『思想、納富信留、1年以内(新書、実用)』の電子書籍一覧
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認知症もガンも、いい〈香り〉で治療する
時代がやってきた!
視覚、味覚、聴覚などと並び、非常に身近な感覚でありながら、科学的にまだ謎が多く残る分野――それが「嗅覚」である。重度の認知症患者の症状を改善したり、がんの終末期の疼痛を和らげる〈香り〉。これまでの西洋医学では太刀打ちできなかった病状の治療方法として、いま注目されているメディカルアロマセラピーを、嗅覚のメカニズムや最先端の臨床例からわかりやすく解き明かす。
■目次
第一章 嗅覚のメカニズム~ヒトはどのようにして<香り>を感じるのか
第二章 <香り>が人体におよぼす作用~アロマセラピーのサイエンス
第三章 治りにくい・予防しにくい疾患に効く<香り>~メディカルアロマセラピーの最新研究
第四章 <香り>の効能を楽しむ~精油の使い方 -
哲学とは何であったか?
「理想」という語は、明治の時代、プラトンの「イデア」の訳語として造られ、定着した。そしてプラトンの最高傑作『ポリテイア』(『国家』)が『理想国』の標題で出版され、近代国家建設をめざす多くの日本人の希望の拠りどころとなる。だが、新たな理想社会を創らんとするその熱情は、やがて全体主義に利用される運命を辿った――。かくも激しく人々の魂を突き動かしたプラトンの理想主義哲学とは、果たしていかなるものか。『ポリテイア』の核心を読み解くことで、哲学という営みが切りひらく最良の地平を描き出す。初学者への案内として「プラトン『ポリテイア』を読むために」を付した決定版。 -
スタンダードな入門書を、読みやすくなった新版で
カントの批判哲学から、フィヒテ、シェリングをへてヘーゲルの哲学体系までドイツ観念論を平明に解説した入門書。旧版の坂部恵による解説に加え、新たに納富信留・東京大学教授による序文を収録する。1977年の刊行以来、長年読み継がれてきた名著を、読みやすい新組みでおくる。
【主要目次】
序文 哲学者との対話としての哲学史――本書を読むために(納富信留)
第一章 カント
1 カント哲学の背景と意図
2 生涯と著作
3 批判哲学の意図
4 数学および自然科学の基礎づけ
5 伝統的形而上学の否定
6 実践的形而上学の基礎づけ
7 自然界と道徳界との統一
第二章 フィヒテ
1 生い立ちからイエナ赴任まで
2 前期思想
3 無神論論争
4 ベルリン時代
5 後期思想
第三章 シェリング
1 生い立ちからイエナ時代まで
2 前期思想
3 ヴュルツブルク、ミュンヘン、ベルリン時代
4 後期思想
第四章 へーゲル
1 ヘーゲルに対する相反する評価
2 生涯と著作活動
3 根本思想
4 弁証法
5 体系の概観
6 『精神現象学』序論と『法の哲学』
7 後世への影響
解説(坂部 恵)
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