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『推理、その他(レーベルなし)、501円~800円(文芸・小説、マンガ(漫画))』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全89件

  • シリーズ730冊
    99858(税込)
    著者:
    真生麻稀哉
    著者:
    MBビジネス研究班
    レーベル: ――

    20分で読めるミニ書籍です(文章量20,000文字程度=紙の書籍の40ページ程度)
    「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。

    書籍説明文
    発達障害診断を受けるにあたって、当事者が、どうすればいいかを事例を挙げて徹底指導!発達障害は、当事者にも雇用者にも社会にとってもデリケートな問題。トラブル対策完全マニュアルを味方にしよう!

    まえがき
    まず、この本を手に取っている架空の「あなた」の話をしましょう。
    「空気、読めないね」
    「こんなこともできないの?」
    「どうして、そういう考え方をするのか、わからない」
    他人から、こういうことを言われた経験と―
    「頭の中が色んな思考でいっぱい」
    「集中力がない」
    「一度集中すると、寝食何もかも忘れてしまう」
    「努力しても、努力してもうまくできないことがある」
    こんな自分の実感とが、ちかちかちかと点滅して―
    あなたは、「もしかして、俺(私)発達障害かもしれない」という疑いを抱くようになる。

    著者紹介
    真生 麻稀哉(シンノウ マキヤ)
    愛知大学国文学専修卒業。2013年、某マスコミ関係の会社で働いている時に、広汎性発達障害の診断を受ける。障害者手帳3級取得歴1年半。5月に会社を退職。現在は、小説の賞に応募を続ける傍ら、某広告代理店でライターとして勤務中。… 以上まえがきより抜粋
  • シリーズ12冊
    01,980(税込)

    月刊誌『ミレニアム』の発行責任者ミカエルは、大物実業家の違法行為を暴く記事を発表した。だが名誉毀損で有罪になり、彼は『ミレニアム』から離れた。そんな折り、大企業グループの前会長ヘンリックから依頼を受ける。およそ40年前、彼の一族が住む孤島で兄の孫娘ハリエットが失踪した事件を調査してほしいというのだ。解決すれば、大物実業家を破滅させる証拠を渡すという。ミカエルは受諾し、困難な調査を開始する。全世界で6000万部の売り上げを記録した驚異のミステリ三部作第一部。電子書籍版が上下合本で登場。
  • シリーズ11冊
    440594(税込)
    著者:
    田中芳樹
    レーベル: ――

    警察のお偉方が大集合しているビルで、突然出入りが不能となる異常事態が発生した!? 右往左往する上役を睥睨しつつ、従僕(?)を従えて、颯爽と登場する美女が一人。彼女こそ、警視庁きっての危険人物、「ドラよけお涼」こと薬師寺涼子警視その人だった。女神の美貌と悪魔の性格を兼ね備えたスーパーヒロインが怪物退治に挑む!
  • シリーズ12冊
    550660(税込)
    編集:
    日本放送協会
    編集:
    NHK出版
    レーベル: ――
    出版社: NHK出版

    そういえば、あの本のこと、なんにも知らずに生きてきた。

    一度は読みたいと思いながらも手に取らなかったり、途中で挫折してしまったりした古今東西の「名著」を25分間×4回=100分で読み解きます。各界の第一線で活躍する講師がわかりやすく解説。年譜や図版、脚注なども掲載し、奥深くて深遠な「名著の世界」をひもときます。

    ■ご注意ください■
    ※NHKテキスト電子版では権利処理の都合上、一部コンテンツやコーナーを掲載していない場合があります。ご了承ください。

    ■今月のテーマ
    「世界最高峰の大作」登頂に挑む

    20世紀ドイツ文学の最高傑作『魔の山』。作家トーマス・マンをノーベル文学賞に導いたとも言われる本作は、様々な価値観のはざまで葛藤する青年の姿を描く。混沌とする現実とどう向き合うのか。「魔の山」とは何を象徴しているのか。長大かつ難解な世界文学を余すところなく読み解く!

    ■講師:小黒康正
  • 栂野真琴は浦和医大の研修医。単位不足のため、法医学教室に入ることになった。真琴を出迎えたのは法医学の権威・光崎藤次郎教授と「死体好き」な外国人准教授キャシー。傲岸不遜な光崎だが、解剖の腕と死因を突き止めることにかけては超一流。光崎の信念に触れた真琴は次第に法医学にのめりこんでいく。彼が関心を抱く遺体には敗血症や気管支炎、肺炎といった既往症が必ずあった。「管轄内で既往症のある遺体が出たら教えろ」という。なぜ光崎はそこにこだわるのか――。解剖医の矜持と新人研修医の情熱が隠された真実を導き出す、迫真の法医学ミステリー! WOWOWで連続ドラマ化!
  • 770(税込)
    著者:
    倉阪鬼一郎
    レーベル: ――

     もはや戦後ではない、そんな言葉がささやかれるようになった昭和三十五年。だが鳥澤渡の戦後はまだ終わっていなかった。彼は無念の死を遂げた父の仇を討つため、薔薇が咲き誇る壮大な館へやって来た。ここの主人は戦時中は海軍大佐で、かぎりなく妄想に近い人体兵器を発案し、渡の父をはじめ多くの兵士を死に至らしめたのだ。いよいよ、始まる。美しいピアノの調べに乗って、復讐劇の幕はいま開いた。渡は胸の高鳴りを覚えた……。
     幻想的な筆致で描く長篇ミステリ小説。電子オリジナル作品。

    ●倉阪鬼一郎(くらさか・きいちろう)
    1960年、三重県伊賀市生まれ。早稲田大学第一文学部文芸専修卒。同大学院文学研究科日本文学専攻博士課程前期中退。在学中に幻想文学会に参加、1987年に短篇集『地底の鰐、天上の蛇』でデビュー。印刷会社、校閲プロダクション勤務を経て、1998年より専業作家。第3回世界バカミス☆アワード(2010年)、第4回攝津幸彦記念賞優秀賞(2018年)。ホラー、ミステリー、幻想小説、近年は時代小説を多数発表、オリジナル著書数は170冊を超える。
  •  その村では、いじめは娯楽の役割を果たしていた。そして、村の決めごとで、いじめの対象とされている“サント”とは……。おぞましい因習が残る、青森県P集落。大学の同僚教授・三崎忍に同行し、二十年ぶりに帰郷する「私」には、苦い思い出の土地だった。途中の新幹線で、「私」たちは同じ場所を目指す心理カウンセラーの桜木と出会う。だが、雪で閉ざされた縁切り寺で「私」たちを待ち受けていたのは、世にも奇怪な、連続殺人事件だった……。長篇ミステリ小説。電子版あとがきを追加収録。

    ●矢樹 純(やぎ・じゅん)
    小説家、漫画原作者。1976年、青森県生まれ。実妹とコンビを組み、加藤山羊の合同ペンネームで2002年、「ビッグコミックスピリッツ増刊号」にてデビューする。『あいの結婚相談所』『バカレイドッグス』などの原作を担う。2012年、「このミステリーがすごい!」大賞に応募した『Sのための覚え書き かごめ荘連続殺人事件』で小説家としてデビュー。2019年に上梓した短編集『夫の骨』が注目を集め、2020年に表題作で日本推理作家協会賞短編部門を受賞する。他の小説作品に『がらくた少女と人喰い煙突』『妻は忘れない』『マザー・マーダー』『残星を抱く』がある。
  • シリーズ2冊
    6731,650(税込)

    連続TVドラマ化!(出演 浜辺美波 安田 顕/テレビ朝日系 2020年1月クール) 
    本格ミステリ・ベスト10 2019原書房  第1位!

    美しき時計屋探偵が、事件や謎を解決!?
    時を戻すことができました
    アリバイは、崩れました!

