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『宗教、哲学、1001円~(実用、文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全290件

  • シリーズ140冊
    5831,485(税込)
    著:
    塩田清二
    レーベル: NHK出版新書
    出版社: NHK出版

    認知症もガンも、いい〈香り〉で治療する
    時代がやってきた!

    視覚、味覚、聴覚などと並び、非常に身近な感覚でありながら、科学的にまだ謎が多く残る分野――それが「嗅覚」である。重度の認知症患者の症状を改善したり、がんの終末期の疼痛を和らげる〈香り〉。これまでの西洋医学では太刀打ちできなかった病状の治療方法として、いま注目されているメディカルアロマセラピーを、嗅覚のメカニズムや最先端の臨床例からわかりやすく解き明かす。

    ■目次
    第一章 嗅覚のメカニズム~ヒトはどのようにして<香り>を感じるのか
    第二章 <香り>が人体におよぼす作用~アロマセラピーのサイエンス
    第三章 治りにくい・予防しにくい疾患に効く<香り>~メディカルアロマセラピーの最新研究
    第四章 <香り>の効能を楽しむ~精油の使い方
  • イギリスには子供たちを教育するための建物や本があり、また、教師がいる。それなのに、なぜ、ブルキナファソはそうではないのか。これはとても難しい質問で、だれも原因をつきとめることはできない。
    だが、経済学はそれを説明しようとする。ここにこそ、わたしたちが経済学に魅了され、そうした問題について考えようとする、より大きな理由がある。

    イギリスの経済学者アルフレッド・マーシャルは、経済学者には「冷静な頭脳と温かい心」が必要だ、と言っている。
    経済学者たちは、経済発展の一方で置き去りにされた人々の苦境を見過ごしてきた、と批判されることもある。
    21世紀初頭、銀行の無謀な行いのせいで、深刻な経済危機が起こった。それを予測できなかったために、多くの人が経済学者を責めた。経済学者の多くは、金融や巨大銀行が支配する経済で利益を得ている人々から影響を受けている。危機を招いたのはそのせいだ、とも考えられた。

    おそらく、経済学者には“冷静な頭脳と温かい心”以外に必要なものがあるのだ。それはたとえば、自己批判的な目や、自分の関心や習慣的なものの見方を越えた観点などである。経済の歴史を学ぶことは、その助けになるだろう。
    過去の経済思想家たちがそれぞれの関心と環境のもとで、どのようにその考えにたどりついたかを知れば、わたしたちの考え方がどうであるかを、より明らかにできる。だからこそ、経済思想を歴史とともに考えるのは興味深いことであるし、それはわたしたちがより豊かに生きることができる世界を創造していくためにも不可欠なのである。
  • 神道とは何かを明らかにすることは、日本人の世界観や人生観を考えることにつながる!
    開祖も宗祖もおらず、教義も救済もない神道だが、その信仰は日本人の生活に深く浸透している。宗教の枠におさまりきれない神道について、その成り立ち、イスラム教との違い、仏教との関係など、「ない」宗教の本質に迫り、その展開を追う。
                  *
    第1章 「ない宗教」としての神道
    第2章 もともとは神殿などなかった
    第3章 岩と火-原初の信仰対象と閉じられた空間
    第4章 日本の神道は創造神のない宗教である
    第5章 神社の社殿はいつからあるのか
    第6章 「ない宗教」と「ある宗教」との共存
    第7章 人を神として祀る神道
    第8章 神道は意外にイスラム教と似ている
    第9章 神主は、要らない
    第10章 神道には生き神という存在がある
    第11章 伊勢神宮の式年遷宮はいつから行われているのか
    第12章 救いのない宗教
    第13章 ないがゆえの自由と伝統
    第14章 浄土としての神社空間
    第15章 仏教からの脱却をめざした神道理論
    第16章 神道は宗教にあらず
    第17章 「ある宗教」への胎動
    第18章 「ない宗教」の現在と未来
  • 心のトレーニングメソッドとしての仏道を語って多くの読者から支持されている気鋭の青年僧・小池龍之介が、
    ブッダの言葉を経典から選び出し、超訳を施しました。
    驚くほどわかりやすく心に染み込んでくる言葉の数々は、あるときは心を静め、
    あるときは凛々とした勇気を吹き込んでくれることでしょう。

    25万部突破のベストセラー『超訳ブッダの言葉』が待望の文庫エッセンシャル版として再登場!

    * 本文から

    ●君も相手も、やがては死んでここから消え去る

    誰かと敵対して争いが生じそうになったら、しかと意識してみるといい。君も相手もやがては死んで、ここから消え去る、ということを。
    君以外の人々は、「自分もやがて死ぬ」という真理をうっかり忘却しているけれども、君がこの真理をはっきり意識していれば、怒りも争いも静まることだろう。
    「どのみち、君もやがてここからいなくなる。どのみち、私もやがてここからいなくなる。じゃあ、ま…、いっか」と怒りを捨てて、平静さを取り戻すように。(法句経6)

    ● 君以外の誰も君を傷つけない

    君を嫌っている敵が君に対してする酷い仕打ち、
    そんなものは大したことじゃない。
    君を憎む人が君に対してする執拗な嫌がらせ、
    そんなものは大したことじゃない。
    怒りに歪んだ君の心は、
    それよりもはるかに酷いダメージを君自身に与えるのだから。(法句経42)
  • ついに待望の文庫版登場! 世界的ベストセラー『サピエンス全史』に続いて著者が放つ「衝撃の未来」。カズオ・イシグロ、ビル・ゲイツ、ダニエル・カーネマンが絶賛する面白さと深い考察。
    ※本電子書籍は、「ホモ・デウス 上・下」の合本版です。
  • 1,320(税込)
    2024/5/15 (水) 配信予定
    著:
    小川隆
    レーベル: 講談社学術文庫
    出版社: 講談社

    問「仏とは何ぞや」
    答「三斤の麻」
     一見ちんぷんかんぷんなこの問答。禅問答とはこのように不可解で、それを考え抜くことこそが修行だと思われてきた。しかし、問答が生まれた唐代の文脈に戻すと、思いがけないほど明晰で合理的なやりとりが立ち上がってくる。「ありのままで仏であり、仏性とともに躍動し、己れの外に何ら求める必要のない自己」を説いた臨済の生きたことばが、今あざやかによみがえる!

     唐代の禅僧、臨済義玄(?―866 / 867年)のことばを集めた『臨済録』は、我が国の臨済宗では「録中の王(語録の王)」とも称されてきた。しかし「聖典」となる以前、『臨済録』が本来伝えようとしたものは何だったのか。有名な「仏に逢うては仏を殺し、祖に逢うては祖を殺す」は、何を意味しているのか。
     夏目漱石や西田幾多郎、鈴木大拙など明治以降の知識人にも愛好され、欧米社会に輸出されて今やZENとして広く愛好されている禅理解は、いかなる解釈も受けつけぬ問答を旨とする宋代禅を起点としている。活気ある唐代禅から深淵な宋代禅へのダイナミックな転換、さらに日本の近代禅に続く禅問答の思想史を踏まえたうえで原典に向き合ったとき、『臨済録』の世界が了解可能な経験として、その豊かな姿を現し始める――。唐代禅の重要な特徴は「激烈な聖性否定の精神が、平凡な日常性の肯定と表裏一体になっている」ところにあると著者は言う。
     いきいきとした現代語訳で、臨済のやりとりが目の前で繰り広げられているかのように、あざやかに描き出される。清新な語録の世界!(原本:『『臨済録』――禅の語録のことばと思想』岩波書店、2008年)

