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『推理、新津きよみ(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~12件目/全12件

  • その名が語るのは嘘か真実か
    珠玉の短編ミステリ傑作選!

    ゆりかごから墓場まで、すべての人に一生ついて回る「なまえ」を巡る短編ミステリ傑作選。時効が迫る殺人事件のカギを握るのは「なまえ」だった(「時効を待つ女」)? 勝手に出生届を出した義姉。赤ん坊の命名にこだわった驚愕の理由は(「名づけられて」)。短編の名手による鮮やかなトリックと心理ドラマに息をのむ、8つの物語。

    【目次】
    名づけられて
    時を止めた女
    君の名は?
    時効を待つ女
    再燃
    お片付け
    紙上の真実
    こだわり
     あとがき
  • バナナの皮で、あの人殺せますか……?
    家族関係はどんでん返しの連続!

    夫と義母を殺した罪で、懲役10年の判決を受けた茅野春子。「多重介護殺人事件」として知られるこの悲劇に意外すぎる真相が?(「妻の罪状」)
    介護、遺産相続、8050問題、終活、夫婦別姓など、今日的な7つの問題をテーマに名手があざやかに描く、心揺さぶるミステリ短編集。変転する家族それぞれの心の機微が行きつく先にあるものとは……。

    第1話 半身半疑       
    第2話 ガラスの絆      
    第3話 殻の同居人      
    第4話 君の名は?      
    第5話 あなたが遺したもの  
    第6話 罪の比重       
    第7話 妻の罪状
  •  夫の定年を機に安曇野で田舎暮らしをしていた中井絹子を不幸が襲った。夫が脳梗塞で急逝したのだ。息子夫妻から上京を促されるも、キャリアウーマンの嫁・由梨と相性のあわない絹子は、一人自活を続ける決心をする。やがて、友人である美千代の息子の妻・里美が、絹子の面倒を見るようになった。だが、貞淑な里美にも嫁姑の確執があり……。20代、40代、60代、三世代の女性の愛と悩みを描く長編サスペンス。

    ●新津きよみ(にいつ・きよみ)
    1957年、長野県生まれ。青山学院大学卒。旅行会社、商社のOLを経て、88年に作家デビュー。『妻の罪状』(実業之日本社文庫)、『ただいまつもとの事件簿』(光文社文庫)、『二年半待て』(2018年徳間文庫大賞受賞作)など著書多数。『正当防衛』『匿名容疑者』『生死不明』『トライアングル』はテレビドラマ化、『ふたたびの加奈子』は『桜、ふたたびの加奈子』として映画化された。
  • 495(税込)
    著者:
    新津きよみ
    レーベル: ――

     あの事件を風化させたくない。兄を殺したあいつを殺すことで、事件を再び人々の記憶に刻むのだ……。ドラマの記録係(スクリプター)として活躍する田所有記は、見知らぬ女から「復讐殺人の一部始終を記録してほしい」と頼まれる。娘の命を脅かされ、協力を決意する有記。しかし、次第にリアルな殺人計画を記録することに引き込まれていく。そして起きた殺人の驚くべき真実とは!? 長編サスペンス。

    ●新津きよみ(にいつ・きよみ)
    1957年、長野県生まれ。青山学院大学卒。旅行会社、商社のOLを経て、88年に作家デビュー。『妻の罪状』(実業之日本社文庫)、『ただいまつもとの事件簿』(光文社文庫)、『二年半待て』(2018年徳間文庫大賞受賞作)など著書多数。『正当防衛』『匿名容疑者』『生死不明』『トライアングル』はテレビドラマ化、『ふたたびの加奈子』は『桜、ふたたびの加奈子』として映画化された。
  •  高橋芙美子は競売物件でマイホームを手に入れた。偶然、先住者も「高橋」であったため、表札はそのまま使うことにした。新生活は穏やかにスタートしたが、夫に海外赴任の辞令が出てしまう。そんなある日、「ただいま」と見知らぬ男がやって来た。男は先住の高橋家の長男で、七年余り家出をしていたという。男は消えたが、翌日、芙美子は二階で“ガリガリ”と不気味な音がしているのに気が付いた……。幸福な「高橋」家に襲いかかる、不幸な「高橋」家の影。ホラーサスペンス長篇。

    ●新津きよみ(にいつ・きよみ)
    1957年、長野県生まれ。青山学院大学卒。旅行会社、商社のOLを経て、88年に作家デビュー。『妻の罪状』(実業之日本社文庫)、『ただいまつもとの事件簿』(光文社文庫)、『二年半待て』(2018年徳間文庫大賞受賞作)など著書多数。『正当防衛』『匿名容疑者』『生死不明』『トライアングル』はテレビドラマ化、『ふたたびの加奈子』は『桜、ふたたびの加奈子』として映画化された。
  • 836(税込)
    著者:
    アミの会(仮)
    著者:
    大沢在昌
    著者:
    乙一
    著者:
    近藤史恵
    著者:
    篠田真由美
    著者:
    柴田よしき
    他3名

