セーフサーチ設定を変更しました
ページの先頭です
KADOKAWA作品コイン50%還元キャンペーン

『新書、鉄道』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全176件

  • シリーズ140冊
    5831,485(税込)
    著:
    塩田清二
    レーベル: NHK出版新書
    出版社: NHK出版

    認知症もガンも、いい〈香り〉で治療する
    時代がやってきた!

    視覚、味覚、聴覚などと並び、非常に身近な感覚でありながら、科学的にまだ謎が多く残る分野――それが「嗅覚」である。重度の認知症患者の症状を改善したり、がんの終末期の疼痛を和らげる〈香り〉。これまでの西洋医学では太刀打ちできなかった病状の治療方法として、いま注目されているメディカルアロマセラピーを、嗅覚のメカニズムや最先端の臨床例からわかりやすく解き明かす。

    ■目次
    第一章 嗅覚のメカニズム~ヒトはどのようにして<香り>を感じるのか
    第二章 <香り>が人体におよぼす作用~アロマセラピーのサイエンス
    第三章 治りにくい・予防しにくい疾患に効く<香り>~メディカルアロマセラピーの最新研究
    第四章 <香り>の効能を楽しむ~精油の使い方
  • 地名には、その土地の歴史がある

    内陸にも多い「海」がつく地名、「町」という名の村、地図にないのに生きている「幻の地名」……全国の不思議な地名を取りあげ、土地や日本語の由来をたどる。ひとつひとつの地名にその土地の歴史が隠されている。

    【目次】
    第一章 モノの名前を冠する理由
    第二章 意外な名付けられ方
    第三章 一筋縄ではいかない「読み」
    第四章 地名の表記揺れ
    第五章 境界・通り・橋
    第六章 悩ましい地名
  • 新幹線の窓からなにが見えるだろうか。縄文時代の貝塚から昭和の歴史遺産まで、見どころ満載なのが東海道新幹線だ。田子ノ浦や老蘇の森に古代の貴族たちが詠んだ風景を想像し、清州城や関ヶ原の古戦場に戦国大名の栄枯盛衰をたどる。明治の先取の気質を豊田佐吉の生家や井上勝の墓に感じ、熱海城や八ツ山橋にゴジラの悲哀を思う。車窓に拡がる歴史的スポット百カ所以上を全線地図とカラー写真を付して詳述。乗り越し注意。
  • 「絶景廃線」と呼びたくなる路線がある。瀬戸大橋の見える下津井電鉄、景勝地・耶馬渓の真ん中を走る大分交通耶馬渓線などだ。他方で、ありふれた景色の中を通っているが、歩いてみると何とも楽しい路線も少なくない。鉄道をこよなく愛する著者が五年をかけて全国の廃線跡を踏破。往時の威容に思いを馳せつつ、現在の姿を活写する。北は道東の国鉄根北線から南は鹿児島交通南薩線まで、精選五〇路線を紹介する廃線案内。
  • 協力しながらゴールへ進む鉄道員は
    可能性とやりがいに満ち溢れている

    鉄道業界の歴史や仕事内容を一望し、特殊な職種ならではのエピソードや、仕事の魅力、一日の過ごし方を紹介。また、鉄道員を目指す人たちへ向けて、鉄道会社への就職や、職業適正、業務への心構えも解説します。

    【目次】
    目次
    ■はじめに――鉄道員として何をしてきたのか
    ■1章 幼少期から鉄道員になるまで
    「丸ノ内線」色の自転車
    岩倉高校へ入学して線路そばに下宿
    インターンシップの乗客対応で冷や汗
    就職せずに大学で交通経済を学ぶ
    バブルが弾けて就職に苦労
    ■2章 鉄道員という生き方
    初の泊まり勤務は大晦日
    駅係員の仕事でカップルの喧嘩の仲裁も
    車掌になるために師匠とマンツーマン
    鉄道員は「組織図」ではなく「家系図」
    運転士試験のチャンスは1回きり
    サービス介助士の資格を取る
    資格取得や業務研究に大忙しの運転士時代
    「定年後のつもり」で教員免許を取得
    業務研究発表会に参加
    「欠員があるからやってみない?」で教員に
    学外のイベントもコーディネート
    コロナ禍にさまざまな資格取得を目指す
    メディア活動など学校外の活動も盛んに
    会社を越えてつながる人脈
    生徒にもさまざまなことを体験してほしい
    鉄道を中心に人の輪がつながる
    ■3章 鉄道員の仕事
    「人」が支える鉄道の仕事
    <1>現場勤務のプロフェッショナル職
    養成所の教師という仕事も
    <2>現場を支える事務職
    異動のサイクルやキャリアパス
    鉄道会社以外での鉄道の仕事<高校教員>
    利用者自身が防ぐことができる鉄道のトラブル対処例
    ■4章 鉄道員になるには
    昭和から平成、令和へ時代による採用の変化
    増える非鉄道の仕事
    高卒採用、専門学校卒採用、大卒採用の違い
    東京都交通局や市営地下鉄などは公務員として採用
    充実したキャリア支援が鉄道専門校のメリット
    JRの採用は一発勝負?
    新幹線の運転士になるには
    鉄道員になるための条件
    高まる技術系の仕事のニーズ
    中途採用、鉄道会社への転職
    鉄道員の年齢の幅や昇格のプロセス
    鉄道員を辞めてしまう人
    鉄道員に必要なスキル
    鉄道員の覚悟
    岩倉高校の取り組み
    ■5章 これからの鉄道員
    グローバル化する鉄道業界
    以前より異動が増えた鉄道員の仕事
    最近では高卒者も駅以外への配属も
    駅業務は人が減り、技術職のニーズが高まる傾向に
    車掌から運転士へのキャリアパスも変化
    進む女性採用
    変化の中で必要とされる人材
    リアルな体験がその後の人生を変える
    鉄道開業150年を迎えて
    ■おわりに――いつでも鉄道員になれる!
  • 学校で習って、誰もが親しんでいる地図記号。だが、実はまだまだ知られていないことも多い。日本で初めての地図記号「温泉」、ナチス・ドイツを連想させるとして「卍」からの変更が検討された「寺院」、高齢化を反映して小中学生から公募した「老人ホーム」……。地図記号からは、明治から令和に至る日本社会の変貌が読み取れるのだ。中学生の頃から地形図に親しんできた地図研究家が、地図記号の奥深い世界を紹介する。
  • 漱石はどんな乗り物で旅をしたのか?新婚旅行の汽車、イギリスに渡る船、満州の特別列車……、近代交通史を漱石の旅路から追う。
  • 1949年に誕生した国鉄は、復旧途上の設備で旅客・貨物輸送を一手に担い、戦後の高度成長を支え、新幹線もつくった。「鉄道は国家なり」であった。だが交通手段の多様化でシェアは低下、自立的な経営もままならず、赤字が雪だるま式に増え、労使関係も悪化、ついに1987年に分割民営化された。今、人口減、IT化、コロナ禍を受け、鉄道は再び危機に瀕している。国鉄の歴史に何を学ぶか、JR九州初代社長が明かす。
  • ノスタルジックな写真に見る、鉄道文化の栄枯盛衰――明治5(1872)年10月14日、日本初の鉄道が新橋‐横浜間で開業して今年で150年。鉄道は日本の近代化を支え、地方ごとに独特の鉄道文化が形成された。しかし、戦後にモータリゼーション時代が到来すると、その在り方は大きな曲がり角を迎える。大都市では路面電車が姿を消し、過疎化が進む地方では厳しい生存競争に負けた路線が次々と姿を消していった。そして、現在も生活様式の変化により、存続が危ぶまれる路線が激増している。本書では、昭和・平成の社会を支え、消えていった50の路線の記憶をたどるものである。※テレビ映像からのキャプチャーのため、一部不鮮明な画像があります。
  • 日本の近代化と産業の発展を担ってきた鉄道は、2022年10月14日で開業から150年を迎える。その150年の歴史を振り返る。
  • 鳥取県の境港市は、『ゲゲゲの鬼太郎』で知られる漫画家・水木しげるの故郷である。
    そして、境港市といえば、なんといっても、妖怪たちのブロンズ像がメイン通りの両側に居並ぶ街として有名である。
    なにしろ、空路で入れば米子空港は「鬼太郎空港」だし、JR境線の電車に乗れば、それは「鬼太郎列車」だったりする。境港市に入れば、「鬼太郎交番」もあれば、「鬼太郎ポスト」もある。とにかく、妖怪オンパレードだ。
    そして、街の最大のアイコンが、妖怪のブロンズ像である。その数は年々増えつづけて、現在177体! 隠岐島や県庁やJR駅構内の像も含めれば、200体近い。
    2018年、市は無秩序に並んでいたブロンズ像の大規模な移築を行った。現在では、「水木マンガの世界」「森にすむ妖怪たち」「神仏・吉凶を司る妖怪たち」「身近なところにひそむ妖怪たち」「家にすむ妖怪たち」の分類にしたがって並べられている。
    本書は現在の妖怪ブロンズ像を網羅する最新の図鑑だ。『ゲゲゲの鬼太郎』はもちろん、妖怪に興味をもつすべて人たちへの格好のガイドブックである。
    また、本書は、年に一回、境港市と調布市で開催される「妖怪検定」のオフィシャルテキストにもなっている。