    【本書の内容】
    プロローグ――古典としての禅語録

    第1部 「柏樹子」の思想史――書物の旅路
    第一章 唐代の禅
    第二章 宋代の禅――圜悟と大慧
    第三章 『無門関』から日本近代の禅理解へ

    第2部 『臨済録』導読――作品世界を読む
    第一章 臨済の説法
    第二章 事(じ)已(や)むを得ず――臨済院の説法
    第三章 傍家波波地(ぼうけははじ)――自らを信じきれぬ者たち
    第四章 未だ見処(けんじょ)有らざりし時――若き日の臨済
    第五章 仏法無多子(むたす)――黄檗との因縁
    第六章 ふたたび「祖師西来意」――祖仏と別ならず
    第七章 無事(ぶじ)是れ貴人(きにん)――修行の否定と平常無事
    第八章 無位の真人(しんにん)
    第九章 空中の鈴の響き――臨済と普化

    エピローグ――鈴木大拙と二〇世紀の禅
  • シリーズ175冊
    5501,320(税込)
    編:
    晋遊舎
    レーベル: 晋遊舎ムック
    出版社: 晋遊舎

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    生活習慣病対策の権威が
    健康に痩せるためのお得技を教えます!

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    本書を読んで実践すれば、
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    体づくりができます!
  • シリーズ14冊
    1,3091,980(税込)
    著:
    島泰三
    レーベル: ――
    出版社: NHK出版

    なぜ霊長類の中でホモ・サピエンスだけが、積極的に魚を食べるのか? それは、もともとホモ・エレクトゥスやネアンデルタール人といった「強者」に対抗するための仕方なしの生存戦略だった。だが、人類がアフリカから世界中に拡散していく過程で、その魚食こそが飢えを満たし、交通手段を発展させ、様々な文化を生み出す原動力になった。果たして、魚食は「弱者」ホモ・サピエンスに何をもたらしたのか? 他の霊長類との比較を踏まえ、出アフリカから日本列島へと至る「大逆転の歴史」をベテランの人類学者が鮮やかに描き出す。
  • 難解で長大な禅の思想書をやさしく伝える入門書

    曹洞宗の開祖・道元。座禅や生活作法、世界や時間や人間のとらえ方などの思想を凝縮して伝えるのが『正法眼蔵』だ。難解で長大な原文の要点をわかりやすく解説。初学者に禅の精神をやさしく伝える。
  • 3,080(税込)
    著:
    伊藤邦武
    レーベル: ――
    出版社: 岩波書店

    パースの知られざる宇宙生成の哲学.機械論的世界観を超え,現代の宇宙論に接近するその宇宙の描像を,論理学的・数学的探究と詩的・宗教的想像力の両面から立体的に再構成する.進化論的で多宇宙論的なヴィジョンに結晶した最も美しい算術のシステムへの憧れ──「早すぎた」知性の夢を追う.
  • シリーズ21冊
    7701,210(税込)
    著:
    蜂屋邦夫
    著:
    湯浅邦弘
    レーベル: ――
    出版社: NHK出版

    いま私たちに必要なのは、
    “老孫”の思想だ!

    片や「あるがまま」の姿勢を貫き、じっくりと時間をかけよと説く『老子』。片や「智略」を用いてスピード重視で臨めと説く『孫子』。対極とされがちな両書だが、理想の生き方はずばり「水」という点で一致する。この二つの思想を携えれば鬼に金棒。人生に迷いを抱く人に贈る、「心の処方箋」。

    [目次]
    はじめに──「老孫」思想への招待 湯浅邦弘
    第1章 基本理念
    第2章 生きるための哲学
    第3章 人との関わり方
    第4章 人生の歩き方
    おわりに──不安な時代を生きる指針として 蜂屋邦夫
  • オスマン帝国、エルドアン政権…
    イスラーム世界を動かす求道的一大潮流!
    日本の武士道や少年マンガの師弟関係にも通じる修行の世界

    ◆内容説明◆
    「イスラーム神秘主義」とも訳されるスーフィズム。
    それは今も神学、法学とならび伝統イスラームの一角をなす哲学や修行道の総称である。
    その究極目的は「イスラーム」を味わうこと。
    かつて井筒俊彦はスーフィズムの哲学的、神秘主義的な側面に光をあてた。
    だが、個人の精神的営みであると同時に、スーフィズムは日本の芸道や武士道、少年マンガで描かれる師弟関係にも通じる修行の世界であり、時にはオスマン帝国、トルコの政権をはじめとしたイスラーム世界を動かす政治思想運動でもある。
    本書はトルコで教鞭を執る著者が、思想、修行法から、食、武術、音楽をも射程におさめ、よく生きるための「実践の道」としてのスーフィズムを解説する。

    ◆推薦◆
    スーフィズムを著者はこう定義する。
    「その中心的ストーリーは、
    “人は弱く、間違いを犯す存在である。
    しかし修行者は師の助けを通じて
    人間の精神的完成をひたすら目指す中で、
    人間を見捨てず絶えず導こうとしている
    アッラーの愛に気づく”ことである。」
    その修行の体系はまさにわれわれが「道」というものに近い。
    ――内田樹(思想家・武道家)

    ◆目次◆
    序章 イスラーム神秘主義とは何か?
    第一章 学問としてのスーフィズム
    第二章 師匠と弟子――スーフィズムの学びのネットワーク
    第三章 西欧とスーフィー――中東を越えるスーフィズムのネットワーク
    第四章 スーフィズムの修行(1)心の型
    第五章 スーフィズムの修行(2)心を練り上げる祈祷
    第六章 心の境地(1)
    第七章 心の境地(2)
    第八章 修行者の心構え――ナクシュバンディー教団「十一の言葉」
    第九章 五功の心――神・自然・人をつなぐ修行
    第十章 心を味わう――修行者の食卓
    第十一章 武の心――スーフィーとマーシャル・アーツ
    第十二章 心の詩、心の音色、詩と音楽
    第十三章 人の心――絶望と希望
  • シリーズ82冊
    8801,320(税込)
    著:
    苫米地英人
    レーベル: ――

    ■「自分を洗脳すれば、目標達成はできる!」

    本書は、昨今の脳ブームを作り、
    オウム真理教信者の脱洗脳でも有名な著者・苫米地英人の
    ベストセラーの新書化です。

    「頭でわかっていても、心と身体が言うことを効かない理由」を解説し、
    「誰でも目標達成できる技術「プライミング」を公開します!

    ■本書でわかる主なこと
    ・ダ・ヴィンチやモーツアルトが持っていた「共感覚」とは?
    ・人間の身体が持つ同調作用「ホメオスタシス」とは?
    ・人によって見えているものが違う「認知のカラクリ」とは?
    ・どんなことでも習慣化できる「アンカー」と「トリガー」とは?
    ・「ストックホルム症候群」とは?
    …など、最新の脳科学の成果で、あなたの人生を変えます!

    しかも、「誰でもできる」「どんなことでも習慣化できる」
    トマベチ流トレーニング付き!

    ■本書の方法を使えば、自分が変わるだけでなく、
    まわりも変えることができます。

    人は人との関係で生きているので、まわりの環境を変えることはとても大切です。

    そして本書を読み終えたあと、
    あなたは「本当の自分」に出会うことができるはずです。
    ・目標が達成できない!
    ・実力が発揮できない、認められない!
    ・悪い習慣(タバコなど)をやめられない!
    ・お金を貯めることができない!
    ・投資がうまくいかない!
    ・・・など、上記のどれか1つでも感じたことがあるなら、
    本書は大いに役立ちます!

