『思想、岸見一郎(実用、新書)』の電子書籍一覧
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『嫌われる勇気』の著者は、就職難、介護、離別などさまざまな苦難を乗り越えてきた。氏を支え、救った古今東西の本と珠玉の言葉を一挙に紹介。マルクス・アウレリウス、三木清、アドラーなどNHK「100分de名著」で著者が解説した哲人のほか、伊坂幸太郎の小説や韓国文学、絵本『にじいろのさかな』、大島弓子のマンガなどバラエティ豊かで意外な選書。いずれにも通底するメッセージ=「生きる勇気」をすべての「青年」と「元・青年」に贈る。
•はじめに――生きる意味を求めて
•第一章 人とのつながり
•第二章 与えるということ
•第三章 誰でも愛せる
•第四章 ゆっくり遊んで生きる
•第五章 人生は合理的でない
•第六章 人生を自分で選ぶ
•第七章 人生は苦である
•第八章 死を忘れるな
•第九章 いのちの満ちた世界で生きる
•第十章 世界を変える
第十一章 人生をどう生きるか -
少子高齢化や核家族化の進行、そして、2020年から猛威をふるう新型コロナウイルス。まさにいま日本社会においても孤独は「対処すべき問題」として注目されています。本書では孤独に向き合った作家の評論や、冒険、山小屋生活などで得た独自の孤独論など、総勢17名の著者が様々な孤独を語ります。何気ない日常の、騒がしい街中で不意に襲ってくるあの「孤独感」はなんなのか? 決してネガティブなだけではない孤独の持つ「孤高のしたたかな世界」に浸れる一冊です!
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【危機が過ぎ去るまであと何日か】【ノルマは達成したか】【あと何年生きられるか】
人生を数えてみても
自分の思う通りにはならない
哲学者が考えを深めた末にたどり着いた、日々を<価値あるもの>にするためにできること
・評価は人の価値や本質とは関係ない
・誰もがいつでも自力でできるはずはない。必要な時には人に援助を求めていい
・自分の見方を手放す
・誰でも生きることで貢献できる
・美しい時間は誰でもどんな状況の中でも持つことができる……etc.
生きることは苦しい。
こんなふうに生きたいと思っても行く手を阻むことが起こる。
それでもその人生を楽しんで生きることはできる。 -
自らの戒めと内省こそが、共生への道となる。
名君と名高いローマ皇帝が、自己の内面と徹底的に向き合って思索を掘り下げ、野営のテントで蝋燭を頼りに書き留めたという異色の哲学書。困難に立ち向かう人を勇気づけ、対人関係に悩む人へのヒントに満ちた不朽の名著を、『嫌われる勇気』で知られる岸見氏がやさしく解説する。書下ろしとなるブックス特別章も収載! -
孤独感や孤立とどう向き合うべきか? どうすれば克服できるのか? 老いや死への恐れ、コロナ禍やSNSの誹謗中傷などますます生きづらくなる社会に、「救い」はあるのか? 著者はアドラー心理学を読み解く第一人者だが、NHKの「100分de名著」では三木清の『人生論ノート』やマルクス・アウレリウスの『自省録』を取り上げるなど、古今東西の哲学に詳しい。哲人たちの思索の上に、自らの育児、介護、教職経験を重ねて綴る人生論。
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「嫌いな人との付き合いが避けられません」「自分だけが労力を提供するのは損です」「自分が好きではなく、自信もあ
りません」そんな人はどうすればいいのか。
人生について切実な41の質問に、心理学にも通じた哲学者が明確な答えを出す。
よく生き、幸福になるための示唆が今を生きるすべての人に響く、導きの書。
「給料とやりがい、どちらで仕事を選べば幸福になれますか」
「自分が比べなくても、人から比べられてしまいます」
「不満を糧に生きています。間違っていますか」
「危機感や焦燥感がないとモチベーションが保てません」
「自殺したい人、闘病中の人に対して何ができるでしょうか」
「自分の人生を生きることと、他者貢献の割合がわかりません」
高校生と哲学者の本気の人生問答が、老若男女の胸を打つ。 -
ミリオンセラー『嫌われる勇気』著者最新作!