    めくるめく妖怪たちのワールドへようこそ!
  • 路面電車が走っているとその街が輝く
    北海道から鹿児島まで全国の路面電車をお散歩しませんか?

    ゆるゆるイラストとほんわかトラベローグの路面電車旅行本の決定版。
    お散歩エッセイ・イラスト・写真、最新の路線図まで……たっぷり収録!

    (著者の鈴木さちこより)
    電車好きには「撮り鉄」「乗り鉄」「収集鉄」他、たくさんのジャンルがありますが
    私はあえて言うなら「旅鉄」!
    路面電車の大きな魅力の一つはやっぱり風貌。
    おもちゃみたいな可愛らしい車両、普通の電車とも違う、バスとも違う、あの存在感。
    不器用な感じで、進んでは電停で止まって、走り、また電停で止まってを繰りかえす。
    路面電車ってすごろくみたいに、ゆっくり進んで、気になる駅で降りたり乗ったりまた戻ったり気軽にお散歩できる。

    路面電車に乗るだけでその土地の素顔が見えてくる。それがすごく楽しい。
    路面電車が走っているとその街が輝く。

    単に人を運ぶ乗り物としてではなく、
    路面電車は目に見えないたくさんの素敵なものを乗せている。そんな気がするのです。
    さあ、路面電車すごろく散歩、始まりますよ!

    【目次】
    はじめに
    長崎電気軌道(長崎)
    岡山電気軌道(岡山)
    鹿児島市交通局(鹿児島)
    広島電鉄(広島)
    函館市電(北海道)
    とさでん交通(高知)
    札幌市交通局(北海道)
    江ノ島電鉄(神奈川)
    嵐電 京福電気鉄道(京都)
    熊本市交通局(熊本)
    都電荒川線 東京さくらトラム(東京)
    福井鉄道福武線(福井)
    豊橋鉄道市内線(愛知)
    京阪電気鉄道大津線(滋賀・京都)
    筑豊電気鉄道(福岡)
    阪堺電気軌道(大阪)
    伊予鉄道松山市内線(愛媛)
    東急電鉄世田谷線(東京)
    万葉線株式会社(富山)
    富山地方鉄道富山港線(富山)
    富山地方鉄道市内線(富山)
    2022年富山再訪
    路線図ガイド
    おわりに
  • 日本最速・東北新幹線と北海道新幹線の車窓の気になるあれこれ。歴史と地図的興味に鉄道事情を絡めて沿線をより深く知る本。

    上野~大宮間はトンネルのはずだった? 北東北を二分した「西回りルート」って何?
    さまざまな経緯でいまの姿となった東北新幹線と、「その先」の北海道新幹線をもっと興味深く乗れるようになる本。
    車窓の気になる山や建物も織り交ぜての沿線紹介も充実。

    【主な内容】
    第1章 東北新幹線ルートの不思議

    本当は計画になかった上野駅
    長大トンネルで駆け抜けるはずだった? 上野~大宮間
    上越新幹線との分岐点はどうして大宮から遠いのか
    新幹線から分岐する不思議な非電化路線
    ルート候補はなんと11通り! 位置と名前でもめた那須塩原駅
    事実上の日本最長ストレートがある白石蔵王~仙台間
    新幹線駅直結!になるかもしれなかった東北楽天イーグルスの本拠地
    「スワン駅」が誕生する可能性もあった? くりこま高原駅命名秘話
    映画にもなった! 水沢江刺駅と新花巻駅の誘致大作戦
    北東北を二分する大論争! 知られざる「西回りルート」
    盛岡以北の新幹線は「いわて沼宮内~八戸間」しか作られないはずだった
    青函トンネルが遠回りな津軽半島経由になった理由
    少しでも函館に近づけようとした? 新函館北斗駅の大カーブ


    第2章 列車の不思議

    停車駅では区分できない、東北・北海道新幹線の愛称の謎
    JR北海道のH5系が北海道新幹線を滅多に走らない理由
    本当は新幹線ではない? 山形・秋田新幹線が採用した「ミニ新幹線」
    東北新幹線ならではの「多層建て列車」
    グランクラスを安くたっぷり楽しむ裏ワザ
    車窓と日差しで決める座席選びのテクニック
    なにより大事なコンセントはどこにある?
    トンネルでも携帯の電波が届くのはトンネル内に基地局があるから

    第3章 沿線の不思議

    東北新幹線は山岳展望新幹線! おすすめの山の眺望はここ
    東北新幹線建設がきっかけで生まれた宇都宮タワー
    令和の世に開業する次世代路面電車 宇都宮ライトレール
    仙台市民が「帰ってきた」と感じる3本のテレビ塔
    宮城の高級米・ササニシキは今どこへ?
    沿線にある二つの「遺跡」がたどった道 世界文化遺産と太陽光発電施設
    廃止から十数年を経て今も生きている「くりはら田園鉄道」
    どうして北東北には「戸」のつく地名が多いのか
    新青森駅が医療都市に変貌!新幹線と病院の意外な関係
    現存最古のセメント工場
  • シニア世代となったテツの第一人者が、熟年夫婦の二人旅など大人向けの様々なテツ旅や、鉄道に関わるテツならではの趣味活動を紹介
  • 政府の地震本部が「30年以内の発生確率が70~80%」とする南海トラフ巨大地震。その震源域は広大で、沿岸部のみならず内陸も激しく揺れる。活断層の密集地帯を走るリニア中央新幹線は無事でいられるだろうか? リニアは既存の新幹線より脆弱で、大部分が地下トンネルのため避難は困難をきわめる。そして、新たな複合災害を誘発する可能性が高い。地震学の知見に基づき、その危険性を警告する!
  • かつて鉄道は、地方に近代化をもたらしてくれるものだった。「我田引鉄」と呼ばれようとも、政治家は血眼になって自らの票田に鉄道を引き込んだ。不自然な路線や駅の配置が各地に見られるのはその結果でもある。だが、鉄道を国に強請る時代は終わった。国と地方との関係が変わった今、リニア、都市交通などの整備はどうあるべきか。明治以来の政治家・政党と交通政策の変遷を概説し、これからを展望する。
  • なぜ、そこに路線があるのか?
    全国の37の路線・スポットを厳選し、詳細マップと希少写真で徹底解剖!
    現役の鉄道から廃線・未成線まで、日本一マニアックに掘り起こす!
    今こそ訪れたい「レア路線・駅」大全

    全国各地を走っていた鉄道の開発は、峠や断崖、天候など自然との闘いの歴史でもあった。しかし、そうして張り巡らされた路線も、年々減少する一方なのが現状である。本書では、存続の危機に瀕しながらも現役で「秘境」を走る路線や駅、残念ながら計画中止や廃線に追い込まれた路線、自然との闘いで難工事となったスポット、都会を走る特殊な路線など、全国37の路線やスポットを厳選。詳細な路線マップと写真で「秘境鉄道」の魅力を余すところなく紹介する。

    電子版ではカラー版マップ&元の色を残した状態で写真掲載!秘境鉄道の魅力をカラーでお楽しみください!

