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『ファンタジー、推理、1円~、0~10冊(文芸・小説、ライトノベル)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全400件

  • ヘファイスティオンとは何者なのか、真犯人の正体は―。全てが解体される。

    「あなたが何者かと、そう考えてたんだ。
    サーヴァント」

    白熱する魔眼オークションの熱を冷ますように
    エルメロイII世の手引きによって、飛び乗ってきた証拠。
    全ての謎を解体した先で、
    ついに宿敵の正体を見破る。
    その目が捉えたのは、過去か、未来か。
  • 至高の神々との究極の頭脳バトル、コミカライズ第1巻!

    暇を持て余した至高の神々が作った究極の頭脳ゲーム「神々の遊び」。完全攻略者がいまだ人類史上ゼロである、この超難度のゲームに元神様の少女レーシェと人類最高のルーキーと称される少年フェイが挑む!
  • 珈琲店を開きたい。それがヴィヴの夢だった。苦楽を共にしてきた傭兵仲間に別れを告げ、最後の冒険の戦利品である幸運の輪を引き寄せるというスカルヴァートの石を持って、いちから店作りに着手する。廃屋同然の厩を買い取り、気むずかし屋だが腕は確かな船大工を雇って改装。見慣れない飲み物に最初は閑古鳥が鳴いていた店も、募集広告を見てやってきた店員が描いたセンス抜群の看板や、隠れた天才パン職人のつくるうっとりするようなパンや菓子のおかげで、次第に繁盛しはじめるが……。ネビュラ賞最終候補の心温まるコージーファンタジイ。
  • 医師の言葉が信じられない。
    患者を救えるのは、誰か。

    鍼灸師から「若返り」の治療を受け、外見が二十歳以上も変わった女性。白血病が再発し骨髄移植で
    しか助かる見込みがない中で、聖痕を持つ「預言者」に縋った少女。
    医療行為とは異なる奇蹟を求める患者に対し、天医会総合病院の天才医師・天久鷹央は「神秘」に潜む真実を明らかにする。
    現役医師が描く医療ミステリー! 書き下ろし掌編「詐欺師と小鳥遊」収録。
  • 616(税込)
    著者:
    白川紺子
    イラストレータ:
    香魚子
    出版社: 集英社

    後宮の奥深く、妃でありながら夜伽をすることのない、「烏妃」と呼ばれる特別な妃が住んでいる。その姿を見た者は、老婆であると言う者もいれば、少女だったと言う者もいた。彼女は不思議な術を使い、呪殺から失せ者さがしまで、何でも引き受けてくれるという――。時の皇帝・高峻は、ある依頼のために烏妃の許を訪れる。この巡り合わせが、歴史を覆す「禁忌」になると知らずに。 【目次】翡翠の耳飾り/花笛/雲雀公主/玻璃に祈る
  • 「おとっつぁん! 会いたかった!」おまきと名乗る少女は久蔵に飛びついてそう叫んだ。目に入れても痛くない双子の愛娘の目の前での出来事に呆然とする久蔵。だがよくよく話を聞いてみると、母親はかつて一緒に暮らしたことがある芸者。ゆえあってのこととはいえ、まったく身に覚えがないわけでもない。それでも娘として迎え入れることはできないと、いったんはおまきを帰したが……。久蔵の隠し子騒動に端を発した事態は、千吉や玉雪、果ては大妖たちまで巻きこむ大事に発展する。好調、お江戸妖怪ファンタジイ〈妖怪の子、育てます〉第4弾!
  • 1冊ごとに事件が解決! どこから読んでも面白い!! セレブ学園・謎ときラブコメ!! 第19弾! “トクベツな力”をもつ、春内ゆずは、目立たず、平穏な生活を望んでいるのに、4人のキラキラな男の子たちとチームアイズを組むことに。第19弾は、Sクラスと一緒にサマーキャンプへ! キヨに告白されて、心臓がドキドキ、どうにかなってしまいそうなゆずは? 「ゆずのことが好きだよ。おれ、本気だから」。そんな中、ゆずを狙う謎の幽霊事件が!? その背後には、キヨを想うアキの思惑があって!?
  • ■朝倉宏景、君嶋彼方、砂村かいり、額賀澪で贈る読切特集「駅×旅」。■新連載 オールブラックス入りした日本人ラガーマンを描いた物語、開幕! 堂場瞬一『フルハウス』。■読切 冷戦末期を舞台に繰り広げられる、異色の陰謀劇。赤野工作「“たかが”とはなんだ“たかが”とは」。雪の降り積もる屋敷で女優が企む殺害計画を描く、本格ミステリ。東川篤哉「暮林紅子の誤算」。■芦辺拓『明治殺人法廷』、高田大介『記憶の対位法』、感動の連載最終回。■創元ホラー長編賞選評ほか。/【目次】【読切特集「駅× 旅」】〈弁天島駅(浜松)〉 きみは湖 砂村かいり●毎年同じ日に同じ場所で購入された切符。いなくなった恋人が集めていたそれを頼りに、わたしは「湖に浮かぶ駅」に降り立つ/〈甲子園駅(西宮)〉 そこに、私はいなかった。 朝倉宏景●高3の夏、真央の応援にたどり着けなかった「私」。彼の一軍初登板の今日、再び西に向かう/〈山鼻19条駅(札幌)〉 雪花の下 君嶋彼方●突然、子供を連れて実家に帰ってしまった夫と、夫の兄。翠と義姉は、それぞれの夫を追ってふたり北海道へ/〈明洞駅(ソウル)〉 明洞発3時分、僕は君に撃たれる 額賀 澪●不倫報道から一年後、ソウルの街で再会した二人と、その跡を追う週刊誌記者。これは果たして逃避行なのだろうか――/行かない旅の栞*妄想鉄は時空も超える 山本巧次/【新連載】フルハウス 第1回 堂場瞬一●日本人選手が初めてオールブラックス入り! 早見剛大、ゴーがその人だ。堂場瞬一、渾身のラグビー小説開幕/【小説・連載】明治殺人法廷 最終回 芦辺 拓●代言人退廷命令により万策尽きた弁護側。起死回生の手段を求め筑波が向かう先は――堂々の大団円!/青い鳥 お蔦さんの神楽坂日記 西條奈加●望は別の高校に通う幼馴染・洋平と一緒に点心屋を訪れる。そこで遭遇した洋平の同級生とおばあさんには秘密があって……/きみのかたち 第11回 坂木 司●マンションとコンビニで耳にした「いやな子供たち」の出没はシュンに関係があるのか? 悩む大地に声を掛けてきたのは……/粒と棘 第4話 軍人の娘 新野剛志●紙芝居の出版社で働く女性は、左足を失った許婚とともに義兄の消息を待つ――終戦後の東京で生きるひとびとを活写する連作/記憶の対位法 最終回 高田大介●信仰、祖国、そして歴史をめぐる記憶の旅路が、最後に見出す〈答え〉とは――/不等辺五角形 第2回 貫井徳郎●五人の幼馴染みのうちひとりが被害者に、ひとりが加害者となった――残された三人の証言は/【小説・読切】“たかが”とはなんだ“たかが”とは 赤野工作●祖国ソビエトを捨てた技術者グリゴリー・キーロフ。彼が抱えるトランクの中身とは――/暮林紅子の誤算 東川篤哉●雪の降り積もる屋敷で女優が企む殺害計画。そのためには密室をつくらなければ――/【コミック】第6回 鵺の記録 熊倉 献●ここに、私が出会った愛しい“鵺”たちとの日々を綴る/【受賞作決定!】創元ホラー長編賞 選評 澤村伊智・東 雅夫・東京創元社編集部/【創立70周年記念企画】エッセイ 「わたしと東京創元社」●豪華執筆陣による一年限定特別連載! 芦辺 拓/綾辻行人/貫井徳郎/日暮雅通/宮部みゆき/ピーター・スワンソン/【特別企画】第24回本格ミステリ大賞候補作決定! 第24回本格ミステリ大賞予選会選評・選考経過/【ESSAY】私の小さな地図帖 その六 光る水たまり 山崎佳代子/装幀の森 第11回 柳川貴代/翻訳のはなし 第十四回 翻訳していて出遭った食べ物あれこれ 三角和代/乱視読者の読んだり見たり 第11回 本当の ナボコフの「スタイル」――『セバスチャン・ナイトの真実の生涯』の書き出しを読む 若島 正/【COLUMN】みすてりあーな・のーと その3 艋舺謀殺事件 戸川安宣/ごほうびごはん*朝のフルーツ 十三 湊/読書日記 澤田瞳子/【INTERVIEW 期待の新人】白川尚史/真門浩平/【INTERVIEW 注目の新刊】『家族解散まで千キロメートル』 浅倉秋成/【BOOKREVIEW】[文芸全般]瀧井朝世/[国内ミステリ]宇田川拓也/[翻訳ミステリ]村上貴史/[SF]渡邊利道/[ファンタジイ]三村美衣/執筆者紹介/編集後記・次号予告
  • ネット小説大賞受賞作、待望のコミカライズ!

