『思想、哲学、2週間以内、雑誌を除く(実用、新書)』の電子書籍一覧
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★ これだけはおさえておきたい!
★ 漢詩の種類やルールなどの基礎を
しっかりマスター!
★ テーマ別の鑑賞のポイントや
理解が広がる豆知識で
作品をもっと深く楽しむ!
★ 感情が動かないところに詩は生まれない…。
自然 四季 旅情 人生 別れ 哀愁
◇◆◇ 監修者からのコメント ◇◆◇
漢詩は、奈良・平安朝以来日本人の感性を育み、
今なお多くの人々が漢詩に親しまれています。
また漢詩を作ってみようという人もいて、
作詩教室の定員がすぐにいっぱいになるほどです。
漢詩は読むほどに作るほどに味わいが深まり、
新しい発見があります。
漢詩に馴染みのない人は、
漢字だけの詩は難しいと思うでしょうが、
騙されたと思って、
まず短い詩でいいですから、
やさしい漢字だけの詩を、
読み下しの文を声を出して
読んでみるとよいでしょう。
リズムがよく、意味もすんなり理解できるはずです。
詩はどんな詩でもそうですが、
まず全体の意味を捉えたら、
言葉がその位置に使われているのはなぜなのか、
言葉と言葉がどのように連携しているか、
全体がどう構成されているかを考え、
描かれている風景や色彩を想像しながら、
もう一度読んでみると格段に面白くなります。
作者の生い立ちや作詩の背景を知れば、
さらに面白さが増します。
漢詩の本は、とかく難しくなりがちですが、
本書は、できるだけ親しみやすくかみ砕いた内容に
なっています。
この書を入門としてさらに漢詩の世界に
分け入っていただければ幸いです。
監修者 鷲野 正明
◇◆◇ 主な目次 ◇◆◇
☆ 第1章
漢詩とは
<鑑賞のコツ>
* 詩は情を詠うもの。
感動がないところに詩は生まれない
* 漢詩の歴史を知りましょう
* 代表的な詩人を知りましょう
* 漢詩の種類を確認しましょう
* 近体詩・絶句の規則を確認しましょう
・・・など
☆ 第2章
漢詩がきちんとわかるコツ その1
【自然風景・四季・旅情詩編】
<きちんとわかるコツ その1>
* 旅のわびしさを詠う詩を鑑賞する
* 黄河一帯の雄大な景色を詠う詩を鑑賞する
* 人里離れた山中の静寂と
夕方の趣を詠う詩を鑑賞する
* 早春の山中にひっそりと咲く
コブシの花を詠う詩を鑑賞する
* 春の日の中に安らぎ楽しむ気持ちを
詠う詩を鑑賞する
・・・など
☆ 第3章
漢詩がきちんとわかるコツ その2
【人生(別れ・感情・悲哀)詩編】
<きちんとわかるコツ その2>
* 敬亭山の景観を楽しみ、
自然と一体となった心境を詠う詩を鑑賞する
* 成就しなかった恋への思いを詠う詩を鑑賞する
* 遥か彼方の故郷のことを思い、
しみじみと感慨にふける詩を鑑賞する
* 恋人を想う気持ちを詠う詩を鑑賞する
* 月を眺めながら自らの人生への
不安を詠う詩を鑑賞する
・・・など
※ 本書は2019年発行の
『基礎からわかる 漢詩の読み方・楽しみ方 読解のルールと味わうコツ45』を
「新版」として発行するにあたり、
内容を確認し一部必要な修正を行ったものです。 -
■シャーマンとは何か? 祝女(のろ)とはなにか?
「精神世界は崇高にして神聖であり、しかも理性的な世界である」
誰も知り得なかった天性の「シャーマン」松堂玖邇が神女となる過程を語る。
●もくじ
お七夜
琉球の血
薩摩侵略
カミウマレ
一族の死
漂 流
巫 病
捜 神
成 巫
巫業開始
三輪山へ
●編集担当者より一言
琉球王朝時代から受け継がれる祝女に使命された松堂玖邇先生の自伝ともいえる本書は、
女性ならではのやさしい口調でシャーマニズムの世界をわかりやすく表現しているので、
とても読みやすく仕上がりました。
読み終えたときに、「ホッ」とできる、心あたたまる1冊です。 -
日本人にとって「魂」とは何だったのか?
本書は〈折口学〉の中心テーマとも言える「古代日本の魂信仰」に関する論考をわかりやすい講演録を中心に七篇厳選。
旧字・旧かなを新字・新かなに改め、ルビや脚注を多数入れた、入門者のための折口選集。古代日本人にとって「魂」とは何だったのか?
