な語彙は約3万語である。日本語の発生音数が少なくなったことの背景には、日本人が異民族に襲撃されることが少なかったためだと著者は分析する。そのため「おおらかで無防備な、母音中心の言語」が醸成されたのだ。そして異民族に侵略されなかった理由の一つに、日本列島とユーラシア大陸の間に、流れの強い幅約200kmの対馬海流の壁が立ちはだかったことが挙げられる。いわば対馬海流が、日本語の「特殊さ」を守ってきたといえよう。なぜ、異民族からの襲撃が少ないと母音中心の言語になるのかは、本書を読んでいただきたい。一方、日本語の語彙がかなり増えたことの要因は、全国に張り巡られた「水運ネットワーク」だと指摘している。日本語の起源に地形の観点から迫る論考のほか、「ヒトはなぜ、直立二足歩行したのか?――サバンナ説とアクア説」「日本人は12万年前からの氷河期を、どうやって生き延びたのか?」といった日本人の起源に関わる謎解きや、著者がずっと追いかけてきた「赤穂浪士の討ち入りの謎」の完結篇などを収録。長年ダムや河口堰の建設に携わり、日本の地形を熟知する著者が、「気宇壮大だけど地に足が着いた謎解き(養老孟司氏)」を展開する。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    ミリオンセラーを記録し、長く読み継がれている『日本人のしきたり』(新書判)。それをベースに、いまに残る伝統行事の意味と由来、作法を、やさしい絵とわかりやすい文章で展開するビジュアル版。季節をいつくしみ、人生の節目を大切にする、日本人のこころ豊かな知恵が詰まった、一年を通して楽しめる一冊。
  • 660(税込) 2024/5/30(木)23:59まで
    著:
    松村一男
    レーベル: 講談社学術文庫
    出版社: 講談社

    太古の「大女神」、「大母神」から、処女であり母でもある「処女母神」へ――。普遍的な女神の変質は何を意味するのか。そして処女母神アマテラス、アテナ、マリアは、なぜ至高女神の地位を得たのか。時代も地域も異なる神話の共通点から、人類社会の原像を見出し、神話の新たな可能性を探る比較宗教学の試み!

    スサノオとの宇気比によって生じた男神の母となったアマテラス、脚にかけられた精液を羊毛で拭き取り、それを捨てた大地から生まれた子の母となったアテナ、そして「主の言葉によって」母となったマリア。処女懐胎神話はほかにもギリシア神話のダナエや釈迦の母マーヤー、『マハーバーラタ』のクンティなど枚挙にいとまがない。しかし、それらの母の多くが、子の誕生時に亡くなるか、あるいはその後の場面から姿を消してしまうのに対し、至高女神として君臨するアマテラスをはじめ、アテナもマリアも、それぞれの宗教のなかで主導的立場を占めつづける。
    時間的にも空間的にも異なる信仰にあって、なぜ、彼女たちは「処女にして母」という超越性とともに、それぞれの宗教のなかで燦然と輝く存在となったのか。
    また、「処女母神」は、農耕や牧畜が始まった社会で生まれた新たな女神であり、それ以前には旧石器時代の石像に象徴される、自然の富の授与者としての「大女神」や「大母神」が広く存在していた。そんな「大女神」の系譜をひく処女女神アルテミスは、いかにして現代の優美な「ダイアナ」に変容していったのだろうか。
     比較神話学の手法によって、男性が生み出した神話の向こうに遠く浮かび上がる女性の姿を繊細にとらえ、単純な二項対立を超えた社会における男女の在り方を多彩な視点から描き出す、唯一無二の試み。
    (原本:『女神の神話学――処女母神の誕生』平凡社(平凡社選書)、1999年)

    序章 女神とは何か

    第1部 「大母神」と「処女母神」
    第一章 大母神から職能女神へ――旧石器時代の洞窟女神から考える
    第二章 女性の神話学
    第三章 処女母神の神(話)学

    第2部 日本の女神と女性
    第四章 女性のなかでただ一人――アマテラス神学生成の比較神話学的考察
    第五章 なぜ「妹の力」だったのか

    第3部 ギリシアの女神と女性
    第六章 女神とポリス――アテナとアテナイ
    第七章 アルテミスからダイアナへ――西洋における山野の女神像の変遷
    第八章 女による暴力と女への暴力――ギリシア悲劇の暴力性と女性像
    第九章 女たちを笑う男たち――ギリシア喜劇の女性像


    文献一覧
    初出一覧
    あとがき
    学術文庫版あとがき
  • 淫蕩、凶暴、冷血――女は誰でも突然、変身する!! 古今東西の悪女ベスト20、4タイプの悪女を知れ!
    あなたの近くに潜む悪女……そのタイプは、マリー・アントワネットか、則天武后か!?

    本書では、紀元前の中国、古代ローマ時代から、中世、現代に至るまで、「悪女」として語り継がれた20人の女性の悪女ぶりを、4つのタイプに分けて紹介しています。すなわち、凶暴な本性を余すところなく歴史に刻んだ「凄惨きわまる悪女たち」、けた外れの淫女として快楽の限りを尽くした「淫乱に徹した悪女たち」、女の魅力を使い、あるいは手段を選ばず、権力欲を遠慮会釈なく発揮した「政争に明け暮れた悪女たち」、なぜかその一生が醜聞の連続になってしまう「スキャンダルまみれの悪女たち」です。あなたの近くにも必ずいる悪女。彼女たちの悪行三昧ぶりを思い出しながら、4つのうちのどのタイプに当てはまるか考えながら読んでください。今後のつき合い方に生かせるでしょう。

    ●性に寛容なローマ帝国でのタブー
    ●「鉄の処女」と呼ばれる拷問道具
    ●殺された娘の肉を喰らうよう強要
    ●自らの子を殺め奪った皇后の座
    ●売春を非難する人間を次々と処刑
    ●わずか11歳で肉欲の虜に
    ●エリザベス1世の愛欲の日々
    ●権力維持のための「嫁いびり」
    ●ヌード写真でつかんだ幸運
    ●ダイアナが皇太子につけた注文
  • 2,090(税込)
    著・編:
    河竹繁俊
    解説・その他:
    児玉竜一
    レーベル: 講談社学術文庫
    出版社: 講談社