    後宮には珍しい本がたくさんあるからという理由だけで、後宮入りした本好きの少女・明渓。
    しかし、皇帝と夜を共にすることもないどころか、不思議な事件に巻き込まれる日々ばかり。そんな彼女の前に現れたのは、医官見習いの不思議な少年と国の英雄である皇子……。
    「私、ただ本が読みたいだけなのに!」。
    後宮を舞台にした、小さなお妃・明渓の謎解きストーリー、待望のコミック化!
  • 筆記試験は零点ながら、竜との対峙でめでたく入団を勝ち取ったリョウ。だが、初等教育も受けていなかったため小等学舎から学び直す羽目に。一方レオニートは驚異的な記憶力と豊富な知識で楽々入団を果たすが、血を見るのが苦手で医者としては前途多難。そんな彼らを引き受けたのは、破天荒な言動で周囲の度肝を抜く竜血管内科長ニーナだった。リョウは熱を観ることができるというヤポネ人の視力を武器に、レオと共に数々の症例に挑む。だがカランバスのディドウス、世界最年長にして最大の竜に最期の時が迫っていた。生と死と医療のあり方を見つめる、異世界本格医療ファンタジイ。/【目次】プロローグ/カルテ4 死の舞踏と、竜の愛/カルテ5 咽喉(のど)の痛みと、竜の暴走 ~診断編~/カルテ6 咽喉の痛みと、竜の暴走 ~治療編~/エピローグ 盲(めし)いし者と、竜の加護/あとがき
  • イノフェ公国は貧しかった。干魃で農耕ができず、経済は物々交換に依存する始末。そんな公国のプリンセス、エロディに、豊かな島国オーリア国の王子から結婚の申しこみがあった。エロディが嫁いでくれば、公国を援助してくれるというのだ。豪華な婚礼衣装、贅を尽くした料理、オーリア国は母国とは天と地ほども異なっていた。おまけに夫となる王子はうっとりするほど素敵なのだ。だがエロディはどこか違和感を覚えていた。そして結婚式の夜……。貧乏国のプリンセスが機知と勇気で運命を切り拓く、Netflix映画原作の異世界ファンタジイ登場!
  • この世は竜の創りしもの。竜のあるところに豊穣あり。だが竜が病む時、彼らは破壊をもたらす。〈竜ノ医師団〉とは竜の病を退ける者。極北の国カランバス。虐げられし民ヤポネ人の少年リョウは、憲兵から逃れ必死で飛空船の発着場を目指していた。〈竜ノ医師団〉は治外法権、飛空船で辿り着き入団できれば、ヤポネ人でも道が開ける。発着場に向かう途中リョウは、上流階級のお坊ちゃんレオニートに出会う。彼も医師団に入団したいというのだ。二人は協力して船に乗りこむが……。『水使いの森』で第4回創元ファンタジイ新人賞優秀賞受賞の著者が贈る、竜の医師を目指す少年たちの物語。/【目次】プロローグ/カルテ1 咽喉(のど)の痛みと、竜の爆炎/カルテ2 全身の痒(かゆ)みと、竜の爪/カルテ3 もの忘れ、ふらつき、そして竜巻(たつまき)/解説=小出和代
  • ちょっと変わった腹話術師「日花風人」。
    見た目は美形、でもセコくてケチでドライな彼が、訪れた尾道で一つの謎と向き合うことに。

