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『思想、哲学、801円~1000円、半年以内、雑誌を除く(新書、実用)』の電子書籍一覧

1 ~50件目/全50件

  • 戦後日本を代表する知識人“最後の講演”初の書籍化!

    ゴマはうまくすれ
    近代化に呑まれるな
    エゴイズムを肯定しろ

    世界一流だった陸軍、海軍がどうして戦争に負けたのか
    人生はエゴとエゴとの賃借関係
    理想家は現実世界に適応できない
    日本では民主主義が運営できない
    状況を読む深さで勝負は決まる
    国家意識がない日本人
    家族にも想像力、演出力が必要
    アメリカの目的は敵の排除だけ
    「愛」と「理解」は全く別問題
    神様との付き合い方

    戦後を代表する知識人である福田恆存は、近代化の弊害を問い続けた。
    その思想のエッセンスが詰まった「伝説の名講演」を初の活字化!

    保守派の知識人が問う「君たちはどう生きるか」――。
  • 今の時代は、情報の氾濫とイデオロギーの喪失によって、全てが混沌とし、混迷した世界が現出している。そんななか、生きるための指針たりうるのが「哲学」だ。哲学というと難解なイメージがあるが、本来は見通しの悪い世界を理解するためにこそ、哲学は存在するのだ。

     本書では、「人の本性」「定位」「格率」「生き甲斐」の四つの側面から、混迷する世の中を生き抜くための指針を呈示する。市井の哲学者である著者が、悩める人々に贈る「実践的」哲学書の登場!
  • この巻には「社会と世界」を共通の特徴としている15の章を三つに区分して収める。「一方の利益は他方の損だ」「高い身分の具合のわるさについて」など人間関係、社会体制の現況からの総合的な省察をおこない、「習慣について……」「人食い人たちについて」では読者の先入見を揺さぶる。末尾に収録の「むなしさについて」は、思考と表現の展開の究極を示したものと言ってよく、論点は、家政、旅行、病気、死、内戦、外国、パリ、ローマ、などと飛躍し、読者を相手に座談、歓談を楽しんでいるかとも思われ、「エセー」の神髄がうかがわれる。
  • 990(税込)
    著者:
    杉田敦
    レーベル: 集英社新書
    出版社: 集英社

    安全への渇望か――。
    それとも、多様性の重視か――。

    私たちはいったい何を望んでいるのだろうか?

    ミルやホッブズ、ルソー、バーリン、シュミット、フーコーという六名の思想家の名著から“今”を読む

    【推薦コメント】
    人権か、覇権か。究極の難問に答える先人たちのエッセンスが詰まっている。
    政治学者・姜尚中氏より

    一流の思想を学ぶことは、三流の思想に囚われないためのセキュリティになる。
    憲法学者・長谷部恭男氏より

    【内容】
    新型コロナ・ウイルス感染症の蔓延やロシアのウクライナ侵攻以降、人々が強く欲したセキュリティ。しかし、それと引き換えに脅かされたのは、自由と多様性だった――。
    本書は、権力論・自由論研究の第一人者である著者が、ミルやホッブズ、ルソー、バーリン、シュミット、フーコーという六名の政治思想家の名著をアクチュアルに読解。
    権力の一元化への衝動が強まる昨今の状況に一石を投じる。
    真偽不明な情報や言説が飛び交う中、よりよく生きるための羅針盤は、古典の言葉にこそある。

    【目次】
    第1章:ミル『自由論』を読む
    第2章:ホッブズ『リヴァイアサン』他を読む
    第3章:ルソー『社会契約論』他を読む
    第4章:バーリン「二つの自由概念」他を読む
    第5章:シュミット『政治的なものの概念』を読む
    第6章:フーコー『社会は防衛しなければならない』を読む
  • 幕末から明治にかけて、来たるべき近代国家の在り方を構想した大思想家、福沢諭吉。
    既存の研究では、彼の武士としての前半生は、ほとんど重視されてこなかった。
    だが、未知の文明の受容と理解を可能にするためには、何らかの器が必要だったはずだ。
    本書では、福沢の中で儒学の枠組みと西洋がいかに響き合い、どのような変化がもたらされたかを丹念に描く。
    家族や男女関係など「私的領域」を含む社会を見据え、西洋思想の直輸入ではない「自由」と「独立」への道筋を示した、鮮烈な福沢諭吉論の誕生!

    【目次】
    はじめに――「議論の本位を定める」(『文明論之概略』第一章)
    一、福沢の前半生――「一身にして二生を経る」(『文明論之概略』緒言)
    二、西洋から学ぶ――「文字は観念の符号」(「福沢全集緒言」)
    三、『中津留別の書』――「万物の霊」としての人間
    四、『学問のすすめ』――自由と「一身の独立」
    五、『文明論之概略』――文明と「一国の独立」
    六、「徳」論の変化――「主観の自発」か「客観の外見」か
    七、男女関係論――「一家の独立」
    八、理想社会としての「文明の太平」――「天下の独立」

