『音楽、中央公論新社、その他(レーベルなし)(実用、文芸・小説)』の電子書籍一覧
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義理人情に厚いヤクザの親分・阿岐本雄蔵のもとには、一風変わった経営再建の話が次々舞い込んでくる。今度は公演間近のオーケストラ!? ヤクザということがばれないように、コンサルティング会社の社員を装う代貸の日村。慣れないネクタイを締めるだけでもうんざりなのに、楽団員同士のいざこざが頻発する。そんな中、指揮者が襲撃される事件が発生! 警視庁捜査一課からあの名(?)刑事がやってきて……。
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泥臭い野心と権威への追従――。残念に生きたその人は、いかにして巨大かつ精緻な交響曲を生んだのか? 21世紀の今、多くの聴衆に支持され、時代と響き合うに至った作曲家の実像。その生涯から場面(エピソード)を小説化、事実記録(伝記)と組み合わせたハイブリッド評伝。【ブルックナー生誕200年記念企画】
*目次より
序
第一章 出生から教師時代まで(1824-1855)
第二章 リンツでの修業時代(1856-1868)
第三章 ヴィーンでの苦難の日々(1868-1878)
第四章 遅れに遅れた名声(1879-1889)
第五章 晩年(1890-1896)
エピローグ 死後の名声
後記 -
「入浴中にウトウトしてしまう」
「最近、つまずきやすい」
「食事中によくムセる」
――ひとつでも思い当たったら、風呂カラオケの始めどきです。
お風呂はうまく歌えて気分があがり、「のど」のトレーニングにも最高のひとりカラオケボックス。
そして、歌えば全身への御利益があります。
〈誰ともしゃべらなかった日にも「発声」できる〉
〈のどの調子で「今日の健康状態」がわかる〉
〈記憶と感情が活性化、認知症が遠ざかる〉
〈胃腸のマッサージになり便秘解消〉
〈ムセたりよろけたりしにくくなる〉
〈そして、お風呂で溺れない〉
入浴中の事故防止、誤嚥予防に毎日10分、
世にも簡単でお得な健康法
のどと声の専門医がおすすめします。
【目次より】
第1章 今日から始めるご長寿風呂カラオケ
第2章 お風呂で歌う12のメリット
第3章 年間2万人が風呂場で亡くなる理由
第4章 体験者の声 のどトレ&風呂うた いいことずくめ!
第5章 実践 おすすめ曲ベスト20と歌唱のコツ
第6章 風呂カラ&のど筋トレ お悩みQ&A
第7章 「のどをいじめる生活習慣」と「のどと声の病気」 -
鎌倉にジャズの灯をともしたピアニスト・松谷穣。彼は由比ヶ浜の小さな米軍クラブ「リビエラ」を振り出しにピアニスト、歌手として戦後のジャズ界を渡り歩く。藝大時代の友人・藤山一郎の伴奏をつとめ、後の米国アカデミー賞女優・ナンシー梅木を見出すなど、周囲にはいつもきら星の才能があった。やがて50代の転機を迎え、黎明期の歌謡界へ。キャンディーズ、山口百恵、堺正章、太田裕美らスターの卵たちは穣に歌のレッスンを受ける。優しすぎる人柄ゆえか裏方を愛したからか、活躍ぶりを知られてこなかった松谷穣の人生に光をあて、ジャズからポップスへと続く戦後音楽シーンの深層に迫る。
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奴隷制時代から南北戦争、公民権運動をへて真の解放をめざす現代まで。アメリカ黒人の歴史とは、壮絶な差別との闘いであり、その反骨の精神はとりわけ音楽の形で表現されてきた。しかし黒人音楽といえば、そのリズムやグルーヴが注目された反面、忘れ去られたのは知性・暗号・超絶技巧という真髄である。今こそ「静かなやり方で」(M・デイヴィス)、新しい歴史を紡ごう。本書は黒人霊歌からブルース、ジャズ、ファンク、ホラーコア、ヒップホップまで、黒人音楽の精神史をひもとき、驚異と奇想の世界へと読者をいざなう。古今東西の文献を博捜した筆者がおくる、新たな黒人音楽史。
