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『TL、蜜愛セレナーデ文庫(ライトノベル)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全98件

  • この夫婦は形だけ?弟王子に蕩かされ、甘く痺れて…

    「今宵、あなたを……私のものにします」
    アナベルは隣国の王子との結婚を心待ちにしていたが、婚礼直前に駆け落ちされ、急遽、双子の弟王子・フェリックスと式を挙げることに。艶やかな金髪、静謐な青灰色の瞳、高く通った鼻梁と優しい弧を描く唇――姿を消した許婚とそっくりな彼は、形だけの夫婦なはずなのにどこまでも優しく……存分に尽くし濃厚な愛撫に蕩かされ、絶え間なく貫かれては甘い痺れを覚えてしまう。彼になつかしさを覚えるのはなぜ? 情熱的に愛され、フェリックスに惹かれていることを自覚するが「どうか戻ってきて、そばにいてほしい」と、彼が女性に乞い縋るのを目にしてしまい――。
  • ウソ、婚約相手は初恋の人?堅物夫の夜の顔とは!?

    こじらせた初恋をあきらめようと受け入れた婚約。お相手はまさかのその彼で!?
    箱入り娘の王女ナディアは幼い頃から年上の教育係・マティアスに恋をしていた。ある日、父から結婚を言い渡され将軍になった彼と夫婦になることに――。嬉しいけれど、堅物な彼はいつもぶっきらぼうで歳の離れたナディアに興味なんてない様子。「姫さまの身体に触れていいのは私だけでしょう」披露宴の夜、強引に抱きしめられ熱のこもった瞳で迫られて。深く激しい甘美な愉悦に心も身体も蕩かされる……。彼が見せる昼と夜の顔に翻弄されながらも幸せな新婚生活を送るが、よからぬ噂によって二人はすれ違いはじめ!?
  • 恥辱は快感に?甘く淫靡な背徳プレイに溺れる令嬢…

    彼がプロポーズできない理由、それは……変態だから!?
    伯爵令嬢のエミリアは、初恋相手で五歳年上の侯爵令息ヴィルヘルムと結婚の約束をした。ところが、待てど暮らせど正式な求婚をしてくれない。見目好く性格も家柄も完璧で誰からも好かれる超ハイスペック紳士な彼の憂いは、特殊な性趣向を持っていることだった――。彼の願望を受け入れ妻として愛されることを選んだエミリアは、夜ごと色々なプレイに挑戦することに。やがて羞恥は快感に変わり、屋敷の地下室で行われる淫靡で甘い営みは二人の秘密となる。彼が秘めていた穢れと背徳は夫婦の愛の形となって、幸せな日々をおくるはずだったが……。
    溺愛スパダリ侯爵様と一途な令嬢の、ドキドキ溢れる新婚ラブストーリー!
  • 発情したうさぎの獣人娘は、本能のままに王太子を?

    一緒にいたいって思うのは、本能? それとも好きだから?
    王宮でメイドをしているルヴィアはうさぎの獣人の血を引いている。獣としての特性が出る事なく18歳を迎えた彼女は、人として生きていく事になったのだが――気が付いたら見知らぬ男を押し倒していた?! そんな彼の正体は、まさかの王太子殿下!? 実は彼も虎族の血を引いているらしく……彼のそばにいると身体が熱に侵され寂しくてたまらなくなる。「もっと素直になりましょうね」「俺を誘ったのは君でしょう?」意地悪に蕩けるような愛撫をされて、溺れる身体とちぐはぐな心に困惑してしまう。だけど「俺は本気です」と真面目な顔で言われて……?
    獲物は逃さない執着絶倫虎王子×えっち(?)な愛されうさぎの、発情期エロきゅんラブロマンス!
  • あの時のイケメンが副社長?彼と私がお試し婚!?

    「あのときのことを思い出せるか、試してみましょうか?」
    プチ大食いがコンプレックスな亜由子は、転職を機に食を満喫するため香港に一人旅へ。……のはずが、機内で出会ったイケメン男性、坂田と旅行先で再会すると食事へ行くことに。旅の恥はかき捨てと、彼の目を気にせず美味しいご飯とお酒に舌鼓をうつが、酔っ払ってしまいホテルへ行き――目が覚めると彼の姿はなかった。どこまでいたしてしまったのか記憶がない亜由子は忘れようと決意するも、彼は転職先の副社長!? 気まずさに坂田を避けるが、食べている姿を愛しげな瞳で見つめられ、褒められたかと思えば、なぜか突然大食いをネタに脅されてお試し婚をすることに! 三週間の同棲生活がはじまると、お試しなはずなのに優しくベッドに組み敷かれて――!?
  • ワケあり執事の淫らな躾に高飛車令嬢の無垢な体は…

    「今夜はお悪戯(いた)がすぎますね、お嬢様。――さて、お仕置きの時間です」

    口が悪く高飛車な侯爵令嬢エヴァンジェリンは、その性格ゆえ国中に悪評を広められ、婚約破棄までされてしまう。そんな娘に父は、一カ月以内に結婚相手を見つけなければ、一夫多妻で有名なヴィーゼの11王子と結婚してもらうと言う。それだけは死んでもゴメンな彼女は、執事のイレブンと共に婚約者探しを始めるが――。
    「口の悪いお嬢様はしっかりと躾けなおさなければいけません。これも執事の役目です」世間知らずで無垢な体は、施される淫らな教育に悦びを感じるようになり……!?
    美人なのに少し残念なお嬢様とワケあり腹黒執事の、エロティックハイテンションヒストリカルロマンス・ラブコメディー。
  • 同居?同棲?嬉しいけど意識しちゃうし期待だって…

    大学病院のコンビニに店長代理として派遣された彩花の秘かな楽しみは、いつも大量の買い物をしていく常連で、イケメンドクターの都賀を見ること。ある日、お店の前で入院患者が倒れ、彩花は濡れ衣を着せられてしまう。解雇のピンチに駆けつけ助けてくれたのは、都賀だった。店長と客として接していたはずなのに、あるトラブルから、なぜか彼と同居することになって……!? 
    「嫌なら、俺を叩け。……どんなに弱い力でもいいから」多忙な救命救急医は、強引でイジワルだけど優しくて、甘く激しく淫らに求めてくる。心も体も結ばれて、幸せな同居→同棲生活になることを夢見たけれど――。
  • 気が付けば絵本の王子様の腕の中?いきなり求婚!?

