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『思想、CCCメディアハウス、配信予定を除く(実用)』の電子書籍一覧

1 ~32件目/全32件

  • 特集「中華の深化、中華の拡散」
    「一つの中国」はなお実現せず、「中国の夢」はなお「夢」のまま。内にいだく「夢」の正体は何なのか。外からみた「夢」の実体は何なのか。長い「中華」の歴史で、現在はいかなる地点にあるのか。中国を囲繞する世界から、「中華」がいかに見えるのかをあらためて探ってみることで、東アジアの現在を考える。


    ■特集■
    岡本隆司(京都府立大学文学部教授)/森万佑子(東京女子大学現代教養学部准教授)/野嶋剛(ジャーナリスト、大東文化大学社会学部教授)/倉田徹(立教大学法学部教授)/石田徹(島根県立大学 国際関係学部准教授)/ティネッロ・マルコ(神奈川大学国際日本学部准教授)/小林亮介(九州大学 比較社会文化研究院准教授)/熊倉潤(法政大学法学部准教授)/牧野元紀(昭和女子大学 人間文化学部准教授)/小長谷有紀(国立民族学博物館 人類文明誌研究部客員教授)/田所昌幸(国際大学特任教授)

    ■論考■
    相良祥之(アジア・パシフィック・イニシアティブ主任研究員)

  • 特集:ウクライナ戦争──世界の視点から
    今年二月二四日にロシアがウクライナに対して「特別軍事作戦」と称して始めた戦争は世界に衝撃を与えた。冷戦時代には東西対立の緊張によって、冷戦後は対立関係の解消によって、ヨーロッパは「平和の地域」のはずだった。そのヨーロッパでロシアが大規模な軍事侵攻を行うことは市民だけでなく大半の専門家にとっても予想を超えた事態だった。
    (略)日々の戦況から離れて俯瞰することで見えてくるものがあるのではないか。そういう問題意識から今特集では内外の専門家にさまざまな角度からの分析を求めた。もちろん戦争は進行中であり、本特集も夏頃までの状況を前提とした暫定的な考察であるから限界はある。それでも今特集が読者にとって、この不幸な戦争とこれからの世界について考える機会となることを祈りたい。(「巻頭言」より一部抜粋)
  • 【特集】経済学の常識、世間の常識

    経済学は、人々の経済活動を研究する学問である。そのため、その研究結果と生活実感は、かなり合致するはずである。しかし、経済学者の多くが同意している定説や命題が世間では正反対の見解が支持を得たり、信じられていることがある。その一方で経済学者の間で意見が対立している学説ほど、世間では話題となって多くの人々に知られているという悩ましい現象もある。本特集を通じて、経済学が直面するこうしたギャップを少しでも解消し、経済学的視点の面白さが読者に少しでも伝われば幸甚である。
  • 【特集】アカデミック・ジャーナリズム

    かつて自在に相互乗り入れができたアカデミズムとジャーナリズムは、それぞれの発展とともに分化し、分断を深めてきた。両者を仲立ちしつつ刷新する「アカデミック・ジャーナリズム」を、激変する情報社会環境の中でいかに維持・発展させてゆくか。


    <特集>東 浩紀/大治朋子 /下山 進 /渡辺一史 /小川さやか/武田 徹 /芹沢一也/山本昭宏/大内悟史/小林佑基/鈴木英生/田所昌幸/開沼 博

    <論考>手塚宏之/大塚 淳 /佐藤卓己

    <写真で読む研究レポート>榎本泰子 /伊藤亜紗

    <連載>張 競/五百旗頭 真
  • 特集 第一次大戦100年

    ちょうど100年たったから何だというのか。
    99年や101年とどこが違うのか。
    それでも、あの大戦による破壊と影響の巨大さを考えれば、
    改めてその意味をかみしめるのに
    100年の歳月が必要だったのかもしれない。
    それはかみしめることのできる過去、
    つまり「歴史」となったことを
    100年の区切りは象徴しているのかもしれない。

