『TL、上原た壱、麻倉とわ(ライトノベル)』の電子書籍一覧
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お兄様は私の婚約者――記憶を失った義兄の腕の中、今ローデリカの純愛が燃え上がる。
兄として育てられたコンラートを一途に恋い慕う王女ローデリカ。国のために望まぬ婚約をしたものの、その心は揺れ続けていた。そんな折、コンラートが暴漢に襲われて、一切の記憶を失ってしまう。ローデリカは離宮で懸命に看病をするが、日ごとに思いが募っていき、ついには彼を励まそうとして嘘をついてしまう。「私たちは婚約していて、愛し合っているのよ」。結果、コンラートも応えてくれるが、そこへ本物の婚約者が現れて――!? -
「我慢するな。啼け、ユリアナ。いい声を聞かせてくれ」
零落した子爵令嬢ユリアナは美声の持ち主。ある日、泣きじゃくる赤ん坊に子守歌を聞かせたことがきっかけで、王子の子守歌係に選ばれる。赤ん坊を連れた青年は、なんと甥を育てている国王ヨハネスだった。ユリアナは男らしく優しいヨハネスに惹かれていくが、ある重大な秘密を知ってしまい――。 -
「君のやり方でいい。まずはそのかわいらしい口で楽しませてもらおうか」
盗賊団のエミリアは、幼少の記憶がない。貴族の夜会へと侵入する彼女はある青年に狙いをつけるが、逆に薬を飲まされ、昏睡してしまう。目を覚ますと、そこはベッドの上。王太子ヴィクトールと名乗る彼に口を割るまで軟禁されるエミリアは、慰み者のように身体をまさぐられることに。しかし、時折見せる優しさに揺り動かされ、彼の存在が失った記憶と結びつきはじめて――過去を思い出す時、現れるのは真実の愛か、それとも……!?
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