    宝物の絵本を眺めながらウトウトしているとベッドから転げ落ちて……目を開くと、絵本の王子さまにそっくりな青年、クロスに抱きしめられていた!!
    「貴女にひとめ惚れしました。どうぞ結婚してください」一緒に暮らしはじめたはいいけれど、彼の紳士な優しさと、真っ直ぐな想いに胸がぞわぞわしちゃう。「ずっと俺のそばにいろ」甘い口づけと初めての愛を知り、幸せを手にいれた杏奈だが――クロスの本名はクロヴィスで、この国の王子さま!? 絵本と全く同じ未来をたどっていた世界が、二人の行動で次第に変化して――。
  • どうして今更?諦めた恋なのに、乱され、ときめき…

    幼い頃、隣の豪邸に住む4歳年上の幼馴染、総一郎に「私をお嫁さんにして」とお願いし玉砕しためぐみ。泣きじゃくるめぐみに彼は、“嫁”よりもずっと側にいられる“秘書”にしてやると約束を交わす。しかし二十歳になった総一郎は「絶対迎えに来るから」と言い残し一人サンフランシスコへ旅立ってしまった。
    何の便りもないまま7年の月日が流れ……。めぐみが恋を諦め仕事に生きると決意した矢先、大好きだった彼が帰国し強引に迫ってきて!? なかば強制的に秘書にされたあげく、共同生活!? 久しぶりに会う総一郎は相変わらず素敵で、胸はドキドキ。大好きだけどもう二度と振り回されたくない……そんなめぐみは素直になれず――。
  • 偽りの愛から真実の愛へ。心を締めつける後悔の茨…

    「お前は、神の子を産む覚悟はあるか」

    帝国皇帝ヨーゼフのもとに嫁いできた王女アンジェリカは、祖国より帝国の機密情報を盗み出せと命じられた諜報員でもあった。
    夫と帝国を敵と認識しながらも、諜報活動のためにヨーゼフのよき妻を演じるアンジェリカ。しかし、避けては通れない同衾を目前に、神獣の血を引くヨーゼフが獅子の姿を見せる――。その姿にアンジェリカは恐れをなしたが……猫のように甘えてきたり、豪快だけど高貴で慈悲深いヨーゼフと共に過ごすうちに心惹かれるようになっていく。ヨーゼフを愛するほどにアンジェリカの心は任務との板挟みで苦しむようになり――。
  • ヤクザとの不安な同居は、いつしか大切な居場所に…

    両親を失い、父の妹家族に引き取られた愛実。叔母の夫が経営する病院で看護師として働きながら、叔母らから奴隷のように使われる毎日を送っていた。そんなある日、愛実の働く特別病棟に入院してきたのは、城之内組の若頭・龍雅だった。担当看護師になった愛実は、あるとき手を【滑らせ】龍雅にお茶をこぼしてしまう。「何でもしますから、許してくださいっ!」その言葉に興味を持った龍雅は「三ヶ月間、恋人のふりをしろ」と告げてきて…愛実はヤクザな彼との同居生活を強いられることに――。戸惑いながらも精一杯恋人のふりをする愛実は、いつしか彼の不器用な優しさに気づいて……。
  • 何て大きな身体…仲良く睦み合うって、どうすれば?

    ベリー国の王女キャロライン・ドートリッシュは、祖国を窮地から救ってくれたカッセル国の王、ヴィクトル・ラジェンスキーのもとに嫁いだ。それは、両国の友好の象徴としての結婚であり、不安は多々あれど、キャロラインはヴィクトルと添い遂げる覚悟で彼の花嫁になった。でも、華奢でスマートなキャロラインに対して、ヴィクトルは見上げるほどの大男! 険しい表情で結婚式に臨んだ彼は、この結婚をまるで喜んでいない様子……。さすがに気落ちするキャロライン。それに、これほど体格差があると、夫婦生活にも支障をきたしそうで……。暗澹たる思いを胸に、初夜を迎えるキャロラインだったけれど、ヴィクトルは思いのほか優しく、キャロラインをこの上なく大切に扱ってくれた! 彼のテクニックに、とろけてしまいそう! そうかと思えば、ことが終わるとさっさとベッドから出ていってしまうヴィクトル。体格差がありすぎるラブラブカップルの、じれじれですれ違いな溺愛ラブストーリー!
  • 秘密のダンスレッスンは二人の距離を徐々に縮めて…

    とても華やかな容姿の美人なのに性格は非常に大人しい子爵令嬢クローディア。年頃になっても屋敷からほとんど出ず社交界デビューもしようとしない。そんな 彼女を、父親と姉・セシリアはいつも案じている。ある日、花嫁学校で行われているダンスのレッスンに通わせることを父が勝手に決めてしまった。 レッスン初日、ダンスが苦手なうえに多くの令嬢がいることに気おくれしたクローディアは、男性講師や大勢の令嬢の前で踊ることに耐えられずレッスン場から逃げ出してしまう。 逃げた先は、人気のない図書室 。たくさんの本に囲まれ、その静かな空間にクローディアの心は安らいでいく。 しかしクローディアを追いかけてきた人物がいた。講師である伯爵家の三男坊・アルフレッドだ。「ぼくのレッスンから逃げるなんて!」と怒り心頭の様子の彼 。そんな彼の勢いに恐縮してしまうクローディア。俯き体を震わせる彼女の様子を見て、内気な令嬢なのだと気付いたアルフレッドは優しく「ここで特別レッスンをしよう」と提案をする。 姉のサポートもあり、徐々にアルフレッドと打ち解け、ダンスも上達していくクローディア 。だが、アルフレッドに恋する令嬢の嫉妬がクローディアに向けられはじめ――。静かな図書室で燃え上がる、控えめ令嬢のラブロマンス。
  • まさかあの二人が?この恋はオフィスでは内緒に!

    社内に響く二人の声は今や風物詩。朋美が出した企画を広伸が無理と言い放ち、二人がケンカになるのは日常茶飯事。それでもいつの間にか二人の意見が融合し、考えられていた以上のものが出来上がるのもいつものこと――この二人、本当に馬が合わないようだと思われているのだが、実は大学時代から付き合っている。マンションは向かい合わせで、ベランダ越しに行き来できるほど。お互いのベランダを行き来しながら、二人きりの空間ではラブラブ。朋美は同期の結婚式に出席し、結婚を考えるようになる。仕事はやめたくない、でも結婚するなら広伸がいい。そんなことを考えていたが、彼には言えない。それに新卒の受付嬢が広伸に近付いてきて、彼女は努力して彼に見合う女性になろうとしている。そんな彼女の姿にイライラ――二人の仲が微妙になっているときに広伸に長期出張の依頼が入る。不安、遠距離、そしてライバル――仕事にも恋にも一生懸命な朋美に広伸が思わぬ言葉を。オフィスにひみつのドキドキラブライフ。
  • 父娘の歪んだ愛は、やがて二人を蜜愛の中へ沈める…

    『この娘を他の男に抱かせるぐらいならば、死んだ方がマシだ』三歳のとき戦争で家族を失ったオリヴィアは、異国の公爵家当主ダーヴィトに引き取られて育った。仲睦まじい父娘の幸福な日々は、やがてオリヴィアの成長と共に形を変えていく。いけないと分かっていながらもダーヴィトへの執着が止められないオリヴィア。オリヴィアの世界を独占したい欲求に苦悩するダーヴィト。歪んだ愛を抱え合ったふたりは、やがて背徳の夜を迎える。オリヴィアの無垢な身体を開き、淫らな悦びを教えていくのは、いつだって温かく彼女を守ってくれたダーヴィトの大きな手だった。「ふれて、おじ様。もっと私にふれて」。ダーヴィトの蜜愛に夢中になっていくオリヴィアだったけれど、ある日、彼との関係の真相を知ってしまって……。親子愛? 男女愛? 違う、ただ愛してるだけ。――この愛に、名前なんてきっとない。
  • 少し変わった性癖の王子様だけど本物の愛と信じて…

    林檎酒を作る農園の娘であるティアーヌが、15歳年上の王子のレオポールに見初められてしまった。初めて会った日から体中の匂いをクンクンされて、不思議な気分だったが、ティアーヌも、あっという間に恋に落ちてしまう。レオポールから結婚を申し込まれるが、国王陛下から結婚の許しが出るまでは、愛人として王宮に住んでほしいと言われ、一緒に住むことに。レオポールは、優しくて素敵なのだけど……。スケスケ衣装が大好き&匂いフェチな変態王子だった。でも、好きな人の趣味は受け入れたい。王宮での生活を送っていたある日、結婚を国王陛下からは大反対されてしまう。さらには、庶民のティアーヌが正妻扱いを受けていると、使用人から嫌がらせをされてしまう。明るく前向きなティアーヌの運命はいかに?年の差溺愛ラブストーリー。
  • 執着。嫉妬。侯爵様の激しい愛され方に私の体は…!