    進歩の最先端にあると自負していたヨーロッパは、
    これによって空前の人的・物的破壊を経験した。
    四つの伝統ある帝国、ロシア、ハプスブルク、ドイツ
    そしてトルコが、地球上から消滅した。
    文明としてのヨーロッパそのものが、深い懐疑に沈んだ。
    そしてヨーロッパで始まったあの大戦だが、
    世界の人々の運命を大きく変えた。
    もちろん日本人も例外ではない。

    その後100年、人類は教訓を学ぼうとし、
    多くの試みを繰り返してきた。
    改めて100年前の大惨禍を想い、
    断罪も正当化も超えた何かを探ってみよう。
    あの大戦は意外にまだ我々の身近にあるのかもしれないのだから。
  • 特集 それでも民主主義

    アリストテレスが民主主義(デモクラティア)を語った時、
    それはプロの政治家を選挙で選ぶ現代の常識とは異なって、
    市民がくじ引きによって交代で公職を担当する政治制度を意味していた。
    しかもそれは、多数者(デモス)が自らの利益のために
    国家(ポリス)を支配する政治のことで、
    公益のために市民が協力する国制(ポリティア)の逸脱型とされた。
    つまり良き政治体制を意味していたわけではない。

    今日、民主主義はほとんど唯一の正しい政治のやり方を意味し、
    それに疑問を呈することはとりわけアメリカでは異端である。
    だが現実の民主政治に選挙民が不満を募らせているのは、
    政権交代後の期待が幻滅に変わった日本だけではない。
    民主主義の総本山を自認するアメリカでもワシントンへの不信は強いし、
    ヨーロッパでは高邁な欧州統合の理想は、
    草の根の民衆の反発に晒されている。
    他方で非民主的な中国は世界で存在感が急速に増している。

    もし権威主義体制がうまくいくのなら、
    なぜ民主主義でないといけないのか。
    民主主義とはいったい何で、その可能性と限界は何なのだろうか。
    改めて民主主義を正面から考えてみようではないか。
  • 特集「なぜ幸福か」鷲田清一/ニール・ネヴィット/森本あんり/髙山裕二/ニック・ポータヴィー/大竹文雄+黒川博文/古市憲寿 [論考] 酒井隆史/広田照幸/川野健 [写真で読む]武藤夕佳里 [連載]「リズムの哲学ノート」山崎正和ほか
  • 特集 今、何が問題か

    われわれは絶え間なく「問題」について語っている。
    少し考えてみても東日本大震災からの復興、原子力とエネルギー、
    雇用や財政、TPP参加の是非といった具合に、
    およそ「問題」には事欠くことがない。
    だが、一〇年、二〇年はもちろん
    一年もするとすっかり忘れ去られてしまった「問題」も数多い。
    「今」という時の重みは小さくなり、
    「問題」も大量に生産され大量に消費されている。

    『アステイオン』は創刊以来の四半世紀、本質的な「問題」を正面から語り、
    時代の大きな流れの中で「今」を問う試みを続けてきた。
    この基本的な姿勢にはいささかの変更もないが、
    新しい編集体制で臨んだ本号の特集では、
    各編集委員が「今、何が問題か」について自問することで、
    われわれの知的姿勢を改めて明らかにしておきたい。
    あえて時間的にも地域的にも限定を設けず、
    それぞれ専門を異にする編集委員が「今」と「問題」を自由に語った論考から、
    何が見えてくるだろうか。

    現代の諸問題を「鋭く感じ、柔らかく考える」本誌の挑戦に対する
    読者諸氏のかわらぬご支援を期待しつつ、
    リニューアル後の最初の特集をお届けしたい。
  • 特集:再び「今、何が問題か」 

    2012年5月発行の『アステイオン』76号では、
    「今、何が問題か」を特集テーマに、新たに発足した
    編集委員会のメンバー全員が論考を寄せた。

    「今」とはいつなのか、「問題」とは何を意味するのかに
    ついての了解も共有せずに、各自がそれぞれの問題意識を
    のびのびと語ることで、アステイオンの新体制を担う
    委員を読者に紹介する意味もあった。