    ちょっと変わった腹話術師「日花風人」は”姉”と呼ぶトイプードルの「リョーコ」と人形劇の上演をするために全国を巡っている。
    見た目は超美形、でもセコくてケチでドライな男。そんな風人が、瀬戸内海にかかる美しき橋々「しまなみ街道」を望む観光名所『尾道』で、ひとりの少年と少年の母響子と巡り合い、ある事件と向き合うことになる。
    一種独特の思考方法で行く先々で遭遇する事件に挑む。そして彼自身が抱える謎に向き合っていくミステリー作品。
  • ■今号より『紙魚の手帖』がリニューアル! 人気イラストレーター・飯田研人による新カバー。鮮やかな色で彩られた、唯一無二の不思議な世界を描き下ろし。■錯綜する証言、圧巻の心理劇! 貫井徳郎、待望の新連載『不等辺五角形』。■伊吹亜門、今村昌弘、北山猛邦、白井智之が贈る、最新ミステリ短編。■サマンサ・ミルズ、2023年ヒューゴー賞受賞作「ラビット・テスト」掲載。■創立70周年記念企画、連載エッセイ「わたしと東京創元社」ほか。/【目次】【新連載】不等辺五角形 第1回 貫井徳郎●避暑地の別荘で起きた一件の殺人事件。証言から浮かびあがる事件の全貌は──長編新連載/【小説・連載】明治殺人法廷 第8回 芦辺 拓●絶対的不利にも負けず、次々と証拠を繰り出す弁護人・迫丸。白熱する法廷でついに明かされる衝撃の事実とは──/きみのかたち 第10回 坂木 司●子供の頃からよく知っている「いいひと」を本当に信用していいの? 大地とイリコの意見はすれ違い……/名探偵の有害性 最終回 桜庭一樹●かつて、わたしたちは名探偵とその助手だった。いま、あの日々の終焉と同じように、それぞれの道へ向かう/特撮なんて見ない 最終回 澤村伊智●星崎神楽によって告発された撮影妨害事件の犯人は、動機を語り始めるが……。衝撃の最終回!/粒と棘 第3話 手紙 新野剛志●GHQで手紙を検閲する男の元にまわってきた一通の手紙には懐かしい名前が書かれていた──終戦後の東京で生きるひとびとを活写する連作/記憶の対位法 第8回 高田大介●聖誕祭近づく冬の日。祖父の遺品を巡る記憶の旅は終盤を迎え、ジャンゴは新たな問題にジャーナリストとして立ち向かう/【小説・読切】仇討禁止令 伊吹亜門●仇討禁止令への太政官からの反発に頭を悩ませる江藤に師光が語るのは、一寸変わった仇討の話/とある日常の謎について 今村昌弘●商店街の古いビルが高額で売れた──喫茶店を営む久夫は、いきつけの飲み屋で奇妙な話を聞かされる/藤色の鶴 北山猛邦●3つの時代で起きた消失事件の周辺には、「藤原」という少女の姿があった──千年の時を越える祈りの物語/眼球は水の中 白井智之●「盲目のミロ」が殺された──両の眼球を抉り抜かれて。鬼才が放つ、端然たるフーダニット/ラビット・テスト サマンサ・ミルズ 渡辺庸子 訳●ヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞・スタージョン記念賞受賞の衝撃作。女性の身体の決定権をめぐる三千年以上に及ぶ闘い/【コミック】第5回 煩悩と甘味 熊倉 献●お菓子作りが得意な彼女のことを、実はよく知らないのかもしれない。例えば煩悩が本当に108 個あったりして……/【創立70周年記念企画】エッセイ 「わたしと東京創元社」●豪華執筆陣による一年限定特別連載! 笠井 潔、北村 薫、田口俊樹、辻 真先、エドワード・ケアリー/【特別企画】米澤穂信による学園ミステリ〈小市民〉シリーズ TVアニメ化決定!/舞台 『銀行強盗にあって妻が縮んでしまった事件』のお知らせ/【ESSAY】私の小さな地図帖 その五 きらきら光る石 山崎佳代子/装幀の森 第10回 柳川貴代/翻訳のはなし 第13回 晴遊雪翻と妄想めいた野望の日々 高橋恭美子/乱視読者の読んだり見たり 第10回 本当のような話 若島 正/ホームズ書録 贋コナン・ドイルの正体見たり! 北原尚彦/【COLUMN】ごほうびごはん*牛ほほ肉のワイン煮込み 藤ノ木 優/行かない旅の栞*「点」の旅、204号室 三崎亜記/読書日記 岩下悠子/【INTERVIEW 期待の新人】坪田侑也/松樹 凛/【INTERVIEW 注目の新刊】『四重奏』 逸木 裕/『地雷グリコ』 青崎有吾/【BOOKREVIEW】[文芸全般]瀧井朝世/[国内ミステリ] 宇田川拓也/[翻訳ミステリ] 村上貴史/[SF]渡邊利道/[ファンタジイ]三村美衣/執筆者紹介/編集後記・次号予告
  • 「頼んだよ……鷹央君」
    師を殺したのは、誰だ?

    御子神氷魚。帝都大学の元主任教授で、現在は総合病院の院長を務める彼女は、天久鷹央の学生時代の師だった。
    同じ個性を持つ氷魚に導かれ、診断医の道を志した鷹央。
    天才医師が唯一「先生」と呼ぶ存在は、しかし不治の病に冒されており、最後には不可解な死を遂げる。
    謎めいた言葉を遺した師の真意を知るため、鷹央は捜査を開始するが……。師弟の絆を描く、本格医療ミステリー!
  • 謎の人体発火現象。
    陰陽師の呪いに、挑め。

    安倍晴明、蘆屋道満……そんな平安時代の陰陽師に連なる存在として、複数の大学が調査を行っていた呪詛師・蘆屋炎蔵。
    だが、彼の墓を調べた研究者たちが相次いで体調を崩し、さらに翠明大学准教授が謎の焼死を遂げる。殺人か、呪いか。
    皆が疑心暗鬼に陥る中で、鷹央は事件に潜む「病」を看破するが、それは新たな呪いの始まりでしかなかった……。
    書き下ろし掌編「新しい相棒」収録。
  • 長野県警松本署に奇妙な電話があった。見慣れない男が敷地に立っていたので声をかけたが一言も喋らないという。道原らが駆け付け、男の身元を調べたところ意外なことが判明する。七年前、松本市内の老人ホームで、入居者の古賀鐘一が持ち込んでいた現金三千万円が盗難にあい、そのショックで死亡するという事件があった。犯人ではないかと疑われた元職員の滝谷文高だったのだ。警察に解放された滝谷は、その後京都で暮らす女性のもとを訪れ、一緒に横浜で暮らすことになった。しかし、ある夜、自宅前に置かれた栗の木でできた函を見て人が変わったように興奮する滝谷…。そして殺人事件が! 横浜を引き払い新潟で暮らし始めるが…。大いなる逃亡が始まった!?書き下ろし長篇旅情ミステリー。
  • 容疑者は死亡した男?
    天才医師vs謎の殺人鬼!
    愚鈍なる警察に告ぐ――。都内近郊で相次いで起きた連続殺人。
    犯行はエスカレートし、遂には現場に殺人鬼からの声明文が残される。
    警察を嘲笑し、「私は既に死んでいる」と語る犯人。その言葉通り、DNA鑑定で容疑者が死んでいることが判明する……。
    これは死者の復活か。真犯人のトリックか。天才医師vsシリアルキラー、究極の頭脳戦。
    書き下ろし掌編「鷹央の恋人?」収録。
  • この事件は、私には解決できない。
    だから――
    自宅マンションで襲われたはずの女性が、十キロ以上離れた港で遺体となって発見された。
    被害者の友人で、天医会総合病院の看護師でもある相馬若菜から相談を受けた天久鷹央は捜査にあたるが、
    その過程で「私は手を引く」と宣言する。
    困惑する小鳥遊に、鷹央は「この事件は、お前が解決するんだ」と告げた……。奇想天外な“瞬間移動”の謎の真相は?
    書き下ろし掌編「想いよ届け」収録。
  • 不本意ながら、帝の腹心の部下となってしまった内裏女房の大江コウ子。東宮の立坊を機に返り咲きをもくろむ南院家にはすり寄られ、帝の寵愛をコウ子が左右しているという噂を聞きつけた北院家からは袖の下を送られ、日常業務もままならない。そんな中、南院家の流れをくむ二の宮が身罷り、コウ子が法要の手伝いをすることに。だが法要直後に二の宮の母・九条女御が急逝。さらに予想だにしない事実と事件が待ち構えていて? 渦中のど真ん中に据えられたコウ子は、すべての火の粉を払うことができるのか!? 働く平安女官のお仕事事件簿、第5弾!
  • ロイド――スパイ、ヨル――殺し屋、アーニャ――超能力者、そして未来予知犬のボンド。たがいに正体をかくした、かりそめの家族がここにあった。アーニャが通うイーデン校の調理実習で“星”獲得を狙うため、伝統菓子「メレメレ」を求めて家族旅行に出かけることに! でも、思わぬ大事件に巻き込まれ…!?
  • 秋永真琴、織守きょうや、越谷オサム、西條奈加、千早茜、深緑野分の豪華執筆陣で贈る、読切特集「料理をつくる人」。フレッド・ヴァルガス、短編掲載ほか。/【目次】【特集 「料理をつくる人」】向日葵の少女 お蔦さんの神楽坂日記 西條奈加●〈お蔦さん〉シリーズ最新作/白い食卓 千早 茜●水族館で出会った女の提案/メインディッシュを悪魔に 深緑野分●悪魔を満足させる至高の料理/冷蔵庫で待ってる 秋永真琴●とっておきの食器に盛り付けた手料理/対岸の恋 織守きょうや●姉の結婚の日、弟が取った行動は?/夏のキッチン 越谷オサム●カレー作りに一人で挑戦する少年/【小説】明治殺人法廷 第7回 芦辺 拓●激動の時代を舞台に贈る長編ミステリ/名探偵の有害性 第4回 桜庭一樹●20年ぶりに再会した探偵と元助手/特撮なんて見ない 第9回 澤村伊智●映画撮影を描く青春ミステリ/粒と棘 第2回 少年の街 新野剛志●終戦まもない東京を活写する連作/記憶の対位法 第7回 高田大介●〈多声音楽〉の誕生を巡る長編ミステリ/ディオニソス計画 宮内悠介●1968年、二重密室殺人の謎/クリスマス・イヴ フレッド・ヴァルガス 藤田真利子 訳●CWA賞受賞作家が贈るクリスマス・ミステリ/【コミック】倍々の冒険 熊倉 献●しゃべる蛇からの依頼とは? 第4回/【特別企画】〈日本推理作家協会賞・翻訳部門〉 応援メッセージ/【ESSAY】私の小さな地図帖 その四 銀河鉄道(ぎんがてつどう)の夜 山崎佳代子/装幀の森 第9回 柳川貴代/翻訳のはなし 第12回 大好きな作家の傑作選を編む 谷垣暁美/乱視読者の読んだり見たり 第9回 浴槽で発見された本 若島 正/【COLUMN】みすてりあーな・のーと その2 北村薫さん、泉鏡花文学賞を受賞 戸川安宣/ひみつのおやつ きのこたけのこ戦争 中村あき/私の必需品 冬の夜ひとりの旅人が 酉島伝法/【INTERVIEW 期待の新人】麻宮 好/【INTERVIEW 注目の新刊】『誰かがジョーカーをひく』 宇佐美まこと/『唐木田探偵社の物理的対応』 似鳥 鶏/『夜明けのはざま』 町田そのこ/【訃報】追悼 池 央耿 高見 浩・戸川安宣/【BOOKREVIEW】[文芸全般]瀧井朝世/[国内ミステリ]宇田川拓也/[翻訳ミステリ]村上貴史/[SF]渡邊利道/[ファンタジイ]三村美衣/執筆者紹介/編集後記・次号予告
  • 容疑者は、まさかの……?
    手術室で起きた不可能犯罪。

