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『思想、1001円~(実用、文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全3076件

  • あなたが「思っている」と思っていることは、全部でっちあげだった!

    「心の奥底には何かが隠されている」と、誰もが思いたがる。
    心理学者や精神分析学者たちは、暗がりに潜むものを暴き出そうと奮闘してきた。
    だが、神経科学や行動心理学の驚くべき新発見の数々は、隠された深みなどそもそも存在しないことを明らかにしている。
    「無意識の思考」などというのは、神話にすぎなかったのだ。

    わたしたちの脳は、思考や感情や欲望を「その瞬間に」生み出している……行動の理由も、政治的信念も、そして恋心さえも。
    本書が紹介する数々の驚くべき実験結果を目にしたとき、そのことを疑うことはもはや不可能になる。
    世界はどのように存在し、自分はどんな人間であるのか―それも、脳がもつ途方もない即興能力によって創り出されるフィクションなのだ。

    認知科学をリードする世界的研究者が"脳と心"の秘密を解き明かす、超刺激的論考!

    ※原題は、The Mind is Flat: The Illusion of Mental Depth and The Improvised Mind (Penguin, 2019)

    【本書「訳者解説」より】
    本書の最終結論である「心には表面しかない」ということは序章から明記されており、深みという錯覚で私たちを騙している犯人は脳であるということが、あたかも最初から犯人がわかっている倒叙ミステリーのごとく、はじめから述べられている。そして、心理学実験を紹介しながら進められる論証は、章を追うごとに説得力を増していくことが、一読してわかるだろう。

    チェイター教授は、オークスフォード教授との推論心理学(人間はどのように推論するのか)の共同研究を続けつつ、意思決定や判断、言語や社会的相互作用へと研究領域を拡げ、また自ら会社を共同創業したりイギリス政府へ協力したりと、認知科学のビジネスや政策への応用にも取り組んでいる。

    「心は実体というよりは、外界と接する接触面(インターフェイス)における即興演奏の ”手癖” である」という捉え方を展開する本書の見方の射程はかなり広い。

    【本書の内容】
    序章 文学の深さ、心の浅さ
    第一部 心の深みという錯覚
     でっち上げる力/現実という実感/インチキの解剖学/移り気な想像力/感情の創作/選んだ理由の捏造
    第二部 即興が「心」を作る
     思考のサイクル/意識の経路の狭さ/無意識的思考という神話/意識の境界/原理ではなく前例/知性の秘密
    終章 自分を創り直す
  • 仏典は、仏の死を乗り越えるために生まれた。第一人者が捉えた仏教の本質

    大きな災害やコロナ・パンデミックを経て、あらためて仏典の智慧が注目されている。仏教学・思想史の第一人者による案内と、親しみやすい訳で読み解く。
    ブッダの死後残された人々が、その死を乗り越えようとしたことに、仏教の誕生を見出す。死者すなわち他者と向き合うことを仏教の本質と捉え、親しみやすい訳で、インド・中国の仏典を読み解く。そして日本に伝わった仏教では、土着化と原点回帰の2つの動きがせめぎ合う中、独特のダイナミズムが生まれた。世界の中でも異色とされる、日本仏教について考える。
    増補「仏典をよむ視座」を収録し、直近10年間の新たな研究成果を加えた。
    解説・中島隆博


    ■目次■

    はじめに

    第一部 死からはじまる仏教
     第一章 大いなる死――『遊行経』
     第二章 死と生の協奏――『無量寿経』
     第三章 他者と関わり続ける――『法華経』
     第四章 否定のパワー――『般若心経』
     第五章 心の中の地獄と仏――智ギ『摩訶止観』
     第六章 禅の中の他者と死者――圜悟『碧巌録』

    第二部 日本化する仏教
     第七章 現世を超えた秩序――景戒『日本霊異記』
     第八章 仏教は俗世に何をなしうるか――最澄『山家学生式』
     第九章 この身のままに仏となる――空海『即身成仏義』
     第十章 贈与する他者――親鸞『教行信証』
     第十一章 脱構築から再構築へ――道元『正法眼蔵』
     第十二章 宗教国家は可能か――日蓮『立正安国論』
     第十三章 異教から見た仏教――ハビアン『妙貞問答』

    むすび

    増補 仏典をよむ視座
     一 仏典とは何か
     二 菩薩と他者・死者
     三 日本仏教の展開と菩薩の精神

    文献ガイド
    あとがき

    解説 中島隆博
  • 1,815(税込)
    2024/4/26 (金) 配信予定
    著者:
    土田健次郎
    レーベル: ちくま学芸文庫
    出版社: 筑摩書房

    春秋時代の魯国、周王朝の復興を唱え、政治へのあくなき情熱とともに理想を追求した人、孔子。その言行録『論語』は、古来、多くの人々に人生の指針を与えてきた。孔子が弟子たちに教えたもの、それは学問、礼の実践、徳の涵養である。中心にあるのは徳であり、わけても「仁」を至上とした。仁とは、日常生活において状況に相応しい価値を適切に選び取れることを指し、それを体得した者が君子となる。本書は、「『論語』をして『論語』を語らしめること」を主眼に置き、何晏、朱子、仁斎、徂徠など、数多の解釈を比較考量。新たな書き下し文と明快な現代語訳、詳細な注と補説を付した決定版訳注書である。
  • 神自身が信仰を投資に例えるイスラーム教のもとで、どうして逸早く資本主義が発達しなかったのか?クリスチャンの息子達を集めて皇帝の忠実な親衛隊に育て上げたオスマン帝国の「デヴシルメ」はなぜ実現可能だったのか?法を重視し、法に徹底した情熱を注ぎこんだはずのイスラム圏で、「法の支配」がなぜ崩壊したのか。など、イスラーム帝国の社会構造の本質に迫る。
    世界史の謎を新たに読み解く壮大なシリーズ、「古代篇」「中世篇」「東洋篇」に続く第四弾、待望のイスラーム篇。

    第1章 贖罪の論理
    第2章 純粋な一神教
    第3章 〈投資を勧める神〉のもとで
    第4章 「法の支配」をめぐる奇妙なねじれ
    第5章 「法の支配」のアンチノミー
    第6章  人間に似た神のあいまいな確信
    第7章  預言者と哲学者
    第8章  奴隷の軍人
    第9章  信仰の外注
    第10章 涜神と商品
    第11章 イスラームと反資本主義
  • 〈正しさ〉が空洞化する世界で「筋を通す」ための哲学!

    分断が深まる世界。複数の〈正しさ〉が衝突するなかで、人は難題を前に「何でもあり」の相対主義に陥りがちだ。人生の切実な「問い」に直面して "筋を通す" ための倫理とは? カントに代表される義務倫理、ミルやベンサムが提唱した功利主義に対し、アリストテレスを始祖とする徳倫理はこれまで充分に注目されてこなかった。近代が置き去りにした人間本性の考察と、「思慮」の力に立ち戻る新たな倫理学の潮流が、現代の究極の課題に立ち向かう!

    ◆積極的安楽死は認められるか?
    ◆妊娠中絶の自由か胎児の生存権か?
    ◆テロリストの逮捕か人質の命か?
    ◆安全基準か雇用の最大化か?

    【徳倫理とは】
    アリストテレスを始祖とし、人間本性の考察に基づいて思慮の力と「どうしたいか」を重視する倫理学。カントに代表され「すべき(でない)」と人を縛る義務倫理、ミルやベンサムが提唱し、経済学と結びついた功利主義と異なる第三の潮流である。
  • 宗教・思想や文化の流れをたどり、日本人なら知っておきたい知識を網羅する

    古代から根付く習俗や、神道・仏教などの信仰、伝統文化にまつわる、知っておきたい知識を徹底解説! さらに、日本人が懐き続けた異国への憧憬や、明治維新と近代の戦争などから、日本人の内面を深掘りする。
  • 発売約1か月で早くも2万部突破!

    「自らを受け入れ、運命を切り拓け。」
    「何を与えられて生まれてきたかではなく、
    与えられたものをどう生かすかが大事なのだ。」
    アドラーの言葉をわかりやすく「超訳」した名言集が登場!

    ● 働くことの意味とは?
    ● 人間関係の悩みは、どうすれば解決できる?
    ● パートナーと良い関係を築くには?
    ● 子どもと、どう向き合うべき?
    ● アドラーの語る「劣等感」とは?

