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『思想、講談社、稲垣良典(実用、新書)』の電子書籍一覧

1 ~31件目/全31件

  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    【内容紹介・目次・著者略歴】
    国家こそ人間のために! 本書は理想と現実との間の深いつながりを絶えずはかりながら、人間のために国家をその本来あるべき位置に据えて、新たなデモクラシーの歴史的・具体的理想をわれわれに示したものである。人間・デモクラシー・世界平和がきわめて深刻な危機にさらされている時代に、本書をあらゆる人々におすすめする。

    【目次より】
    感謝の言葉
    目次
    第一章 人民と国家
    民族、政治団体、国家
    協同体と社会
    民族
    政治団体
    国家
    正常な発展とそれに伴う倒錯の過程
    人民
    第二章 主権の概念
    問題点
    ジャン・ポダンの主権君主
    根源的誤謬
    主権とはなにを意味するか。ホッブスの「可死的な神」
    政治団体も国家も主権者でない
    人民も主権者でない。ルソーの主権的国家
    結論
    第三章 手段の問題
    目的と手段
    政治生活の技術的合理化
    政治生活の倫理的合理化
    人民の有するコントロールの手段と民主主義的国家
    退歩的もしくは野蛮的社会における手段の問題
    第四章 人権
    理論的な考え方において対立している人々も人権のリストに関して純粋に実践的な合意に到達することができる
    哲学的論点 人権の合理的基礎
    自然法
    自然法における第一の(存在論的)要素
    自然法における第二の(認識論的)要素
    人権と自然法
    人権一般について
    人権の個別的考察
    第五章 民主主義的憲章
    民主主義的・世俗的信仰
    政治的異端者
    教育と民主主義的憲章
    権威に関する諸問題
    予言者的・警世的少数派
    第六章 教会と国家
    序言 一般的・不変的原理
    一般的・不変的原理
    (1)人間人格と政治団体
    (2)教会の自由
    (3)教会と政治団体
    現実の歴史的実存における不可変的諸原理の適用
    (1)テーシスとヒボテーシス、歴史的風土と具体的な歴史的理想
    (2)近代文明の歴史的風土
    (3)教会の優越性の原理
    (4)協力の原理
    最も一般的かつ間接的な協力形態
    神の存在を公けに認識すること
    相互援助の特殊的形態
    いくつかの実際的結論
    第七章 世界政府の問題
    二者択一
    いわゆる国家主権の放棄
    世界的政治社会の必然性
    まったくの政治理論対たんなる行政理論
    超民族的勧告機関
    訳者あとがき

    マリタン、ジャック
    1882~1973年。フランスの哲学者。パリ・カトリック大学教授。新トマス主義者。
    ソルボンヌ大学卒業。
    著書に、『三人の改革者 - ルター.デカルト.ルソー』(麻生宗由訳)『宗教と文化』(吉満義彦訳)『詩とは何か - その位置について』(共著、倉田清訳)『人間教育論 岐路に立つ教育』(溝上茂夫訳)『岐路に立つ教育』(荒木慎一郎訳)『人間と国家』(久保正幡・稲垣良典訳)『典礼と観想』(共著、須賀敦子訳)『芸術家の責任』(浜田ひろ子訳)『フランス哲学者の見たアメリカ』(小林珍雄訳)『人間の教育 - ジャック・マリタンの教育哲学』(ドナルド・A・ギャラガー、アイデラ・J・ギャラガー編、稲垣良典監修、梅村敏郎訳)などがある。

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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    神とは何か? 哲学、現代思想、スコラ学、近代経験主義、神秘主義、人間中心主義、形而上学などのさまざまな視点から、検討する。

    【目次より】
    「長崎純心レクチャーズ」について  片岡千鶴子
    まえがき
    第一日 経験と神
    はじめに 神は「問題」となりうるか
    哲学と神
    現代思想と神
    「反哲学」
    「少数派」の見解?
    「経験」と「存在」
    神を問題とすることへの異論
    「神について考える暇はない」
    スコラ学的「討論」
    異論
    「反対異論」
    「神の死」
    「神の死」は自明のことであるか
    哲学と神学の分離?
    「神の死」をひきおこしたもの
    近代は人間を解放したのか?
    「経験」の意味
    「存在」の意味
    経験と「経験主義」
    経験の「経験的」理解
    「開かれた」経験
    質疑応答
    第二日 神と存在
    「存在」の捉えにくさ
    経験は神の探求を排除しない
    神の探求と存在論
    「否定神学」
    「神秘主義」
    「不可知」と「測り尽くしえない」
    「人間中心主義」
    「存在」をめぐる通念的理解
    「存在忘却」
    「存在」にたいする問い
    「存在」への問いと「人間的」思考
    「西洋的」思考?
    人間の認識における「神的」要素
    神的創造の視点
    形而上学と偶像礼拝
    「存在の類比」の問題
    「存在」と「愛」 ペルソナの存在論
    質疑応答
    第三日 理性と信仰
    はじめに 理性と信仰の問題
    自由 真理 信仰
    「哲学者の神」
    パスカルと「哲学者の神」
    デカルトと「哲学者の神」
    パスカルにおける理性と信仰
    理性と信仰 総合の試みとその破綻
    トマスにおける理性と信仰の総合
    「学」としての神学の問題
    「存在」の神と「愛」の神
    『神学大全』の構造
    近代における理性と信仰との分離
    回勅「信仰と理性」
    神を「問題」にすることは可能か
    神を「問題」にすることは人間にとってふさわしいことか
    「神のかたどり」としての人間
    質疑応答
    資料
    第一日
    第二日
    第三日

    あとがき


    稲垣 良典
    1928年生まれ。東京大学文学部卒業。アメリカ・カトリック大学大学院哲学研究科にてPh.D.を取得。文学博士(東京大学)。九州大学名誉教授。専門は中世スコラ哲学。『神学大全』翻訳で第67回毎日出版文化賞、『トマス・アクィナスの神学』および『トマス・アクィナス 「存在」の形而上学』で第27回和辻哲郎文化賞をそれぞれ受賞。

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  • 1,155(税込)
    著:
    稲垣良典
    レーベル: 講談社学術文庫
    出版社: 講談社

    「人格(ペルソナ)」とは、単にかけがえのない個であるばかりでなく、他者との交わりにおいて存在し、自己を実現する主体である――。
    古代以来の神学から現代の哲学までを渉猟。真の「人格」理解を通してあらゆる存在の価値の基礎づけと倫理の構築を目指す、著者畢生の書。
    これを知らずして、「人間の尊厳」も「善」も語れない!