    【目次】
    第1章 日本の秘境鉄道 回顧録
    第2章 絶滅が危惧される秘境鉄道
    第3章 秘境路線の難工事スポット
    第4章 都会を走る珍路線!?
    第5章 伝説の秘境廃線・未成線
    第6章 降りたら最後!? 秘境駅

    本書紹介路線・スポット 分布マップ
  • 825(税込)
    著者:
    福原俊一
    レーベル: ちくま新書
    出版社: 筑摩書房

    東海道新幹線開業以来二〇年ぶりとなるモデルチェンジ車100系は、国鉄最後の名車として知られ、2012年の引退後も根強い人気を誇っている。しかし100系の輝かしい来歴には、その実現に向けて奔走し、立ちはだかった幾多の難関をブレークスルーした鉄道マンの苦労が隠されていた。当時の関係者への綿密な取材をベースに、民営化前後の激動の時代に設計開発・計画・運転・保守に打ち込んだ鉄道マンたちの熱い思いと鉄道魂を記録し、記憶に残る新幹線車両100系の足跡を後世に伝える。
  • 長距離の乗車券やフリーきっぷの利点のひとつは、途中下車ができること。
    気分次第で駅に降り、それから何をやるかを決めるのも、ちょっと贅沢な旅の一つ。
    きっぷのルールに明るい著者が、実践例も盛り込みながら広く途中下車の旅を紹介。
    “時と場所の自由旅”のマニュアルで、日常の通勤も小旅行に変わる。
  • 博多駅前や天神の交差点に立つと、次々に発着するバスの姿が目に入ります。
    九州は、それほどバスが発達した“バス王国”です。
    本書は、そのリーダーシップをとってきた西鉄バスの全貌を解説します。
    現在見られるさまざまなバス事業の施策は、実は西鉄バスが最初だった、という目からウロコのエピソードも満載です。
  • 阪急といえば、個性派ぞろいの関西私鉄各社のなかでも「高級」「美しい」といったイメージが強い。

    さらに顧客満足度日本一の企業にも選ばれ続け、信頼のブランドを築いている。
    ブランディングという概念のない時代から、いかにしてそのブランドをつくりあげ、守ってきたのか?

    関西をはじめ全国の鉄道に明るい著者が、さまざまな視点から阪急の個性に注目。

    わかりやすいエピソードを交えながら、ビジネス書とはちょっと違うテイストで、「阪急ブランド」が強固である理由を浮かび上がらせる。
  • 鉄道の長い歴史の中では、実用化されなかった車両も多数ある。
    構想で終わった原子力機関車や、試作で終わったガスタービン車、なかには「?」な珍しい車両も。
    現在、私たちが日常利用している鉄道の世界は、こうしたさまざまな挑戦の結果。
    限界を破り、新機軸を盛った新型車両を誕生させようという試みに、鉄道人は、どう立ち向かってきたのか。
    貴重な写真や図表を交えながら、鉄道車両の進化の軌跡を辿る。
  • どんどん深く、複雑化する地下鉄。地下40mを掘削するトンネルや川の凍結など、不可能を可能にした建設技術を紹介。乗客誘導の工夫、莫大な費用削減の秘策やデザインにも触れる。
  • 1815年、大小さまざまな主権国家の集合体・ドイツ連邦が誕生。以降、ドイツは帝国、共和国、ナチス、東西分裂、そして統一へと、複雑な軌道を疾走した。本書は、同時代に誕生した鉄道という近代技術を担った人びとと、その組織からドイツを論じる。統一国家の形成や二度の世界大戦などの激動に、鉄路はいかなる役割を果たしたのか。「富と速度」(ゲーテ)の国民経済を模索した苦闘とともに、「欧州の盟主」の実像を描き出す。
  • 北は北海道から南は鹿児島まで、今も現役で活躍し続ける路面電車。高度成長期に自動車社会の到来とともに、次々と姿を消していったこの路面電車が、環境問題や渋滞解消、またバリアフリーなどの観点から、いまあらためて注目されている。行き詰まりを見せている都市交通問題を大きく打開する可能性をもったシステムとしての路面電車を考える。
  • 現代、多くの人にとって鉄道は、速さ、安さ、快適さを求められる、手軽な交通手段の一つ。
    だがかつて、鉄道の存在ははるかに大きなものだった。
    鉄道敷設には必ず理由があり、設立当初は少なくとも一つ以上の使命を帯びていた。
    沿線に残された鉄道遺産や郷土史を掘り起こし、なぜその鉄道が求められたのか、歴史をひもとく。

    ■目次
    鉄路の“シルクロード” JR高崎線
    水陸を繋ぎ、海の玄関口・敦賀港へ JR北陸本線
    一路道後温泉へ! 伊予鉄道
    日本海軍の命脈を担った  JR横須賀線
    鉄道建設のための鉄道線 JR武豊線
    目指すは国際避暑地 JR日光線
    3路線が争ったお伊勢参りの足 JR参宮線
    鉱石を運ぶために誕生した JR青梅線
    信仰心は鉄路も通す JR成田線
    “黒いダイヤ”の輸送路 JR香椎線
    芳賀野に敷かれた“難産”路線の歴史 真岡鐵道
    聖地に向かって延びた鉄路 近鉄天理線
    開拓の魂が開通させた JR石北本線
    “東海道”から外れた危機が誕生のきっかけに 箱根登山鉄道
    上田・小県鉄道網最後の一路線 上田電鉄
    川砂利を積んで貨車が走った JR相模線
    京浜工業地帯とともに誕生 JR鶴見線
    本州最北の民鉄敷設の意外な資金源 津軽鉄道
    線路の蛇行が歴史を語る 新京成線
    昭和の大阪に生まれた大動脈 Osaka Metro御堂筋線 
    熱望された都市間輸送 JR仙山線


    ■著者紹介
    米屋こうじ(よねや こうじ)
    1968年、山形県生まれ。鉄道に生活感や歴史を求めて、日本と世界を旅しながら撮影を続けるカメラマン。人の手により受け継がれる鉄道遺産を取材した『ニッポン鉄道遺産』(交通新聞社・共著)、アジア鉄道旅でのふれあいを綴った『ひとたび てつたび』(ころから)、“国鉄一族”だった自身の家族の記憶を綴った『鉄道一族三代記』(交通新聞社新書)など著書多数。月刊『旅の手帖』などでも執筆。
  • 2020年3月開業の「高輪ゲートウェイ」で一躍注目を集めた駅名。日本の駅名とは、そもそもどういうものか。明治以来の歴史的変遷から浮かび上がってくる、思想、そして社会的・政治的・文化的背景とは。さらに、カタカナ・ひらがなを多用した「キラキラ駅名」はいかなる文脈から発想されるのか。駅の命名メカニズムを通して、社会構造の変化や地名との関係、さらに公共財としての意義や今後のあり方を展望する。多くの発見と知的刺激に満ちた本。
  • 東海道新幹線ルートのひみつ

    【第1章 東海道新幹線ルートのひみつ】
    突貫工事を可能にした戦前の弾丸列車計画
    起点は代々木公園になるはずだった?
    多摩川でのスピードダウンに秘められた節約の工夫
    神奈川県に設定された「モデル線」の奇跡
    日本坂トンネルを在来線が15年以上も使っていた
    浜松駅のカーブに隠された流浪の歴史
    新幹線用に設計されながら短命に終わった星越トンネル
    「急がば回れ」を実践した名古屋~米原間
    濃尾平野をめぐる大論争! 名古屋~関ケ原間建設苦難の歴史
    新幹線京都駅になるはずだった奈良線稲荷駅
    大山崎付近の新幹線の線路を、あの電車が走った!?

