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『思想、801円~1000円(実用、新書)』の電子書籍一覧

61 ~120件目/全755件

  • 政治、経済、法学、文学、教育など多岐に渡る分野を、過去から現在そして未来について自在に語られたエッセイ集。前者をヨコの軸、後者をタテの軸と見たとき、その精緻なタペストリーの紋様として読み手自身の現在地が浮かび上がる。情報過多な現代を解き明かすオールマイティなエッセー集。
  • 創建から800年余りを数える仙台市の古刹、曹洞宗・大満寺の若き住職が贈る法話集。

    歴史ある曹洞宗の寺、大満寺の住職が行った法話の中から、10編を集めたもの。
    寺の子として生まれながら、将来に悩み、アルバイトや音楽活動など様々な経験を重ねた後に、
    仏の道へと進むことを決意した著者が、悩み多き現代に贈る仏の教えとは。
    分かりやすく、親しみやすい言葉が心にしみる一冊。

    私たちが幸せに生きていけるように
    私たちの心に美しい花が咲くように
    慈しみの心を真ん中において
    苦しんでいる人を放っておけないそんな寛容な心で
    これからの皆様の人生を歩んでまいりましょう(本文より)
  • キリスト教を中心とした西洋哲学がイスラームの世界ではどのように解釈されてきたのか、それがイスラームの哲学にどう影響を及ぼしてきたのかを、イスラーム法学者がわかりやすく解説。
  • 池田大作SGI(創価学会インタナショナル)会長が世界に与えた影響や知られざる秘話を描く感動ドキュメンタリー。

    待望の第1巻は、小説『人間革命』の執筆――。それは恩師の正義を証明するという挑戦であり、「最も苦しんだ人を最も幸福に」との宣言でもあった。
  • 西洋哲学と出会って150年、日本の哲学者たちは何を考え、何を目指してきたのか。日本哲学のオリジナリティに迫る、第一人者による入門書の決定版!

    【哲学を知るための10講】
    第1講「日本の哲学」とは/第2講 哲学の受容第/3講 経験/第4講 言葉/第5講 自己と他者/第6講 身体/第7講 社会・国家・歴史/第8講 自然/第9講 美/第10講 生と死

    【本書のおもな内容】
    ・日本最初の哲学講義はいつ行われた?
    ・「哲学」という呼び名はこうして生まれた
    ・西田幾多郎の「純粋経験」を知る
    ・経験と言葉のあいだにあるもの
    ・言葉の創造性を考える
    ・人間の生のはかなさと死に迫る
    ・心によって生かされた身体とは
    ・田辺元が生み出した「種の理論」
    ・「自然」という言葉の歴史
    ・和辻哲郎の「風土論」
    ・美とは何か、芸術とは何か
    ・移ろうものと移ろわぬもの
    ・光の世界と闇の世界
  • 1,023(税込)
    著:
    森村進
    レーベル: 講談社現代新書
    出版社: 講談社

    何が「正しい」のか、わからなくなった時代に。
    プラトン、カント、ベンサム、ロールズ……2400年にわたる知的格闘。
    人生や社会に関わる切実な問いを、哲学者たちはこう考えた!

    法哲学の第一人者があざやかに整理し、切れ味鋭く論じる、「正義」入門の決定版!


    【本書の構成】

    はじめに――いま、なぜ過去の正義論を見直すのか?
    序章 正義論のさまざまなパターン――本書のねらい
    第一章 正義とは魂の内部の調和である――プラトン
    第二章 正義とは他の人々との関係において現れる徳である――アリストテレス
    第三章 正義とは相互の利益になる契約を実行することである――ホッブズ
    第四章 正義とは自然権の保護・実現である――ロック
    第五章 正義とは慣習によって生じた財産権規則を守ることである――ヒューム
    第六章 正義とは非難が適切であるということと権利の保護である――スミス
    第七章 正義とは「定言命法」に従うことである――カント
    第八章 正義とは功利の原理の一適用にすぎない――功利主義
    第九章 正義とは社会制度の第一の徳である――ロールズ
    あとがき――文献案内をかねて
  • 1,100(税込)
    著者:
    納富信留
    レーベル: ちくま新書
    出版社: 筑摩書房

    専門を越えた開かれた知へ!

    世界哲学とは、西洋中心の「哲学」を根本から組み替え、より普遍的で多元的な哲学の営みを創出する運動である。それは、私たちの生活世界を対象とし、多様な文化や伝統や言語の基盤に立ちつつ、自然環境や生命や宇宙から人類を反省する哲学であり、世界に生きる私たちすべてに共有されるべき普遍性をもった、本来の哲学を再生させる試みでもある。『世界哲学史(全9巻)』の成果を踏まえつつ、より広い視野で世界哲学を本格的に論じ、開かれた知の世界へと読者をいざなう。
  • 生きることが苦しいあなたに――。

    キリスト教国家デンマークに生まれ、いまなお哲学史にその名を刻むセーレン・キェルケゴール。母や兄弟との死別、厳格な父との葛藤、放蕩、婚約者との破局――。不憫な日々を過ごした青年は、孤独と憂愁の淵で深くへりくだる。その愚直な信仰と思索のあいだに立ち上がった〈実存哲学〉とはいかなる企てだったのか。『死に至る病』『不安の概念』などの代表作のみならず、残された膨大な日記や手紙を読み解き、“神に仕えるスパイ”という使命を生きた人間キェルケゴールの実像にせまる。
  • 1,012(税込)
    著者:
    平岡聡
    レーベル: 角川新書
    出版社: KADOKAWA

    向き合うのは、己か、仏か――。対照的なふたつの行を徹底比較。

    悟りか、救いか――。同じ仏教でも目指す最終到達点が異なるため、対極に見えるふたつの行。それぞれが、歴史・社会、美術と芸能、政治に与えた影響を明らかにしながら、日本仏教の独自性に迫る!