    ※本作品は2006年に刊行されたものを再編集いたしました
  • ベストセラー『「民族」で読み解く世界史』の著者が、天皇ブランドの秘密に迫る!

    本年(2019年)、日本は令和の時代を迎え、新天皇が即位しました。それに伴い、皇位継承論議が再び本格化することでしょう。
    日本の皇室は万世一系を貫き、世界最長の歴史を持ち、海外の王室、政治家、知識階級の人々から多大な尊敬を集めています。とはいえ、昔から天皇、皇室とともに歩んできた日本人は、その価値、ソフト・ブランドとしてのパワーに気づきにくい面もあります。
    そこで本書では、「世界の権威・権力者」の実像やブランド力、そして王位継承をめぐる戦いの歴史なども見つつ、世界史の教養から天皇のプライスレスな価値を検証し、皇室が抱える課題や将来像にも迫ります
  • シリーズ9冊
    1,0561,650(税込)

    私たちは本を読むとき、さまざまなことを期待している。その期待は満たされたり、裏切られたり、覆されたりする。そのとき、私たちはどういう読者なのか、どういう感性を持っているのか、そして、どこにいるのか―近代読者の誕生から百年。作品論・作家論、テクスト論、構造主義、ニュー・アカデミズム、カルチュラル・スタディーズ…文学研究と現代思想のトレンドの変遷を跡づけ、「内面の共同体」というオリジナルの視点も導入しながら、読む/書くという営為の奥深き世界へと読者をいざなう。
  • 死を考えることは、より良く生きること

    Z世代が混沌とした社会で生き抜くためには、“生きる上での拠り所”をもつことが必要だ——。

    1300年以上の歴史をもつ那谷寺(石川・加賀)の前住職が、古代日本人の死生観や自然観を膨大な文献から読み解き、若者たちへ語りかける。
  • 1,683(税込)
    著者:
    みみRyio
    レーベル: ――
    出版社: 文芸社

    精神が死にかけているのに身体は生きて活動しているのが社会的臨死状態です。サナギの時間─ちぎれて幽閉された自分を回収するこころの作業─が必要だったのです。

    精神が死にかけているのに身体は生きて活動しているのが社会的臨死状態です。そこに陥る経過には慢性的に進行するパターンと、何らかの原因によって自己が頽れるパターンがあります。わたしはそれらの両方を経験しました。そんなわたしにとって、こころの完全変態は生まれ変わることでした。それにはサナギの時間─ちぎれて幽閉された自分を回収するこころの作業─が必要だったのです。
  • シリーズ3冊
    1,0011,188(税込)
    著者:
    大野聖
    レーベル: ――
    出版社: 文芸社

    いま、人類究極の未解明課題《ゴーデイアン・ノット》に挑戦する!!

    「人間の其の生は、終極を超越して有価値である。此のことは取りも直さず、宇宙崩壊の前にも、無論、其の有価値性を喪失せざることを立証するものである」(本文より)。「吾」に「死」はない! 「生の肯定」をテーマに「自己」と「世界」の在りようを探求した哲学論考。此の世界は「不可解」ではない。いま、人類究極の未解明課題《ゴーデイアン・ノット》に挑戦する!!
  • シリーズ2冊
    1,5841,782(税込)
    著者:
    内藤允子
    レーベル: ――
    出版社: 文芸社

    虹色健康法は、色のグラデーションを利用して、心を色の変化に合わせていく試みです。心はみごとに色に従って元気になります。赤から紫まで虹の色の並び順に向き合いながら少しずつ心の色を変えてゆく心の健康法。

    虹は赤から紫までのグラデーションでなりたっています。心も、暗い心から暖かい心まで少しずつ変わっていくのは、まるで心の情感のグラデーションといえます。虹色健康法は、色のグラデーションを利用して、心を色の変化に合わせていく試みです。心はみごとに色に従って元気になります。赤から紫まで虹の色の並び順に向き合いながら少しずつ心の色を変えてゆく心の健康法。
  • 昨今、仏教研究は進展を見せ、従来の常識は大きく書き換えられつつある。
    「日本仏教」とは何かから説き起こし、古代から中世の仏教の思想と歴史の流れを、聖徳太子・空海・法然・親鸞・道元・日蓮などをキーに解き明かしていきます。
    そして、明治維新以降、西洋の文明に触れて大きな変貌を遂げた日本仏教が、日本の近代社会の中で果たしてきた役割を改めて問い直します。廃仏毀釈に始まり、日清・日露戦争を経て、大正デモクラシー、日中戦争から第二次世界対戦を経験する中で、仏教は重要な位置を占めています。戦後復興、そして大震災などに対して、実践としての仏教があらためて登場しつつある現状の意味を問うていきます。
    また、日本仏教の深層にある思想的、歴史的な背景を読み解いていきます。葬式仏教にどのような意味があり、どのような思想を背景にしているのか。日本仏教のおおきな特色となっている「大乗仏教」の起源を探ります。また神と仏の関係を、中世の神仏習合に遡って、読み解き、仏教が日本の思想や哲学に与えた影響を検証していきます。
    本書を読めば、日本仏教の思想と歴史の概観と肝要なポイントがすべてわかる、格好の入門書です。

    *本書は、『日本仏教を捉え直す』(放送大学教育振興会)を底本に、大幅な加筆(第二章 1最澄の生涯と思想)と改稿をし、改題しました。

    【目次】
    はじめに 「日本仏教」という問題
    第一章 仏教の展開と日本 序説
    第二章 仏教伝来と聖徳太子 日本仏教の思想1
    第三章 空海と最澄 日本仏教の思想2(頼住光子)
    第四章 法然・親鸞と浄土信仰 日本仏教の思想3
    第五章 道元と禅思想 日本仏教の思想4
    第六章 日蓮と法華思想 日本仏教の思想5
    第七章 廃仏毀釈からの出発 近代の仏教1
    第八章 近代仏教の形成 近代の仏教2
    第九章 グローバル化する仏教 近代の仏教3
    第十章 社会活動する仏教 近代の仏教4
    第十一章 日本仏教と戒律 日本仏教の深層1
    第十二章 葬式仏教 日本仏教の深層2
    第十三章 神仏の関係 日本仏教の深層3
    第十四章 見えざる世界 日本仏教の深層4
    第十五章 日本仏教の可能性 まとめ
    学術文庫版あとがき
  • 理性と言語による現実把握の限界をどう超えるか。ニーチェの生の哲学からウィトゲンシュタイン、さらには京都学派の哲学までを総覧し、現代人のための宗教に至る道筋を鮮やかに指し示す。「補論 初版以後の展開」を増補。
  • 日経BPクラシックス 第10弾
    「すべてのことが官僚機構で行われている国では、官僚が内心反対していることは何もできない。このような国の政治制度は、経験と
    実務能力をもつ国民をすべて規律ある組織に集めて、それ以外の国民を支配することを目的としている。」

    この文章は、日本の官僚批判派、あるいは改革派官僚が書いたものではない。150年前に出版されたミル『自由論』の一節だ。
    驚くほど、いまの社会の真実を突いている。官僚制の本質は、どの時代、どの社会でも変わらないということだろう。