    引用・参考文献
    あとがき
  • この巻には「思考と表現」を共通の特徴としている19の章を、「想いをみつめて」「学識の位置づけ」「活動する知」の三つに区分して収めている。「暇な状態について」「後悔について」「いろいろな本について」「うぬぼれについて」「子どもたちの教育について」「意見をかわす技術について」など、老年、読書、教育、社会においての知の交流のあり方など多方面にわたるエセーを収録した。
  • モンテーニュは乱世のただ中に生きたエリートだったが、一市民を自覚してもいた。「エセー」は中庭を見下ろす塔の三階に設けた小部屋で紡がれた自己と人間探求の書だ。全3巻、107章からなる浩瀚なものだが、長年これに親しんだ訳者の手によって、大きなテーマに沿って6割強にあたる章が選ばれ、新たな3冊本としてまとめられた。これによって「エセー」はいっそう身近なものとなったので、読者は興味ある章から読んでいけばいいのである。この巻には「さまざまな手段でひとは似たような結果に行き着く」から巻末の長編「経験について」まで、人間のありようを記した18章を収めた。
  • 心の底の愛を信じ、人生という旅路を謳歌する

    日常で起こる様々な出来事、目に見える現象だけではなく、
    隠されたメッセージにあなたは気付いていますか??
    その謎を解き明かし、現実を超えた喜びと満足を手に入れる方法がここに!!

    人生には穏やかで幸せな時間ばかりを過ごす人もいれば、苦しいときや悲しいときを経験してきた人もいる。宇宙や世界、そして社会も陰陽のバランスで成り立っており、私たちの魂はさまざまな経験をするためにこの地上に生まれてきている。そのため、人生には様々な出来事が起こるもの。目に見える現象だけでなく、隠れた要素にも多くの意味や原因が存在する。スピリチュアルな視点と現実的な思考の両方が重要ではないだろうか。本書を読めば、今の生活がより楽しく、充実する日々になっていくでしょう。願いをかなえやすくするためのエネルギーワークも収録。必読の一冊!
  • 明治時代に国を挙げて西洋化に突き進むなか、 日本美術の発展に功績を残した岡倉天心(1863‐1913)。ボストン美術館中国・日本美術部の責任者として、 東洋の美術を欧米に紹介し、1906年刊行のTHE BOOK OF TEA(『茶の本』)が全米ベストセラーとなったことで国際的に知られる。 岡倉天心の曾孫であり、近現代の国際関係史を専門とする著者が、国際文化交流の見地から『茶の本』をこれまでに知られていなかった視点をふんだんに盛り込んで徹底解説する決定版入門書。
  • 友人とは何か、友情とは何か――このような問に私たちはどのような答を与えることができるだろうか。たとえば、友人が悪事に手を染めた時、私たちはどのように行動すべきなのか。本書は、アリストテレス以来、二千年以上にわたって、哲学者たちの頭を悩ませてきた友情の問題が、「公共性」をめぐる問題の一部であることを示し、現代において友情のあり方が社会に看過し難い影響を与えていることを指摘する。
  • 西田幾多郎門下の哲学者、近代の可能性を追求した文明批評家、日本画家・土田麦僊の弟、自由大学運動の主導者……、土田杏村(一八九一~一九三四)。「文化とは何か」を問い、大正から昭和初期にかけて旺盛な著作活動を展開したにもかかわらず、戦後、人々の記憶から消えた。この〈忘れられた哲学者〉に光を当て、現象学と華厳思想に定位する「象徴主義」の哲学を読み解き、独自の「文化主義」の意義を問いなおす。
  • 第二次世界大戦後、ナチ・ドイツから解放されたフランスの思想界には、時代を牽引する書き手が台頭した。サルトルを筆頭にカミュやボーヴォワール、メルロ=ポンティ、バタイユらが次々と作品を世に問い、論戦も繰り広げた。本書は、哲学と文学を架橋して展開された彼らの創作活動に着目。実存主義が世を席巻し、知識人や芸術家の政治的社会参加(アンガジュマン)が唱えられた時代の知的潮流は、何をもたらしたのか。その内実を描き出す。
  • 第一人者が「核心」と「面白さ」を論じ尽くす!

    日本における哲学の泰斗が集結し、全3巻で西洋哲学史の大きな見取り図を示す! 第1巻は、近代以降の哲学を理解するうえでも必須の古代ギリシアからルネサンスまで。哲学という営みはいかに誕生し、受け継がれていったか。主要哲学者の思想をもとに、この時代の哲学の重要論点とダイナミックな流れを浮かび上がらせる。ゼロからの学び方、いま学ぶことの意義・効用まで――、「聞き書き」によって哲学史の「核心」と「面白さ」に迫る。ありそうでなかった決定版の入門シリーズが誕生!
  • 20世紀における思想的な震源地のひとつであるラカン。その理論は、思想としての側面と、実践臨床としての側面の二面性をもち、両者が渾然一体となっていることに難しさがある。本書は、著者みずからの精神分析の体験にもとづき、実践臨床の側面からラカンの本丸に迫る。ラカンの核心を読み解く超入門の書、『疾風怒濤精神分析入門』増補改訂版。
  • 「暴力反対」とはよく聞くけれど、じつは世の中は暴力にあふれている。国は警察という暴力装置を持っており、問答無用で私たちから徴税する(そして増税する)。資本主義は、私たちを搾取し、格差を生み出す。家父長制は男性優位・女性劣位のシステムをつくりあげる。一方で、こうした暴力に対抗して、民主化や差別の撤廃などを成し遂げてきたのも、また暴力である。世の中にあふれる暴力には、否定すべきものと、肯定せざるをえないものがあるのだ。思考停止の「暴力反対」から抜け出し、世界の思想・運動から倫理的な力のあり方を学ぶ。
  • 新しい発想で世界経済をけん引する企業が次々と登場する欧米に比べ、なぜ日本ではイノベーションが生まれないのか。それは、欧米では子どもの頃から「当たり前を疑うことが大事だ」と徹底的に教え込まれ、物事を批判的に思考するクセができているから。その教育の根底にあるのが「哲学」だ。「知っていることを知らないと思ってみる」(ソクラテス)、「答えを出さない方がいいと考えてみる」(キーツ)等、古今東西の哲学から、マンネリを抜け出し、ものの見方が変わる100のノウハウを伝授する
  • 「もし明日死ぬとしたら……」
    自分が死ぬことを想像して、今をどう生きるかを考える。