    100年前の言葉なのに、
    人と社会について、本質を鋭く突くアドラー心理学。

    多くの日本人に知られるようになった今、
    ときに難解とも言われるアドラーの言葉を、
    現代に生きる私たちのためにわかりやすく「超訳」しました。

    悩み【つい、他人と比べてしまう…】
     →「劣等感があるから、向上心を持つ。」

    悩み【辛い経験をして、立ち直れない】
     →「経験の意味は、自分で決めている。」

    悩み【何のために働くのかわからない】
     →「人生の意味は「貢献」だ。」

    悩み【パートナーが協力してくれない…】
     →「平等あってこそ、愛は正しい道を歩む。」

    悩み【子どもを、自立した子に育てたい】
     →「親は「信頼できる他者」がいることを示せ。」

    1ページに1つのエッセンスだから、わかりやすい。
    あなたの人生の、道しるべになる言葉が見つかります。


    ▼アドラー心理学とは?
    フロイト・ユングと並ぶ「心理学三大巨頭」の一人であり、
    オーストリアの精神科医アルフレッド・アドラーが提唱した心理学。
    古くから欧米での人気は高く、『人を動かす』のカーネギーや
    『7つの習慣』のコヴィーらに影響を与え、「自己啓発の祖」とも言われる。
    2010年代に日本においても人気が高まり、関連本が数多く出版される。

    ▼編訳者は?
    超訳した編訳者は、日本にアドラーを伝え続けて40年、
    著者累計100万部を超える岩井俊憲氏。

    ▼もくじ
    Ⅰ 「働く」ことの意味
    Ⅱ 人間関係の悩み
    Ⅲ 愛・パートナーシップ
    Ⅳ 教育において大切なこと
    Ⅴ 勇気をもつ
    Ⅵ ライフスタイル(性格)
    Ⅶ 人間とは何か
    Ⅷ 劣等生・劣等感・劣等コンプレックス
    Ⅸ 共同体感覚について
    Ⅹ 学び、理解したことを実践せよ
  • なぜ、金融機関ばかりが儲かるのか? 金融商品とはなにか?

    失敗に終わったマルクス主義を追うのではなく、『共産党宣言』の結論を裏付ける書物としてとらえるのでもなく、21世紀の現代社会を読み解くために必要な、マルクスの理論を理解する入門書の決定版。
  • みんなの不安に巣くう、都会派妖怪の正体に迫る!

    千変万化する妖怪、そのイメージを作り出したのは、不安により膨れ上がる都市住民の想像力であったーー。大通りを闊歩する百鬼夜行、学校の暗闇に潜む女子生徒の幽霊、銀幕を跋扈する大怪獣。人が集まる場所にこそ妖怪あり! 民間伝承から都市伝説まで、江戸から魔都東京まで。時間も空間も乗り越える、遊び心あふれる宮田式妖怪地図を手に、都市怪異譚をたどる旅に出よう。小松和彦による解説「宮田登の妖怪論」収録。
  • 難解で長大な禅の思想書をやさしく伝える入門書

    曹洞宗の開祖・道元。座禅や生活作法、世界や時間や人間のとらえ方などの思想を凝縮して伝えるのが『正法眼蔵』だ。難解で長大な原文の要点をわかりやすく解説。初学者に禅の精神をやさしく伝える。
  • ビジネスパーソン必携!教養・リベラルアーツの必読書100冊を1冊に凝縮

    累計100万部突破!著者による教養書大全。
    ベストセラー『世界のエリートが学んでいる MBA必読書50冊を1冊にまとめてみた』シリーズ、本書のテーマは教養=リベラルアーツ。

    「ウクライナ戦争の原因とは何か?」「欧米人との交渉がうまくいかないのはなぜか?」「意見が割れているチームをどうまとめればよいか?」
    問題の本質を構造的に捉えるために必要なのが、教養だ。私たちが日々遭遇する多くの問題は、知識や経験だけで考えても答えは出てこない。教養を身につければこれが変わる。教養とは、過去の賢人たちが蓄積してきた膨大な知識の宝庫だ。だから教養を身につければ、見えなかった問題と対応策が見えてくる。逆に自分の経験と知識だけで考えるのは、完全武装した強大な敵と丸腰で戦うようなものだ。
    では教養は、どうすれば身につくか。それは教養の名著を読むことだ。名著は過去に活躍した賢人たちの知識の結晶だ。それらは「知的に面白く、かつ生きる上で役に立つ」からこそ、時代を超えて読み継がれてきたのである。(著者「はじめに」より)

    リベラルアーツの全ジャンル(哲学、倫理学、心理学、宗教学、アート、歴史学、社会文化、思想、経済学、政治学、社会学、自然科学、応用化学)を網羅。
    だが研究者向けの専門書、ではなく、誰もが明日の仕事や人生に生かせるように解説するのが本書オリジナルポイント。

    紹介する本も100冊と超大ボリューム。プラトン『ソクラテスの弁明』からマックス・ウェーバー『プロ倫』、世阿弥『風姿花伝』、ダーウィン『種の起源』、アインシュタイン『相対性理論』といった古典から、『ビーイングデジタル』など最新書まで網羅

    社会やビジネスの前提が根底から変わる「VUCAの時代」に絶対必要な教養がこの1冊で手に入る
  • 〈 迷い、悩み、疲れているあなたへ 〉

    NHK「100分de名著」の人気指南役が贈る、目まぐるしい日々を生きるあなたに寄り添う言葉。

    ---------
    〈 自分を支える言葉は、実は自分自身の中にすでにある 〉

    生きていくうえで、何が大切なのか。どこを目指して進めば良いのか。
    迷いのなかから再び立ち上がり、前を向いて歩き始めるために、「自分だけの一語」を探す心の旅の導きとなる一冊。

    ---------

    年齢を重ねると自然に生活の幕は開く。勉強の期間を終え、仕事に従事するようになれば、生活との格闘はいやでも始まる。

    だが、人生の扉が開く時期は人それぞれだ。早ければ早いほどよい、というのではない。ただ、どこかでその扉にはふれなくてはならない。
    人は、自分の人生を生きない毎日を送り続けることはできないからである。

    生活は水平的な方向のなかで広がりを求めて営まれるのに対して、人生は一点を掘り下げるようにして深まっていく。
    生活のなかで人は、多くの言葉を知る。そうすることで会話も読書も執筆もできるようになる。

    だが人生の一語は、そうした場所では出会わない。それはいつも切実な経験とともにある。
    その言葉とは、広がりのなかではなく、深みにおいて遭遇する。

    〈「人生の一語」より〉

    ---------

    【目次】
    ■人生の一語
    ■自分を愛する
    ■人生の羅針盤
    ■かなしみの国
    ■願いと祈り
    ■ひとりの時間
    ■メモと「書く」
    ■沈黙を感じる
    ■言葉と食べ物
    ■生きがいとは何か
    ■見えない涙
    ■似て非なるもの
    ■眼のちから
    ■五つの眼
    ■黄金の言葉
    ■心の水
    ■時を取り戻す
    ■拙いものと切なるもの
    ■最期の言葉
    ■人生の土壌
    ■尊い姿
    ■よろこびの花
    ■いのちのコトバ
    ■いのちの使い方(一)
    ■いのちの使い方(二)
    ■見えない手
    ■言葉のひびき──あとがきに代えて 
    ■探していた言葉に出会うためのブックリスト
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    心をスーーッとほぐしてみませんか?
    10人のお坊さんがあなたのモヤモヤをスッキリ解決!

    5つのモヤモヤ
    イライラ、承認欲求、生きる意味、忘れられない過去、見た目

    NHK番組『10人のお坊さん』を書籍化!

    悩み、モヤモヤ、イライラ、苦しみ。
    それでも生きていかなければならないのが人生。
     <もう、イヤだっ!>
    そんなときには、ちょっと一息。
    お坊さんのお話〈説法〉に
    耳をかたむけてみませんか?

    〈仏教〉は
    人間の悩みや苦しみに向き合い続けて2500年。
    お坊さんの〈説法〉には、
    生きる知恵がたくさんつまっています。
  • 夢物語みたいなリアルが起こるかもしれない。あなたは信じますか?

    チャンネル登録者数90万人超え!
    大人気YouTuber「コヤッキースタジオ」がついに書籍化!
    動画ネタを厳選し、YouTubeではいえない都市伝説を大公開。
    さらに未公開ネタも!

    20XX年、日本に起こるかもしれない!? 都市伝説がこの一冊に!
    メタバースの世界、AIの支配、完全監視社会、不老不死……
    知らないと危ない少し先の未来の都市伝説24話を掲載。
    宇宙、メタバース、、あなたはどこで生きる?

    夢物語みたいなリアルが起こるかもしれない。
    Lie or True
    あなたは信じますか?