――「未来があっていいね」と大人はいう。
「何がいいんだ」と私は思う。
つらい仕事、悪政、気候変動、経済危機、新型コロナ、対人問題……
手に負えない問題だらけでも、未来があるのは不幸じゃない。
「自分の手ではどうにもならないこと」に絶望せず、
“自分の人生”を幸せに生きるための、超実践的幸福論!
<本文冒頭より>
たくさんの問題が降りかかる現代社会。
この先、「未来がある方が不幸」なのではないか。
不安と憤りと、
やるせなさでいっぱいになっていた時、
近くの大学で張り紙を見つけた。
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哲学ゼミ 受講生募集
テーマ「君には、世界を変える力がある」
講師: 岸見一郎
募集人数: 若干名
若者対象、社会人も歓迎
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哲学の講義……
「君には、世界を変える力がある」?
こんなにも世界に絶望しているのに?
こんなにもちっぽけな私なのに?
そんなこと、本当に可能なんだろうか。
そもそも、哲学とそれがどう結びつくのか、
よくわからない……。
しかも、若者対象って、一体いくつまでだろう。
社会人三年目は、まだ若者に入るのかな。
いろいろなことが頭の中をめぐりながらも、
「君には、世界を変える力がある」
その言葉に惹かれ、
気がつけばフォームから応募していた。
【登場人物】
講師:岸見一郎
受講生:
A 哲学を専攻する大学三年生。就職活動中だが、親の希望する就職先と、
自分の生きたい人生にズレがあり悩んでいる。
B 社会人三年目。未来に悲感的。営業の仕事をしているが、ノルマ優先の
働き方に悩んでいる。婚約していた相手と破局し、男性不信になっている。
C 社会人五年目。夢を叶え、マスコミ関係の仕事をしているが、パワハラ
上司に悩んでいる。ネガティブになりがちな自分を克服したいと思っている。
成功して自信を持ちたい。 -
不安の正体と脱却への道――不安とは、「未知、制御不能なものをコントロールしようとする時に起こる心の動き」とされています。それはコントロール不可能とされるもので、古代ギリシアでも楽観的に向き合う姿勢は捨てるべきとされてきました。では、私たちに不安を克服する術はないのでしょうか――。本書は、パンデミックや災害などによる不安が社会全体を覆う今、アドラー心理学の第一人者で孤高の哲学者である著者が不安の正体を問い直したものです。社会の不安のみならず、今この瞬間も多くの人が抱えている対人関係や仕事、病、死への不安を取り上げ、その原因と脱却への道を模索しました。キルケゴール、アドラー、三木清などの思想を手がかりに、不安に囚われず前を向く道を示します。
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ニヒリズムを超越する真の勇気は、孤独を知り、理想を手放さない知性にこそ宿る!
三木清(1897-1945)は、日本初の哲学者といわれる西田幾多郎と師弟関係を結んだ思索のひとである。また、孤独や貧窮を味わった在野の哲学者である。そんな彼が、日本が戦争へと突き進んでいくなか、「文學界」(1938~1941年)に寄稿した連載が「人生論ノート」だ。人生のなかで、誰もが一度は煩悶するであろう困難(「死」「虚栄」「孤独」「嫉妬」「偽善」「利己主義」など)への向き合い方や願望(「幸福」「理想」「成功」「希望」など)への道筋について、思索を深めた哲学エッセイである。その文章は、晦渋であるうえに、時局を踏まえ細心の注意が施された表現なため、難解で真意をつかみにくい側面がある。その難解かつ迂遠な表現の核心を、三木清を長年研究してきた岸見氏が懇切かつわかりやすく解説する。
岸見氏が注目するのは、三木が掲げた「理想主義」。それは、ひとが困難を乗り越えるために必要不可欠な態度であるのに、現代人に著しく欠けているセンスだと、氏はいう。「どうせ」や「いまさら」といったニヒリズムは現実を変える力を持たず、楽観的に見える理想主義こそが、ひとを幸福へと導く力だという三木。「人生は運命であるように、人生は希望である。運命的な存在である人間にとって生きていることは希望を持っていることである」。人間の負の側面を認めつつ、そこから一歩先へ進むための杖として、「希望」を失ってはいけないと説いたのだ。
また、真の勇気は「孤独」を恐れない、知的な姿勢にこそ宿るという。組織や集団の欠点・瑕疵を指摘するには、孤立を恐れない勇気が必要だ。社会のため、幸福のために孤独は重要な要素だと、三木はいうのだ。
1945年3月思想犯を匿ったかどで逮捕され、同年9月獄中で死を迎えた三木の、人生をかけた言葉の連なりは、閉塞した社会を生きる私たちを鼓舞し、勇気づける。哲学的な示唆とともに、人間の尊厳と幸福を希求したその人生もまた、読者を勇気づけるだろう。 -
アドラー、プラトン、デカルト・・・古今東西の哲学者の言葉を岸見一郎が咀嚼し再構築するーー
“負ける哲学者”による、今最も古くて最も新しい生き方・考え方
「岸見哲学」の集大成!