    [本書の内容]
    序論 人格(ペルソナ)について語ることの難しさ
    第一章 個人から人格へ――人格の哲学をめざして
    第二章 「世俗化」と「人格」概念
    第三章 行為と人格
    第四章 存在としての人格
    第五章 人格の形成
    第六章 人格(ペルソナ)の神学的考察
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    13世紀になった、聖書解釈や神学者の注解を体系的に集大成した全45巻からなる中世キリスト教神学の金字塔。第IIー1部第106問題~第114問題を収録。
    主題は、法(新法)、恩寵。

    【目次より】
    まえがき
    目次
    第百六問題 新法と呼ばれる福音の法 それ自体におげる考察
    第百七問題 新法と旧法の比較について
    第百八間題 新法の内容について
    第百九問題 恩寵の必要性について
    第百十問題 神の恩寵について その本質に関して
    第百十一問題 恩寵の区分について
    第百十二問題 恩寵の原因について
    第百十三問題 恩寵の結果について 第一に罪人の成義について
    第百十四問題 功徳について
    訳者注
    解説 トマスの「恩寵」概念
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    トマス・アクィナス
    1225頃~1274。スコラ学の代表的神学者。ドミニコ会士。アルベルトゥス・マグヌスに師事し、パリのドミニコ会神学校の学長を歴任した間に『神学大全』を完成した。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    【内容紹介・目次・著者略歴】
    13世紀になった、聖書解釈や神学者の注解を体系的に集大成した全45巻の中世キリスト教神学の金字塔。第II部-2第101問題~第122問題を収録。
    主題は、正義につながる諸徳(続)。 

    【目次より】
    まえがき
    第百一問題 孝養について
    第百二問題 敬順について
    第百三問題 敬従について
    第百四問題 従順について
    第百五問題 不従順について
    第百六問題 感謝もしくは謝恩について
    第百七問題 忘恩について
    第百八問題 復讐について
    第百九問題 真実について
    第百十問題 真実と対立的な諸々の悪徳について
    第百十一問題 偽装と偽善について
    第百十二問題 自慢について
    第百十三問題 卑下について
    第百十四問題 友愛あるいは愛想よさについて
    第百十五問題 追従について
    第百十六問題 喧嘩について
    第百十七問題 寛厚について
    第百十八問題 貪欲について
    第百十九問題 浪費について
    第百二十問題 衡平について
    第百二十一問題 孝養の賜物について
    第百二十二問題 正義の掟について
    訳者註
    解説
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    トマス・アクィナス
    1225頃~1274。スコラ学の代表的神学者。ドミニコ会士。アルベルトゥス・マグヌスに師事し、パリのドミニコ会神学校の学長を歴任した間に『神学大全』を完成した。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    かつて波多野精一やバートランド・ラッセルによって、哲学に非ずと断定されたトマス・アクィナス。果たして、トマスの神学とは、どのような「学」であり、哲学はそれをどのように探究できるのだろうか。本書は、『神学大全』という一冊の書物と現代のわれわれとの間に立ちはだかる見えざる壁を打ち砕き、「人となった神」という受肉の神秘を中心に据えた探究の書として読みとく。トマス以後、中世末期から、神学と哲学、信仰と理性とが次第に分離、また「学」としての神学から神秘思想・霊性神学が徐々に分かれていくのに対し、トマスの神学はそうした相反する側面を統合しうるものであり、信仰から独立した知ではなく、信仰に基づいて成立する学であって、スコラ神学でありながら修道院神学の性格をも備えていたことを論証。その上で、『神学大全』における、存在そのものである神に至るまで徹底的に進められる存在(エッセ)の探究、自由意思と恩寵、創造と悪、人間の幸福と至福直観、そしてトマスの宗教(レリギオ)観、キリスト論、秘跡論へと考察を重ねて、彼の神学的探究の根本性格を解明する。長年にわたり『神学大全』の訳業に従事した著者の筆致を通し、“万人に共通の博士Doctor Communis”トマスが、善く生きるための知的探究を徹底的に行なうことを問いかける。存在論や認識論など哲学の課題のみならず、自由と悪、正義など政治や倫理の諸問題にも大きく関与し、現代の閉塞する思想状況に、豊かな示唆を与える画期的業績。

    【目次より』
    まえがき
    序論 トマスの「神学」について
    I トマス「神学」の再発見 II トマスの「神学理解」 神学・信仰・霊性 III 新しい統合の可能性
    第一章 「一」なる神と「三・一」なる神
    I はじめに トマス神学における神 II 「一」なる神につして III 三・一なる神について
    第二章 創造とは何か
    I 創造と救い II トマスの創造論 III 創造と悪の問題
    第三章 人間の幸福について
    I 人間論・幸福・神 II 幸福の願望と幸福の実現 III 至福直観
    第四章 トマスの「宗教」観
    I トマスのレリギオ概念 敬神・修道生活・祈り II キリスト教的敬神 信仰・希望・愛徳
    第五章 トマスの神学的キリスト論
    I 「受肉の神秘」の神学的探究 II 幼児イエスをめぐる神学的問題 III キリストの生涯 神学的考察 IV キリストの受難と死の神秘 V キリストの高挙(復活・昇天)について
    第六章 トマスの秘跡論
    I トマスの秘跡神学 II キリスト・教会・洗礼 トマスの洗礼 III トマスの聖体神学(1)IV トマスの聖体神学(2) V トマスの「悔悛」神学
    結語
    あとがき
    用語解説

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    稲垣 良典
    1928年生まれ。東京大学文学部卒業。アメリカ・カトリック大学大学院哲学研究科にてPh.D.を取得。文学博士(東京大学)。九州大学名誉教授。専門は中世スコラ哲学。『神学大全』翻訳で第67回毎日出版文化賞、『トマス・アクィナスの神学』および『トマス・アクィナス 「存在」の形而上学』で第27回和辻哲郎文化賞をそれぞれ受賞。その他、著書は多数ある。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    13世紀、聖書解釈や神学者の注解を体系的に集大成した全45巻の中世キリスト教神学の金字塔。第II-1部第90問題~第105問題を収録。
    主題は、法(旧法)。

    【目次より】
    凡例
    第九十問題 法の本質について
    第九十一問題 法の多様性について
    第九十二問題 法の効果について
    第九十三問題 永遠法について
    第九十四問題 自然法について
    第九十五問題 人定法それ自体について
    第九十六問題 人定法の権能について
    第九十七問題 法の改変について
    第九十八問題 旧法について
    第九十九問題 旧法の規定について
    第百問題 旧法の倫理的規定について
    第百一問題 祭儀的規定それ自身について
    第百二問題 祭儀的規定の根拠について
    第百三問題 祭儀的規定の存続について
    第百四問題 司法的規定について
    第百五問題 司法的規定の理由について
    訳者注
    あとがき

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    トマス・アクィナス
    1225頃~1274。スコラ学の代表的神学者。ドミニコ会士。アルベルトゥス・マグヌスに師事し、パリのドミニコ会神学校の学長を歴任した間に『神学大全』を完成した。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    キリスト教に関わる事柄を初学者のために「学習の順序」に従って論述、第1部神論、第2部人間論、第3部キリスト論よりなる。第II部-2 第171問題~第182問題は、「預言」および「活動的生活と観想的生活」について考察される。近代の知性観は実践的知性のみを認め、観想的知性の可能性を排除している。ところがトマスにおける観想は、アリストテレスの観想(テオリア)観と根本的に異なるものであり、未完成で「途上にある者」という人間理解に基づいて、観想が人間に自然本性的に適合していることを示す。