なぜ剣や玉を神聖なものとして扱い、海辺に漂着した大きな石に注目し、季節の鳥の声に耳を澄ませたのか。
神々はどこから来て、魂はいかにして人に宿ると考えられていたか。
「古代の魂信仰」を深く知ることで、万葉集の歌の本来の意味も、大嘗祭、神楽、物忌みなどの神道儀式の本義も、正月やお盆などの年中行事の由来もおのずと解けてくる。そこから日本人にとって古来、何が大切だったのかも明らかになってくるだろう。
本書は「折口学」の中心テーマと言える「魂信仰」の論考を集めた。
現在、書店に流通している文庫・選集に未収録の作品から、講演録を中心に入門に適した七篇を厳選。
旧字・旧かなを新字・新かなに直し、ルビと注を多く入れ、読みやすいように編集した。
「昔の人々は霊魂信仰を深く信じていました。そのかたみとして、今日なお我々の生活の上に、いろんな形で印象されているわけです。そういう行事について、現在表面上の関係が認められないからと言って、知らないで過しているのは、あまり寂寥(せきりょう)な生活と言わねばなりません。(中略)それは、何も昔の生活をもう一度復興させようと言うのではありません。我々が今日、なぜこういう生活をしているのか。その理由を知る事なのです」(本書所収「鳥の声」より) -
死を考えることは、より良く生きること
Z世代が混沌とした社会で生き抜くためには、“生きる上での拠り所”をもつことが必要だ——。
1300年以上の歴史をもつ那谷寺(石川・加賀)の前住職が、古代日本人の死生観や自然観を膨大な文献から読み解き、若者たちへ語りかける。 -
西欧文明による閉塞状況を打開する鍵を握るのは
「日本文明」である
絵画、建築、文学、経済と幅広く近世以降の日本文明を4作にわたって論じてきた著者が、ついに日本文明論を上梓。
形式知に囚われた現代の針路を照射する画期的評論。 -
友人とは何か、友情とは何か――このような問に私たちはどのような答を与えることができるだろうか。たとえば、友人が悪事に手を染めた時、私たちはどのように行動すべきなのか。本書は、アリストテレス以来、二千年以上にわたって、哲学者たちの頭を悩ませてきた友情の問題が、「公共性」をめぐる問題の一部であることを示し、現代において友情のあり方が社会に看過し難い影響を与えていることを指摘する。
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西田幾多郎門下の哲学者、近代の可能性を追求した文明批評家、日本画家・土田麦僊の弟、自由大学運動の主導者……、土田杏村(一八九一~一九三四)。「文化とは何か」を問い、大正から昭和初期にかけて旺盛な著作活動を展開したにもかかわらず、戦後、人々の記憶から消えた。この〈忘れられた哲学者〉に光を当て、現象学と華厳思想に定位する「象徴主義」の哲学を読み解き、独自の「文化主義」の意義を問いなおす。
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★第6回「書店員が選ぶ今年の本」選出(自己啓発・経営、経済、科学部門/韓国書店組合連合会発表)
★寄せられた賛辞
“女性の経験と共にあるさまざまな議論が複雑に入り混じった科学の話を読んでいるうちに、私自身も、科学と女性が出合うことで、目の前の壁を飛び越えられる日が来るかもしれないと夢見るようになった。”――キム・チョヨプ(韓国SFの俊英)
“我々が今まで男性の立場から科学をしてきたことに気づかされた。(…)女性が参加し、女性の観点で創造されるフェミニズムと科学技術の研究は人類の希望だ。”――チャン・ハソク(科学史・科学哲学者/ケンブリッジ大学教授)
★本書の内容
受精は、能動的な精子が受動的な卵子を捕獲する過程ではない。
卵子凍結はあるのに、男性のための精子凍結がないのはなぜ?
アシスタントロボットが「女型」である理由とは?
本書は、かつて科学者になる夢をあきらめた著者が、フェミニズムと科学技術社会論に出合い、憎んでいた科学と「和解」し、女性の観点から科学を見つめ、科学の観点から女性の体と経験を理解しようとした思索の軌跡をまとめたものだ。
“私は、科学と分かり合えなかった経験のある人たち、そのせいで科学の本にはなかなか手が伸びないという読者を思い浮かべながら本書を執筆した。ほかでもない、私がそういう人間だったからだ。”(「はじめに」より)
本書の探究は、「子どものような純粋無垢な好奇心」からばかり出発するわけではない。その出発点は、卵子凍結について悩むことかもしれないし、高校を卒業してすぐに受けた二重手術かもしれない。うつ病になること、摂食障害になること、妊娠とキャリアについて考えること、無責任な父親について考えること、かもしれない。さまざまな要素が混ざり合う、複雑な個人の暮らしから、本書は話を始めていく。
客観的で普遍的で価値中立的であることを装いつつ、じつのところ女性について無知だった科学にかけられた「呪い」を解き、「よき友」として付き合っていくためのエッセイ集だ。同時に、理系への進学を検討している学生や、その子らを見守る大人たちにもおすすめしたい。
“科学が本当の意味で変化するためには、賢い女子学生ではなく、平凡な女子学生こそもっと必要なのだ。(…)科学者や工学者になりたいという女の子や青少年が周囲にいたら、めいっぱい励ましてあげてほしい。(…)「実力さえあれば女でもなんだってできる」といった言葉の代わりに、「今までそこそこしか勉強してない男子学生だって科学者になれたし、科学界の80%に所属できているんだよ」と付け加えてあげてほしい。”(「おわりに」より)
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