    【第2章 東海道新幹線と鉄道の謎】
    すぐ横に見える廃線跡が首都圏のゲートウェイに変貌!?
    大井川周辺には、もう一つの新幹線実験線があった
    実現可能? 不可能? 東海道新幹線新駅の謎
    新幹線とは異なる道をたどった南方貨物線
    関ケ原で新幹線を脅かすのは「雪」ではなく「氷」だった
    日本が誇る空力研究の聖地が米原に
    見ると幸せになれる? ドクターイエローの運行日を知る方法

    【第3章 東海道新幹線 車窓の不思議】
    意外に広い!? 新幹線の車窓から富士山が見える区間
    新横浜駅南北でなぜ風景が全然違うのか
    新横浜駅周辺にラブホテルがある理由
    いつまでも終わらない静岡県、どうしてあんなに東西に長いの?
    車窓の左右に広がる牧之原台地の茶畑はリストラ侍が作った
    車窓風景からヒントを得た浜名湖のウナギ養殖
    新幹線の先輩? 日本を代表する用水と新幹線の隠れた縁
    戦国の歴史を彩った織田信長の清洲城はレールの下に
    ソーラーアークの真の目的
    乗務員も注目! 米原の山中にトトロがいる?

    【第4章 新幹線をもっと楽しむ雑学】
    ついに引退! 700系が東海道新幹線にもたらしたもの
    東海道新幹線の車両をついに統一!N700系はここがスゴイ
    列車ごとに異なる「ひかり」の停車駅はまるでパズル
    懐かしい汽車旅気分を楽しめる各駅停車の新「こだま」
    どこに乗る?座席選びのテクニック
    新幹線を安全正確に運転する驚きの技術
    マニュアル通りだけではない車内放送
    最近まで車内改札が行われていた意外な理由
    ワゴンサービスから避難誘導まで 接客サービスを担当するパーサー

    【第5章 知らなかった!各駅の謎】
  • 1964年東京、1972年札幌、1998年長野と、国内で開催された過去3回の大会を機に、
    鉄道を中心とした交通インフラがどのように整備され、大会期間中にどのような輸送が行なわれたのか。
    都市基盤が発展途上にあった当時、現在とは大きく異なるできごとが次々と起きていたのだった。
    昭和の東京大会から平成、令和と時代を重ねた今、「あの五輪のときにはこんなことがあったんだ」
    というエピソードの数々を、当時の貴重な記録を紐解き掘り起こす。

    ■目次
    はじめに
     • 1964年 東京
     • 1972年 札幌
     • 1998年 長野
    おわりに 2020年 東京

    ■著者紹介
    松本 典久(まつもと のりひさ)
    1955年東京生まれ。出版社勤務を経てフリーランスの鉄道ジャーナリストに。
    『鉄道ファン』や『旅と鉄道』などへの寄稿、鉄道関連の書籍、ムックの執筆や編著などを行なう。
    近著に『時刻表が刻んだあの瞬間―JR30年の軌跡』)(JTBパブリッシング)、『東京の鉄道名所さんぽ100』(成美堂出版)、
    『Nゲージ鉄道模型レイアウトの教科書』(大泉書店)、『昭和の終着駅』シリーズ、
    『君も!鉄道マイスター 首都圏』(以上、共著・交通新聞社)、『どう変わったか? 平成の鉄道』(交通新聞社新書)など。
  • 巨大ターミナル・東京駅にある「ステーションコンシェルジュ東京」には、
    実に様々な問い合わせが寄せられ、ひとつひとつ正確に回答するコンシェルジュたちがいる。
    彼女たちが毎日の問い合わせとその回答例を記録した業務日誌を大公開。
    彼女たちの回答例には、ビジネススキルのヒントがたくさんあるだけではなく、
    増える外国人客はどんな質問をするのかなど、変わりゆく東京駅利用客の傾向が見えてきます。

    今年の東京五輪等、増える国際イベントの接客例集としても使えます。


    ■目次
    序章:ステーションコンシェルジュ東京の一日
    第1章:迷子
    第2章:構内
    第3章:ショップと観光
    第4章:忘れ物
    第5章:難問
    第6章:プロフェッショナル
    インタビュー:コンシェルジュたちの素顔は

    ■著者紹介
    渡辺 雅史(わたなべ まさし)
    1975年生まれ。フリーライター。小学生の頃より全国各地の鉄道に乗り、JR全線ほか、現在までに世界18の国と地域の鉄道に乗車している。週刊誌、月刊誌での記事執筆から、テレビやラジオ番組の構成作家まで、幅広い活動を行っている。著書に『銀座線の90年』(河出書房新社)、『最後の国鉄直流特急型電車』(キャンブックス 梅原淳氏、栗原景氏との共著)など。
  • 憧れの“出世列車”や、今はなき修学旅行専用電車、ヒット曲になった列車、ホテルのような豪華列車……
    明治の開業以来、鉄道はビジネスや旅、物流を変え、近現代の日本の生活にもっとも大きな影響を与えてきた交通だ。
    人々の生活を大きく変えた列車とは、どんなものがあるのか? 時代・世代で大きな存在となった列車とは?
    そんな名列車たちにまつわるストーリーを、当時の新聞など文化・風俗を伝える資料を探って、
    鉄道が人々にどんな思い出や変化をもたらしてきたかをひもといていく。1961年、新潟県生まれ。脳内科医、医学博士。加藤プラチナクリニック院長。株式会社 脳の学校 代表。昭和大学客員教授。発達脳科学・MRI脳画像診断の専門家。胎児から超高齢者まで1万人以上を加藤式MRI脳画像診断法を用いて治療。著書にベストセラー『脳の強化書』(あさ出版)、『50歳を超えても脳が若返る生き方』(講談社)、『片づけ脳――部屋も頭もスッキリする!』(自由国民社)など多数。
    ■目次
    第1部:人々を驚嘆させた鉄道黎明期
        東海道線直通列車、山陽鉄道急行・最急行列車 など

    第2部:国民の足となり不況下でも活躍
        特急「富士」「櫻」「燕」

    第3部:人も鉄道も力を合わせて戦後復興
        急行「銀河」「津軽」、特急「つばめ」「はと」

    第4部:日本中が大賑わいした鉄道黄金時代
        特急「はつかり」、修学旅行専用列車「ひので」、新幹線超特急「ひかり」 など

    第5部:成熟に向かう日本を支えた高度経済成長期
        特急「あさま」「あずさ」「有明」、「大垣夜行」 など

    第6部:新幹線揃い踏み! 都心と地方の行き来が細やかに
        特急「踊り子」、新幹線特急「やまびこ」「あおば」「はやて」「はやぶさ」 など

    第7部:多様化する旅と出張 “ならでは”を求めて
        特急「北斗星」「サンライズ瀬戸」「サンライズ出雲」、新幹線特急「かがやき」 など

    ■著者紹介
    原口隆行(はらぐち たかゆき)
    1938年、東京生まれ。上智大学卒業後、凸版印刷勤務を経てフリーに。『時刻表でたどる鉄道史』『時刻表でたどる特急・急行史』『日本の路面電車I II III』『鉄道唱歌の旅 東海道線今昔』『秘蔵鉄道写真に見る戦後史 上・下』(以上、JTBパブリッシング)、『最長片道切符11195.7キロ』(学研プラス)、『文学の中の鉄道』(鉄道ジャーナル社)、『鉄道ミステリーの系譜』(交通新聞社新書)など著書多数。
  • 踏切には名前がある。それは実に適当に名づけられている。「畑道踏切」と安易なヤツもあれば「勝負踏切」「天皇様踏切」「パーマ踏切」「爆発踏切」などの謎めいたモノも。踏切の名称にひかれて何十年の、「踏切名称マニア」が現地を訪れ、その謎を解き明かす。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    ふつうモノクロでしか見られない昭和30年代の日本を、カラー写真で記録していた人物がいた。米国出身、日本と日本の鉄道をこよなく愛する元祖「カラー撮り鉄」、J・ウォーリー・ヒギンズ。日本全国をくまなく訪問し、趣味の鉄道写真を中心に、当時としては超贅沢なカラーフィルムで日本の風景を多数撮影してきた。半世紀以上の歳月を経て、なお色褪せない6千枚の中から、選りすぐりの382枚を、当時の思い出話とともに公開。
  • 写真とデータで読み解く! 全国私鉄15社の完全ガイド