    ◆8つの視点から徹底検証。比べてわかる日本仏教の面白さ◆

    1 本家 vs. 分家
    2 保守 vs. 革新
    3 出家 vs. 在家
    4 悟り vs. 救い
    5 内向 vs. 外向
    6 引算 vs. 足算
    7 個人 vs. 集団
    8 坐禅 vs. 念仏
  • コロナが露わにした堕落した学者の姿
    学者は真理の探究を捨てた。カネの出し手に都合の良い論文を書くことが正義なのか。
    コロナの起源を一貫して追究してきた著者が人工ウイルス研究の闇に迫る!

    ●欧米では研究所起源説が主流に
    ●学会で聞いた学者たちの本音
    ●武漢研究所の最初の三人の感染者
    ●一流学術誌に掲載された疑惑の論文
    ●機能獲得研究は生物兵器開発を目的とする
    ●頻繁に起きる研究所からのウイルス流出
    ●生物学の常識から外れていったワクチン推進政策
    ●ワクチンを巡る医療産業複合体の闇
    ●真理より自分の損得を優先する学者たち
    ●なぜエリートは弱者をバカにするのか
    ●全体像に興味がない日本の学者
    ●日本で内部告発をすると冷遇される
    ●正義で動く人は金で動く人にはかなわない
    ●「陰謀論者」というレッテル貼りで終わらせない
  • 1,100(税込)
    著:
    久松真一
    レーベル: 法蔵館文庫
    出版社: 法藏館

    西洋的近代を超え、何ものにも縛られることなく無礙自在に生きる「絶対的自律」への道を考究し続けた稀代の哲人・久松真一。その哲学の核心を示す論考と自叙伝的エッセイ「学究生活の想い出」を収録。解説=星野元豊・水野友晴
  • 電車の中や部屋の中、気が付けばいつもスマホをスクロールしている。本当は何が知りたいのか、自分に何が必要なのかわからないままSNSの世界に浸り続け、気が付けば自分自身を見失ってしまった――。
    スマホ時代の過剰な繋がりによって失われた〈私〉を私たちはどうやって取り戻すのか。気鋭の哲学者による現代を生き抜くための思考法!

    【本書の主な内容】
    第1章 デフォルトの〈私〉
    ――――動物になるか、善い人になるか
    ・ミニオンズの憂鬱
    ・パッケージ化された善に警戒せよ
    ・目を閉じて、〈私〉の声を聴く

    第2章 〈私〉を取り戻すための哲学的思考
    ・「新デカルト主義」宣言
    ・判断しなくてよいという判断
    ・批判的思考のプロトタイプ

    第3章 ポスト・トゥルースを終わらせる
    ・SNSを気にする学生
    ・「正しさをめぐる争い」は終わりにする
    ・陰謀論は理性と情動に訴える

    第4章  ネガティブなものを引き受ける
    ・対話とネガティブ・ケイパビリティ
    ・アルゴリズムと自己消費
    ・「弱いロボット」から考える
  • 恋人、家族、友人、敵……人間関係の内奥にひそむ感情の本質を、異端の精神科医が詩のことばへと昇華する。数多のサブカルチャーに霊感を与えつづける伝説の書、復刊。
  • 死ぬのが怖いのは、人間だけ?

    人間に「生きる意味はない」――そう考えれば老いるのも怖くない。自分は「損したくない」――そう思い込むからデマに踊らされる。人気生物学者が虫の目、鳥の目、魚の目から、現代社会に蔓延る妄想を縦横無尽にバッサリ切る。

    【目次(一部)】
    1 人間に“生きる意味”はない
    歳をとるということ
    ついに後期高齢者になる
    歳をとって分かったこと――人生に生きる意味はない……他

    2 “生物目線”で生きる
    コロナ禍の沖縄に行く
    哺乳類の種の寿命に関わりなくがんの発症確率がほぼ同じなのはなぜか
    「虫」を使った常套句について……他

    3 “考える”を考える
    なぜカルト宗教にはまるのか?
    埋没コスト、タラ・レバ妄想、正常化バイアス
    美醜を決める基準はあるのか……他

    4 この“世界”を動かすものは
    ウクライナ紛争と穀物価格の高騰
    ウクライナ紛争後のEUのエネルギー戦略の行方
    エネルギー戦略・日本どうする……他
  • 人間は自由意志をもつ主体であり、過ちを犯した者が咎められ罰されることは、古くから共同体における基本的なルールと考えられてきた。一方、自由の存在を否定し「刑罰は無意味だ」とする神経科学や社会心理学の立場がある。はたして人間は自由な選択主体か。私たちが互いを責め、罰することに意味はあるのか。抑止、応報、追放、供犠といった刑罰の歴史的意味を解きほぐし、自由否定論、責任虚構論の盲点を突く。論争を超えて、〈人間として生きること〉を根底から問う哲学的探究。
  • 1995年3月20日
    地下鉄サリン事件は預言されていた

    あの「恐怖の大王」の詩の真相も解明
    ――ノストラダムスの預言詩に「人類滅亡」は、どこにも書かれていなかった

    ノストラダムスの「真意」を正しく読み解く

    世界的な国立公園のかたわらにある
    九の地名の宗教的国家
    (中略)
    地下鉄の中で人々は襲われ、
    突き刺し、浸した、
    異端者の 毒ガスを
    力ずくで吸わされるだろう
    (「3月20日 東京」より)
  • 自分の人生はもっと幸せなはずだったのに、と嘆く老人は多い。最後に「我が人生に悔いなし」と言えるかどうかは、どれだけの社会的成功を手にしたかで決まるのではない。勝ち組人生を送ってきた人でも、いつまでも自分が「すごい人間だ」と思い込んでいたら「裸の王様」になって孤立し、不満と後悔のうちに死んでいくことになる。人生を最後まで生き抜くのは大変な難事である。普通の暮らしに感謝する。他者との比較をやめ、執着しない――。人生の見方を変え、老いを輝かせて幸福を引き寄せる、高齢者とその家族必読の書。
  • ウイグル人が1000年受け継いできた重要古典
    〝弾圧される民族〟が紡いできた、崇高なる世界観・国家観・倫理観
    日本人向けにわかりやすく書かれた解説書!