    手術後のオペ室で、清和総合病院の麻酔医・湯浅春哉が死亡した。
    その瞬間、院内カメラに映し出されたのは、まるで「透明人間」と格闘した末に殺害される彼の姿だった。
    手術室という密室で生まれた、かつてないほど難解な「謎」。天才医師・天久鷹央は容疑者を救えるのか……?
    医療本格ミステリとして鮮烈な輝きを放つ、シリーズ最高傑作。
    書き下ろし掌編「鴻ノ池の笑顔」収録。
  • 鷹央先生、
    これまで本当に……。

    天久鷹央のもとで内科医として「診断学」を学ぶ小鳥遊優に、派遣元の純正医大医局から突然の通達が……。
    驚愕し、激怒する鷹央だったが、通達の理由を調べたところ、
    とある総合病院を舞台に起きた「密室殺人」の存在が明らかになる。タイムリミットはあとわずか。
    果たして、天才医師は「密室で溺死した男」の謎を解明できるのか。
    書き下ろし掌編「小鳥遊先生、さようなら」収録。
  • 呪われた少女・澪と、謎の少年・高良の微妙な関係に変化が? 前世からの宿縁で繋がる二人を巡る、人気の呪術幻想譚シリーズ第四弾!

    「二十歳まで生きられない」という呪いをかけられた少女・澪を救うには、呪術によって生み出された悪霊・千年蠱を祓うしかない。しかしそれは、澪が心を寄せる少年・高良の死を意味していた――。呪いだけ解いて、高良を生かす方法を探る澪だが、高良の孤独な姿を見るたび、胸が苦しくなる。禁忌に立ち向かおうとする澪の想いは、高良に通じるのか。前世からの宿縁で結ばれた二人に待ち受ける運命とは。蠱師たちの闘いが激しさを増すなか、窮地に陥った澪を心配する兄の漣、護衛役の波鳥は……。白い狼の雪丸、そして狸の照手ら精霊たちも、澪にそっと寄り添う。『後宮の烏』で人気の著者による、呪術幻想譚シリーズ第四弾。文庫書き下ろし。
  • 女子大生探偵が挑むのは、発表会で起こった毒殺事件!
    婚約者の前川とカフェを訪れた佐千子の命が狙われた。
    偶然、居合わせた女子大生探偵・亜由美の相棒ドン・ファンが、とっさに気づき事なきを得る。真相が気になった亜由美は、
    二人が訪れるウェディングドレスのショーに潜入すると、毒殺事件が発生する。
    なんと殺されたのは、前川の四人いる元妻のうち一人で…。
    表題作のほか『帰らざる花嫁』収録。
  • 雑誌「旅と人間」のカメラマン・木下孝は、新型寝台特急“サンライズエクスプレス”を取材するため、高松まで乗車することになった。女好きの木下は、隣りの個室に乗り合わせた若い美女と知りあい、永井みゆきと名のるその女の目的地・道後温泉まで同行することを企む。が、乗りかえ駅の坂出で彼女が起きてこないのに不審を抱き、その室をあけると、別の女の死体が出てきたのだ。しかも、永井みゆきと名のる女は、去年東京で死んだ筈だという…。謎が謎を呼ぶ事件に十津川と亀井が挑む、長篇トラベル・ミステリー。
  • 冬の王の力を借りてモスクワの街を火事から救ったワーシャだったが、彼女を目の敵にする司祭コンスタンチンに煽動された民衆に、火事を起こした魔女と糾弾され捕らえられてしまう。火あぶり寸前のワーシャの命を救ったのは、かつて故郷で縛ったはずの混沌の精霊、熊(メドベード)だった。だがワーシャは熊との共闘を拒み、彼女のために力を使い果たした冬の王が囚われている真夜中の国へ向かう。そこで彼女を待っていたのは、思いもよらない人物だった……。人間と精霊の架け橋となり故国ルーシを守ろうとする少女の数奇な運命を描く、感動の三部作完結。
  • 病棟に現れた「天使」
    謎めく事件の真相は?

    書き下ろし掌編を追加した完全版!!
    小児科病棟で相次いで起こった急変。同じ病室の男子三名が、原因不明の嘔吐、喘息発作、不整脈を起こした。
    さらに、この病棟で「天使を見た」と語る小学生まで現れ……。
    魅力的な「謎」があるにも拘らず、事件解決に動かない天久鷹央。
    なぜ? そして事件に秘められた「病」とは? 現役医師が描く医療ミステリー、シリーズ屈指の感動作! 
    書き下ろし掌編「ソフトボールと真鶴」収録。

    <目次>
    プロローグ
    Karte.01 甘い毒
    Karte.02 吸血鬼症候群
    Karte.03 天使が舞い降りる夜
    エピローグ
    書き下ろし掌編 ソフトボールと真鶴
  • 鷹央と小鳥遊。
    二人の医師、運命の出会い。

    新カバー×書き下ろし掌編収録の完全版!!