    美谷時計店には「時計修理承ります」とともに「アリバイ崩し承ります」という貼り紙がある。難事件に頭を悩ませる新米刑事はアリバイ崩しを依頼する。ストーカーと化した元夫のアリバイ、郵便ポストに投函された拳銃のアリバイ……7つの事件や謎を、店主の美谷時乃は解決できるのか!? 「2019本格ミステリ・ベスト10」第1位の人気作、待望の文庫化! 解説/乾くるみ

    乾くるみ(小説家)さん絶賛!
    「本書を通じて、謎解き小説の面白さに目覚めてもらいたい」
    「唸り、仰け反り、ひざを打ち、最後には拍手喝采してしまいました」宇田川拓也 ときわ書房本店
    「大山節が炸裂している。全てが驚かされるぞ」三島政幸 啓文社ゆめタウン呉店店長
    「本格推理小説界の新たなる安楽椅子探偵に惜しみない拍手を送ります」井上哲也 大垣書店豊中緑丘店
  • シリーズ2冊
    6281,540(税込)
    著者:
    石持浅海
    レーベル: 祥伝社文庫
    出版社: 祥伝社

    湯浅夏美と長江高明、熊井渚の三人は、大学時代からの飲み仲間。毎回うまい酒においしい肴は当たり前。そこに誰かが連れてくるゲストは、定番の飲み会にアクセントをつける格好のネタ元だ。今晩もほら、気持ちよく酔いもまわり口が軽くなった頃、盛り上がるのはなんといっても恋愛話で……。ミステリーファン注目の著者が贈る傑作グルメ・ミステリー!
  • ニューヨークの電車の中で起きた奇怪な殺人事件。おそるべきニコチン毒をぬったコルク玉という新手の凶器が使われたのだ。この密室犯罪の容疑者は大勢いるが、聾者の探偵、かつての名優ドルリー・レーンの捜査は、着々とあざやかに進められる。“読者よ、すべての手がかりは与えられた。犯人は誰か?”と有名な挑戦をする、本格中の本格。
  • 狂気じみたハッター家の当主の死体がニューヨークの港から発見され、その後一族の中で次々と奇怪な惨劇が起こる。サム警視の依頼を受け、ドルリイ・レーンはその恐るべき完全犯罪の意外きわまる真相を解き明かそうとするが……犯罪の異常性、用意周到な伏線、明晰な推理。本格ミステリ不朽の名作、新訳決定版!
  • シリーズ5冊
    659989(税込)
    著者:
    銀河忍
    著者:
    MBビジネス研究班
    レーベル: ――

    【書籍説明】

    時計塔がシンボルの街、アンデールで出会った少年レスターとゴーストのアダム。

    2人はひょんなことから相次いで起こる行方不明者の事件の真相究明に乗り出す。

    霧のかかる橋で少年が見たものは一体何なのか?

    無鉄砲で姉想いの少年と記憶をなくしたゴーストが繰り広げるファンタジックなミステリー。


    【目次】
    1 時計塔と霧の町で
    2 アンデール警察署にて
    3 その少年、レスター・ブラフォード
    4 路地裏の探偵
    5 デール川のゴースト
    6 そしてゴーストと少年は
    7 喪服のレディ
    8 なぜ、彼女は嘆くのか?
    9 ゴーストとゴーストのタンゴ
    10 Unknown ~アンノウン~



    【著者紹介】

    銀河忍(ギンガシノブ)

    児童書作家。

    子どもの頃からファンタジーが大好きで、少年少女に向けた物語を中心に小説やその小説にちなんだ挿絵を描いている。

    「大人も子供も楽しめる作品を広めていきたい」という想いから、主にファンタジーを手がける児童書作家として活動中。
  • シリーズ20冊
    329989(税込)
    著者:
    潮美瑶
    著者:
    MBビジネス研究班
    レーベル: ――

    さっと読めるミニ書籍です(文章量24000文字以上 32,000文字未満(30分で読めるシリーズ)=紙の書籍の50ページ程度)

    【書籍説明】
    文久三年(1863)春、洛西壬生村に十三人の剣客集団が誕生した。「新選組」である。

    京都守護職会津中将松平容保の御預りとなり、上洛する将軍の警護と王城の治安維持の役目に就いた。

    新選組副長土方歳三は、生来不合理なことが大嫌いである。
    謎があれば、寝食を忘れて真相を突き止めずにはいられない。
    副長という激務の傍ら、市井の事件にも首を突っ込むことになる。

    文久三年春、京洛を荒し廻る尊攘浪士の一団があった。
    「神命党」と名乗り、「軍資金調達」と称して裕福な商家を襲う。新選組は天道組全滅に躍起になった。

    夜の市中巡察中、歳三と沖田総司は血塗れの少女に出会った。
    豪商鴻池に押し込んだ神命党に斬られたという。歳三と総司が鴻池に駆けつけると、もう一人少女が殺されていた。

    「神命党の正体は?」「神命党は、なぜ少女達を殺したのか?」

    歳三は神命党の謎を追う。

    (最初にお断りしておきますが、「土方歳三事件簿」はフィクションです。登場人物の出自や年齢が史実と違うところもありますが、御了承ください)


    【目次】

    神命党

    少女殺し

    壬生浪

    預かった娘

    引き込み役

    記憶喪失

    鍼医

    大舞台

    鴻池善右衛門

    新選組出動

    真犯人

    功名手柄

    浅葱の隊服


    … 以上まえがきより抜粋
  • 719(税込)
    著者:
    太田紫織
    レーベル: ――
    出版社: 潮出版社

    『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』シリーズ著者・太田紫織先生、最新ミステリー。

    「人や物、物事への執着や愛情、「好き」という感情にまつわる事件を解決する。

    【あらすじ】
    幼馴染の昴と宵深は同じ高校のクラスメイト。
    ある日、学級委員の宮川ひなとの帰り道で、
    彼女の推しの男性シンガーの配信を見る。
    その配信で高額の投げ銭をするアカウントに対し、
    ひなは「この子、たぶんエリだ・・・」とつぶやく。
    ひなの心配をよそに、ある日エリは「マネージャーさん経由で連絡が来たの」と誇らしげな様子だが・・・・
  • 737(税込)
    著者:
    田畑農耕地
    レーベル: ――
    出版社: 文芸社

    第4回草思社・文芸社W出版賞金賞受賞作『壮途の青年と翼賛の少女』を改題。

    高2の街端路人は文芸部の合宿で山荘に来ていたが、そこは窓に鉄格子がはまり、正面玄関からも脱出不可能という異様な施設だった。そのうえ他の部員達は似ても似つかない中年男を顧問の教師だと思いこんでいる。状況の異常さに気づいた街端と4人の部員達は職員に気づかれないように施設内を調べはじめる──。第4回草思社・文芸社W出版賞金賞受賞作『壮途の青年と翼賛の少女』を改題。
  • 19歳の幼な妻・月美(つきみ)の旦那様は刑事。
    いつも事件の捜査に忙殺され、夜の営みもおあずけばっかり。。
    夜の夫婦生活を取り戻すため、幼な妻は名探偵となる…!!

    全2巻が合本版として登場!!
  • シリーズ3冊
    7851,980(税込)
    著者:
    今野敏
    レーベル: ――
    出版社: 徳間書店

    横浜・元町で大学生がヘロイン中毒死した。暴力団・田家川組が事件に関与していると睨んだ神奈川県警みなとみらい署暴対係警部・諸橋は、ラテン系の陽気な相棒・城島と事務所を訪れる。ハマの用心棒――両親を抗争の巻き添えで失い、暴力団に対して深い憎悪を抱く諸橋のあだ名だ。事件を追っていた新聞記者、さらには田家川組の構成員まで本牧埠頭で殺害され、事件は急展開を見せる。
  • 770(税込)
    著者:
    薄井ゆうじ
    レーベル: ――

     夕海子は、寒くなるとその名簿をひらく。名簿からランダムに選んで、その一人に電話をかける。家を訪ねていく。そして、泊めてくれないかと頼む。それが行き詰まったとき、夕海子は最後の手段に出る。彼女を暖かな場所に連れ戻してくれる最後の脱出装置は、いつも抱えている黒いボストンバッグの底にある……。長篇サスペンス。

    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
  • SNSで大反響!
    「奇病に罹った少女と怪しい医者の話」が待望の単行本化!
    単行本でしか読めない描きおろし漫画「ある少女の診療録」も収録!