    【目次】
    1章 近未来の日本社会をどう生き抜くか
    2章 世界、宇宙から見た日本の立ち位置
    3章 古代が動いた先に未来がある
    4章 謎にロマンを感じるか 恐怖を感じるか
  • 1,650(税込)
    著者:
    菅江真澄
    編・解説:
    石井正己
    出版社: KADOKAWA

    祭り、絶景、生業から森羅万象まで。雪国の近世を描いたカラー図版112点

    江戸時代の東北・北海道を歩き、森羅万象を描いた菅江真澄。祭り、絶景、生業の細部からアイヌの人々の暮らしまで、民俗学やジオパークを先駆ける眼差しを読み解き、貴重なカラー図版112点を収録。

    【目次(変更になる場合があります)】

    I 信濃・南部・蝦夷地の旅
    II 下北・津軽の旅
    III 秋田の旅(1)
    IV 秋田の旅(2)
    V 地誌の旅
    VI 図絵の旅(1)
    VII 図絵の旅(2)
     ナチュラルヒストリーとして見る菅江真澄の図絵
  • なぜ資本主義を終わらせることができないのか?それは構想力の不足が要因だ

    なぜ資本主義を終わらせることができないのだろうか?
    資本主義なき世界を私たちは“構想”することができるのか!?  それが問われている。

    歴史上、「資本主義の危機」は何度も言われてきた。
    しかし、資本主義は幾度もその危機を乗り越えてきた。
    これは、その想像力が私たちの想像力よりも勝ってしまっているからではないか。
    資本主義が終わった後の世界を私たちは“構想”することが出来ていないため、資本主義は続いてしまっているのではないか?
    いったい、これまでとは違う世界を私たちは見いだせるのか? 
    社会現象を起こした有名作品(フィクション)を手がかりに構想力を鍛えあげる、白熱の講義録!
    大澤社会学の最前線。

    有名作品を入り口にして、資本主義社会の“その先”を考える。
    第一部 対米従属の縛りを破れるか
     取り上げる作品 『シン・ゴジラ』『木村正彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』他

    第二部 善悪の枷から自由になれるか
     取り上げる作品 『デスノート』『OUT』『薔薇の名前』他

    第三部 資本主義の鎖を引きちぎれるか
     取り上げる作品 『おそ松さん』『バートルビー』他

    第四部 この世界を救済できるか
     取り上げる作品 『君の名は。』『この世界の片隅に』『逃げるは恥だが役に立つ』他

    ※本書は2018年3月に小社より刊行された『サブカルの想像力は資本主義を超えるか』を改題のうえ、文庫化したものです。
  • 第一次世界大戦後の不安と動揺を背景に、有限存在としての個人を自覚する実存主義を概念化し、実存哲学を誕生せしめた大著。20世紀最大の哲学者とも称されるハイデガーの主著。
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    マンガ史上に残る傑作「ちはやふる」は、このノートから生まれた! 
    百人一首の名歌について作者が学び、アイデアをふくらませた秘蔵ノート、ついに公開!

    ちはやぶる神代も聞かず龍田川 から紅に水くぐるとは 在原業平朝臣
    逢ひ見ての後の心にくらぶれば 昔はものを思はざりけり 権中納言敦忠
    瀬を早み岩にせかるる滝川の われても末に逢はむとぞ思ふ 崇徳院

    百人一首は藤原定家から私たちに受け渡された切符だった――
    千年受け継がれてきた名歌を、作者直筆のイラストと文字で学べ、千早、太一、新たちの名場面をもっと楽しめる!

    百人一首は、もっとも身近な、手に取りやすい古典です。百の歌には、数多くの歌のエッセンスがつまっています。掛詞、歌
    枕が入り、三十一文字をさらっと読んだだけではわからないような技巧が凝らされている歌が百人一首には多くあります。あなたのことが恋しいという気持ちをただ歌にするのではなくて、かつての本歌を踏襲して、自分の知識、感性をすべてつぎこんで作られたような歌があります。当代随一の歌人が集まって、技を競わせる歌合せのようなシステムがあったから、歌人たちは自分の技を磨いて磨いて磨き尽くそうとした。そうして作られた歌のなかから、定家によって選ばれた百の歌。一千年読み継がれてきた歌には、やはりそれだけの力があります。ノートを作りながら、このことを実感しました。――「はじめに」より




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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    聖書解釈や神学者の注解を体系的に集成した全45巻の中世キリスト教神学の金字塔。第IIー1部 第22問題~第48問題を収録。テーマは情念。

    【目次より】
    第二十二問題 情念の基体について
    第二十三問題 情念相互の相違について
    第二十四問題 題情念における善と悪について
    第二十五問題 情念相互の序列について
    第二十六問題 もろもろの情念について個別的に──そして、まずは愛について
    第二十七問題 愛の因について
    第二十八問題 愛の果について
    第二十九問題 憎しみについて
    第三十問題 欲情について
    第三十一問題 快それ自体について
    第三十二問題 快の因について
    第三十三問題 快の果について
    第三十四問題 快の善さと悪さについて
    第三十五問題 痛苦、あるいは悲しみ、それ自身について
    第三十六問題 悲しみ、または痛苦の因について
    第三十七問題 痛苦または悲しみの果について
    第三十八問題 悲しみ、または痛苦の治療手段について
    第三十九問題 悲しみ、あるいは痛苦、の善さと悪さについて
    第四十問題 怒情の諸情念について。そして、まずは希望と絶望について
    第四十一問題 恐れについて──そのもの自体に即して
    第四十二問題 恐れの対象について
    第四十三問題 恐れの因について
    第四十四問題 恐れの果について
    第四十五問題 大胆について
    第四十六問題 怒りについて──それ自体に即して
    第四十七問題 怒りの作動的な因について、および、怒りの治療手段について
    第四十八問題 怒りの果について
    あとがき
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    トマス・アクィナス
    1225頃~1274。スコラ学の代表的神学者。ドミニコ会士。アルベルトゥス・マグヌスに師事し、パリのドミニコ会神学校の学長を歴任した間に『神学大全』を完成した。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    唐代は伝統的儒家思想が衰え、仏教と道教が知識人の思想の中に浸透していき、従来の思想史=経学史という枠組みでは、捉え切れない時代である。著者はその枠組みを見直し、資料の枠を拡大して、自伝や遺言など個人の自己表白や人間関係を通してその時代の精神風土を明らかにする。新しい視点と、墓誌銘や僧伝など思想史研究では見落とされていた新しい資料を駆使して、唐代知識人の文化的側面に総合的な光を当てることにより、唐の思想と文化を全体的に解明した問題作。

    【目次より】

    第一部 劉知幾と『史通』
    第一章 劉知幾の歴史意識
    第二章 劉知幾 史評者の立場
    第三章 宋代における『史通』
    第二部 中唐の思想
    第一章 権徳輿とその周辺
    第二章 『陸文学自伝』考
    第三章 劉禹錫の思想
    第三部 習俗
    第一章 唐代の葬俗 特に葬法について
    第二章 『千唐誌斎蔵誌』に見える唐代の習俗
    第三章 舎利信仰と僧伝『禅林僧宝伝』の理解のために
    第四部 遺言
    第一章 古代中国の遺言 その形式面よりの概観
    第二章 韓愈の遺言をめぐって
    あとがき
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    西脇 常記
    1943年生まれ。中国学者。京都大学名誉教授。東京教育大学哲学科卒業、京都大学大学院中国哲学専攻博士課程中退。文学博士。
    著書に、『唐代の思想と文化』『ドイツ将来のトルファン漢語文書』『イスタンブール大學圖書館所藏トルファン出土漢語斷片研究』 『中國古典社會における佛教の諸相』 『トルファン出土漢語文書研究』 など、
    訳書に、E・H・シェーファー『神女 唐代文学における龍女と雨女』 班固 『漢書郊祀志』『史通内篇』 『史通外篇』などがある。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    【内容紹介・目次・著者略歴】
    7 人間の創造と最初の状態 (第1部)90―102問

    【目次より】
    第九十問題 魂に関するかぎりにおける、人間の最初の産出について
    第九十一問題 最初の人間の身体の産出について
    第九十二問題 女人の産出について
    第九十三問題 人間の産出の目的乃至は終極について
    第九十四問題 知性に関するかぎりにおける最初の人間の状態とか境位について
    第九十五問題 最初の人間の意志の領域に属する諸般のことがら──即ちまず恩寵と義について
    第九十六問題 無垢の状態における人間にふさわしい支配について
    第九十七問題 個体の保存に関するかぎりにおける、最初の人間の状態に属することがらについて
    第九十八問題 種の保存に関する諸般のことがらについて
    第九十九問題 生まるべき子供の、身体に関するかぎりにおける境位について
    第百問題 生まるべき子供の、義に関するかぎりにおける境位について
    第百一問題 生まるべき子供の、知に関するかぎりにおける境位について
    第百二問題 楽園という、かかる人間の場所について

    訳者注
    あとがき
    索引

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    トマス・アクィナス
    1225頃~1274。スコラ学の代表的神学者。ドミニコ会士。アルベルトゥス・マグヌスに師事し、パリのドミニコ会神学校の学長を歴任した間に『神学大全』を完成した。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    全45巻からなる中世キリスト教神学の金字塔。

    第75問題~第89問を収録。

    【目次より】
    第七十五問題 霊的実体と物体的実体から成る人間について──ここではまず魂の本質に関すること
    第七十六問題 魂の身体に対する合一について
    第七十七問題 魂の能カ一般に属する諸般のことがらについて
    第七十八問題 魂の諸能力について──個別的に
    第七十九問題 知性的諸能力について
    第八十 問題 欲求の諸能力一般について
    第八十一問題 感能について
    第八十二問題 意志について
    第八十三問題 自由意思について
    第八十四問題 身体と結合された魂は如何なる仕方でその下位にある諸々の物体的なるものを知性認識するのであるか
    第八十五問題 知性認識の仕方と序列について
    第八十六問題 我々の知性は質料的な諸事物において如何なるものを認識しうるか
    第八十七問題 知性的魂は如何にして自己を、そして自己のうちなる諸般のことがらを認識するのであるか
    第八十八問題 人間の魂は如何にして自己の上位にあるところのものを認識するか
    第八十九問題 分離された魂における認識について
    訳者注
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    トマス・アクィナス
    1225頃~1274。スコラ学の代表的神学者。ドミニコ会士。アルベルトゥス・マグヌスに師事し、パリのドミニコ会神学校の学長を歴任した間に『神学大全』を完成した。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    宋学における道問性と尊徳性という共通認識と思考枠組の変遷を、「礼」の解釈を軸に分析した画期的業績。

