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『宗教、晶文社(実用、文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~10件目/全10件

  • 3,080(税込)
    著:
    木村武史
    著:
    山本孟
    著:
    田澤恵子
    著:
    岩嵜大悟
    著:
    斧原孝守
    著:
    石川巌
    他8名
    レーベル: ――
    出版社: 晶文社

    いつから人は死すべき存在となったのか。そして、死んだらどこへと向かうのか。
    神話における<死の意味>とは。
    日本における神話研究の最前線を斬新な観点から平易に伝える
    <シリーズ神話叢書>、待望の第三弾!

    本論集においては従来、神話研究において中心だった「死の起源神話」という
    問題だけでなく、「死」を広いテーマとしてとらえ、死の神話・死の象徴に関
    わる多様な表象を分析していく。通常あまり触れることのない地域の神話・伝
    承を仔細にわたり取り上げつつ、現代に関係する事象とも向き合うことで、わ
    れわれが持つ「死の観念」「死のルーツ」を明らかにする。

    【目次】
    1:山本 孟◎『テリピヌ神話』にみるヒッタイト時代アナトリアの「死」の世界
    2:田澤恵子◎古代エジプトにおける死後の復活再生と神々の協働
    3:岩嵜大悟◎聖書は死の起源についての神話を語るのか?
    4:斧原孝守◎雲南少数民族の死の起源神話
    5:石川 巌◎最初の死――古代チベット土着宗教儀礼説話に見る死の起源
    6:大木 舞◎不死なる神ヴィシュヌの化身神話
    7:二宮文子◎中世南アジアのスーフィズムにおける「死」と「死者」
    8:黒田賢治◎生と死のはざまを「生きる」――現代イランの「殉教者の奇跡」
    9:内海敦子◎インドネシア――死と天界と生まれ変わり
    10:窪田幸子◎アボリジニの死の概念と神話
    11:松村一男◎死すべき人間と不死の神々
    12:植 朗子◎『ドイツ伝説集』「死の伝説」「生の伝説」をめぐる〈神話的な死〉
    13:岩崎 賢◎メソアメリカの《死と生の旅》の神話
    14:木村武史◎北米先住民宗教における死の神話
  • <倭姫宮創建100年、記念刊行>

    各地を巡る長旅を経て、聖地〈伊勢〉を発見し、今も生きる「祭」の基礎を築いた女性がいた――。
    知られざる皇女の物語をひもとき、伊勢神宮の神秘を明かす。

    皇祖神・天照大神を祀り、年間800万人が参拝に訪れる伊勢神宮。2千年以上の歴史がある神宮に、2023年11月、創建100年を迎える新しいお宮がある。そこに祀られている、倭姫命(第11代垂仁天皇皇女)の生涯は、まさに神宮創建の「はじまりの物語」だった。
    神宮が伊勢の地に建てられるまでのヤマトヒメの旅をたどり、その足跡=「元伊勢」(神宮以前にアマテラスが祀られてきた場所)を訪れ、苦難と成長の物語をひもとく。

    <坂東眞理子氏(昭和女子大学総長)推薦!>
    著者たちは、古代史のおぼろな闇の中から倭姫命という女性リーダーを再発見した。倭姫命は天照大神を祀る伊勢の地にたどり着くまで、元伊勢の各宮跡で武力でなく、心と衣食と文明で倭を伝え創ったのである。
  • 1,870(税込)
    著:
    釈撤宗
    レーベル: ――
    出版社: 晶文社

    在家の知恵者たちが仏の前に集結!

    厳格な教えを強いる一神教とはちがい、仏教はなんでもござれの世界。どのような思想信条をもつ者に対しても、門戸が開かれ、不届き者の声にも耳を傾けてくれるありがたい宗教。そのような仏様の教えを体現し、どんな相手からもよいお話を引き出せる座談の名人・釈徹宗先生がホストとなった対談集。スポーツ、アート、文学、教育、将棋、人工知能、生命科学などの世界の第一線で活躍する著名人たちとの妥協なき16の語らいを収録。