     ほぼ10年たった今。編集委員会を再編成したのを
    機会に、再び「今、何が問題か」を新旧の編集委員の
    全員が語ることにした。これによって新委員を読者に
    紹介するとともに、改めて「今」を問いたい。
  • 特集「科学を試す」 中島秀人/城山英明/横山広美/岡本浩一/金森 修/野澤 聡/小林傳司 /上山隆大  対談 山崎正和×三浦雅士「丸谷才一を偲ぶ」  [論考] 「アマチュアリズムの政治と科学─日本野鳥の会の戦中・戦後史」 牧原 出/「支え合う日本人と震災復興―政治経済学の視点から」 田中愛治 [写真で読む研究レポート]「科学アカデミーの誕生」 隠岐さや香など、最新の議論と豪華執筆陣。
  • 山崎正和の多彩な足跡と業績をたどり、
    改めてその意義を語る場として。

    日本を代表する知識人・山崎正和の劇作家・評論家・思想家として、
    または政治・行政への助言者として、
    そして学術・教育・文化活動への貢献者としての人生を
    60名を超す執筆陣が「それぞれの山崎正和論」で振り返る。
  • 特集 新しい「アメリカの世紀」?

    「アメリカの世紀」とは、単にアメリカが超大国としての地位を占める状態が続くことを指すのではなく、アメリカの社会文化的な魅力に世界の人々が惹きつけられる状態が続くことも指していた。自由で開放的な社会、個人の多様性や努力を重んじその成果を率直に評価する文化、ときにお節介と嫌われつつ正しいと信じることを国内でも世界でも実現させようとする情熱は、アメリカの経済力や軍事力と並んで、あるいはそれ以上に「アメリカの世紀」を支えてきた。
     現代の日本を生きる私たちもまた「アメリカの世紀」に育ち、生きてきた。しかし近年、激しく深刻な党派対立、格差とその固定化、内向きな自国第一主義の台頭など「アメリカの世紀」を支えてきた諸要因は、急激に変化しつつある。「アメリカの世紀」がどのような要素から成り立ち、今後どうなっていくのか。

    責任編集:待鳥聡史(京都大学大学院法学研究科教授)
  • 哲学は人生論などではなく、政治、経済、芸術、宗教、言語、自然科学、歴史、心理学など、「いまあるあらゆる知識を分析する学問」だ。私たちが生きるうえでかかわる問題だけを取り上げた本書では、「哲学史編」で、古今東西の思考ツールを俯瞰的に理解し、「テーマ別編」で、それを生かして現代社会のいろいろな問題を考える。
  • 特集:世界を覆う「まだら状の秩序」


    現在の世界秩序を何と呼べばいいのだろうか? 自由主義とイスラーム主義といったイデオロギーによる断裂の線は、地理的な境界を持たず、中東でもアフリカでも、欧米の国々でも、社会の内側に走っている。個々人も、慣れ親しんだ自由を享受せずにはいられないにもかかわらず、他方で強い指導者に難問を委ね、即断即決の強権発動で解決してもらおうという心性に、知らずのうちに侵食されている。ここに「まだら」な状態が生じてくる。グローバルな条件が可能にする、グローバルな危機の震源は、「まだら」な世界地図のひとつひとつの斑点のように、世界各地に、究極的にはわれわれ一人ひとりの内側に点在している。「まだら状の秩序」を凝視する作業によって変化の片鱗を見出そうとしていたわれわれの営為は、今後どのように見えてくるのか。


    責任編集:池内恵(東京大学先端科学技術研究センター教授)
  • 3,000人以上の人を看取った医師が語る、
    安心して逝くことができる人生の終え方
    「これでよかったんだ」と思える見送り方
  • 特集「可能性としての未来――100年後の日本」

    100年前の1920年(大正9年)、ジャーナリスト三宅雪嶺は主宰する雑誌『日本及日本人』で「百年後の日本」を特集した。島崎藤村、宮崎滔天、菊池寛、室生犀星、山川菊栄ほか、学者、教育者、政治家、文学者、ジャーナリスト、官僚、軍人、労働運動家、宗教関係者など300人を超す人々が原稿を寄せ、100年後の日本について論じた。
    『日本及日本人』から100年後の今、本特集で改めて100年後を予測することで、現在を生きる我々が未来を創る活力の糧としたい。
  • 特集:国家の再定義――立憲制一三〇年