    大学病院で外科医のキャリアを積んでいた小鳥遊優は、内科医への転科を決め、天医会総合病院の門を叩く。
    そこで彼を待っていたのは、日本最高峰の頭脳を持つ天才医師・天久鷹央だった。
    だが、傍若無人で患者との会話もままならない彼女に小鳥遊は困惑し……。
    やがて起きる院内の殺人と、数々の謎。現役医師が描く医療ミステリー、出会いの物語。書き下ろし掌編「白い粉の秘密」収録。

    <目次>
    プロローグ
    第一章 邂逅
    第二章 最小の密室
    第三章 夢幻の果て
    第四章 死天使のナイフ
    エピローグ
    書き下ろし掌編 白い粉の秘密
  • 710(税込)
    編:
    「文蔵」編集部
    レーベル: 文蔵
    出版社: PHP研究所

    【特集】外見に振り回されていませんか? 小説で考える「ルッキズム」 【連載小説】あさのあつこ「おいち不思議がたり」/寺地はるな「世界はきみが思うより」/村山早紀「桜風堂夢ものがたり2」/瀧羽麻子「さよなら校長先生」/西澤保彦「彼女は逃げ切れなかった」/小路幸也「すべての神様の十月(三)」/宮部みゆき「きたきた捕物帖」/宮本昌孝「松籟邸の隣人」 ほか

    【特集】外見に振り回されていませんか? 小説で考える「ルッキズム」 インタビュー 岡崎琢磨 「身体醜形障害」「相貌失認」を絡め、書き上げた渾身の一冊 【ブックガイド】美しければ幸せなのか? 醜ければ不幸なのか? 小説の中の外見至上主義……大矢博子 ●歴史に見るルッキズム/人を「見た目で判断することの意味」とは/美しければ幸せなのか/思春期にかけられる「呪い」 【感動の最終回】●小路幸也 すべての神様の十月(三)(終) 地味過ぎる 幼い頃から霊感がある萌絵は、「何か」を纏っている男性二人と遭遇する。 【連載小説】●あさのあつこ おいち不思議がたり 誕生篇3 六間堀で見つかった男の死体は、『菱源』で働く新吉の職人仲間だった。 ●寺地はるな 世界はきみが思うより3 木曜日のサンデー(前編) プラザで働く桂は、自分が撮った写真が原因で道枝君が傷ついたことを知る。 ●村山早紀 桜風堂夢ものがたり2 4 プロローグ 優しい怪異(後編) カフェの開業準備を進める一整、手伝いに来た苑絵が見た少女の正体とは。 ●瀧羽麻子 さよなら校長先生5 うちわ(前編) アイドルグループ「ミラクルズ」のファンの希実はライブで老婦人に出会う。 ●西澤保彦 彼女は逃げ切れなかった8 誰ひとり戻り切れなかった(後編) 三月十四日に繰り返される不貞行為と、ある殺人事件の奇妙な繋がりとは。 ●宮本昌孝 松籟邸の隣人16 第十四話 結の人(前編) 孤児だった天人が、アメリカでシンプソン家の養子になった経緯とは。 ●宮部みゆき きたきた捕物帖46 気の毒ばたらき その十二 お染の亡骸を前に北一は、栗山周五郎から検視のしかたを伝授される。 【話題の著者に聞く】●武川佑 『真田の具足師』具足に関する疑問を解き明かしていくことで生まれた物語です ●ニシダ(ラランド) 『不器用で』不器用な人たちへのシンパシーが原動力だった 【インタビュー】推し本、語ります2 南沢奈央 物語の世界と私の世界が繋がる 【リレーエッセイ】わたしのちょっと苦手なもの7 麻耶雄嵩 地図帳の海
  • セレブ学園・謎ときラブコメ!! 第18弾! “トクベツな力”をもつ、春内ゆずは、目立たず、平穏な生活を望んでいるのに、4人のキラキラな男の子たちとチームアイズを組むことに。第18弾は、大人気の【孤高の天才】キヨくん回。学園のサマーパーティで、キヨくんは実行委員として奮闘中。キヨくんに急に「彼女になってほしい」と言われたゆずは? そんな中、連続爆破事件が起き、怪盗ステラが犯人との噂が。そして、謎のイケメン転校生・ユキが登場して!? 「ゆず、おれの彼女になってください」「ゆずじゃないと、だめだ。ぜったいに」胸キュンシーンもたっぷり! キヨの気持ちがもう止まらない!??
  • 人間を滅ぼすほど危険な人外、六災の王討伐をかかげる鍵の騎士団。率いるのはかつてレディ・がっかりとよばれていた前皇帝の娘アルスルだ。新皇帝の要請を受けた騎士団は、六災の王の一体である隕星王の眷属、ワシ人外との戦いで疲弊した城郭都市アンゲロスの救援にむかう。一方、アルスルの護衛官となったルカは、アルスルへの恋心を抱きつつも、身分のちがいから想いを告げられずにいた。ところがアンゲロス公爵と対面した晩、ルカはとても奇妙な双子の夢を見たのだった。変わり者の少女の成長と戦いを描く、人気の『皇女アルスルと角の王』続編。/解説=乾石智子
  • 『丘の屋敷』『ずっとお城で暮らしてる』『処刑人』「くじ」など数々の名作を遺した鬼才シャーリイ・ジャクスン。日常に潜む不安と恐怖、目には見えない邪悪な超自然的存在との出会いや家族間の複雑な関係、人間心理の奥底に流れる悪意を鮮やかな筆致でえぐりだした彼女に敬意を表し、ケリー・リンク、ジョイス・キャロル・オーツ、ジェフリー・フォード、エリザベス・ハンドら当代の錚々たる幻想文学の名手たちが書き下ろした傑作18編を収録する、珠玉のトリビュート・アンソロジー。シャーリイ・ジャクスン賞特別賞、ブラム・ストーカー賞受賞作。/【目次】序文=エレン・ダトロウ/弔いの鳥=M・リッカート/所有者直販物件=エリザベス・ハンド/深い森の中で――そこでは光が違う=ショーニン・マグワイア/百マイルと一マイル=カルメン・マリア・マチャード/穏やかな死者たち=カッサンドラ・コー/生き物のようなもの=ジョン・ランガン/冥銭=カレン・ヒューラー/鬼女=ベンジャミン・パーシィ/ご自由にお持ちください=ジョイス・キャロル・オーツ/パリへの旅=リチャード・キャドリー/パーティー=ポール・トレンブレイ/精錬所への道=スティーヴン・グレアム・ジョーンズ/柵の出入り口=ジェフリー・フォード/苦悩の梨=ジェマ・ファイルズ/晩餐=ジョシュ・マラーマン/遅かれ早かれあなたの奥さんは……=ジュヌヴィエーヴ・ヴァレンタイン/抜き足差し足=レアード・バロン/スキンダーのヴェール=ケリー・リンク/謝辞/解説=深緑野分/編者紹介/訳者紹介
  • 第33回鮎川哲也賞&第1回創元ミステリ短編賞選評掲載。新野剛志、連作ミステリ連載スタート。今村昌弘による、〈明智恭介〉シリーズ最新短編ほか。/【目次】【受賞作決定!】第33回鮎川哲也賞 選評 辻 真先・東川篤哉・麻耶雄嵩/第1回創元ミステリ短編賞 選評 大倉崇裕・辻堂ゆめ・米澤穂信/【第1回創元ミステリ短編賞受賞作】嘘つきたちへ 小倉千明●小学校卒業以来、久方ぶりに東京で再会した三人。自然とあの日、あの事件を思い出す……/朝からブルマンの男 水見はがね●喫茶店で週三回、一杯二千円のコーヒーを注文する奇妙な客。彼の目的とは一体何か?/【新連載】粒と棘 第1話 幽霊とダイヤモンド 新野剛志●元飛行士の担ぎ屋を尋ねて闇市には怪しい男の姿が。終戦から間もない東京を活写する連作/【〈明智恭介〉シリーズ最新作!】泥酔肌着切り裂き事件 今村昌弘●明智恭介からの電話着信は、厄介な事件が持ち込まれる前兆だ。ただ今朝はいつもと様子が違って……/【小説】明治殺人法廷 第6回 芦辺 拓●一家大量殺人の容疑者の弁護に立つ決意を固めた迫丸。かくして法廷の扉が開く――/きみのかたち 第9回 坂木 司●シュンの自宅であるマンションを訪れた大地とイリコ。だが、小学生にとっては問題は山積みで……/名探偵の有害性 第3回 桜庭一樹●第三の事件で絶体絶命の危機に陥った名探偵。三十年後の今、その場面を私たちはテレビで見ている――/記憶の対位法 第6回 高田大介●紙片の謎を調べる一方、新聞記者としても飛び回るジャンゴ。そして友人の身に思わぬ事件が……/※電子書籍版には、フランシス・ハーディング「悪魔の橋」は収録されておりません/※澤村伊智「特撮なんて見ない」は休載です/【コミック】第3回 レーザービーム・ステッチ 熊倉 献●「パーカーの袖を、4本にして欲しいの」奇妙な頼みごとに想像は膨らんで……/【特別企画】日本推理作家協会賞2023年 翻訳小説部門賞 受賞記念翻訳者インタビュー/【ESSAY】私の小さな地図帖 その三 子供たちの旅 山崎佳代子/装幀の森 第8回 柳川貴代/翻訳のはなし 第11回 『失われたものたちの本』 田内志文/ホームズ書録 パリの実録であるかのようなホームズ翻訳 北原尚彦/※若島 正「乱視読者の読んだり見たり」は休載です/【COLUMN】みすてりあーな・のーと その1 フィルポッツとクリスティ 戸川安宣/ひみつのおやつ*芋けんぴ 市川哲也/私の必需品*古本あれこれ 柳川 一/【INTERVIEW 期待の新人】岡本好貴/【INTERVIEW 注目の新刊】『ヴァンプドッグは叫ばない』 市川憂人/『でぃすぺる』 今村昌弘/【BOOKREVIEW】文芸全般 瀧井朝世/国内ミステリ 宇田川拓也/翻訳ミステリ 村上貴史/SF 渡邊利道/ファンタジイ 三村美衣/執筆者紹介/編集後記・次号予告
  • 七人の悪嬢のうえに死兆星が輝く。ノンストップファンタジーミステリー。