    【目次より】
    はしがき
    I 天
    一 天譴論
    二 郊祀論
    三 天理による統合
    四 朱熹による展開
    五 天譴論の再現
    六 郊祀論の再現
    II 性
    一 北栄の性説
    二 朱熹の定論
    三 心身情性
    四 無善無悪
    五 朱陸の異同
    六 非難と調停
    III 道
    一 主題の構成
    二 理学の開山
    三 虚像の成立
    四 従祀の昇降
    五 唐宋の変革
    六 道統の後継
    IV 教
    一 聖人の教え
    二 礼学の意義
    三 冬官の補亡
    四 教化の職官
    五 家礼と郷礼
    六 漢字と宋学
    参考文献
    あとがき
    年表
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    小島 毅
    1962年生まれ。思想史家。東京大学大学院人文社会系研究科教授。専門は中国思想史(とくに儒教史、陽明学)。東京大学文学部中国哲学専修卒業、同大学院修士課程修了。
    著書に、『中国近世における礼の言説』『宋学の形成と展開』『東アジアの儒教と礼』『朱子学と陽明学』『中国の歴史07 中国思想と宗教の奔流 宋朝』『近代日本の陽明学』『海からみた歴史と伝統 遣唐使・倭寇・儒教』『靖国史観 日本思想を読みなおす』『足利義満 消された日本国王』『父が子に語る日本史』『父が子に語る近現代史』『織田信長 最後の茶会』『江と戦国と大河』『歴史を動かす』『儒教が支えた明治維新』『子どもたちに語る日中二千年史』など多数。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    13世紀、聖書解釈や神学者の注解を体系的に集成した45巻の中世キリスト教神学の金字塔。
    人間の目的と行為 (第2-1部)1―21問

    【目次より】
    まえがき
    序言
    第一問題 人間の究極目的について
    第二問題 人間の幸福の所在について
    第三問題 幸福とは何なのであるか
    第四問題 幸福のために要求されるものについて
    第五問題 幸幅への到達について
    第六問題 意志的ならびに非意志的について
    第七問題 人間的行為の周辺について
    第八問題 意志、その関わるところのものの何たるかについて
    第九問題 意志を動かすものについて
    第十問題 意志の動かされる仕方について
    第十一問題 享受という意志の活動について
    第十二問題 志向について
    第十三問題 目的へのてだてについての選択という意志の働きについて
    第十四問題 選択に先だつ思量について
    第十五問題 同意という、目的へのてだてに関連しての意志の働きについて
    第十六問題 用という、目的へのてだてに関連しての意志の働きについて
    第十七問題 意志によって命ぜられるもろもろの働きについて
    第十八問題 人間的行為の善性と悪性全般について
    第十九問題 意志の内的行為における善性と悪性について
    第二十問題 人間の外的行為の善性と悪性について
    第二十一問題 人間行為に、それの善性または悪性のゆえをもって随いきたる各般のことがらについて
    訳者注
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    トマス・アクィナス
    1225頃~1274。スコラ学の代表的神学者。ドミニコ会士。アルベルトゥス・マグヌスに師事し、パリのドミニコ会神学校の学長を歴任した間に『神学大全』を完成した。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    聖書解釈や神学者の注解を体系的に集大成した全45巻の中世キリスト教神学の金字塔。
    神の世界統宰(第1部) 第103問題―第119問題。

    【目次より】
    凡例
    第百三問題 諸事物の統宰全般について
    第百四問題 神の統宰の果のそれぞれについて
    第百五問題 神による被造物における変化について
    第百六問題 如何なる仕方で―つの被造物が他の被造物を動かすか
    第百七問題 天使における語るというはたらきについて
    第百八問題 ヒエラルキアと階層とによる天使たちの序列について
    第百九問題 悪しき天使たちの間における序列について
    第百十問題 天使たちの物体的被造物に対する統轄について
    第百十一問題 天使の人間に対する働きについて
    第百十二問題 天使の派遣について
    第百十三問題 善天使による守護について
    第百十四問題 悪霊からの攻略について
    第百十五問題 物体的被造物の働きについて
    第百十六問題 宿命について
    第百十七問題 人間の能動的な働きに属することがらについて
    第百十八問題 魂に関するかぎりにおける、人間に基づく人間の産出について
    第百十九問題 身体に関するかぎりにおける人間の増殖について
    訳者注
    あとがき

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    トマス・アクィナス
    1225頃~1274。スコラ学の代表的神学者。ドミニコ会士。アルベルトゥス・マグヌスに師事し、パリのドミニコ会神学校の学長を歴任した間に『神学大全』を完成した。
  • 日月神示研究の第一人者がベストセラーを狙って再び筆をとった!
    ファン待望の本。
    世界に類を見ない天直流の啓示の巨大全貌。
    イキドマリの世界は、神一厘の秘策で、
    「ミロクの世」「光の御世」にグレンとひっくりかえる。
  • 成功を阻む「脳内の親」とサヨナラすれば、願いはすぐに現実化する!

    「親のように苦労の多い結婚生活を送りたくない」
    「親のようにお金に困った人生は嫌だ」

    そう思っていたのに、気が付けば「親と同じ」人生を歩んでいませんか?
    回避しようと考えても、実は「脳」は、あなたが思っていることと逆に動いてしまう性質があります。その「無意識のわな」と、親から受けた「しつけ」、かけられた「言葉」、「教育」、「お金の価値観」などの要素が合わさって、あなたの成功を邪魔しているのです。

    この本は、のべ8万人の人生を変革してきたカリスマメンタルトレーナーの長年の研究によって判明した、脳内に潜む親を分析し、そこから解放されて「思い描いた人生」を手に入れるための方法についてまとめています。

    ・なぜ脳は思っていることと逆のことをするのか?
    ・無意識をコントロールすることは可能なのか?
    ・成功を阻む根源に、なぜ親が関係しているのか?

    直接親と対決するわけではありません。亡くなられていたり、親の顔もわからないままでも大丈夫。親と仲良しの人も、もちろん「脳内の親」は存在します。

    「自分の思い描いた人生を生きたい」

    そんな自分を変えようと行動する人にこそ読んでほしい1冊。
    著者オリジナルの「脳内の親」とのワークも盛りだくさん。
    脳内に潜む親をどのように解釈するか? そこに成功のカギが隠れています。

    <目次>
    第1章 あなたの行動を決定づける12のメタプログラム
    第2章 脳は思ったことと逆に動く! 「無意識のわな」がつくられるまで
    第3章 不都合な現実の根源は「脳内の親」にある
    第4章 「なりきりワーク」で脳内の親を洗い出す
    第5章 「親の人生のテーマ」を探究し現実を一気に変える
    第6章 「脳内の親」を育て直せば未来は常に思い通り
  • 私が思う希望とは「マシになるように選択していく」ということだ。

    【電子特典:書籍未収録のエッセイを収録】
    陰キャ・オタク・非モテの発達障害会社員が、しんどい社会を生きぬくエッセイ!
    「私の幼少期は言葉が出なかった。言葉は聞き取れるし、意味は理解できる。しかし、声を出せない。喋れない。マジックハンドを渡され、自分の意思を指差していた」
    発達障害診断前の幼少期から学生時代の様々な困難、大学在学中に発達障害と診断され、就職活動、会社員へ。非モテ・オタクの恋愛苦悩…。私がなんとか生き抜いてきた方法を発信することによって、「世界は多少はマシにできる」「歩み続けることはできる」という意思を提示できると信じたい。この本が、その意思を示す一筋の光明になることを祈っています。
  • 迷える若者へ、女性へ、家族を失った人へ。25通に託した『法華経』の核心

    相手の境遇や困難を思いやる細やかな文体に、仏教思想の根本を込めた日蓮の手紙。仏典や故事、説話を駆使したその遺文からは、平等と人間尊重を説く『法華経』や、国家の腐敗を糺し災害や疫病に立ち向かう『立正安国論』のエッセンスが立体的に立ち上がる。人生相談あり、生活指導あり、激励あり。息子ほどの歳の少年へ、夫をなくした女性へ、子に先立たれた母親へ。厳選された25通の原文・現代語訳・解説によって人間日蓮の実像に迫る。
  • なぜあの人の話は怖いのか? トップ怪談師の秘術を公開!

    文章やおしゃべりがあまり得意ではない、という人にも安心の「入門編」と、怪談の世界に踏み込んだ人に最新の知識を伝える「実践編」の二部構成。
    完全な初心者でも実話怪談が話せるようになる!


    第一章 実話怪談とはなにか?