    目次

    まえがき――釈徹宗

    1 色即是空
    打たれてもめげない「直球勝負」が大事です。――羽生善治
    何かを諦めたほうが、手に入るものがある。――為末大
    「物語」の力をいま取り戻せ。――いとうせいこう
    「依存先」が多いほど、人は自立できる。――熊谷晋一郎

    2 輪廻転生
    この世界にあふれる「問題」は、互いにつながっているのです。――国谷裕子
    「日本語」は人の心を優しく開かせる言葉です。――黒川伊保子
    「家族」と「共同体」のために生きる。それが人生をもつということ。――山極壽一
    人間の「非合理」を知っている。それが宗教の底力だ。――佐藤優

    3 四苦八苦
    老いも死も、万能解決策は「受け入れること」。――久坂部羊
    生命の仕組みを知れば、「操作の時代」も怖くない。――仲野徹
    「ヘンな日本画」には日本人の秘密がある。――山口晃
    「できる」と信じれば、人は何歳からでも伸びる。――坪田信貴

    4 如実知見
    人間の注ぐ親鸞のまなざしを、インドの月光に見たのです。――高史明
    小説が描けるものは、「断片」の中の真理なのです。――小川洋子
    現代人にとっての幸福は、「集中」にヒントがある。――石川善樹
    演劇や芸術には「人を育てる力」がある。――平田オリザ
  • 1,980(税込)
    著:
    横道誠
    著:
    島薗進
    著:
    信田さよ子
    著:
    釈撤宗
    著:
    中田考
    著:
    沼田和也
    他3名
    レーベル: ――
    出版社: 晶文社

    私たち2世の声を聞いてください!
    虐待、金銭的搾取、家庭崩壊、性暴力、PTSD…。過酷な境遇を生きのびた当事者たちの証言と、識者たちの考察で、2世問題の解決に挑む。

    安倍晋三銃撃事件で浮上した「宗教2世問題」。当事者たちの苦しみをどう伝え、どう救済するか? さまざまな2世当事者たちの証言、学術、ジャーナリズム、精神医療などの専門家による論考、海外の研究状況紹介、日本の創作物における宗教2世の描かれ方の総覧などから、2世問題の深層にせまり支援のあり方について考える一冊。「宗教2世問題」を一時の消費で終わらせないために。

    〈宗教2世とは何か。本書では「宗教2世問題」を親が特定の宗教を信奉しており、その宗教儀式や宗教活動の影響によって、子どもの養育、発育、発達、成長に著しい障害が発生する問題と定義したい。(…)「宗教2世」は必ずしも「カルト」として非難される宗教団体の2世ばかりではない。一般的にカルト宗教と見なされない新宗教や、場合によっては伝統宗教の内部でも、「2世問題」は存在する。〉(「はじめに」より)

    【目次】
    ■1章 当事者たちのさまざまな声
    被害者をもう出さないために反セクト法を 小川さゆり
    スクールカウンセラーとして、いまは2世たちの苦しみに寄りそいたい マリコ
    マインドコントロールは残っていて、いまでも人が怖い もふもふうさぎ
    「正統派」と呼ばれるところでも、カルト化することは普通にある あやめ
    家族を大事にするための組織が、家族を犠牲にしている サキ
    教義や信仰心を利用した性暴力にも焦点があたってほしい 朱莉
    宗教2世とマルチ商法2世の類似する苦悩 ライオ
    安住の地で暗部を見ても、外の世界の生き方がわからなかった 大沢
    信仰優先で家族が崩壊するのは、オウムも他のカルトも同じ 中山尚
    たまたま人を殺さなかった、とある宗教2世の話 紫藤春香

    ■2章 宗教2世・海外での最新研究状況 横道誠
    ──宗教的虐待、毒宗教、健全な宗教団体、宗教的トラウマ症候群、宗教的児童マルトリートメント

    ■3章 識者たちによる宗教2世論
    宗教2世問題の歴史的宗教文化的展望 島薗進
    宗教2世とカウンセラーの責任 信田さよ子
    宗教・社会・家族のダイナミズム 釈徹宗
    普遍的問題としての宗教2世問題 中田考
    目の前で苦しむ他者に耳を傾ける 沼田和也
    社会全体で2世の生きづらさを軽減する努力を 江川紹子