    今を生きる若者たちに、悔いのない生き方をしてほしい——
    介護福祉施設を経営し、多くの人々の死を見届けてきた著者が送る、自分らしい人生を実現するためのメッセージ。
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    新型コロナの感染拡大、頻発する天災、政治家の不正……
    景気も回復せず、周りを見渡せば大人たちはみな疲弊しています。
    そんななか、将来への希望が抱けず、生きる意味を見いだせない若者たちが少なくありません。
    インターネットやAIを使えばなんでも分かる時代になりました。しかしPCやスマホ画面のなかには「どのように生きるのか」という問いの答えは存在しません。
    著者は「どのように死ぬか」を考えることでその答えを見いだすことができるといいます。若いうちから「死」に思いをめぐらせることは生き方を見つめ直すきっかけになるというのが著者の考えです。

    介護福祉施設を経営している著者は、これまで多くの施設利用者の最期を看取ってきました。たくさんの人の死に触れることで、今日を生きることの大切さを知ると同時に周囲の人々への感謝を覚え、やがて今の自分が周囲や社会のために何ができるかも考えるようになりました。
    大切なあの人に何をしてあげられるだろうか——
    社会の役に立つために働くには——
    「死」について考えることは、自分自身の「今」をより良いものに変え、成長していくためにとても大切なことであると気づいたのです。
    もし、明日死ぬかもしれないとしたら……そう考えてみることで、自分の大切なもの、絶対に譲れないこと、かけがえのない宝物、捨ててもいい過剰な荷物などがクリアになり、自分にとっての価値ある生き方が見えてきます。

    本書は、介護福祉の現場で利用者の死を通じて著者が学んだ33の人生訓をまとめたものです。「まごころを大切にする心から幸せが生まれる」「やってくれることを当たり前だと思わない」など、悔いのない人生を送るためのヒントとなる33の言葉を収録しています。

    人生に目標を見いだせず無気力な日々を過ごしている若者に、「死」を思い、生き方を見つめ直し、明日死んでも悔いのない人生を送ってほしい——。
    著者の温かく熱い思いのこもった一冊です。
  • シリコンバレーの天才たちが希求する「1%のマイノリティだけの世界」
    そこは楽園か、ディストピアか?

    アメリカのIT企業家の資産総額は上位10数名だけで1兆ドルを超え、日本のGDPの25%にも達する。いまや国家に匹敵する莫大な富と強力なテクノロジーを独占する彼らは、「究極の自由」が約束された社会――既存の国家も民主主義も超越した、数学的に正しい統治――の実現を待ち望んでいる。
    いわば「ハイテク自由至上主義」と呼べる哲学を信奉する彼らによって、今後の世界がどう変わりうるのか?

    ハイテク分野で活躍する天才には、極端にシステム化された知能をもつ「ハイパー・システマイザー」が多い。彼らはきわめて高い数学的・論理的能力に恵まれているが、認知的共感力に乏しい。それゆえ、幼少時代に周囲になじめず、世界を敵対的なものだと捉えるようになってしまう。イノベーションで驚異的な能力を発揮する一方、他者への痛みを理解しない。テスラのイーロン・マスク、ペイパルの創業者のピーター・ティールなどはその代表格といえる。
    社会とのアイデンティティ融合ができない彼らは、「テクノ・リバタリアニズム」を信奉するようになる。自由原理主義(リバタリアニズム)を、シリコンバレーで勃興するハイテクによって実現しようという思想である。