    11世紀のウイグル人哲学者であり、カラハン帝国の法務大臣だったユスプ・ハス・ハジプ(1019~85)が著した ウイグル古典哲学の名著『幸福を与える智慧』の概説書。
    近年は中国共産党の弾圧政策により入手困難となりながらも、 多くのウイグル人が知っている民族古典を紐解きます。

    悪人の悩みは限りなく生じてくる
    善人の願いは日ごとかなっていく
    善人が善行を悔いたことがあろうか
    悪人は自分の欲望と引き換えに後悔に苛まれる
    悪事は後悔と悲哀をもたらす
    善いことをなせ、悪事を厭え   (本文「倫理とは何か」より)
  • 紫式部は地獄に堕ちた!?  源氏物語をめぐる読者たちの愛憎を紐解く

    千年にわたり連綿と読み継がれ、今や押しも押されもせぬ世界文学となった『源氏物語』。実はこの千年の読者たちには、物語をめぐる様々な愛憎があった。源氏受容史を辿る、まったく新しいアンソロジー。
  • 千と千尋の神隠し、NARUTO、呪術廻戦、ペルソナ…など
    映画、コミック、ゲームの原点がここに!
    キャラクターブック感覚でさらっと読める!

    ―――人間味あふれる神々は、誘い、呪い、自由に振舞う
    日本に住んでいても、意外と知らない日本神話。
    黄泉の国、天岩屋戸、八岐大蛇、因幡の白兎…くらいは聞いたことがあるかもしれません。
    これらの神話は、全て『古事記』上巻に収録されていて、繋がったストーリーになっています。
    編纂当時の言葉で読もうとすると小難しく思えるかもしれませんが、本書では現代の言葉に訳しながら解説することで、手軽に日本神話の世界を知ることができます。
    図表や写真、美しいイラスト満載で、人間味あふれるエピソードもご紹介。
    八百万の神々が織りなす自由奔放な物語を知ってしまったら、日本神話の深い“沼”へいざなわれることでしょう。


    【目次】
    序章  日本神話とは何か?
    第1章 日本神話の世界観 八百万の神々による壮大なる物語
    第2章 日本神話の神々 神世七代、三貴子、天津神、国津神…個性豊かな神様たち
    第3章 神々の事件簿 神々や英雄たちが引き起こした数々の大事件
    第4章 日本神話の文化 日本神話に登場する文字や呪術、アイテム、動物たち
    終章  現代に息づく日本神話 日本の文化、風習など

    【付録】
    ひと目でわかる!日本神話関係図
    日本神話の世界観図(天上、地上、地下の詳細図)
    三種の神器・眷属図鑑
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    「平成」から「新元号」へ変わる今、暮らしに息づく「日本のしきたり」を知る

    2019年5月1日、平成も終わりを告げ、新たな元号へと変わります。
    日本独自の元号でもある和暦の中で生きる私たち日本人にとって、代々受け継がれてきた「日本の心」を改めて見つめ直す良い機会かもしれません。

    長い歴史を持つ日本の生活に息づいてきた様々なしきたりへの理解を深め、この国に生まれてきたことを感謝できる、豊かな人生を送るための「作法」「知識」「ならわし」が詰まった1冊です。

    ●おもな内容
    ▼平成から新元号へ 元号の基礎知識
    元号のルーツは?誰がどのように決めるのか? 元号にまつわる基礎知識や歴史の中の逸話などを徹底解説! 247の元号も一挙に掲載!

    ▼今日が何の日かわかる 年中行事歳時記カレンダー
    元旦、節分、端午の節句、夏祭り、七夕、十五夜、大晦日… 1年を通じて行われる様々な年中行事を紹介!その作法としきたりも解説します!

    ▼暦がおもしろくなる 日時・方位・運勢を表す言葉
    十二支や陰陽五行、六曜、九星など、これらを知れば、しきたりや年中行事がもっと深く理解できます!

    ▼妊娠から冠婚葬祭まで 人生節目の儀式
    妊娠、帯祝い、お宮参り、初節句、七五三から、厄年、結婚記念日、長寿のお祝い、葬儀、弔問の作法、年忌法要まで。人生の儀式を一挙に解説!
  • “現代社会を快適に生きる答え”は、20年以上年前に出ていた!
    「脳の世紀」といわれる21世紀社会の正しい生き方とは?
    20年以上に行われた養老孟司氏の講演録だが、
    それは現代を予見している内容であった!

    本書は、20年以上も前に行われた養老孟司氏の講演録をまとめたもの。
    「意識は、なぜあるのか?」「 人間は死んだら『モノ』なのか?『ヒト』なのか?」「人間は『人工身体』と『自然身体』の二つのからだを持っている」「 人工(脳)と自然(身体)との釣り合いこそ重要である」「 人間は、意識だけでできているわけではない」「『男』と『女』という言葉ができたとき、性の連続が断ち切られた」「人間は、自分ができることの説明ができない」「 子どもを育てるとは『手入れ』をすること」「『ああすれば、こうなる』だけになった現代社会」という9講演を収録している。
  • 壮大無比のスケール