    【目次より】
    まえがき
    第百七十一問題 預言について
    第一項 預言は認識に属するか ~ 第六項 預言的に認識あるいは告知される事柄は偽でありうるか
    第百七十二問題 預言の原因について
    第一項 預言は自然的なものでありうるか ~ 第六項 悪霊たちの預言者は時として真なることを告げるか
    第百七十三問題 預言的認識の様態について
    第一項 預言者たちは・・を見るのであるか ~ 第四項 預言者は・・認識しているか
    第百七十四問題 預言の区分について
    第一項 預言が・・へと区分されるのは適切であるか ~ 第六項 預言の諸段階は時の経過に応じて変化するか
    第百七十五問題 脱魂について
    第一項 人間の霊魂は・・脱魂するのか ~ 第六項 パウロは彼の霊魂が身体から・・知らなかったのか
    第百七十六問題 異言の恩寵について
    第一項 異言の賜物を得た人々は、すべての言語をもって語ったのか
    第二項 異言の賜物は預言の恩寵よりもよりすぐれたものであるか
    第百七十七問題 語りに存する無償の恩寵について
    第一項 或る無償の恩寵は語りに存するか
    第二項 知恵と知識の語りの恩寵は、女性たちにも属するか
    第百七十八問題 奇跡の恩寵につして
    第一項 奇跡を行うこと・・無償の恩寵があるか
    第二項 悪人は奇跡を行うことができるか
    第百七十九問題 活動的生活と観想的生活への生活の区分について
    第一項 生活を活動的と観想的・・区分するのは適切か
    第二項 活動的と観想的・・区分は十分に為されているか
    第百八十問題 観想的生活について
    第一項 観想的生活は・・全体が知性においてあるか ~ 第八項 観想的生活は持続的であるか
    第百八十一問題 活動的生活について
    第一項 倫理徳のすべての行為が活動的生活に属するか ~ 第四項 活動的生活は現在の生の後も存続するか
    第百八十二問題 活動的生活と観想的生活の比較について
    第一項 活動的生活は観想的生活よりもより優れているか ~ 第四項 活動的生活は観想的生活に先立つか
    訳者注
    解説

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    トマス・アクィナス
    1225頃~1274。スコラ学の代表的神学者。ドミニコ会士。アルベルトゥス・マグヌスに師事し、パリのドミニコ会神学校の学長を歴任した間に『神学大全』を完成した。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    【内容紹介・目次・著者略歴】
    13世紀、聖書解釈や神学者の注解を体系的に集大成した全45巻からなる中世キリスト教神学の金字塔。第III部 第27問題~第30問題を収録。

    キリスト教に関わる事柄を初学者のために論述した、西洋中世思想を代表する必読文献。本巻は聖母について扱う。トマスの聖母論の基本原則は、「聖母はキリストとの関係においての外は理解できない」であると言える。彼は神学者として、当時広く流布していた聖母に関するロマンティックな伝説や神話を警戒し、自らの聖母論を何よりも聖書のテクストの歴史的・字義的な意味に即した解釈の上に構築することを試みているが、一方で、そこには聖母を愛する詩人としての声も同時にまじっているのである。40頁に及ぶ訳者解説ではアウグスティヌス、アンセルムス、ベルナルドゥスなど教父思想からの影響を考察、またトマスの一連の著作における思索を辿ることで『神学大全』の聖母論を特徴づけて、読者の理解を導く。

    【目次より】
    まえがき
    第二十七問題 至福なる乙女の聖化について
    第一項 神の母である至福なる乙女は母胎からの誕生の前に聖化されていたか
    第二項 至福なる乙女は理性的霊魂の注入の前に聖化されたのであるか
    第三項 至福なる乙女は邪欲の汚れから潔められていたか
    第四項 至福なる乙女は母の胎内での聖化によってすべての自罪から保全されたか
    第五項 至福なる乙女は母の胎内での聖化によって恩寵の満ちあふれを取得したか
    第六項 母の胎内で聖化されることは、キリストについで、至福なる乙女に固有であったか
    第二十八問題 神の母の処女性について
    第一項 神の母はキリストを懐胎するさいに処女であったか
    第二項 キリストの母は出産において処女であったか
    第三項 キリストの母は出産の後処女であり続けたか
    第四項 神の母は処女性を誓願したか
    第二十九問題 神の母の婚約について
    第一項 キリストは婚約した乙女から生まれるべきであったか
    第二項 マリアとヨセフとの間には真実の結婚が成立していたか
    第三十問題 至福なる乙女への告知について
    第一項 至福なる乙女にたいして何事が彼女のうちで為されようとしていたかが告知されることは必要であったか
    第二項 至福なる乙女にたいする告知は天使によって為されるべきであったか
    第三項 告知する天使は乙女にたいして目に見える姿で現れるべきであったか
    第四項 告知は適当な順序で完成されたか
    訳者注
    解説 トマスの聖母論
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    トマス・アクィナス
    1225頃~1274。スコラ学の代表的神学者。ドミニコ会士。アルベルトゥス・マグヌスに師事し、パリのドミニコ会神学校の学長を歴任した間に『神学大全』を完成した。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    13世紀、聖書解釈や神学者の注解を体系的に集大成した全45巻からなる中世キリスト教神学の金字塔。第III部第53問題~第59問題を収録。

    西洋中世の一大金字塔、「スンマ・テオロジアェ」。キリスト教にかかわる事柄を初学者のために論述した、西洋中世思想を代表する必読文献。本巻は、第三部「キリスト論」(第1-59問題)の最終部分である、キリストの高挙、すなわちキリストの復活と昇天、神の右への着座と裁き主としての権能についての考察を収める。「神はわれわれの救いのために人間と成り給うた」という受肉の神秘へと向けられた神学的探究。

    【目次より】
    まえがき
    目次
    第五十三問題 キリストの復活について
    第一項 キリストが復活することは必要であったか

    第四項 キリストは自らの復活の原因であったか
    第五十四問題 復活したキリストの質について
    第一項 復活の後キリストは真実の身体を有していたか ~ 第四項 キリストの身体は諸々の傷跡と共に復活すべきであったか
    第五十五問題 復活の顕示について
    第一項 キリストの復活は万人に顕示されるべきであったか ~ 第六項 キリストが導入した諸々の確証は彼の復活を十分に顕示したか
    第五十六問題 キリストの復活の因果性について
    第一項 キリストの復活は諸々の身体の復活の原因であるか 第二項 キリストの復活は諸々の霊魂の復活の原因であるか
    第五十七問題 キリストの昇天について
    第一項 キリストが昇天することは適当であったか ~ 第六項 キリストの昇天はわれわれの救いの原因であるか
    第五十八問題 御父の右へのキリストの着座について
    第一項 御父なる神の右に着座することはキリストに適合するか ~ 第四項 御父の右に着座することはキリストに固有のことであるか
    第五十九問題 キリストの裁きの権能について
    第一項 裁きの権能は特別にキリストに帰属させるべきものか ~ 第六項 キリストの裁きの権能は天使たちにも及ぶか
    訳者注
    解説 キリストの高挙(復活・昇天)について