    「これであなたはわたしのものだ」
    落ちぶれた男爵令嬢エドナは生計を立てるために家庭教師をしていたが、ある日男爵家を支援する名目で侯爵ライルから結婚を申し込まれる。金で買われて侯爵家に嫁いだわたしは、毎夜ライルから淫靡に調教される。なぜわたしを見初めたのか語らないライルだが執着と嫉妬とで昼夜問わず淫らに責められてしまう。わたしは彼なしでいられない体に開発される。けれど彼の嫉妬があまりにも激しすぎて……。無垢で純粋だったわたしの体はライルの手によって淫らに乱される。
  • 眼帯をした美しい海賊に強引に連れ去られ船に乗り…

    人魚の末裔として知られる、ベルティエ伯爵家のひとり娘であるシェリルは、幼い頃から祖母に海賊王と人魚の乙女についての話を聞かされて育った。しかし、18歳になっても海賊を見たことがなくさらに悪い噂を聞いたこともあり、シェリルにとって海賊は怖い存在になっていた。そんなある日、父親からパテカスカに大型船が入港したと教えられてシェリルは船の様子を見に行くが、街の人からその船がレオン・クラヴェル率いる海賊船であると聞かされて家に帰ったほうがいいと忠告をされてしまう。帰るに帰れなくなったシェリルは街から少し離れた砂浜に行き、そこで眼帯をした美しい男性と出会う。「俺の船でも見るか? 特別に招待してやるよ」と言われたシェリルは強引に船に乗せられて彼がレオン・クラヴェルであることを知る。海賊に連れ去られたのだと気づいて降りようとするが、船はすでに海上にあった。シェリルは余儀なくレオンと船旅をすることになり――。
  • シャワー室での情事をライバルに聞かれてしまい…?

    小さな出版社でライター兼雑誌記者をしている果歩は、遅咲きのスイマーとして注目を浴びる競泳選手・御堂将人を密着取材することになった。彼は高校の時の先輩で果歩の初恋相手。「ごめんね。俺、今は誰とも付き合う気はないんだ」卒業式のあの淡い思い出は大切に心に仕舞った――はずだった。取材をするうちに御堂への恋心が再び燃えあがる。「……君を、好きだった」御堂から思いがけない告白をされ、二人は恋人見習いに……。それでも御堂への取材は続き、今度は休日に密着することになる。「今日はデートのつもりだよ」夜景を見ながら抱きしめられてキスをして、とうとう御堂と体の関係を持ってしまった果歩は、さらに公私を区別出来なくなっていく。そして大きな競泳大会が近づいたある日、シャワー室で一人プレッシャーと戦う御堂を見つける。求められるままに果歩は彼の背中に手を回すが、それを御堂の同僚である西原に聞かれてしまい――!?
  • この愛は本物?甘い誘惑と執愛の奥にある真実とは…

    昏睡状態から覚めた時、ホリーは記憶をなくしていた。彼女の義兄で婚約者だという美貌の男アルフレッドは「事故で頭を打ち記憶障害が出たのだろう」とホリーに告げる。突然のキス。婚約者の特権とばかりにアルフレッドは肉体を求めてくる。戸惑うホリー。しかし情熱的に迫られて次第にアルフレッドに惹かれていく。もう一度彼を愛すると決めた時、赤い薔薇のイメージと共に訪れる悪夢が、ホリーに真実を告げた。『彼は仇だ。父を殺した』。逃げようとするホリーだがアルフレッドの執着愛がそれを許さない。監禁されねっとりとした愛撫に体も心も蕩けていく。こんなことを許してはだめ。わかっているのに感情はあっけなく理性を裏切る。甘い誘惑の糸で心を縛ろうとするアルフレッドと必死で抗うホリーの攻防は、徐々に蘇る記憶と共に新たな局面を迎えるのだった。アルフレッドの愛は本物なのか。ホリーに幸せは訪れるのか。ロマンティックヒストリカル。
  • 毎日が甘い新婚生活。膝枕のうたたねはもはや日課?

    天真爛漫なカタリーナは、家の事情で心に病を持つ相手と政略結婚をさせられることに。だが相手は前から想いを寄せる隣国のエドワードだった。喜んだカタリーナだが、兄から「彼には悪い噂がある」と言われてしまう。しかし再会したエドワードは「素敵なレディになったね」と病など患っていないようなやさしい笑顔を見せる。婚前から毎夜エドワードの甘い戯れに喘がされるのだが、彼が夜な夜なベッドを抜け出していることを知った。邸の中を歩き回るエドワードに声をかけたが、その目にはカタリーナは映っていない。「エド……どうしたというの?」カタリーナの不安は大きくなる。どんな時も傍を離れないエドワード。カタリーナの膝の上でうたたねをし、夜伽は日ごとに激しくなる。そんな彼の原因不明の心の病を、なんとか癒したいと思い始めるカタリーナだったが……。無邪気な伯爵娘と秘密を抱える公爵、エドワードの恋愛物語!
  • 運命の夜から一年。二人の募る思いは一気に加速し…

     小国の公女レーアは、ある雪深い夜にヴォルフという一人の青年を助ける。たった一夜、出会った彼のことが忘れられずに一年を過ごしたレーアだったが、彼女は宗主国であるシュトルマイツ帝国の第二皇子との結婚が決められてしまった。
     吹雪の夜に出会った青年を忘れられないまま帝国の地を踏んだレーアだったが、彼女を見初めた第二皇子は、一年前に出会ったヴォルフその人だった。
     宗主国と属国という立場の差に悩むレーアだったが、ヴォルフはそれを気にすることなく甘く激しく彼女を愛する。強引ではあるが責任感に溢れ、まっすぐに自分への愛を叫ぶヴォルフにレーアも次第に惹かれていくが、二人の前にはレーアの母国に巣食ったある問題が立ちはだかる――。
  • いやらしく唇を半開きにして…もう足りないんだろ?