    もうここには居られない――。
    原因不明の病に苦しむ少女と、
    その病の謎を追い求める怪しい医者の物語。
    “奇病”を巡る、ダークミステリーファンタジー開幕!!


    父が遺した屋敷で義母と義姉と暮らす少女・アリアは、
    虐げられながらも唯一自分を愛してくれた父との思い出だけを縁(よすが)に生きていた。
    しかしある日、体調を崩したアリアは咳と共に謎の黒い液体を吐き出す。
    それは次第に瘴気となって、屋敷中の人間を瞬く間に昏睡状態に陥らせた。
    助けを求めて屋敷を飛び出したアリアは、奇妙なマスクを着けた男と出会い……。


    【担当編集より】
    若手新鋭作家・Sue Lue(スールー)さんの作品が、
    ついに、ついに、単行本化です!!

    義理の母と姉と暮らしてる少女が
    ある日、突然、病を発症して怪しい医者と出会い、
    治療を通して…というところから物語は始まります。

    現代病として実際にあるんじゃないかと思わせるような
    奇病ファンタジー設定が盛り込まれています。
    作中で繰り広げられていくアレコレを通し、
    治療中だけではなく治療後に抱える不安や悩み、
    人との関わり等についても考えさせられたり、学ぶこともあったり……と、
    いろいろな場面で登場人物たちの心の機微がリアルに描かれています。

    アリアとドクターの関係性の変化にも注目していただきたいのですが、
    本作にはいくつかのテーマが盛り込まれています。
    未読な方のためにも現時点ではそのあたりの情報は控えますが、
    今だからこそ読んでもらいたい作品です。

    この奇病は一体なんなのか。

    奇病、迷信、ダークファンタジー、マスク(!?)等の設定だけではなく、
    ミステリー要素が好きな人にもハマること必至です!

    物語の構成、世界観の設定をはじめ、各話の引きを秀逸に仕上げる、
    著者のSue Lueさんの「アリアの診療録」、
    ぜひ皆様にお楽しみいただけましたら幸いです。
    (怪しい医者が時折みせる、おちゃめな言動にも注目です!笑)

    【目次】
    ・第1話
    ・第2話
    ・第3話
    ・第4話
    ・描き下ろし「とある少女の診療録」
  • シリーズ7冊
    5281,760(税込)
    著者:
    西澤保彦
    レーベル: ――

    新ヒーローは、正体不明な公務員!

    腕貫着用、神出鬼没な謎の公務員探偵が、市民の悩みや事件を鮮やかに解明! そしてついに女子大生ユリエと……!? 三年連続、四月四日の午後四時に鳩の死骸と人の死に直面した配送員。これは偶然なのか、必然なのか。そして今年もまた、四月四日がやってくる――「贖いの顔」。 四十年前に不倫相手の女性を殺してしまった。なぜ、彼女の夫はその罪を被ってくれたのか? 夫の葬儀の日、長年の謎が明かされる――「秘密」。 妻子と別れ、一人マンションに暮らす男。彼が契約した住人専用駐車場に、決まって月曜の朝に不特定多数のドライバーに無断駐車されてしまう。その理由は?――「どこまでも停められて」。 女子大生・ユリエが企画した幼稚園の同窓会の最中に、参加者が殺害された。不可解な遺留品の謎、犯人は? そして動機は?――「いきちがい」。 お馴染み刑事コンビも登場、今日も櫃洗市は大騒ぎ! 絶好調「腕貫探偵」シリーズ待望の新作短編集! 未収録話「セカンド・プラン」を掲載した電子書籍特別版。
  • 不思議な植物や人の紡ぐ想いを解き明かす──。
    透明人間の植物学者と大学生アルバイトの、奇妙な植物たちにまつわる物語、開幕!

    レコード店の閉店に伴い、新しいアルバイト先を紹介された旭。それは大学の裏山にある、大きな屋敷に住んでいる“少し変わった植物学者”のお手伝いをするというもの。だが、屋敷に向かう途中、一本道の山中でなぜか迷子になってしまう。じつは旭は幼少期にも不思議な経験をしていて……。

    見えない優しさに、人の願いと想いが交錯する──。これは、とある奇妙な植物学者と、奇妙な植物たちの物語。
    単行本でしか読めない、描き下ろし16Pを収録!

    【電子書籍限定特典】
    ・描き下ろし漫画
    ・SNS等に公開したイラスト
    ・未公開イラスト
    ※公開状況は2021年12月時点のものです

    【担当編集より】
    いろいろとネタバレになってしまうため、多くは語れないのですが、1話ごとにホロリ──切ないようであたたかい、くすっと笑みがこぼれそうで涙があふれる、そんな心にじんわりとくる物語が詰まっています。
    さらに単行本ならではの描き下ろしエピソードによって本編の読了感が増します!(目から汗…、が出てきそうになります。)
    ちょっと不思議な日常や自然、植物、怪奇、童話、伝承、オカルト、因習など……が好きな方はもちろんのこと、ミステリーのような雰囲気を楽しめながらもヒューマンドラマな本作。
    思いの伝え方や受け止め方が不器用な人、周りの目を気にして身動きが取れない人、生きづらさを抱えている方等々、ぜひお手に取っていただけましたら嬉しいです。
    時間に追われる現代人の、疲れた心にもきっと響くはず。また読了後はぜひカバーをじっくりご覧ください^^
    ※第2巻は2022年、夏秋頃に発売予定、Webメディア・マトグロッソで連載中です!

    【目次】
    ・第一話
    ・番外編ストーリー漫画(描き下ろし)
    ・第二話
    ・番外編ストーリー漫画(描き下ろし)
    ・第三話
    ・グリーンフィンガーズの裏庭(描き下ろし)
    ・【電子書籍限定特典】
  • 770(税込)
    著者:
    斎藤澪
    レーベル: ――

     東京近郊の新興住宅地で、コンビニ帰りの主婦が心臓をひとつきという鮮やかな手口で刺し殺された。現場で目撃されたのは、五月だというのに黒いオーバーコートを翻して走り去った男だった。目撃証言を手掛かりに捜査を進める所轄の刑事たち。だが、血痕の付着したコートを発見した後、またもやコートを着た男に近所の主婦が殺害される。焦りを深める捜査陣の前に、事件を嗅ぎ回る奇妙な男が現れた。あまり仕事熱心とはいえない若手の刑事・久保崎は、ルポライターと称するこの男が気になり、接近してみると……。長篇サスペンス・ミステリ。

    ●斎藤澪(さいとう・みお)
    1944年、東京生まれ。国学院大学文学部国文科卒業。雑誌編集部、広告代理店勤務を経て作家活動に入る。1981年『この子の七つのお祝いに』で第1回横溝正史賞を受賞して小説家デビュー。『赤いランドセル』『冬かもめ心中』『花のもとにて』など著書多数。
  • 770(税込)
    著者:
    斎藤澪
    レーベル: ――

     宮嶋美由紀は愛する夫と2人の息子をもつ平凡な主婦。友人の新居パーティーの席上、思いがけず大学時代の不倫が暴露された。いたたまれず飛び出した美由樹は、その新居がかつて愛した男の家のそばであることに気づく。だが、懐かしさで訪ねたそこは廃屋となり、一体の地蔵が残されているだけだった。バス道路に向いて立つ、謎の地蔵。その足元に落ちていた五円玉を何気なく拾ったが、その後、彼女の身に次々と災難が降りかかって……。
     家庭の幸せに安穏とする主婦が陥っていく蟻地獄の恐怖を、戦慄のタッチで描く。長篇サスペンス・ミステリ。