    天保三年、市村座において七代目市川團十郎が4度目の『助六』を上演する際に「市川海老蔵流寿狂言十八番の内」と銘記したのに始まる歌舞伎十八番。以来、三百年にわたり庶民の人気を博してきた『鳴神』『暫』『勧進帳』『景清』『毛抜』などの原作脚本に、古典演劇研究の泰斗が詳細な註釈をつけた歌舞伎ファン待望の鑑賞ガイド。歌舞伎を深く味わうための必携の書。毎日のように人気の歌舞伎役者がマスコミに登場する空前の歌舞伎ブーム。なかでも十三代目市川團十郎襲名で注目されるのが市川家代々の当たり狂言十八種目。いわゆる「歌舞伎十八番」は、天保3年(1832)3月、市村座において七代目市川團十郎が四度目の『助六』を上演する際に「市川海老蔵流寿狂言十八番の内」と銘記したのに始まる。本書では人気演目の『勧進帳』『助六』『暫(しばらく)』『景清』『毛抜』『鳴神』『外郎売』などの解題と、江戸時代以来の台本をもとに校訂した脚本に懇切な註釈をつけて歌舞伎研究の泰斗が解説。歌舞伎原作の魅力を堪能できる歌舞伎鑑賞手引きの決定版である。原本:『評釈江戸文学叢書 歌舞伎名作集』(下巻)〈内容〉 1 歌舞伎十八番解題  ●歌舞伎十八番の意義  ●演目とその由来  不破/鳴神/暫/不動/うわなり/像引/  勧進帳/助六/押戻/外郎売/矢の根/関羽/  景清/七つ面/毛抜き/解脱/蛇柳/鎌髭  ●人気演目の成立とあらすじ  『勧進帳』/『景清』/『矢の根』/『毛抜』『鳴神』/『暫』/『助六』2 歌舞伎十八番原作脚本と詳細註釈●『勧進帳』●『景清』●『矢の根』●『毛抜』●『鳴神』●『暫』●『助六所縁江戸桜』3 付録●『暫』のせりふ・つらね集●『外郎売』のせりふ4 解説 児玉竜一・早稲田大学教授、演劇博物館副館長「河竹繁俊と歌舞伎十八番集」*電子版は、「暫」の旧編(82ページ相当)も収録した増補版になります。
  • 550(税込) 2024/5/30(木)23:59まで
    著:
    鈴木克美
    レーベル: 講談社学術文庫
    出版社: 講談社

    1502年(文亀2年)、室町時代中期に中国から初上陸。元禄江戸で大ブームを起こして以来、金魚は日本人に愛され続けてきました。しかし、いったいなぜ、欧米ではさほど流行らなかった金魚が、本家・中国をしのぐ勢いで、日本では深く広く浸透したのでしょうか。そもそも日本の金魚のルーツはどこにあるのか。当時の日本社会は、金魚をどう受け止めたのか・・・・・・。金魚の飼い方や品種の解説ではなく、金魚と日本人の500年の歴史を、豊富な史料から検証。日本人の自然観や社会観を、金魚を通して考察します。本書の原本は、一九九七年に三一書房より刊行されました。
  • いま、日本社会は停滞の渦中にある。その原因のひとつが「労働環境の硬直化・悪化」だ。長時間労働のわりに生産性が低く、人材の流動性も低く、正社員と非正規労働者のあいだの賃金格差は拡大している。 こうした背景を受け「働き方改革」が唱えられ始めるも、日本社会が歴史的に作り上げてきた「慣習(しくみ)」が私たちを呪縛する。 新卒一括採用、定期人事異動、定年制などの特徴を持つ「社会のしくみ」=「日本型雇用」は、なぜ誕生し、いかなる経緯で他の先進国とは異なる独自のシステムとして社会に根付いたのか? 本書では、日本の雇用、教育、社会保障、政治、アイデンティティ、ライフスタイルまで規定している「社会のしくみ」を、データと歴史を駆使して解明する。【本書の構成】第1章 日本社会の「3つの生き方」第2章 日本の働き方、世界の働き方第3章 歴史のはたらき第4章 「日本型雇用」の起源第5章 慣行の形成第6章 民主化と「社員の平等」第7章 高度成長と「職能資格」第8章 「一億総中流」から「新たな二重構造」へ終章 「社会のしくみ」と「正義」のありか
  • 世界中の思想、芸術、文芸に多大の影響を及ぼしている「ギリシア神話」。*“やりたい放題に”女神たちに手を出すゼウス*男に抱かれるのを嫌がって「月桂樹」になったニンフ*五十人の子の父となった英雄ヘラクレスと「十二の難業」*スピンクスの謎とオイディプス王の悲劇*争いの女神エリスによって引き起こされた「パリスの審判」*トロヤ戦争と英雄たちの時代の終わり…美しく壮大なギリシア神話を代表する神々の顔ぶれと系譜、世界中で語り継がれる多彩豊富な物語の数々を、わかりやすく解説!
  • 山高帽にこうもり傘、優美なマナーとさりげないダンディズム。英国紳士たちの悠揚せまらぬ精神から大英帝国を彩るユーモアが生まれた。当意即妙、光る知性、グロテスクなまでにブラック、自分を笑う余裕。ジョンソン博士、イヴリン・ウォー、チャーチルほか、帝国最上の産物たる紳士の最高のユーモアを味わいつつ、英国流人生哲学の真髄にせまる。(講談社学術文庫)
  • 蕎麦好きなら、誰でも知っている「蕎麦屋の常識」というものがある。曰く、「蕎麦は、先っぽをちょっとだけ、蕎麦つゆに浸けて手繰るものだ」、「蕎麦はのどごしで味わうもの」、「蕎麦は挽きたて、打ちたて、茹でたての“三たて”がうまい」等々。だが、これらの「常識」なるものは、本当に本当なのだろうか。 深遠なる蕎麦の魅力を探る旅にご一緒ください。
  • 1,980(税込)
    2024/5/28 (火) 配信予定
    著者:
    磯野真穂
    レーベル: ――
    出版社: 柏書房

    最後のお別れすら許さない病院、火葬すら立ち会わせない予防策、子どもたちへの黙食指導、至る所に設けられたアクリル板、炎天下でも外せないマスク、連呼された「気の緩み」――あの光景はなんだったのか?