先が見えない時代に私たちはどのように考えたらいいのか。
・不安を直視して生きる
・幸福に「なる」のではなく、幸福で「ある」
・未来は「ない」ものと考え「今」を生きる
・数えるのをやめると人生は変わる
コロナ時代を生きる勇気が湧く言葉の数々。
【目次】
第1章 「私」とは
私幸せに見える?
他者を裁きたい人
第2章 「生きる」とは
生きていることに価値がある
死に優劣はない
第3章 「愛する」とは
恋愛に条件はいらない
会えなくても繋がれる
第4章 「働く」とは
仕事は人生の重大事ではない
定年後も変わらない「私」
終章 私たちができること -
今できることをして先送りにしない。老い、死にとらわれない哲学入門。
老後に備えない? 誰だって備えているではないか。たちまち反論されるだろう。一体、どういう意味なのか。これからの人生が長いと感じられたら幸せなのかといえば、これも自明ではない。嫌な仕事をしている時は、時間はなかなか経たない。時計が止まってしまったかのように思う。反対に、楽しい時間は、なぜこんなに早く過ぎるのかと思う。そうすると、これからの人生が短いと思うことが不幸であるとはいえない。
実のところ、直近の未来ですら何が起こるかわからない。平均寿命は伸びたけれども、それは一般的な話であって、自分がはたして後何年生きられるかはわからない。 そうすると、これからの人生計画を立てることは必要かというより、立てられないというのが本当である。どうすればいいのか、ギリシア哲学の専門家がアドラー心理学も駆使しながらよりよく生きる人生を考察する。 -
本書は、ベストセラー『嫌われる勇気』の著者のNHK文化センター講座「よく生きるための哲学」に“幻の第6回講義”を加えて再構成し、書籍化するものです。孫をもつ年齢に達した著者が、同世代の読者に向けて、「老・病・死」にまつわる自らの体験を軸に、人生の分岐点をポジティブにとらえる思考法を解説します。
類書との大きな違いは二つ。一つは、実際の講座での語り口調を生かし、各講座後の受講生の質疑応答も付した、著者初の講義形式の本であること。もう一つは、ギリシア哲学・アドラー心理学から家族論まで、これまで著者が個別に取り上げてきたテーマを章ごとにまとめることで、いわゆる“岸見哲学”のエッセンスを本書一冊で丸わかりできる点です。
第1講では専門のギリシア哲学を題材に、「哲学がなぜ必要なのか」「どんなときに役立つのか」について問います。そこで例に挙げられるのが、25歳のときの母親の介護体験です。母親の死の絶望感から救ってくれたのが哲学だったこと、そしてその経験が「幸福とは何か」を考えるきっかけになり、三木清の哲学に触れることで「幸福とはオリジナルなもの」であることを知り(第2講)、アドラー心理学を学ぶことで「他者は敵ではなく仲間であること(共同体感覚)」(第3講)を理解したことが語られます。
そうして年齢を重ねた著者は50歳のときに、今度は自らが心筋梗塞で倒れ、死の淵をさまようことになります。そこからの蘇りの中で考えたテーマが「老・病・死」について(第4、5講)。老いること、病気になること、死ぬことは絶対に避けられないし、変えられない。では変えられるものは何かと問えば、それは自らの「意識」以外にはないことに思い至ります。絶望するのではなく、希望をもつこと。「どのような状況にあっても生きられるという希望があるからこそ、死という現実を前にしても人は生きられる」と著者はいいます。
結論は、今ここに目を向け、一瞬一瞬を真剣に、丁寧に生きること。「生きているだけで素晴らしい」――そう言える「勇気」を本書から学びます。 -
人生は苦。それでも生きる。日々、生きづらさを感じているすべての人へ。ベストセラー『嫌われる勇気』の著者が送る力強いメッセージ!