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帝王カラヤン、獅子王バックハウス……。そして日本には、「天皇」と呼ばれる音楽家がいた。井口基成。16歳でピアノを始めるという晩学ながら、東京音楽学校(現・藝大)を首席卒業、パリに留学し、帰国後は男性ピアニストの先駆者、母校の教授として第一線で活躍。戦後は、斎藤秀雄、吉田秀和らと「子供のための音楽教室」を立ち上げ、桐朋学園大学へと発展させる。さらに楽譜校訂者として、古今のピアノ曲を網羅する『世界音楽全集』全49巻を編纂した。長く演奏と教育を両立させ、同じくピアニストの妻秋子、妹愛子と併せ、門弟は3000人を数え、内外のコンクールを席捲する一流演奏家を輩出。ピアノ界のみならず音楽界に、今に至る多大な影響力を及ぼした。いっぽうで、酒と美食に明け暮れ、スキャンダラスな私生活、体罰も厭わぬ指導など、負の側面も併せ持つ。取材は20年におよび、すでに故人となった関係者からも貴重な証言が語られている。この巨人の全貌にはじめて辿り得た渾身の評伝ノンフィクション。
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岩倉具視の娘極子は、幕末維新期の動乱の中で育ち、旧大垣藩主戸田氏共と結婚。ダンスと英会話が得意な彼女は、鹿鳴館の名花とうたわれた。
夫がオーストリア・ハンガリー特別全権公使に任命され、ともにウィーンへ。戸田家の音楽教師ボクレットは極子の演奏する日本の楽曲を採譜し、出版。ブラームスはその楽譜を手に極子実演を聞き、楽譜に書き込みを行った。
極子は日本と西洋音楽の交流の一端を担った。また、彼女の縁戚に連なるヘーデンボルク兄弟が現在ウィーン・フィルに在籍するなど、興味深いエピソードも紹介。
目次
プロローグ 《ウィーンに六段の調》
第一章 岩倉具視の娘
第二章 極子の結婚まで
第三章 氏共留守中の日本
第四章 鹿鳴館
第五章 戸田伯爵夫人極子
第六章 間奏曲
第七章 戸田伯爵夫妻ウィーンへ
第八章 ウィーンに響く箏の音
第九章 極子の後半生
エピローグ 極子の音楽遺産
あとがき
戸田極子関係系図
戸田極子関連年譜
主要参考文献
人名索引 -
コロナ禍により、クラシックの演奏家たちは活動を制限された。演奏会はすべて中止、アンサンブルの練習もできない。自宅の防音室にこもる日々、彼らは音楽、職業、生活について何を考えたのか。
――オーケストラのトッププレイヤーたちが外出自粛の中、自宅でたった一人音楽を奏でていく番組を作る。本書はNHKプロデューサーのそんな思いから始まった2020年の半年間のドキュメントである。
「孤独のアンサンブル」から「孤独のアンサンブル ~希望編」、そして「明日へのアンサンブル」へ。プレイヤー一人一人の思いとあの「音」が甦る。
*「孤独のアンサンブル 三部作」ブルーレイディスク、キングレコードより同時発売 -
★指揮者 大友直人、初の著書!
小澤征爾に胸ぐらをつかまれ、バーンスタインに日本のオケを嘲笑された若き日のこと。
世界に背を向け、日本で活動し続けた理由、クラシックは興行であるという原点に立ち返る意味を自問自答し続けた日々を、余すことなく書ききった。
音楽とは何かクラシックとはなにか、指揮者とはなにかを突き詰めた渾身の書下ろし。
「なにが、世界だ! なにが、芸術だ!
いまこの目の前の観客に感動を与えられなくて、なんの公演なのだろう。
興行としての原点を忘れたから、クラシックは魅力を失ったのではないか……。」
■第一章 「音楽家を目指す」
と宣言する
■第二章 「世界」がなんだ!
主戦場は日本と決める
■第三章 躍る沖縄市民
琉球で考えたこと
■第四章 子どもたちを育てる
■第五章 クラシックだけじゃない
音楽の魅力
■第六章 これからのクラシック -
35歳で死の床で『レクイエム』を作曲していたモーツァルト、十番目の交響曲に着手するものの未完のまま56年の生涯を終えたベートーヴェン……。大作曲家の最後の一年はさまざまだが、ドビュッシーはどうしていたか。没後100年。「終活」を迎えたドビュッシーの最晩年の姿を追い、そこに凝縮された、作曲家の真実の姿をさぐる。精神科医・劇作家のヴィクトル・セガレンとの交流から、ドビュッシーの創作の背景を探った評論「ヴィクトル・セガレンとドビュッシー」を併録。演奏・解釈・研究の第一人者による、最新のドビュッシー論。
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