    ミルは19世紀のイギリスを代表する哲学者。父ジェームズ・ミルは著名な哲学者であり、息子に英才教育を施した。そのあたりは息子の『ミル自伝』に詳しい。
    本書は、他者に危害を与えない限り、国家は個人に干渉すべきではないという「危害原則」を明らかにしたことで知られる。
    リバタリアン(古典的自由主義者)の聖典ともいえるイギリス経験論の金字塔。

    言論の自由、思想の自由がなぜ大切なのかを、民主主義のエッセンスをまるでビジネス書のように面白く説いている。たとえば、こうだ。
    「ひとつの社会に変わった言動がどれほど多いのかは一般に、その社会に才能や知的な活力、道徳的な勇気がどれほどあるのかに比例する」
  • サムライのごとく気高く生きよ。世界的名著『武士道』から核となる55の言葉を抜き出し、解説を加えたスペシャルエディション版。

    この大切な道を忘れてはいないか――。本書は、世界的名著『武士道』の一番売れている現代訳シリーズ(50万部超)を、さらに読みやすく大きな文字にして55の言葉を抜き出したスペシャルエディション版です。日本人の倫理観や道徳観が問われるニュースや報道が多い昨今。いまこそ振り返りたい古典の名著が手に取るようにわかる1冊! 主な言葉の一部はこちら。 ●武士道の光は、その母体である封建制度よりも長く生き延びて、この国の人の倫(みち)のありようを照らしつづけている。 ●仏教が武士道にあたえられなかったものは、神道がそれを十分に補った。それによってサムライの傲慢な性質に忍耐心や謙譲心が植えつけられたのである。 ●武士道は知識を重んじるものではない。重んずるものは行動である。したがって知識はそれ自体が目的とはならず、あくまで智恵を得るための手段でなければならなかった。 ●礼儀は、常に優美な同情となって表れる。すなわちそれは、泣いている人とともに泣き、喜ぶ人とともに喜ぶ、ということである。 「われわれは今日の会話の中で、『彼はサムライだ』という言葉を使うことがある。それは、その人が封建的だとか権威主義的だとか、あるいは時代錯誤とかいったマイナスの意味で使っているわけではない。むしろ、決断力のある果敢な性格の持ち主とか、責任感の強い正義漢とか、筋を通す信念の人とか、肯定的な評価として使っている。あるいはまた、われわれは不正を行った人や卑怯なふるまいをした人に対して、『卑怯者』とか、『恥を知れ』という言葉を吐くが、これとて、そのもとは武士道から派生したものである。賢明なる明治の先達たちは、開国によって怒濤のごとく押し寄せた文明開化の嵐の中でも、日本人としての伝統的精神を忘れないようにと、『和魂洋才』なる思想でそれに対抗した。じつは、この『和魂』こそ武士道精神であり、長い歴史の中で培ってきた日本人のバックボーンだったのである」(本書「解説」より抜粋)
  • 著者が軍事医学と酷評する精神医学とそのバイブルである『精神疾患の診断・統計マニュアル』などが現代を理解する鍵だ。

    軍情報部と諜報機関の仕事、情報機関の世界的連携、テロ行為と偽旗作戦・ステイビハインド作戦、人工衛星とスーパーコンピューターによる大衆監視と追跡、人間を遠隔操作するサイバネティクス技術に使われるブレインチップとインフォームドコンセントのない人体実験、著者が軍事医学と酷評する精神医学とそのバイブルである『精神疾患の診断・統計マニュアル』などが現代を理解する鍵だ。
  • 本書の著者クラウス・リーゼンフーバー神父(1938-2022年)は、フランクフルトに生まれ、1958年にカトリックの修道会であるイエズス会に入会したのち、1967年に来日して長年にわたり上智大学で教鞭を執りました。ドイツ哲学に深い造詣をもつばかりか、西田幾多郎をはじめとする日本の哲学思想に通じていた著者は、西洋中世の哲学・神学について研究し、あるいは教育するとともに、一般向けの講座を精力的に行って多くの日本人に親われました。
    しかし、専門論文が多いこともあってか、一般向けの著作はほとんどなかったと言わざるをえません。古代から現代に至る西洋哲学全体に対する該博な知識と透徹した理解に基づいた知恵の結晶を多くのかたに触れていただく機会になることを願って、ここに学術文庫オリジナルの精選論文集をお届けします。
    以下の目次にあるように、本書で中心的に選ばれたのは、著者にとって重要な研究対象であるトマス・アクィナス(1225頃-74年)をめぐる論考です。「言語」、「存在」、「神」という哲学にとっても神学にとっても最重要の概念を正面から取り上げ、トマスの論を精緻にたどるだけでなく、独自の読みを加えることで、そこに潜む可能性を最大限に引き出す――「思惟」というものの醍醐味がふんだんにつまった論考群は、読むたびに発見に満ちた宝と言えるでしょう。
    惜しまれながら2022年に逝去したリーゼンフーバー神父の偉大な遺産を本書を通して知っていただけることを心から願っています。

    [本書の内容]
    中世思想における至福の概念
    トマス・アクィナスにおける言葉
    トマス・アクィナスにおける存在理解の展開
    存在と思惟――存在理解の展開の可能性を探って
    トマス・アクィナスにおける神認識の構造
    神の全能と人間の自由――オッカム理解の試み

    解 説(山本芳久)
  • シリーズ41冊
    8381,265(税込)
    著:
    長谷川櫂
    レーベル: ――
    出版社: NHK出版

    大震災後に歩む、芭蕉の「みちのく」
    松尾芭蕉の『おくのほそ道』は単なる紀行文ではなく、周到に構成され、虚実が入り交じる文学作品である。東日本大震災の被災地とも重なる芭蕉の旅の道行きをたどり、「かるみ」を獲得するに至るまでの思考の痕跡を探る。ブックス特別章として、芭蕉による『おくのほそ道』全文を収載。

    [内容]
    はじめに―『おくのほそ道』への旅
    第1章 心の世界を開く
    第2章 時の無常を知る
    第3章 宇宙と出会う
    第4章 別れを越えて
    ブックス特別章 『おくのほそ道』全文
    松尾芭蕉 略年譜
    あとがき
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    本書では近代英国哲学とキリスト教神学との関係を、ロック、バークリ、ハチソン、ヒューム、スミス、リード、J・S・ミルと続く近代英国哲学を統一的に捉える視点として設定する。そして英国経験論のキリスト教神学からの影響を明らかにすることで、従来の英国哲学史観をキリスト教神学への応答という観点から解明し、近代英国哲学の全体像を再検討するための手がかりを提示しする。
    近代英国哲学とキリスト教神学はどのように関係するのか、近代英国哲学史における経験や道徳の本質はキリスト教神学との関連においてどう理解されるべきであるのか。これらは本書の核心をなす「問い」である。
  • 1,782(税込)
    著者:
    預言者の書
    レーベル: ――
    出版社: 文芸社

    キリスト教の真理について、4つの領域をテーマに掲げ、きわめて克明に説いた作品。

    イエス様の教え「聖書」、釈迦様の教え「神理の書」は、「神の教え」です。お読みになられることをお勧めいたします。私たちが霊界では、真理や生きる意味を理解されている証拠は、指導霊様、守護霊様、真理の霊に導かれ、この書が書かれたことです(本文より)。キリスト教の真理について、4つの領域をテーマに掲げ、きわめて克明に説いた作品。
  • シリーズ16冊
    1,2871,485(税込)
    著:
    バウンド
    監修:
    秋山宏次郎
    レーベル: ――
    出版社: カンゼン