人生は苦しい。苦しいこともあれば、楽しいこともある、ではなく、本来的に人生とは苦しいもの。それゆえ仏教は「生老病死」の苦しみを説き、聖書は人生を嘆きの谷になぞらえる。でも、それでも死んでしまうのではなく、この事実を認め、受け入れた上で生きていこう。いじめられている人も、会社でハラスメントを受けている人も、死んでしまうのではなく、とにかく生きよう。どんなに孤独に思えても、かならずどこかに「仲間」はいる。だから絶望することなく、希望を持って生きてゆこう。人生を「生きる」ことが、この世に生を受けたすべての人に課された課題だから。
仏教、キリスト教、ギリシア哲学--いにしえの知恵をたずね、アドラー心理学、三木清の『人生論ノート』など、さまざまな思想に学び、築き上げた、岸見一郎の総決算としての人生論! -
西洋の哲学はここからスタートした。古代ギリシア哲学入門として必読の書。
古代ギリシアを代表する哲学者ソクラテス。
その生涯は刑死という衝撃的な最期を迎えたが、その裁判の一部始終をプラトンが記録したのが『ソクラテスの弁明』である。誰よりも正義の人であったソクラテスが裁判で何を語ったかを伝えることで、彼の生き方を明らかにした名著。
幸福であるためには、何が自分にとって善であるかを知っていなければならない。これが知恵や真実を求める意味であり、この意味での善悪の知が魂を優れたものにする――。古代ギリシア哲学の白眉ともいえる『ソクラテスの弁明』の全文を新訳とわかりやすい新解説で読み解く。「徳」と訳されるアレテーなどギリシャ哲学の概念にも触れつつ、ソクラテスの言動や思想を通して哲学とは何かに迫る。
※紙書籍再現のため、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合や、紙書籍とは異なる表記・表現の場合があります。 -
成功と幸福を同一視しないことから始めよう。
アドラー哲学「嫌われる勇気」岸見一郎による幸福論の決定版
高校生へ語った伝説の講演「これからの人生をどう生きるか」も完全収録!
1章 成功と幸福
相談「人生への絶望感とどうつきあっていくべきでしょうか」
相談「住む場所から子どもの名前まで、妹に真似をされて困っています」等
「私の人生は回り道ばかりだった」
2章 自分の課題・他人の課題
「自分の価値は自分で決める」
相談「現在39歳・婚活中ですが男性に幻滅してしまいます」等
3章 喧嘩に勝たない・人の期待にこたえない
相談「やる気に溢れた職場で私だけ期待に応えられません」
相談「主人が会社を辞めたいと言います。」等
4章 今日を今日のためにだけ生きる
相談「母親の介護中。口だけ出す兄に困っています」等
5章 ただそこに、いてくれるだけでいい
「本当の幸福は摩擦の中にある」
相談「大切な人が重い病気にかかってしまいました」等 -
ベストセラー『嫌われる勇気』著者にしてアドラー心理学の権威が考える、これからの親とのかかわり方。
もくじ
第1章 生きるということ
倒れた母から学んだ「生きる意味」/できないことをできないと認める勇気 ほか
第2章 ありのままを受け入れる
現実を受け入れることが苦しくても、目はつぶらない/親が過去を忘れてしまったら、新しい関係を築けばいい ほか
第3章 親とどうかかわるか
親との権力争いから降りることは、「負け」ではない/親から受けたことを、子どもは親には返せない ほか
第4章 いまここを生きる
人生を効率的に生きることに意味はない/「余生」を考えて生き方を変える必要はない ほか
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