    「城下町の路地裏に小さいパン屋があった。そのパン屋の娘が貴族の間でも美しいと噂になっていた。パン屋の娘、アーネットは父親を亡くし、年頃だと言うのに喪に服しているために見合いもできない。そんな彼女は馬車通りで見目麗しい伯爵と出会う。その日以降、美しい金髪碧眼の伯爵が、パン屋に訪れるようになった。彼はアーネットに会いたくてと言うが、アーネットはその言葉を信じていない。そんなある日、城下町で若い娘が神隠しのように消えてしまう事件が相次ぐ。アーネットもまた浚われそうになり、伯爵が助けてくれるのだが――この日から伯爵の家に匿われているはずが、監禁状態。彼に囲われたアーネットは、彼の愛戯と寵愛を受けるようになり――身分差・執愛・監禁のラブストーリー」
  • 甘いキス…これは友達の儀式だよ。二人だけの秘密…

    アイリーヌと、シャルネドールは、幼い頃からの幼馴染。シャルネドールは、アイリーヌを溺愛し結婚したいと望んでいた。
    シャルネドールはアイリーヌが天然娘なのを利用して、ふたりきりになると『友達の儀式』と言って、キスやおさわりをしていた。
    アイリーヌが社交界デビューの日、シャルネドールが最初に踊るも、他の男性にひっきりなしに誘われる。その中にいた候爵のロジータとアイリーヌが仲良しに。ふたりで外へ行くのを見たシャルネドールが追いかけると、キスをしていた。ふたりを引き離し「あれは、愛する人同士がするもので、正式には結婚をしてから…」と伝えると、アイリーヌが激怒する。「騙していたのね。ヒドイわ。シャルネドールとは、絶交よ!」そんなある日、アイリーヌの父が婚期を逃してしまうと言って、シャルネドールと結婚するように言われる。ふたりは夫婦になり、結婚生活を営んでいく。ところが、気を良くしないライバルが現れて……。
  • 身を寄せて暖め合えば、孤独に凍えた身体もきっと…

    「村に戻れば、お前は村人達に殺されてしまうぞ」
    村での不作問題を解消するため、森にすむ神への生贄に選ばれたウェンディ。
    神のもとへ向かった彼女が深夜の森で出会ったのは、廃墟となった洋館で暮らすサイラス。
    「迷信など信じず逃げろ」と言う男の顔色は悪く、心配したウェンディは同居を申し出る。
    これまで自分が接してきた男達とは、どこか違った雰囲気にどこか惹かれてしまう。
    世間知らずなサイラスとの生活は、ウェンディの心にこれまで感じたことのない想いを芽生えさせた。
    そんなある日、夜中に目覚め、傍にいないサイラスの姿を求め屋敷の外へ飛び出したウェンディが目にしたのは、野鳥の血をすする男の姿。
    サイラスの正体が吸血鬼だと知り困惑するウェンディに語られたのは、男の過去と、とある真相。
    想いが通じ合い、幸せな日々が待っている。そう思っていた矢先、ウェンディのもとへあらわれたサイラスの弟ロドニーは、「たかが人間ごときが、兄さんに取り入ろうとするな」と冷たく言い放つ。
  • キスをしたいのは本当に私?家督の為に結婚するの?

    「いいよ。どこにキスしようかな。エレオノールの顔でキスしてないところはもうないよ。顔以外のところにもキスしたいんだけど」◆幼いころから幼馴染のセドリックに恋してきたわたしは、勘違いからセドリックは姉に恋していると思いこんでいた。けれど、ある日、「父上が孫の顔を見せた息子に爵位を譲るって言うから結婚しない?」と持ちかけられちゃった。そんな理由で恋する人と結婚するの!? 嬉しさと抵抗を感じながらもセドリックの甘いキスと誘惑に、身も心も蕩けていくのにわたしはどうしても素直になれない。セドリックの愛の妙技に心が震えるときだけは本当のことが言えるけれど……。結婚して間もないわたしに邪な思いを秘めた男が近づいてきて、わたしを無理矢理に手に入れようとするところをセドリックが助けてくれたうえ、とうとう決闘に――!? 勘違いすれ違いのラブイチャ新婚ラブストーリー。
  • 大事な訓練なのに、こんなご褒美を要求するなんて…

    エロイーズはレニテアン王国の王太子オリヴィエの許嫁でありながら、憂鬱な日々を送っている。活発な彼女は体を動かすことが大好きで、ピアノや行儀作法などの花嫁修業に飽き飽きしているのだ。社交界のつき合いも苦手で、隙を見ては幼馴染のアランと武術の稽古に励み、できることならドレスよりも軍服を着たいと思っていた。
     王太子との婚約はまだ幼いころに決められ、当時は仲よく遊んでいたが、ここ数年は顔も合わせていない。彼が体調をくずし、離宮で静養中と聞いたエロイーズは訪問を決意する。まったく結婚する気がないため、見舞いを装って事件を起こし、婚約を破談にしようともくろんだのだ。
     ところが久しぶりに会ったオリヴィエは覇気のないダメ男に変貌しており、病気というのも王太子としての政務を逃れるための嘘だった。女性たちと遊び戯れる姿にあきれたエロイーズだったが、そこに王太子を狙う暴漢が現れる。しかしオリヴィエは無抵抗で、エロイーズが代わりに戦う羽目になる。幸い賊は撃退したものの、そんな彼を放っておけず、訓練するという名目で、そばにとどまることになってしまった。
     心おきなく婚約を白紙にするためにも、王太子を鍛え直そうとするエロイーズ。するとオリヴィエは褒美をくれるなら指導を受け入れると言い出す。しかたなく承諾すると、要求されたのはキスだった。さらに日が経つにつれ、彼が求めるものも次第にエスカレートしてきて、エロイーズは困惑しながらも、オリヴィエに惹かれていく。
     そんな中、ある疑惑が芽生え、エロイーズは家に戻ることになったが、その帰途で王太子と間違われ、さらわれてしまう。死さえも覚悟したものの、追ってきたオリヴィエが果敢に戦い、無事に救われる。すべては彼を狙う陰謀を暴くための策略だったのだ。エロイーズは晴れてオリヴィアと結ばれる事ができるのか――?
  • 特別室で国王様とこんな事…これは何のお仕事なの?

    十八歳になったライラは奉公人として、城へと向かうことを決めた。馬車で一ヶ月近くも揺られ、途中の村や町からも奉公人希望の娘が乗り込んでくる。馬車に乗り込んだ娘たちから奉公について、色々と噂を聞いていた。
    ようやく国王カエサルの面会の日になり、ライラは紹介状を持って彼の前に。突然顔を逸らされたのに、なぜか特別室行き!? 特別室って何? そして彼と会ったその夜に彼女は純潔を奪われてしまい――愛人になるしかない? 少しずつライラも国王カエサルの気持ちがわかるようになって――しかし、二人の命が狙われる。
    幼い頃の記憶がないライラ、そこに隠された真実とは? そして隠された陰謀が明らかになった時!
  • 処女って事、バレてない?経験豊富なフリしなきゃ…

    恋愛小説家として活動する傍ら、ひっそりとTL作家としても活動する水上凛(みなかみりん)。
    男性経験のない処女なのだが、ありったけの知識と妄想を頼りにTL小説を書き上げていき、更には『凛@充実生活』なるものをネット上で公開し、リアルが充実し性に奔放な女性を演じていた。
    ところがある日、担当編集の杉にアカウントばれしてしまうことに…。そして、経験豊富な凛なら適役とばかりに、杉の親会社の社長である門脇総一郎(かどわきそういちろう)の童貞を奪う任を負わされてしまう。強引に押し切られて門脇と一夜を共にすることとなった凛だったが、その後も関係を続けていく内に、ビジネスの一環と割り切っていた彼女自身の気持ちも少しずつ変化していく…。そんな中、思い切って自分が処女であった事を告白すると、門脇の態度は一変し、凛は冷たく突き放されてしまう。公私において大事な人に冷たくされ、途方に暮れる凛だったが……。
  • 無垢な身体を蕩かす王子様は毎日溺愛してくれて…