    このままでは地球があぶない!
    未来のために考えるべきこと

    未来を担うこどもたちに対し、SDGsと世界が直面する解決すべき問題、
    そして私たちの生活との関連をわかりやすく解説。

    SDGs(エスディージーズ)とは…
    国連が決めた2030年までに世界の人々が達成しなければならない目標のことです。
    この目標に無関係な人は地球上に1人していません。なぜSDGsを達成しなければいけないのか。
    その答えは「このままでは未来の地球は立ち行かないほどの危ない状態」だからです。

    本書では、未来を担うこどもたちに対し、SDGsと世界が直面する解決すべき問題、
    そして私たちの生活との関連をわかりやすく解説。
    専門的な言葉もやさしく説明しているので、大人にもわかりやすい内容になっています。

    これからの世界を引っ張っていく今のこどもたちが将来的に理想の世界で暮らせるようにするためには、
    今からさまざまな問題について考え、周りの人たちと話し合い、取り組んでいくことが大切です。
    それが大人になったときにより良い未来をつくることに繋がるのです。

    【 も く じ 】
    はじめに このままで大人になったときに地球は立ち行かない
    第1章 みんなの周りのさまざまな問題を理解しよう
    第2章 国連が決めた世界共通の目標―SDGsって何
    第3章 自分ごととしてSDGsを考えることが大事
    巻末収録 SDGsの17の目標をもっとくわしく知る

    このままでは地球があぶない!
    未来のために考えるべきこと

    未来を担うこどもたちに対し、SDGsと世界が直面する解決すべき問題、
    そして私たちの生活との関連をわかりやすく解説。

    SDGs(エスディージーズ)とは…
    国連が決めた2030年までに世界の人々が達成しなければならない目標のことです。
    この目標に無関係な人は地球上に1人していません。なぜSDGsを達成しなければいけないのか。
    その答えは「このままでは未来の地球は立ち行かないほどの危ない状態」だからです。

    本書では、未来を担うこどもたちに対し、SDGsと世界が直面する解決すべき問題、
    そして私たちの生活との関連をわかりやすく解説。
    専門的な言葉もやさしく説明しているので、大人にもわかりやすい内容になっています。

    これからの世界を引っ張っていく今のこどもたちが将来的に理想の世界で暮らせるようにするためには、
    今からさまざまな問題について考え、周りの人たちと話し合い、取り組んでいくことが大切です。
    それが大人になったときにより良い未来をつくることに繋がるのです。

    【 も く じ 】
    はじめに このままで大人になったときに地球は立ち行かない
    第1章 みんなの周りのさまざまな問題を理解しよう
    第2章 国連が決めた世界共通の目標―SDGsって何
    第3章 自分ごととしてSDGsを考えることが大事
    巻末収録 SDGsの17の目標をもっとくわしく知る
  • 2023年1月に逝去した元一水会代表・鈴木邦男がウェブ週刊誌「マガジン9」に約10年にわたって連載してきた文章をテーマ別にセレクト。
    「愛国心」「憲法」「表現の自由」「差別と格差」「宗教と政治」「憂国」「右翼と左翼」という7つの論点を、彼独特の軽妙でユーモアたっぷりの語り口で論じる、まさに鈴木邦男の「遺言」とも呼べる一冊。
    その「遺言」の解説を、リベラル論客として知られる思想史家・政治学者の白井聡氏が担当。
  • 2,970(税込)
    著:
    中沢新一
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    遠い過去の時代に、人間はどのような心を持ち、なにを考えていたのか。それを知るには、まだそれが残っている現場に身を置くことだ。若き人類学者・中沢新一は秘教の地へと向かう。恩師ケツン先生から得た知恵は、やがて独自の思想の構築へとつながり、「精神そのもの」へと導いていく――人生を賭けた冒険の書。
  • 辛い現世を終えて、来世こそは阿弥陀仏のすまう極楽浄土に生まれたい――貴賤を問わず日本で幅広く、長きにわたって信仰されてきた浄土思想。すべては平安時代、一人の僧によって著されたこの書物から始まった。源信なくしては、法然も親鸞もない。
    『往生要集』の訳・校注で知られる著者が、歴史的背景に始まりゆるやかに『往生要集』の構成に沿いつつ、親しみやすい現代語訳を随所に示しながら、源信の教えの真髄を平易に解き明かす。

    「予が如き頑魯(がんろ)の者(わたしのような愚かなもの)」と自らを顧みた源信(942-1017年)。智慧や才にめぐまれた一握りの人ではなく、自身を含む多くの罪深い「悲しき者」が救われる道を模索した『往生要集』が、日本の思想・信仰に与えた影響ははかりしれない。
     往生を目指すべき理由として描かれる等活地獄、黒縄地獄、衆合地獄、阿鼻地獄など数々の地獄も、経典と源信自身の言葉を交えながら、恐ろしい責め苦が生々しく描き出され、それに対応する極楽の姿、そして現代人の想像をはるかに超える仏の姿もあざやかに示される。地獄、極楽、さらに仏の姿は、信仰のみならず、のちの思想、文学、芸術にも大きな影響を及ぼした。『源氏物語』や『栄華物語』、『梁塵秘抄』など、のちの文学作品にみられる『往生要集』の影響も示唆される。
     『往生要集』は「集」というその名が示す通り、『無量寿経』、『観無量寿経』、『阿弥陀経』の浄土三部経をはじめ数多の経典や経典の注釈書の引用によって、往生の要諦を説いたものである。膨大多岐にわたる出典についての解説は、仏教学の泰斗たる著者ならではのものであり、源信が数々の経典のなかから何を重要としていたのかが、次第に浮かび上がってくる。
     仏の姿を念じる「観相の念仏」を自らの思想の核とした源信が、「南無阿弥陀仏」と仏の名を口で称えるいわゆる「念仏」、「称名の念仏」に託したものとは何だったのか――。浄土思想の原点に触れる一冊。(原本:『悲しき者の救い――源信『往生要集』』筑摩書房(仏教選書)、1987年)

    【本書の内容】
    はしがき
    第一章 『往生要集』の成立
    第二章 迷いの世界
    第三章 浄土へのねがい
    第四章 正しい念仏
    第五章 悲しき者の救い
    源信略年譜
    あとがき
    付 参考文献について
    選書版あとがき
    解 説(岩田文昭)
  • 「私たちの魂は死後も存在するのか」「人は生まれ変わるのか」ナビゲーターの素朴な問いに答える形で展開。「いろは歌」からわかる日本人の死生観や宇宙物理学に通ずる華厳の世界観など、仏教の深淵に迫る好エッセイ。
  • 宗教・思想や文化の流れをたどり、日本人なら知っておきたい知識を網羅する

    古代から根付く習俗や、神道・仏教などの信仰、伝統文化にまつわる、知っておきたい知識を徹底解説! さらに、日本人が懐き続けた異国への憧憬や、明治維新と近代の戦争などから、日本人の内面を深掘りする。
  • 難解な哲学の思索をできるかぎりシンプルな形で読み取り、自分自身が生きている「いま・ここ」での生活空間へ解き放ち枯れ木に花を咲かせようとする、豊かな老後のための挑戦的な哲学エッセイ。