    「この惑星上の約40~50億の人間は、去るべき運命にあります。暗号法は、残りの1%のための安全な世界を作り出そうとしているんです」(ティモシー・メイ)
    ――とてつもない富を獲得した、とてつもなく賢い人々は、いったいこの世界をどう変えようとしているのか? 衝撃の未来像が本書で明かされる。
  • 『嫌われる勇気』の著者は、就職難、介護、離別などさまざまな苦難を乗り越えてきた。氏を支え、救った古今東西の本と珠玉の言葉を一挙に紹介。マルクス・アウレリウス、三木清、アドラーなどNHK「100分de名著」で著者が解説した哲人のほか、伊坂幸太郎の小説や韓国文学、絵本『にじいろのさかな』、大島弓子のマンガなどバラエティ豊かで意外な選書。いずれにも通底するメッセージ=「生きる勇気」をすべての「青年」と「元・青年」に贈る。
    •はじめに――生きる意味を求めて
    •第一章 人とのつながり
    •第二章 与えるということ
    •第三章 誰でも愛せる
    •第四章 ゆっくり遊んで生きる
    •第五章 人生は合理的でない
    •第六章 人生を自分で選ぶ
    •第七章 人生は苦である
    •第八章 死を忘れるな
    •第九章 いのちの満ちた世界で生きる
    •第十章 世界を変える
    第十一章 人生をどう生きるか
  • 本書は、倫理学を学びたい人、社会の多様な出来事に倫理的問題を見出だそうとする人に向けて、倫理的諸問題と倫理学の関係を斜めに解き明かし、倫理学の全体像を描き出す。まず倫理・倫理学とは何かを整理し、倫理学という学問の日本における受容史を解説。さらに、倫理学のもつ根本問題――倫理の実践はどうあるべきか、真の善を目的とした行動に人々を駆り立ててよいのか――を根源から考察。学問としての倫理学が真に目指すべきものと、倫理学的観点の面白さとを伝える。
  • ファラオ、女王、天皇らが統治する「君主制」。この世界最古の政治制度がわかると、世界史がもっとおもしろくなる!君主の誕生から革命を経て、現代までを一望する、かつてない君主たちの5000年史。 【目次】はじめに 「王様は何でえらいの?」/第1章 王の誕生――太古から古代へ/第2章 理想の王とは――古代から中世へ/第3章 絶対君主制への道――中世から近世へ/第4章 市民革命の時代――一七世紀から二〇世紀へ/第5章 二一世紀の君主制
  • 名著復刊! 東大生のバイブル『思考の整理学』の外山滋比古が教える、知的に〈老い〉を愉しむ方法。



    東大・京大生のバイブル『思考の整理学』の外山滋比古さんが、自分史を書くコツ=「人生の整理学」を伝授します。「自分史はえらくなくてよい。自分のことを自分で書けばよいのだから面倒がない。書きたいから書く」。今日から誰でもできる、知的に〈老い〉を愉しむヒントがここに。無我夢中で歩んできた人生にちょっと一息。これまでをふりかえってみませんか?



    ▼「まえがき」より

    「なかば無我夢中に生きてきた人が、ちょっと一息つけるようになると、立ち止まって、来しかたをふり返りたくなるようである。

    ひところアメリカでは生活の安定した人たちの間で、専門家に頼んで家系図をこしらえるのがはやったことがある。日本では、そういうとき、家系ではなく、自分の歩んできたあとを記録しようとする人がふえている。そして、自分史という新しいジャンルが生まれた。

    自分史を書こうと思っている人、そうまではっきりとしていなくても、なんとなく自己表現を求めている人が多くなってきたのは知的生活の向上のあらわれといってよいであろう。この本はそういう人たちに、いくらかでも参考になるようにと願って書かれたものである。

    せっかくの自分史である。すこしでもすぐれた作品であってほしい。すくなくとも、第三者にとってまるでおもしろくない、一人よがりだと言われないようにするにはどうしたらよいか、それを主眼にしている。」



    ▼誰でも今日からできる実践をユーモアたっぷりに紹介

    ・ 書くことは、知的生活の基本

    ・ サクセス・ストーリーのほとんどが退屈

    ・ 自分史は「えらい人」だけが書くものではない

    ・ 自分のふれたくないところをあえて披露する

    ・ 言いたくてむずむずするところは抑える

    ・ 「私」をおさえて「間接法」で書いてみる

    ・ お手本の文章をみつけて、なんども読む

    ・ 菊池寛『半自叙伝』は無類の面白さ

    ・ 内田百けん(門構えに月)『戦後日記』のようにさらっと書いてみる

    ・ 仲間と雑誌をつくってみる

    【目次】
    まえがき



    I部

    自分史とは

    心のわが家

    自分を書く

    書き出し

    間接法



    II部

    書くために読む

    エッセイ

    『半自叙伝』

    作家の自伝

    病中日記

    さらっと

    お酒日記

    生活記録

    日記

    創作的

    アルバム

    大人のこどもの時

    教訓的

    自筆年譜

    追悼録



    III部

    雑誌

    原稿用紙

    筆記具

    本にする

    エピローグ
  • 891(税込)

    結ぼれ、絡みあい、こんがらがり、袋小路、支離滅裂、堂々めぐり、きずな――異才の精神科医が詩の言葉として書きつけた、人間を束縛する関係性の模様。「詩人」レインの原点たる寓話性に満ちた伝説の書。
  • もしもあなたが猫だったら? もしもテレポーテーションされてしまったら? もしもブラックホールに落ちてしまったら? 現実にとらわれず、科学的推論だけを根拠に思考を羽ばたかせれば、今までとは違う世界が見えてくる。そんな「思考実験」=脳内シミュレーションは、刺激的なゲームであると同時に、科学的思考法を身につける絶好のトレーニングだ。「もしも」の世界に遊びながら、思考実験のプロセスを味わおう。
  • 『論語』はいつ読んでも気持ちがいい!
    中国古典にも明るい、異才・多能な能楽師が、
    孔子時代の古代文字から「心」をテーマに『論語』を読みなおします。