    ■4章 精神医療/カルト問題報道の観点から
    信仰の自由はR20にしたほうが良い? 斎藤環×横道誠
    宗教2世問題をコンテンツ消費で終わらせないために 鈴木エイトインタビュー

    ■5章 宗教2世はいかに描かれてきたか 横道誠
    ──関連する日本の創作物について思うこと

    ■6章 改めて宗教2世問題を展望する 横道誠
  • 「並外れた悩む力を持っている牧師だからこそ、 人の悩みを受け止められるのかも。 」
    ──帯文・末井昭

    ネットで誰もが石を投げあい、誰もが傷つけあう時代に、牧師の祈りはいのちとつながっている。
    かつて精神を病み、閉鎖病棟での生活も経験した牧師。何度もキリストにつまずき、何度もキリストと繋がってきた牧師が営む街のちいさな教会は、社会の周辺で生きる困難な事情を抱えた人たちとの出遭いの場でもある。宿を求めて夜の街で男をラブホにさそう少女、大人たちから裏切られ続け人を信用できなくなった青年、完治が難しい疾病で苦しむ患者、「いまから死にます」と深夜に電話をかけてくる人……。本気で救いを必要とする人びとと対話を重ねてきた牧師が語る、人と神との出遭いなおしの物語。

    「本書のなかで、わたしは自分が遭遇し、巻き込まれてしまったイエス・キリストの話を語っていくだろう。それはキリスト教についての神学的な叙述にはならない。なぜなら、わたしがこれから話すことは、そのほとんどすべてが、目の前に現れた他人たちとの出遭いについてだからである。わたしにとって神について語ることはすなわち、目の前の人と出遭い、そこで生じた共感や対立、相互理解の深まりや訣別、その喜びや怒り、悲しみなどの、生々しい出来事を語ることだからである。」(まえがきより)

    【目次】
    まえがき──自由意志なのか。奴隷意志なのか。

    ■第1章 割り切れぬものを噛み締めて
    アイドルとキリスト
    ねえ、ラブホいかへん?
    放っておいてくれませんか。あなたには分からない
    わたしは償ったのか?
    伴走し続けることの難しさ、大切さ
    聖書のなかの「かわいそうランキング」
    赦しを語ることができない

    ■第2章 背負えることと背負えないこと
    結婚式の祝辞
    「独りで抱え込まないで」の背理
    こちらも無傷では済まない
    誰がその責任を負えるだろうか
    仏教的文脈のキリスト教
    自分を責めてしまうことからの回復
    わたしは加害者であり、被害者である

    ■第3章 いのり、いのち
    彼女にはまぶしすぎた
    十二使徒たちの確執
    後にいる者が先になり、先にいる者が後になる
    謝罪から新たな関係の模索へ
    悔いのない人生はおくれるか
    誰もが石を投げる時代で
    キリスト教にはカルトになる要素があるのか?
    あなたは憐れみの目を向けてはならない

    あとがき
  • 読まずに生き残れるか…!?
    グローバル化がすすんだ今、
    世界史と日本は切り離せない

    ・ロシアによるウクライナ侵攻の背景
    ・ラテンアメリカ、中国で福音派が増えている
    ・日本人は宗教対立とは無縁なのか
    ・十字軍遠征の意外な真実
    ・イスラム支配地域でも、キリスト教やユダヤ教が許される条件
    ・多神教は寛容で、一神教は排他的なのか
    ・宗教とテロの関係史
    ・急激にイスラム化が進む欧州で起きていること ......etc

    「宗教対立」を入口に、新たな世界史の見方を提示。
    世界の歩みも、国際情勢の「なぜ?」も、背景を読むカギは「宗教対立」にある。

    ・・・

    世界で起こる出来事の背後に宗教対立がある。それは、最近起こった世界的に重大な出来事の場合にもそうである。しかし、現代の日本人には宗教対立は先鋭な問題として感じられてはいない。私たちは、宗教というもの、あるいは異なる宗教同士の対立がどういった事態を生むかを理解できていない。それは、世界の歴史、世界の歩みを十分な形では理解できていないことを意味する。国際化が著しく進んできた現在の状況のなかで、果たしてそれで世界を知り、他の国々とかかわり、日本の進路を定めていくことができるのだろうか。そこには大きな問題がある。(本文より)