    「純粋で無垢なんだな。……たっぷりと教えてあげるから安心しろ」
    そう言って櫻子を溺愛してくれるのは、吸い込まれそうなエメラルドグリーンの瞳を持つムサイロ王国第一王子サイドラット。
    外国人をおもてなしする高級料亭の娘である櫻子は、国交を結ぶためにやってきた11歳も年上の王子様に魅了されてしまい、そして彼もまた櫻子に一目惚れしてしまう。ゆえに、サイドラットが櫻子を国に連れて帰りたいと言い出した時も、見知らぬ国に嫁ぐ不安を押しやり、彼についていく事を決意する。
    サイドラットと共にムサイロ王国へ向かう豪華客船の中で、身も心も蕩けてしまうほどにたっぷりと愛されてしまう櫻子には、驚くほど豪華すぎる宮殿で美しいドレスを着せられて大事にされる日々が待っていた。 ところが、サイドラットには亡くなった奥さんがいた事を知ってしまい、かつて愛した人が居たことに複雑な気持ちになってしまう。この恋は、……本物?
  • かつての従者に強引に求められ、涙に濡れる日々が…

    「俺があなたに与えられたものはなにもない。……だから、奪取こそが俺の愛なんだ」
     ディラグリオ王国の王女であるヴィルヘルミナは、自分を厭う父や兄から修道院へ向かうようにと告げられる。初恋の相手である召使いのマティアスとの別れを惜しみながらも運命を受け入れようとするヴィルヘルミナだったが、ある日国王は倒され国は崩壊してしまう。
     父を失い悲しみに暮れるヴィルヘルミナだったが、そんな彼女の前に現れたのは敵国の将軍となったマティアスだった。マティアスの「戦利品」として淫らに愛される日々が続く中、ヴィルヘルミナは彼の隠された強い愛情を知っていく。
     同じ時間を共有することで互いの想いを知った二人だったが、ある日二人の前に行方不明だった兄・エデルバートが現れて――
  • 見知らぬ男の愛戯に溺れ、愛する男の影が薄れる──

    十八歳を迎えたエリシアは、自分のバースデーパーティー後に父親から婚約者を紹介される。そのお相手はなんと、彼女が幼い頃から憧れてきたジェラルド・マクギリス王子! そんな幸せの絶頂にいたある日、エリシアの親友が行方知れずになってしまう。更にはエリシア自身も仮面を着けた男に誘拐され、監禁されてしまうことに……。ジェラルドに会いたい一心のエリシアだったが、仮面の男に無理やりキスをされたり身体を触られたりするうちに、その快楽に溺れていく自分に気付いてしまう。ジェラルドと仮面の男──二人の男性を好きになってしまったエリシアだったが……。
  • 白く透き通る肌は魔王をも魅了し、遂にはその手で…

    黒い甲冑をまとい年齢不詳で民に「魔王」と呼ばれる領主様の領土に、白に近い金髪に碧眼の美しい少女が流れ着いた。公爵令嬢ソフィアとだけ名乗った彼女を、領主は、自身が暮らす暗黒城へ運び込み、献身的に看病をする。
    怪我を負って以来孤独で偏屈気味の魔王はソフィアの明るさに癒され、実は傷心のソフィアは魔王の優しさに惹かれていく。最初は泣くソフィアを慰めるために抱きしめるだけだったが、次第に深くなっていく二人の仲。二人で魔王の誕生日を祝ったあと、ついに結ばれる。二人で睦まじく暮らしていたある日、彼女は王都で噂になっている「花婿殺し」の張本人「血まみれ令嬢」だと噂を仕入れてくる。ソフィアは自分の財産を狙っていると落胆しソフィアに冷たく接してしまう魔王だが、ソフィアは魔王に嫌われたと思い暗黒城からこっそり旅立ってしまう。ソフィアを追いかけ、身分を明かした魔王。王都へソフィアを連れて戻り、第三王子妃となるソフィアだった。
  • 婚約者が居ながらも実の兄への想いを抑えきれず…?

    大富豪実業家当主が屋敷の火事で不審死を遂げる。当主の娘、アリスは火事の
    ショックで記憶を失っていた。そんな中、医師の勉強をするために外国に留学してい
    た兄のエドガーが戻ってくる。
     アリスは婚約者がいながら、なぜか実の兄に強く惹かれてしまう。
     屋敷には、『硝子の国』と呼ばれる部屋があった。その部屋は、不審死を遂げた当
    主が生前誰も立ち入らせなかった“開かずの間”だった。彼の死後、人々はその部屋
    の隠された“扉”を探して腹を探り合う。
     一方、アリスは兄への思慕が抑えきれなくなり、とうとう二人は深い仲になってし
    まう。
     そしていつしか、アリスは不審を抱き始める。
    「本当に、私は令嬢アリスなの?」
     アリスの記憶が戻るにつれ、じょじょに甦る火事の真相。彼女を巡り、錯綜する周
    囲の人々の思惑。
     強く惹かれ合うアリスとエドガーは、謎と策謀に翻弄されながらも、深く結ばれて
    いく。
  • 一時の戯れと諦めるつもりが、いつの間にか本気に…

    「お前を抱きたくてたまらなかった……。抱くことをやめられそうにない」皇帝・銀狼王イザクはとある辺境の領国で子うさぎを愛でる少女・ミュリエラと出会う。イザクは諸国統一のために各領国の子女を側女として集めている噂を持つ冷酷な人間だという。イザクは病弱な姉の代わりにミュリエラをつれていくという。ミュリエラに一目惚れしたイザクは戯れの妻すると宣誓書をミュリエラに書かせる。旅の間にイザクを愛するようになったミュリエラは旅の間だけの妻だということを嘆くが……実はそうではなく!? イザクは帝国の名のもとに周辺領国を統一していき同盟を結んでいた。しかし属国になることに反発する反逆者を討伐するイザクの寵姫ミュリエラが危機にさらされることに……!?
  • 王子様にキスされて、そのまま王国へ。一体何が…?

    18歳になったクリスティア・ユミルシュタは父から結婚話を持ち出され、従者もうけないでひとりで城下町へと行く。思いがけない冒険に胸をときめかせて街を歩いていると、女性達の黄色い声と共に人だかりを見つけ、そこで眉目秀麗な美しい男性の姿を目にする。クリスティアは胸がドキリとするものの、自分には関係のないことだとわかり人だかりを離れて路地裏に行くと、なぜかその男も路地裏にやって来る。しかもクリスティアの正体を暴かれ、大声を上げようとした瞬間、キスをされてしまう。さらにファルギエール王国の王子だと名乗った男に挑発をされて、クリスティアはファギルエール王国に連れて行かれてしまい……。
  • 背徳の愛は熱く深く二人を繋ぎ、もはや後戻りなど…

    じゃじゃ馬姫と呼ばれる程に活発な王女アンジェリーナは、夜な夜な別荘を抜け出して町へ繰り出し、そこで出会った鍛冶師アレックスと恋に落ちる。自らの身分を踊り子と偽り、逢瀬を重ねるアンジェリーナだったが、そんな脱走劇が遂に父親である国王アレキサンダーに見つかってしまう。夜着のようなはしたない格好の娘に激怒した国王は、未だ王女としての自覚の足りないアンジェリーナを早々に嫁がせる為、隣国の第一王子スチュワートとの婚約を強引に決めてしまう。
    アレックスとはもう会えない──そう悟ったアンジェリーナだったが、彼女の予想は意外なかたちで裏切られる。それは、婚約者の弟である第二王子アレックスとしての再会──。お互いに身分を偽っていた事もあり、予期し得ない場所での再会に思わず言葉を失う。
    既にアンジェリーナは第一王子スチュワートの婚約者──アレックスとは愛し合うどころか触れる事さえ許されない立場。決して許される事のない秘めた気持ちは、罪悪感をも押しやるほどに膨れ上がり、やがて──。
  • 強引に奪われた身体だが、徐々に心まで熱くなって…

