『思想、ベスト新書、配信予定を除く(新書)』の電子書籍一覧
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『論語』研究第一人者の佐久 協先生 渾身の書き下ろし最終講義!
●本書はこんな方々にぜひ読んでいただきたいのです!
1 まだ一度も『論語』を手にしたことがない読者
2 飛躍を望みながら、頭打ちの状態にいる読者
●孔子本来の教えと儒教の教えとはまったく違うものだった!
『論語』は、孔子とその弟子たちの言行録で、漢字数にして1万4000字に満たない短編である。
僕は『論語』を論ずる上で以下の三点を主張してきた。
1 孔子の本来の教えと、儒教の教えとは異なるものである
2 『論語』は、『大学』の八条目にそって読むと理解しやすい
3 先人の『論語』解釈には疑問点が多々ある
●「論語」を2000年間の儒教的解釈から解放する
しかし、最近の右傾化の影響で『論語』の新訳本は儒教的に解釈した道徳教育の教材や国家主義的解釈が復活している。
さらに権威ある先達の研究から一歩も出ていない訳文が多い。
本書では『論語』の従来の誤訳を発見し、新たな訳を考えていく。
このことだけが、『論語』を2000年にわたる儒教的解釈から解放し、孔子の本来の意図―泰然自若たる個人主義―に近づける唯一の方法だからである。
≪目次≫
はじめに
第一章 『論語』の権威ある注釈書
第二章 誤訳ってなんだ?
第三章 『論語』2000年の誤訳
おわりに -
◆中東のハーバード! ?といわれるエジプトの名門カイロ大学! ?
◆小池百合子が卒業していたことで注目を浴びた大学はあのサダム・フセインから、アラファト議長をはじめガリ国連事務総長、
ノーベル文学賞受賞者からアルカイダ指導者まで多種多様な人材を輩出した特殊な大学であった。
◆かつてカイロ大学に通っていた著者が現在のキャンパスを丹念に調査し、その歴史までもひもとく入魂のノンフィクション!
◆中東の近現代史にきわめて重要な存在感を出す、カイロ大学はエジプトという政治大国における首都大学という位置づけだけでなく、
特異な建学の精神、過激な学生運動から、もたらされる文化・伝統にあった! ?
◆学生生活からエジプト革命まで謎のベールが今明かされる
■“闘争”と“混乱”が生み出す世界最強のカイロ大学
筆者がカイロ大学のオリエンテーションを受けたとき、担当者からいわれた最初の言葉は「混乱の世界へようこそ! 」です。
実際、カイロ大学のキャンパスで実体験した混乱の根は想像以上に深いものでした。
そんな混乱を経験済みのカイロ大学出身者の共通点は、乱世に強いことです。
(中略)カイロ大学は世界に混乱をもたらす人物と平和を求める出身者が混在しているのが特徴です。
どちらの側につくにしても、両者の間では死ぬか生きるかの思想闘争が繰り返されています。
混乱と闘争という学風を持つカイロ大学が彼らの人生に、学びの園という領域を越えた影響を与えているというのが本書の主題です。(本文より)
◆本書の内容
■第1章 カイロ流交渉術の極意
■第2章 世界最強の大学―カイロ大学
■第3章 カイロ大学―混乱と闘争の源流
■第4章 カイロ大建学者思想の申し子たち
―――ターハ、バンナ、ナセル、クトゥブ
■第5章 カイロ大学―政治闘争と思想輸出の前線基地
■第6章 カイロ大学留学のススメ
■第7章 カイロ大学留学体験記 -
世界に通用する、日本独自の“心のあり方”とは?
「知の巨人」のラストメッセージ!
今、日本から道徳や倫理、さらにはマナーやモラルといったものが著しく欠けていっている。
このような状況を危惧してか、文科省が「道徳」の授業を義務教育において
教科化するという(小学校が2018年度から、中学校が2019年度から)。
しかし、小学校や中学校で道徳の授業が教科化されたからといって、
日本の古き良き道徳観をすぐに取り戻せるとはとても思えない……。
「今の教育の間違いは、子供に理屈を言うこと」―。
“芯”のなくなった日本社会へ最後の提言、著書渾身の道徳論!
日本人の“道徳心”を取り戻せ!
●「無作法なことはするな」―子供への教えは簡潔に
●正直に生きたほうが気持ちがいい
●大切なのは恥を知り、心を磨くこと
●学問には「耐久性」を与える力がある
●普通の人でも“徳”のある人間になれる
●成功は「自らの努力」+「他者の手助け」
●何歳になっても事を成し遂げられる etc. -
21世紀の現代を生きる私たちは今、途方もなく厳しい時代を生きている。「余剰・過剰」問題という怪物が世界を徘徊している。モノを作っても売れない。どんなに値段を下げても売れない。だから、人間が余ってしまう。従業員を「喰わせてやる」ことができない。社会は失業者予備軍で溢れている。とりわけ若者が就職できない。 実は百年前のヨーロッパで始まった、この解決不能の問題を、人類の中の最も先鋭な人たちがすでに真剣に悩み抜いていた。 ヴォルテール、ニーチェ、ケインズに導かれ、政治思想家であり、かつ金融・経済予測本のトップランナーである著者が、この難問題に挑む。
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