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    トマス・アクィナス
    1225頃~1274。スコラ学の代表的神学者。ドミニコ会士。アルベルトゥス・マグヌスに師事し、パリのドミニコ会神学校の学長を歴任した間に『神学大全』を完成した。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    13世紀、聖書解釈や神学者の注解を体系的に集大成した全45巻からなる中世キリスト教神学の金字塔。第II-I部第71問題~第89問題を収録。悪徳と罪が主題。

    【目次より】
    まえがき
    第七十一問題 悪徳と罪について──それ自体において
    第七十二問題 諸々の罪の区別について
    第七十三問題 諸々の罪の相互比較について
    第七十四問題 罪の基体について
    第七十五問題 罪の原因について──一般的考察
    第七十六問題 罪の原因について──特殊的考察
    第七十七問題 感覚的欲求の側における罪の原因について
    第七十八問題 罪の原因である悪意について
    第七十九問題 罪の外的諸原因について──第一に神の側に関して
    第八十問題 罪の原因について──悪魔の側に関して
    第八十一問題 罪の原因についてー人間の側に関して
    第八十二問題 原罪の本質について
    第八十三問題 原罪の基体について
    第八十四問題 ―つの罪が他の罪の原因である限りでの罪の原因について
    第八十五問題 罪の結果について──第一に自然本性の善の損傷について
    第八十六問題 罪の汚れについて
    第一項 罪は霊魂のうちに何らかの汚れを生ぜしめるか
    第二項 汚れは罪の行為の後も霊魂のうちに存続するか
    第八十七問題 刑罰に値する罪責について
    第八十八問題 小罪と大罪について
    第八十九問題 小罪それ自体について
    訳者注
    解説 トマスの「罪」理解について
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    トマス・アクィナス
    1225頃~1274。スコラ学の代表的神学者。ドミニコ会士。アルベルトゥス・マグヌスに師事し、パリのドミニコ会神学校の学長を歴任した間に『神学大全』を完成した。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    13世紀、聖書解釈や神学者の注解を体系的に集大成した全45巻からなる中世キリスト教神学の金字塔。第III部第46問題~第52問題を収録。

    西洋中世の一大金字塔、「スンマ・テオロジアェ」の全文訳。キリスト教にかかわる事項を初学者のために論述した、西洋中世思想を代表する必読文献。本巻では、世界からのキリストの退場、すなわち「キリストの受難」、「キリストの死」、「キリストの埋葬」、「死者の世界への降下」を扱う。

    【目次より】
    まえがき
    第四十六問題 キリストの受難について
    第一項 キリストが人類の解放・救いのために受難することは必要であったか ~ 第十二項 キリストの受難は彼の神性に帰属させるべきであるか
    第四十七問題 キリストの受難の作動因について
    第一項 キリストは他の者によって殺されたか、あるいは自分自身によってか ~ 第六項 キリストを十字架につけた者たちの罪は最も重かったか
    第四十八問題 キリストの受難はどのようにわれわれの救いを実現したか
    第一項 キリストの受難は功徳という仕方でわれわれの救いを原因したか ~ 第六項 キリストの受難は作動因という仕方でわれわれの救いを実現したか
    第四十九問題 キリストの受難の結果
    第一項 キリストの受難によってわれわれは罪から解放されたか ~ 第六項 キリストはその受難によって高挙される功徳をかちえたか
    第五十問題 キリストの死について
    第一項 キリストが死ぬことはふさわしいことであったか ~ 第六項 キリストの死はわれわれの救いのために何か為すところがあったか
    第五十一問題 キリストの埋葬について
    第一項 キリストが埋葬されることは適当であったか ~ 第四項 キリストはただ一日と二晩だけ墓の中におられたか
    第五十二問題 キリストの陰府への下降について
    第一項 キリストが陰府へ降ることは適当であったか ~ 第八項 キリストは自らの降下によって諸々の霊魂を煉獄から解放したか
    訳者注
    解説 キリストの受難と死の神秘
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    トマス・アクィナス
    1225頃~1274。スコラ学の代表的神学者。ドミニコ会士。アルベルトゥス・マグヌスに師事し、パリのドミニコ会神学校の学長を歴任した間に『神学大全』を完成した。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    トマスとの比較を通してオッカム認識論の革新性を解明する。近世認識論への道筋をも示した画期的業績。

    【目次より】
    まえがき
    目次
    1 序論
    第一章 霊魂論の崩壊と認識理論の変容
    第二章 トマスの霊魂論 自己認識の問題
    第三章 「オッカムの剃刀」 中世後期の精神的風土
    2 本論
    第四章 認識におけるスペキエスの役割について
    第五章 観念、スペキエス、ハビトゥス
    第六章 抽象と直観
    第七章 オッカムにおける直観的認識の問題
    第八章 学知の対象について
    第九章 個体における存在と本質
    第十章 「もの」と「記号」 オッカムの個体主義についての一考察
    第十一章 普遍と個体 個体化の原理について
    3 結語 知性的認識の問題
    あとがき
    人名・事項索引


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    稲垣 良典
    1928年生まれ。東京大学文学部卒業。アメリカ・カトリック大学大学院哲学研究科にてPh.D.を取得。文学博士(東京大学)。九州大学名誉教授。専門は中世スコラ哲学。『神学大全』翻訳で第67回毎日出版文化賞,『トマス・アクィナスの神学』および『トマス・アクィナス 「存在」の形而上学』第27回和辻哲郎文化賞をそれぞれ受賞。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    13世紀、聖書解釈や神学者の注解を体系的に集大成した全45巻からなる中世キリスト教神学の金字塔。第III部 第16問題~第26問題を収録。