    すでに2500年以上も前に生きた孔子らの言行録『論語』。
    孔子の時代の文字を見ていくと、この時代は「心」という概念ができて間もなくの時代であることに気づきます。そこから、本書では「心」の誕生と「命」に挑む人間の姿を考えてゆきます。

    「100分de名著」などでも活躍している安田登さんの「論語本」の源流となる一冊。
    待望の再文庫化です。
  • 1,100(税込)
    著者:
    城塚登
    レーベル: ちくま学芸文庫
    出版社: 筑摩書房

    社会思想は、その時代の社会がかかえる問題を解決しようと、思想家が格闘しつつ生みだすものである。本書はルネサンス以降の歴史を、3つの流れで捉える。すなわち、民主主義・資本主義社会はいかなる思想的過程で形成されたか、近代社会に顕在化した問題を解決するためどのような社会思想が生み出されたか、そして20世紀以降どのような問題が発生したか。著者が指摘する「現代社会の問題」とは、個人の自立性を押しつぶす官僚制化・大衆社会化・管理社会化であり、さらに資本主義社会の矛盾・弊害の克服を目指したはずの社会主義諸国の行き詰まりまでを含む。長らく読み継がれてきた簡潔で定評ある入門書。
  • ◇◆◇「愛とは何か」を解るために、「暴力とは何か」を考える。◇◆◇
    ◇◆◇さまざまな概念を対にして展開する、縦横無尽な思考の一大パノラマ!◇◆◇

    本質と時間/愛と暴力/ここと私/正義と詩人……
    ある概念と別の概念を対にしてみると、思いもよらない連関が生まれ、ありふれた言葉から豊かな哲学の問題が立ち上がってくる!
    現代哲学の重要論点のみならず、文学、芸術、宗教、科学、政治を自由闊達に横断。一人ですべての項目を書き切った事典にして、どこから読んでも愉しめる上質の哲学エッセイ。

    【本書より】
    哲学事典を引く人が、「存在」とか「記憶」とかの意味をまったく知らない、などということは考えにくい。求められているのは日常では一見自明な言葉に哲学者が見出す亀裂であり、それを通して見えてくる思いがけない意味連関ではなかろうか? 概念間の連関が重要なのだ。ゆえに、哲学事典は一貫した視点で、一人が全項目を書くべきなのだ。
    これは、すべてを網羅するという事ではない。多くの知識を蓄える事が問題ではない。問題は、越境的な精神の自由を確保する事なのである。本書では、諸概念の連関を強調するため、事項を単独で説明するのではなく、一対の概念に対して説明をした。読者は、関連する事項説明をたどることによって、梁と梁が大きなドームをなすイスラム建築のように、あるいはたがいに連関して図形を構成する夜の星空のように広がる、概念の天蓋が見渡せよう。

    【本書の内容】
    愛と暴力
    アキレスと亀
    一者の実在性/真理と悲劇
    イロニーとユーモア
    運と偶然
    可能性と反実在論
    共同感覚と感覚質
    言語と意味/ Sinn(意)とBedeutung(指示)/実在論と反実在論
    検証主義とプラグマティズム
    ここと私/意識と想像的なもの/想像的な私と象徴的な私
    自然とユートピア/美と判断力
    自由と問題
    正義と詩人
    全体論と解釈/現象学と志向性/心的な用語(mental term)と命題的態度
    疎外論と物象化論
    存在と存在論/数と算術/性質と類似性/実体と普遍論争
    知識と信念
    超範疇と超越論的
    美のイデアと芸術
    文化相対主義と普遍的正義論
    弁証法と(再)定義/観念論とヘーゲルの弁証法―意図と欲望
    保守主義と左翼
    法と革命
    本質と時間/時間様相―過去現在未来/期待と希望
    メタ言語と主体性
    ヨブの苦しみと罪の名
    歴史と伝統/ヘーゲルの歴史観/反時代的

    索引

    *本書の原本は、2006年に講談社現代新書より刊行されました。(増補あり)
  • 1,100(税込)
    著:
    守屋洋
    レーベル: ――
    出版社: PHP研究所

    春秋戦国の血みどろの戦いのなかで悠々と生き抜いた老子流自然体の哲学。その思想と処世法を、一瞬の判断が成否を決する現代に改めて問う。

    老子の知恵を活かす! 春秋戦国時代の血みどろの戦いのなかで悠々と生き抜いた老子流自然体の哲学。その思想と処世法を、一瞬の判断が成否を決する現代に改めて問う待望の新訳。
  • 「開運のための少食論」を解説書き下ろし。

    高橋源一郎氏推薦「水野南北のメッセージは世界を滅びから救う」

    減量のための食事制限でもなく断食健康法でもない。過食・大食をせず、自分の身の程に合った食事の量「腹八分」を守れば、めぐりめぐって「吉」となる──。

    江戸時代、そんな“少食・粗食のすすめ”を説いた人物がいる。水野南北──文化文政期に高い人気を誇った観相家だ。その著書『修身録』は、貝原益軒の『養生訓』と並ぶ“食と命の指南書”であり、同書で繰り返し説かれる「食の慎み」と「立身出世」ための少食思想は、過食・飽食の現代にこそ示唆に富む。