    人類学者が「不要不急」のフィールドワークから考えた、「和をもって極端となす」日本社会の思考の癖、感じ方の癖!

    【本書の内容】
    コロナ禍で連呼された「大切な命」というフレーズ。それは恐らく、一面的には「正しい」フレーズであった。しかし、このフレーズのもとに積み重ねられた多様で大量の感染対策が、もとから脆弱であった人々の命を砕いたのも事実である。そしてその余波は、いまだに続いている。

    もちろん必要な対策もあっただろう。しかし、「批判を避けたい」「みんながそうしている」「補助金が欲しい」といった理由に基づく名ばかりの「感染対策」はなかったか。そのような対策が、別の命をないがしろにしていた可能性はなかったか。忘却する前に、思い出す必要があるはずだ。未来の命を大切にするために。

    “出会いとは、自分が予想し得なかった人や出来事との遭遇のことを指す。だからこそ、出会いの瞬間、私たちは驚き、戸惑い、右往左往する。2020年冬にやってきたコロナも私たちにとっては出会いであった。驚いた私たちは困惑し、社会は恐れと怒りに包まれた。あれからすでに4年が経過する。人でごった返す繁華街から人影が消えたあの時の風景に私たちはどのように出会い直せるだろう。”

    「出会い直し」とは、過去に出会った人や出来事の異なる側面を発見することを通じ、それらとの関係を新たに編み直すことを指す。本書では、コロナ禍のフィールドワークで集めた具体例とともに、「コロナ禍と出会い直す」ためのいくつかの視点を人類学の観点から提供する。現地に赴くフィールドワークを、研究者自らの手でエッセンシャルから「不要不急」に追いやっていいのだろうか。感染予防のためなら、暮らしのほとんどは「不要不急」になるのだろうか。

    人間の生とは何か。人類学者が問いかける。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    15~18世紀のヨーロッパに君臨したハプスブルグ、テューダー、ブルボンの3つの王家の人々を時代背景や美術とともに紹介。複雑な王家の人間模様や系図をイラストでわかりやすく解説。
  • 1,760(税込)
    2024/5/24 (金) 配信予定
    監修:
    堤邦彦
    レーベル: ――
    出版社: 淡交社

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    先端恐怖症のため鍼灸師の道を諦めた酒吞童子、失恋の傷から立ち直る女子高生・橋姫など、妖怪が「もしも」現代の京都で暮らしていたら……? を擬人パロディ化。性格も悩みも異なる22の妖怪の個性を面白おかしく描きます。各項後半の解説頁では、資料や伝説に基づく妖怪の知識を豊富な図版とともに丁寧に紹介しています。他にも怪談研究者・堤邦彦氏とイラストレーター・睦月ムンク氏の対談「妖怪というキャラクター」など、様々な視点から京都にまつわる妖怪を味わいつくす一冊です。日常に妖怪が紛れ込む気配を、この本で疑似体験してみては。
  • 両親の性行為を目撃することが神経症の原因になるとフロイトは分析した.親子が共に寝るのが一般的な日本では,子どもがそこに巻き込まれやすい.では,こうした「川の字」寝の文化は,子どもの心や夫婦・親子関係にどんな影響を与えるのか.臨床現場の知見,春画などの文化表象から広く読み解く.田中優子氏も特別寄稿.
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    国際都市上海の「モダンガール」を半植民地主義の視座から捉え直し、トランスナショナルな女らしさの構築メカニズムを探究する。 [上海モダン]の震源地で誕生した女性誌『玲瓏』のなかの「モダンガール」を分析し、メインストリームだった母性主義イデオロギー自体の混成的性格と、多層的な勢力間の相互牽制の可能性を解き明かす。
  • 春の花見から冬のお正月、結婚や出産などの、人生の節目に寄り添う知恵が満載。古来から伝わる慣習を、季節の行事、人生の重要な節目、そして日々の暮らしの中でどう生かすかを、魅力的なイラストと共に紹介します。

    【日々満ち足りて、うるわしく。】「しきたり」という言葉は、漢字で「仕来り」と書きますが、まさに皇族や貴族が、「古式」に則って行事を行っていくということを意味するのです。季節の移り変わりを大切に感じながら、人生の節目を迎える時、自分の姿を振り返りつつ、新しい今日、新しい明日、新しい季節、新しい年を大切に迎えるための「伝統」を大事に守っていくことは、とても大切なことなのではないかと思います。 (「はじめに」より)本書は、「前もって知っておけば、暮らしを整えてくれるしきたり」を「季節と年中行事」「人生の節目」「日々の暮らし」の3部構成でご紹介します。監修は、日本語に関する著作を多数持ち、文化にも造詣の深い、山口謠司氏です。川添むつみさんのかわいいイラストとともに、じっくりとお楽しみいただけいただけます。
  • 狂信的な国粋主義者か、はたまた魂の尊厳を問うた求道者か。民俗学と国粋主義の親和性とは。多角的な視点からファシズムを再考する。
  • これまで言語研究で取り上げられることのなかった従軍記、回顧録、部隊史などから片々たる記述を拾い、当時の言語接触のあり様や日中語ピジン(「協和語」「兵隊支那御」など)を再構築することを試みる 。

    [目次]