    【目次より】
    まえがき
    目次
    第十六問題 存在と生成に即してキリストに適合する事柄について
    第一項 「神は人間である」は真であるか ~ 第十二項 キリストは、人間であるかぎりにおいて、ヒュボスタシスあるいはペルソナであるか
    第十七問題 キリストの一性について 存在に関して
    第一項 キリストは一であるか二であるか 第二項 キリストのうちにはただ―つの存在があるか
    第十八問題 キリストの一性について 意志に関して
    第一項 キリストのうちには、―つは神的で他の一つは人間的と、二つの意志があるか ~ 第六項 キリストのうちに意志の反対・対立があったか
    第十九問題 キリストの働きの一性について
    第一項 キリストのうちには神性と人間性とのただ―つの働きがあるか ~ 第四項 キリストは他の人々のために功徳をかちとることができたか
    第二十問題 キリストの御父への従属について
    第一項 キリストは御父に従属していると言うべきか 第二項 キリストは自分自身に従属しているか
    第二十一問題 キリストの祈りについて
    第一項 祈ることはキリストに適合するか ~ 第四項 キリストの祈りは常に聴き入れられたか
    第二十二問題 キリストの司祭職について
    第一項 司祭であることはキリストに適合するか ~ 第六項 キリストの司祭職はメルキゼデクと同位のものであったか
    第二十三問題 神の養子であることはキリストに適合するか
    第一項 養子を持つことは神に適合するか ~ 第四項 キリストは人間としては神の養子であるか
    第二十四問題 キリストの予定について
    第一項 予定されることはキリストに適合するか ~ 第四項 キリストの予定はわれわれの予定の原因であるか
    第二十五問題 キリストの礼拝について
    第一項 キリストの神性と彼の人間性は一にして同一の礼拝によって礼拝すべきであるか ~ 第六項 聖人たちの遺物は何らかの仕方で礼拝すべきか
    第二十六問題 キリストが神と人間の仲介者と呼ばれることについて
    第一項 神と人間の仲介者であることはキリストに固有であるか 第二項 キリストは人間として神と人間の仲介者であるか
    訳者注
    解説 トマスの神学的キリスト論
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    トマス・アクィナス
    1225頃~1274。スコラ学の代表的神学者。ドミニコ会士。アルベルトゥス・マグヌスに師事し、パリのドミニコ会神学校の学長を歴任した間に『神学大全』を完成した。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    キリスト教に関わる事柄を初学者のために論述した、西洋中世思想を代表する必読文献。トマスは罪と悔悛の行為を、神の恩寵を視野に入れた超自然的秩序の中で理解しており、それはアリストテレスの自然的な倫理学の射程を完全に超え出るものであった。本巻では悔悛の秘跡における恩寵の働きと人間の自由意思との問題、悔悛の秘跡と悔悛の徳との関係、悔悛の秘跡は救いのために必要か、神の恩寵はどのように罪の赦しという結果を生じるのか、等が論じられる。
    神学者トマスの最後の仕事となった悔悛神学を収める。第III部第84モ問題~第90問題。最終巻!

    【目次より】
    まえがき
    第八十四問題 悔悛の秘跡について
    第一項 悔悛は秘跡であるか ~ 第十項 悔悛の秘跡は反復されるべきか
    第八十五問題 徳としての悔悛
    第一項 悔悛は徳であるか ~ 第六項 悔悛は諸々の徳のうち第一であるか
    第八十六問題 悔悛の結果について 大罪の赦しに関して
    第一項 悔悛によってすべての罪が除去されるか ~ 第六項 罪過の赦しは徳であるかぎりでの悔悛の結果であるか
    第八十七問題 小罪の赦しについて
    第一項 小罪は悔悛なしに赦されることが可能か~ 第四項 小罪は大罪の赦しなしに赦されることが可能か
    第八十八問題 悔悛によって赦された罪の戻りについて
    第一項 赦された罪はその後の罪のゆえに戻ってくるか ~ 第四項 それのゆえに、後で犯される罪が先に赦された罪を戻らしめるところの忘恩は、特別な罪であるか
    第八十九問題 悔悛による徳の回復について
    第一項 徳は悔悛によって回復されるか ~ 第六項 死せる行為さえも後続の悔悛によって生命あるものとなるか
    第九十問題 悔悛の諸部分について 総論
    第一項 悔悛には諸々の部分があると見なすべきか ~ 第四項 悔悛が洗礼前の悔悛、大罪の悔悛、小罪の悔悛に区分されるのは適切であるか
    訳者注
    解説 トマスの「悔悛」神学
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    トマス・アクィナス
    1225頃~1274。スコラ学の代表的神学者。ドミニコ会士。アルベルトゥス・マグヌスに師事し、パリのドミニコ会神学校の学長を歴任した間に『神学大全』を完成した。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    折々に綴られた言葉は生きてあることの不思議を語り、人間存在そのものが恵みであることを証しする。神への愛に誘う観想の試み。

    【目次より】
    序言 観想について
    道と自由
    交わりと孤独
    「見ること」の意味
    愛のかたち
    飢え その影と光
    ゆとりと恵み
    悔いの苦さと恵み
    自然・精神・神
    時間
    苦悩と人間の尊厳
    問題、謎、神秘
    言葉の重み 哲学者の遺言をめぐって
    限りなき飢え
    おきてから愛へ
    キリストに目覚める
    永遠の出会いをめざして 出来事・行為・恵み
    信仰によって生きる
    あとがき
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    稲垣 良典
    1928年生まれ。東京大学文学部卒業。アメリカ・カトリック大学大学院哲学研究科にてPh.D.を取得。文学博士(東京大学)。九州大学名誉教授。専門は中世スコラ哲学。『神学大全』翻訳で第67回毎日出版文化賞、『トマス・アクィナスの神学』および『トマス・アクィナス 「存在」の形而上学』で第27回和辻哲郎文化賞をそれぞれ受賞。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    【内容紹介・目次・著者略歴】
    13世紀になった、聖書解釈や神学者の注解を体系的に集大成した全45巻からなる中世キリスト教神学の金字塔。第IIー2部 第57問題~第79問題を収録。
    主題は、正義。

    【目次より:】
    まえがき
    第五十七問題 権利について
    第五十八問題 正義について
    第五十九問題 不正について
    第六十問題 裁きについて
    第六十一問題 正義の諸部分について
    第六十二問題 返還について
    第六十三問題 特別待遇について
    第六十四問題 殺人について
    第六十五問題 人身に対して加えられるその他の危害について
    第六十六問題 窃盗と強奪について
    第六十七問題 裁判における裁判官の不正について
    第六十八問題 不正な告発に関する事柄について
    大六十九問題 被告の側における正義に反する罪について
    第七十問題 承認によって犯されうる不正について
    第七十一問題 裁判において弁護士の側において為される不正について
    第七十二問題 誹謗について
    第七十三問題 陰口について
    第七十五問題 嘲弄について
    第七十六問題 呪いについて
    第七十七問題 詐欺について──売買において犯される罪
    第七十八問題 利子の罪について
    第七十九問題 正義のいわば構成的部分について
    訳者註

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    トマス・アクィナス
    1225頃~1274。スコラ学の代表的神学者。ドミニコ会士。アルベルトゥス・マグヌスに師事し、パリのドミニコ会神学校の学長を歴任した間に『神学大全』を完成した。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    【内容紹介・目次・著者略歴】
    13世紀、聖書解釈や神学者の注解を体系的に集大成した全45巻の中世キリスト教神学の金字塔。第III部第79問題~第83問題を収録。