    人生は、迷いの連続!? 短編の名手による珠玉のミステリ8編

    大沢在昌/乙一/近藤史恵/篠田真由美/柴田よしき/新津きよみ/福田和代/松村比呂美

    数多くの傑作アンソロジーを生み出してきた実力派女性作家集団「アミの会(仮)」が、豪華ゲストを迎えて贈る、珠玉のミステリ小説集。空き部屋から真夜中に響く騒音の原因
    を調べると…(「未事故物件」)。深酒で記憶が飛んでいた間に、他人の家に迷い込んでしまい…(「迷い家」)。人生で起こる「迷う」時を鮮やかに切り取った8つの物語。

    【目次】
    近藤史恵「未事故物件」
    福田和代「迷い家」
    乙一「沈みかけの船より、愛をこめて」
    松村比呂美「置き去り」
    篠田真由美「迷い鏡」
    新津きよみ「女の一生」
    柴田よしき「迷蝶」
    大沢在昌「覆面作家」
    あとがき/福田和代
  • 737(税込)
    著者:
    新津きよみ
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    「夫を殺したい」
    と、思ったことがありますか?

    二十三年前に殺された父。母が殺人依頼したのかも……(「見知らぬ乗客」)。
    熟年離婚で手に入れたこの自由は手放したくない(「セカンドライフ」)。
    老後と呼ぶには若すぎる、寿命が延びた現代社会において第二の人生をどう生きるかは男も女も切実だ。
    そんなとき邪魔になるのは長年連れ添ったあの人――。
    定年世代の来し方行く末を七つの人生の情景で綴る、毒あり華あり上質のミステリー短篇集。
  • こんな恋は、最初で最後。短編の名手9人が贈る、甘くほろ苦い恋の物語――
    大崎梢/篠田真由美/柴田よしき/永嶋恵美/新津きよみ/福田和代/松村比呂美/光原百合/矢崎存美
    数多くの傑作アンソロジーを生み出してきた実力派女性作家集団「アミの会(仮)」による、極上の恋愛小説集。中学校で人気者だった女の子と再会した私。彼女が好きだった男性は……(「レモネード」)。妻の勧めでドイツ語教室に通い始めた夫。隣に座る女性が気になるが……(「アルテリーベ」)。ノスタルジックな9つの「初恋」の物語。
  • 737(税込)
    著者:
    新津きよみ
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    「殺意が見える女」
    (第五十一回日本推理作家協会賞短編部門候補作)を収録した名作短篇集

    仕事がしたい。
    なのに、あの男は“私の家”に帰ってきて偉そうに「夕飯」だの「掃除」だの命令する。
    苛立ちが募る女性作家のもとに、
    家事を手伝いたいと熱望する
    奇妙なファンレターが届く(表題作)。
    嫌いな女友達より、恋人を奪った女より、
    誰よりも憎いのは……夫かも。
    あなたが許せないのは誰ですか。
    第五十一回日本推理作家協会賞
    短編部門候補作を含む極上ミステリー七篇。
    (解説:杉江松恋)

    <目次>
    夫が邪魔
    マタニティ・メニュー
    二十五時の箱
    左手の記憶
    捕えられた声
    永遠に恋敵
    殺意が見える女
  • 704(税込)
    著者:
    新津きよみ
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    婚姻届を出すのは待ってほしい──彼が結婚を決断しない理由は、思いもよらぬものだった(「二年半待て」)。このお味噌汁、変な味。忘れ物も多いし……まさか。手遅れになる前に私がなんとかしないと(「ダブルケア」)。死の目前、なぜか旧姓に戻していた祖母。“エンディングノート”からあぶりだされる驚きの真実とは(「お片づけ」)。人生の分かれ道を舞台にした、大人のどんでん返しミステリー。
  • わたしの人生は充実する、あの夫、あの親族さえいなければ。子供も大きくなって、両親も老齢期に入り、時間を手に入れた世代の女たち。だが家族がらみの事件が、わたしを放さない。夫が急死した40代女性。子もなく、未亡人になった彼女は、遺産相続人となった亡夫の甥に心ときめいてしまい…(「夢の中」)。共通の趣味を持った男友達がきっかけで離婚された女性が、子連れで実家へ戻ると、父の再婚話が待っていた(「セカンドパートナー」)など、“夫以外”のシチュエーションをテーマに、女たちの日常に潜むミステリー全6編。
  • シリーズ6冊
    550715(税込)
    著者:
    新津きよみ
    レーベル: 祥伝社文庫
    出版社: 祥伝社

    単調な日常と無関心な家族。夫や娘の無神経な態度にキレた倫子は『捜さないで』と書置きを残し、友人の留守宅マンションで一時の解放感を味わっていた。ところがそこへ「捜し出したぞ」と見知らぬ男が興奮した面持ちで現われた。この男の不可解な一言こそが、倫子の転落への序曲だった…。日常から逸脱した主婦が見た、人間心理の深奥に潜む狂気とは?

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