    難解な哲学の思索をできるかぎりシンプルな形で読み取り、自分自身が生きている「いま・ここ」での生活空間へ解き放ち枯れ木に花を咲かせようとする、豊かな老後のための挑戦的な哲学エッセイ。人生百年時代を生きるための知恵をハイデガー、西田幾多郎、ニーチェ、ウィトゲンシュタインといった偉大な哲学者たちから学びとろうとわかりやすく解説した一冊。
  • 新生日本のために、まず日本人の特性を見つめ掘り下げた、柳田学の核心部を1冊に。旧版に、「明治人の感想」、折口対談「日本人の神と霊魂の観念そのほか」など大幅増補した新装版。
  • 1,980(税込)
    著者:
    竹田文義
    レーベル: ――
    出版社: 文芸社

    今の人間は、物質という目に見える物こそ確実なモノと信じて、シンプルになりすぎの獣のレベルにまで落ちてしまっている。

    今の人間は、物質という目に見える物こそ確実なモノと信じて、シンプルになりすぎの獣のレベルにまで落ちてしまっている。この世界の実相は、多層階層の複雑怪奇な世界なのだ。物質世界の中ばかりを見ていては、真実は見えては来ない。多層階層を理解し、上に在るものを見なければ真実は見えては来ないのだ。そんなことを理解して、この世界の認識を新たにするつもりで学んでほしいと願う。
  • 「人生の意味とは?」「存在の意味とは……?」思索の旅人である一人の哲学者が“人間存在”の究極の命題に挑んだ本書。

    「人生の意味とは?」「存在の意味とは……?」思索の旅人である一人の哲学者が“人間存在”の究極の命題に挑んだ本書。古代ギリシアに始まる古今東西の哲学者たちのさまざまな知見を振り返りつつ、著者オリジナルの思想を綴った21世紀の哲学書です。/私たち人間は、食べ、眠り、排泄すること以上の何かを人生に求める、「哲学する動物」なのです。(あとがきより)
  • 1,925(税込)
    著者:
    渡辺浩
    レーベル: 筑摩選書
    出版社: 筑摩書房

    私たちは、私たちの文化と言語とを形成してきた永い歴史を受けて、その流れの中で、感じ、思い、考えている。では、過去にどのようなことがあったために、いま私たちはこのように感じ、思い、考えるのか。そして、その過去に気づくことによって私たちは何を得られるのか――そうした日本思想史と現在の関わりについての問題を研究してきた著者が、これまでに様々な機会に発表してきた短い考察を集成。碩学による「日本」をめぐる長年の思想史探究を集成した、驚きと刺戟に満ちた珠玉の小文集。 【目次】はじめに/I その通念に異議を唱える/II 日本思想史で考える/III 面白い本をお勧めする/IV 思想史を楽しむ/V 丸山眞男を紹介する/VI 挨拶と宣伝/索引
  • 中世の大ベストセラー『痴愚神礼讃』の名を知る人は多いだろう。ヨーロッパ文化への貢献者に与えられる栄えある賞に今もその名を残す、西洋知性の粋、デジデリウス・エラスムス。宗教改革をはじめ、世俗権力と教会の対立が顕在化し、争いが絶えなかった狂乱の時代を生きた彼は、つねに学問に打ち込み、「何者にもその道を譲らない」という自らの信条が揺るぐことはなかった。派閥に属さない知性的な態度や人間味あふれる魅力的な人柄、「世界市民」としての生き方を、西欧文化を知悉する著者が憧憬をこめて描き出す傑作評伝。 【目次】まえがき/第1章 我、何者にも譲らず/第2章 不信の時代/第3章 変革への底流/第4章 古代へのめざめ/第5章 ふたつの友情/第6章 イタリアへの旅/第7章 ヴェネツィアの印刷業者/第8章 ゆっくり急げ/第9章 『痴愚神礼讃』/第10章 宗教改革の嵐/第11章 嵐のなかの生涯/第12章 自由意志論争/第13章 栄光ある孤立/はしがき
  • ■8000人以上の経営者・ビジネスパーソンを指導する
    神道研究家が教える「神習慣」
    あなたは

    「もっと運が良くなりたい」
    「もっと良いご縁が欲しい」
    「仕事の成績、業績を上げたい」
    「より良い人生に変えていきたい」

    など思っていないでしょうか?

    これまでのビジネス書では書かれていなかった
    運を味方にするまったく新しい習慣をご紹介します。

    ■著者は延べ8000人以上の経営者、ビジネスパーソンに対して
    運気を上げる方法を指導してきた神道研究家。
    これまで限られた人だけに伝えてきた
    神様に味方してもらう方法を本書で公開します。

    成功している経営者の多くが、
    なぜ神社を大切にし、会社には神棚を祀るのか?

    それは神様を通じて、見えない力を借りて
    会社や個人の流れを良くするためです。

    ただの神社に関する本とは違い、
    いい運気、ご縁、人生の流れを変える
    すぐにできる小さな習慣から、
    神様に味方される神参りまで
    幅広い習慣を紹介しています。

    もっと運気を良くしたい、
    もっと人生を大きく変えていきたい
    と思っている方にお薦めの一冊です。

    ■目次
    第1章 成功している人がやっている「神様との接し方」
    第2章 神様と深くつながる神習慣
    第3章 氏神様と崇敬神社につながる神習慣
    第4章 神様といつもつながる「神棚」の神習慣
    第5章 運を味方につける神習慣
  • 1,320(税込)
    著:
    中村元
    レーベル: 講談社学術文庫
    出版社: 講談社

    インド最古の聖典『リグ・ヴェーダ』にはじまり、世界的にも類がないほど深遠な思想を生みだしてきたインド。ウパニシャッド、ジャイナ教、仏教、マハーバーラタ、正統バラモンの六派哲学、ヒンドゥー教から、近代のガンジーやタゴールに至るまで、3000年以上にわたる複雑で多様な思想の全領域をコンパクトに大観する。
    アーリヤ人の侵入や農村社会の成立、王朝の興亡など、それぞれの時代の社会変動の影響も踏まえつつ、各思想大系の特質を明らかにすることで、〈解脱〉をもとめてやまない人類の思索の歴史が描き出される。
    世界的なインド哲学、仏教学者であり、比較思想の開拓者でもあった著者による、半世紀以上にわたって読み継がれてきた不朽の概説書。原本:『インド思想史 第2版』岩波書店、1968年)

    第一章 アーリヤ人の侵入とリグ・ヴェーダの宗教
    第二章 農村社会の確立とバラモン教
    第三章 都市の興隆と自由な思索の出現
    第四章 国家統一と諸宗教の変動
    第五章 統一国家崩壊後における諸宗教の変遷
    第六章 クシャーナ帝国時代における新思想
     第一節 時代の趨勢
     第二節 仏 教 
     第三節 ジャイナ教 
     第四節 南インド文化の開花
    第七章 集権的国家における諸哲学学派の確立
     第一節 正統バラモン系統
     第二節 仏 教 
     第三節 ジャイナ教 
    第八章 諸王朝分立時代における諸学派の継続的発展
     第一節 バラモン教およびヒンドゥー教 
     第二節 仏 教 
    第九章 回教徒の侵入と思想の変化
     第一節 中世的宗教の発展 
     第二節 近代的思惟の発展 
    第十章 外国資本主義制圧下における思想運動
    第十一章 〔附論〕科学思想
  • 1,980(税込)
    著:
    寺田透
    レーベル: 法蔵館文庫
    出版社: 法藏館

    日本最高の哲学書といわれる道元の『正法眼蔵』は、どう読めるのか。「語る言葉(パロール)」と「書く言葉(エクリチュール)」による「購読体書き下ろし」の読解書。解説=林 好雄。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    心をスーーッとほぐしてみませんか?
    10人のお坊さんがあなたのモヤモヤをスッキリ解決!