    2018~2019年に次々と新型車両が登場し、注目があつまる私鉄特急。
    全国に画一的な車両を導入するJRに比べ、会社ごとの個性があふれる。
    全国大手私鉄15社の個性的な特急の数々を網羅し、路線図や写真も豊富に掲載してマニアックに掘り起こす。


    【目次】
    プロローグ  これだけは知っておきたい!私鉄特急の基礎知識
    第1章  東武鉄道―「デラックスロマンスカー」から「スペーシア」へ
    第2章  西武鉄道―「レッドアロー」のゆったり空間を継承した「Laview」
    第3章  京成電鉄―「スカイライナー」で成田空港へ
    第4章  小田急電鉄―「ロマンスカー」は進化する
    第5章  京王電鉄―特急で高尾山へ、「京王ライナー」で多摩へ
    第6章  東急電鉄―渋谷から横浜・中華街を特急で結ぶ
    第7章  相模鉄道―悲願の東京進出で躍進する横浜の大手私鉄
    第8章  京浜急行電鉄―三浦半島を「快特」で楽しむ
    第9章  名古屋鉄道―セントレアには「ミュースカイ」がよく似合う
    第10章 京阪電気鉄道―「テレビカー」は消えても「おもてなし」精神は消えない
    第11章 阪急電鉄―創業者・小林一三の精神を受け継ぐ乗客サービス
    第12章 阪神電気鉄道―特急にもタイガースの旗が
    第13章 近畿日本鉄道―私鉄最大の路線網と特急網
    第14章 南海電気鉄道―斬新なデザインの「ラピート」、勾配に強い「こうや」
    第15章 西日本鉄道―九州最大の私鉄路線を特急で
  • 大阪府・奈良県・京都府・三重県・愛知県と2府3県にまたがる、私鉄最長の路線網を持つ近畿日本鉄道。
    それだけに特徴ある路線や駅も多く、掘れば掘るほど薀蓄や雑学も広がりをみせる。
    現在の路線・会社に形成されるまでの様々な路線・会社の合併や新設・廃止などの歴史や、
    バラエティに富んだ車両の変遷などで構成。
    まさに「その巨大さと歴史」をひもとき、「面白い!」近鉄の魅力が詰まった一冊となっている。

    ●目次
    第1章 近畿日本鉄道100余年のあゆみと車両たち
    日本最長の複線トンネルで阪奈間を直結(1906~)、河内・大和で地固め、吉野も手中に(1920~)、伊勢・名古屋への進出(1927~)、戦時体制下の交通企業統合により近畿日本鉄道誕生(1937~) ほか

    第2章 こんな風景が見られた昔日の近鉄
    近鉄お家芸の「改軌」は何と8路線、20m車の進出を拒み続けた名古屋線の“直角急カーブ”、近鉄と名鉄はかつて線路がつながっていた ほか

    第3章 近鉄の数ある駅のあれこれ
    旧国名付き駅、フルネームとそうでない駅、線路・駅名・ゲージとも複雑な変遷を極める橿原神宮周辺 ほか

    第4章 近鉄の営業サービス史・アラカルト
    「ビスタカー」は近鉄特急の象徴的存在、美味しい魚を輸送する鮮魚列車は5代にわたり活躍、Column 近鉄バスにも存在した二階建てバス「ビスタコーチ」 ほか

    ■著者紹介
    寺本光照(てらもと みつてる)
    鉄道研究家・鉄道作家。1950(昭和25)年1月大阪府八尾市生まれ。甲南大学法学部卒業。鉄道友の会会員。国鉄~JRや関西私鉄(特に近鉄・京阪・南海)の車両、列車、鉄道施設等の紹介記事のほか、写真、紀行文、評論文など多彩な著作活動を続ける。主な著書に『決定版近鉄特急』(ジェー・アール・アール・共著)、『まるごと近鉄・ぶらり沿線の旅』(七賢出版・編著)、『国鉄・JR列車名大事典』(中央書院)、『国鉄・JR関西圏近郊電車発達史』(JTBパブリッシング)などがある。
  • 1万人以上の脳画像を分析してきた名医が、
    ビジネススキル向上や認知症予防に役立つ「脳にいい」電車の乗り方を紹介。
    脳を効率的に鍛える方法だけでなく、「乗り方トレーニング33」を収録しているので
    通勤中にすぐに、脳にいい乗り方を実践できる。
    通勤時間に脳を鍛えて、もっとトクする人生を。

    ■目次
    第1章:ビジネスパーソンにすすめる「脳にいい通勤」
    第2章:通勤電車は、脳を活性化する最高の空間
    第3章:実践 脳にいい! 乗り方トレーニング33
    第4章:問題 どちらのほうが脳を刺激する?

    ■著者紹介
    加藤 俊徳(かとう としのり)
    1961年、新潟県生まれ。脳内科医、医学博士。加藤プラチナクリニック院長。株式会社 脳の学校 代表。昭和大学客員教授。発達脳科学・MRI脳画像診断の専門家。胎児から超高齢者まで1万人以上を加藤式MRI脳画像診断法を用いて治療。著書にベストセラー『脳の強化書』(あさ出版)、『50歳を超えても脳が若返る生き方』(講談社)、『片づけ脳――部屋も頭もスッキリする!』(自由国民社)など多数。
  • 全国の駅を訪ね歩いてきた著者が扉を開く、
    “駅舎めぐり”という、鉄道旅行の新境地。
    全国に鉄道の駅は約9500あり、ほとんどが「駅舎」を備えている。
    その機能や外観は似ているように見えても、丹念に観察すれば、
    その路線ならではの個性や地域とのつながりも見えてくる。
    本書では、北海道から九州までの28路線をピックアップ、
    “駅舎めぐり”という、知的好奇心を掻きたてる旅へと誘う。

    ■著者紹介
    杉﨑行恭(すぎざき ゆきやす)
    1954年兵庫県尼崎市生まれ。カメラマン・ライターとして旅行雑誌を中心に活動、
    鉄道史や駅舎をテーマにした取材や研究を手がける。
    著書に、駅の構造と歴史をまとめた『駅舎』(みずうみ書房)、
    駅舎ベスト100を選んだ『日本の駅舎』や『駅旅のススメ』(JTBパブリッシング)、
    『百駅停車』(新潮社)、『線路まわりの雑学宝箱』(交通新聞社新書)など。
  • 新宿駅全体の1日あたりの乗降客数は約350万人になる。
    350万という数は、大阪市の総人口約270万人を軽々超えている。
    1885年の開業当初は1日平均36人の乗降客数だった駅が、なぜこれほど多くの人々に利用されるようになったのだろうか。
    またなぜ新宿駅は永遠に工事を続けなければならない運命を背負うことになったのか――
    本書では新宿駅の歴史をたどり、「世界一」の駅になった由縁を考察する。

    ■著者紹介
    西森 聡(にしもり そう)
    1954年東京生まれ。旅カメラマン。ヨーロッパ、とりわけドイツやスイスを中心に撮影。著書に『ぼくは少年鉄道員』(福音館書店)、
    『ヨーロッパ鉄道紀行 15日間で6ヵ国をめぐる車窓の旅』(コロナ・ブックス、平凡社)、
    『そうだったのか、乗りかえ駅』『そうだったのか、路面電車』(交通新聞社新書)、
    執筆の仕事に『世界の車窓からDVDブック』シリーズ(朝日新聞出版)などがある。
  • あの「優良企業」が不採算路線を発表…
    なぜ「格差」が生まれたのか?
    上場達成の「光」とローカル線削減の「影」。その「矛盾」に迫る!