    「人は天から一生の食を与えられている。これを余計に食べるということは、天に借りを生ずるということだ」
    「たとえ天運の人相が悪くとも、当人がその持ち分の食よりも少食で済ませる者は相応の福分を得る」
    「本来の天運が良くとも、食を過ごす者であらば、物事に際して障りが出るものだ」
    「食あれば命あり。ゆえに少食の者は長寿なのである」
    「少しの酒は気の力を増すものだ。血もめぐらせる。しかし多ければいのちを削る」
    「立身出世があるかどうか見定めるにはもっとよい方法がある。まず食を減らせ。そしてそれを厳重に定めよ。これを守る者には立身出世があろう」

     水野南北自身も、この「少食」を実践していたという。
    「わたしは……生涯にわたって米の飯は食わぬこととし、米の形が残るものならば餅も避け、麦の一合五勺をまったく一日の限りの量とし、大の好物の御酒さえ一日一合と定めた。しかしこれはまったく自分の為ではない。世の人の為に食を減じたのだ」

    「節食」は「開運」に通ず──その極意を平易な言葉で解説した全編書き下ろし最新刊。

    (底本 2024年2月発売作品)
  • 自己の思考に水を遣り、広い世界に根を張ろう

    “学際的視野”に富んだ珠玉のエッセー集
    待望の第二作

    国際関係の諸問題、現代カルチャー批評、学校生活における進言……
    分野の垣根を越えて、地に足のついた論を展開する。
    読めば向学心が高まる論考60篇。
  • 創建から800年余りを数える仙台市の古刹、曹洞宗・大満寺の若き住職が贈る法話集。

    歴史ある曹洞宗の寺、大満寺の住職が行った法話の中から、10編を集めたもの。
    寺の子として生まれながら、将来に悩み、アルバイトや音楽活動など様々な経験を重ねた後に、
    仏の道へと進むことを決意した著者が、悩み多き現代に贈る仏の教えとは。
    分かりやすく、親しみやすい言葉が心にしみる一冊。

    私たちが幸せに生きていけるように
    私たちの心に美しい花が咲くように
    慈しみの心を真ん中において
    苦しんでいる人を放っておけないそんな寛容な心で
    これからの皆様の人生を歩んでまいりましょう(本文より)
  • キリスト教を中心とした西洋哲学がイスラームの世界ではどのように解釈されてきたのか、それがイスラームの哲学にどう影響を及ぼしてきたのかを、イスラーム法学者がわかりやすく解説。
  • ユゴー、トルストイ、ホイットマン――。
    青春時代を文学とともに歩んだ池田SGI会長。
    次の時代を担う若き人々に、「読む」ことを通し「希望」を見出し、
    「知る」ことを通し「生き抜く力」を湧き出すよう訴え続けてきた。
    「読書」を通し青年を薫陶する池田SGI会長の信念は、やがて創価大学の「中央図書館」へと結実していく。

    第1章 いじめられている側に立つ――中央図書館(1)
    第2章 大学は庶民のオアシスたれ――中央図書館(2)
    第3章 「人間之王者」を育てよ――中央図書館(3)
    第4章 君たちが喜ぶためなら――大学の日々(1)
    第5章 アラブとともに、川崎寅雄――大学の日々(2)
    第6章 国家悪との死闘、大熊信行――大学の日々(3)
    第7章 占領下に灯した核廃絶の炎――少年雑誌(1)
    第8章 “マンガの神様”も憧れた――少年雑誌(2)
    第9章 いっさいの名聞名利なく――少年雑誌(3)
    識者の声
  • 1,023(税込)
    著:
    森村進
    レーベル: 講談社現代新書
    出版社: 講談社

    何が「正しい」のか、わからなくなった時代に。
    プラトン、カント、ベンサム、ロールズ……2400年にわたる知的格闘。
    人生や社会に関わる切実な問いを、哲学者たちはこう考えた!

    法哲学の第一人者があざやかに整理し、切れ味鋭く論じる、「正義」入門の決定版!


    【本書の構成】

    はじめに――いま、なぜ過去の正義論を見直すのか?
    序章 正義論のさまざまなパターン――本書のねらい
    第一章 正義とは魂の内部の調和である――プラトン
    第二章 正義とは他の人々との関係において現れる徳である――アリストテレス
    第三章 正義とは相互の利益になる契約を実行することである――ホッブズ
    第四章 正義とは自然権の保護・実現である――ロック
    第五章 正義とは慣習によって生じた財産権規則を守ることである――ヒューム
    第六章 正義とは非難が適切であるということと権利の保護である――スミス
    第七章 正義とは「定言命法」に従うことである――カント
    第八章 正義とは功利の原理の一適用にすぎない――功利主義
    第九章 正義とは社会制度の第一の徳である――ロールズ
    あとがき――文献案内をかねて
  • 西洋哲学と出会って150年、日本の哲学者たちは何を考え、何を目指してきたのか。日本哲学のオリジナリティに迫る、第一人者による入門書の決定版!