     今年は1889(明治22)年に大日本帝国憲法が発布されて130周年にあたる。非西洋地域で初めて、長続きする立憲政治の体制を創りあげたのは、日本の歴史を二分する大事件である。憲法の内容の評価はともあれ、そこで築かれた国家制度の上に、いまの日本の政治も経済も成り立っている。
     できあがった近代国家の秩序は、政党、地方、軍事や宗教など、まもなくその外とのあいだの力関係にさらされることになる。前近代の「国家」「天下」のあり方から、いかにして変わったか。その過程の検証は、現代でもたとえば紛争地域での秩序の再構築に重要な示唆をもたらすはずである。130年の全体を見わたしながら再検討することは、政治秩序のいまを考える営みへつながってゆく。

    責任編集:苅部 直
  • 特集:国籍選択の逆説

     人は親や出生地を自分では決められない。よってこの地球上の圧倒的大多数の人々には国籍選択の機会はない。国籍とは自分の身体のように受け入れざるを得ないのが現実だ。だが、国際結婚、移住、国境変更など様々な理由で、国籍選択を迫られる人々が増えているのは、見逃されがちな事実だ。それらの人々の内実は多様で、国境を軽々と越えて活動する人々が実利的理由で国籍を選ぼうとする場合もある。他方で命からがら祖国を逃れた難民が、別の国で自分と家族の運命を切り開こうとして、新たな国籍を得ようとする場合もある。
     多くの日本人にとって、国籍を意識するのは、海外の空港で出入国検査を受けるときくらいだろう。だが国籍選択を迫られた人々の経験は、特権的エリートや不幸な少数派の例外的な物語と決まっているわけではない。またそれが問いかけているのは、移動する人々と、移動できない人々の葛藤だけでもない。
     国籍選択に直面した人々が、それぞれ問わざるをえなかったのは、国家や国家に帰属することが自分の人生にどのような意味があるのか、という大問題だった。あらためて国家と国民、そしてその先にある国際秩序の意味を読者に問うてみたい。
    田所昌幸(巻頭言)

    その他、連載など。
  • 特集 リベラルな国際秩序の終わり?

     いま、世界の色々な場所で、リベラルな国際秩序の終わりが語られている。その最大の理由は、トランプ米大統領がリベラルな国際秩序の中核となる重要な規範を軽視して、侮蔑しているからである。とはいえ、トランプ大統領がホワイトハウスから去った後も、リベラルな国際秩序の衰退は続くであろう。同時に、オバマ大統領の時代からすでにその終わりが語られてきている。この問題を、長い歴史の中に位置づけて考えることが重要だ。(略)
     リベラルな国際秩序が現実には存在していないと考えるにせよ、あるいはすでに過去の遺物であると考えるにせよ、これからは権力政治、地政学、軍拡競争、貿易戦争によって彩られる、より不安定で、より危険に満ちた世界となるであろう。はたしてわれわれは、リベラルな国際秩序を擁護し、修復し、強化させるべきか。あるいは新しい地政学と権力政治の時代に備えて、軍備を増強すべきか。本特集に寄せられた論文の数々を読み、それらを理解する契機となれば、大きな歓びである。
  • 特集 中国を超える華人文学

    世界中に散らばる「華人」。商才、故国への離反と忠誠などのイメージが先行しているなか、記号としての「華人」はしばしば一つの物語となる。
     そもそも「華人」や「華人文学」とは何か。便宜上の分類もあれば、イメージをすくいあげるための装置にされた場合もある。文学を通して「華人神話」の真の姿に迫る。

    ノーベル文学賞受賞者・高 行健、SF作家ケン・リュウらが寄稿。
  • 特集「権力としての民意」 待鳥聡史/水島治郎/岡山 裕/高木佑輔/阿古智子/金井利之

    <論考>五百旗頭 薫/奈良岡聰智/河野 勝/李 承赫/池内 恵

    <対談>ミラン・クンデラ+トマーシュ・セドラーチェク

    <往復書簡correspondence>ビル・エモット+ジョナサン・ラウシュ+田所昌幸

    <新連載>三浦雅士
  • 科学論の分野も狭隘な専門主義の影響を免れてはいない。福島の事態への科学論者の対応の鈍さが、それを象徴する。このように現実社会から切り離された「科学論」も危機にあるのではないか。科学と社会との関わりや社会における科学の位置付けについて俯瞰的に検討し、科学論の現状に一石を投じたい。