    発足時2,695.1km→現在2,273.0km。さらに、大減便により住民の通勤、通学に大打撃!
    多角経営は本業活性化につながらないのか?

    ■「企業」にとって、「公益」とは何か?
    二〇一六年に上場を果たし、独創的な車両や観光列車が注目を集めるなど盤石な経営体制を構築したかに思われていたJR九州も、二〇一七年七月三一日に初めて路線別の利用状況(輸送密度、平均通過人員)を公表。そして二〇一八年三月一七日のダイヤ改正では実際にローカル線の運行本数が住民の生活に支障を来すほどの大減便となり、自治体からの反発で微修正を余儀なくされたのは記憶に新しい。本書では関連事業の隆盛や上場などJR九州の経営が成功した「光」の部分を紹介する一方で、ローカル線の「切り捨て」とも取れる「影」の部分の背景についても分析していく。

    【目次】
    はじめに
    第1章 JR九州の光と影
    第2章 数字で読み解くJR九州の経営
    第3章 国鉄時代の九州の鉄道
    第4章 JR九州の躍進――1987~1990年
    第5章 総合サービス企業への変革――1991~1995年
    第6章 激化する高速バスとの競合――1996~2000年
    第7章 新幹線開業前夜の九州の鉄道――2001~2003年
    第8章 新幹線の一部開業と「第二の創業」――2004~2006年
    第9章 新幹線の全線開業と輸送体系の再構築――2007~2011年
    第10章 上場へ向けた事業の再編――2012~2016年
    第11章 株式上場でJR九州は何が変わったのか――2016~2018年
    第12章 令和時代の鉄道事業はどうなるのか――2019~2021年
    おわりに
  • シリーズ4冊
    9022,838(税込)
    著:
    老川慶喜
    レーベル: 中公新書

    一八五四年、来航したペリー提督は蒸気車模型を幕府に献上。以来、日本は鉄道時代に突入した。幕末の外国人たちによる敷設計画に始まり、新橋~横浜間の開業、官設鉄道を凌ぐ私設鉄道の全盛期を経て、一九〇六年の鉄道国有化と開業距離五〇〇〇マイル達成に至る半世紀――。全国的な鉄道網はいかに構想され、形成されたのか。鉄道の父・井上勝をはじめ、渋沢栄一、伊藤博文などの活躍とともに日本鉄道史の草創期を描く。
  • 利用客の減少・皆無により廃止になる駅。ルート変更により廃止になる駅。駅が廃止になるにはいろいろな事情があり、「その後」の運命も実にさまざま。なんと、かえって観光客が増えた駅も!? 廃止駅は地方の人口希薄地帯だけでなく、都心にもたくさんあります。近年は、それを活用して施設ができたり、見学会があることも。廃止前・廃止後から見えてくるそれぞれの事情を、北海道から沖縄まで一挙掲載。

    ・淡路島にも沖縄にも廃止駅がある!
    ・廃止後のほうがお客さんが増えた!?
    ・泊まれる駅、レールバイクに乗れる駅
    ・「鉄道の駅」から「道の駅」へ
    ・イベントのためだけに開業・廃止になった駅
    ・より便利な路線が開業したその影で……
    ・所有者から撤退要求!?
    ・災害から復旧できず、やむなく……
    ・ダムに沈むために消滅した駅
    ・旅客は廃止、でも貨物は現役!
    ほか多数!

    主な掲載駅(「廃止」ではない駅も含まれます)
    ■北海道
    おろえん/北進/越川/中標津/中湧別/計呂地/北見相生/明石町/上越/金華/常紋信号場/仁宇布/愛国・幸福/新十津川/増毛/陸別
    ■東北
    大畑/七戸/十和田市/長安寺/小坂/大荒沢/野蒜/熱塩
    ■関東
    久慈浜/(臨)偕楽園/神栖・鹿島サッカースタジアム/千葉/成田空港/羽田空港/羽田/博物館動物園/万世橋/新橋/表参道/初台/寛永寺坂/武蔵野競技場前/平沼・六郷橋/武蔵白石/ドリームランド/川原湯温泉/
    ■中部
    百間町/信濃川田/塩尻/黒部ダム/恋路/輪島/(臨)仁愛グランド前/奥飛騨温泉口/神岡鉱山前/川根唐沢・犬間

    ■近畿
    保津峡/大仏/片町・湊町/万国博中央口/住吉公園/菊水山/手柄山/三木/西脇/武田尾/金屋口/洲本/餘部

    ■中国
    吉ヶ原/あき亀山/三段峡/八田原/大社/(臨)清瀧みはらし/石見今福

    ■四国・九州
    (臨)津島ノ宮/日之影温泉/高千穂/宝泉寺/肥後小国/那覇・与那原
  • 技術の結集から生まれる日本の鉄道。
    人々の目は、鉄道会社と車両メーカーに留まりがちだが、
    鉄道を取り巻く技術の裾野は限りなく広い。
    専門分野における世界トップレベルの技術なくしては
    新幹線、在来線の運行、安全、快適性が機能しないのも事実である。
    車両関連の部品から、駅、線路にかかわる施設など、
    それぞれの「匠」を極めるメーカーのものづくりの現場を
    一つひとつ訪ね歩いて綴った筆者渾身のルポ。

    ■著者紹介
    青田 孝(あおた たかし)
    日本大学生産工学部機械工学科で鉄道車両を学び、卒業研究として1年間、国鉄鉄道技術研究所に通う。卒業後、毎日新聞社入社。メディア関連を担当する編集委員などを歴任し、現在は日本記者クラブ会員としてフリーランスで執筆活動中。著書に『ゼロ戦から夢の超特急』『箱根の山に挑んだ鉄路』『蒸気機関車の動態保存』『ここが凄い! 日本の鉄道』(以上、交通新聞社新書)。
  • 9つの路線を運行し、総営業キロは195.1キロに及ぶ東京メトロ。
    都心の地下にこれだけの鉄道システムを作り上げるには、
    膨大な時間と人、最新の技術が注ぎ込まれている。
    複雑な鉄道ネットワークを維持する東京メトロの「すごさ」を、
    実際に見たり感じられるポイントを中心に、
    利用者の立場から詳しく紹介する。

    ■著者紹介
    土屋 武之(つちや たけゆき)
    1965年生まれ。大阪大学文学部卒。『ぴあ』編集部などを経て、1997年よりフリーのライター。著書に、『ツウになる!鉄道の教本』(秀和システム)、『JR私鉄全線 地図でよくわかる 鉄道大百科』(JTBパブリッシング)、『まるまる大阪環状線めぐり』(共著・交通新聞社)、『新きっぷのルール ハンドブック』(実業之日本社)など。
  • 平成の時代、鉄道界は飛躍的な進歩を遂げた。
    鉄道ネットワークは拡大し、駅などの鉄道施設も一新された。
    その一方で、平成4年にデビューした300系新幹線電車が
    平成24年、後進に譲って引退するなど、
    30年間の時の移ろいを象徴するようなシーンも記憶に新しい。
    そんな鉄道の変遷を、数多くの記録写真を交えて振り返る。

