『詩、穂村弘、501円~800円(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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人気歌人・穂村弘 唯一の自選ベスト版歌集。
1990年に歌集『シンジケート』でデビューして以来、
短歌、エッセイ、評論、絵本、翻訳と、
日本のカルチャー・シーンのただ中を疾走してきた歌人、穂村弘。
2003年の刊行からロングセラーを続けてきた
自選ベスト版歌集が、
歌集未収録連作「ピリン系」
「手紙魔まみ、教育テレビジョン」を加えて
文庫化された。
日本の短歌シーンを一変させただけではなく、
後続する世代の小説・演劇・詩・俳句・川柳・歌詞などに
決定的な影響を与えた穂村ワールド全開の
「ラインマーカーまみれの聖書」を、
今すぐポケットに入れて、旅に出よう。
解説は歌人、瀬戸夏子氏。 -
鬼才歌人と異才画家、渾身のコラボ歌集。
2001年の刊行時、短歌界の内外にセンセーションを巻き起こした問題の歌集が電子化。キャバクラ嬢「まみ」と、やっぱりキャバクラ嬢であるその妹の「ゆゆ」、そしてウサギの不思議なトリオの、詩的でほわほわしていて乱れていてストイックな生活と、まみとゆゆを巡る恋人や友達や隣人たち、そして切なくふるえるまみの心、愛、祈り。
手紙魔「まみ」は「ほむほむ」こと歌人穂村弘に大量の手紙を送り、穂村弘はその手紙の中のフレーズを変形させて使ったり、そこからインスパイアされてまったく違う短歌をつくりだしたりしつつ、「手紙魔まみ」という、実在するくせに虚構でもあるあやうい存在を歌集の中に生成する。
装丁・挿画には、センシブルな若い女性に熱烈なファンを持つイラストレーター、タカノ綾(カイカイキキ所属)を起用、ポップでキッチュな部分とはかなさや切なさのあやういバランスを、ビジュアル的にも訴求する。
【ご注意】※この作品はカラーイラストが含まれます。
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