    特集「科学論の挑戦」 中島秀人/ 埴岡健一/宮野公樹/野澤 聡/平川秀幸

    <論考>ポリーヌ・シュナペール/池本大輔/五百旗頭 薫/佐藤卓己/周東美材/神門善久

    <連載 >山崎正和

    <往復書簡 correspondence>ビル・エモット+田所昌幸
  • <特集>「帝国の崩壊と呪縛」池内 恵/池田明史/小泉悠/廣瀬陽子/岡本隆司/齊藤茂雄/森井裕一[論考]五百旗頭薫/マリー・ラル/宮武実知子/砂原庸介[アステイオン30周年インタビュー]山崎正和+ 苅部 直[アステイオン30周年特別企画]田所昌幸/苅部 直/張 競/細谷雄一/待鳥聡史[写真で読む研究レポート]通崎睦美[連載]「リズムの哲学ノート」山崎正和

    <特集>帝国の崩壊と呪縛

     二〇一六年は、一九一六年に合意されたサイクス=ピコ協定から一〇〇年の節目にあたる。おりしもサイクス=ピコ協定を基礎にして引かれた中東の国境線と国家の溶解が進み、中東の地域秩序が揺らいでいる。揺らぎは一時的・過渡期的なものなのだろうか。あるいはあってはならない異常事態なのだろうか。むしろ、われわれは近代の歴史を帝国の崩壊、それも繰り返し起こる崩壊として見てみることで、視界が開けるのではないか。
  • 特集 「マルティプル・ジャパン――多様化する「日本」」苅部 直/三橋順子/谷口功一/東 優子/樋口直人/サンドラ・ヘフェリン/工藤正子/川田順造/上野 誠[論考]野澤 聡/加藤 徹[対談]大栗博司+山崎正和+三浦雅士(司会)[インタビュー]スコット・ベイツ+宮田智之[連載]「リズムの哲学ノート」山崎正和
  • 恋に仕事に頑張る女性たちに贈る、元気になれる57の言葉。明日のプレゼンで胃が痛かったり、週末に何もせずにパジャマでだらだらと過ごしてしまったり、女友達に嫉妬してしまったり、彼にいらぬ疑いをかけてしまうなど、現代社会で生き抜く女性たち。じっくり考える暇もなく、毎日に追われるばかり。自己嫌悪で自分のことが嫌になってしまうことも……。・ 彼から連絡が来なくてイライラする。・ 思わず同僚にきついことを言ってしまう。・ 買い物の後に「これ、本当に必要だった?」と自己嫌悪に陥る。・ 「もう、仕事辞めてやる!」と思う。・ 親友の結婚話に心がざわついてしまう。・ 元彼の近況がどうしても気になってしまう。……etc.恋愛、仕事、家族、買い物、幸福、芸術、流行、嫉妬……など57の項目について、プラトン、カント、ソクラテスをはじめ偉大な先人たちが、恋に仕事に忙しい女性たちを励ましてくれます!
  • 特集「世界言語としての英語」 トマーシュ・ユルコヴィッチ/苅谷剛彦/船川淳志/辛酸なめ子/阿部公彦/上村圭介/木部暢子 [論考]三浦伸夫/マーク・リラ/ピエール・グロセール/王 柯 [連載]「リズムの哲学ノート」山崎正和ほか

    【特集:世界言語としての英語】長年、国際競争力強化のための早期の英語教育の導入などについて議論され、その流れは進んでいる。2014年から話題になっている「スーパーグローバル大学」も大学の授業を英語で行うことを目指したプログラムである。 昔から英語本、英会話教室など英語学習市場は大きい。では、なぜ英語なのか? そもそも英語を話せることは本当に必要なのか? チェコ語など少数言語から見た英語、英語を話せるという意味など、英語やその他外国語を学ぶということを再考する。
  • 【特集】共有される日本文化

    「日本文化」は存在するのだろうか。
    存在するのはそれぞれの作品であり一人一人のクリエーターであり、「日本」と呼ばれる領域的空間で区切られる場で長期にわたって展開してきた無数の「文化」について語ることに、どれほどのリアリティがあるのかが問われるべきだろう。