    ●斎藤澪(さいとう・みお)
    1944年、東京生まれ。国学院大学文学部国文科卒業。雑誌編集部、広告代理店勤務を経て作家活動に入る。1981年『この子の七つのお祝いに』で第1回横溝正史賞を受賞して小説家デビュー。『赤いランドセル』『冬かもめ心中』『花のもとにて』など著書多数。
  •  フリーカメラマン・郷原八斗は、婦人雑誌の取材のため、編集者・辻井と連れだち、丹波篠山を訪れる。新緑まぶしい6月の半ばであった。郷原は藪の中で、木洩れ日に妖しく煌く朱色の光を見た。それは、雨曝しのまま佇む石仏の掌上に燃えたつ、ひとつの鬼灯(ほおづき)の精巧なやきもの。郷原は息を呑み、心を奪われた。そして辻井が消息を絶ったのは、その直後だった。辻井失踪の鍵を握るのは、12年前に起きた不可解な殺人事件で嫌疑を問われた陶芸家・市田、それに郷原の心の中に揺らめきたつ、あの紅く燃える鬼灯であった……。
     人間の業の轍のうえに錯踪する男と女の愛憎と哀しみを詩情豊かに謳う、珠玉の本格長編ミステリ。

    ●斎藤澪(さいとう・みお)
    1944年、東京生まれ。国学院大学文学部国文科卒業。雑誌編集部、広告代理店勤務を経て作家活動に入る。1981年『この子の七つのお祝いに』で第1回横溝正史賞を受賞して小説家デビュー。『赤いランドセル』『冬かもめ心中』『花のもとにて』など著書多数。
  • 770(税込)
    著者:
    日下圭介
    レーベル: ――

    “石川啄木詩情の旅”ツアー最終日、滞在先の盛岡のホテルで、参加者の一人・折原香奈子が殴殺された。凶器は南部鉄の水盤。だが捜査は難航し、事件は迷宮入りの様相を濃くしていた。一方、新進作家・千波由紀はツアー仲間と、啄木のある謎の研究を続けていた。その矢先、死んだ香奈子が啄木日記の欠落部分を入手していたことが判明、事件は意外な展開を見せ始めた。やがて浮上する、啄木の恐るべき秘密とは? そして第二の殺人が……。綿密な資料調査と取材をもとに贈る、歴史&本格推理の傑作。

    ●日下圭介(くさか・けいすけ)
    1940年和歌山県生まれ。早稲田大学第一商学部卒。1965年朝日新聞社に入社。1975年『蝶たちは今…』で第21回江戸川乱歩賞を受賞。1982年『鶯を呼ぶ少年』『木に登る犬』で日本推理作家協会賞・短編賞を受賞。その後作家活動に専念し、『黄金機関車を狙え』などの近代史ミステリーで新境地を開く。
  •  ロシア革命、激動の時代。ロシアの各地で激しい内戦が繰り広げられていた。ボルシェビキ革命派=赤衛軍と、それに対抗する反革命派=白衛軍の争いが主だが、英仏米日などが派兵した上、赤軍側にはパルチザンがついたため、混沌とした様相を呈していた。そんな中、反革命勢力の軍事指揮官・セミョーノフ狙撃さるの報は、白衛軍のみならず、日本帝国陸軍をも震撼させた。政治的混乱に巻き込まれた邦人居留民の運命は? そしてセミョーノフがかき集めたという莫大な金塊のゆくえは? 長篇冒険サスペンス。
  • 乱歩賞作家が満を持して贈る
    純文学ミステリーの最高傑作!

    京都の小さな町で、遺書らしきメモとともに34 歳の女性・小倉由那の遺体が発見された。それから数日後、同じ町で心療内科を開業する本宮慶太郎のもとを、女子高生の棚辺春来が母親に連れられて訪ねてくる。彼女の不調の原因を探ろうとする慶太郎は、春来の口から由那の死に関する驚くべき疑念を聞いてしまう。摂食障害の女子高生と、命を落としたパート女性の間には何があったのか――。
  • 770(税込)
    著者:
    貫井徳郎
    レーベル: ――

    女性教師が自宅で変死--
    謎が謎を呼び、推理が推理を呼ぶ
    貫井徳郎 本格ミステリの最高傑作!

    女性教師はなぜ死んだ?
    多重解決ミステリの神髄!!
    小学校の女性教師が自宅で死体となって発見された。ホワイトデーにチョコレートを送った同僚の男性教師が容疑者として浮かび上がり、事件は簡単に解決すると思われたが……。浮かんでは消える容疑者たち。いったい誰が犯人なのか? 死んだ女性教師は何者だったのか。推理が推理を呼ぶ、超絶技巧の挑戦作であり、ミステリの常識を超えた衝撃作!
    解説/千街晶之

    【目次】
    Scene1
    虚飾の仮面
    Scene2
    仮面の裏側
    Scene3
    裏側の感情
    Scene4
    感情の虚飾
    解説 千街晶之
  • 770(税込)
    著者:
    日下圭介
    レーベル: ――

     両親に先立たれ、病身の弟をかかえる朝吹沙枝子は、偶然知りあった女性の好意で、東京・青山の宝石店に就職した。だがある日、店から消えたダイヤの指環が沙枝子のコートのポケットから見つかり、正体不明の女から脅迫電話がかかってきた。身に覚えのない“証拠写真”を持っているという。不運の身を嘆く沙枝子だったが、さらに恐るべき罠が彼女を待ちうけていた。女の意のままに操られるうちに、思いがけず人を殺めてしまい……。長篇サンペンス・ミステリ。

    ●日下圭介(くさか・けいすけ)
    1940年和歌山県生まれ。早稲田大学第一商学部卒。1965年朝日新聞社に入社。1975年『蝶たちは今…』で第21回江戸川乱歩賞を受賞。1982年『鶯を呼ぶ少年』『木に登る犬』で日本推理作家協会賞・短編賞を受賞。その後作家活動に専念し、『黄金機関車を狙え』などの近代史ミステリーで新境地を開く。
  • 770(税込)
    著者:
    斎藤澪
    レーベル: ――

     警視庁殺人課の刑事・宮浦江利子は、恋人の赤峰真治が自殺したのを機に警察を辞めた。彼は叔母殺しの容疑をかけられた上、江利子と同業の刑事たちに追い詰められて、無念の死を選んだのだった。四年後、その経歴を買われて探偵になった江利子は偶然、真治の事件に関する新たな警察情報を得る。真治はなぜ死ななければならなかったのか? 当時の警察捜査は適正なものだったのか? 手負いの野獣として生きてきた元女刑事は、復讐を誓って真相を追いはじめる……。長篇サスペンス・ミステリ。

    ●斎藤澪(さいとう・みお)
    1944年、東京生まれ。国学院大学文学部国文科卒業。雑誌編集部、広告代理店勤務を経て作家活動に入る。1981年『この子の七つのお祝いに』で第1回横溝正史賞を受賞して小説家デビュー。『赤いランドセル』『冬かもめ心中』『花のもとにて』など著書多数。
  • 770(税込)
    著者:
    斎藤澪
    レーベル: ――

     毛糸の焦げるような厭な臭いに、女は一台だけ動いている乾燥機の方へ近づいていった。洗濯物に混ざってゴム手袋のようなものが見える。それにしては小さすぎた。不意に背筋が震えた。キナ臭いにおい。喉の奥がむかつく。血が引いてゆく。それでもガラスドアから目を離すことができない。どう見てもそれは人間の手だ。それも、子供の手だ……。
     東京・田園調布。高級マンションのコインランドリーから女児の死体が見つかった。誰がこんな残虐なことを? ワイドショー番組の特派記者である浅見恭介は、次第に事件取材にのめりこんでゆく。長篇サスペンス。

    ●斎藤澪(さいとう・みお)
    1944年、東京生まれ。国学院大学文学部国文科卒業。雑誌編集部、広告代理店勤務を経て作家活動に入る。1981年『この子の七つのお祝いに』で第1回横溝正史賞を受賞して小説家デビュー。『赤いランドセル』『冬かもめ心中』『花のもとにて』など著書多数。
  •  音響機器メーカーに勤める早瀬喬は、人生の恩人である宗田克人の突然の訃報を聞き、愕然とした。しかも、宗田が亡くなる直前に書き上げた原稿がなくなっているという。早瀬は通夜の席で知り合った女性と、宗田が列車に轢かれたという山梨県上野原町の現場を訪れ、宗田の死に不審の念を強くする。原稿は下山事件……昭和二十四年に起こった下山定則初代国鉄総裁の轢死事件の驚くべき真相について書かれていたというが、その内容を知るものはいない。早瀬が女性編集著の協力を得て、消えた原稿の行方を追ううちに、二つの轢死事件の接点が見え始めた……。
     戦後史最大の謎とされた怪死事件に肉迫する著書渾身の現代史推理。