    「実話怪談」と「都市伝説」の違い

    第二章 一生忘れない怖い話の取材法

    ▼入門編
    取材の基本と謝礼
    取材相手をどう探すか
    対面取材とネット取材
    怖い話を引き出す決まり文句

    ▼実践編
    取材者の属性で個性が出る

    第三章 一生忘れない怖い話の編集法

    ▼入門編
    先入観をはずす
    創作をしてはいけない

    ▼実践編
    実話怪談に必要なオチとは
    怪談を魅力的にするチラーポイント

    第四章 一生忘れない怖い話の書き方

    ▼入門編
    誰が語っているのかを明確にする
    平山メソッドの発明
    実話怪談はノンフィクションとは異なる 

    ▼実践編
    「私怪談」とは何か
    「視える人」はどのように書くのか

    第五章 一生忘れない怖い話のしゃべり方

    ▼入門編
    説明ではなく描写する
    怪談独特の「間」の取り方

    ▼実践編
    カジュアルとシアトリカル
    語り手が消失するしゃべり

    第六章 ショーレースで勝つには

    各大会の審査の特徴
    観客投票を伸ばすには
    初心者がまず練習すべきポイント
    ショーレースでウケるネタとは
    キャラクターづくりの重要性

    第七章 現代実話怪談史

    1.前史 昭和後期(一九七〇~八〇年代)
    2.実話怪談第一期(平成・前半)
    3.実話怪談第二期(平成・後半)
  • 「愛とは何か」「愛するとはどういうことか」「愛することで何が変わるのか」……。現代人が見失っている、 人生を幸福に生きる「愛」する能力の育て方を、先人の深遠な知見から導く。
  • 1,111(税込)
    著:
    韓非
    訳注:
    金谷治
    レーベル: 岩波文庫
    出版社: 岩波書店

    中国古代の法家思想の大成者とされる戦国末期の思想家韓非とその継承者の論著の集成。人間とは自分の利益を追求する存在であるという非情な人間観から、歯切れのよい文章で、法律・刑罰を政治の基礎だと説いてゆく。秦の始皇帝の法律万能の思想こそ、この法家思想であった。また、伝説・寓話に満ちた書としても有名である。付・索引。
  • 2,200(税込)
    著者:
    大角修
    レーベル: 角川選書
    出版社: KADOKAWA

    これさえわかれば、日本の文化や歴史がもっとよくわかる!

    釈迦の伝記と教えから紐解きつつ、三経義疏、般若経典群、戒律・法華信仰・浄土信仰の経典、お盆・施餓鬼の経典ほか、日本の歴史・文化・風習に大きな影響をあたえた29の重要経典を精選し、その要所を平易に現代語訳。基礎知識とともに、『源氏物語』『平家物語』といった古典文学との関わり、各宗派の教義、日常の話し言葉になった仏語の由来なども解説する。一冊で「読む」「知る」「学ぶ」ができる恰好の必備書。

    はじめに 日本文化の中の経典

    第一部 釈迦の生涯と教え
      第一章 仏伝の文学
      第二章 過去現在因果経(一) 前世から誕生・出家まで
      第三章 過去現在因果経(二) 成道の前後
      第四章 パーリ仏典の涅槃経 ブッダ最後の旅
      第五章 大乗涅槃経 一切衆生悉有仏性

    第二部 日本の仏教と文化を育んだ経典
      第一章 聖徳太子の三経義疏 法華経・維摩経・勝鬘経
      第二章 鎮護国家の経典 法華経・金光明経
      第三章 薬師如来の経典 薬師本願経・薬師七仏経
      第四章 般若経典群 大般若経・金剛般若経・仁王経・理趣経・般若心経
      第五章 戒律の経典 四分律・梵網経
      第六章 法華信仰の広まり 法華三部経
      第七章 浄土信仰の広まり 浄土三部経
      第八章 密教の経典 大日経・金剛頂経
      第九章 弥勒菩薩の経典 弥勒三部経
      第十章 観音菩薩の経典 観音経・千手観音大悲心陀羅尼経など
      第十一章 地蔵菩薩とお盆・施餓鬼の経典 地蔵十王経・仏説盂蘭盆経など
      第十二章 原始仏典の再発見 法句経ほか

    おわりに 岩にしみ入る蝉の声
  • 未来はけっして明るくない。そんな気分が充満するなかで、
    どうかこのことだけは心に留めておいてほしいという願いを込めています。
    ――あとがきより

    哲学者・鷲田清一が、大阪大学、京都市立芸術大学の入学・卒業式で、
    新しい世界に旅立つ若者へ贈った、8年分の人生哲学。

    東日本大震災の2週間後、戸惑いのなかで話されたリーダーシップ論
    「… 請われれば一差し舞える人物になれ … 」も収録。

    不安と希望が入り混じった若い人へ向けたメッセージはそのまま、
    私たち現代人が直面する仕事や人生の悩みに寄り添い、背中を押してくれます。
  • 7,601(税込)
    著者:
    増谷文雄
    著者:
    梅原猛
    著者:
    上山春平
    著者:
    櫻部建
    著者:
    梶山雄一
    著者:
    服部正明
    他7名
    出版社: KADOKAWA

    初期仏教から親鸞・日蓮まで。日本を代表する仏教者たちが、思想としての仏教をその源流から初めて解明した名著。待望の全12冊合本版!

    仏教の思想 1_知恵と慈悲<ブッダ>
    仏教の思想 2_存在の分析<アビダルマ>
    仏教の思想 3_空の論理<中観>
    仏教の思想 4_認識と超越<唯識>
    仏教の思想 5_絶対の真理<天台>
    仏教の思想 6_無限の世界観<華厳>
    仏教の思想 7_無の探求<中国禅>
    仏教の思想 8_不安と欣求<中国浄土>
    仏教の思想 9_生命の海<空海>
    仏教の思想 10_絶望と歓喜<親鸞>
    仏教の思想 11_古仏のまねび<道元>
    仏教の思想 12_永遠のいのち<日蓮>

    ※本電子書籍は「仏教の思想 1」~「仏教の思想 12」をまとめて1冊とした合本版です。
    ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

    (C)Naoki MATSUTANI, Takeshi UMEHARA, Akira SAKURABE, Shihoko UEYAMA, Hiroko KAJIYAMA, Masaaki HATTORI, Ayako NAMIKI, Mayumi KAMATA, Mariko NUMABE, Shizue YANAGIDA, Takako MANO, Yuko MIYASAKA, Chudo TAKASAKI, Kikue KINO
  • 小説の舞台は広告代理店。営業マンとして働いている主人公の「ボク」は、仕事がうまく行かず、
    毎日モヤモヤしている。そんなボクの前に、アメリカの大学院でアドラー心理学を修めた
    ドラさんという男性が、上司の課長として赴任してきた――。
    主人公の成長物語を読むことで、読み手の人生も大きく変える力を秘めたビジネス自己啓発小説です。

    【著者紹介】小倉 広(おぐら・ひろし)
    アドラー派の心理カウンセラー、組織人事コンサルタント。コーチングや交流分析などを学ぶうち、それらの源流にアドラー心理学があることを知り、岩井俊憲氏に師事。現在は「子育て中心の理論であるアドラー心理学をビジネスに生かすための架け橋となる」ことを使命に、数多くの企業にて講演、研修を行っている。

    【目次】
    ◆第一章 自分を追い込んでも、やる気が続かないんです
    ◆第二章 失敗から目をそらすなんて、できません
    ◆第三章 カラ元気を出すのに疲れちゃいました……
    ◆第四章 やらなくちゃならない仕事が山積み
    ◆第五章 成績の悪い僕は劣っている。負けている
    ◆第六章 自分を追い込んで、やっとできるようになったんです
    ◆第七章 自分を勇気づける、次のステップとはなんだろう?
    ◆第八章 誰かを喜ばせようとしても、無視されたりバカにされるんです
    ◆第九章 自分の意見だけでなく、存在までも否定された……
    ◆第十章 目の前の人のため、が共同体感覚なんですか?
    ◆第十一章 あなたを信じていたのに……
    ◆第十二章 課長なのに、頑張らなくてもいいの?
  • キリスト教徒が全力で見ないふりしてる、聖書の真実。神は気まぐれに人を惨殺し、キリストはチンピラのリーダー、モーセは十戒の石板を叩き割る──! キリスト教の教典『旧約聖書』『新約聖書』は慈愛にあふれた書物というイメージだが、実際は殺す・すねる・嫉妬する・陥れる・後悔すると、クズエピソードのオンパレード。しかも人間だけでなく、絶対の唯一神ヤハウェも普通にやってます。矛盾と残虐行為の向こうに見える、古代の人々が神話に込めた人間臭さが満ち満ちた“聖書”の真実、ご覧あれ。
  • 1,320(税込)
    著者:
    石井清純
    レーベル: 角川選書
    出版社: KADOKAWA

    「模範解答」のない問答を読み解く! 生身の人間の生き方を探る方法

    禅の思想や修行のすべてを表現し脈々と伝えられた禅問答。「意味がわからない問答」といわれるその内容をわかりやすく解き、文字による表現を嫌う禅宗が編み出した身をもって知る真理への道に迫る。
  • キリスト教の世界を図解でわかりやすく解説。聖書の流れや、世界中の有名な教会など、読んで見て楽しみながら知識を得られる本。