    もちろんそれは「日本文化」に限ったことではない。
    イギリス文化、フランス文化、イタリア文化、中国文化についても同様に問うことができよう。

    困難を承知で我々はやはり「日本文化」を語ってみよう。
    ただ「日本文化」も他のいかなる文化と同様、固定したものではなく、流動と凝結を繰り返してきたこと、そして「日本」の内と外の間で、そして様々な「日本」の間で、相互作用と相互浸透を繰り返してきたことを心にとどめながら。

    「日本文化」は「日本」の専有物ではない。
    それは非「日本」によって消費されるだけではなく、再生産され発展させられ、そして創造されてきたことに思いをいたそうではないか。「日本」に住む我々自身が、気づいていない「日本文化」を再発見し、新たな文化の試みに乗り出すために。


    與那覇 潤/四方田犬彦/井上章一/大塚英志/徳丸吉彦/太田省一/岡本浩一 [論考]下斗米伸夫/アンドリー・ポルトノフ/宇野重規 [追悼]粕谷一希 [連載]「リズムの哲学ノート」山崎正和ほか
  • 河合隼雄と鷲田清一──偉大なる二人の「臨床家」が、ずばり《臨床》をキーワードに初めて語り合った注目のダイアローグ。
  • ロングセラー『「聴く」ことの力』で哲学の新たな地平を拓いた著者が、純粋・所有・国家・宗教などをテーマに思想史の次元に切り込む。
  • 聴く、届く、遇う、迎え入れる、 触わる、享ける、応える…… 哲学を社会につなげる 新しい試み第3回桑原武夫学芸賞受賞作 わたしは、哲学を〈臨床〉という社会のベッドサイドに置いてみて、そのことで哲学の、この時代、この社会における〈試み〉としての可能性を探ってみたいとおもうのだが、そのときに、哲学がこれまで必死になって試みてきたような「語る」――世界のことわりを探る、言を分ける、分析する――ではなく、むしろ「聴く」ことをこととするような哲学のありかたというものが、ほのかに見えてくるのではないかとおもっている。 本文より
  • ウンベルト・エーコ/ジャン=クロード・カリエール
    老練愛書家2人による書物をめぐる対話。
    「電子書籍元年」といわれる今こそ読んでおきたい1冊!

    インターネットが隆盛を極める今日、「紙の書物に未来はあるのか?」との問いに、「ある」と答えて始まる対談形式の文化論。
    東西の歴史を振り返りつつ、物体・物質としての書物、人類の遺産としての書物、収集対象としての書物などさまざまな角度から「書物とその未来について」、老練な愛書家2人が徹底的に語り合う。
    博覧強記はとどまるところを知らず、文学、芸術、宗教、歴史と、またヨーロッパから中東、インド、中国、南米へとさまざまな時空を駆けめぐる。

    この対談は、マーシャル・マクルーハンが「グーテンベルクの銀河系」と呼んだ書物の宇宙への温かい賛辞であり、本を読み愛玩するすべての人々を魅了するでしょう。すでに電子書籍を愛用している人だって本書を読んで紙の本が恋しくならないともかぎりません。(ジャン=フィリップ・ド・トナック 「序文」より)
  • “猫を殺したらダメなのに、蚊は殺してもいいの?”
    “どうしてピンポンダッシュをやっちゃいけないの?”

    子どもはみんな哲学者。彼らの問いには、哲学的な思考がつまっています。
    自由と責任、動物と倫理、正義と公正、幸福、人間性……など、
    ドイツ人哲学者と子どもたちとの哲学対話を通した哲学入門書。
    ドイツ発白熱哲学教室、日本上陸!

    哲学とは、学びの場です。

    <自由と責任> “どうしてピンポンダッシュをやっちゃいけないの?”
    <動物と倫理> “動物を殺してはいけないのに、お肉は食べてもいいの?”
    <正義と公正> “お誕生会に好きな友達だけを呼ぶのは不公平なの?”
    <幸福> “人は有名になっても幸せにならないの?”
    <人間性> “オウムは言葉が話せるから人間性があるんじゃない?”

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