    二十歳の誕生日前日、蓮池マレアは大好きな父親に、鞠谷昴という会ったことも無い男性と結婚してほしいと頼まれる。紙切れ一枚の契約ならとマレアは昴との結婚を決意。
    誕生日当日に入籍し、その夜強引に純潔を奪われてしまう。こんなひどいことをする人なんて大嫌い、なのに――。昴がマレアと父親のために会社の窮地を救おうと、日々奮闘している姿を見つめるうちに──。少しずつ、マレアは昴を好きになり、触れてくれないことが寂しくてたまらなくなる。この気持ちはいったい――何? 昴の愛がマレアに通じ、マレアの愛が昴に伝わり始め――そして会社のピンチは?
  • 人前では冷たいくせに、二人の時はこんなに甘くて…

    「私の可愛いリトル・レディ。私はお前の世話をするのが大好きなんだよ」腹黒王子の溺愛は、甘いけれど妖しくて……!?
    侯爵令嬢マリーナが恋しているのは、幼なじみで宗主国の次期元首レオナルト王子。少年の頃のレオナルトは天使のように清廉で優しく、五歳下のマリーナをとても可愛がっては世話を焼いてくれていた。けれど八年ぶりに再会した彼は舞踏会で女性をはべらす遊び人になっていて、マリーナは愕然とする。
    ところがレオナルトはふたりきりになると真摯な愛を囁き、うぶなマリーナにお菓子より甘いキスやとろけるような大人の快楽を教えてくれた。「本当にお前はどこまでも穢れのない身体だね」少女のように無垢な身体を、レオナルトのしなやかな指がじっくりと愛でていく。
    甘すぎる恋と愉悦にすっかり翻弄されるマリーナだけれど、彼がふたりの関係を周囲に隠すのには秘密があって――。
  • 焦らされる愛に身体は火照り、時に歯止めを失って?

    仲違いしていたシャッフラーズ王国とロマラーズ王国が仲直りするために、両国の王子と王女が結婚することになった。ロマラーズ王国の王女アンジェリーヌはしたくない結婚に落ち込んでしまう。ムールドラーズ王国の幼なじみであるルクリアール王子が元気づけようと仮面舞踏会に誘ってくれた。結婚前の最後の思い出づくりということで参加を決める。ところが、アンジェリーヌの父親である国王は危険だからと言って貞操帯を着用することを条件に参加できることに。アンジェリーヌは、身分を隠しているし、嫌なことを忘れるために思いっきり楽しもうと思って仮面舞踏会へ出かけた。そこでアンジェリーヌはある男性に一目惚れし恋に落ちてしまい秘密の夜を過ごした。結婚相手とは別の男性に恋をしたまま嫁ぐことになったアンジェリーヌの目の前に現れたのは……。
  • 忍ぶ蜜戯に声を殺すも、逞しく貫かれて思わず…!?

    「そなたの純潔は俺がもらう。そなたは俺にすべてを託し忠誠を誓うのだ」
    11世紀北欧、バルト海に浮かぶエメラルドに輝くスマラーグド王国の王女エイルは、軍事条約により隣国タンマハルクから派遣されたヴァイキングの騎士オーディンに恋していた。エイルは彼を誘惑し、純潔を捧げることに成功し、そして父、ユリウス三世にオーディンとの結婚を認めさせ、エイルは歓喜の中にいた。しかし、その直後、王は何者かによって毒殺される。時期王はエイルに憎しみを抱き、彼女の純潔を奪おうと狙っていた実兄のヴァロの手に。新王ヴァロによりエイルは他国に嫁ぐことを告げられ、オーディンと離ればなれになることを宣告される。
    ヴァロが王になったことで、スマラーグド王国は試練の時となる。
    交錯する出生の秘密と策略に放浪されながら、オーディンとエイルは愛とスマラーグドの為に戦うのだが……。権力と執着、それは媚薬のように人を虜にさせ魅了する……。
  • 意識を操られ妖艶に迫る萌絵に、遂に我慢できず…?

    「あなたとずっと一緒にいたいです……愛してます」
    リストラされてアパートから追い出された萌絵が行き着いた場所は喫茶サビエンス。マスターの日下部は資産家で魔術師なのだ。サキュバスに取り憑かれた萌絵を救うために濃厚な愛を交わす。萌絵は謎めいた日下部に思いを寄せる。日下部は一生懸命にがんばる萌絵を溺愛して……。危険と隣り合わせの魔術師の生活から萌絵を愛するあまりに萌絵を遠ざけようとするけれど、萌絵はそんな日下部に「ずっと一緒にいるって言ったじゃないですか!」と言いつのる。萌絵のひたむきな想いと日下部の萌絵を守りたい想いがすれ違いを生むけれど……!?そんなときに悪の魔術師が悪魔を放って萌絵を狙う!!
  • 閉ざされた身体と心に割り入って、優しく貫けば…?

    「ヴァリエッタさん……もう、いい加減に心を開いてください」婚約者に裏切られたションディーンは、もう結婚をしたくないと思って過ごしていた。30歳になるまで何度も縁談を持ってこられたが断り、一生独身でいいと思っていたのだが…。国王からある日呼び出しをされ王宮に向かうと結婚をするように進められる。その相手というのが国王の娘、わけありの第三王女、ヴァリエッタだった。国王の命令となれば、言うことを聞かなければならない。ションディーンはヴァリエッタと結婚することを決める。ところが10歳の年の差がある上、わけありの王女のため、なかなか心を開いてくれない。それでもションディーンはやさしくヴァリエッタを包み込んでいく。ヴァリエッタの氷のように冷え切った心を、ションディーンがだんだんと溶かしていく。やさしさにあふれるラブストーリー。
  • 華奢な体に無数の傷。それら一つ一つにキスされて…

    「……だって、顔を上げたらまた……その、キスを……するのでしょう?」
    「それじゃあ、キスをしよう。もっと深く、もっと甘く」
    緑のヴァルキュリーと呼ばれ、鎧をまとって戦う乙女・マリア。敵として出会った美しい騎士・ラオールの屋敷に「客人」として暮らすことになった彼女は、一目で彼と恋におちる。彼に深く愛され、女性として生きる悦びに目覚めたマリアだったが、相克する自分の役目とどう向き合うべきか悩みながらもある決意をする。国じゅうが戦火に呑まれて行くなか、ラオールの親友クレヴァリスと、その恋人ミーシェに見守られながら、少女と青年は国を変えることができるのだろうか。
    戦乱の中を駆け抜けるロマンティック・ラブ。
  • Hの時も日本語禁止って、考えるよりも声が…先に…