    序章 ピジン研究における英語とアカデミズムの桎梏 001

    第1章 日中語ピジン――「協和語」「兵隊支那語」の源 007

    第2章 「満洲国」のピジン中国語 039

    第3章 「満州」ピジン中国語と「協和語」 081

    補章1 「満語カナ」という名称 131

    補章2 絵葉書資料 139

    第4章 「在満日本語」 152

    補章3 中国語への影響 184

    補章4 多言語社会「満州」のさまざまな言語接触 194

    第5章 「兵隊支那語」 202

    第6章 「兵隊支那語」の広がり 235

    第7章 『分隊長の手記』(正・続)に見る

    第8章 各地居留民のピジン――大陸ピジン中国語 287

    補章5 ピジン使用の背景――日本人・中国人の言語意識 306

    補章6 性的卑語 317

    補章7 筆談 330

    第9章 ピジン中国語の残存語彙 338

    第10章 虚妄のアルヨ言葉と直訳的アルヨ言葉 365

    補章8 候文――変体漢文 387

    第11章 戦時ピジン中国語の言語的特徴 403

    終章 日本植民地ピジン研究の今後 446

    資料編

    引用文献 551
    あとがき 578
  • ヘーゲルは、『法の哲学』の主題を「自由」であると語っている。国家、社会を哲学の立場から論ずるということは、国家、社会、そして文化一般を、人間とはいかなるものか、とりわけ人間の考える能力というものはどのようなものかという所にまで引きつけて検討することである。 本書は、 四角四面に構えて、国家、社会を論ずるということを逸脱した、読者の微苦笑を誘うような「人間通」ヘーゲルという側面を表面に取り出しつつ、 難解きわめるヘーゲル『法の哲学』をときほぐし、その全体像を 分かり易く解説し、本棚の奥で埃のなかに埋もれさせておくには余りにも惜しいと言うべき、豊穣かつ新鮮な知を提示する。

    [目次]

    第1部 近代国家の現実と哲学――ヘーゲル『法の哲学』を手引きとして 1
      I. なぜ、今、ヘーゲル『法の哲学』か 2
         A. 国家哲学 2
         B. 生哲学としての『法の哲学』 7
         C. 法と自由 10
      II. 『法の哲学』の基本 14
      III. 自然法と実定法 19
         A. 自然法思想 19
         B. 実定法思想 22
         C. 法の歴史的性格 25

    第2部 ヘーゲル『法の哲学』 31
      I. 抽象法 32
         A. 所有 32
      II. 道徳 45
         A. 道徳と自由 45
         B. 道徳の三段階 49
      III. 人倫 54
         A. 家族 55
         B. 市民社会 70
         C. 国家 96

         A. 国内法 101
         B. 国際法 124
         C. 世界史 128
      
    その後のヘーゲル『法の哲学』 135
    あとがき 139
  • コミュニケーション観の探究が社会全体を見る鍵となるのは、なぜか?──
    「コミュニケーション論のまなざし」は、個人や社会をどのように捉えようとしているのか。社会で言われていること、コミュニケーションを通して為されていることを、この「まなざし」はどのように捉えるのか。どのようにして、コミュニケーションは、単なる情報伝達ではなく、歴史、文化、社会の中で起こる出来事だということを、この「まなざし」は示していくのだろうか。

    [目次]

    1. コミュニケーション論のまなざし 1
      まなざし(1) 大学で学ぶということ 1
      まなざし(2) コミュニケーション論の地平 11

    2. コミュニケーション論のための言語学の「知の枠組み」
    「言語学」を具体例として見る学問の構成のされ方 31
      枠組み(1) コミュニケーション論と心理学、メタ語用論、そして言語学へ 31
      枠組み(2) 言語学とは何か:導入 37
      枠組み(3) 語用論とは何か 44
      枠組み(4) 文化的意味範疇とは何か 53
      枠組み(5) 文化的意味範疇とコミュニケーション 59
      枠組み(6) 語用論の世界:直示(ダイクシス)と視点 67
      枠組み(7) 言語と方言 79
      枠組み(8) 言語の全体:コミュニケーション、方言、言語構造、普遍文法 88
      枠組み(9) 言語構造の構成と言語変化 104
      枠組み(10) 言語の全体への〈まなざし〉としての言語学:総括 119

    3. コミュニケーション論の「知の回路」
    コミュニケーション・モデルと言語学とをつなぐ 129
      回路(1) コミュニケーションの3つのモデル:視点とメタ語用 129
      回路(2) 情報伝達モデル 131
      回路(3) 6機能モデル 141
      回路(4) 出来事モデル 162
      回路(5) 出来事の視点から見た文法、意味論、語用論:コミュニケーション出来事と普遍文法、再訪 174
      回路(6) コミュニケーションと視点:参加者の視点、観察者の視点、相互行為の基点 182
      回路(7) コミュニケーションの変容とオリゴ 188
      回路(8) コミュニケーション空間の編成、オリゴの転移、主観と客観 192
      回路(9) コミュニケーション論の視点/まなざし:結語 195

    4. 知の枠組みと回路のための15冊 201
       知の枠組みのための10冊 201
       知の回路のための5冊 205
  • フィールドワークにもとづいた「接客言語ストラテジー」の実証研究。カウンター越しの接客が原則となるスナックにおいて、人びとがどのような言語コミュニケーションの方法で「接客者」と「客」としての良好かつ適切な関係を構築しているのか、また、それぞれの意図がどのような言語行動に反映されているのかを明らかにする。なかでも特に接客者にみられるものを「接客言語ストラテジー」として、そのありようを、ポライトネス理論にもとづいて分析していく。

    第1章 序論
    第2章 会話の場としてのスナック
    第3章 スナックAの接客場面における会話分析
    第4章 スナックにおける接客言語ストラテジー
    第5章 実験観察による検証
    第6章 結論
    第7章 参考文献
    第8章 補遺データ
  • 台湾では、なぜ旧植民地支配者である日本の大衆文化が好感を持たれ、爆発的ブーム(「哈日現象」)を引き起こすことになったのか。台湾-日本-中国間の関係における「日本」イメージ、「中国」イメージの変化を、「脱日本化」と「中国化」、台湾人の集合的記憶やハビトゥスなど、歴史的文脈の複雑なもつれを解きほぐし、その実態を明らかにする。