    ■著者紹介
    松本 典久(まつもと のりひさ)
    1955年東京生まれ。出版社勤務を経てフリーランスの鉄道ジャーナリストに。『鉄道ファン』や『旅と鉄道』などへの寄稿、鉄道関連の書籍、ムックの執筆や編著などを行なう。近著に『昭和の終着駅シリーズ』、『君も! 鉄道マイスター 首都圏』(以上、共著・交通新聞社)、『時刻表が刻んだあの瞬間-JR30年の軌跡』(JTBパブリッシング)、『東京の鉄道名所さんぽ100』(成美堂出版)、『Nゲージ鉄道模型レイアウトの教科書』(大泉書店)など。
  • 国鉄からJRへ……波瀾の人生
    駅員、車掌、国鉄旅客局課長などを歴任したリーダーが見てきたものとは。

    鉄道ファンだったことから、国鉄に入社し、静岡駅の駅員や、御殿場線の本務車掌も経験。その後は本社の旅客局長や地方の鉄道管理局長として、特急車両の回送を活用した「ホームライナー」や、列車(汽車)が1時間に1本だった地方都市で電車を15~20分おきに運行するなど、現在も続く様々なアイデアを実現したことで知られる須田寛氏。国鉄の分割民営化後はJR東海のトップとして鉄道の発展に努めてきた著者が語る、国鉄・JRの65年。
  • 1889年、中央線の前身である「甲武鉄道」が、新宿~立川間で開業。
    それから22年後、本州中央部を抜け東京(飯田町)~名古屋間をつなぐ、
    中央本線が開業した。全通に至るまでは、
    駅や経由ルートで激しい誘致攻防が繰り広げられた。
    また、笹子トンネルや川の流れる谷あいを渡る事業など、
    工事は難関続きであった。本書は、こうした全線開業に至る紆余曲折を、
    事実に基づき綴っていく中央本線誕生の史話となる。

    ■著者紹介
    中村 建治(なかむら けんじ)
    1946(昭和21)年、山梨県大月市生まれ。明治大学政治経済学部卒。鉄道史学会会員。著書に『中央線誕生』『地下鉄誕生』『日本初の私鉄「日本鉄道」の野望』(以上、交通新聞社新書)、『山手線誕生』『東海道線誕生』の「鉄道誕生シリーズ」、『東京 消えた!全97駅』『東京 消えた!鉄道計画』『消えた! 東京の鉄道310路線』(以上、イカロスMOOK)の「消えた!東京の鉄道シリーズ」など。
  • 戦後の鉄道は日本の経済成長とともに発展してきたが、それとともに鉄道趣味の世界も成長してきた。
    本書は、少年時代より鉄道を愛し、SLブームやブルートレインブーム、
    国鉄消滅、JR誕生などをリアルタイムで体験してきた著者が、
    改めて鉄道趣味の多種多彩なありようを振り返りながら、
    現代の鉄道の楽しみ方を具体的に提言する。“大人世代”になったからこそできる「鉄道を撮る」
    「鉄道に乗る」「鉄道を作る(鉄道模型)」「廃線跡を歩く」「SNSで発信する」はもちろん、
    鉄道×グルメ・音楽などの新しい鉄道の楽しみ方などを解説する。

    ■著者紹介
    池口 英司(いけぐち えいじ)
    1956(昭和31)年東京生まれ。鉄道ライター、カメラマン。
    日本大学藝術学部写真学科卒業後、出版社勤務を経て独立。
    著書に交通新聞社新書『鉄道時計ものがたり-いつの時代も鉄道員の“相棒”』
    などがあるほか、鉄道雑誌などに寄稿多数。
  • 京阪といえば「技術の京阪」「名匠」と呼ばれ、高い技術力を誇る鉄道会社。
    テレビカーや座席が昇降する5扉車、空気ばね台車など、
    日本初となる画期的な取り組みも数多い。
    開業から100年余。そうして常に、きらりと輝く存在感を発揮し続けてきた。
    そんな京阪電車の魅力を、数奇な歴史を交えつつ、
    歴代の名車両や特徴的な駅・施設などを徹底紹介。

    ■著者紹介
    伊原 薫(いはら かおる)
    1977年大阪府生まれ。京都大学大学院都市交通政策技術者。
    『鉄道ダイヤ情報』『旅の手帖』『鉄道ファン』などの鉄道・旅行雑誌や、「Yahoo!ニュース個人」「乗りものニュース」などで執筆。
    著者に『大阪メトロ誕生』(かや書房)のほか、『大阪鉄道大百科』(KADOKAWA)等を監修・メインライターとして手がけた。
    また、グッズ制作やイベント企画、テレビ番組出演、映像コンテンツの監修、地域公共交通のアドバイスなども幅広く行う。
  • 日本の法律では「軌道法」により路面電車は、
    いわゆる一般的な「鉄道」とは明確に区分されている。
    だが、併用軌道を走る「鉄道」も道路上を走らない「軌道」にも存在する。
    そもそも路面電車は古典的な交通機関である一方、
    ヨーロッパでは次世代の都市交通(あるいは都市間交通)として復活しており、
    日本でもそのムーブメントが起こりつつある。
    全国の路面電車が辿ってきた歴史もさまざまで、
    個性派ぞろいの路面電車の世界を、深掘りしつつもわかりやすく紹介している。

    ■著者紹介
    西森 聡(にしもりそう)
    1954年生まれ。旅カメラマン。ヨーロッパ、とりわけドイツやスイスを中心に撮影。
    著書に『ぼくは少年鉄道員』(福音館書店)、『ヨーロッパ鉄道紀行 15日間で6ヵ国をめぐる車窓の旅』(コロナ・ブックス、平凡社)、『そうだったのか、乗りかえ駅』(交通新聞社新書)、執筆の仕事に『世界の車窓からDVDブック』シリーズ(朝日新聞出版)などがある。
  • もうとっくに引退していた……と思っていたら、
    富士急行や長野電鉄、富山地方鉄道、一畑電車ほか全国各地で、
    小田急、東急、西武などのあの懐かしい電車たちが「第二の人生」を送っている。
    こうした元大手民鉄で走っていた電車はどうやって譲渡されているのか? 
    人気の車両は? 維持のための苦労は?……。
    “再就職”先となった地方の民鉄と、健気に走り続ける「名車」たちの今を紹介。

    ■著者紹介
    梅原 淳(うめはら・じゅん)
    1965(昭和40)年生まれ。三井銀行(現在の三井住友銀行)、月刊『鉄道ファン』編集部などを経て、
    2000年に鉄道ジャーナリストとして独立。
    『JRは生き残れるのか』(洋泉社)、『日本の鉄道の歴史 全3巻』(ゆまに書房)、
    『定時運行を支える技術』(秀和システム)をはじめ、多数の著書がある。
    講義・講演やテレビ・ラジオ・新聞等へのコメント活動も行う。
  • 日夜広島市内を走り、市民の足として生活に溶け込み、
    広島を訪れる観光客には、街の魅力を伝える役割も担う広島電鉄の路面電車。
    大正・昭和・平成……時代を超えて100年以上も走り続けるその裏側には、
    全国各地で役目を終えた路面電車が第二の活躍の場所として走っていたり、
    一日平均の乗降客が路面電車では国内最多の利用者数を誇っていたり、
    他にも広島市民さえも知らないエピソードが数多く眠っている。
    本書では、広島の街の発展を見つめ、住む人・訪れた人と日々交わっている広島電鉄の路面電車を探る。
    ■著者紹介
    路面電車を考える会(ろめんでんしゃをかんがえるかい)
    平成5年に「車社会に行きづまった都市の再生を図るため、無公害の路面電車の活用を考え、
    交通体系全般の見直しを図る活動をしたい」との理念のもと広島で発足。
    現在は、会社員、広電OB、大学教授まで広島と路面電車を愛する幅広いメンバー約20名で構成されている。
  • ベストセラー『沿線格差』執筆陣の一人が分析!

    首都圏20駅、全国3大都市14駅の
    これから“伸びる駅”を見極めるポイントとは?

    鉄道ライターだから考案できた独自の基準・「拠点力」をもとに解説!