    キリスト教の信者は世界に約22億人。そして、その教理や風習は、クリスマスやカレンダーなど、私たちの生活・文化とも無縁ではありません。これからは、キリスト教についてもグローバルスタンダードの知識の一つとして身につけておくべきでしょう。本書は初めてキリスト教に接する人のために、その内容を凝縮してあります。キリスト教信者ではない人にとって非日常の世界であるキリスト教の、超入門的な内容として理解しやすくまとめられた1冊です。



  • あらゆる自己啓発書の原点
    カーネギー、ナポレオン・ヒル、エジソン、中村天風、松下幸之助、彼らの思想はすべてはここから始まった。

    19世紀に、聖書の次に多くの人の人生に影響を与えたとまで言われたオリソン・マーデン。
    彼が残した数十冊の著作から不朽の成功哲学のエッセンスを抽出して、わかりやすく超訳しました。
    凝縮された賢者の知恵は、最高の人生を約束します。

    ■オリソン・マーデンとは何者?
    オリソン・マーデンは19世紀アメリカで人気を得た実業家・自己啓発家。
    7歳のときに孤児になったものの、勉学に励んでハーバード大学医学部に進学。
    卒業後は実業家としてホテル経営に携わり、
    その後、苦難にあえぐ人びとを励ますために40代で自己啓発作家に転身。
    約30年にわたって年間2冊ずつ本を書き、生涯で60冊以上の著作を残しました。

    主著『前進あるのみ Pushing to the Front』は明治時代の日本で150万部を超えるミリオンセラー、全世界ではなんと1000万部を超える社会現象となりました。

    ■オリソン・マーデンが影響を与えた人物
    セオドア・ルーズベルト(アメリカ第26代大統領)
    ウィリアム・グラッドストーン(元イギリス首相)
    トーマス・エジソン
    ヘンリー・フォード
    ナポレオン・ヒル
    デール・カーネギー
    松下幸之助
    稲盛和夫
    中村天風

    ※書籍タイトルは変更の可能性があります
  • 死を考えることは、より良く生きること

    Z世代が混沌とした社会で生き抜くためには、“生きる上での拠り所”をもつことが必要だ——。

    1300年以上の歴史をもつ那谷寺(石川・加賀)の前住職が、古代日本人の死生観や自然観を膨大な文献から読み解き、若者たちへ語りかける。
  • 西欧文明による閉塞状況を打開する鍵を握るのは
    「日本文明」である

    絵画、建築、文学、経済と幅広く近世以降の日本文明を4作にわたって論じてきた著者が、ついに日本文明論を上梓。
    形式知に囚われた現代の針路を照射する画期的評論。
  • 2,200(税込)
    2024/4/30 (火) 配信予定

    ★第6回「書店員が選ぶ今年の本」選出(自己啓発・経営、経済、科学部門/韓国書店組合連合会発表)

    ★寄せられた賛辞
    “女性の経験と共にあるさまざまな議論が複雑に入り混じった科学の話を読んでいるうちに、私自身も、科学と女性が出合うことで、目の前の壁を飛び越えられる日が来るかもしれないと夢見るようになった。”――キム・チョヨプ(韓国SFの俊英)

    “我々が今まで男性の立場から科学をしてきたことに気づかされた。(…)女性が参加し、女性の観点で創造されるフェミニズムと科学技術の研究は人類の希望だ。”――チャン・ハソク(科学史・科学哲学者/ケンブリッジ大学教授)

    ★本書の内容
    受精は、能動的な精子が受動的な卵子を捕獲する過程ではない。
    卵子凍結はあるのに、男性のための精子凍結がないのはなぜ?
    アシスタントロボットが「女型」である理由とは?

    本書は、かつて科学者になる夢をあきらめた著者が、フェミニズムと科学技術社会論に出合い、憎んでいた科学と「和解」し、女性の観点から科学を見つめ、科学の観点から女性の体と経験を理解しようとした思索の軌跡をまとめたものだ。

    “私は、科学と分かり合えなかった経験のある人たち、そのせいで科学の本にはなかなか手が伸びないという読者を思い浮かべながら本書を執筆した。ほかでもない、私がそういう人間だったからだ。”(「はじめに」より)

    本書の探究は、「子どものような純粋無垢な好奇心」からばかり出発するわけではない。その出発点は、卵子凍結について悩むことかもしれないし、高校を卒業してすぐに受けた二重手術かもしれない。うつ病になること、摂食障害になること、妊娠とキャリアについて考えること、無責任な父親について考えること、かもしれない。さまざまな要素が混ざり合う、複雑な個人の暮らしから、本書は話を始めていく。

    客観的で普遍的で価値中立的であることを装いつつ、じつのところ女性について無知だった科学にかけられた「呪い」を解き、「よき友」として付き合っていくためのエッセイ集だ。同時に、理系への進学を検討している学生や、その子らを見守る大人たちにもおすすめしたい。

    “科学が本当の意味で変化するためには、賢い女子学生ではなく、平凡な女子学生こそもっと必要なのだ。(…)科学者や工学者になりたいという女の子や青少年が周囲にいたら、めいっぱい励ましてあげてほしい。(…)「実力さえあれば女でもなんだってできる」といった言葉の代わりに、「今までそこそこしか勉強してない男子学生だって科学者になれたし、科学界の80%に所属できているんだよ」と付け加えてあげてほしい。”(「おわりに」より)
  • 戦後日本を代表する知識人・鶴見俊輔は,民主主義と平和主義を社会に根づかせる積極的な役割を果たした人と目されながら,一方でそれらに対する懐疑を抱き続けていた.日常性に根ざす思考に可能性を見いだし,「新しい知」のあり方を模索し続けた鶴見が,彼方に見ていたものは何だったのか.その豊饒なる思想世界の解読に,「いのち」をめぐって問いを積み重ねてきた著者が挑む.
  • 「論壇」「文壇」とは何か.日本において「批評」はいかにして可能か.言論を支えてきたインフラやシステムの生成過程にさかのぼることから再起動しなければならない.膨大な資料博捜に裏づけられた圧倒的な文体で知の基本構造をえぐり出す.注目を集める批評家による著書が,全面的な改稿をへて「定本」として再生する.
  • 家事などの人間の本来的な諸活動は,市場経済を支える無払いの労働〈シャドウ・ワーク〉へと変質している.人間がシステムの従属変数となっている危機を,経済,社会,政治,知的活動などさまざまな切り口から論じ,自立・自存した生の回復を唱える.文明批評家イリイチによる現代産業社会への挑戦と警告.
  • 「答えひとつ」で道は開ける! 最新名言集。

    「会話が盛り上がらない」「すぐ相手を怒らせる」「落ち込みやすい」……そんなあなたを救う100人の著名人による“心に響く名言”の数々。答えひとつで状況を逆転させる“一流のコメント力”を学べる最新名言集。

    俳優、タレント、スポーツ選手、アーティスト、研究者、お笑い芸人、小説家、マンガ家、棋士など、多岐にわたるジャンルにおいて、一線で活躍する人々の「神回答」を収載。数多くのメディアで取り上げられた有名なフレーズから、知られざる絶妙な切り返しまで、100の神回答を集めて、「心がスッと楽になる」「視野が広がる」ほか8つの効能別に解説する。

    ●羽生善治「(豊かな人生とは)後悔がたくさんあること」
    ●高嶋ちさ子「男は山手線。ちょっと待ったら、次が来る」
    ●武田鉄矢「子育てはすべて失敗します……失敗するためにやっていると思ってください」
    ●戸田奈津子「想像力さえあれば、太古でも未来でも、宇宙にだって行ける」
    ●滝沢カレン「(「モテるでしょう?」と聞かれて) そちらこそ」
    ●植木等「よくやったとか、これはうまくいったと自分で思える仕事が僕にはないのよ。ただ、礼儀正しくやってきたということはね、それはある」
    ●瀬戸内寂聴「いや、七十代はまだまだですよ。人間、八十を超えてみないと、何もわかりませんからね」

    〈人生の風景が変わる言葉――。「名言」の定義について聞かれると、私はいつもそう答えている。その言葉に触れる前と後で、まったく状況は変わっていないのに、気持ちをまるで変えてくれる。それこそが「名言の効用」だといえるだろう。〉(「はじめに」より)