    「お前たちは殺される」

    即位一日で王国を血に染めた少女王カサンドラ。
    彼女が治めるノルステラで名の知れた七人の悪嬢に、死の宣告がされた。

    女王、貴族、商人、女優、女娼、侍女、流浪者。

    悪嬢たちに待つ最期とは――?
  • 新しい仲間共にイベント「目覚め」クリア!
    縦読みコミック発!異世界RPGファンタジー!第2巻!

    行方不明になったアーロの偵察命令を受け双晶の森に向かったハルト一行。
    龍の襲撃を受け途中ではぐれたザックや魔力を封じられていたアーロとは無事に合流。
    新しい仲間ユウキとも出会うが、龍を狙う謎の組織コルヴォと戦闘になる。激戦の末彼らの動きを阻止することには成功するものの、親龍は子龍に人間化の封印をかけて息絶えてしまう。
    一方、その戦闘で闇属性の魔法攻撃を受けたリョータはログアウトした以来ゲームに戻ってこず現実世界でもbotのままになっていた。
    クライシスフロンティアの謎が深まる中、それぞれの目的を抱いて世界が再び動き始める。
  • 村外れに一人で住む少年コルネーリオは、森で瀕死の男を見つける。男はフィレンツェ共和国政府の要人でもある芸術家ミケランジェロの密偵だった。教皇と神聖ローマ皇帝の軍勢から故国を救おうと、レオナルド・ダ・ヴィンチが隠した兵器の設計図を、密かに探していたのだ。だが手がかりは謎めいた詩だけ。治癒の力をもつコルネーリオと、かつてかれが命を助けた少女フランチェスカ、そしてヴェネツィアの魔術師も加わった一行は、敵の追っ手が迫るなか、万能の天才が残した手がかりを追う。『ヴェネツィアの陰の末裔』の著者が16世紀イタリアを舞台に描く、歴史ファンタジイの決定版。
  • 「シュヘラ姫は序列二位である妃になると決まりました」
    「……他の国の姫も妃に置くということですか?」
     癸氏は再び首を横に振る。
    「否。シュヘラ姫のみが妃となります」
     
    巫覡の力のせいで冷遇されて生きてきた王女シュヘラ。
    朝貢の道具として、瓏帝国へと嫁ぎ後宮に入ることになるが、まさかの序列二位! なのに皇帝からは初夜に『愛さない、抱かない』と宣言されてしまい──!?
  • 代理祖父母派遣会社のエースとして、核家族の子どもの「ばあば」を演じて報酬を得ている女性(「替え玉」)。自分の中の発火遺伝子に怯えながら、製菓店の娘に恋する青年(「発火点」)。折りヅルを用いた遺産相続ゲームに挑む一族の男たちと、その審判を務める孫のぼく(「ツルの舞う家」)。大学を卒業し、何者にもなれず生きてきたある朝、ふと裏庭にトンネルを掘り始めた三人の若者(表題作)。――とびきりヘンで、優しく、がむしゃらな人々を描いた11の物語。シャーリイ・ジャクスン賞と全米図書館協会アレックス賞を受賞した珠玉の短編集。/【目次】替え玉/発火点/今は亡き姉ハンドブック:繊細な少年のための手引き/ツルの舞う家/モータルコンバット/地球の中心までトンネルを掘る/弾丸マクシミリアン/女子合唱部の指揮者を愛人にした男の物語(もしくは歯の生えた赤ん坊の)/ゴー・ファイト・ウィン/あれやこれや博物館/ワースト・ケース・シナリオ株式会社/謝辞/特別エッセイ=津村記久子/解説=倉本さおり/収録作原題・初出情報
  • 悠永城の後宮は炎に包まれ燃え落ちた。
    嵐静を支配し続けた皇后・栄凜はすでに亡く、その一粒種の智玄が皇帝となる。
    そんな中、瀕死の重傷を負った嵐静を救い出した翔啓だったが、
    深く傷ついた友は、治療後も昏々と眠ったまま目を覚まさない。
    しかも嵐静は、先代皇帝暗殺犯として追われる身で……。

    国を揺るがす大事件がふたりを引き離す。
    友情を超えた熱い想いは、ついに最高の結末を迎えようと――!
    「 私と一緒に来るか 」
    押し寄せる驚愕の真実、そして怒涛の感動!
    中華風後宮ファンタジー第3弾、ついに完結!!!
  • ネット小説大賞受賞作、待望のコミカライズ!

