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『地理、角川書店単行本、1001円~(実用、文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~6件目/全6件

  • 自筆史料を含む新発見史料を駆使し、学問と思想と経綸の実像に迫る

    小楠の生きた人生六〇年は、日本の維新変革過程にすっぽりおさまり、日々激しく変化する中にあった。欧米列強の日本への開国要求は、あるいは日本の植民地化を招くかもしれない。そのような現実と向き合いながら、思想形成をしていく姿を、具体的に追いかけた。
    小楠自筆史料を含む、豊富な新発見史料を駆使して、小楠の学問と思想と経綸の実像に迫りたいと思う。そして新しい国家と社会が模索され続けた維新変革過程に、小楠がいかに主体的に生きようとしたのか、その具体的な姿を描き出したい。(はしがきより、一部抜粋)
  • その甘みは、女性労働者のソウルフードだった。おやつから紐解く人間交流史

    知られざる壮大な連鎖が浮かびあがる。
    津田梅子が二度目の留学で学んだウッズホール海洋生物学研究所。その前身施設を設立したエレン・リチャーズは女性で初めてマサチューセッツ工科大学に入り、家政学を確立した人物で、彼女が大学を志すきっかけとなった雑誌の寄稿者の一人が『小公女』らで知られるバーネット。
    その雑誌や『若草物語』のオールコットらによる労働文学の読者に、マサチューセッツ州のローウェルの女工たちもいた。彼女たちは女性だけの共同組織を作り、雑誌の発行も行っており、それらを含めたアメリカの女性教育を見聞して日本での教育拡充も訴えたのが森有礼だった。

    ■集会と焼き芋は喜びとささやかな抵抗
    ■日本でもアメリカの女性運動を同時代的に参照し、実践していた
    ■ローウェルの工場の窓には新聞の切り抜きが貼られ、それは窓の宝石と呼ばれていた
    ■ドーナツは主食のように見なされていた
    女性労働者は一方的な弱者でなく、実は「わたし」の人生を強かに拡張していた。
    ではなぜ、「わたし」という主語で語る術を私たちは失ってきたのだろうか?

    【目次】
    プロローグ――「わたし」を探す
    第一部 日本の女性たち
    第一章 糸と饅頭――ある紡績女工のライフヒストリー
    第二章 焼き芋と胃袋――女工たちの身体と人格
    第三章 米と潮騒――100年前の米騒動と女性の自治
    第四章 月とクリームパン――近代の夜明けと新しき女たち
    第二部 アメリカの女性たち
    第五章 野ぶどうとペン――女性作家の誕生
    第六章 パンと綿布――ローウェルの女工たち
    第七章 キルトと蜂蜜――針と糸で発言する女性たち
    第八章 ドーナツと胃袋――台所と学びとシスターフッド
    エピローグ――「わたしたち」を生きる
    あとがき――「わたし」の中に灯る火
    主要参考文献
  • まちに潜む水路のあとに気がつけば、驚きと発見がいっぱい!

    コンクリートで蓋をされ、アスファルトで埋められて、道路へと変えられた川や水路たち。かつての水面が地面になったもの、それが「水路上」である。
    道路の亀裂でわかる川の跡、ガードレールになった橋の欄干、水車の形を模した遊具――全国各地の水路上を歩いた2人のマニアによる、偏愛に満ちた入門書!


    【目次】

    第1部 “水路上”観察入門 ~路であって路ではない~

    第1章 街角の違和感にはわけがある
     1 細長い公園の秘密を探る
     2 せめぎあいが生んだ芸術的配列
     3 珍しい遊具に秘められた記憶
     
    第2章 “水路上”のもつ特徴
     1 見ることのできる裏側
     2 境界をつくるもの
     3 複雑怪奇なその歴史

    第3章 水の記憶のしたたかさ
     1 唐突にある謎の池
     2 失われた幻の弁財天

    コラム1 “水路上”から“水”路上へ

    コラム2 路上が“水”路上に変わるとき

    第2部 “水”路上観察入門 ~かつての水路を愉しむ~

    第1章 “水”路上とは何か
     1 路上のフラジリティ
     2 “水”路上のいま
     3 水辺、草萌える場所
     4 よどみへのまなざし

    第2章 水面からの視線
     1 水面から見上げるもの
     2 蓋on蓋~“水”路上にかかるもうひとつの蓋~
     3 川岸としての擁壁を味わう

    第3章 水の名残りとしての橋
     1 かつての水路に残る「暗橋(あんきょう)」
     2 「野良」暗橋はロックだ!
     3 はみだす暗橋たち
  • 言葉、歴史、宗教を超えるひと皿の魔法。教皇のメッセージ満載!

    言葉も歴史も、宗教さえ超える、ひと皿の魔法──。

    世界45の国と地域を巡る、ローマ教皇フランシスコの旅路。
    そして、各国大使がもてなす、笑顔の食卓とそのレシピ。
    分断を深めつつある世界にささげる一冊。


    ■第1部 「食」でめぐる教皇の旅

     ローマ教皇の祈りの旅路と、世界をつなぐ各国自慢のレシピ。

    ■第2部 「食」で読み解く聖書の世界

     色とりどりの食材を聖書にたどる、キリスト教文化への招待。
  • 事故や事件現場に現れる幽霊たち。消えゆく声を蒐集したルポルタージュ

    谷中霊園にかつてあった五重塔焼失の原因は“放火心中”でなく、“殺人放火死体遺棄事件”だという噂。電車が通ると響く女の悲鳴と1962年の日暮里駅で八人の犠牲者を出した三河島事故との関係は? 池を埋めると家が滅ぶという神田お玉ケ池。日本人の意識の底流に潜む“お玉”とは。何度も追突事故が発生する中央線の“魔のカーブ”、事故多発の踏切……。川のそばの“出る”と噂の幽霊屋敷、繰り返される連続火災に“助けて、出られない!”という女性の悲鳴、水難者の霊といわれる“黒い人の幽霊”譚、戦時中の練兵場だった公園に現れる女の幽霊と被爆死の関係は?
    かつて事件や事故のあった場所、恨みを残して亡くなった人の思い、いわくつきの場所を歩き、現代から過去へ思いを巡らす。土地の記憶に耳を傾け、地元の住人に話を聞き、過去の新聞や歴史資料を集め、写真を撮る。消えゆく声なき声を蒐集した、怪談ノンフィクション。東京十四カ所、番外編として神奈川、群馬県の3名所も収録。単行本用にあとがきも書き下ろし。怪談雑誌『幽』に連載された傑作。
  • 「幸福の国」に暮らすって、どういうこと?面白コミック・エッセイ!

    国民の97パーセントが幸福と感じるといわれる神秘の国ブータン。ブータン人と結婚し、今は現地で旅行会社を経営している友人をギャグ漫画家の著者が訪ね、そこで見た夫婦の日常、人々のスローライフとは何か?

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