    偉人研究家・名言収集家として知られる著者が、各界著名人の「神回答」を集大成した一冊。

    (底本 2024年4月発売作品)
  • 哲学や思想を学ぶことは本来、とても面白い。それは、世界がどのように変遷してきたかがわかるから。本書の切り口は、哲学者や思想家たちの「常識破り」の作法。彼らは、当時の時代を支配する固定観念を壊し、新しい時代のあり方を提案してきた。そして実際に世界を変えてきた。私たちが歴史から学ぶべきは、今の固定観念は何なのか、それを打ち破るにはどうしたらよいか、その作法を学ぶことだ。たとえば、現代のエネルギーやお金、労働などの常識は本当なのか? 現代の常識をイノベートするための一冊。
  • 「私はいま、家を去る最後の瞬間にこの文章を書いています。このあとすぐに私は刑務所に再び入れられます」
    2023年に獄中でノーベル平和賞を受賞したナルゲス・モハンマディの手記と、ナルゲスによる13人の女性受刑者へのインタビューをまとめた衝撃のノンフィクション。
    ●白い拷問とは?
    イランのエヴィーン刑務所は、悪臭と恐怖に満ちた悪名高き場所。そこで繰り返されるのは、看守による自白の強要、鞭打ち、性的虐待、家族への脅迫、そして「白い拷問」だ。照明を操作した独房で昼夜の感覚を奪い、睡眠パターンを妨げ、時に目隠しをし、身体的接触をすべて奪うことで、囚人の身体と精神を蝕む非人道的な拷問である。
    ●突然の逮捕と奪われた日常
    「女性にも権利を」「民主主義と人権を」「好きなことを言い、好きな服を着たい!」自由を求めて思いを表すだけで、服装が不適切というだけで、思想犯・政治犯として逮捕されてしまうイラン。ヒジャブ着用が不適切だと拘束されたのち死亡したマフサ・アミニ氏問題を巡り、国連調査委員会は「違法でありイラン政府に責任がある」と発表している。
    本書に登場する女性たちも一方的な容疑をかけられ、拘束されている。幼いわが子を道端に置き去りにするかたちで逮捕・投獄された女性までいる。
    著者ナルゲス自身、夫は政治亡命し、10代になった双子の子どもたちも父のもとで暮らし、孤独な闘いを強いられている。13回逮捕され、5回の有罪判決を受け、31回の禁固刑と154回の鞭うち刑を言い渡されても、ナルゲスが闘いをあきらめない理由は、女性の権利と暴力や死刑の廃止を求める信念に他ならない。
    ●世界選挙年とジェンダーの平等
    ある囚人はインタビューでこう明かす。「独裁者が支配する不平等な世界で、人々は支配されるか従うか、どちらかしかないが、女性は普段からさまざまな不平等に傷ついているので、日々の経験を足掛かりに抵抗のレベルを一段あげることができる」と。さらに「男性優位の社会でヒエラルキーからこぼれ落ちた男性は、女性以上に弱い存在になってしまう」と喝破する。
    本書は「遠い国のイスラム世界の物語」ではない。今、現実に起こっている人間の権利とジェンダーの平等の問題でもある。専制政治の支配と家父長制度の支配のなかでがんじがらめの女性たちの闘志は、すべての人に勇気を与える。
    ●推薦の言葉および海外での反響
    ・安藤優子――全人格を奪う「白い拷問」。その実態をつぶさに告発したナルゲスさんと証言者たち。彼女らが闘っているのは、この地球上の人権を踏みにじられているすべての人々のためだ。                    
    ・ニューヨーク・タイムズ絶賛。世界16か国で緊急出版。
  • 1960年代からポストモダンの時代を通じ岩波書店で多彩な出版活動を展開した大塚信一に、同じく編集者だった堀切和雅が問う――脱魔術化され、人間の精神が寄る辺をなくした近代において学問や芸術は何と格闘してきたのか。河合隼雄・中村雄二郎・大江健三郎・山口昌男・宇沢弘文・木田元・磯崎新らとの仕事を組織しつつ、何を理解しようとしてきたのか。近代の思考もまた新手の魔術だったのではないか。我々はなぜ地球的破局に向かう終着点にいるのか――人類の思想史を対話でたどる。 【目次】はじめに 堀切和雅/第1章 「敗戦」のアンビバレンス/第2章 「近代」という問題群をまるごと問う/第3章 日本近世・準備された逆説/第4章 言語と「場」、そして意識/第5章 「主体」の観念、以前/第6章 「心」──変性するもの/第7章 ポストモダン思想の淵源/第8章 リアリズム・ニヒリズム・ファンタジー/第9章 トポスと人物/第10章 思考空間としての社会/第11章 「場所」から考える/第12章 脱魔術化と再魔術化/第13章 生・ロマン・崇高/終章 いま、破局に至るのか/あとがき 大塚信一/人名索引
  • ◆花をよく観察していた紫式部
    2024年のNHK 大河ドラマが、紫式部の生涯を描く「光る君へ」となりました。
     ご案内の通り、紫式部の「源氏物語」といえば日本のみならず世界文学史上の名作で、源氏物語では約110種の植物が登場します。源氏物語は登場する植物の生態の記述や表現が至極正確で、しかも、各植物が物語の場面をつなぎ、人物表現や心理描写、場面転換に寄与しています。
     源氏物語と植物の関係を知ることで、源氏がさらに面白くなります。

    ◆キャラクターや物語の進行に、効果的に植物が使われる
     紫式部は、人物や巻名に植物の名をつけることで、読者のイメージをふくらませています。
     重要な女性登場人物の名前には植物がからむことが多く、ヒロインの紫の上(ムラサキという植物があります)は臣下最上の色彩である紫色から、物語中最上の女性だと連想させています。現在、ありふれた植物であるアサガオは、当時は渡来したての新規な輸入植物で、朝顔の宮の楚々として清く貴い人物を示唆します。末摘花はベニバナの別名で、姫の赤鼻をもじったギャグです。
     さらに、各場面や和歌の中にも、植物が使われます。源氏が紫の上を見初て詠んだ、
      おもかげは身をも離れず山桜 心の限りとめて来しかど
    (山桜の美しい面影が私の身から離れません。
    私の心のすべてをそちらに置きとどめてきたのでしたが)
     では、古来日本人に親しまれてきた桜をヒロインになぞらえています。
     全編に散りばめられたウメ、サクラ、ヤマブキ、フジ、アサガオ、ナデシコ、オミナエシ、フジバカマ、モミジなど、今も私たちが慣れ親しんでいる花や樹木が、登場人物に艶やかな彩りを添えています。四季折々の美しさを湛えた花は多くの場合、歌に詠まれて贈答され、時に風景の中で情緒たっぷりに語られ、時に人物にたとえられ、そしてそれらを模した色目の衣服が雅な人たちによってまとわれます
     本書では、本編を彩る主要なキャラクターごとに、花や植物との関係をひも解きます。



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  • 1,980(税込)
    著者:
    齋藤孝
    レーベル: ――
    出版社: 筑摩書房

    定義は、究極の要約力である。古今東西から厳選した、様々な人の286の世界観――人間、人生、恋愛、悪、お金、学校、成功、サッカー、下駄……読めば、別の世界が見えてくる
  • 『改訂版 大転換期の後 皇の時代』、『これから二五〇〇年続く皇・繩文時代 天繩文理論』が発行されて以来、大好評で「ワクワクする内容です。これから先が楽しみです」「これからは生き方も考え方もまったく逆になっていくことがよくわかった」という反応が数多く寄せられている。
    著者は全国各地で開催され読者との交流会に参加しているが、そこでいちばん多く寄せられる質問が「不登校」の問題である。「私は学校へ行ってほしいので悩んでいます」と、親御さんは延々と話される。

    そこで本書では、今は皇の時代へ移行する大転換期であることを前提に、現代の教育で起こっている混乱の意味が解明されている。
    本書は、教育の変化を大きく三段階でとらえている。
    ・これまでの「祖の時代」は、個性を潰す「均一教育」
    ・今の「転換期」は、個性を伸ばす「自立共育」
    ・これから訪れる「皇の時代」は、個性を生かす「魂職習育」
    そのうえで、今、子どもたちに起こっていることが何を意味しているかが示されている。

    世間では学校に行かれない可哀そうな子という意味で「不登校児」と呼ばれるが、天繩文理論によれば、そうした子は“異次元世界”に生きているのであり、これまでの学校に行く必要がなくなっているという。

    皇の時代を迎える前のこの大転換期には、学校も家庭も次第にその役割を変えている。子どもの自立を育む(本書をこれを共育と呼んでいる)には、何より大人自身の自立がまず必要であるという。
    それは、これからの皇の時代は自立した人だけが生きられる時代であるから。そして、それに備えるには、まず「大人のための自立共育」が求められる、というのが本書の基本認識になっている。
    この本との出会いは、自立した個人、自立した社会への理論的な礎になるにちがいない。
  • 昨今、仏教研究は進展を見せ、従来の常識は大きく書き換えられつつある。
    「日本仏教」とは何かから説き起こし、古代から中世の仏教の思想と歴史の流れを、聖徳太子・空海・法然・親鸞・道元・日蓮などをキーに解き明かしていきます。
    そして、明治維新以降、西洋の文明に触れて大きな変貌を遂げた日本仏教が、日本の近代社会の中で果たしてきた役割を改めて問い直します。廃仏毀釈に始まり、日清・日露戦争を経て、大正デモクラシー、日中戦争から第二次世界対戦を経験する中で、仏教は重要な位置を占めています。戦後復興、そして大震災などに対して、実践としての仏教があらためて登場しつつある現状の意味を問うていきます。
    また、日本仏教の深層にある思想的、歴史的な背景を読み解いていきます。葬式仏教にどのような意味があり、どのような思想を背景にしているのか。日本仏教のおおきな特色となっている「大乗仏教」の起源を探ります。また神と仏の関係を、中世の神仏習合に遡って、読み解き、仏教が日本の思想や哲学に与えた影響を検証していきます。
    本書を読めば、日本仏教の思想と歴史の概観と肝要なポイントがすべてわかる、格好の入門書です。