    須弥山とは、高さ約56万キロメートル、天神らが暮らす想像上の高峰である。5世紀頃インドで書かれた仏教論書『倶舎論』はこの須弥山を中心とする壮大な宇宙を描き出し、仏教が宇宙をどう捉えたかを詳細に解説した。本書は、『倶舎論』を基礎に他説も参照し、仏教宇宙観を簡明に記す。人間より優るが欲望の虜である天神とはいかなる存在か。「蛆虫に骨をうがたれる」といった地獄の責苦、世界を構成する四大と極微、宇宙の消滅と生成のサイクルなど、幅広く解説。後代に現れる極楽浄土の思想をも取り上げて、人生を苦とし、輪廻と解脱の思想を根底とするこのユニークな体系の変遷をたどる。長年読み継がれてきた入門書。
  • 【書籍説明】

    過度なストレスから人々を解き放とうと、無条件な自己承認を肯定する風潮がある昨今ですが、
    それとは真逆に、自分を理想の自分に変える自己レボリューションも同じくらい取沙汰されています。

    上辺だけ見ると、どんだけ二律背反なんだと思ってしまいますが、
    「普通にサラリーマンさえできたなら、後はストレスから解放されたい」派と
    「社長目指してアグレッシブに野心的に生きたいので、自分を戦闘仕様にチェーンアップしたい」派に人々が分かれていられたのは、もはや昔の話です。

    今は就職先からサブジョブを推奨され、薄給の兼業アルバイターになりたくないなら、強制的に社長や店長を目指さざるを得ない状態なのです。

    言わば強制「一億総一国一城の主」時代。

    そんな風に過酷に時代は変わっても、多くの人はぜんぜん順応できていません。

    否応なく放り込まれた戦場で、情報や知識だけは勤勉に吸収しながらも、
    「なるべき自分」になるには何が足りないのか分からないまま、何も変わらず右往左往しているのがリアルな一般人の姿です。

    あなたもいつも思っていませんか?

    「経営者の資質って何?」

    「成功者にあって自分にないモノって何?」

    確かに経営(リアルであれネットであれ)で損をせず儲けを出すには、それなりの知識は必要ですが、何より心構えと言うか独特のサムシングが絶対に必要です。

    成功者もまた然り。

    ではその必須のサムシングとは何でしょう?人脈やライフスタイルでしょうか?

    人脈もライフスタイルも、最終的には商売に利用できるかも知れませんが、その人を経営者(成功者)たらしめている決定的なモノではありません。

    経営者(成功者)独特のサムシングとは、もっとその人の根幹を決める思考のスタイル。

    人生を左右する思考術を指します。

    この思考術が数々の英断やアイデア、ヒットを生み出しその人を輝かせているのです。

    その人が今現在、社長であろうが、何者でもない学生だろうが関係なく、成功へと導き、結局大成させてしまう人生のレシピとも言えます。

    あなたもそんな素敵な思考法で、人生を切り開いてみませんか?

    ダイエットなど自分レボリューションを目指す人も、確実なステップを踏んで望む自分になれますよ!

    本書で紹介するのはたったの七つの思考のテクニックです。

    それさえ守って頂けるなら、あなたは成功して輝く自分になれるのです!
  • 禅のことばが心の眼をひらき見えなかったものが見えてくる。 ――禅問答で学ぶ“生”の真意60題

    禅のことばが心の眼をひらき見えなかったものが見えてくる。東洋思想の精髄としての「禅」、その結晶としての「禅語」から大小さまざま選び抜いた、「引く辞典」ではなく「読む辞典」。 ――禅問答で学ぶ“生”の真意60題
  • シリーズ6冊
    990(税込)
    著:
    佐藤優
    レーベル: ――

    人間主義の思想書『法華経の智慧』(池田大作著)をベースに、佐藤優氏が対話形式で世界宗教の条件を考察する。第1巻は、『法華経の智慧』の「序品」から「信解品」までの章について読み解き、その考察を収録。月刊『第三文明』の好評連載の書籍化スタート。
  • デジタルが社会を一変させるなか、政治は分断を生み、機能不全が深刻だ。なぜ私たちは民主主義を実感できないのか? 本書は、19世紀の大転換期を生きたトクヴィルの思索と行動を手がかりに、平等・結社・行政・市民のイメージを一新し、実験的な民主主義像を描き出す。新しい技術が人々の想像力を変えた歴史を捉え、民主主義論の第一人者がフランス革命・アメリカ建国後の政治史を解説。AI時代の社会構想と人間像を探究する。
  • 1,100(税込)
    著者:
    井奥陽子
    レーベル: ちくま新書
    出版社: 筑摩書房

    「美しい」とはなにか

    近代美学は、17~19世紀のヨーロッパで成立しました。美学と言っても、難しく考えることはありません。「風に舞う桜の花びらに思わず足を止め、この感情はなんだろうと考えたなら、そのときはもう美学を始めている」ことになるからです。本書は、芸術、芸術家、美、崇高、ピクチャレスクといった概念の変遷をたどり、その成立過程を明らかにしていきます。
  • ホルクハイマー、アドルノ、ベンヤミン、フロム、マルクーゼ……。一九二三年に設立された社会研究所に結集した一群の思想家たちを「フランクフルト学派」とよぶ。彼らは反ユダヤ主義と対決し、マルクスとフロイトの思想を統合して独自の「批判理論」を構築した。その始まりからナチ台頭後のアメリカ亡命期、戦後ドイツにおける活躍を描き、第二世代ハーバーマスによる新たな展開、さらに多様な思想像の未来まで展望する。
  • 日本人はどのような恋愛をしてきたのか――。記紀万葉の時代から公家文化、武家文化、町人文化の時代を経て、近代の恋愛結婚至上主義、戦後の純潔教育、性の解放へ。恋愛研究の第一人者である作家・比較文学者が、古今東西の文献を博捜し、古典的名作から戦後の通俗小説、映像作品まで目配りしつつ圧倒的なスケールで描く、比較恋愛思想史の決定版。『〈男の恋〉の文学史』以来一五年におよぶ研究の集大成。
  • 1,100(税込)
    著:
    秋月龍珉
    レーベル: ――
    出版社: PHP研究所