    後宮には珍しい本がたくさんあるからという理由だけで、後宮入りした本好きの少女・明渓。
    しかし、皇帝と夜を共にすることもないどころか、不思議な事件に巻き込まれる日々ばかり。そんな彼女の前に現れたのは、医官見習いの不思議な少年と国の英雄である皇子……。
    「私、ただ本が読みたいだけなのに!」。
    後宮を舞台にした、小さなお妃・明渓の謎解きストーリー、待望のコミック化!
  • 直木賞作家が60代にして漫画家デビュー! 荻原浩にしか描けない、センチメンタルで不可思議な絵物語。「アマゾン川流域に流れ着いた瓶の中には、日本語で綴られた遥か遠い地からの手紙が入っていた……(大河の彼方より)。「93歳。病室で最期の時を迎えようとしている幸子のもとに、次々と懐かしい人々が訪れて……」(人生がそんなにも美しいのなら)。「4月1日の午後1時にあの桜の木の下で会おう。幼なじみの二人が交わした約束の行方は……」(あの日の桜の木の下で)など、人生のほろ苦くも愛おしい一瞬から、日常の半歩先に広がるブラックで奇妙な世界まで、全9編収録。
  • 1,300(税込)

    〈久遠の島〉そこは世界中のあらゆる書物を見ることができる不思議な場所、心から本を愛する人のみが入ることを許される楽園だった。あるとき、ひとりの王子が島を訪れた。魅力的で、島を守る氏族の少年ともすぐに打ち解けたが、その真の姿は強欲で身勝手で目的のためなら手段を選ばない人物だったのだ。そして彼の野心が島に悲劇をもたらした……。書物の護り手である氏族の兄弟がたどる数奇な運命とは。連合王国フォト、呪法の国マードラ、写本の都パドゥキアを舞台におくる、著者のデビュー作『夜の写本師』に連なる本の魔法と復讐の物語。/【目次】久遠の島/テズーとヨーファン/あとがき
  • 495(税込)
    著者:
    薄井ゆうじ
    レーベル: ――

     あれは夢だったのだろうか。変電所点検の仕事で秋田を訪れた生田俊彦は、吹雪の夜に遭難、雪原で見知らぬ女に出会い、そして体を重ねた。「黙って。何も話してはなりません。話せば、愛は枯れてしまいます」その美しい女はそう言って姿を消した。あれは寒さで疲労した脳が生み出した悪夢のはずだ。だが、病院で目覚めた生田の目の前にいた看護婦は、彼女に瓜二つだった……。謎めいた女の幻影に惑わされる男を描いた長篇小説。

    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
  • 770(税込)
    著者:
    薄井ゆうじ
    レーベル: ――

     夕海子は、寒くなるとその名簿をひらく。名簿からランダムに選んで、その一人に電話をかける。家を訪ねていく。そして、泊めてくれないかと頼む。それが行き詰まったとき、夕海子は最後の手段に出る。彼女を暖かな場所に連れ戻してくれる最後の脱出装置は、いつも抱えている黒いボストンバッグの底にある……。長篇サスペンス。

    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
  • アンネッテはシェリルとして無事に正体を隠し皇太子であるエルドレットに近づくことに成功した。
    しかし、それは当初の予定とは違い毒見係としてだった!
    毒見係としてでも近くにいて護衛をすることができると喜んでいたアンネッテだったが、
    とあるパーティーでエルドレットの真の目的を知り巻き込まれるように一緒に調査をすることに!
    エルドレットと一緒に行動する度に、気弱な青年の姿が本当の彼なのか、
    それともちょっと豪快な人のいい姿が本当の彼なのか、それとも不機嫌で忙しそうな彼なのか……。
    一緒にいればいるほど気になってきてしまう自分に戸惑っていたアンネッテだったが
    ある出来事をきかっけにエルドレットから離れる決意をして――
  • 子爵令嬢であるアンネッテは幼少期に美しい婚約者にふくよかな見た目を誂われ悪口を言われた。
    そのせいで、アンネッテは家の外に出ない生活を続けていたが、ある日ある出来事をきかっけに騎士を目指すことに。
    そして騎士試験当日、師匠から言われた通りにアンネッテは〝正装”をして会場に向かうが、
    なぜか注目を集めてしまう。
    無事に騎士になることができ安心したアンネッテだったが配属されたのは
    広域管理部、通称婚活課だった!
    アンネッテに言い渡された初めての任務はなんと別人となって皇太子殿下を護衛すること?!
    シェリル・コーラブルと名前を変え可愛らしいお嬢様になりきり正体を隠すアンネッテだが
    偶然森で出会った人物に正体がバレてしまう危機発生!?
    その相手は顔のわからない謎の青年で……。
  • 魔導士の訓練校ネレイス城は百年前に反乱を起こし処刑された王子たちの幽霊が出るという城。夜になると目撃される不気味な幻、どこからともなく聞こえる声、人が消えるという噂。だがこの城には、もっと恐ろしい秘密が隠されていた。孤児として育てられ、虐げられたせいで口がきけなくなってしまった少女ル・フェ、聡明で不正を見逃せず、妥協を許さないがゆえに孤立してしまったセレス、臆病で事なかれ主義の自分に嫌悪を抱いているギイ。ネレイス城で出会った三人が城の謎に挑む。『魔導の系譜』の著者が力強く生きる少年少女の姿を描く感動作。/【巻末付録】漫画=イヌヅカヒロ
  • ともに帝を支えていく――。出世は望まずただ真面目に働いていた内裏女房の大江コウ子は、幼馴染で帝の腹心の部下・藤原征礼の言葉に覚悟を決めた。ところが宮中は今日も事件が止まらない。目にすることさえ叶わない三種の神器に異変が現れたのだ。犯人は誰か、どんな災厄が降りかかるか宮中は揺れる。そんな中、原因不明の病に帝が倒れ、東宮擁立の動きが加速、コウ子は奔走するのだが……。大人気! いらない秘密を知ってしまう働く平安女官のお仕事事件簿第四弾!――「こんなもの、いままでの悪だくみに比べればかわいいものだ!!」
  • 江戸の片隅で養い子の千吉と暮らす青年弥助は、実は妖怪の子預かり屋。夜な夜な妖怪達が子供を預けにくるのだった。そんな弥助の家の外にそっとたたずむひとりの妖怪、人恋しそうな彼女を弥助は家に招き入れるが……「軒先にたたずむもの」、石地蔵そっくりの妖怪が子供を預けにきた。だが三人の兄弟は仲が悪く喧嘩ばかり……「仲の悪い三兄弟」、へちまそっくりの貸し道具屋の若旦那が拾った手鏡、そこには……「迷子のへちま」等、妖怪達のにぎやかで不思議な日常を描いた短編9編を収録。可愛くてちょっぴり怖いお江戸妖怪シリーズ第3弾。/【目次】プロローグ/軒先にたたずむもの/仲の悪い三兄弟/迷子のへちま/蛍狩り/秘密の茶飲み仲間/蛙達の家探し/冬の訪れ/年末の餅つき/鼓丸(つづみまる)の毛/あとがき
  • 妻が奇妙な強盗事件に遭遇した。犯人はお金に興味を示さず、居合わせた人々から「もっとも思い入れのあるもの」を奪っていったという。以来、なぜだか妻の身長は縮んでいき……(『銀行強盗にあって妻が縮んでしまった事件』)。祖母の授けた不思議な〈力〉に悩まされてきた五人兄妹。ある日、祖母から〈力〉を消してやると告げられた三女は、ひと癖もふた癖もある兄妹たちを集めるために奔走する(『奇妙という名の五人兄妹』)。――おかしな運命が照らし出す、夫婦の、兄妹の、家族のつながり。カウフマンの輝きに満ちた小説世界を2冊合本で贈る。/解説=牧眞司
  • 庶子神祭を目前にした運河の町ロディ。大神官庁での仕事にいそしんでいたペンリックは診療所から患者を診て欲しいとの依頼を受ける。海で救出された若者が、魔に憑かれて錯乱していたのだ。ペンリックは魔を剥がすことができる聖者を見つけるが、患者は祝祭に沸く町に逃げこんでしまった……。「ロディの仮面祭」ほか、海賊に襲われたペンリックが囚われの姉妹とともに脱出を図る話「ラスペイの姉妹」、義兄が指揮をとっている砦で蔓延する疫病の原因を探る「ヴィルノックの医師」の中編3作を収録。ヒューゴー賞シリーズ部門受賞シリーズ第三弾。/【目次】ロディの仮面祭/ラスペイの姉妹/ヴィルノックの医師/訳者あとがき
  • 壮絶な戦いの末に熊を封じたワーシャだったが、その代償はあまりに大きかった。故郷に居場所を失った彼女は、冬の王に与えられた馬を供に旅に出た。女のひとり旅は危険すぎるため、男を装っての道中、タタール人の盗賊にさらわれた少女たちを助けたことから、盗賊討伐に向かっていたモスクワ大公の一行に期せずして加わることになった。そこには、十年前に家を出た兄の姿が。勇敢で聡明なワーシャは大公に気に入られるが、恐れを知らぬ振舞いにより自ら窮地を招いてしまう……。運命に逆らい生きる少女の成長と戦いを描く、大好評三部作第二弾。
  • 深い森のまん中にある、深い深い穴の底。兄弟は空を見上げ、脱出の方法を思案している。土壁に階段をつくる。弟を肩にかつぎ上げる。どれほど見込みがなくとも、ふたりは生きなければならない。虫や木の根を食べ、泥水を飲む日々が綴られるなか、やがて物語は不可思議な幻覚と、めくるめく謎で満たされていく――。なぜ章番号は素数だけなのか。幻覚に隠された暗号とはなにか。そもそも兄弟はなぜ穴に落ちたのか。ふたりが辿りつく結末は、驚愕とともに力強い感動をもたらす。現代版『星の王子さま』であり、“深い穴”で生きるあなたに捧げる寓話。/解説=西崎憲
  • SNSで大反響!
    「奇病に罹った少女と怪しい医者の話」が待望の単行本化!
    単行本でしか読めない描きおろし漫画「ある少女の診療録」も収録!

