『宗教、思想、哲学、真宗文庫(実用、文芸・小説)』の電子書籍一覧
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楽しいこと、幸せなこと、悲しいこと、苦しいこと…。生きている限り誰もが出会う、さまざまな出来事や感情。
その「すべて」が決して消すことのできない大事な大事な足あとだから―。そう、悲しみさえも…。
幼い頃に父親と死別、母親とも生き別れとなった経験をもつ著者の人生を、「起承転結」にあてはめ、「起=幼少期」「承=青年期」「転=中年期」「結=老年期」と整理して物語を展開させていきます。その物語のテーマは「喪失」。
「喪失」から始まった人生でしたが、いつしか、仏教や親鸞の教え、そして人との出会いから、「悲しみを味わう」ということに出会い…。
「悲しみ」と「不安」ばかりで生きてきた著者だからこそ伝えたい、悩めるすべての人に向けたやさしいメッセージと生き方のヒント。
【第一部】
人生の物語〔佐賀枝氏の人生の物語〕
「起」の物語
「承」の物語
「転」の物語
「結」の物語
【第二部】
ボクのおしゃべり〔コラム〕
悲しい気持ちのあなたへ(9編)
迷っているあなたへ(4編)
怒っているあなたへ(3編)
苦しいと感じているあなたへ(4編)
「いのち」についてのおはなし(2編)
仏教についてのおはなし(4編) -
1951年から2015年まで放送されていたラジオ番組「東本願寺の時間」で放送された法話から、31話を選出しました。
31人の僧侶がそれぞれの生活の中での出来事をとおして、仏さまの教えを語る短編法話集です。
「生きるとはなんだろう」「供養することの意味は」「南無阿弥陀仏って
どういうこと?」…など、日ごろあらためて考えることの少ない事柄について、一歩一歩足を止めてみる、そんなお話がつまっています。
どのお話も難しい仏教用語はほとんど使わずに、やさしい語り口で書いてあるので、はじめて仏教にふれる方にもおすすめの一冊。
1話が4~5頁と短く、また持ち運びのしやすい文庫サイズなので、移動時間やちょっとした待ち時間などに手軽に読むことができます。
<目次>
黒田 進「呼びかけを聞く」/ 能邨勇樹「悩むは大事」/ 渡邊 学「お経は鏡」/ 酒井義一「もうひとつの物語」/ 荒山 信「南無阿弥陀仏のいのち」/ つる見美智子「生きる姿」/ 片山寛隆「仏さまのはたらきに遇う」/ 寺本 温「「今」尊し」/ 園村義誠「供養するとは」/ 四衢 亮「現代の眼のあやうさ」/ 藤井理統「いのちの宿題」/ 木ノ下秀俊「地獄の底」/ 平原晃宗「仏さまの大悲」/ 二階堂行壽「真のよりどころを求めて」/ 今泉温資「遺産相続と仏法相続」/ 渡邉尚子「いのちとは何だろう?」/ 伊奈祐諦「本当に尊いこと」/ 望月慶子「救いとは」/ 保々眞量「人間の〈ものさし〉」/ 楠 信生「呼びかける言葉」/ 池田 徹「生きる“意欲”」/ 宮部 渡「死とはなにか」/ 木戸尚志「ご命日」/ 本多雅人「「問い」に生きる」/ 五辻文昭「生きる意味」/ 高名和丸「出遇わずにおれないいのち」/ 河野通成「世を捨てないで、世を生き尽くす」/ 藤井善隆「悲しみから見えてくるもの」/ 直林 真「闇と光」/ 藤場芳子「幻の子ども像」/ 海 法龍「深い促し」 -
「そのままで尊い」という世界にふれることができれば、人は安心して自らの場において力を尽くすことができる。成果主義の世の中にあって、親鸞聖人の教えに基づく教育とは何かを語る。
巻末には真宗大谷派学校連合会加盟校一覧表とマップを掲載。
目次
■はじめに-今、何を学ぶのか-
■閉塞社会に生きて
■人間の価値はどこにあるのか
■人間中心から経済中心へ-近代の目指した社会-
■成果主義が生んだ社会
■親殺しをした子どもたち
■親鸞聖人が出遇った世界
■認めて伸ばそう
■存在の肯定
■教育とはキャンドルサービス
■ほめる技術
■雑行を棄てて本願に帰す
■本願の世界-あなたはあなたのままでまるごと尊い- -
本書は1961年4月、比叡山上において、鈴木大拙氏、曽我量深氏、金子大榮氏の三氏が西谷啓治氏の司会のもと、三日間にわたる討論と、三氏の御遠忌記念講演会を収録したものです。
その熱のこもった内容から、発刊当初より多くの方々に読み続けられ、名著として親しまれてきました。
長らく品切れの状態にありましたが、再版の要望も強く、2011年、真宗文庫として改訂復刊する運びとなりました。
そして2016年、ついに電子書籍としても登場です!
改訂にあたっては、当時の雰囲気を伝えるため、文言をできるだけそのまま残していますが、読みやすいように、ルビを増やしたり表記を整えました。
当時を知る世代の方々も、これから仏教を学ぼうとされる方々も、ぜひとも手にとっていただきたいと思います。そしてこの本が、新たな学びの出発点になることを願っています。 -
「何か面白いことないかな~、退屈だなぁ」「大きな会社の重役になって、すごい出世だね」「あっ、茶柱が立っている。縁起がいいな」。
日頃使っているこれらの言葉のルーツをたずねていくと、実はその源の多くが仏教にあるってご存知でしたか?
ほかにも「有頂天」「微妙」「有り難う」「世界」など「48語」を手がかりに、仏さまからのメッセージと、今まで知らなかった言葉の世界を説き開きます。
【もくじ】
(1)退屈 (2)出世 (3)我慢 (4)分別 (5)微妙 (6)無学 (7)他力 (8)不退転 (9)有頂天 (10)唯我独尊 (11)有り難う (12)阿修羅 (13)流通 (14)悲願 (15)お彼岸 (16)凡夫 (17)荘厳 (18)遊戯 (19)歓喜 (20)方便 (21)魔 (22)真実 (23)畜生 (24)餓鬼 (25)地獄 (26)善哉 (27)世間 (28)外道 (29)極楽 (30)有為 (31)縁起 (32)迷惑 (33)四苦八苦 (34)煩悩 (35)流転 (36)意地 (37)三昧 (38)世界 (39)平等 (40)自業自得 (41)一味 (42)愚痴 (43)因縁 (44)自然 (45)無上 (46)実際 (47)人間 (48)往生 /あとがき
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