    不安と孤独の日々の中で、いかに自分を見失わずに生きていくか。己れを厳しく律することで、己れに克ち、迷いを断ち切る「道元禅の真髄」をここに解き明かす。

    「混迷の時代」に強く生きる術とは――不安と孤独の日々の中で、いかに自分を見失わずに生きていくか。己れを厳しく律することで、己れに克ち、迷いを断ち切る「道元禅の真髄」をここに解き明かす。
  • 今あなたが抱いているその疑問,何千年も前から考え続けられてきたことかもしれない…? 親との関係,何のために勉強するのか,本当の自分とは何か,昔の本が今役に立つの? 古今東西の書物をひもといて,11人の古典研究者が答えます.友達への相談やネット検索では出会えないアドバイスが,人生の扉を開く,かもしれません.
  • ★中島岳志氏推薦! 「今後、この本を抜きにしてガンディーを語ることはできないだろう」★ 贅沢な食事をしないこと、搾取によってつくられた服を着ないこと、性欲の虜にならないこと、異教徒とともに生きること、そして植民地支配を倒すこと――。ガンディーの「非暴力」の思想はこのすべてを含む。西洋文明が生み出すあらゆる暴力に抗う思想・実践としての非暴力思想はいかに生まれたのか。真実を直視し、真実と信じるものに極限まで忠実であろうとしたガンディーの生涯そのものから、後の世代に大きな影響を与えた思想の全貌と限界に迫る。ガンディー研究を一新する新鋭の書!
  • これが哲学だ!

    1968年五月にパリで起こった「革命」を起点に、若者や労働者を巻き込み、時代や経験に深く根ざす思想運動として発展した現代フランス哲学。資本主義の矛盾や構造的な抑圧がさまざまに露呈する1980年代以降、それは大きな変化を遂げた。構造主義からポスト構造主義を経て、政治や宗教、労働、ジェンダー/フェミニズム、科学と技術、エコロジーをめぐる諸思想にいたるまで。フーコー、ドゥルーズ、デリダに続き、変容する社会を鋭くとらえる強靭な思想の広がりを一望する。
  • 哲学的に考えるための教科書

    哲学とは、昔の人の考えや言葉を知って、理解することではない。哲学上の根本問題に自ら立ち向かうことでしか、哲学はできない。「私たちの心を超えた世界を知ることはできるか?」「他者の心を知ることはできるか?」「心と脳の関係はどのようなものか?」「死んだら無になるのか?」――本書では、この四つの問題を素材に、哲学の核心へと一気にいざなう。問いの意味そのものを問いなおすこと。相対立する議論のやり取りを、自分ひとりで視点を転換させて行うこと。深く、粘り強く、哲学的に考えるやり方を追体験できる教科書。
  • 1,100(税込)
    著:
    金谷治
    レーベル: 講談社学術文庫
    出版社: 講談社

    『老子』は、『論語』とならぶ中国の代表的な古典である。その思想は、人間はその背後に広がる自然世界の万物のなかの一つであるという自然思想の立場をつらぬくことにある。したがって老子は、人間の知識と欲望が作りあげた文化や文明にたいして懐疑をいだき、鋭く批判する。無知無欲であれ、無為であれ、そして自然に帰って本来の自己を発見せよ、という。中国思想研究の第一人者が説く老子の精髄。
  • なぜ、人は自分勝手にふるまってしまうのか?
    才気溢れるのに、愚かなことをしでかす生き物「人間」。その本質を成す「恣意性」の淵源に、市井の哲学者が迫る!

    通り魔。クレーム魔。はき違えた「自由」。戦争。
     世の中で「やりたいようにふるまう」「己の思うままに行動する」ことが横行している。
     社会的な生物であると同時に、「個」でもある「人間」という存在。
     個が好き勝手に生きることで、社会には軋轢が生じ、集団のストレスが増していく。
     「恣意的」であるとはどういう状態か。どこまでが許され、何が問題となるのか。
     著者は、ソシュールやプラトン、デカルト、ハイデッガーといった哲学者・社会学者の著作に立ち返り、哲学的な視点から現代の「個と社会」の在り方について考察する。
     才気溢れるのに、愚かなことをしでかす生き物――わがままで「恣意性」に満ちた生き物「人間」の本質にせまる一書。若い世代に向けて、現代的な視座に立った「生きた哲学」の入門書の登場だ。
  • 古代日本人は、ことばには不思議な霊威が宿ると信じ、それを「言霊」と呼んだ。この素朴な信仰の実像を求めて、『古事記』『日本書紀』『風土記』の神話や伝説、『万葉集』の歌など文献を丹念に渉猟。「言霊」が、どのような状況でいかなる威力を発揮するものだったのか、実例を挙げて具体的に検証していく。近世の国学者による理念的な言霊観が生み出した従来のイメージを覆し、古代日本人の信仰を描き出す。
  • 世界は自由なように見えて、昔も今も違う形で不自由だ。私たちは資本主義からもSNSからも、自分の遺伝子からも自由になることができない。その中で、どのように自分なりの自由を獲得していくか。「社会」「宗教」「表現」「芸術」「性」「公共」「人類」など各分野の第一人者が語る中で見えてきた、今の時代の「自由」のあり方、自由をつかみとる方法とは? あなたの世界に対する認識をガラリと変える、驚きの講義録。
  • 福沢の思想は毀誉褒貶にさらされてきた。それは福沢の議論の変化というよりも、福沢をとりまく世論の側の変化によるものといえる。福沢を評価した徳富蘇峰は、晩年には福沢が日本の伝統的な良風美俗を破壊したと罵倒。戦後は丸山眞男から原則ある実学思想家として賞賛されるも、朝鮮蔑視の脱亜論者として批判もされ、他方で1980年代半ば以降は1万円札の肖像となり、文化人の象徴となった。福沢評価の変遷をたどり、その過程を詳細に考察。福沢の実像を浮かび上がらせる。
  • 集団への帰属の欲求とは何を意味するのか。この欲求が他者に対する恐怖や殺戮へとつながってしまうのはなぜなのか――。グローバル化の進展は、さまざまな文化の保持者たちの基盤を揺るがし、時に偏狭で排他的な帰属意識を生み出してしまう。複数の国と言語、そして文化伝統の境界で生きてきた著者は、本書のなかで新しい時代にふさわしいアイデンティティのあり方を模索する。鍵となるのは、「言語」だ。言語を自由に使う権利を守ること、言語の多様性を強固にし、生活習慣のなかに定着させること、そこに世界の調和への可能性を見る。刊行後、大きな反響を呼んだ名エッセイ、ついに邦訳。文庫オリジナル。
  • 人生の真理を求め続けた哲人・中村天風。その波乱の半生から得た「人生成功の哲学」は、触れる者をたちまち魅了し、皇族、政財界の重鎮をはじめ、各界の頂点を極めた幾多の人々が天風を「生涯の師」として心服した。本書では、天風の教えを象徴する言葉の紹介とともに、天風晩年期の直弟子・今川氏による天風哲学、心身統一法の解説も合わせて掲載。あの大谷翔平も触れたとされる“天風ワールド”をぜひ体験してほしい。
  • 少子高齢化や核家族化の進行、そして、2020年から猛威をふるう新型コロナウイルス。まさにいま日本社会においても孤独は「対処すべき問題」として注目されています。本書では孤独に向き合った作家の評論や、冒険、山小屋生活などで得た独自の孤独論など、総勢17名の著者が様々な孤独を語ります。何気ない日常の、騒がしい街中で不意に襲ってくるあの「孤独感」はなんなのか? 決してネガティブなだけではない孤独の持つ「孤高のしたたかな世界」に浸れる一冊です!
  • 潜在能力を引き出す成功哲学の名著