    [目次]

    第1章 序論――反日、親日、あるいは哈日 001
       第1節 哈日現象に関する先行研究の考察  002
       第2節 問題提起:台湾における哈日現象の特殊性  012
       第3節 章節の構成  021

    第2章 台湾における日本大衆文化の発展史についての一考察  033
       第1節 日本植民地時代  036
       第2節 台湾における日本大衆文化のアンダーグラウンド時代  041
       第3節 日本文化の解禁と哈日ブーム  100
       第4節 結びに代えて  167

    第3章 「祖国」、中国化と「日本」イメージの変化 175
       第1節 日本植民地時代における「日本」イメージと「祖国イメージ」の弁証  179
       第2節 終戦直後、「日本」イメージの再変化  194
       第3節 二つの集合的記憶の闘争、および日本に関する記憶の変容  220
       第4節 結びに代えて  263

    第4章 消費と大衆文化によって構築された「日本」イメージ 269
       第1節 日本文化禁止令の時代における日本大衆文化の発展  274
       第2節 日本大衆文化が表現した日本イメージ  296
       第3節 「日本」が一種のブラントになる意義とその維持  359
       第4節 結びに代えて  397

    第5章 結論――虚像と実像の間 405

    参考文献  425

    あとがき  439
  • 「社会」を読みとくための社会学入門

    「社会学のまなざし」は、何をみようとし、何をてらしだそうとするのか。そこから、「社会」は、どのようにみえてくるのだろうか。本書は、「社会学のまなざし」の基本構造を紹介するとともに、「まなざし」が映し出すあらたな社会像を具体的に示していく。

    1 社会学のまなざし(「近現代の特殊な時空としてみる」;「自由は不自由」;かわらない社会がなぜかわる ほか)
    2 社会学という「知のわくぐみ」(社会変動論:「現代社会」という、流動しつづける時空;役割論/ライフコース論:「現代社会」のなかで激動する人生;社会学的身体論:「現代社会」のなかで激変する心身)
    3 知の回路(自由と平等をめぐる社会現象:自由主義/資本主義/福祉社会;産業社会の動態:産業革命/グローバリゼーション/マクドナルド化;優生思想とその周辺:血統意識/民族意識/国民意識 ほか)
    4 社会学という「知の回路」のための10冊
  • 1,320(税込)
    著:
    松堂玖邇
    レーベル: ――

    ■シャーマンとは何か? 祝女(のろ)とはなにか?

    「精神世界は崇高にして神聖であり、しかも理性的な世界である」

    誰も知り得なかった天性の「シャーマン」松堂玖邇が神女となる過程を語る。

    ●もくじ
    お七夜
    琉球の血
    薩摩侵略
    カミウマレ
    一族の死
    漂  流
    巫  病
    捜  神
    成  巫
    巫業開始
    三輪山へ

    ●編集担当者より一言

    琉球王朝時代から受け継がれる祝女に使命された松堂玖邇先生の自伝ともいえる本書は、
    女性ならではのやさしい口調でシャーマニズムの世界をわかりやすく表現しているので、
    とても読みやすく仕上がりました。
    読み終えたときに、「ホッ」とできる、心あたたまる1冊です。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    ●〔対談〕ハラスメントは減ったかもしれないが……
    職場の環境はよくなったのか?
    河合 薫×常見陽平

    ●令和の若者にウケるわけ
    昭和レトロはどこに向かう
    高野光平

    ●田中角栄、山口百恵はもう現れない
    カリスマなき時代政治も歌もチームで勝負
    枝野幸男

    ●〔対談〕暴言もあれば共感もあった
    令和の政治家は言葉の力を取り戻せるか
    御厨 貴×東 照二
  • 〈個人主義、投資主義、支配主義、選択主義〉通称「2030」が堕ちた歪な韓国社会、なにが彼らを狂わせるのか? Z世代が求める「公正さ」の正体と、その欺瞞を暴く!

    なぜZ世代は「お金は嫌い」と言いながら「お金持ちは好き」なのか?彼らの求める「公正さ」とは本当に「公正」なのか?
    累計70万部突破の著者が暴く、“Z世代のおそるべき本当の姿”
    なぜZ世代は「公正なのは投資だけ」と信じるのか?
    なぜZ世代には持論や信念がないのか?
    なぜZ世代は結婚や子育てに興味がないのか?
    なぜZ世代のポリコレは対立を生むのか?
    なぜZ世代は上の世代を憎みながら、同じ道を歩むのか?

    その答えは、ゆがんだ物質主義の支配にあった!
  • ヴァナキュラーを知らずして、現代の多様な文化現象を把握することはできない。普通の人びとのありきたりで、平凡な日常世界での創作活動=ヴァナキュラー・アートとは何かを民俗学的視点から浮かび上がらせる、未完のプロジェクトとしてのヴァナキュラー文化決定版論集。


    【主要目次】
    序章 ヴァナキュラー・アートと民俗学(菅 豊)

    Ⅰ ヴァナキュラーなアート理論
    第1章 ヴァナキュラー・アートとは何か?:「小さきものの芸術」へのまなざし(菅 豊)
    第2章 現代美術の民俗学的転回:ヴァナキュラー・アートと限界芸術(福住 廉)
    第3章 「ヴァナキュラー」と「アート」の「あいだ」に:大正・昭和初期における余技・南画家たちの暮らしと実践(塚本麿充)
    第4章 〈アート〉における「ヴァナキュラー」/「グローバル」:フェスティヴァルの考察から(小長谷英代)
    第5章 占領期ヴァナキュラー写真を浮上させる:米国での調査をもとに(佐藤洋一)

    Ⅱ ヴァナキュラーなアート実践1 造形
    第6章 超老芸術論:レジリエンスとしての表現(櫛野展正)
    第7章 おかんアート:人生における創作活動や技能の蓄積を日常生活で可視化する(山下 香) 
    第8章 ペンギンがやってきた町:ヴァナキュラーなお土産文化(加藤幸治)
    第9章 お地蔵さまにマフラーを:ヴァナキュラー・アートによる信仰実践(西村 明)

    Ⅲ ヴァナキュラーなアート実践2 表演
    第10章 祭礼アートとしてのつくりもの:タピオカと紫芋フレークの現代民俗芸術論(塚原伸治)
    第11章 島の地産地〈笑〉論:ヴァナキュラーに笑い合う余興笑芸人たち(川田牧人)
    第12章 歌わずにはいられない人々:在日フィリピン人の歌コンテスト「ウタウィット」(米野みちよ)
    第13章 ヴァナキュラーな踊りの価値と、その限界:大里七夕踊の休止をめぐって(俵木 悟)
  • かつて、こんな神様本があっただろうか!?
    知っているようで知らなかった、
    知るほどにどんどん運が良くなる、総勢105柱!
    日本の神様本の、シン決定版!!