    キリスト教に関わる事柄を初学者のために論述した、西洋中世思想を代表する必読文献。本巻では、秘跡の結果および秘跡の現実的な行使・執行をめぐる様々の問題(例えば、聖別されたホスチアをねずみが齧った時はどうすべきかなど)が論じられる。トマスの聖体神学は、超自然的神秘に対しても日常生活で起こる出来事に対しても、驚くべき一貫性をもって考察が進められる。なお、犠牲としてのミサという問題を考察するにあたり取り上げる三つの異論には、16世紀の宗教改革者たちの議論が基本的にすべて含まれている。

    【目次より】
    まえがき
    第七十九問題 聖体の秘跡の結果について
    第八項 小罪によってこの秘跡の結果は妨げられるか
    第八十問題 この秘跡の行使もしくは拝受について
    第八十一問題 キリストが最初に自らそれを制定するにあたって行われたこの秘跡の授受
    第八十二問題 この秘跡の奉仕者について
    第八十三問題 この秘跡の祭儀について
    訳者注
    解説 トマスの聖体神学(続)
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    トマス・アクィナス
    1225頃~1274。スコラ学の代表的神学者。ドミニコ会士。アルベルトゥス・マグヌスに師事し、パリのドミニコ会神学校の学長を歴任した間に『神学大全』を完成した。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    13世紀、聖書解釈や神学者の注解を体系的に集大成した全45巻からなる中世キリスト教神学の金字塔。第III部 第66問題~第72問題を収録。

    キリスト教に関わる事柄を初学者のために「学習の順序」に従い論述された、西洋中世思想を代表する必読文献。前冊に続き秘跡論を収める。トマスは古代教父以来の伝統に従い洗礼を「信仰の秘跡」と呼ぶが、それはいかなる意味においてか。本冊では、洗礼を主要的かつ内的に授けるのはキリスト自身であり、人間はその「道具」としてのみキリストの力によって洗礼を授ける、というトマスの洗礼論が示される。教会史を通し激しい論争の的であった、幼児洗礼と人間の自由意志との問題に対する中世の考え方がここに伺える。

    【目次より】
    まえがき
    第六十六問題 洗礼の秘跡について
    第六十七問題 洗礼の秘跡を授ける奉仕者たちについて
    第六十八問題 洗礼を受ける者について
    第六十九問題 洗礼の結果について
    第七十問題 割礼について
    第七十一問題 教理教授と悪魔払いについて
    第七十二問題 堅信の秘跡について

    訳者注
    解説 キリスト・教会・洗礼 トマスの洗礼論


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    トマス・アクィナス
    1225頃~1274。スコラ学の代表的神学者。ドミニコ会士。アルベルトゥス・マグヌスに師事し、パリのドミニコ会神学校の学長を歴任した間に『神学大全』を完成した。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    トマス哲学の根底に潜む「存在の経験」をつきとめ、その経験を徹底することが神や精神への形而上学的探究を促している構造を解明する。

    【目次より】
    第三刷まえがき
    まえがき
    引照著作および略号
    目次
    序論
    第一章 トミズムの形成 中世経験論の成立過程
    第二章 神学と哲学
    第一部
    第三章 認識と存在
    第四章 認識の対象
    第五章 親和性(connatualitas)による認識
    第六章 能動知性と存在
    第七章 普遍の問題
    第八章 心身論
    第九章 存在と類比 「経験」の論理としての類比
    第二部
    第十章 倫理学における理性
    第十一章 善の観念
    第十二章 倫理的経験としての自然法
    第十三章 経験主義と形而上学

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    稲垣 良典
    1928年生まれ。東京大学文学部卒業。アメリカ・カトリック大学大学院哲学研究科にてPh.D.を取得。文学博士(東京大学)。九州大学名誉教授。専門は中世スコラ哲学。『神学大全』翻訳で第67回毎日出版文化賞、『トマス・アクィナスの神学』および『トマス・アクィナス 「存在」の形而上学』で第27回和辻哲郎文化賞をそれぞれ受賞。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    13世紀、聖書解釈や神学者の注解を体系的に集大成した全45巻からなる中世キリスト教神学の金字塔。第III部第38問題~第45問題を収録。

    キリスト教に関わる事柄を初学者のために論述した、西洋中世思想を代表する必読文献。本巻は、先の第一~十五問題において行われた、受肉の神秘そのものについての神学的探究によって理解された事柄を、言語哲学、論理学、認識論および存在論的な視点から解明し、神と人間とを結びつける仲介者キリストの考察をもって閉じられる。知的探究を徹底させた信仰者トマスによる神学的キリスト論。

    【目次より】
    まえがき
    第三十八問題 ヨハネの洗礼について
    第一項 ヨハネが洗礼を授けることは適当であったか ~ 第六項 ヨハネの洗礼を授けられた人々はキリストの洗礼を授けられるべきであったか
    第三十九問題 キリストの受洗
    第一項 キリストに洗礼が授けられることは適当であったか ~ 第八項 キリストが洗礼を受けたとき、御子を証しする御父の声が聞こえたのは適当であったか
    第四十問題 キリストの生活・交際の在り方について
    第一項 キリストが人々と交際したのは適当であったか ~ 第四項 キリストは律法にしたがって生活したか
    第四十一問題 キリストの試みについて
    第一項 キリストが試みられることは適当であったか ~ 第四項 試みの仕方と順序は適当であったか
    第四十二問題 キリストの教えについて
    第一項 キリストはユダヤ人たちのみでなく、異邦人にも宣教すべきであったか ~ 第四項 キリストは自らの教えを書物で伝えるべきであったか
    第四十三問題 キリストの奇跡  総論
    第一項 キリストは諸々の奇跡を行うべきであったか ~ 第四項 キリストが行った奇跡は彼の神性を明示するのに十分であったか
    第四十四問題 奇跡のそれぞれの種類について
    第一項 キリストが霊的実体に関して行った奇跡は適当なものであったか ~ 第四項 キリストは非理性的被造物に関して奇跡を適当に行ったか
    第四十五問題 キリストの変容について
    第一項 キリストが変容することは適当であったか ~ 第四項 「これはわが愛する子である」と告げる御父の声の証言は適当に加えられたか
    訳者注
    解説 イエスの公生活 洗礼から変容まで
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    トマス・アクィナス
    1225頃~1274。スコラ学の代表的神学者。ドミニコ会士。アルベルトゥス・マグヌスに師事し、パリのドミニコ会神学校の学長を歴任した間に『神学大全』を完成した。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    【内容紹介・目次・著者略歴】
    13世紀、聖書解釈や神学者の注解を体系的に集大成した全45巻からなる中世キリスト教神学の金字塔。第III部第31問題~第37問題を収録。

    キリスト教に関わる事柄を初学者のために論述した、西洋中世思想を代表する必読文献。本巻はキリストの生誕を扱う。ここでトマスの頭を占めているのは、歴史的イエス伝ではなく、受肉の教義、すなわち人となり給うた神という信仰の神秘である。幼な子イエスに関して提起された様々の問題を、諸々の教会会議や教父たちの教えにもとづいて正しく解決しようとする努力を通じ、人となり給うた神という信仰の神秘を可能なかぎり神学の言語で語ろうと試みる。