    引き寄せの法則『ザ・シークレット』の源流となった古典的名著! 潜在意識を使いこなし、仕事・お金・人生の夢を叶える思考法を伝授する。カーネギー、ナポレオン・ヒルと並ぶ成功哲学のマスターピース。

    【目次】
    第1章
     世界最大の発見/ことの起こり/存在することの目的/人生の「開け、ゴマ!」
     心の精霊/意識/潜在意識/超意識

    第2章
     最初の原因/物質――夢か現実か?/哲学者の魔法/神の国/持っている人はさらに――/生まれながらに定められ
     願望――獲得の第一法則/魔法の秘密/魂の切なる願い

    第3章
     アラジンとその仲間たち
     それをしている自分を見る
     その欲望が示すとおりの人間
     供給の法則/世界はあなたのもの/求められている人

    第4章
     成功の方程式/ナポレオンのお守り/できっこない
     この自由/唯一の力
     引き寄せの法則/白紙の小切手
     三つの条件
     老いた魔女――不運/夢に憑かれた人/運命という柵/運動

    第5章
     必要は満たされる/契約の箱/思考の科学
     運命の支配者/ダイヤモンドの鉱脈
     だれのものでもない大金
     力の秘密
     ひとつのことをする

    第6章
     マスター・マインド
     あなたに欠けているもの
     彫刻家と粘土
     なぜ老いるのか/若さの泉

    第7章
     薬物の幻想
     賢者の贈りもの/おわりに

    解説 三浦将
  • 哲学の究極の問い/「運命」とは何か/リーダーの話術の神髄/二一世紀の文学の新たな役割/才能を開花させる技法/人工知能革命による「学歴社会」の崩壊/「明日、死ぬ」という修行/プロフェッショナルの「奥義」とは何か/「カオス的世界」に処する叡智/戦略思考の深み/上手な二流、下手な一流/「創造性」をめざす過ち/科学と宗教の対立を超えて――教養とは答えの無い問いを問い続ける力。21世紀の「新たな教養」論。
  • 【危機が過ぎ去るまであと何日か】【ノルマは達成したか】【あと何年生きられるか】
    人生を数えてみても
    自分の思う通りにはならない
    哲学者が考えを深めた末にたどり着いた、日々を<価値あるもの>にするためにできること

    ・評価は人の価値や本質とは関係ない
    ・誰もがいつでも自力でできるはずはない。必要な時には人に援助を求めていい
    ・自分の見方を手放す
    ・誰でも生きることで貢献できる
    ・美しい時間は誰でもどんな状況の中でも持つことができる……etc.

    生きることは苦しい。
    こんなふうに生きたいと思っても行く手を阻むことが起こる。
    それでもその人生を楽しんで生きることはできる。
  • 物質と電気的・化学的反応の集合体にすぎない脳から、なぜ意識は生まれるのか――。多くの哲学者や科学者を悩ませた「意識」という謎。本書は、この不可思議な領域へ、クオリアやニューロンなどの知見を手がかりに迫る。さらには実験成果などを踏まえ、人工意識の可能性に切り込む。現代科学のホットトピックであり続ける意識研究の最前線から、気鋭の脳神経科学者が、人間と機械の関係が変わる未来を描きだす。
  • これが私たちの約束だ
    神々と英雄たち、安倍総理の意思を読む

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    「言論テレビ」の安倍語録、完全収録
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    「取り戻す」日本とは何か
    「日本を取り戻す」と叫んだ人。古事記の神々や英雄、その想いを継いだ吉田松陰、橋本左内、横井小楠、井上毅、伊藤博文、山縣有朋をはじめとする無数の人々。日本史を背負い、日本を守ったリーダーたちと安倍総理の魂と意思を、渾身の筆で読み解く。