    ●日下圭介(くさか・けいすけ)
    1940年和歌山県生まれ。早稲田大学第一商学部卒。1965年朝日新聞社に入社。1975年『蝶たちは今…』で第21回江戸川乱歩賞を受賞。1982年『鶯を呼ぶ少年』『木に登る犬』で日本推理作家協会賞・短編賞を受賞。その後作家活動に専念し、『黄金機関車を狙え』などの近代史ミステリーで新境地を開く。
  •  宮崎県沖の孤島・吐雷島で殺人事件が発生、容疑者・菱沼は台風襲来で脱出不可能なはずの島から姿を消した……。十年後、映像制作者・守谷達司の周囲で、突如不可解な出来事が続発。「吐雷島事件の犯人を見た」と電話してきた男が殺害され、さらに奇妙な電話が相次いだ。守谷は、偶然知り合った美少女・絵梨菜と共に調査を開始するが、直後、またも事件に関わる二人の男が謎の死を迎える。はたして事件の真相は? 消えた菱沼の行方は……。
     1884年に起きた日本近代史上最大の農民蜂起「秩父事件」を下敷きに、名手が会心のトリックで贈る正統派本格推理。

    ●日下圭介(くさか・けいすけ)
    1940年和歌山県生まれ。早稲田大学第一商学部卒。1965年朝日新聞社に入社。1975年『蝶たちは今…』で第21回江戸川乱歩賞を受賞。1982年『鶯を呼ぶ少年』『木に登る犬』で日本推理作家協会賞・短編賞を受賞。その後作家活動に専念し、『黄金機関車を狙え』などの近代史ミステリーで新境地を開く。
  •  名古屋駅裏の商店街に放置された黒い布製の旅行カバン。その中には女性の絞殺死体が収まっていた。誰が、なんのために? 殺人者にとって、死体を晒すよりも隠す方が格段に安全なのに。目黒区碑文谷で翻訳仕事に携わる吉本紀子は、被害者となった義母の無念を晴らすため、単身で事件の調査を始めた。福井県秋津村、静岡県浜松市、滋賀県余呉湖、長野県伊那……。愛知県警察本部所属の広域捜査官・上島透警部の協力を得て、少しずつ真相に近づいていくが、真犯人は鉄壁とも言えるアリバイで身を防御していた!
     第2回鮎川哲也賞受賞作品である『不連続線』が、30年の時を経て全面改稿。また、美貌の推理作家・吉本紀子シリーズの出発点となる傑作ミステリ。

    ●石川真介(いしかわ・しんすけ)
    1953年、福井県鯖江市生まれ。東京大学法学部卒。トヨタ自動車に40年間勤務。1991年に『不連続線』で第2回鮎川哲也賞を受賞。推理作家・吉本紀子を主人公にして、錯綜したストーリーと堅牢な構成、女性の数奇な運命と斬新な社会テーマ、丹念な現地取材に基づくローカル描写とグルメ、そして奇抜なアリバイ崩しの長編旅情ミステリーを得意にしている。『女と愛とミステリー』(テレビ東京)、『木曜ミステリー』(テレビ朝日)でドラマ化。福井ふるさと大使。鯖江市ふるさと大使。日本推理作家協会会員。
  •  推理作家・吉本紀子の元に、突然の招待状が届いた。真珠宝飾品の販売を全国展開しているミホコ真珠の社長・原田美穂子から、伊勢志摩の高級ホテルへの滞在を呼びかけられたのだ。長年の捜査パートナーである上島透警部が昇進して警視になった今、紀子の特任捜査官の資格は取り上げられ、さらに小説本来の仕事が先細りしている現状では、刺激的でありがたい申し出だった。とはいえ、世の中に甘い話などあるわけがない。いささかの厄介物が待ち構えていることは察しがつく。どんな相談を持ちかけられるやら。そう警戒していたのだが、まさかホテルに到着したその夜に、凄惨な殺人事件が起きるとは……。
     美貌の推理作家・吉本紀子が活躍する人気ミステリシリーズ。完全書き下ろしの電子オリジナル作品。

    ●石川真介(いしかわ・しんすけ)
    1953年、福井県鯖江市生まれ。東京大学法学部卒。トヨタ自動車に40年間勤務。1991年に『不連続線』で第2回鮎川哲也賞を受賞。推理作家・吉本紀子を主人公にして、錯綜したストーリーと堅牢な構成、女性の数奇な運命と斬新な社会テーマ、丹念な現地取材に基づくローカル描写とグルメ、そして奇抜なアリバイ崩しの長編旅情ミステリーを得意にしている。『女と愛とミステリー』(テレビ東京)、『木曜ミステリー』(テレビ朝日)でドラマ化。福井ふるさと大使。鯖江市ふるさと大使。日本推理作家協会会員。
  • 660(税込)
    著者:
    麻野涼
    レーベル: ――
    出版社: 徳間書店

    群馬県の田舎町で起きた夫婦殺害事件の犯人として、被害者の幼馴染で建設現場労働者の大船貢が逮捕された。
    濡れ衣であったが、前橋地方裁判所は懲役15年の判決を下す。控訴審の高裁判決も一審と同じであった。
    大船には妻と一男三女の子供がいたが、逮捕・裁判の過程で、妻は精神を病み、長女は事件を苦に中三のときに自殺、次女は行方不明となった。
    冤罪によるマスコミ報道・地元住民のいじめによって貧しいながらも幸せだった家庭は一挙に崩壊したのだ。
    三女・典子は高校卒業後、上京し働きながら看護学校を卒業し、看護師として働いていた。
    末期ガン患者を世話する彼女の病室に、ある日、元教師の老人が入院してきた。
    老人は毎夜うなされ、うわごとを繰り返すが、それは二人のひとの名前のようだった。
    その名前とは、ひとりは自殺した彼女の姉であり、もうひとりは冤罪のもとになった殺人事件の被害者の名前だったのだ…

    意外なところから、自分を不幸のどん底に突き落とした殺人事件と、姉の自殺の真相をつきとめる手がかりを得た典子は、冷たい復讐の心を宿しながら謎を追い始める。
    書き下ろし長篇社会派ミステリー力作。
  • 660(税込)
    著者:
    麻野涼
    レーベル: ――
    出版社: 徳間書店