    外資系ホテルのコンシエルジュとして働き始めた新井萌香は、アジア圏統括マネージャーのシュウに呼ばれた。退勤後、彼の部屋で身体検査を受ける萌香は、全裸にされて――。その夜のうちに一線を越えてしまう。「スパイなら今がチャンスだと思わないか」とアラビア語で言われても、熱を帯びた身体では何も考えられなくなってしまう。シュウを巡り、憧れの先輩と萌香はライバル関係に。それでもシュウへの想いは諦められない。
    一月余りを一緒に過ごし、シュウと萌香の関係が深くなる一方でシュウを取り巻く環境が著しく変わっていく。シュウを蹴落とそうとする彼の義母兄、ザイルは萌香をシュウから奪おうとしていた。シュウを陥れるためなら、手段を選ばないザイル。ザイルの魔の手からどうにか逃げ出した萌香だが、シュウとは連絡が取れない。もう終わってしまった関係なのか――不安を募らせる日々。音信不通のシュウは果たして無事なのか。不安と疑念の中、萌香はシュウと愛し合った日々が幻のような気がしていた時だった。シュウが突然、萌香の前に現れて――。
  • 意地悪な蜜戯に抗うも、零れる声は次第に甘くなり…

    「おまえ、まるできゃんきゃん吠える子犬のようでかわいいな」デサイラス辺境からステキな王子様のような理想の花婿を捜しにやってきたクロエは、舞踏会で黒髪の意地悪な男とダンスをしたあとキスされてしまう。責任を取る、と言った男はデサイラス国の王子・シュリバスだった。翌日、宮殿から出仕の命令が! いきなり王女の付き添い役に任命された上、クロエはシュリバスから婚約者だと公衆の面前で告白されてしまう。国王からも身分違いと反対されてしまうがシュリバスは気にしない。いつも意地悪なことしか言わないシュリバスにクロエも反発して言い返してしまう始末。それをシュリバスは笑ってかわいいと言うが、その本心が読み取れない。愛されてるの? 不安になるクロエだが――!?
  • 遊び?本気?そんな悩みも快楽の波にさらわれて…

    「……HASHIメディカルに入社すれば、いつか橋之上さんに会える! 頑張らなきゃ」幼い頃に、社会で活躍する人を紹介している雑誌を見て橋之上に憧れを抱いた柚子。数年後、念願叶い橋之上の会社で働くことになった。副社長である橋之上とは、関わるチャンスがない。仕事を頑張っていたある日、柚子は橋之上と話せる機会に恵まれ、幼い頃に雑誌を見て憧れていたことを伝えると、食事に誘ってもらえたのだが。連れて来られたのは、ホテルの個室で、手錠をされて快楽を与えられてしまう。雑誌の印象と違い冷たい人と思いつつも、心から嫌いになれなくて……。すると、数日後、橋之上に付き合ってもいいと言われ、突然、交際がはじまってしまった。遊ばれているの? 本当に、私のこと好きなの? 交際していく上での7つのルールも決められてしまい……。
  • 身体は奪えても、心までは奪……わ…れちゃったぁ?

    「とりあえず、お仕置きはある程度、しないと」
     若林瑠璃は、建設会社若林組の社長令嬢。
     ある日、若林組の経営が逼迫しているのに心を痛め、取引を停止した蔵前銀行へ単身乗り込む。受付と揉めていた際に出会ったのは、蔵前頭取の孫である浅葱であった。
     浅葱は瑠璃に肉体関係を条件に頭取との面談を提案する。家族だけでなく会社も大切にしている瑠璃は苦脳はしつつも浅葱に純潔を捧げる。面談の為に、瑠璃は浅葱に抱かれるようになる。
     そんな中、瑠璃に弁護士の飯田との縁談が持ち込まれる。お見合いをすることになった瑠璃の前に浅葱が現れ、瑠璃を連れ去る。ベッドの上で激しく、けれども甘く愛される瑠璃。
     身体だけが繋がっていただけではあるが、瑠璃は次第に浅葱に惹かれていく。
     しかし、裏では若林組を立て直すため、飯田との挙式が進んでおり……。どたばたラブコメディ。
  • 触れ、交わり、貪る様に深く繋がれるのはあなただけ

    「産まれる前からお前を求めていたのだ……、きっと」
    国家の命運を背負ったふたりの壮大な愛の行方を描く、中華風ラブロマンス。
    ■龍が君主を選ぶ翠の国。近年選ばれた王は即位したものの、行方知れずになってしまい国は荒れ果ててしまっ た。海淵と言う里の娘・玲蓬蘭は、生まれつき異性に触れることもできないほど奥手だが、そんな蓬蘭に里長である父は強引に縁談を勧めてしまう。
    強引な見合い相手の誘いを拒む蓬蘭だが、縁談を無下にしてしまったせいで尊い命が失われてしまう――。国の惨状を憂い、蓬蘭は旅立つ。道中に襲 われそうになるも、楼葉鞘という武人に助けられる蓬蘭。楼は、龍を救い出すため旅に出ているという。蓬蘭は彼に同行したいと頼み込むが、覚悟を示すために自らの体を差し出すように要求されて……。男の手によって無垢な肢体に触れられ、みだらで甘美な責めに蓬蘭は女の悦びを知り、快楽を教え込まれる……。
  • 身体と心の両方が繋がらないとダメなのに…なぜ…?

    ライリー、来て。ほんの一瞬だけでも、あなたと繋がらせて――
    身体は繋がっても心までは手に入らない。切ない想いが交錯する、時に過激な偽りの愛で紡がれた甘美な時間の行く末とは……
    ◆二つ年上の幼なじみ、ライリーに密かに想いを寄せるティア。初めてのドライブで、ティアの趣味に合わせて森の奥に佇む廃城へと向かった二人は、その様子に圧倒される。人々から忘れ去られた城は、ティアを誘うように門扉を開き、二人は城の中へと進んでいく。しかし、それは死してなお城に残る、最後の主、エリオットの罠だった。「この身体に思い切り愛されたくはないのか?」城を眠りから覚まし、かつての姿に蘇らせたエリオットは、ライリーの身体を人質に、ティアに迫る。彼への密かな想いと、失恋を見抜かれ、ライリーの身体と声で惑わされたティアは、いつしかエリオットの手中に堕ちてしまう。だが、エリオットがティアを選んだのには理由があって――?
  • 甘美な罰に蕩かされ秘めた過去は零れる嬌声と共に?

    フレアリーヌは、いつ破綻してもおかしくないと言われているロクアナシ国に、体の弱い母親とふたりくらしをしていた。生活は厳しく、毎日をやっとの思いで生きている。そんなある日、ロクアナシ国がプルセンド王国に買収される。フレアリーヌは母親を養うためにプルセンド王国の国王一家が住んでいる王宮で家事使用人として、働くことになった。プルセンド王国の王子レオナドールは使用人から「冷酷人間。二重人格」と言われている。フレアリーヌは、働きが認められてレオナドールの食事の配膳係になる。しかし、あまりにも緊張してしまい葡萄酒をレオナドールにかけてしまった。「着るものは何着もあるが、不快な思いをした。フレアリーヌに罰を与える」と言われたフレアリーヌは、レオナドールの部屋に連れて行かれてしまい……。甘くて淫らな罰を受けたのだった。
  • 庶民メイドが貴族三兄弟をまとめて虜にしちゃう?