    *本書は、『日本仏教を捉え直す』(放送大学教育振興会)を底本に、大幅な加筆(第二章 1最澄の生涯と思想)と改稿をし、改題しました。

    【目次】
    はじめに 「日本仏教」という問題
    第一章 仏教の展開と日本 序説
    第二章 仏教伝来と聖徳太子 日本仏教の思想1
    第三章 空海と最澄 日本仏教の思想2(頼住光子)
    第四章 法然・親鸞と浄土信仰 日本仏教の思想3
    第五章 道元と禅思想 日本仏教の思想4
    第六章 日蓮と法華思想 日本仏教の思想5
    第七章 廃仏毀釈からの出発 近代の仏教1
    第八章 近代仏教の形成 近代の仏教2
    第九章 グローバル化する仏教 近代の仏教3
    第十章 社会活動する仏教 近代の仏教4
    第十一章 日本仏教と戒律 日本仏教の深層1
    第十二章 葬式仏教 日本仏教の深層2
    第十三章 神仏の関係 日本仏教の深層3
    第十四章 見えざる世界 日本仏教の深層4
    第十五章 日本仏教の可能性 まとめ
    学術文庫版あとがき
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    本書は、タロット・リーダー、稀代のシャーマン、鶴見明世と哲学者・藤村龍生の対話を収めた続篇。鶴見のシャーマニズム(シャーマンを中心とする宗教のあり方)は、完全な覚醒状態のままでヴィジョンを視ることができる「覚醒型」とでも言うべき特異なシャーマニズムである。彼女には「師」はおらず、いわば臨死体験をしたときに出会った神「ジャガンナート(世界の主)」が師と言える。そこに、正真正銘のシャーマニズムがある。そして、鶴見のシャーマニズムを通して、リアルな世界を超えて拡がる、私たちの存在にとっての本当の世界のあり方(人間という存在、そしてそれと不即不離の広大な世界、その両者の複雑で深遠な関わり)を学びたい。そのためには、徹底的に語り合う。つまり「対話」をすることが重要なのである。本書籍の刊行は、鶴見明世の類い稀なシャーマン世界を、人々に伝え、後世に残しておくというプロジェクトの一環である。

    著者紹介:
    鶴見明世/'1962年生まれ、横浜市出身。タロット・リーダー、シャーマン、ヒーラー、スピリチュアル・アーティスト。2005年、ドイツ国際ヒーリング協会から日本人で唯一のOutstanding-Healer認定を受ける。2010年、NPO法人IAOH-JAPAN理事長就任。2011年、ドイツ・スイスインターナショナルホリスティック協会ボードメンバー就任。2020年、スピリチュアルな事象全般に対応するため、Office NIJI(オフィス虹)を設立。明解なリーディング、ハートフルなヒーリングを求めて訪れる人々の数は年間約1千人、トータルで3万人を超える。
    藤村龍生/1950年生まれ、東京都出身。哲学者・神秘思想研究家。
  • ■誰もが考えつくアイデアでは面白くない!
    哲学者の視点で、今までにない新しいアイデアを生み出すための本。
    「面白いアイデアを出したいけど、ありきたりのものしか思い浮かばない・・・」

    と悩んでいるあなた。
    原因は、自分の思考の枠の中だけで考えようとしているからかもしれません。

    哲学者の視点を学べば、自分の枠を超えて
    もっと広い視野で発想できるようになります。
    なぜなら、そもそも哲学とは
    「常識を超えて思考することであり、そのための思考法」
    だからです。

    ■本書では、10人の哲学者の視点をご紹介し、
    今までにないアイデアを生み出す方法を伝授します。
    この本を読むことで、人とは違うものの見方「着眼点」を
    身につけることができます。

    単なるコンセプト紹介にとどまらず、哲学者の視点を「ツール」として
    実際に使えるように、イラスト付きの解説と演習をご提供します。

    さあ、あなたも手に入れましょう。
    アイデアが湧き出る「着眼点」を。

    ■目次
    ・第1章 アイデアを生み出す「哲学思考」とは?
    ・第2章 世界の見え方が変わる10人の哲学者の視点
    ・第3章 10人の哲学者の視点はこう使う
    ・第4章 アイデアを出し続ける思考習慣
    ・第5章 アイデアを形にする方法
    ・おわりに AI、哲学、人間
    ・参考文献
  • 「構造主義」は終わらない。「構造」が秘めた本当の「力」を解き明かし、その潜勢力を新展開させる決定版!
    仏教と構造主義そして真のマルクス主義に通底する「二元論の超克」は、革命的な人文「科学」を生み出す思考となりうるはずだ。新しい「構造主義」の可能性を著者は丁寧に取り出す。
    もう一つの人類学の可能性は、夭折した弟子のリュシアン・セバーグの中にもあった。師レヴィ=ストロースと若き研究者は、南米インディオの神話の構造分析に取り組んだ。マルクス主義をベースにした「構造主義」が創始された時に起こった師弟関係の美しくも悲しい物語。記号学的な枠組みを超えて、人間科学の「プロレタリア」としての人類学の使命を読み解いていく。
    さて、「構造」をレヴィ=ストロースはこのように認識している。
    「双分制の明白な諸形態を、その真の本性は、別のはるかに複雑な構造が表面的にゆがんであらわれたものとして扱ったほうがよいのではないかということであった」
    人類の思考は実は複雑なものなのだ。二元論と三元論が、動的に組み合わされて、さまざまな神話や事象が生み出される過程を解読することで見えてくる人類学とは、いかなるものなのか?
    「構造」の「奥(heart)」へと至る道を示す「人類学」の道標である。

    【目次】
    プロローグ 革命的科学

    第一章 構造主義の仏教的起源
     レヴィ=ストロースと仏教/仏教の中の構造主義/構造主義の中の仏教

    第二章 リュシアン・セバーク小伝
     高等研究院での出会い/新しい神話研究/変換の論理/神話の公式/『神話論理』の朝/プエブロ神話学へ/アチェ族の夢分析/『マルクス主義と構造主義』/悲劇的な死

    第三章 構造の奥
      双分制/レヴィ=ストロースの弁証法/互酬性の謎/重力論と贈与論/フランス啓蒙主義/人間科学のアインシュタイン/対称性のほうへ

    第四章 仮面の道の彼方へ

     地震多発地帯/ブリティッシュ・コロンビアのレヴィ=ストロース/カミナリ鳥・クジ・ナマズラ/スワイフエ仮面/ゾノクワ鬼女

     剣とナマズ/ゾノクワと山姥/山の神の影/ポトラッチと市/仮面の道は続く

    エピローグ

    注および引用・参考文献
  • 1,701(税込)
    著:
    千葉雅也
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    あなたのセンスが良くなる本!
    哲学三部作のラストを飾る一冊がついに誕生

    服選びや食事の店選び、インテリアのレイアウトや仕事の筋まで、さまざまなジャンルについて言われる「センスがいい」「悪い」という言葉。あるいは、「あの人はアートがわかる」「音楽がわかる」という芸術的センスを捉えた発言。
    何か自分の体質について言われているようで、どうにもできない部分に関わっているようで、気になって仕方がない。このいわく言い難い、因数分解の難しい「センス」とは何か? 果たしてセンスの良さは変えられるのか? 

    音楽、絵画、小説、映画……芸術的諸ジャンルを横断しながら考える「センスの哲学」にして、芸術入門の書。
    フォーマリスト的に形を捉え、そのリズムを楽しむために。
    哲学・思想と小説・美術の両輪で活躍する著者による哲学三部作(『勉強の哲学』『現代思想入門』)の最終作、満を持していよいよ誕生!


    ――――――
     さて、実は、この本は「センスが良くなる本」です。
     と言うと、そんなバカな、「お前にセンスがわかるのか」と非難が飛んでくるんじゃないかと思うんですが……ひとまず、そう言ってみましょう。
    「センスが良くなる」というのは、まあ、ハッタリだと思ってください。この本によって、皆さんが期待されている意味で「センスが良くなる」かどうかは、わかりません。ただ、ものを見るときの「ある感覚」が伝わってほしいと希望しています(「はじめに」より)。
    ――――――
  • 1,760(税込)
    著:
    出口顯
    レーベル: ――
    出版社: NHK出版

    「文字イコール文明」というイメージを覆す

    「文字による伝達が生まれると文明が生まれる」と見る人類史が見落としてきた事例は多い。本書は、古代ギリシャから中世英国、近代日本、現代バリまで、「声より先に文字がある」「文字記録が信頼されない」例を集め、字を書くことと「口伝え」との境界面を探ることを通じて文明の常識を問いなおす。
  • 理性と言語による現実把握の限界をどう超えるか。ニーチェの生の哲学からウィトゲンシュタイン、さらには京都学派の哲学までを総覧し、現代人のための宗教に至る道筋を鮮やかに指し示す。「補論 初版以後の展開」を増補。

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