    テレビ局ディレクターの新田直子のもとに国際電話が入る。古い友人を訪ねてブラジルに行った元外交官の父親・剛からだ。
    彼はは「死の天使・ヨーゼフ・メンゲレが生きている」と言うのだ。もし本当ならば世界的なスクープだ。
    直子は真偽を確かめるためにブラジルへ飛ぶ。その直後、剛はポーランド・ワルシャワ郊外で射殺体となって発見される。
    なぜブラジルにいるはずの新田剛がワルシャワで殺されなければならないのか……。
    ブラジルに到着した直子は、いきなり父親の死を知らされ、ショックを受けるが、死の真相を突き止めるため行動を起こす。
    だが、事件の背後にはナチスドイツの亡霊が不気味にうごめいていた……
  • S医大で医療ミスにより少女が死亡した。
    S医大はS県の医療界を牛耳る丸島一族に支配されている。病院ぐるみで事件の隠蔽が図られた。
    小野寺賢は医療過誤のカルテ改ざんに加担したが、良心の呵責に耐え切れず、ブラジルへと渡る。
    医大生時代に恋人だったブラジルからの留学生マリヤーニをたよって日本を逃げだしたのだ。
    だが、ブラジルの現実はもっと悲惨なものだった。
    マリヤーニはHIV患者を救済するNPOのメンバーとして活動していた。ブラジルが推進しようとしているジェネリックス薬開発の賛同者でもあった。
    ジェネリックスを開発するために、米国の薬品メーカーから不法に製造法を盗み出し、独自にコピー品を作るという危険な活動をおこなっているのだ。
    ファベーラと呼ばれるスラムを拠点に絶望的医療活動に従事するマリヤーニの姿に、小野寺は自分が失っていた医師としての本来の姿を発見する。
    彼女たちに共鳴する小野寺だったが、米国医薬会社がマフィアを使って容赦ない弾圧に乗り出した。
    書き下ろしヒューマンサスペンス
  •  殺された当日、沢渡自身が吹き込んでいたボイスレコーダーの内容……。それによって少なくとも足取りはわかるだろうし、もしかすると沢渡が吹き込んだ内容の中に、事件解決の糸口があるかもしれない。沢渡が最後に回った地下街は、全部で六ヵ所。梅田の『ホワイティうめだ』、京橋の『コムズガーデン』、難波の『なんばウォーク』と『NAMBAなんなん』、天王寺の『あべちか』、そして堂島の『ドージマ地下センター(ドーチカ)』である。たぶん沢渡の頭の中では何らかの必然性があって、最終的な取材をこの六ヵ所に絞ったものと思われる。(「オルフェウスのダンジョン」より)
     大阪府下の地下街を舞台にした表題作の他、福井県の越前海岸を舞台にした「Murder in memory」、三重県名張市を舞台にした「うつし世は悪夢」、京都府の丹後半島を舞台にした「そして天女は舞い降りた」の中篇ミステリ4本を収録。電子オリジナル作品。

    *Murder in memory
    *オルフェウスのダンジョン
    *うつし世は悪夢
    *そして天女は舞い降りた

    ●石井敏弘(いしい・としひろ)
    1962年、岡山県倉敷市生まれ。岡山商科大学卒業。1987年、第33回江戸川乱歩賞を『風のターン・ロード』で受賞。ミステリー・イベント用原作小説の書き下ろし他、現在は脚本家としても活動。
  • 大ヒット作「スマホを落としただけなのに」シリーズの著者【志駕 晃】が、デビュー前から構想を温めていた幻の未発表作にして、初のSF作品。
    スケールの大きなストーリーテリングに、手に汗握る見せ場の連続、ラジオマンとしてのキャリアを生かしたリアルなラジオ業界の描写。《 SF × ミステリ × 活劇 × お仕事小説 》と言うべき、新感覚エンターテインメント小説!
    解説は、読書家としても知られる声優・エッセイスト・日本SF作家クラブ会長の【池澤 春菜】氏が寄稿。
    【あらすじ】
    AMラジオ局「帝都ラジオ」の局アナDJ垣島武史は、突然現れた自分そっくりの男に、わけもわからず命を狙われるはめに。
    謎の少女が導く地下室。
    深夜の埠頭にとどろく銃声。
    暗躍する独裁国家の工作員。
    錯綜していく記憶──。
    時間と空間を越えた陰謀の中、命がけで臨んだ最後の放送が、彼を待つ恋人とリスナーたちに届いた時、深夜ラジオの電波は小さな奇跡を起こす......!
  • 770(税込)
    著者:
    榊原史保美
    レーベル: ――

     ……綬那山の山頂近くに、大蛇ヶ池いう大きな池があって、その先に浄土ヶ島いう聖地があってなぁ。その森の奥深くに丹波一族が奉じてはるジュナ院いうお社があるんやて。そこには不老不死の“ジュナ”いう神さまがいはるて言い伝えられてる。そやけど、祭で“ジュナ”の託宣をいただくはずやった“蛇子”いう役目の里の若者が……ジュナ院に上がったきり、行方を断ってしもうたんや……。
     京都・山科の山麓に祀られる不老不死の神“ジュナ”。人喰い鬼と恐れられ封印された神と、愛を渇望した魂が出会った至福の世界とは? 本格耽美サスペンス。「電子版あとがき」を追加収録。

    ●榊原史保美(さかきばら・しほみ)
    東京都出身。立教女学院を経て中央大学文学部哲学科卒。1982年『小説JUNE』創刊号の最優秀投稿作に選ばれ、「螢ケ池」でデビュー。1985年、初の単行本、『龍神沼綺譚』を上梓。以降、民俗学、宗教学の素養を生かし、形而上学的テーマを昇華させた作品『鬼神の血脈』『荊の冠』等、多数発表。美意識に貫かれた作風により、「耽美小説の草分け的存在」と称されることも多い。1995年発表の『蛇神 ジュナ』より、ペンネームを「榊原姿保美」から現在のものに改めている。趣味は、陶芸、写真、近代建築・ギャラリー巡り。
  • 770(税込)
    著者:
    榊原史保美
    レーベル: ――

     能楽・葛城流の十二代家元の息子・瑞生(みずお)は後継争いの渦中にいた。京都で新作を舞うことが決まった瑞生は、後援者のすすめで鞍馬教の里で“魔王尊を地下王国シャンバラからお迎えするための祭り”に恩寵を授けられる少年の役となる。そのクマラの儀を経て、大祭で新作を奉納舞いすることが、家元の望みだった。だが、この鞍馬の風に吹かれた時から、瑞生を取り巻く運命は大きなうねりとなって葛城流を揺るがし始める……。
     少年神〈サナート・クマラ〉に捧げられた能をめぐる、絢爛たる一大叙事詩。長篇耽美ミステリの傑作。

    ●榊原史保美(さかきばら・しほみ)
    東京都出身。立教女学院を経て中央大学文学部哲学科卒。1982年『小説JUNE』創刊号の最優秀投稿作に選ばれ、「螢ケ池」でデビュー。1985年、初の単行本、『龍神沼綺譚』を上梓。以降、民俗学、宗教学の素養を生かし、形而上学的テーマを昇華させた作品『鬼神の血脈』『荊の冠』等、多数発表。美意識に貫かれた作風により、「耽美小説の草分け的存在」と称されることも多い。1995年発表の『蛇神 ジュナ』より、ペンネームを「榊原姿保美」から現在のものに改めている。趣味は、陶芸、写真、近代建築・ギャラリー巡り。
  • 770(税込)
    著者:
    榊原史保美
    レーベル: ――

     能舞台の跡地で発見された、奇妙な面をつけた死体。歴史の闇に葬られた幻の能、封印された宗教民画、失われた秘面……。さまざまな謎を秘めた禁忌の里に蠢く、野望に憑かれた男たち、怨念に呑まれた女たち。かりそめの生を呪いながら輪廻を彷徨う幾多の魂に、果たして神は、仮面の下の真実の貌を顕すのか?
     壮大なドラマの中に人間存在の根源を描破する長篇ミステリ。「電子版あとがき」を追加収録。

    ●榊原史保美(さかきばら・しほみ)
    東京都出身。立教女学院を経て中央大学文学部哲学科卒。1982年『小説JUNE』創刊号の最優秀投稿作に選ばれ、「螢ケ池」でデビュー。1985年、初の単行本、『龍神沼綺譚』を上梓。以降、民俗学、宗教学の素養を生かし、形而上学的テーマを昇華させた作品『鬼神の血脈』『荊の冠』等、多数発表。美意識に貫かれた作風により、「耽美小説の草分け的存在」と称されることも多い。1995年発表の『蛇神 ジュナ』より、ペンネームを「榊原姿保美」から現在のものに改めている。趣味は、陶芸、写真、近代建築・ギャラリー巡り。
  •  十七世紀イタリア。バーニャイア侯爵家別邸の豪奢な庭園は、亡き女主人が丹精込めて造ったものだったが、その泉で男の死体が発見される。さらに次々と起こる当家に関わる者たちの不可解な死。果たして犯人の目的は? 謎めいた庭園に隠された秘密とは? そして“呪われた庭”を起点に開始される死の舞踏が、最後に見せた真実のメッセージとは……。長篇幻想ミステリ小説。