    5つのモヤモヤ
    イライラ、承認欲求、生きる意味、忘れられない過去、見た目

    NHK番組『10人のお坊さん』を書籍化!

    悩み、モヤモヤ、イライラ、苦しみ。
    それでも生きていかなければならないのが人生。
     <もう、イヤだっ!>
    そんなときには、ちょっと一息。
    お坊さんのお話〈説法〉に
    耳をかたむけてみませんか?

    〈仏教〉は
    人間の悩みや苦しみに向き合い続けて2500年。
    お坊さんの〈説法〉には、
    生きる知恵がたくさんつまっています。
  • この世の無常と無我の断りを語り、人生の一瞬一瞬に思いをこめて生きるよう説いた道元禅師の珠玉の言葉が、今甦る。

    心の不安と迷いを断つ。生き馬の目を抜く現代社会にあって、心の安定こそが必要とされる。この世の無常と無我の理を語り、人生の一瞬一瞬に思いをこめて生きるよう説いた道元禅師の珠玉の言葉が、今甦る。
  • 稚児をめぐって寺院間で戦いが起きるほど、男色は中世仏教界に根づいていた。戒から新仏教勃興の背景を描くスキャンダラスな仏教史。
  • 〈 予知などあり得ない。だがそれはいつも現実となる。〉

    イギリスのある一人の精神科医は人間の予知能力についての確信を深め、データとコンピュータを用いた警告システムの開発を夢想した──。
    科学と理性で不可思議な「偶然」に挑んだ、「予知調査局」をめぐるノンフィクション。

    ---------

    ふと母親のことを考えた一秒後にその母から電話がかかってきたりする。
      ある出来事が起こる前にそれを見たり、感じたりすることは人間にはできないはずだが、それにもかかわらずそれはよくそのへんにあるようだ。
      恋人や友人の死や、偶然の出会いは我々の心に前もって示される。

     * * *

    イギリスの精神科医ジョン・バーカーは災害や事故を知らせる予知夢やビジョンに興味を抱き、それらを予防に役立てる「予知調査局」を設立する。
    やがて国内外の事件を驚異的に的中させる二人の「知覚者」が現れるが、かれらはバーカー自身の死を予知する——。

    ---------

    〈夢やビジョンを読み解けば、最悪の未来を変えられる〉
    人間の精神に宿る未知の働きに迫ろうとした壮大な実験とその衝撃の顛末とは──。
  • シリーズ2冊
    1,430(税込)
    編:
    創学研究所
    レーベル: ――

    「創学」とは「創価信仰学」を意味する。あくまで信仰に軸足を置き、創価学会員の信心をストレートに思想化する試みを書籍化。てい談「理性と信仰をめぐって」(黒住真・佐藤優・松岡幹夫)、対談「仏教哲学と信仰」(末木文美士・松岡幹夫)、論考「キリスト教神学から見た『創価信仰学』」(佐藤優)ほか、インタビュー、書評なども収録。
  • 中国宋代の禅僧“無門慧関”によって編集された最もポピュラーな公案集「無門関」。“禅者の深い思索の結晶”から“即今・此処・自己”という禅思想の真髄を解き明かす。

    「本来の自己」に生きる道とは――中国宋代の禅僧“無門慧関”によって編集された最もポピュラーな公案集「無門関」。“禅者の深い思索の結晶”から“即今・此処・自己”という禅思想の真髄を解き明かす。
  • 12世紀の中世ヨーロッパ、一人の哲学者の著作が再発見され、社会に類例のない衝撃を与えた。そこに記された知識体系が、西ヨーロッパの人々の思考様式を根底から変えてしまったのである。「アリストテレス革命」というべきこの出来事は、変貌する世界に道徳的秩序と知的秩序―信仰と理性の調和―を与えるべく、トマス・アクィナスをはじめ、キリスト教思想家たちを激しい論争の渦へと巻き込んでいった。彼らの知的遺産は、現代にどのような意義を持つのであろうか。政治活動の発展と文化的覚醒が進んだ時代の思想を物語性豊かに描いた名著。
  • シリーズ3冊
    2,6403,080(税込)
    著:
    高橋巖
    監修・解説:
    若松英輔
    レーベル: ――
    出版社: 亜紀書房

    日本精神史の埋もれた鉱脈を掘り起こす新シリーズ〈叡知の書棚〉刊行スタート!

    ----------------------

    《自己の存在の秘密を学ぼうとする人へ 》

    古代ギリシア以来のヨーロッパの教育観・人間観に照らし、教育とは何かを考える。
    その先に展望される、あるべき理想の教育とは──。

    ----------------------

    独創的な教育家にして、医学、農業、経済学、芸術学、建築学、文学、哲学、宗教に至る広大な領野を探究した大思想家ルドルフ・シュタイナー(1861~1925)。

    シュタイナー研究の第一人者が、その教育思想の可能性を深く掘り下げる決定的な名著、待望の復刊。

    ----------------------

    普通、人は霊的という言葉にあまりなじんでいませんから、この言葉だけで既に何か違和感を感じて、「霊的因果律」という考え方にはとてもついていけない、と思うでしょう。けれども霊的という、いわば学問的には聞き慣れない言葉を意識的に使うことがシュタイナーの思想を理解するのに必要なことなのです。(本文より)
  • 「人文・教育系」に特化した濃厚で濃密な面接対策の決定版!

    「人文・教育系」の学校推薦型選抜や総合選抜型で必要な対策を網羅!

    面接での頻出質問と頻出回答を25「パターン」に分類。
    「ダメ回答」のどこがどうダメか、「合格回答」のどこが高評価ポイントなのかをしっかり提示し、
    【何を話すか】【どう話すか】を徹底解説。

    面接対策だけでなく、合格する志望理由書の書き方や、小論文や面接で使える発想法も手に入る!
    さらに、人文・教育系に必要な教養が身につく資料の集め方や書籍を案内するだけでなく、本書を読むだけでも教養が身につき、試験に応用できる!

    大学側が求めている「入学後も自己を成長させ、他者にも貢献できる人」への道筋を本書が照らします。

    ※本電子書籍には、紙書籍に付属している赤色チェックシートは含まれておりません。
  • 漢字を繙(ひもと)いて神仏と対峙する!

