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『雑学、詩、0~10冊(文芸・小説、新書)』の電子書籍一覧

1 ~2件目/全2件

  • 日本人の情緒や思考を深める「詩歌」。歌をこよなく愛する数学者が、世界に冠たるわが国の歌謡曲や詩の「懐かしさの力」を伝える。

    切々たる恋の記憶、いつも笑っていた若い日々。父が風呂場で歌ったヒットソング、母が台所で口ずさんだメロディ。たとえ時代は変わっても、歌は生き続ける。人間の限りある命と「別れ」は不可分であり、だからこそ私たちは惜別の念と共に、豊かな情緒、文化を育むことができた。歌謡曲を愛する数学者が、日本の詩歌に込められた万感の思い、失われたものが喚起する力を読み解く。 【本書に登場する主な童謡・歌謡曲・詩】ぞうさん/たきび/ふじの山/浅草の唄/花/空の神兵/わたしが一番きれいだったとき/花の街/異国の丘/柿の木坂の家/急げ幌馬車/別れの一本杉/赤いハンカチ/白い想い出/22才の別れ/なごり雪/赤い靴のタンゴ/ふれあい/秋桜/喫茶店の片隅で/学生街の喫茶店/さくら/ダンスパーティーの夜
  • 与謝蕪村は、江戸時代中期の日本の俳人、画家である。
    2015年は、与謝蕪村生誕300年。
    「伊藤若冲と与謝蕪村 生誕三百年 同い年の天才絵師」が、
    美術館で開かれていた。

    現代においても古びることのない蕪村の魅力は、
    時を越えて十分に通用するものがある。

    一人でも多くの方に蕪村の俳句を知っていただきたい。


    ■ あらすじ

    2015年は、与謝蕪村生誕300年にあたる。
    淀川のほとり都島区毛馬町に、蕪村公園があるが、
    石碑と石造りの30石舟が置かれているだけの寂しい公園だ。
    蕪村は、俳聖芭蕉と比較されることが多い。

    さみだれを集めて早し最上川(芭蕉)
    さみだれや大河を前に家二軒(蕪村)

    確かに、芭蕉は、写実的な俳諧の基礎をきづいた天才といえる。
    その芭蕉を尊崇して、奥の細道への旅をしたり、
    師巴人(はじん)を通して芭蕉の俳諧精神を勉強して、
    その精神を自分のものとした蕪村の作品は、まるで絵画のように、
    細かな情景までが眼前に浮かぶのである。
    一般の評価は、蕪村を芭蕉よりも低くみているようだが、
    それは蕪村の出生の秘密にあるのではないか。

    また、蕪村は、奥の細道への旅を中心とした多くの絵画を残しており、
    それらは、国宝や重要文化財に指定されている。
    蕪村は、自然風景や花鳥風月を詠んだだけでなく、艶っぽい句も詠んでいる。

    もも尻の光りけふとき蛍哉

    これは、祇園の芸者小糸との別れのうたといわれる。
    また、蕪村は、望郷の詩人であった。その魂のうめき声である望郷の念が結実したのは、
    「春風馬堤曲」であり、教科書にもとりあげられている。

    春風や堤長うして家遠し
    春情まなび得たり浪花風流(なにわぶり)


    ■目次

    ・まえがき
    ・毛馬のひと
    ・旅のひと
    ・京のひと
    ・これぞ蕪村の句
    ・艶のひと
    ・馬堤のひと
    ・蕪村の魂
    ・おわりに

    ■著者 みのごさく
    岐阜県出身、大蔵省(財務省)勤務ののち、大阪証券金融(日本証券金融)社長、
    日本万博記念協会理事長、日本電産役員、を経て、現在大阪信用金庫役員、
    神戸ゴマルゴ顧問、自然総研顧問、大阪電気通信大学客員教授などをつとめる。
    主な著作、「炎のバンカー」、「なにわの風雲児」、「アフリカ物語」、
    「帷(とばり)」、「日本のシンドラー 杉原千畝の半生~ナチスからユダヤ人を6000人救った男~」などがある。

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