    もうここには居られない――。
    原因不明の病に苦しむ少女と、
    その病の謎を追い求める怪しい医者の物語。
    “奇病”を巡る、ダークミステリーファンタジー開幕!!


    父が遺した屋敷で義母と義姉と暮らす少女・アリアは、
    虐げられながらも唯一自分を愛してくれた父との思い出だけを縁(よすが)に生きていた。
    しかしある日、体調を崩したアリアは咳と共に謎の黒い液体を吐き出す。
    それは次第に瘴気となって、屋敷中の人間を瞬く間に昏睡状態に陥らせた。
    助けを求めて屋敷を飛び出したアリアは、奇妙なマスクを着けた男と出会い……。


    【担当編集より】
    若手新鋭作家・Sue Lue(スールー)さんの作品が、
    ついに、ついに、単行本化です!!

    義理の母と姉と暮らしてる少女が
    ある日、突然、病を発症して怪しい医者と出会い、
    治療を通して…というところから物語は始まります。

    現代病として実際にあるんじゃないかと思わせるような
    奇病ファンタジー設定が盛り込まれています。
    作中で繰り広げられていくアレコレを通し、
    治療中だけではなく治療後に抱える不安や悩み、
    人との関わり等についても考えさせられたり、学ぶこともあったり……と、
    いろいろな場面で登場人物たちの心の機微がリアルに描かれています。

    アリアとドクターの関係性の変化にも注目していただきたいのですが、
    本作にはいくつかのテーマが盛り込まれています。
    未読な方のためにも現時点ではそのあたりの情報は控えますが、
    今だからこそ読んでもらいたい作品です。

    この奇病は一体なんなのか。

    奇病、迷信、ダークファンタジー、マスク(!?)等の設定だけではなく、
    ミステリー要素が好きな人にもハマること必至です!

    物語の構成、世界観の設定をはじめ、各話の引きを秀逸に仕上げる、
    著者のSue Lueさんの「アリアの診療録」、
    ぜひ皆様にお楽しみいただけましたら幸いです。
    (怪しい医者が時折みせる、おちゃめな言動にも注目です!笑)

    【目次】
    ・第1話
    ・第2話
    ・第3話
    ・第4話
    ・描き下ろし「とある少女の診療録」
  • 後宮の高い壁に隔たれて、
    最愛の「彼」にもう会えない……!?

    ――想うのは、ただひとりだけ。

    引き離されたふたりに、更なる試練が……!!


    「大切な友が健やかであるために、私はここ、後宮に留まらねばならない……」
    静羽と名を変え、性別を偽ってまで悠永国の後宮に身を潜める嵐静。
    そして過去の記憶を失ったせいで、嵐静が守りたい「大切な友」が自分だとは気づかない翔啓。
    嵐静は後宮から逃げられず、ついに主たる皇后から皇帝暗殺を命じられて……!?

    迫力の中華後宮ファンタジー続編、佳境へ!
  • 神戸に住むかりんはお菓子作りが得意な高校生。祖母の遺品の中にあったドイツ語の本を従兄の慧に訳してもらい、一緒に読んでいくことにする。そこに書かれていたのは、19世紀末の寄宿学校を舞台にした少女たちの物語だった。赤ずきん伝説の残るドレスデン郊外の森、学校で囁かれる幽霊狼の噂。校内に隠された予言の書と宝物の言い伝え。読み進むうちに、二人は物語と現実を結ぶ奇妙な糸に気づく。そして浮かんできたひそかな悪意……。『ぬばたまおろち、しらたまおろち』の著者がグリム童話をもとに描いた神戸とドイツの不思議な絆の物語。
  • 愛妻を亡くし、ケンブリッジの図書館を定年退職したばかりのわたしに届いた、不思議な猫についてのメール。なぜか人の言葉をしゃべるその猫は、死ぬたびに生き返る数奇な半生を送ってきたらしい。おまけに猫の飼い主は行方不明になっていて――。本を愛し、へらず口をたたき、永遠の命を生きる猫。その周囲で起こる不可解な事件。メールに綴られた出来事は現実か、創作か。わたしは好奇心をくすぐられて調査に乗り出すが、その先には意外な展開が待ち受けていた。元・図書館司書と謎に包まれた猫が織りなす、ブラックで奇妙で、なのに心躍る物語。/解説=金原瑞人
  • セレブ学園・謎ときラブコメ!! 第16弾! 「トクベツな力」をもつ、春内ゆずは、目立たず、平穏な生活を望んでいるのに、4人のキラキラな男の子たちとチームアイズを組むことに。第16弾は、大人気の【赤い弾丸】翔太編! 「ハチマキを交換すると、両想いになれる」というジンクスがあって、みんなこっそりドキドキしているけど、ゆずの心に浮かんだのは? きみに届け、熱い気持ち! 翔太とゆずの距離が縮まる!? Sクラスと一緒の超胸キュン体育祭!! チームで力をあわせて、翔太の夢を守れ!

R-18 ADULT ONLY成人向けの内容が含まれる書籍が 6 件あります。

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