     アマテラス、オオクニヌシ、スサノオ、クニノトコタチ、コノハナノサクヤヒメ……、名前は聞いたことがあっても、よく知らない人が多い日本の神様。
     そんな方々に向けて、「基本となる神様の物語」から、「なぜこの神様にはこのご利益があるのか?」「どこの神社で拝むことができるのか」などを、一目でわかるイラストと、覚えやすいキャッチフレーズとともにご紹介。日本の神様のすべてを楽しく学べる一冊です。

    【内 容】
    第1章:日本人にとっての神様とは?
    第2章:神様のとんでも物語 ~一書に曰く~
    第3章:天地開闢からイザナギ夫婦に関係する神様
    第4章:アマテラスとスサノオに連なる神様
    第5章:地上世界の王者オオクニヌシに関係する神様
    第6章:天孫降臨後に登場した神様
    第7章:古代の天皇に連なる神様
    第8章:古事記・日本書紀以外の神様
  • 43年間「剣舞」を通して武士の心に向き合ってきた著者が教える
    日本の心、それが武士道。
    「武士」と「サムライ」はどう違うか?
     武士はどういう人たちだったか?
     武士はなぜ切腹するのか?
     武士がなんで舞うのか?

    あなたは日本に来た外国人に答えられますか?
    公益財団法人日本吟剣詩舞振興会主催
    全国剣詩舞コンクール優勝(日本一)7回・
    文部科学大臣賞受賞4回の
    著者が分かりやすく、熱く解説します。
  • かつて「軍神」と呼ばれる存在があった。彼らは軍国主義的思潮の権化として意図的に生み出されたわけではない。日露戦争における廣瀬武夫少佐の例をみればわかる通り、戦争によって強まった日本人の一体感の中から、期せずして生み出されたのである。だが、昭和に入ると、日本人が共感できる軍神像は変化し、それは特攻作戦を精神的に支えるものとなる。本書は、軍神を鏡として戦前の日本社会の意識を照射する試みである。
  • 7,150(税込)
    編著:
    牛村圭
    レーベル: ――
    出版社: 晃洋書房

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    人類の歴史は、「戦争の歴史」でもある。勝者/敗者を問わず、戦いの過程で多数の死傷者が生まれてきた。先人たちは、戦いの後、戦争で命を落とした人たちの魂をどのように鎮めてきたのだろうか。本書は、様々な分野の専門家たちが集まり、古今東西の「鎮魂」という事例について分析した一冊である。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    1950年代から60年代の中国と日本において農村社会と女性の生活はいかに変化したのか? 医療、教育、ケア、財産所有、労働、政治参加などのあり方に焦点をあてた既存研究の特徴を明らかにするとともに、研究の空白をさぐる一冊。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    世界各地で古くから行われてきたビーズによる装飾。
    世界の民族衣装で使われているものから、ヨーロッパの豪華なドレスなど、世界約40カ国のビーズを豊富な写真で紹介!!
    人々はなぜビーズを身につけるのか、その意味や素材、交易ルートなども解説します。
    ビーズを通して、世界の国々の多様な文化を感じることのできる1冊です。

    【本書はじめにより】
    ビーズは身近な装飾材料として親しまれ、現在も衣服や装身具などに幅広く用いられています。
    ビーズによる装飾は古くから世界各地で行われてきましたが、それは単なる装飾にとどまりません。それを身に着けることで、民族や社会的立場といったアイデンティティーを表したり、また、より多くのビーズ や珍しいビーズを所持することで富や権力を象徴することもあります。さらには連なった玉に祈りを込める数珠など、精神世界とつながるための役割を果たすこともあります。 ビーズの素材は、身のまわりにある木や石など入手が たやすいものから、宝石のような自然界の貴重な鉱物、 ガラスやプラスチックといった合成素材など、地域や時代によってもさまざまです。また、ビーズの加工技術の 工夫や進歩は、多彩な表現を可能なものとしています。 本書では、主に文化学園服飾博物館の所蔵品の中から、 約40か国のビーズを紹介します。ビーズを通して、世界の国々の多様な文化を感じていただければ幸いです。
  • 1,870(税込)
    著:
    角田文衞
    レーベル: 法蔵館文庫
    出版社: 法藏館

    考古学と文献史学を駆使した角田の推理が冴え渡る、41篇の人物伝。緻密な分析で、平安朝を生きた人々の数奇な生涯を鮮やかに描き出し、歴史のなかの女性の役割に光を当てた歴史的名著。不比等の娘たち、菅原道真怨霊説ほか。
  • 1,870(税込)
    著:
    角田文衞
    レーベル: 法蔵館文庫
    出版社: 法藏館