    ●篠田真由美(しのだ・まゆみ)
    1953年、東京生まれ。1977年、早稲田大学第二文学部卒業。1992年、第2回鮎川哲也賞の最終候補に残った『琥珀の城の殺人』(東京創元社)でデビュー。1994年に『ドラキュラ公 ヴラド・ツェペシュの肖像』『未明の家 建築探偵桜井京介の事件簿』(講談社)を発表。以後、ミステリ、幻想、伝奇ジャンルで執筆。
  •  十八世紀ヨーロッパ山中、雪に閉ざされたベルンシュタインブルク城館。密閉された書庫内で、当主の伯爵が背中を短剣で刺されて絶命していた。さらに、礼拝堂に安置された遺体が一瞬にして消失し、謎の女が城内を徘徊する。近親憎悪が渦巻く呪われた城館で、探偵役に指名された異邦人のフランチェスコ・プレラッツィが、怪事に挑む。長篇幻想ミステリ小説。

    ●篠田真由美(しのだ・まゆみ)
    1953年、東京生まれ。1977年、早稲田大学第二文学部卒業。1992年、第2回鮎川哲也賞の最終候補に残った『琥珀の城の殺人』(東京創元社)でデビュー。1994年に『ドラキュラ公 ヴラド・ツェペシュの肖像』『未明の家 建築探偵桜井京介の事件簿』(講談社)を発表。以後、ミステリ、幻想、伝奇ジャンルで執筆。
  •  鮎川哲也本人による出講が目玉企画となった鎌倉小説教室。その受講者であった五人の男女は、互いにマニアックな鮎哲ファンだと知り、長編の純本格ミステリを共同創作しよう、と意気投合した。残念ながら応募した第二回鮎川哲也賞は二次予選落ちとなったものの、手応えを掴んだ彼らは、二十五年後に再会することを誓い合う。だが、長い年月は彼らに深刻な影響を及ぼしていた……。中年となった彼らの人生に、何が起きたのか。安楽椅子探偵と化したメンバーが、それぞれの人生経験を持ち寄って、不可解な謎を解き明かしてゆく。そして最後に浮かび上がった驚愕の真実とは……。
     構想四十年、石川真介のライフワーク、ここに誕生。弟子から師匠・鮎川哲也に捧げる本格推理巨編。電子オリジナル作品。

    ●石川真介(いしかわ・しんすけ)
    1953年、福井県鯖江市生まれ。東京大学法学部卒。トヨタ自動車に40年間勤務。1991年に『不連続線』で第2回鮎川哲也賞を受賞。推理作家・吉本紀子を主人公にして、錯綜したストーリーと堅牢な構成、女性の数奇な運命と斬新な社会テーマ、丹念な現地取材に基づくローカル描写とグルメ、そして奇抜なアリバイ崩しの長編旅情ミステリーを得意にしている。『女と愛とミステリー』(テレビ東京)、『木曜ミステリー』(テレビ朝日)でドラマ化。福井ふるさと大使。鯖江市ふるさと大使。日本推理作家協会会員。
  •  そんな変哲のない光景が私を苛立たせるのだった。赤い羽根を見るたびに動悸が激しくなり、頭に鋭い痛みが走る。吐気さえ催す。赤という色が怖いのではない。白や黒の羽根も恐ろしくはない。私が嫌悪するのは、なぜか赤い羽根に限られていた。(「I 赤い羽根の記憶」より)
     精神科医に註釈された日記、呪われた小説、出版されない詩集、怪奇俳句……。ホラーを知り尽くした実力派“怪奇作家”が放つ連作恐怖小説。ゴーストハンターの活躍を軸に、迫真の恐怖が描かれる。

    ●倉阪鬼一郎(くらさか・きいちろう)
    1960年、三重県伊賀市生まれ。早稲田大学第一文学部文芸専修卒。同大学院文学研究科日本文学専攻博士課程前期中退。在学中に幻想文学会に参加、1987年に短篇集『地底の鰐、天上の蛇』でデビュー。印刷会社、校閲プロダクション勤務を経て、1998年より専業作家。第3回世界バカミス☆アワード(2010年)、第4回攝津幸彦記念賞優秀賞(2018年)。ホラー、ミステリー、幻想小説、近年は時代小説を多数発表、オリジナル著書数は200冊を超える。
  • スマホを拾ったら、名探偵!? になっちゃった。

    公園のゴミ箱に捨てられていたスマホの中の謎の少年。彼の名はディティ。サラサラの白い髪、イケメンでIQ500のスーパーAIだ。

    勉強も運動も平均以下、内気な小学6年生の相原浩太は、彼との思わぬ出会いから、2人で1人の〈名探偵AI・HARA〉として、街の怪事件に挑むことになる。

    2人は、次々と怪事件を起こす「謎仮面・ブルーローズ」のトリックを見破ることができるのか?そして、ブルーローズの正体は!?
  •  九頭竜興産会長令嬢にして市長まで上り詰めた、人権弁護士・水野至保。だが、大喝采を浴びた彼女の弁護活動の裏で、刑事補償金の着服という疑惑が持ち上がった。週刊スクープから依頼された推理作家・吉本紀子が取材を申し込むと、水野市長は「自身と接点のある企業経営者三人と共に、別荘に招待する。そこで全てを明かす」と語った。……招待客全員のスマートフォンは取り上げられ、監禁状態となった孤島の館。悪魔に占拠されたかのような長い緊張が続く中、かねてより練られていた計画が実行に移される……。
     美貌の推理作家・吉本紀子が活躍する人気ミステリシリーズ。完全書き下ろしの電子オリジナル作品。

    ●石川真介(いしかわ・しんすけ)
    1953年、福井県鯖江市生まれ。東京大学法学部卒。トヨタ自動車に40年間勤務。1991年に『不連続線』で第2回鮎川哲也賞を受賞。推理作家・吉本紀子を主人公にして、錯綜したストーリーと堅牢な構成、女性の数奇な運命と斬新な社会テーマ、丹念な現地取材に基づくローカル描写とグルメ、そして奇抜なアリバイ崩しの長編旅情ミステリーを得意にしている。『女と愛とミステリー』(テレビ東京)、『木曜ミステリー』(テレビ朝日)でドラマ化。福井ふるさと大使。鯖江市ふるさと大使。日本推理作家協会会員。
  • 「椅子」をテーマに制作された書き下ろしアンソロジー『十三の黒い椅子』。そこに参加した筆者が、ひとり、またひとり死んでいく。インターネット上の掲示板や日記に綴られる不穏な思い。「十三番目は椅子」に座るのは誰なのか。何種類もの伏線が複雑に絡み合い、最後に明かされる驚愕の真実とは。技巧の限りを尽くした鬼才の真骨頂。

    ●倉阪鬼一郎(くらさか・きいちろう)
    1960年、三重県伊賀市生まれ。早稲田大学第一文学部文芸専修卒。同大学院文学研究科日本文学専攻博士課程前期中退。在学中に幻想文学会に参加、1987年に短篇集『地底の鰐、天上の蛇』でデビュー。印刷会社、校閲プロダクション勤務を経て、1998年より専業作家。第3回世界バカミス☆アワード(2010年)、第4回攝津幸彦記念賞優秀賞(2018年)。ホラー、ミステリー、幻想小説、近年は時代小説を多数発表、オリジナル著書数は170冊を超える。
  • 770(税込)
    著者:
    石井敏弘
    レーベル: ――

     鎌倉で出会った少年は、一年前に交通事故で亡くした夫・和彦によく似た面差しを持っていた。若きピアノ教師・美袋由紀子は、その不可思議な少年・氷川橡にだんだん魅かれてゆく。一方、夫や兄のかつての同僚である産婦人科医・佐久野、柴崎が、次々と変死体で発見された。それぞれの現場には『運命の輪』のタロットカードが……。惺旺大学医学部に事件の鍵があるとみた警視庁捜査一課の須賀刑事は、氷川橡とその出生にかかわる十八年前の出来事に行き当たった。狂気の連続殺人にからむ数奇な運命とは!?