    新宿駅と品川駅、最強ターミナルはどっち? 渋谷駅と池袋駅、これから伸びる副都心はどっち? 築地駅と豊洲駅、集客力が期待できるのはどっち? 蒲田駅と浅草駅、大人が楽しめる歓楽街はどっち? 梅田駅と難波駅、ターミナルとして将来性があるのはどっち? ……など、利用客の視点からはわからない主要駅の「本当の実力」と将来性を、ベストセラー『沿線格差』の執筆陣の一人で、鉄道ライターとしても知られる著者が、独自の基準である「拠点力」をもとに徹底分析。鉄道と駅の歴史がわかれば、街の見方が変わる。
  • カリスマ「乗りテツ」の旅指南

    あえて遅い列車に乗り、ひとり旅に出よう。車窓の風景に目をこらして、想像をめぐらせばその土地の営みや、過去や未来も見えてくる。鉄道旅の初心者から達人まで、読んで乗って楽しい一冊。
  • その先には進めない本当の終点、そこから先バスやフェリーで乗り継げる終点、さらに不採算路線の廃止で中間駅が終点になった例など、さまざまな終着駅への旅を紹介する。
  • 名古屋駅は東海道新幹線の途中駅といった印象が強いが、
    在来線に目を向けると信州・飛騨・北陸・南紀を結ぶ特急列車も発着している。
    本書は、生まれも育ちも名古屋の著者が、国鉄時代から名古屋人に愛されてきた特急や名古屋駅で見られた
    珍しい列車を、貴重な当時の写真を使いつつまとめた“メモリアル読本”である。
    ■著者紹介
    徳田 耕一(とくだ こういち)
    交通ライター。昭和27年(1952)、名古屋市生まれ。名城大学卒業。
    旅行業界の経験もあり、実学を活かし観光系の大学や専門学校で観光学の教鞭をとる。
    鈴鹿国際大学(現=鈴鹿大学)と鈴鹿短期大学では客員教授を務め、現在は他校で同職。
    鉄道旅行博士、はこだて観光大使(函館市)。主な著書に『名古屋駅物語』『名古屋鉄道 今昔』(交通新聞社)、
    『東海の快速列車 117系栄光の物語』(JTBパブリッシング)。ほか多数。
  • 鉄道と同じく近代に輸入され、発展を遂げてきた近代競馬。
    じつは、鉄道と密接なつながりがある。当書は、競馬場へ行くために乗り降りする駅を“競馬場駅”と称し、
    そのつながりの深さと面白さを、「競馬場駅」をキーワードに繙いてゆく。
    なぜ、あそこに駅があるのか? 
    あの駅は競馬場駅が起源だった、鉄道ファンも知らない競馬場駅行き専用列車が走っていたなど。
    従来の鉄道研究では埋もれていた競馬×鉄道の歴史と歩みを、豊富な資料を交えながら、
    アナウンサーらしい軽妙な文書で紹介する。
    ●目次
    第1章 日本の鉄道と近代競馬 そのはじまり
    第2章 “競馬場駅”はこうしてできた
    第3章 競馬場へ!! 観客輸送のライバル合戦
    第4章 鉄道会社と競馬 ~その工夫とアイデア~ 
    第5章 海外の“競馬場駅” ~日本と似ている駅・似ていない駅~
    ■著者紹介
    矢野吉彦(やのよしひこ)
    フリーアナウンサー。昭和35年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒。昭和58年に文化放送に入社し、主にスポーツ番組を担当。
    昭和58年よりフリーとして活動。プロ野球、社会人野球、メジャーリーグ、バドミントン、Jリーグ、アメリカンフットボール、テニスなどのスポーツ実況を担当。なかでもテレビ東京系の競馬中継番組『ウイニング競馬』のレース実況アナとして長年活躍し、“土曜競馬の声”として、競馬ファンの間で知られる。
  • 青春18きっぷや、秋のJR全線乗り放題パス、北海道&東日本パス、フルムーン夫婦グリーンパス、大人の休日倶楽部パスなどJRの各種乗り放題パスを利用したお得で上手な、そしてユニークな利用法のガイド。1年中、様々な乗り放題きっぷを利用して旅をする「パス鉄」の著者が詳しく解説する。
    ■著者紹介
    小林克己(こばやしかつみ)
    1975年早稲田大学教育学部地歴専修卒。長年国内外の鉄道パスを網羅した列車の旅に終始。『日本全国日帰りフルムーン』(講談社)、『青春18きっぷで楽しむおとなの鉄道旅行』『新幹線・特急乗り放題パスで楽しむ50歳からの鉄道旅行』(いずれもだいわ文庫)など鉄道関係の著作が多い。近著に『台湾みんなが知らないディープ旅』(KAWADE夢文庫)がある。
  • 鉄道ファンや沿線住民をはじめ、多くの人から愛される京急。
    SNSなどでも、その「愛」を語るコメントが、ほかの鉄道会社に比べ目立っている。
    人々を惹きつけるその個性、取り組みとは何か?
    本書では、会社の歴史的“生い立ち”をはじめ、
    車輌や運行など、独自の思想で鉄道事業を展開してきた数々の事例に触れながら、
    京急の真髄に迫る。
    ■著者紹介
    佐藤良介(さとうりょうすけ)
    昭和26(1951)年、神奈川県横須賀市生まれ。以来、京急沿線で暮らす。
    『京浜急行 電車と駅の物語』(吉川文夫共著/多摩川新聞社)、『京急の駅 今昔・昭和の面影』『京急の車両』『京急電車の運転と車両探見』(JTBキャンブックス)ほか、京急電鉄をテーマとした著書多数。
  • かつて多くの球団を鉄道会社が保有していたように、
    古くから密接なつながりがあるプロ野球と鉄道。
    チームの遠征においても鉄道は必要不可欠で、
    新幹線の開業による所要時間の短縮は革命的な出来事だった。
    本書では、黎明期から現在までのプロ野球と鉄道の関わりについて、
    各種資料を検証・考察するとともに、現在球団を保有する
    阪神電鉄や西武鉄道の取り組みなどを紹介。さらに、
    金田正一氏や古葉竹識氏といった往時のスター選手たちが語るエピソードなど、
    さまざまな視点からその深いつながりをひもといていく。
    ■著者紹介
    田中正恭(たなかまさやす)
    昭和30年、神戸市生まれ。甲南大学卒。神奈川県在住。国内鉄道全線踏破のほか、海外27カ国を鉄道旅行。鉄道を中心とした執筆活動を続けている。熱心なプロ野球ファンでもあり、昭和57年から9年間阪急ブレーブス東京応援団として活動した。ブレーブス消滅後は、12球団の試合を観戦し、球場での観戦は1000試合を超える。著書に『われらブレーブス人間』(菁柿堂・共著)、『消えゆく鉄道の風景』『終着駅』(自由国民社)、『夜汽車の風景』(クラッセ)などがある。
  • 日本を、東京を代表する通勤路線の山手線は、グルグル回って90年以上。1周1時間ちょっと、長年29駅で営業してきたけれど、まもなく30駅になります。2020年の東京オリンピックを控え、東京全体が変化していく中で、新駅開業で山手線はどう変わって行くのか? そしてこの10年ほどでどう変わってきたのか? 副都心線が東急東横線と相互直通を開始し、上野・東京ラインも開業。秋葉原や日暮里の乗車人員は増える一方で、渋谷は減少。山手線ではホームドアの整備が進み、6扉車がなくなり、新型車両が導入されつつあるなど、東京での生活に常に話題を提供してくれる山手線の路線・運転・各駅のエピソードを広く採り上げます。

・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。

ページ先頭へ

本を予約しました

※予約の確認・解除はこちらから

予約済み書籍

キャンセル及び解除等

発売日前日以降のキャンセル・返品等はできません。
予約の確認・解除、お支払いモード、その他注意事項は予約済み書籍一覧をご確認ください。