    考古学と文献史学を駆使した角田の推理が冴え渡る、41篇の人物伝。緻密な分析で、平安朝を生きた人々の数奇な生涯を鮮やかに描き出し、歴史のなかの女性の役割に光を当てた歴史的名著。紫式部、建礼門院の晩年ほか17篇。
  • ロシア土産として世界中で親しまれているマトリョーシカ.その誕生は19世紀末と意外に新しい.アイデア源の一つに日本の木製入れ子人形がある,との説が知られているが,果たしてそれは本当なのか? 木とともに生きてきたロシアと日本の人々の暮らし,木工芸の歴史をひもときながら,マトリョーシカ誕生を巡る謎を追う.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.
  • 和服,和装,和食……,私たちになじみ深い「和」の一字だが,これは一体何を意味しているのだろうか.歴史をさかのぼってこの国の生活や文化を一望すると,海を越えてもたらされる文化を受容・選択し,さらに変容させた力が見えてくる.日本の詩歌もまたその創造力によって育まれた.俳句の実作者が和の核心を読み解く快著.
  • 植民地支配の拡大に連動して発展した日本の人類学は,日本人の原郷を求めて北海道,琉球から樺太,台湾,満蒙,そして西域で大量の人骨を収集した.デジタル技術によるゲノム解析が考古学などの定説を書き換え,民俗や先住性をめぐる問いを引き起こしている現在,その知られざる歴史を追い,研究と倫理の新たな課題を問う.
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    シリーズ「てらいんくの評論」最新刊。
    『日本の昔話絵本の表現 ―「かちかち山」のイメージの諸相』の神立幸子がおくる、<蝶>にスポットライトをあてた絵本評論集。

    時には主役、時には脇役で絵本に登場する蝶たち。
    物語の中でどのような役割を果たしてきたのか?
    『あかい ふうせん』、『はらぺこあおむし』、『くさはら』、ビアトリクス・ポターや小山内龍の作品など、時代を超えてさまざまな国で愛されてきた絵本全49点を検証。欧米と日本の比較を軸に、その表現を読み解く。
  • 累計15万部超!博覧強記の評論家・呉智英氏の「正しい日本語」知的エッセイシリーズの第4弾。難しい言葉を使い、一般の庶民を威嚇する文化人や知識人とは何者なのか? そんな似非言論人の言葉を徹底批判した名著復活【令和最新版】。楽しみながら読んでいるうちに誤用への抵抗力がつき、インチキ知識人への免疫力がつく魔法の書。
  • ※ この商品には出版社独自のフォントが実装されています。より良い読書体験を得るためには、iOS・Android端末での閲読を推奨します。それ以外の環境では、独自フォントでの正しい表示を保証できません(通常フォントでの閲覧には問題ありません)。

    「日本は第二の故郷です」ーーX30万フォロワーの人気ジョージア大使が語る、世界から見た知られざる日本の魅力、そして未来への提言。
  • 身体全体がふくれあがるような日々だった。ふれるものすべてに問題を発見し、ぎりぎり集中して行った。――一九五九年に本島、久高島、宮古島、石垣島、竹富島、そして六六年に久高島を再訪。沖縄に恋をした芸術家が見た舞踊、歌、そして神事からの日本再発見。毎日出版文化賞受賞作。著者撮影による写真口絵六四ページを収録。
    〈随筆〉岡本敏子
    〈解説〉外間守善/赤坂憲雄

    (目次より)
    沖縄の肌ざわり
    「何もないこと」の眩暈
    八重山の悲歌
    踊る島
    神と木と石
    ちゅらかさの伝統
    結 語

    増補
    神々の島 久高島
    本土復帰にあたって
    あとがき

     「一つの恋」の証言者として岡本敏子
     新版に寄せて 岡本太郎の『沖縄文化論』を読む外間守善
     解説赤坂憲雄
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    昭和の美しい海の女たちの姿が生き生きと伝わる、海女のフォト・エッセイ集。
    いまはもう見ることのできない“裸海女"の競演。

    著者はスキューバ用ボンベや潜水服、水中カメラを自ら作って海に潜り、
    海女たちの姿を写真に収めた水中撮影のパイオニア。

    石川県輪島市舳倉島(へぐらじま)のほか、長崎県対馬の曲(まがり)、
    伊豆、房州など、海女の未公開フォト多数収録。

    ------------------

    舳倉島(へぐらじま)の海女
    潜る
    舳倉スタイル
    獲る
    舳倉島海士村探訪記
    暖まる

    対馬の曲の海女
    伊豆の海女
    房州の海女

    〈対談〉
    椎名誠×大崎映晋
    海女=海洋生物のDNAを求めて

    〈鼎談〉
    中川静香×中川早苗×大崎映晋
    親・子・孫! 三代現役海女の仕事

    ダイビングと水中写真の神サマ 椎名誠

    パール・バックと語り合った「海女文化」
    海女・むかし物語1〈舳倉島編〉
    海女・むかし物語2〈伊勢志摩編〉

    わが師、大崎映晋 成田均

    〈資料編〉
    日本海女・海士村MAP
    日本全図/舳倉島/長崎/伊豆半島/房総半島
    イラストで見る海女の仕事
  • 「ひと」と「ひと以外(動物・異人・他界の者)」が婚姻を結ぶ説話「異類婚姻譚」は、鶴女房や一寸法師などの昔話としても親しまれてきました。現在では、アニメ、小説などのテーマとしても人気のあるジャンルですが、入門書や体系化された書籍はありません。そこで本書では、日本や海外では異類婚姻譚にどのような話があり、どういった特徴があるのかを紹介しながら、知っているようで知らない「異類婚姻」の世界をのぞいてみます。
  • 来訪神は、鬼の姿で現れ福音をもたらし、太古の土俗神たちも、異形の鬼として荒ぶる神となるが、転じて守護神となる。怨霊、鬼道、鬼門、伝説などから、鬼は神と捉える日本人の信仰心の原像に迫る。
  • 異国の歴史や伝統に触れる。それは、知らない自分との出会いです。

    今回のテーマは「異国文化」。居場所を定めないデラシネ人生を送るなかで見聞きした、さまざまな土地の景観や音楽が、自分の人生を彩り豊かなものにしたと語る五木さん。「晩年を過ごすのはスウェーデンかフィンランドか、やっぱりラテン系の国でのんびり過ごすのもいいな。そんなことを思っているこのごろです」。91歳になった「生き方の先輩」が贈る、人生百年時代を豊かにする必読ガイド、第8弾!