    目次

    はじめに
    ロシア正教とウクライナ正教の反目
    ロシア正教会はロシアのアイデンティティ
    「第3のローマ」モスクワ
    共産主義と宗教の和解
    聖なるロシア
    仏教と神道の対立
    日本における宗教弾圧

    第1章 宗教対立の起源――十字軍遠征の意外な真実
    1 ローマ帝国はキリスト教を迫害していない
    外来宗教との対立
    デウスを大日としたザビエル
    手強い禅宗との宗論
    仏教と道教の対立
    度重なる老子=釈迦説の否定
    儒教には教団がない
    キリスト教徒は皇帝崇拝を拒絶?
    ローマ帝国によるキリスト教公認は怪しい
    天理教は軽犯罪で罰せられた
    皇帝崇拝はキリスト教公認以前のもの
    国家統合に役立つ公認宗教

    2 贖罪と金儲けのための十字軍
    キリストは神ではない、という根深い主張
    ぬぐい切れない「キリスト教= 多神教」論
    3つの宗教の交差点「エルサレム」
    十字軍のそもそもの目的は「贖罪」
    ユダヤ教に原罪の観念はない
    アウグスティヌスの回心
    善悪二元論、現世否定のマニ教
    マニ教の深い影響力
    聖遺物の蒐集と十字軍派遣
    中世で大流行した聖遺物崇敬
    聖地奪回では片づかない十字軍の意味

    第2章 宗教対立の陰に経済がある
    1 プロテスタントは何を“改革"したか
    ハンチントンの文明の8分類
    文明の主軸に宗教あり
    プロテスタントの側から見た改革イメージ
    ルターは“公然と"教会批判をした
    パウロの書簡のなぞ
    終末論と教会制度の結びつき
    生誕から死までカバーする「七つの秘蹟」
    教皇こそ教会の力の源泉

    2 教会と世俗権力の「人事と金」をめぐる争い
    教会と経済活動
    人事をめぐる闘争
    銀行業務を行ったテンプル騎士団
    異教徒からは利子が取れる
    十字軍のための経済的な支え
    宗教改革に対抗してできたイエズス会
    商才に長けた宣教師たち
    教会領としての長崎
    アジールとしての宗教勢力
    教会に頼らず聖書に頼る――ルターの改革の真意

    第3章 キリスト教とイスラム教は対立していたか――近代以前と以後
    1 野蛮なキリスト教世界、進んだイスラム教世界
    宗教対立の契機
    アラブ側には不明だった十字軍の目的
    文明の先進地アラブ
    医療もイスラム世界の方がすぐれていた
    野蛮な十字軍
    オスマン帝国に「スルタン・カリフ制」の成立
    重要問題の判定者= カリフ
    オスマン帝国の軍人にキリスト教徒もいた
    宗教の混交は当たり前
    「イスラーム世界」という言い方への違和感
    イスラム教の大勢力は東南アジア、南アジア
    19世紀に成立した「イスラーム世界」という見方

    2 イスラムには組織も宣教も現在もない
    キリスト教に宗教法がない
    イスラム教徒はモスクに属してはいない
    イスラム教は商人の宗教
    イスラム教のもつ緩さ
    「啓典の民」を認めるイスラム教
    利子を取れる「啓典の民」は貴重
    対立は近代に入ってから

    第4章 インドの宗教対立の歴史を追う―― 多神教は寛容なのか
    1 中国、朝鮮、日本の「廃仏」の歴史
    中国における「廃仏」
    仏教弾圧にも経済的背景が
    李氏朝鮮における廃仏政策
    寺社勢力から土地を奪い、税を課した明治政府

    2 神話とナショナリズムの形成
    ヒンドゥー教徒によるモスク襲撃
    アヨディヤ事件の背景
    イスラム教徒は全体の13パーセント
    体系化されていないヒンドゥー教
    ヒンドゥー・ナショナリズムの2つの背景
    政治への幻滅から興ったナショナリズム