    「庶民の嫁を娶れと!?」斜陽貴族の軍閥ギムレット家は、潤沢な資金が必要だった。そんななか豪商フォーマルハウト家から輿入れの誘いが来る。両家の思惑は合致して、婚姻の話は順調に進むが――。次期当主アレスは一家のなかでも庶民との婚姻には気が乗らない。だけども、家の存続のためにと腹を括るが、長男アレスをはじめ、自由主義の次男ブラント、三男カイアス。全員が女性経験なしであり男所帯であるがゆえに女の扱いすらままならないという情けない始末。妻を娶る際に『粗相』がないよう、後腐れのない庶民のメイドを雇い、彼ら兄弟の『練習台』になってもらうことになる。こうして、庶民なんぞ! と息巻く貴族三兄弟のなかに庶民メイドが立ち向かうことになるのだった……!
  • 林檎農園で甘い恋。この火照りは果実酒のせい──?

    ――初夏の爽やかなリンゴが香る、広大な果樹園で育まれる少し甘酸っぱい溺愛ロマンス。
    ■下級貴族の娘・アニエスは男爵である父の事業の力になるために、コルベール地方にある王室御用達のシードルの産地に出向く。シードルの味に惹かれたアニエスは、美味しいシードルを一般にも広く普及できないかと、父を説得して交渉にやってきたのだった。
    不審者と間違えられ追い払われてしまうアニエスだったが、カミーユという青年とリンゴ畑で出会い、しばらくの間滞在できることになる。見目麗しく紳士的なカミーユに好感を持つアニエスだが『ビジネス』に徹するため、恋心を抑え込む。が、カミーユはアニエスを甘やかに誘惑してくる。――優しく触れられ、甘いくちづけに蕩け、身を委ねるアニエス。アニエスの幼馴染であり婚約者のジスランもアニエスを迎えにやってきて物語は急展開を迎える! ふたりの異性の間で葛藤し、思い悩むアニエスがとった行動とは……。
  • 赤毛の女騎士は俺様王子のペースで愛欲の虜に……?

    「さぁ、恥ずかしがってないで、俺の物を触ってくれ。それともお前の花房を俺もいじってやろうか?」■リュディエーヌは女だてらに王妃を護衛する美少女・赤毛の騎士だ。そのリュディエーヌにある日突然婚約の話が舞い込んできた。お相手は、引きこもりのカミーユ王子。引きこもりを治すお目付け役まで任命されてしまう! リュディエーヌは婚約なんてしたくない! と王城まで出向いて婚約の取り消しを願うのだが!? 美麗で強引な俺様王子カミーユのペースに引き込まれて、あれよという間に婚約が決まってしまい……!? 愛と陰謀が渦巻く宮殿物語!
  • 男嫌いのカレンの心を奪った青年クリスとは一体…?

    海に浮かぶ島に建てられた、ホテル・シャングリラは高級リゾート。カリプソ公爵様の持ち物であるこのホテルで働く案内係、カレンは、ある日お客としてやって来た美しく優しい青年、クリスと出会う。自分の不幸な生い立ちから、男嫌いを自称するカレンだったが、何故か彼は憎めなくて……思わぬ気持ちに揺れるカレンは、日を同じくして滞在客として来たカリプソ公爵の孫、フランクに、成り行きから目をつけられてしまう。経営者の立場を笠に着たフランクは暴力的で傍若無人。ふるわれかけた暴力に、間に入って守ってくれたのはクリスだった。ついに恋心を自覚したカレンは、彼を信じて一夜を共にする。だが、ホテルの経営不振の話を聞いたクリスは、何と前触れもなく島を出て行ってしまって……恋愛、パワハラ、ホテルの行末、過去の清算……数々の難問をくぐり抜け、最後にカレンが手にした結末は……?
  • Hな妄想に耽る美緒菜は、イケメン男子に迫られて…

    「つきあうって言ってくれるまで、やめないよ……」
    ――「初めて」は、ちょっとエッチなTL小説みたいに強引に迫られて情熱的に奪われたいっ!
    そんな妄想を抱く美緒菜は恋に焦がれるお年頃。TL小説にハマる彼女はある日、学習塾で一番のイケメン男子・礼慈に告白される。が、あっさりと断ってしまう。その理由は礼慈が×××だから……。しかし、告白は断ったはずの礼慈から強引に迫られ戸惑う美緒菜。……でも、初めてなのに、こんなに気持ちいいなんて……と気がつけば甘い愛撫に蕩けてしまって……「これってまるで夢が現実になったみたい!?」 だが、実は礼慈には美緒菜に隠していることがあって……? 夢みる乙女と悩める男子の、濃厚エロティック&純愛ラブコメディ
  • 世界を変える恋?謎多き伯爵の言葉の真意とは一体?

    「恋をしよう、ジルベール。恋をすれば世界が変わる……かもしれない」
    孤児であるジルベールは、養父母に恩返しがしたいと、もらえる支度金目当てで伯爵様と結婚する。
    優しく魅力的な伯爵・レオポルトにすぐに惹かれるジルベールだったが、レオポルトはなかなかキスより先に進んでくれない。謎めいて秘密の多いレオポルト。ジルベールは彼のことを知らなければならないと屋敷の中を探り始める。そして秘密に触れたとき、ジルベールはレオポルトの孤独な人生を知る。レオポルトの孤独は、世界の秘密に関係していた。
    レオポルトに寄り添うと覚悟を決めてから、彼はジルベールを溺愛するようになる。レオポルトに愛される淫らで甘い日々の中、やがてジルベールの身に変化が起きる。
  • 冷えた心を、寄せ合い、暖め合い、そしていつしか…

    「――どういうことだろうな。人形は感じないように出来ているはずだが」
    母を病で亡くしたアンジュは、父に引き取られ厳しい義母に疎まれながら息をひそめるように日々を過ごしていた。
    ある日、アンジュは古美術商に売られてしまった亡き母の形見を探すために屋敷を飛び出し、車にひかれそうになったところを一風変わった研究者・ヒラガに助けられる。
    助けてもらったお礼を、と申し出たアンジュが連れて来られたのは山奥にある大きな屋敷。そこでひとりで暮らすタカヤの元に『人形』として預けられることに。
    半ば強引に預けられたアンジュに不信感をあらわにするタカヤは身体検査と称し、目の前で服を脱ぐように命じ……!
    冷たい視線に恥じらいながらもアンジュは秘められた女の園を開かれ、快楽を教え込まれていく。
    孤独な2人の出逢いから運命の歯車はゆっくりと廻り始めて――。
  • 触れる事の許されぬ身体。求める心は大きく膨らみ…

    いつかは、心から愛し合える王子様に出会えると信じて――。
    ■令嬢ヴィクトリーナは、ロマンス小説が大好きで、恋に焦がれる純粋な乙女だが、『特殊な体質』のため、いままで一度も恋愛をしたことがなかった。両親が他界し、祖父母に育ててもらったヴィクトリーナ。その祖父母も他界して残してくれた屋敷で生活していたのだが、祖母が多額の借金の肩代わりをしていたことが判明してしまい……。そんな問題を抱えるなか庭に咲く珍しい花の調査で訪れた、寡黙だが眉目秀麗な庭師・ファストリックと出会い、ヴィクトリーナは恋に落ちてしまう。屋敷に頻繁に訪れるファストリック。いつしか、ふたりは触れ合いたいと互いに願うようになり……。無愛想だが優しいファストリックは、ヴィクトリーナに甘く愛を囁き、心身ともにたっぷりと愛してほしいヴィクトリーナは……?
    青い百合の花が導く、可憐な花が咲き乱れる屋敷が舞台の甘くピュアなラブロマンス。

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