    【哲学を知るための10講】
    第1講「日本の哲学」とは/第2講 哲学の受容第/3講 経験/第4講 言葉/第5講 自己と他者/第6講 身体/第7講 社会・国家・歴史/第8講 自然/第9講 美/第10講 生と死

    【本書のおもな内容】
    ・日本最初の哲学講義はいつ行われた?
    ・「哲学」という呼び名はこうして生まれた
    ・西田幾多郎の「純粋経験」を知る
    ・経験と言葉のあいだにあるもの
    ・言葉の創造性を考える
    ・人間の生のはかなさと死に迫る
    ・心によって生かされた身体とは
    ・田辺元が生み出した「種の理論」
    ・「自然」という言葉の歴史
    ・和辻哲郎の「風土論」
    ・美とは何か、芸術とは何か
    ・移ろうものと移ろわぬもの
    ・光の世界と闇の世界
  • 1,100(税込)
    著者:
    納富信留
    レーベル: ちくま新書
    出版社: 筑摩書房

    専門を越えた開かれた知へ!

    世界哲学とは、西洋中心の「哲学」を根本から組み替え、より普遍的で多元的な哲学の営みを創出する運動である。それは、私たちの生活世界を対象とし、多様な文化や伝統や言語の基盤に立ちつつ、自然環境や生命や宇宙から人類を反省する哲学であり、世界に生きる私たちすべてに共有されるべき普遍性をもった、本来の哲学を再生させる試みでもある。『世界哲学史(全9巻)』の成果を踏まえつつ、より広い視野で世界哲学を本格的に論じ、開かれた知の世界へと読者をいざなう。
  • 生きることが苦しいあなたに――。

    キリスト教国家デンマークに生まれ、いまなお哲学史にその名を刻むセーレン・キェルケゴール。母や兄弟との死別、厳格な父との葛藤、放蕩、婚約者との破局――。不憫な日々を過ごした青年は、孤独と憂愁の淵で深くへりくだる。その愚直な信仰と思索のあいだに立ち上がった〈実存哲学〉とはいかなる企てだったのか。『死に至る病』『不安の概念』などの代表作のみならず、残された膨大な日記や手紙を読み解き、“神に仕えるスパイ”という使命を生きた人間キェルケゴールの実像にせまる。
  • 1,012(税込)
    著者:
    平岡聡
    レーベル: 角川新書
    出版社: KADOKAWA

    向き合うのは、己か、仏か――。対照的なふたつの行を徹底比較。

    悟りか、救いか――。同じ仏教でも目指す最終到達点が異なるため、対極に見えるふたつの行。それぞれが、歴史・社会、美術と芸能、政治に与えた影響を明らかにしながら、日本仏教の独自性に迫る!

    ◆8つの視点から徹底検証。比べてわかる日本仏教の面白さ◆

    1 本家 vs. 分家
    2 保守 vs. 革新
    3 出家 vs. 在家
    4 悟り vs. 救い
    5 内向 vs. 外向
    6 引算 vs. 足算
    7 個人 vs. 集団
    8 坐禅 vs. 念仏
  • 「ネステッド・クライシス」の時代を生きる日本人へ!

    時事問題にも積極的に発言してきた「活動する哲学者」ガブリエルの目に映る、日本社会の「レイヤー」とは何か? 「90年代で足踏みしている」と評された日本人は、これからどうすればいいのか? 気候変動に始まった複合的な危機の時代を見通す視座を伝授する!
  • コロナが露わにした堕落した学者の姿
    学者は真理の探究を捨てた。カネの出し手に都合の良い論文を書くことが正義なのか。
    コロナの起源を一貫して追究してきた著者が人工ウイルス研究の闇に迫る!

    ●欧米では研究所起源説が主流に
    ●学会で聞いた学者たちの本音
    ●武漢研究所の最初の三人の感染者
    ●一流学術誌に掲載された疑惑の論文
    ●機能獲得研究は生物兵器開発を目的とする
    ●頻繁に起きる研究所からのウイルス流出
    ●生物学の常識から外れていったワクチン推進政策
    ●ワクチンを巡る医療産業複合体の闇
    ●真理より自分の損得を優先する学者たち
    ●なぜエリートは弱者をバカにするのか
    ●全体像に興味がない日本の学者
    ●日本で内部告発をすると冷遇される
    ●正義で動く人は金で動く人にはかなわない
    ●「陰謀論者」というレッテル貼りで終わらせない
  • 1,100(税込)
    著:
    久松真一
    レーベル: 法蔵館文庫
    出版社: 法藏館

    西洋的近代を超え、何ものにも縛られることなく無礙自在に生きる「絶対的自律」への道を考究し続けた稀代の哲人・久松真一。その哲学の核心を示す論考と自叙伝的エッセイ「学究生活の想い出」を収録。解説=星野元豊・水野友晴
  • 電車の中や部屋の中、気が付けばいつもスマホをスクロールしている。本当は何が知りたいのか、自分に何が必要なのかわからないままSNSの世界に浸り続け、気が付けば自分自身を見失ってしまった――。
    スマホ時代の過剰な繋がりによって失われた〈私〉を私たちはどうやって取り戻すのか。気鋭の哲学者による現代を生き抜くための思考法!