    3 神話の政治利用
    神話ドラマと連動する政治
    神話と歴史的事実との関係
    捏造される神話
    神話を根拠とナショナリズム
    税金を取り異教を許したオスマン帝国
    非イスラム教組織を徴税に利用する
    オスマン帝国とムガル帝国の統治の違い

    第5章 2つの原理主義が向かう先――福音派とワッハーブ派
    1 アメリカを襲った信仰復興の狂熱
    新しいことば「原理主義」
    イラン革命とイスラム原理主義
    先にあったキリスト教原理主義
    福音派の主張
    「アメリカの子どもたちを戦士に」
    アメリカの異様な信仰復興熱
    商品のセールスと信仰の宣伝
    キリスト教の特殊性

    2 何度もよみがえるイスラム原理主義
    18世紀のイスラム改革運動
    イルハン朝の従軍記者
    ムスリム同胞団に引き継がれた思想
    原理主義が対したのは国内政治の矛盾

    第6章 宗教とテロの関係史
    1 イスラム教の特性とテロ
    イスラムは「普通名詞」の世界
    アフガニスタンでの米ソの確執
    同時多発テロ
    ハンブルグ・グループ
    ビンラディン主犯説の疑わしさ
    組織ではなくネットワーク
    イスラム教徒による襲撃事件
    増える「自爆テロ」
    殉教者を聖人とする仕組みがない

    2 個人の改心が宗教対立を引き起こす
    エリートたちがテロリストに
    世俗的な若者たちの変身
    内面の変化が大きな要因
    「チンケな若者」による大量殺戮
    宗教の確信と劣等感
    外側にある悪を強く意識する
    狂信者の系譜
    暗殺対象の歴史的な変化
    個人が引き起こす宗教対立

    第7章 世俗主義が巻き起こす新たな宗教対立
    1 宗教改革から政教分離へ
    ある映画の隠された意味
    改革派「ユグノー」への弾圧
    フランス革命と宗教
    フランスにおける政教分離の流れ
    カトリック教会の激しい抵抗
    宗教的標章規制法の成立

    2 国内の宗教対立
    オイルショック後の移民政策の変化
    聖俗一体化したイスラム教との根本的差異
    トルコにおける世俗化
    顕著なイスラム教復興の動き
    国家による世俗化との対立

    おわりに
    民族宗教と世界宗教
    宗教衰退の原因
    カーストとイスラム教の拡大
    分断と宗教対立のゆくえ
  • 1,540(税込)
    著:
    細川貂々
    監修:
    釈徹宗
    レーベル: ――
    出版社: 晶文社

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    空とは? 六波羅蜜とは? 解脱とは? さとりとは?
    異色の仏典「維摩経【ゆいまぎょう】」の世界をマンガにしました!
    スーパー在家者「維摩さま」と文殊菩薩の対話から知る、
    生きづらさに効くブッダのおしえ

    般若経、法華経と並ぶ仏教の代表的な経典のひとつ、維摩経。
    スーパー在家者「維摩さま」と文殊菩薩との対話から、
    仏教のおしえの根幹が見えてくる。
    「生きづらさを抱えて生きていくにはどうしたらいいんだろう?」
    心の悩みをいだく人たちに向けて、
    維摩経の物語世界をマンガ化。
    釈徹宗先生の解説付き。

    ======内容より=========
    苦しいときは、
    ドローンをとばすように
    上から自分をながめる

    はかない自分
    そのままを受けいれると
    悩まなくなる

    ボンノーの泥の中を
    生きぬくことで
    さとりの芽を出せる

    関係性の中で変化するもの
    それが「空」

    目次

    はじめに
    第一章 おだやかに生きられるには
    第二章 維摩さま登場
    第三章 お見舞い誰が行く?
    第四章 もしかして誰も行ってくれないの?
    第五章 病気のお見舞い
    第六章 座るところ
    第七章 そのままをうけいれる
    第八章 さとりって何?
    第九章 グレーが基本
    第十章 香りのよい国
    第十一章 食べ物のゆくえ
    第十二章 正体
    第十三章 供養すること
    第十四章 人に託す
    実践される空 『維摩さまに聞いてみた』解説 釈徹宗
    おわりに
  • 2,090(税込)
    著:
    中田考
    著:
    飯山陽
    レーベル: ――
    出版社: 晶文社

    イスラームは、穏健で寛容で民主的な、平和の宗教か?