    【目次より】
    まえがき
    第三十一問題 救い主の懐胎について 質料の側に関して
    第一項 キリストの肉身はアダムに由来するものであったか ~ 第八項 キリストはアブラハムを通じて十分の一を納めたか
    第三十二問題 キリストの懐胎について 能動的根源に関して
    第一項 聖霊はキリストの懐胎の能動的根源であったか ~ 第四項 至福なる乙女はキリストの体の懐胎において何らかの能動的な役割を果したか
    第三十三問題 キリストの懐胎の様相と順序について
    第一項 キリストの体は懐胎の最初の瞬間において形成されたのであるか ~ 第四項 キリストの懐胎は自然的であったか
    第三十四問題 懐胎された子の完全性について
    第一項 キリストは彼の懐胎の最初の瞬間において恩寵によって聖化されたか ~ 第四項 キリストは彼の懐胎の最初の瞬間において完全な到達者であったか
    第三十五問題 キリストの誕生について
    第一項 誕生は自然本性あるいはペルソナのいずれに属することか ~ 第八項 キリストは適合な時に生まれたか
    第三十六問題 誕生したキリストの顕示について
    第一項 キリストの誕生は万人に明白であるべきであったか ~ 第八項 博士たちがキリストを礼拝し、崇敬するために来たのは適当であったか
    第三十七問題 キリストの割礼、および幼児キリストに関して守られたその他の律法の掟について
    第一項 キリストは割礼を受けるべきであったか ~ 第四項 神の母が清めのために神殿に行ったことは適当であったか
    訳者注
    解説 幼な子イエスをめぐる神学的問題
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    トマス・アクィナス
    1225頃~1274。スコラ学の代表的神学者。ドミニコ会士。アルベルトゥス・マグヌスに師事し、パリのドミニコ会神学校の学長を歴任した間に『神学大全』を完成した。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    13世紀になった、聖書解釈や神学者の注解を体系的に集大成した全45巻の中世キリスト教神学の金字塔。第II-2部 第1問題~第16問題を収録。
    主題は、信仰。

    【目次より】
    まえがき
    序言
    第一問題 信仰の対象について
    第二問題 信仰の内的行為について
    第三問題 信仰の外的行為について
    第四問題 信仰の徳それ自体について
    第五問題 信仰を有する者について
    第六問題 信仰の原因について
    第七問題 信仰の結果について
    第八問題 悟りの賜物について
    第九問題 知識の賜物について
    第十問題 不信仰一般について
    第十一問題 異端について
    第十二問題 背教について
    第十三問題 冒涜一般について
    第十四問題 聖霊にたいする冒涜について
    第十五問題 精神の盲目と感覚の鈍さについて
    第十六問題 信仰、知識および悟りの掟について
    訳者注
    解説 トマスの「信仰」概念
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    トマス・アクィナス
    1225頃~1274。スコラ学の代表的神学者。ドミニコ会士。アルベルトゥス・マグヌスに師事し、パリのドミニコ会神学校の学長を歴任した間に『神学大全』を完成した。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    【内容紹介・目次・著者略歴】
    13世紀になった、聖書解釈や神学者の注解を体系的に集めた全45巻の中世キリスト教神学の金字塔。を第II-2部 第17問題~第33問題収録。
    主題は、希望について、愛について。

    【目次より】
    まえがき
    目次
    第十七問題 希望について
    第十八問題 希望の基体について
    第十九問題 怖れの賜物について
    第二十問題 絶望について
    第二十一問題 慢心について
    第二十二問題 希望と怖れに属する掟について
    第二十三問題 愛徳について その本性
    第二十四問題 愛徳の基体について
    第二十五問題 愛徳の対象について
    第二十六問題 愛徳の順序について
    第二十七問題 愛徳の主要的行為、すなわち愛について
    第二十八問題 悦びについて
    第二十九問題 平和について
    第三十問題 憐れみについて
    第三十一問題 親切について
    第三十二問題 施しについて
    第三十三問題 兄弟的矯正について
    訳者注
    解説
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    トマス・アクィナス
    1225頃~1274。スコラ学の代表的神学者。ドミニコ会士。アルベルトゥス・マグヌスに師事し、パリのドミニコ会神学校の学長を歴任した間に『神学大全』を完成した。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    【内容紹介・目次・著者略歴】
    13世紀になった、聖書解釈や神学者の注解を体系的に集大成した全45巻の中世キリスト教神学の金字塔。第II-2部 第80問題~第100問題を収録。
    主題は、正義につながる諸徳。

    【目次より】
    まえがき
    第八十問題 正義の可能的諸部分について
    第八十一問題 敬神について
    第八十二問題 信心について
    第八十三問題 祈りについて
    第八十四問題 礼拝について
    第八十五問題 犠牲について
    第八十六問題 奉献と初穂について
    第八十七問題 十分の一税について
    第八十八問題 誓願について
    第八十九問題 宣誓について
    第九十問題 祈誓について
    第九十一問題 賛美について
    第九十二問題 迷信について
    第九十三問題 迷信の第一の種 真の神にたいする不適当な礼拝について
    第九十四問題 偶像礼拝について
    第九十五問題 占いにかかわる迷信について
    第九十六問題 諸々の慣行にかかわる迷信について
    第九十七問題 神を試みることについて
    第九十八問題 偽誓について
    第九十九問題 涜聖について
    第百問題 聖物売買について
    訳者註
    解説 トマスのレリギオ概念
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    トマス・アクィナス
    1225頃~1274。スコラ学の代表的神学者。ドミニコ会士。アルベルトゥス・マグヌスに師事し、パリのドミニコ会神学校の学長を歴任した間に『神学大全』を完成した。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    【内容紹介・目次・著者略歴】
    13世紀、聖書解釈や神学者の注解を体系的に集大成した全45巻の中世キリスト教神学の金字塔。第III部 第73問題~第78問題を収録。

    キリスト教に関わる事柄を、初学者のために「学習の順序」に従い論述した、西洋中世思想を代表する必読文献。感覚では明らかなパンとぶどう酒の「外観」と、信仰により肯定されるキリストのからだと血の「存在」とはどのように関係づけられるべきか。トマスはこの聖体の秘跡におけるキリストの現存の仕方、キリストのパンとぶどう酒への全実体変化は超自然的であり、アリストテレス哲学の射程を完全に超え出ていることを前提に論を進める。徴しとしての秘跡の三重構造を基に聖体が秘跡であることを説得的に説明する。