    【主な目次】
    第一部 英雄たちの愛国
    国家の危機に/松陰の春夏秋冬/日本を取り戻す

    第二部 美しい国をつなぐ 安倍晋三×櫻井よしこ
    地球を俯瞰する戦略/ビューティフル・ハーモニー/日本人の底力を信じた/台湾有事は日本有事/日本の国家意思を

    第三部 私と安倍晋三総理
    「日本を取り戻す」と叫んだ人/人間「安倍晋三」の素顔/歴史は必ず安倍氏を高く評価する

    第四部 倭しうるはし
    神々と英雄の想い/倭建命の物語/日本人の群像/日本国の生命に
  • 19世紀に活躍した英国の思想家、ジョン・スチュアート・ミル(1806~73)。生涯を通じて道徳と政治のあり方を探究し、『自由論』『代議制統治論』『功利主義』をはじめとする膨大な著作で近代社会の立脚点となる理論を打ち立てた。その生涯――父ジェイムズとの確執、ベンサムへの傾倒、精神的危機、伴侶ハリエットとの出会いと別れ、晩年の議員活動――を丹念に追いながら、今なお鮮烈な思想の本質を描き出す。
  • 脳に気づかれることなく「現実」を操作できる時代
    あなたにとって「現実」とは?
    「現実」って何? この当たり前すぎる問いに、解剖学者、言語学者、メタバース専門家、能楽師など各界の俊英が出した八者八様の答えとは。SR(代替現実)や脳と機械をつなぐBMI(ブレイン・マシン・インターフェース)などのテクノロジーの進展により、脳に気づかれることなく「現実」を操作できるようになった現代。科学と哲学の融合した「現実科学」がここから始まる。あなたの脳をあらゆる角度から刺激し、「現実」をゆたかにするヒントを提示する知の冒険の書。

    〈本書目次より〉
    現実とは『自己』である――稲見昌彦(東京大学教授/インタラクティブ技術)
    現実とは『DIY可能な可塑的なもの』――市原えつこ(メディアアーティスト)
    現実とは『あなたを動かすもの』――養老孟司(解剖学者)
    現実とは『自分で定義できるもの』――暦本純一(東京大学教授/拡張現実)
    現実とは『今自分が現実と思っていること』――今井むつみ(慶應義塾大学教授/言語心理学)
    現実とは『現実をつくる』というプロセスを経ることによって到達する何か――加藤直人(クラスター株式会社CEO/メタバース)
    現実とは『普段のルーティンな自己がちょっとずれた時に押し寄せてくる、すごい力』――安田登(能楽師)
    現実とは『祈りがあるところ』――伊藤亜紗(東京工業大学教授/美学)
  • 情熱の歌人・与謝野晶子の華麗な現代語訳で色鮮やかによみがえる平安の日々

    平安時代の代表的な日記文学である『紫式部日記』『和泉式部日記』を、大正の歌人・詩人である与謝野晶子が華麗な文体で大胆に現代語訳した名作、初の文庫化! 平安貴族と女房たちの日々の暮らしや、宮廷の行事、人間関係と恋愛事情が描かれ、当時の風景が生き生きとよみがえる。二つの日記作品に加え、与謝野による論考「紫式部考」を併録。田村隆氏(古典文学研究)による「解説」で、与謝野訳の魅力と味わい方を紹介。
  • 剣禅一如

    宮本武蔵の『五輪書』、柳生宗矩の『兵法家伝書』とならぶ三大兵法書の一つ『不動智神妙録』。書いたのは武士の家に生まれながらも得度し、大徳寺住持となった禅僧・沢庵宗彭。剣の修行は心の修行に他ならないという「剣禅一如」が初めて説かれた一書で、戦いのみならず万事に対処できる心と体の動きが解説されている。将軍家剣術指南・柳生宗矩に授けられたことから柳生新陰流の聖典となったが、小野派一刀流など他の流派でも広く読まれ、幕末の剣聖・山岡鉄舟も愛読した。併録した『太阿記』は凡人が凡人のまま剣の達人になる道筋を示したもの。『玲瓏集』はわれわれの視野がいかに分別心によって曇らされているかを説く。
  • 動物に霊魂はあるのか、それとも動物は感じることのない機械なのか――。アリストテレスに始まり、モンテーニュを経て、デカルトの登場によってヨーロッパ哲学界で動物をめぐる論争は頂点に達した。古代ギリシャ・ローマ時代から二〇世紀のハイデッガー、デリダまで、哲学者たちによる動物論の系譜を丹念に跡づける。動物/生命へのまなざしの精緻な読解によって「人間とは何か」を照らし出す、スリリングな思想史の試み。
  • 武士道とは何か。武士はいかに生き、死すべきなのか――。戦乱の世が生み出した軍学書『甲陽軍鑑』『五輪書』から、泰平の時代の倫理書『山鹿語類』『葉隠』へ。そして、幕末維新期の吉田松陰、西郷隆盛へと連なるサムライの思想水脈を経て、武士道を世界に知らしめた新渡戸稲造まで。日本人必読の名著12冊で知る、高潔にして強靭な武士の倫理と美学。章末には、各書から選りすぐった人生指南の「名言」を付す。