    【内容】
    第1章 才能を引き寄せるパリ――フランス
    第2章 成熟した大人の国――スペイン、ポルトガル
    第3章 個人が行動に責任を持つ国――イタリア
    第4章 自由に生きるために――ギリシャ
    第5章 北欧三か国の思い出――フィンランド、スウェーデン、ノルウェー
    第6章 それぞれの個性が際立つ南米の国――チリ、ブラジル、アルゼンチン
  • 美と崇高という観念が快と苦/恐怖から生じるとを論じ、ロマン派芸術への道を拓いた美学史上に残る不朽の名著、待望のコンパクト版。
  • 3,168(税込)
    著:
    西野嘉章
    レーベル: ――
    出版社: 平凡社

    オリジナルが優でコピーは劣なのか。真贋の対立図式に異を唱え約80点の図版とともにそのはざまに生み出されてきたものを読み解く。
  • 地理学者はいったいどんな研究をしているのでしょうか? そしてどんなことを明らかにしてきたのでしょうか。地理学の研究の要はフィールドワークです。本書は、これまで50ヵ国以上を訪れた地理学者の京大名誉教授が、調査・研究のために旅して得られた地理学的知見を、現地で遭遇した様々な体験を交えて語った「実録・フィールドワーク」です。アフリカ・アンデス・絶海の孤島・ヒマラヤ地域などを訪れ、ふつうに暮らしていては体験できないフィールドワークの現場を描きつつ、自然・文化・社会の実態を明らかにしています。強盗に遭ったり、車が横転したりしながらも、好奇心のおもむくままに調査・研究に突き進んだ著者の悪戦苦闘のフィールドワーク冒険記です。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    村落とはいかなる場所か? 現代社会において揺らいでいるこの問いに、フィールドワークと文献研究を通じた台湾農村の長期的分析によって挑む一冊。日本・中国との異/同比較の壁を超えて、台湾農村から先進諸国に通じる新たな「現代村落」モデルの構築を試みる。
  • 日本人はいつ、どのようにしてヴァイオリンを演奏しはじめたのか。どのようにしてその製作を始めたのか。そして、演奏技術や楽器製作はどのように広まったのか。これまで未知だった日本でのヴァイオリン黎明期を解き明かす。

    いつ誰がヴァイオリンを演奏しはじめたのか――最初に伝習を始めたハリストス正教会、それに続いた洋楽協会、音楽取調掛における伝習開始の経緯や目的、具体的な実践内容をひもとく。指導に当たった外国人の宣教師や音楽教師と日本人の弟子たちとの試行錯誤、日本の音楽教育やオーケストラの萌芽についても描き出す。

    いつ誰がヴァイオリンを作り始めたのか――初めてヴァイオリン製作に成功した職人をはじめとする黎明期の職人について、定説の検証や新資料の発見に基づき新たな説を提示する。また楽譜や教則本が国産されて、消費の対象になる過程にも光を当てる。

    ヴァイオリンは音楽を楽しむ道具としてだけでなく、宗教的・教育的・政治的な意図が折り重なるなかで日本に導入された。緻密な調査により、日本の近代化と歩調を合わせてヴァイオリンが日本人に受け入れられていった当時の熱量を現代に再現する。
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    ●「トランプ2.0」が映し出す米国と世界
    田中淳子

    ●セレブリティと政治の独特な関係
    テイラー・スウィフトは救世主なのか
    辰巳JUNK

    ●バイデンの不人気は高齢のせいだけではない
    「ポリコレ」疲れのアメリカ人
    辰巳由紀
  • 「あの世の闇」すら光り照らす猫の目を敬い、蛇の脱皮する姿に「復活」を想起し、糞玉を押す黄金虫に太陽を運ぶ神を想う……。ナイルの恵みで農業国として繁栄したエジプト中王国ー新王国時代。時に神と崇め、時に恐れ敵対した動物たちとエジプト人との関係や、動物ミイラの作り方、当時の社会や宗教観まで活写した、異色歴史書!

    内容一部紹介
    ◎古代エジプト人と猫の暮らし◎
    *夢に大きな猫が出たら吉兆。大豊作になる。
    *猫女神バステトは出産の神。新婚夫婦は欲しい子供の数だけ、護符に猫の絵を描く。
    *火事になったら火を消すよりも猫を助けよ。
    *飼い猫が死んだら家族全員、眉を剃って喪に服す…等

    序 文 
    第一章 猫
    世界最古の家猫図/オシリス神話/女神バステト/猫の聖地ベニ・ハッサン/パケト信仰/猫のミイラと棺/闇を退治する目/ネフルよ、ネフルよ/ブバスチスの「猫王」/バステトの祭り/猫の墓/エジプト人の愛猫心
    第二章 犬
    アヌビス信仰/西方の者/絵画と彫像/『二人の兄弟の物語』/エジプト犬のミイラ
    第三章 蛇
    二つのエジプト/『難破船水夫の物語』/悪蛇アポピス/翼ある蛇
    第四章 ライオン
    大スフィンクス/王たちとライオン/ライオン狩り
    第五章 黄金虫
    スカラベと太陽神/『死者の書』の図像/記念スカラベと印章スカラベ/護符スカラベ
    第六章 鰐
    ナイルの暴れん坊/ソベク神殿/オシリスを救う神
    第七章 ハゲワシ
    白い女神ネクベト/王冠飾りと棺の飾り/ハヤブサとトキ
    第八章 牛
    雄牛の神/雌牛の神
    第九章 驢馬、馬、駱駝
    砂漠と不毛の神/夷狄のもたらしたもの/洗浄の主役/奉仕のみの動物
    学術文庫版解説・・・・・・・ 河合 望(金沢大学古代文明・文化資源学研究所所長 金沢大学新学術創成研究機構教)
    古代エジプト略年表 

    本書は『古代エジプト動物記』(文藝春 1984年刊)を改題したものです。
    現在では差別的とされる表現が含まれていますが、本書が執筆された時代環境を考え、また著者が故人であることから、そのままにしてあります。差別の助長を意図するものではありません。

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