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『経済、歴史、鹿野嘉昭、0~10冊(実用)』の電子書籍一覧

1 ~2件目/全2件

  • 富国強兵、殖産興業を支えた明治新政府の金融制度はどのようにつくられたのか? 当時の膨大な資料をもとに歴史の一コマが初めて明かされる。

    本書は、前史として江戸時代の大坂における両替商の金融機能と役割について検討した後、明治維新から明治14(1881)年頃までの間に実施された銀行制度の整備にかかわる動きを、為替会社の創設と破綻処理、国立銀行制度の創設と明治9(1876) 年の条例改正を基軸に据えて、ダイナミックかつ学術的に描き出すことをねらいとする。
    銀行制度の整備にかかわる動きを分析するに際し、新たな制度を導入するにあたって何が障害になり、それらはどのように克服されたのか、新たに導入された金融機関の経営はどのような状況にあったのか、といった観点を重視して、文献資料に加えて各種の統計データを利用するとともに、金融論の視点を加味して検証した結果を提示することにした。
    そうした分析視角に対しては、「現代的過ぎて、経済史ではない」という批判もあるかもしれない。しかし、そこに本書の特色があり、その意味で、やや異色の金融史として位置づけられる。
  • 3,344(税込)
    著:
    鹿野嘉昭
    レーベル: ――

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。藩札はどのように発行され、流通したのか。江戸時代の経済システムにおける藩札の意義はなにか。幕末期に藩札が乱発されたのは本当か。藩札に関する初の全国的研究。【主な内容】第1章 藩札前史としての私札の発展――伊勢国射和地方で発行された富山札を中心として第2章 藩札の一般理論――経済学の視点から第3章 藩札の流通実態――日本銀行による委託研究の成果を中心として第4章 いわゆる藩札=信用貨幣論争について第5章 銭匁勘定と銭遣い――江戸期幣制の特色を再検討する第6章 幕末期、藩札は濫発されたのか――藩札発行高推計に基づき、濫発論を再検討する第7章 藩札の整理について――明治初年における通貨統合の一側面

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