    ●石井敏弘(いしい・としひろ)
    1962年、岡山県倉敷市生まれ。岡山商科大学卒業。1987年、第33回江戸川乱歩賞を『風のターン・ロード』で受賞。岡山商科大学でミステリーを主体とした文学の教鞭を取りつつ、ミステリー・イベント用原作小説の書き下ろし他、現在は脚本家としても活動。
  • 「名古屋嬢キャンペーン! 三名の名古屋嬢を、私どもテレショップ小林では、社の総力を挙げて、探しておりまあす。懸賞賞金として、一人につき、二千万円を差し上げまあす」
     テレビ通販番組『テレショップ小林』の目玉企画として、社長の小林靖冶がテレビ画面で雄叫びを上げた。かつて共演した女性三名の消息を追っているという。調査の結果、そのうちの一名は病死、一名は自死、存命なのは井垣真理のみ。ようやく探し当てた彼女には、残り二名の分も含めて六千万円が現金で贈呈されるという。華やかな贈呈式には、今や売り出し中の推理作家・吉本紀子も特別ゲストとして招待された。しかし、一躍シンデレラとなった名古屋嬢・井垣真理は翌朝、死体となって発見され、六千万円もスーツケースごと消えてしまった……。
     美貌の推理作家・吉本紀子と警視庁広域捜査官・上島警部のコンビが活躍する旅情ミステリ小説。完全書き下ろしの電子オリジナル作品。

    ●石川真介(いしかわ・しんすけ)
    1953年、福井県鯖江市生まれ。東京大学法学部卒。トヨタ自動車に40年間勤務。1991年に『不連続線』で第2回鮎川哲也賞を受賞。錯綜したストーリーと堅牢な構成、女性の数奇な運命と斬新な社会テーマ、丹念な現地取材に基づくローカル描写とグルメ、そして奇抜なアリバイ崩しの長編旅情ミステリーを得意にしている。主人公は推理作家・吉本紀子と広域捜査官・上島警部。作品は『女と愛とミステリー』(テレビ東京)、『木曜ミステリー』(テレビ朝日)でドラマ化。福井ふるさと大使。鯖江市ふるさと大使。日本推理作家協会会員。
  • 【書籍説明】

    土方歳三は東京地検の公判部検事である。

    刑事部の捜査検事が起訴した連続殺人事件の裁判を担当することになった。


    夫が我が子を虐待死させるのを手伝った女、融資先を窮地に追い込んで自殺させた銀行員、
    轢逃げ事件をもみ消した大病院の院長、同級生をリンチして殺してしまった女子高校生が、次々と殺された。

    ネット上で、「正義の執行者」と名乗る人間が「処刑した」と宣言した。

    警察と捜査検事は、「正義の執行者」が野口健司であることを突き止め、逮捕、起訴した。


    だが、歳三の鋭い勘は野口の自白に嘘を感じた。

    真犯人は他にいる!

    歳三は、刑事部に再捜査を求めたが、刑事部長伊東甲子太郎は頑として撥ねつけた。

    公判部長の清河八郎も起訴取消しを許可しない。

    野口の弁護士山南敬助は情状酌量を求めるばかりで、野口の無罪を主張しない。


    歳三は検事生命を懸けて、法廷において真相を明らかにする決意を固めた。


    弁護士近藤勇、犯罪心理学者沖田総司らの協力を得て、歳三は検事の使命を果たそうとする。



    【目次】
    四件の殺人
    連続殺人
    正義の執行者
    サイコパス
    ネットのヒーロー
    再捜査拒否
    殺人の動機
    処刑宣言
    無罪の主張
    検察側の証人
    プロファイリング
    真相究明
    秋霜烈日

    … 以上まえがきより抜粋
  • 大人気の本格オカルトホラー・師匠と僕の不思議な世界が再び!旅行先の香港で出会った一人の少女。しかし、この出会いが“僕”をあの世へと誘う不思議な出来事が起こり…!?
  • シリーズ2冊
    715737(税込)
    著者:
    あさのあつこ
    レーベル: ――
    出版社: 徳間書店

    「わたしでも、働ける?」専業主婦歴15年。引っ込み思案の美菜子は、ポストに入っていたビラを見てハウスキーパー事務所を訪れるが……。「掃除」を通じて描かれる人生の機微。お仕事小説にしてコージー・ミステリーの傑作!
  •  三十六も年上の夫が癌で死亡した後、山崎康子は時間とお金には不自由しないシンデレラ未亡人となった。「都会を離れたい」それは康子の切なる願望だった。懇意の信用金庫に相談すると、和歌山県にある広大な敷地と新築住宅を勧められる。内覧のため現地に向かった康子は、旅路で推理作家の吉本紀子と出会う。実は、亡夫からの「声の手紙」が届き、困惑していた康子は、紀子に悩みを打ち明ける。女二人の楽しい旅だったが、熊野古道で白装束の遍路男を見かけた時、康子の態度が明らかに変化した……。
     美貌の推理作家・吉本紀子と警視庁広域捜査官・上島警部のコンビが活躍する旅情ミステリ小説。完全書き下ろしの電子オリジナル作品。

    ●石川真介(いしかわ・しんすけ)
    1953年、福井県鯖江市生まれ。東京大学法学部卒。トヨタ自動車に40年間勤務。1991年に『不連続線』で第2回鮎川哲也賞を受賞。錯綜したストーリーと堅牢な構成、女性の数奇な運命と斬新な社会テーマ、丹念な現地取材に基づくローカル描写とグルメ、そして奇抜なアリバイ崩しの長編旅情ミステリーを得意にしている。主人公は推理作家・吉本紀子と広域捜査官・上島警部。作品は『女と愛とミステリー』(テレビ東京)、『木曜ミステリー』(テレビ朝日)でドラマ化。福井ふるさと大使。鯖江市ふるさと大使。日本推理作家協会会員。
  • シリーズ3冊
    7151,540(税込)
    著者:
    東川篤哉
    レーベル: 祥伝社文庫
    出版社: 祥伝社

    都会で夢破れ、故郷・平塚に帰ってきた元OLの川島美伽は、高校時代の旧友・生野エルザと再会する。“雌ライオン”の異名を持つエルザは、地元の刑事も一目置く名(?)探偵に成長していた…! 強引に助手にされた美伽はエルザと共に、厄介な依頼人が持ち込む奇妙な事件の調査を始める。海と祭りの街を舞台に、最強の美女探偵コンビの名推理が炸裂する本格ミステリー誕生!
  • シリーズ4冊
    550622(税込)
    著:
    大崎梢
    レーベル: ――

    しっかり者の杏子と、勘の鋭いアルバイト・多絵が働くのは、駅ビルの六階にあるごくごく普通の書店・成風堂。近所に住む老人から渡された「いいよさんわん」という謎の探求書リストや、コミック『あさきゆめみし』を購入後失踪した母を捜しに来た女性に、配達したばかりの雑誌に挟まれていた盗撮写真・・・・・・。杏子と多絵のコンビが、成風堂を舞台にさまざまな謎に取り組んでいく。普通の書店にも謎はいっぱい溢れている!?元書店員ならではの鋭くもあたたかい目線で描かれた、初の本格書店ミステリ。〈成風堂シリーズ〉第一弾。
  • 763(税込)
    著者:
    鏑木蓮
    レーベル: ――
    出版社: 潮出版社

    いま話題の乱歩賞作家の原点が詰まった、著者初の短編小説。「純文学ミステリー」の旗手が繰り出す、人間心理を鋭くえぐる全10話。名越康文氏絶賛!
  • シリーズ2冊
    0660(税込)
    著者:
    武田綾乃
    レーベル: ――

    どうせ人生、幽霊部員。『響け!ユーフォニアム』著者が贈る、衝撃の学園ミステリーどんでん返しの連続に、あなたはついてこられるか!? スキー教室の夜、姿を消した少年は、雪山の中で救助されるが意識不明の重体。クラスメイトとの人間関係に問題があったと申し立てる保護者は、入院したままの少年を転校させた。バツの悪い思いをしながらも、日常生活を取り戻した生徒たちに、突然、少年からのメッセージが届き……。

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