    かたや男性・イスラーム法学者にしてイスラム教徒=中田考。かたや女性・イスラム思想研究者にして非イスラム教徒=飯山陽。ともにイスラームを専門としつつも、立場を異にする二者が交わす、妥協を排した書簡による対話。

    IS、トルコ・クルド問題、アフガニスタン中村哲氏殺害、ハラール認証、イラン情勢、コロナ禍の影響……。同じトピックを論じても、これだけ世界の見方が違う。はたして日本人は、イスラームをどれだけ理解しているか?
    神の前の自由・平等?
    人が獲得した自由・平等?
    誰も教えてくれなかった、イスラーム世界の真実をめぐる、火花を散らす対話の記録。

    「20年以上前に初めて出会った時から今に至るまで、中田先生は私にとって、全く分かり合うことのできない異質な他者です。中田先生だけでなく、私は日本の中東イスラム研究業界に属する多くの研究者と、ほとんど全く分かり合うことができません。(…)私はこの往復書簡を通して、中田先生と分かり合おうとも、中田先生を説得しようとも全く思いませんでした。私の目的は、ひとつにはもちろん、それぞれのテーマについての分析を提示することですが、もうひとつは中田先生と私の議論が徹頭徹尾嚙み合わないことを読者の方々によくよくご覧いただき、その上で、なぜこうも嚙み合わないのかについての理由を明らかにすることです。」(飯山陽 まえがきより)

    「人文社会科学の他の分野と比べても職業的専門家の絶対数が圧倒的に少なくマーケットも小さいイスラーム研究が学問の名に値するものに成長するためには、どんなにレベルが低く誤解と偏見に満ちていようとも、イスラームを理解できない人、理解しようとも思わない人にさえも広く読まれる作品ができるだけ多く生み出され、流通することが不可欠だと私は信じています。(…)本書ができるだけ多くの読者の目に留まり、読者の中からたとえ一握りほどの数であったとしても、本書に書かれたことの背後にある「誰の目も見たことがなく耳が聞いたともなく心に浮かんだこともない」(預言者ムハンマドの言葉)広大で深淵な世界を垣間見、彼らに続こうと志す者たちが現れることを願ってやみません。」(中田考 あとがきより)

    【目次】
    第一書簡 あるべきイスラーム理解のために
    第二書簡 イスラム国をめぐって
    第三書簡 トルコ、クルド問題について
    第四書簡 タイのイスラーム事情
    第五書簡 中村哲氏殺害事件をめぐって
    第六書簡 ハラール認証の問題
    第七書簡 イラン/アメリカ関係の深層
    第八書簡 コロナウイルス禍がもたらしたもの
    第九書簡 トルコのコロナ対応をめぐる考察
    最終書簡 インシャーアッラー それぞれの結語として
  • “世界制覇を公約に掲げて生徒会長に当選した俺の妹が「生徒会長」を「カリフ」に改称した。俺の妹がカリフなわけがない!男性であることは、カリフ有資格者の10条件の一つだ!”超グローバルエリート親子が牛耳るカースト制高校を舞台に、カリフ制再興を唱える天馬愛紗とその双子の兄・垂葉、剣術の達人衣織、理事長の御曹司・無碍、萌え心くすぐる美少女メク、謎の米国エージェント・ナオミなど、一筋縄ではいかないキャラクターたちが繰り広げる、夢と冒険の胸キュン学園ドラマ。はたしてカリフは東方の地・日本に現れるのか?『13歳からの世界征服』で悩める若者たちへのメッセージを発信した著者が、人類を領域国民国家の牢獄から解放するカリフ制の再興を説くべく書いた、前代未聞のカリフ・ライトノベル。天川まなるによる、イスラーム豆地識マンガも収録。
  • 1,430(税込)
    著:
    藤田一照
    著:
    光岡英稔
    レーベル: ――
    出版社: 晶文社

    一歩下がることからはじめる生き方とは。坐禅、五体投地、錬功、内観。古来の修行・稽古法から「自然体」への道を実践的に探求する。

・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。

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