    すべての漢字には神仏(みほとけ)の精神が宿っている。日頃から慣れ親しんでいる漢字の一字一句の由来を追求し、それぞれの文字が持っている生命力や意味を自然化学や哲学の領域にも立ち入りながら、新たな漢字の世界を紹介。安以宇衣於(あいうえお)や、零、壱、二、三…の漢数字に隠された仏教思想を解き明かしていきます。
  • すべての「いのち」の持ち味を引き出し100%発揮させる生き方のすすめ。どんなものにも良さがある。どんな人にも良さがある。良さがそれぞれみな違う。良さがいっぱい隠れてる。ものの取り柄を引き出そう。人の取り柄を育てよう。自分の取り柄を捧げよう。(※本書は2003/6/13に致知出版社より発売された書籍を電子化したものです)
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    「ヘブル書」とは、『新約聖書』の中でももっとも文学的とされる書である。書かれた時期は、80から90年ごろとされ、迫害の時代のものとされている。宛先人も差出人も明記されていない書簡の形式をとっている。キリストを大司祭とし、教会を神の民とするなど独特の神学的ドグマが展開されている。
    【目次より】
    序言
    第一章 序論
    第二章 この手紙における旧約聖書釈義の方法
    第三章 神の子(一) 一章一節――二章四節釈義
    第四章 神の子(二) 二章五――一八節釈義
    第五章 大祭司としてのキリスト(一)
    第六章 大祭司としてのキリスト(二)
    第七章 新しい契約の仲保者としてのキリスト
    結論
    略語表・参考文献
    ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
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    京都学派を代表する哲学者の高坂・西谷、科学史家の下村、倫理学者の三宅、西田幾多郎・フッサールに学ぶも京都学派とは距離をとった哲学者・務台ら、超一流の哲学者たちが、「哲学」について縦横無尽に語り尽くす。
    【目次より」
    第一章 哲学とはなにか 哲学の本質および方法
    哲学の方法としての対話
    第二章 物質とはなにか 自然哲学
    問題への展望 下村寅太郎
    第三章 生命とはなにか 生の哲学
    問題への展望 三宅剛一
    第四章 歴史とはなにか 歴史哲学と唯物史観
    問題への展望 高坂正顕
    ヤ革命観
    二つの終末観の総合
    第五章 人間とはなにか 人間学および実存哲学
    問題への展望 西谷啓治
    ハイデッガーのニヒリズム
    死の問題
    第六章 人間はいかに生くべきか 道徳的危機とヒューマニズム
    道徳的危機の問題
    編集後記
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    京都学派の哲学者であった著者の本格的哲学論考。「近代の超克」を引き継ぐべき著者は、戦後早々に哲学的思索をやめてしまう。その思想の軌跡に迫るための必読書。
    【目次より】
    第一論文
    一、本題名中の『歴史的境位』について
    二、本題名中の『実存倫理』について
    三、副題名『神人と人神』について
    四、収録論文とその成立過程について
    五、主体的現象学について
    六、全文を反省して
    第二論文
    第一節 行為的人間
    第二節 悲劇の誕生
    第三節 悲劇の性格
    第四節 悲劇的個体
    第五節 悲劇的行為
    第六節 ヒュブリスとネメシス
    第七節 善悪と運命
    第八節 和解とカタルシス
    第九節 歴史の悲劇性
    第三論文
    第一節 黄金時代の想起
    第二節 ユートピアの期待
    第三節 ゼーノーンの反復
    第四節 エピクテートスの克己の倫理
    第五節 マールクス・アウレーリゥスの孤高の倫理
    第六節 倫理と歴史的現実
    第四論文
    第一節 苦難の根本義
    第二節 倫理と宗教の相剋
    第三節 自主性のパラドックス
    第四節 苦難の反復
    第五節 苦難の超剋
    第六節 神人と人神の相即の課題
    第五論文
    第一節 問題提起
    第二節 カントの宗教論の主体的必然性
    第三節 敬虔主義と啓蒙主義
    第四節 理性的道徳宗教の第一歩
    第五節 善悪の主体的相剋とその宿命
    第六節 道徳的理念の宗教的理念への転化
    第七節 心術の変革
    第八節 自由の具現の現実的媒体
    第九節 近代的理念の実存的限界
    第六論文
    第一節 ニヒリズムの到來
    第二節 ニヒリズムの道徳的背景
    第三節 クリスト教とニヒリズム
    第四節 ヘレニズムとヘブライズムの抱合
    第五節 近代科学とニヒリズム
    第六節 道徳と宗教の亀裂
    第七節 人神のニヒリズム
    第八節 虚無への虚無
    終論
    第一節 イエスの弁証
    第二節 自由の実存
    第三節 愛の弁証法
    第四節 受難と悔改の倫理
    第五節 使徒対天才
    第六節 イエスを師として
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    西田幾多郎に師事した哲学者だったが、戦後マルクス主義唯物論者に転向した著者の著作集。全8巻。第一巻は、「自叙伝」である。
    【目次より】
    目次

    わが思想の遍歴
    まえがき
    ロシア語版序文
    ロシア語版あとがき   エリ・シャフナザロワ
    わが思想の遍歴
    唯物論十年 続わが思想の遍歴
    まえがき
    ロシア語版序文
    ロシア語版あとがき   ペー・フェドセーエフ
    唯物論十年
    私の人間変革
    まえがき
    前編 天空にあこがれて
    後編 大地に立つ 
    入党のことば
    わが入党の動機
    奇跡の友情 モスクワの女性からの手紙
    日本のみなさんへ   エリ・シャフナザロワ
    まえがき
    奇跡の友情
    柳田謙十郎略歴年譜
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    哲学者にしてキリスト教神学者である著者による「理性」と「信仰」をめぐる論考。時に、対立する「理性」と「信仰」はどのような関係にあるのか? 「信仰」は「理性」を超えるものなのかなどを、問い直します。
    【目次より】

    第一章 キリスト教哲学の根本問題
    第一節 キリスト教哲学の可能性について

    (一) 創造における理性と信仰
    (二) 堕罪における理性と信仰(イ)
    (三) 堕罪における理性と信仰(ロ)
    (四) 新生における理性と信仰(イ)
    (五) 新生における理性と信仰(ロ)
    第二節 キリスト教哲学成立の歴史

    (一) ギリシャ哲学における理性と信仰
    (二) 教父哲学における理性と信仰(イ)
    (三) 教父哲学における理性と信仰(ロ)
    (四) アウグスチヌスの理性と信仰
    (五) 中世哲学における理性と信仰
    第二章 時と永遠について
    序説
    第一節 聖定における時と永遠の位置
    第二節 創造における時と永遠
    第三節 摂理における時と永遠
    (一) 業の契約と時間の構造
    (二) アダムの堕罪と時間
    (三) 恵みの契約と時間の遠近法
    第四節 新約の時と永遠
    (一) 新約的時間の遠近法
    (二) 終末における時と永遠
    結語
    「補論」一般史と救済史の関係について
    第三章 自然の意味について

    第一節 
    (一) ギリシャ的自然観
    (二) 中世的自然観
    附論 トーマス・アキーナスの自然観
    (三) ルネッサンスの自然観
    第二節 近世初頭における自然科学とプロテスタント信仰
    (一) 予定論と科学(イ)
        予定論と科学(ロ)
    (二) 第二原因としての自然法則(一)
        第二原因としての自然法則(二)
    第三節 聖書の自然観

    (一) 創造における自然
    (二) 摂理における自然
    (三) 終末における自然
    第四章 知性の改善

    第一節 理性の訓練
    (一) プラトンの知識論
    (二) 知識形成の基盤としての神と自己の存在認識
    第二節 危機に立つ理性
    (一) 史学的見方
    (二) 社会学的見方
    (三) 哲学宗教的見方
    結論
    「附論」ルネッサンスと宗教改革
    附録(一) 自然的秩序と目的論的秩序 カントの目的論の構造と批判
    附録(二) カントの目的論における普遍と個物の関係について
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    なぜ、人間が作った事や物が、逆に人間を支配するようなことが起こるのだろうか。あらためて、疎外が生み出す問題を哲学的に追究する。
    【目次】
    はじめに
    一 『精神現象学』における「自意識」の研究序説
    一 「欲求」の構造
    二 「承認」の概念
    三 「承認」をめぐる「生死の闘い」
    四 「主と奴」(一方的承認)の弁証法
    五 「支配と隷属」と現代の問題
    二 『精神現象学』における疎外の問題
    三 言葉と疎外(その一) マルティン・ブーバーの言語論をめぐって
    四 言葉と疎外(その二) ヘーゲルと現代の問題
    五 カント哲学の構造と疎外の問題
    あとがき

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