    【目次】
    《総論》 武士道、その精神と系譜
    《著作解説》
    1 小幡景憲『甲陽軍鑑』江戸時代初期
    軍学第一の書
    2 柳生宗矩『兵法家伝書』寛永九年(1632)
    柳生新陰流の奥義
    3 宮本武蔵『五輪書』寛永二十年(1643)
    必勝の思想
    4 山鹿素行『山鹿語類』寛文五年(1665)
    武士の職分とは何か
    5 堀部武庸『堀部武庸筆記』元禄十五年(1702)
    武士の一分を貫く
    6 山本常朝『葉隠』宝永七年~享保元年(1710~16)
    「死狂い」の美学
    7 新井白石『折りたく柴の記』享保元年(1716)
    古武士の風格
    8 恩田木工『日暮硯』宝暦十一年(1761)
    為政者の理想の姿
    9 佐藤一斎『言志四録』文政七年~嘉永六年(1824~53)
    朱子学と陽明学の合体
    10 吉田松陰『留魂録』安政六年(1859)
    至誠にして動かざる者なし
    11 西郷隆盛『西郷南洲遺訓』明治二十三年(1890)
    義に生きる
    12 新渡戸稲造『武士道』明治三十三年(1900)
    理想の日本人論
  • 哲学とは何だろうか――。人間が世界と向き合い、自分の生の意味を顧みるとき、哲学は生まれた。古代から二一世紀の現代まで、人間は何を思考し、その精神の営為はどのような歴史を辿ってきたのだろうか。本書は、その歴史を「魂の哲学」から「意識の哲学」「言語の哲学」を経て、「生命の哲学」へと展開する一つのストーリーとして描く。ヘーゲル、シュペングラー、ローティの歴史哲学を超えた、新しい哲学史への招待。
  • 特集 今、何が問題か

    われわれは絶え間なく「問題」について語っている。
    少し考えてみても東日本大震災からの復興、原子力とエネルギー、
    雇用や財政、TPP参加の是非といった具合に、
    およそ「問題」には事欠くことがない。
    だが、一〇年、二〇年はもちろん
    一年もするとすっかり忘れ去られてしまった「問題」も数多い。
    「今」という時の重みは小さくなり、
    「問題」も大量に生産され大量に消費されている。

    『アステイオン』は創刊以来の四半世紀、本質的な「問題」を正面から語り、
    時代の大きな流れの中で「今」を問う試みを続けてきた。
    この基本的な姿勢にはいささかの変更もないが、
    新しい編集体制で臨んだ本号の特集では、
    各編集委員が「今、何が問題か」について自問することで、
    われわれの知的姿勢を改めて明らかにしておきたい。
    あえて時間的にも地域的にも限定を設けず、
    それぞれ専門を異にする編集委員が「今」と「問題」を自由に語った論考から、
    何が見えてくるだろうか。

    現代の諸問題を「鋭く感じ、柔らかく考える」本誌の挑戦に対する
    読者諸氏のかわらぬご支援を期待しつつ、
    リニューアル後の最初の特集をお届けしたい。
  • シンメトリー(対称性)はワイルが著作や講演のなかで折に触れ取り上げたテーマである。数学・物理学・哲学と幅広い分野に通暁したワイルにとって、シンメトリーは至る所でその姿を現す、深遠で重要な概念であった。生涯をかけて深めた思索が結実した本書は、刊行まもなく『サイエンス』誌より、「シンメトリーというテーマに関するこのような本や論文は今まで存在せず、さらに今後書かれるすべての本が、何らかの形でこの本に依拠することになろう」と評された。実際、ワイルならではの含蓄に富んだ叙述は、今なお読者に新しい洞察を与えてくれる。最晩年の名講義を新訳で。
  • シリーズ2冊
    9901,067(税込)

    根をもつこと,それは魂のもっとも切実な欲求であり,もっとも無視されてきた欲求である.職業・言語・郷土など複数の根をもつことを人間は必要とする──数世紀にわたる社会的絆の破砕のプロセスを異色の文明観歴史観で辿り,占領下の祖国再建のために起草した私的憲法案.亡命先で34歳の生涯を閉じたヴェイユ渾身の遺著.(全2冊)
  • 絶望的な未来にも〈希望〉は必ずある
    1970年代後半から文芸批評家として活躍し、90年代後半からはマルクスやカント、ホッブスの読解から「交換」に着目した理論で社会や歴史を読み解いてきた柄谷行人さん。

    その集大成ともいうべき『力と交換様式』では、社会システムをA=贈与と返礼の互酬、B=支配と保護による略取と再分配、C=貨幣と商品による商品交換、D=高次元でのAの回復という4つの交換様式によって捉え、とりわけ資本主義=ネーション=国家を揚棄する、人間の意思を超えた「D」の到来をめぐって思考を深めた。

    「Aの回復としてのDは必ず到来する」。
    民主主義と資本主義が行き詰まりを見せる混迷の危機の時代、
    絶望的な未来に希望はどう宿るのか。その輪郭はどのように素描可能か。
    『トランスクリティーク』『世界史の構造』、そして『力と交換様式』を貫く「交換様式」の思考の源泉に迫る。

    目次
    I: 著者と読み解く『力と交換様式』
    ・世界は交換でわかる」   柄谷行人×池上彰
    ・『力と交換様式』をめぐって 柄谷行人×國分功一郎×斎藤幸平
    ・モース・ホッブズ・マルクス」

    II: 「思考の深み」へ (『力と交換様式』を書くまで)
    ・可能性としてのアソシエーション、交換様式論の射程
    ・交換様式と「マルクスその可能性の中心」
    ・文学という妖怪
    ・仕事の反復性をめぐって 思想家の節目

    III: 柄谷行人『力と交換様式』を読む
    ・『力と交換様式』を読む
    大澤真幸、鹿島茂、佐藤優、東畑開人、渡邊英理
  • 古代に軍事国家だったチベットはインド仏教を受容、12世紀には仏教界が世俗に君臨する社会となった。17世紀に成立したダライ・ラマ政権はモンゴル人や満洲人の帰依を受け、チベットは聖地として繁栄する。だが1950年、人民解放軍のラサ侵攻により独立を失い、ダライ・ラマ14世はインドに亡命した。チベットはこれからどうなるのか? 1400年の歴史を辿り、世界で尊敬の念を集めるチベット仏教と文化の未来を考える。

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