    【目次より】
    まえがき
    目次
    第七十三問題 聖体の秘跡について
    第七十四問題 この秘跡の質料について
    第七十五問題 キリストのからだと血へのパンとぶどう酒の変化について
    第七十六問題 この秘跡におけるキリストの在り方について
    第七十七問題 この秘跡のうちに存続する諸付帯有について
    第七十八問題 この秘跡の形相について
    訳者注
    解説 トマスの聖体神学
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    トマス・アクィナス
    1225頃~1274。スコラ学の代表的神学者。ドミニコ会士。アルベルトゥス・マグヌスに師事し、パリのドミニコ会神学校の学長を歴任した間に『神学大全』を完成した。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    【内容紹介・目次・著者略歴】
    13世紀、聖書解釈や神学者の注解を体系的に集大成した全45巻からなる中世キリスト教神学の金字塔。第III部第60問題~第65問題を収録。

    本書はキリスト教に関わる事柄を初学者のために「学習の順序」に従い論述された、西洋中世思想を代表する必読文献。本冊は第三部の後半から始まる秘跡論の冒頭、第60~65問題を収める。洗礼や聖餐など秘跡とされる祭儀は、キリスト教の儀式・慣行として広く知られるが、今日では聖書に基づく「本来の」キリスト教とは異質なもの、後世の付加物にすぎないとの誤解にさらされている。本冊ではトマスの秘跡神学において秘跡と信仰とは決して分離・対立するものではなく、むしろ秘跡は根源的に信仰の徴し、即ち信仰を証示すると共に支えるものとして理解されていることが示される。

    【目次より】
    まえがき
    第六十問題 秘跡とは何か
    第六十一問題 秘跡の必要性
    第六十三問題 秘跡の他の結果、すなわち霊印について
    第六十四問題 秘跡の原因について
    第六十五問題 秘跡の数について
    訳者注
    解説 トマス・アクィナアスの秘跡神学

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    トマス・アクィナス
    1225頃~1274。スコラ学の代表的神学者。ドミニコ会士。アルベルトゥス・マグヌスに師事し、パリのドミニコ会神学校の学長を歴任した間に『神学大全』を完成した。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    【内容紹介・目次・著者略歴】
    古代・中世の習慣概念の形成と展開を歴史的に跡づけ、さらに習慣の体系的考察により今日閑却されている習慣の復権を主張した問題作。

    【目次より】
    再版への序言
    初版はしがき
    目次
    第一部 序論
    第一章 習慣の概念
    第二章 経験主義と習慣の問題
    第二部 習慣論の歴史的研究
    第三章 トマスの習慣論
    はじめに
    第一節 歴史的源泉
    第二節 習慣の本質
    第三節 習慣の原因
    第四節 習慣と徳 トマスの人間論
    第五節 トマス以後の展開
    第四章 パースの習慣論 経験主義と形而上学
    第五章 デューイの習慣論 経験と習慣
    第三部 習慣論の体系的研究
    第六章 習慣と価値
    第七章 習慣と自由
    第八章 習慣と意志
    第九章 意志と徳
    第十章 習慣と法
    第十一章 習慣と因果性
    第十二章 習慣と確実性
    第十三章 習慣と形而上学
    あとがき
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    稲垣 良典
    1928年生まれ。東京大学文学部卒業。アメリカ・カトリック大学大学院哲学研究科にてPh.D.を取得。文学博士(東京大学)。九州大学名誉教授。専門は中世スコラ哲学。『神学大全』翻訳で第67回毎日出版文化賞、『トマス・アクィナスの神学』および『トマス・アクィナス 「存在」の形而上学』で第27回和辻哲郎文化賞をそれぞれ受賞。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    13世紀になった、聖書解釈や神学者の注解を体系的に集大成した全45巻からなる中世キリスト教神学の金字塔。第II-1部 第49問題~第70問題を収録。

    11 能力態 (第2-1部)49―70問

    【目次より】
    まえがき
    第四十九問題 習慣一般について──その本質に関して
    第五十問題 習慣の基体について
    第五十一問題 習慣生成の原因について
    第五十二問題 習慣の増強について
    第五十三問題 習慣の消滅および弱減について
    第五十四問題 習慣の区別について
    第五十五問題 徳の本質について
    第五十六問題 徳の基体について
    第五十七問題 知的徳について
    第五十八問題 倫理徳と知的徳との区別について
    第五十九問題 倫理徳と情念との関係について
    第六十問題 倫理徳相互の区別について
    第六十一問題 枢要徳について
    第六十二問題 対神徳について
    第六十三問題 徳の原因について
    第六十四問題 徳の中庸について
    第六十五問題 諸々の徳の結合について
    第六十六問題 諸々の徳の間の等しさについて
    第六十七問題 現世の後における諸々の徳の存続について
    第六十九問題 至福について
    第七十問題 聖霊の結実について
    訳者注


    ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

    トマス・アクィナス
    1225頃~1274。スコラ学の代表的神学者。ドミニコ会士。アルベルトゥス・マグヌスに師事し、パリのドミニコ会神学校の学長を歴任した間に『神学大全』を完成した。
  • 「挑戦の書」として『神学大全(スンマ)』を読む!

    「スコラ学の代表的神学者」が書きあらわした、邦訳にして45冊に上る大著。
    そのような物々しさに惑わされず、「ひとりの修道者としてのトマス」による「一冊の書物」として『大全』を読む。
    すると、アクチュアルな探究者としてのトマスの姿が浮かび上がり、
    彼から現代に生きる私たちへのメッセージが聞き取れる。

    神とは何か。
    創造とは、悪とは、そして人間の幸福とは?
    キリスト教の根源にトマスはいかに挑んだか。
    斯界の第一人者が、やさしく、そして誠実に、核心を読み解く。

    【本書より】
    トマスの言う「神学」はその全体が知恵の探究であり、そして知恵のみがわれわれに人間の幸福をあきらかにしてくれるのですから、知恵の探究はそのまま真実の幸福への道を切り開く営みにほかなりません。言いかえると『神学大全』における知恵の探究は、トマスという一人の人間が、人間であることを学び、人間であることの完全な実現―それが「幸福」の意味です―をめざして行ったパーソナルな探究の記録であり、キリスト信者であろうとなかろうと、人間であることを真剣に受けとめる者にとってはけっして無縁な書物ではないと思うのです。

    【本書の内容】
    はじめに―『神学大全』をどう読むか
    第一章 挑戦の書としての『神学大全』
    第二章 神の問題―「五つの道」の意味
    第三章 「交わり・即・存在」―人格[ペルソナ]のパラドックス
    第四章 創造と宇宙論
    第五章 「悪」の問題
    第六章 すべての人が幸福を欲しているか?
    第七章 トマスの政治哲学―「共通善」の復権
    おわりに―「トマス主義者」ではないトマス

    ※本書は2009年に講談社選書メチエより刊行された同名書の文庫化です。
  • 科学万能の現代に、なぜこのような「時代遅れ」の問いが発せられなければならないのか? だがしかし、本当に、「神」の問題は哲学的にはすでに解決済みなのか? 人間存在の根源に迫る、齢90の碩学からの、近代人への挑戦状。

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