    【本書の主な内容】
    第1章 デフォルトの〈私〉
    ――――動物になるか、善い人になるか
    ・ミニオンズの憂鬱
    ・パッケージ化された善に警戒せよ
    ・目を閉じて、〈私〉の声を聴く

    第2章 〈私〉を取り戻すための哲学的思考
    ・「新デカルト主義」宣言
    ・判断しなくてよいという判断
    ・批判的思考のプロトタイプ

    第3章 ポスト・トゥルースを終わらせる
    ・SNSを気にする学生
    ・「正しさをめぐる争い」は終わりにする
    ・陰謀論は理性と情動に訴える

    第4章  ネガティブなものを引き受ける
    ・対話とネガティブ・ケイパビリティ
    ・アルゴリズムと自己消費
    ・「弱いロボット」から考える
  • 恋人、家族、友人、敵……人間関係の内奥にひそむ感情の本質を、異端の精神科医が詩のことばへと昇華する。数多のサブカルチャーに霊感を与えつづける伝説の書、復刊。
  • 死ぬのが怖いのは、人間だけ?

    人間に「生きる意味はない」――そう考えれば老いるのも怖くない。自分は「損したくない」――そう思い込むからデマに踊らされる。人気生物学者が虫の目、鳥の目、魚の目から、現代社会に蔓延る妄想を縦横無尽にバッサリ切る。

    【目次(一部)】
    1 人間に“生きる意味”はない
    歳をとるということ
    ついに後期高齢者になる
    歳をとって分かったこと――人生に生きる意味はない……他

    2 “生物目線”で生きる
    コロナ禍の沖縄に行く
    哺乳類の種の寿命に関わりなくがんの発症確率がほぼ同じなのはなぜか
    「虫」を使った常套句について……他

    3 “考える”を考える
    なぜカルト宗教にはまるのか?
    埋没コスト、タラ・レバ妄想、正常化バイアス
    美醜を決める基準はあるのか……他

    4 この“世界”を動かすものは
    ウクライナ紛争と穀物価格の高騰
    ウクライナ紛争後のEUのエネルギー戦略の行方
    エネルギー戦略・日本どうする……他
  • 人間は自由意志をもつ主体であり、過ちを犯した者が咎められ罰されることは、古くから共同体における基本的なルールと考えられてきた。一方、自由の存在を否定し「刑罰は無意味だ」とする神経科学や社会心理学の立場がある。はたして人間は自由な選択主体か。私たちが互いを責め、罰することに意味はあるのか。抑止、応報、追放、供犠といった刑罰の歴史的意味を解きほぐし、自由否定論、責任虚構論の盲点を突く。論争を超えて、〈人間として生きること〉を根底から問う哲学的探究。
  • 1995年3月20日
    地下鉄サリン事件は預言されていた

    あの「恐怖の大王」の詩の真相も解明
    ――ノストラダムスの預言詩に「人類滅亡」は、どこにも書かれていなかった

    ノストラダムスの「真意」を正しく読み解く

    世界的な国立公園のかたわらにある
    九の地名の宗教的国家
    (中略)
    地下鉄の中で人々は襲われ、
    突き刺し、浸した、
    異端者の 毒ガスを
    力ずくで吸わされるだろう
    (「3月20日 東京」より)
  • 自分の人生はもっと幸せなはずだったのに、と嘆く老人は多い。最後に「我が人生に悔いなし」と言えるかどうかは、どれだけの社会的成功を手にしたかで決まるのではない。勝ち組人生を送ってきた人でも、いつまでも自分が「すごい人間だ」と思い込んでいたら「裸の王様」になって孤立し、不満と後悔のうちに死んでいくことになる。人生を最後まで生き抜くのは大変な難事である。普通の暮らしに感謝する。他者との比較をやめ、執着しない――。人生の見方を変え、老いを輝かせて幸福を引き寄せる、高齢者とその家族必読の書。
  • ウイグル人が1000年受け継いできた重要古典
    〝弾圧される民族〟が紡いできた、崇高なる世界観・国家観・倫理観
    日本人向けにわかりやすく書かれた解説書!

    11世紀のウイグル人哲学者であり、カラハン帝国の法務大臣だったユスプ・ハス・ハジプ(1019~85)が著した ウイグル古典哲学の名著『幸福を与える智慧』の概説書。
    近年は中国共産党の弾圧政策により入手困難となりながらも、 多くのウイグル人が知っている民族古典を紐解きます。

    悪人の悩みは限りなく生じてくる
    善人の願いは日ごとかなっていく
    善人が善行を悔いたことがあろうか
    悪人は自分の欲望と引き換えに後悔に苛まれる
    悪事は後悔と悲哀をもたらす
    善いことをなせ、悪事を厭え   (本文「倫理とは何か」より)
  • 紫式部は地獄に堕ちた!?  源氏物語をめぐる読者たちの愛憎を紐解く

    千年にわたり連綿と読み継がれ、今や押しも押されもせぬ世界文学となった『源氏物語』。実はこの千年の読者たちには、物語をめぐる様々な愛憎があった。源氏受容史を辿る、まったく新しいアンソロジー。
  • フレーゲからラッセル,そしてウィトゲンシュタインへ――二十世紀初頭,言葉についての問いと答えが重なりあい,つながりあっていった.天才たちの挑戦は言語哲学の源流を形作っていく.その問いを引き受け,著者も根本に向かって一歩一歩考え続ける.読めばきっとあなたも一緒に考えたくなる.とびきり楽しい言葉の哲学.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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